2009年6月28日

 

[記録]瑞牆山・十一面岩正面壁・ベルジュエール

今日は十一面正面壁のベルジュエールへ。3年ぶり 2回目。

雨が降るか降らないかの微妙な空模様でしたが、途中で雨に捕まりした。

正面壁へのアプローチは、以前よりも踏跡が明瞭になっており、ケルン等の目印も増えています。この日の末端壁は 10人ほどのクライマーで賑わっておりましたが、正面壁には誰もおらず、完全に貸しきりでした。



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1P目

1P目、以前来たときは荷物を背負っていたこともあって、まともに登れませんでしたが、今日は落ち着いて登れました。

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2P目

個人的には 1P目よりも嫌なスラブ。ワンポイントで思い切りが必要。

3P目以降は、短いクラックを繋ぎ、ロープの流れが悪くなりそうな箇所で適当にピッチを切りました。

面白いポイントは大フレークのピッチと、終盤の歩きのピッチ手前の斜上するクラック。ほか、ハンドからチムニーまで一通りのサイズがそろっているので、諸処に入る歩きがやや残念ではありますが、クラック好きには存分に楽しめるルートです。周辺ルートも含めて、詳細はロクスノ 44号に掲載されています。

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雨が降りはじめ、幻想的な雰囲気に

現在、植樹祭広場を囲む形で鹿対策の電熱線が張られています。ご注意ください。

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2009年6月27日

 

[記録]瑞牆山・カンマンボロン・ワイルド アット ホーム

瑞牆山・カンマンボロンのワイルド アット ホームに行ってきました。

カンマンボロン・大面岩周辺に行くのは初めてでしたが、アプローチの道は明瞭で、特に迷うことなくカンマンボロンに着きました。

周辺は現在開拓中のようで、かなりの数の Fix ロープが垂れていました。



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取付から見上げる

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1P目

1P目はコーナークラックから小ハングを越えスラブへ。ラインはあっているかどうか不明です。ボルトラダーをフリー化したラインとのことでしたので、とりあえずリングボルト沿いに登りました。

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2P目

2P目もコーナークラックからスラブをトラバースして、ワイド - オフウィズスへ。傾斜がそれほどでもないので快適。クラックは埃っぽい。

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3P目

3P目はスラブっぽいフェイス。細かいカチを繋いでいく花崗岩らしいピッチでした。

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4P目。右上が鎌形ハング

4P目は鎌形ハングのヘリを目指してコーナーを直上し、ハングにぶつかったところでハングに沿ったクラックを上がりました。ハングの出口のビレイ点でピッチを切りましたが間違えたかな?

5P目は鎌形ハングから続くクラックを登り、スラブに出たところをテラスまで直上しましたが、スラブのラインが全く分かりませんでした。リングボルトのラインも複数、新しいハンガーボルトもあったりと結局はよく分からないまま。

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6P目

6P目はテラスからチムニーを登り、最後はオフウィズスからハンドサイズのクラック。快適。

時間切れのため、最終ピッチは省略して、同ルートを懸垂で下りました。

終日快晴でいい天気でしたが、気温はそれほど上がることもなく、暑すぎずに快適な 1日でした。カンマンボロンは隣のライン(洞穴ハングルート?) に 1パーティ取付いているようでしたが、他には誰に会うこともなく、閑かなクライミングを楽しめました。

ただ、ラインは、新規に開拓されたライン(Happinet you?) や古いボルトが多数有りわかりにくい状態です。100岩場のトポを参考にしましたが、5P目は全く分かりませんでした。

夜は増富鉱泉で入浴し、いつものように、お~くぼ食堂でご飯でした。


 
 
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2009年6月26日

 

[映画]劔岳 点の記

(2009/6/20 東宝系)
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やりすぎだろと思えるほど大々的に宣伝されている映画、『劔岳 点の記』を見てきました。

原作は新田次郎の同名小説『劔岳 点の記』。監督は木村大作。過去に映画化された新田作品『八甲田山』、『聖職の碑』の両作品にカメラマンとして関わっており、今作品には最もふさわしい監督だと思われます。

カメラマン出身の監督だけあって劔岳周辺の風景描写は抜群。表からも裏からも劔岳が見えるメジャーな場所からの映像はすべて揃っています。特に自然を借景として繰り広げられるドラマは、人物が自然の中に完全に溶け込んでおり、どれも凄く綺麗にまとまった絵となっています。パンフによると、演技指導は皆無だったそうですが、本当に、俳優がただ佇んでいるだけの場面でも絵になっています。逆に人がいることによって、絵がより生き生きとしています。



