2008年6月 3日


[書]ネットはテレビをどう呑みこむのか - 歌田明弘

昔買ったまま、読むのを忘れていた。テレビ関連の本を読んだのでついでに。

週刊アスキーでの連載を大幅に書き直した物。ただ、いささか古い感がある。とはいえ 2006年の本である。それだけ時代、業界の進行が早いと言うことなのだろう。

放送と通信の融合についてがテーマ。PC というかネット寄りの人。

先の本と同様、ソフトとハードは分離し、ソフト(コンテンツ) はハード(端末) を選ばなくなるだろうというのが著者の主張。

現在のテレビ局はコンテンツはほとんど下請けに丸投げ状態なので、単なる流通業者に過ぎないが、テレビ同様無くなると言われている新聞社は重要だと言うことに気づかされた。

今は新聞社と同様の情報をネットですぐに入手可能であるが、大元の情報は新聞社が雇っている記者、ジャーナリストによって書かれている。もし新聞社が無くなった場合、情報は入ってこなくなるのでは?

イラク戦争の時に、武装勢力に拉致られて問題になった日本人ジャーナリストがいた。国内では、「危険だとわかっているのに何で行くのか」と袋だたき状態であったが、彼らのように危険を冒すジャーナリストがいたからこそ情報が入ってきていた。

そう考えると、現在ネットを流れている、比較的ソースが信頼できるニュースを、ネットで気軽に引用して批評に使っているが、どれだけのコストがかかって記事になっているのかを勘案する必要があるだろう。

忘れていた視点だった。勉強になった。
ネットはテレビをどう呑みこむのか? (アスキー新書 016) (アスキー新書 16)ネットはテレビをどう呑みこむのか? (アスキー新書 016) (アスキー新書 16)
歌田 明弘
アスキー
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