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Yosemite 4日目(9/20) : Royal Arche

6:00 起床
今日は前 2日と違っていい天気。朝食はパンと缶詰のスープとコーヒー。

今日は Royal Arch の Royal Arches にトライ。これもマルチのロングルート。ショートルートは日本でも登れるからということで今回はロングルートばかりを選んで登りました。しかしこのルートは登っている時もおかしいと思ったのですが、今トポと写真を見直しても 1P目からしてまったく違うところを登っています。

Royal Arch 赤線が登ったライン
Royal Arch 赤線が登ったライン

【Royal Archs @Royal Arch 5.10b 16P 420m】
[アプローチ]
アプローチは Ahwahnee Hotel の駐車場から 5分ほど歩いて取り付き。近い!! しかし実は間違った取り付き。

[??? 1P目 5.8 30m えのきどリード]
苔むしたチムニーから始まる。苔むしているし、水が流れていて濡れてるし、クラックの中も落ち葉や土が詰まっていて、登られている形跡がまったくない。最初左のスラブから取り付きましたが途中で上がれなくなり、ロワーダウンして登りなおしました。チムニーを抜け水が流れる階段状の岩場を上がったところの木でビレイ。

1P目 苔苔
1P目 苔苔

[??? 2P目 5.9 45m 翔太リード]
Royal Arches のトポだと 70m ほどテラスを歩いて 2P目に取り付くことになっています。実際に間違ったルート取りをしたにもかかわらず、同じような地形でした。50m ほど歩いてから行き止まりのオフウィズスに取り付く。残置のロープだらんと垂れていました。ワイドクラックをずりずりと奮闘的なムーブで上がって行くが、セカンドで上がっていても怖い怖い。しかも、クラックの溝の奥を水がジャージャー流れているし、普段水が流れているスラブサイドはつるつるに磨かれていてフリクションが全く効かない。しかも翔太がオフウィズスの途中で動けなくなってしまったので、いったんカムでビレイ支点を作ってもらいピッチを切る。セルフを取ってもらい、一旦ロープをはずしてあたりをうろついてトポと照合するが早くも 2P目でどこに居るのか完全にロストしてしまう。1P目から違っていればそりゃ違うわな。

2P目  2P目
2P目

[??? 3P目 5.9 40m えのきどリード]
オフウィズスはさらに 10m ほど続くが、プロテクションは取れなさそうだし、ムーブも怖いので、オフウィズスを強引に抜ける。が、抜けるところのクラックのワンムーブがムズイ。フェイスに出てからもクラックをつないで登っていくが所々ムーブが際どく、テラスに上がったときは本当にほっとした。上りきったテラスの立ち木でビレイ。

[??? 4P目 5.7 60m 翔太リード]
とりあえずテラスをトラバース気味に階段状のところを 60m 上がる。

4P目
4P目

[??? 5P目 5.7 50m えのきどリード]
もう完全に現在地をロストしていたのでどこでも登れそうなところを登ろうとのことでライン取りは適当。テラスを行き止まりまでトラバースして藪に突っ込み、藪の中のハンドクラック-オフウィズスを上がる。オフウィズスがプロテクションを取れずランナウトするのでやや悪い。

[??? 6P目 5.7 50m 翔太リード]
藪の中をひたすら上がる。岩登りと言うより藪こぎに近い。しかも空気が乾燥しているからか、立ち木や植物も乾燥しており、大丈夫だと思う太さの木の枝もパキパキ折れて怖い。

[??? 7P目 5.10a 50m えのきどリード]
藪を抜けて、ハンドクラックを 10m ほど登ってフェイスを変えてさらに 5m ほどハンドクラック。フェイスを変える箇所のムーブが難しかった。核心はそこから 25m ちかく続くどでかいルーフ状に斜上するチムニー。プロテクションが途中からぜんぜん取れないので、精神的にぎりぎりで死ぬかと思った。バックアンドフットでとにかく少しずつずり上がる。抜けないことには降りれないのでとにかく集中集中。チムニー内はどろどろだし、ところどころある薄いフレークも、実は泥が固まっただけで、花崗岩も風化しておりぼろぼろはがれてまったく信用できない。登られている形跡は全くなし。抜けたときはほっとして腰が抜ける寸前。涙出てきた。

7P目
7P目

7P目を終わったところで突然の雷。渓谷中に反響するのでかなり怖い。フェイスを登っているクライマーの嬌声も聞こえてくる。しかも視界がなくなるほど激しく雹が降り始めスラブは一面の滝。幸いルーフの下にいるので濡れることはないが結構怖い。

突然の雹
突然の雹

疲れ果てたし、壁も滝なのでここで終了とする。終了点の木から 60m ロープ 2本の懸垂 5ピッチで地面へ。下降中に緩んでいた支点のボルトのナットを締めたらねじが途中から腐っていたようでぽろっと取れちゃいました。おーこわっ。

取れちゃった支点
取れちゃった支点

帰りに 1P目に残置してしまったナッツを翔太に回収してもらう。1P目は左の方から歩いて回り込める感じでした。

結局どのルートを登っていたのかまったくらわからない状況でしたが、写真を見ると高度的に半分以上は登っている模様。かなり充実した 1日でした。駐車場に着いたときは 17:00 でした。

帰りに Mountain Shop に寄って、落としてしまったナッツを補給しました。

Mountain Shop
Mountain Shop

夕飯はチキンスープライスとコーヒー。


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