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Yosemite 5日目(9/21) : Washington Column 1日目

7:00 起床
今日もいい天気。朝食はインスタントラーメンとパン。

Yosemite に来たらエイドにも行こうという事で、エイドの入門ルートである Washington Column の South Face に行きました。先日行かれたカルパッチョの記録を参考にしました。ありがとうございました。

【South Face @Washington Column V 5.8 C1 10P 380m】
[アプローチ]
Ahwahnee Hotel の駐車場から埃っぽい Hourse Trail を 15分ほど歩き、サイクリングロードが右に離れて行くあたりから左手の踏み跡(Climber Trail) に入っていくと取付きとのことでしたが、見落としました。Topo にも "Most parties will not find this climber trail their first time." とあるようにはまりました。とはいえ適当に Washington Column に向かって上がっていけば岩場に着きます。大分右についてしまったので 200m 程基部を左にトラバースしました。下りに確認したアプローチは、サイクリングロードが右に離れていくあたりから左手にワイヤーが 2本走っているのが見えてきます。そのワイヤーが 180cm くらいまで下がってきた辺りにある踏み跡をたどって行けば適宜ケルン、顕著な踏み跡があるのでわかると思います。Climber Trail に入るとすぐに看板があります。

Climber Trail への入り口 看板
Climber Trail への入り口と看板

取付付近から丘みたいなところを 4級程度の登りで 1P目の取付になります。Southe Face には先行の 1パーティが確認できました。またSkull Queen にも 1パーティいました。この壁はエイドの入門ルートらしく Yosemite でも一番混むそうです。

では 行きますよ
では 行きますよ

[South Face 1P目 5.8 36m えのきどリード]
もともと C1 のつもりなのでギア満載の状態ではありますが、がんばってフリーで超えちゃいました。ハンドクラックをレイバックで直上し、一旦テラスに出て、さらにハンドクラックを 5m 程登り、ぶつかったルーフにそってトラバース。トラバースが結構難しく、悪い。終了点には木が生えており広いテラスになっている。端のクラックにカムでビレイ点を作って荷揚げと Fix。傾斜がないので荷物は引っかかりまくり。ユマーリング & クリーニングで上がってくる翔太に荷物を突っつきながら上がって来てもらう。このピッチは左のスラブからも回り込め、こっちの方が簡単でグレードは 5.6。

1P目のクリーニング
1P目のクリーニング

[South Face 2P目 C1 30m えのきどリード]
最初翔太にリードしてもらうがまったく無理。エイドのリード経験自体皆無なので C1 は当然無理でしたね。反省。なので、リードを交代する。初めての C1 で勝手が良くわからないが、とりあえずカムの掛け替えで上がっていく。あとで他のパーティの様子を見てると、掛けかえではなく、決めたカムやナッツはそのまま中間支点にして残して行く模様。そっちの方が時間を短縮できるし安全ですね。勉強不足。

ルート途中で、乗っていたアブミを掛けていたカムがすっぽ抜け、5m ほど落ちる。右手で中途半端にクラックにハンドジャムを決めていたので、右手は血だらけでスプラッタ。しかも、片足があぶみに引っかかり、完全にひっくり返る。情けなぁ~。が、くじけている余裕もないのでとにかく慎重に掛け替えで 30m 上がる。2P目終了点はペツルボルトが 3つ。荷揚げと Fix、ユマーリング。

荷揚げ中
荷揚げ中

[South Face 3P目 5.8 30m 翔太リード]
簡単そうなので、持ち上げるギアをセーブして翔太にフリーでリードしてもらう。時間はかかるが少し上がって今日のビバーク予定地の Dinner Ledge に到着。

3P目リード中 荷物を追いながら登る
3P目リード中 / 荷物を追いながら登る

テラスは大盛況。4P目、5P目をそれぞれ 1パーティがリードしており、さらにテラスにも 1パーティ 4人いる。これ以上上がるのは無理なので、テラスの空いている隅のほうでビバーク準備。隅だからか少しアンモニアくさい。テラスにはロープが 1本 水平に Fix されており、荷物をかけるのに便利。ツエルトを張るスペースはないものの、天気は安定していそうなので雑魚寝を決め込む。

最初のビバークポイント
最初のビバークポイント

夕飯は水だけで作れる野菜スープとコーヒー。

夕飯を終え、しばらくすると先ほどの 4人パーティが下山準備を始めている。先行パーティが遅いらしく、このルートはあきらめて今日中に下山するとのこと。残りにスポーツドリンク(?) もどきの水を 2L ほどもらう。彼らはオーストラリアから来ており、余り時間がないとのこと。なぜかドイツ語で会話をしていた。他にも 1パーティ下山していった。

4P目核心のハング
4P目核心のハングを超えるオージー。フリーで超えて行っちゃったよ。すげ~。

隣を見ると Skull Queen を登るパーティが見えました
隣を見ると Skull Queen を登るパーティが見えました

4人がいなくなったので、壁際のよさげな場所まで移動してツエルトを張る。上の方ではまだ登攀作業が続いているようなので、落石に気をつけできるだけ壁際で座っていました。過去に上のピッチからの落石をこのテラスで受けて、死亡事故が発生しているそうです。

ビバークポイント
ビバークポイント

19:00 頃になって先行の 2人組が降りてくる。5P目途中まで登って Fix してきたらしい。天気は安定しており、暖かい夜でした。目の前がハーフドームでなんだか贅沢な感じ。

残照の Half Dome
残照の Half Dome


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