落ちこぼれてエベレスト
(2003/1/25 野口 健著 集英社文庫)
成田空港をぶらぶらしていたときに見つけ、行きの機内で読んだ本です。野口さんに関しては噂や偏見しか持っていなかったため、一度きちんと著書を読まないとなぁと考えていたのでいい機会でした。
本書は 7大陸最高峰に登るまでを、生い立ちから振り返って書いたもので、最後に登ったエベレスト登山の描画をところどころに交えつつ、各登山に関して触れられています。
登山の大半はかなりでたらめで、強引な感は否めません。付き合う方はかなり大変だったろうなぁと思います。無謀登山と冒険を履き違えているところもあります。
ただ、野口さんは、かなり強引なところもありますが、目標を設定し、その目標に対するアプローチの仕方、行動力は非常に優れていると思います。その行動力、バイタリティがこれまでの活動にある程度の成功をもたらしているのでしょう。
エベレスト登頂以降の彼の活動に関しては、偽善だとかやらせだとかいろいろ言われていますが、個人的には賛同できます。山での清掃活動やシェルパ基金、レンジャーの育成などこれまであきらめ感の方が強かった活動を積極的にやっているところは評価できると思いますし、政治的にはかなりの逆風で、壁にぶつかっていますが、動かないこと、動いてみないことには何も始まらないでしょう。登山家という肩書きには疑問が残りますが今後の動きに期待したいところです。
参考情報
新・野口健公式WEBサイト
おまけ
今日はアトランタから飛んできた同僚と合流し、本社のオフィスに顔を出して軽く仕事をし、その後何故かこっちの寿司屋に。たらふく飲み、たらふく食べてホテルに戻りました。山度ゼロの生活です。




