北ア・錫杖岳 1日目 : 3ルンゼ
今週は山岳会の会山行で錫杖岳へ。当方がリーダーで、近藤さん、久門君、山岳会見学の荒木さんと木田さんの 5名で出発。
アプローチ
久門君が遅刻したものの 23時 15分に調布駅前を出発し、中央道、安房トンネルを経て新穂高温泉槍見荘付近の駐車場に付いたのは 3:00。すぐにテントを 2つ張って就寝。
7時に起床し、朝食を取って、8時前に出発。槍見荘の裏から登山道に取り付いたときに、久門君が、戻ってくると思って宿泊道具を車にデポしてきたことが発覚。車に戻って荷物を取ってきてもらう。アホ。40分ロス。
のんびり歩いて、10:00 にクリヤ岩舎到着。途中の 2箇所の渡渉も特に問題なし。天気は快晴で、ここまで残雪は無し。柔らかい新緑に錫杖の岩搭群が映えてる。

渡渉箇所は問題なし
今日は近藤 + 木田さんパーティと榎戸 + 久門 + 荒木さんパーティに分かれて登ることに。協議の結果、両パーティとも 3ルンゼを登ることにする。

錫杖岳前衛壁 切れ込んでいる箇所が 3ルンゼ
クリヤ岩舎にテントを 2つ張り、いらない荷物をデポして出発。アプローチは夏の踏み後が残っており、ひどい藪漕ぎもなく、3ルンゼ取付へ。3ルンゼの手前 100m くらいに雪渓が残っており、キックステップでステップを切りながら登る。荷物は取り付きに残置。取付で準備中に当方はクライミングシューズをシュルンドに落としてしまうが、無事回収でき、事なきを得る。ふー危ない危ない。
【錫杖岳 3ルンゼ】
[1P目 : 近藤パーティ 11:45 スタート、えのきど。パーティ 12:15 スタート]
近藤さんパーティの方が早そうだったので、先に行ってもらう。こっちのパーティは荒木さんがクライミング 2回目、久門君が久しぶりということで全ピッチ当方リードで取り付くことにする。ので気分はフリーソロ。
久しぶりの乾いた岩のアルパインで緊張するも、スタートするとすぐに感覚を思い出す。1P目の出 だしがびしょびしょで少し悪いものの、靴のフリクションが結構効いて、濡れはするもののど真ん中を豪快に越えて行けて気持ちがいい。去年の GW に見たときは滝になっていたので、まだましかな。濡れている箇所を抜けてしまえば、簡単な斜面をロープ一杯伸ばし、2P目も継続した F2 を越えたところでピッチを切る。

3ルンゼ 1P目 びしょびしょ
[2P目]
2P目も同様な感じのピッチ。残置は豊富なので困らないし、簡単。35m 程でピッチを切る。エイリアンを持ってきたので、折角だから使ったら、久門君に "何ですかあれ" と言われ残置される。(T_T) 帰りに回収。
[3P目]
側壁が迫ってきてルンゼっぽくなってくる。チョックストーンを下からくぐるピッチ。30m程。
[4P目]
核心 1。トポだと IV A0。ルンゼ右の側壁に冬用と思われるスリングが汚らしく垂れている。先行は A0 で越えたようだが、フリーでトライ。出だしがちょっと悪いものの、フリーで越えれる。5.10a/b くらい? 全体に右の側壁をトラバース気味のピッチで、滝の抜け口にチョックストーンがあり左から大きく屈曲して抜けるので、後続のこと、ロープの流れを考えると結構頭を使わされるピッチ。初心者注意。変なところで落ちると振られて側壁に激突します。荒木さんも久門君もかなり苦労しつつ、時間は掛かるも A0 で超えてくる。25m。
[5P目]
核心 2。IV A0。チョックストンがハング状になっているので、ルンゼ左の側壁から登るピッチ。ここも冬用と思われるスリングの花がハーケンに咲き乱れている。ここも頑張ってフリーで越える。足さえ決められれば、特に問題なし。5.10- くらい。予想通り荒木さん、久門君は苦労するも A0 で抜ける。25m。
このピッチの終了点で終了点から懸垂してきた近藤パーティとすれ違う。当初は一緒に降りる予定でしたが、天気は曇り、風も出てきて寒かったとのことで先に降りて行きました。