明治 40年、まだ詳細不明であった北アルプス・劔岳周辺の地形図を作成するため、未踏と考えられていた劔岳に登り、三角点を設置する任に当たった陸軍・陸地測量部の柴崎芳太郎の軌跡を描いた物語。当時、発足したばかりの日本山岳会との劔岳初登争いがメインとなっています。



新田次郎の山岳作品に共通するテーマ「なぜ山に登るのか?」は、純粋に測量官・柴崎芳太郎の足跡を追っている原作には登場せず、映画化された段階で加えられています。危険を冒してまで山に登る理由は、映画の中では、測量部と山岳会で 2パターンに分かれ、測量部にとっては「なぜ地図を作るのか?」、山岳会はそのまま「なぜ山に登るのか?」

地図を作る理由は、明治の人はそんなこと考えないだろうという、非常に現代的、現実的な理由ではありますが、シーンとしてはハイライトであり、この映画のテーマをすべて収斂した形になっています。

反面、山に登る理由は結局分からないままです。まだ山岳会も発足したばかり、一般的に、山登りは、名誉と名声のために山に登る、金持ちの物見湯山的な趣味と見られており、山岳会のメンバーとしても、きちんとした答えを出せず、まだ曖昧模糊とした状態だったのではないでしょうか。

最後に測量隊と山岳会のメンバーがお互いに功績をたたえ合うあたりに、山に登る理由を何とはなしに感じている雰囲気はありましたが。長治郎が言った、「山に登るのは気持ちがいい」というのが、一応の映画としての解でしょうか。



他にも、

自然の美しさは自然の厳しさの中にしかない

人の挑戦する心に勝るものはない

人は何をしたかではなく、何のためにしたかが重要

など、ビジネス書に出てきそうなセリフが多数追加されています。



やや残念だったのはストーリー。短いシーンを繋げただけの、細切れ感が強く、もう一つ。2時間ちょいの尺に収めるには難しかったのかな。原作にはない場面はどれもいいシーンが多いだけにやや残念。長治郎の息子や妻、芳太郎の妻の役割が中途半端でした。 一番最後で

点の記は彼らを支え続けた家族達の記録でもある

と綺麗にまとめてはいますが。






[書籍]もうひとつの劔岳 点の記
(2009/6/17 山と渓谷社)
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今回の映画の公開にあわせて刊行された本。読み物というよりはリファレンス。歴史から登頂ルートまで劔岳にまつわる資料をまとめています。山岳史が好きな方は是非。

参考情報
映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト

関連エントリー
[TV]情熱大陸 - 木村大作 (2008/9/21)


 
 
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2009年6月15日

 

IFSC Climbing Worldcup (B) - Eindhoven 2009

オランダで初めての開催となるボルダリング・ワールドカップの最終戦が、6/12-13Eindhoven で おこなわれ、野口啓代選手が優勝しました。また、今回の優勝で、今シーズンのボルダリング・ワールドカップの総合優勝も同時に決め、ダブル優勝となりました。おめでとうございます。

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今回は、総合ランキングで 2位のアンナが決勝に進出できなかった段階で、総合優勝が決まりました。最終的には 130ポイントの大差をつけ、ぶっちぎりでの優勝となりました。全 5戦中、優勝 3回を含み、すべてで表彰台という結果でした。

第 1戦・日本・加須 - 優勝
第 2戦・オーストリア・Hall - 優勝
第 3戦・オーストリア・Wien - 2位
第 4戦・アメリカ・Vail - 3位
第 5戦・オランダ・Eindhoven - 優勝

また、男子の総合ランキングでは堀創選手が 12位に入りました。
2009 ボルダー男子総合ランキング
1 Kilian Fischhuber 337.5
2 Rustam Gelmanov 296.5
3 Gabriele Moroni 230.5
4 Guillaume Glairon Mondet 204
5 Jonas Baumann 189
6 Stephane Julien 183
2009 ボルダー女子総合ランキング
Akiyo Noguchi 435
Anna Stöhr 309
Natalija Gros 238.5
Chloé GRAFTIAUX 200
Jain Kim 169.5
Yulia Abramchuk 167

2009 ボルダー男子総合ランキング (IFSC)
2009 ボルダー女子総合ランキング (IFSC)

