2009年4月10日


[漫画]ちはやふる - 末次由紀

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
末次 由紀
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 万人向け
5 このまぶしい情熱を見よ!
5 感動に打ち震えました
5 面白い!
5 待望の連載

百人一首関連のアプリを作ろうと思い、調べていたら最初に出会った漫画。百人一首がここまでスポーツだということに心底驚いた。この漫画を読むまで正式なルールは知らなかったが、各巻末に簡潔なまとめがあるので、この漫画を読むだけで百人一首の世界観とルールは十分に理解できる。

百人一首の試合では記憶力、聴力、反射神経、戦略においてかなりの能力が要求される。100首を完璧に覚え、各札の配置を把握するという記憶力、最初の 1文字、2文字といった「決まり字」を聞いた瞬間に反応できる聴力と反射神経、そして、特定の札をどこに置くのかという戦略と、完全に高度な頭脳スポーツ。日本固有の遊びであるにも関わらず、ここまで奥深い遊びだということを知らなかった。しかも、級という資格まであることにさらにびっくり。

ストーリーは小学校で百人一首に出会い、憧れの人を追いかけて、百人一首に没頭していく主人公の成長を追った物語。小学校卒業とともに、憧れの人とは離ればなれとなるも、高校生となり、百人一首全国大会の会場で再度邂逅し、これからいよいよ本命登場というところで 4巻終了。

実際の百人一首の躍動感は、動画で見ないとわからないと思い、探してはみたものの、これはという動画は見つけられなかった。

Amazon で特集されてた。




それにしても、作者の末次由紀って人、過去にトレス疑惑というか完全に真っ黒で回収絶版本がかなりあるのに、ここまで盛り返しているのはある意味すごい。

末次由紀氏の盗用(盗作)検証まとめサイト



関連本で、こちらも紹介。

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏
小学館
おすすめ度の平均: 4.5
5 このゆるさがよい
5 万人受けする面白さ
4 斬新なテーマ設定
5 『永字八法』と『九成宮醴泉銘』をおさえてくれたのが嬉しかった!!
5 青春、アミーゴ !

こちらは書道をテーマにした漫画。

書道というと正座したり、正しい姿勢でじっくり丁寧に書くモノだと思っていた。もちろん、そっちが本道。むしろ、パフォーマンス的な書き方が、邪道というか、新しい流れなのかも知れない。作中では、曲を流しながら、その歌詞を巨大な紙に書いていくというパフォーマンスが至るところに出てくる。

記述する文字をアルファべットしか持たない欧米の人達からすると、漢字は文字ではなく、記号や図形として捉えており、そこからアート(カリグラフィ?) に発展させているところを見ると、書道をパフォーマンスという観点から見るのもありなのかも知れない。

本来、筆で文字を書く行為は、筆以外の筆記用具が流通するまでは日常であり、書道はあくまでも日常の行為の延長であった。しかしながら、筆で文字を書くことをほとんどやめてしまった現代において、旧態依然とした書道の形を続けていくことの方が難しいのかも知れず、形骸化の一途をたどっている。アートとして捉えた方がむしろ自然な流れなのかもしれない。もちろん上手い、下手という基準は重要ではあるが。



そういえば、河合克敏の帯ギュは高校の時かなり読んだなぁ。

帯をギュッとね!―New wave judo comic (1) (少年サンデーコミックス)
河合 克敏
小学館
売り上げランキング: 808957
おすすめ度の平均: 4.5
5 アー青春
4 堅実な作風が魅力の柔道漫画


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