振り返ると焼岳と新穂高温泉
[6P目]
ただの藪にしか見えなかったので省略して降りてもいいかなとも思っうも、"終了点まで行く価値ありますよ" ということだったので終了点まで登る。最終ピッチは支点が取れないので、ノーピンで終了点まで 30m 程。
終了点到着、16:50。前言どおり終了点からの景色が素晴らしい。目の前に抜戸岳と槍穂の稜線が広がる。去年の GW にはあそこにいたんだなぁと考えると感慨深い。左手には今年初登されたグラスホッパールートが見える。

抜戸岳と槍穂の稜線
すぐに下降の準備をして下降に入る。1度、投げたロープが 1m程の枯れ木に引っかかり、引っ張ったら根こそぎ抜けて、轟音と共に落ちて行き、危うく近藤パーティを殺すところでした。明星の中央バンドほどではないにしろ、ところどころにガレ場があるので、ロープの回収時や摺れるときの落石は避けられないので、同ルートを登っているパーティがいる際は、終了点の裏から降りた方が無難。4ピッチで取付に戻る。取付に付いたときは 19:00 で日没。
デポを回収してヘッドライトを付けて慎重に下る。雪渓はガチガチで滑落するのが怖かったので、雪渓脇の藪を下る。雪渓が切れたところでルートに戻る。最後の詰めで道をロストするも大きくは外れていないので、問題なくクリヤ岩舎に戻る。20:00。近藤パーティも雪渓を嫌って藪を下ったようです。
近藤パーティとは 1時間近く差ができたようで、木田さんが焚き火を起こしていた。すぐに夕飯を作り、お酒やつまみも大して持って来なかったので 21:30 には就寝。

こじんまりと焚き火
天気や壁の条件は最高なのに、他にパーティはおらず完全に貸切状態でした。
アプローチ
久門君が遅刻したものの 23時 15分に調布駅前を出発し、中央道、安房トンネルを経て新穂高温泉槍見荘付近の駐車場に付いたのは 3:00。すぐにテントを 2つ張って就寝。
7時に起床し、朝食を取って、8時前に出発。槍見荘の裏から登山道に取り付いたときに、久門君が、戻ってくると思って宿泊道具を車にデポしてきたことが発覚。車に戻って荷物を取ってきてもらう。アホ。40分ロス。
のんびり歩いて、10:00 にクリヤ岩舎到着。途中の 2箇所の渡渉も特に問題なし。天気は快晴で、ここまで残雪は無し。柔らかい新緑に錫杖の岩搭群が映えてる。

渡渉箇所は問題なし
今日は近藤 + 木田さんパーティと榎戸 + 久門 + 荒木さんパーティに分かれて登ることに。協議の結果、両パーティとも 3ルンゼを登ることにする。

錫杖岳前衛壁 切れ込んでいる箇所が 3ルンゼ
クリヤ岩舎にテントを 2つ張り、いらない荷物をデポして出発。アプローチは夏の踏み後が残っており、ひどい藪漕ぎもなく、3ルンゼ取付へ。3ルンゼの手前 100m くらいに雪渓が残っており、キックステップでステップを切りながら登る。荷物は取り付きに残置。取付で準備中に当方はクライミングシューズをシュルンドに落としてしまうが、無事回収でき、事なきを得る。ふー危ない危ない。
【錫杖岳 3ルンゼ】
[1P目 : 近藤パーティ 11:45 スタート、えのきど。パーティ 12:15 スタート]
近藤さんパーティの方が早そうだったので、先に行ってもらう。こっちのパーティは荒木さんがクライミング 2回目、久門君が久しぶりということで全ピッチ当方リードで取り付くことにする。ので気分はフリーソロ。
久しぶりの乾いた岩のアルパインで緊張するも、スタートするとすぐに感覚を思い出す。1P目の出 だしがびしょびしょで少し悪いものの、靴のフリクションが結構効いて、濡れはするもののど真ん中を豪快に越えて行けて気持ちがいい。去年の GW に見たときは滝になっていたので、まだましかな。濡れている箇所を抜けてしまえば、簡単な斜面をロープ一杯伸ばし、2P目も継続した F2 を越えたところでピッチを切る。