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160分と非常に長いですが、決勝の動画が以下のサイトにアップされています。
IFSC Climbing World Cup Boulder Eindhoven 2009

また、8a.nu に、英語ですが、写真入りのインタビューが掲載されています。
The secret is training 6 days a week at the home made wall her father has built. (8a.nu)



男性陣は、堀創選手が 13位、茂垣敬太選手が 20位という結果でした。

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堀創選手

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茂垣選手

Eindhoven 男子最終リザルト
Eindhoven 女子最終リザルト

参考情報
WCBオランダ★予選 (★NOGUCHI AKIYO★)
WCBオランダ★準決勝 (★NOGUCHI AKIYO★)
WCBオランダ★決勝 (★NOGUCHI AKIYO★)

首の皮一枚... (Flashman)
あ〜〜 (Flashman)

BWC最終戦・オランダ! (裏欧州情報局通信)
祝 BWC Eindhoven 優勝! (裏欧州情報局通信)

関連エントリー
IFSC Climbing Worldcup(B) 加須 2009 (2009/4/12)
IFSC Climbing Worldcup(B) Wien 2009 (2009/6/3)
IFSC Climbing Worldcup (B) - Vail 2009 (2009/6/8) - 動画追加


 
 
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2009年6月13日

 

明星山P6南壁・五月ルート

朝食の最中に、雷の音がしたと思ったら、激しい雷雨。雨は 30分ほどでやみ、陽が差してきたので、壁が乾くまで車の中で昼寝。昼頃から、4ピッチと短い五月ルートに取付きました。クライマーは他にはおらず壁は完全に貸しきりでした。

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明星山P6南壁。五月ルートは左端。

アプローチの沢は、いつもは徒渉していました。特に増水している気配はありませんでしたが、使えそうなチロリアンが残っていたので、利用して対岸に渡りました。

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チロリアンブリッジ

五月ルートの取付は左岩稜と同じ。

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1P目はほとんど木登り

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2P目もバンドに沿って登る。相変わらず脆い。

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3P目が核心。クラックに土が詰まっていたり、ブッシュが生えていたりと悪い

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4P目

4P目の後、緩傾斜帯をもう 1ピッチ伸ばして左岩稜に合流し、左岩稜を懸垂で下りました。

夜は糸魚川に出て魚三昧。



日曜は Jadeルートに取付く予定でしたが、夜半から結構雨が降っていたようで、壁はびっしょり。雨は全くやむ気配がなかったので、早々と撤収しました。

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ガスガスで晴れる気配は全くなし


 
 
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2009年6月11日

 

[会報]guddei 2009 Summer

(2009/6/1 好日山荘
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guddei は好日山荘が発行している小冊子というかパンフレット。全 10ページ。今号では平山ユージさんが巻頭インタビューで登場しています。

内容はこれまでのクライミングを振り返り、ポイントとなった箇所を解説。檜谷さんとの出会い、アメリカツアー、ヨーロッパに移住してのコンペ転戦、サラテオンサイトトライ、再び日本へ、などなど。

最後はクライマーへのメッセージで〆めています。

どんどん山に行きましょう!

このパンフレットは 100円と表記されていますが、好日山荘の店頭にて無料で配布されています。

平山さんのブログを見ていると、ここ最近はクラックを中心に登られているようです。やっぱりターゲットはカナダのアレでしょうか。


 
 
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2009年6月10日

 

三鷹ジム

東京の三鷹駅前に 6月 1日にオープンした「三鷹ジム」に行ってきました。

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JR三鷹駅から徒歩 1分のオフィスビルの地下にあるジムで、非常にこじんまりとした作りになっており、プライベートジムと大差ない感じでした。課題のセットは B-Pump のスタッフの方にヘルプしてもらったとのことでした。

オープン直後ということもあり、店内もホールドも非常に綺麗です。ただ、まだ課題ファイルもきちんとしたモノはないため、設定されている課題は少なく、1度行けばほぼ登り尽くせてしまうでしょう。

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営業時間
平日    12:00~23:00
土日祝日 10:00~21:00

利用料金
初回登録料   1,000円
使用料(2時間)  1,500円
延長30分毎    200円


首都圏の中央線沿線にあるジムはこれで 7店目です。

八王子・VAC バーチ
西国分寺駅・ランナウト
三鷹駅・三鷹ジム
吉祥寺駅・ISARA
吉祥寺駅・VOLNY
荻窪駅・B-PUMP
中野駅・J&S

激戦区です。


 
 
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