3ルンゼ 1P目 びしょびしょ
[2P目]
2P目も同様な感じのピッチ。残置は豊富なので困らないし、簡単。35m 程でピッチを切る。エイリアンを持ってきたので、折角だから使ったら、久門君に "何ですかあれ" と言われ残置される。(T_T) 帰りに回収。
[3P目]
側壁が迫ってきてルンゼっぽくなってくる。チョックストーンを下からくぐるピッチ。30m程。
[4P目]
核心 1。トポだと IV A0。ルンゼ右の側壁に冬用と思われるスリングが汚らしく垂れている。先行は A0 で越えたようだが、フリーでトライ。出だしがちょっと悪いものの、フリーで越えれる。5.10a/b くらい? 全体に右の側壁をトラバース気味のピッチで、滝の抜け口にチョックストーンがあり左から大きく屈曲して抜けるので、後続のこと、ロープの流れを考えると結構頭を使わされるピッチ。初心者注意。変なところで落ちると振られて側壁に激突します。荒木さんも久門君もかなり苦労しつつ、時間は掛かるも A0 で超えてくる。25m。
[5P目]
核心 2。IV A0。チョックストンがハング状になっているので、ルンゼ左の側壁から登るピッチ。ここも冬用と思われるスリングの花がハーケンに咲き乱れている。ここも頑張ってフリーで越える。足さえ決められれば、特に問題なし。5.10- くらい。予想通り荒木さん、久門君は苦労するも A0 で抜ける。25m。
このピッチの終了点で終了点から懸垂してきた近藤パーティとすれ違う。当初は一緒に降りる予定でしたが、天気は曇り、風も出てきて寒かったとのことで先に降りて行きました。

振り返ると焼岳と新穂高温泉
[6P目]
ただの藪にしか見えなかったので省略して降りてもいいかなとも思っうも、"終了点まで行く価値ありますよ" ということだったので終了点まで登る。最終ピッチは支点が取れないので、ノーピンで終了点まで 30m 程。
終了点到着、16:50。前言どおり終了点からの景色が素晴らしい。目の前に抜戸岳と槍穂の稜線が広がる。去年の GW にはあそこにいたんだなぁと考えると感慨深い。左手には今年初登されたグラスホッパールートが見える。

抜戸岳と槍穂の稜線
すぐに下降の準備をして下降に入る。1度、投げたロープが 1m程の枯れ木に引っかかり、引っ張ったら根こそぎ抜けて、轟音と共に落ちて行き、危うく近藤パーティを殺すところでした。明星の中央バンドほどではないにしろ、ところどころにガレ場があるので、ロープの回収時や摺れるときの落石は避けられないので、同ルートを登っているパーティがいる際は、終了点の裏から降りた方が無難。4ピッチで取付に戻る。取付に付いたときは 19:00 で日没。
デポを回収してヘッドライトを付けて慎重に下る。雪渓はガチガチで滑落するのが怖かったので、雪渓脇の藪を下る。雪渓が切れたところでルートに戻る。最後の詰めで道をロストするも大きくは外れていないので、問題なくクリヤ岩舎に戻る。20:00。近藤パーティも雪渓を嫌って藪を下ったようです。
近藤パーティとは 1時間近く差ができたようで、木田さんが焚き火を起こしていた。すぐに夕飯を作り、お酒やつまみも大して持って来なかったので 21:30 には就寝。

こじんまりと焚き火
天気や壁の条件は最高なのに、他にパーティはおらず完全に貸切状態でした。


コメント (2)
山から会社直行で夜中から仕事しているので記録は今晩までちょい待ち。そろそろ少し寝たい・・・。トイレ行こう・・・。
投稿者: えのきど。 (2005年05月23日)
早くblog書いて~~~。
投稿者: mot (2005年05月23日)