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西伊豆・海金剛・ネービーブルーに抱かれて

今年はアメリカンエイドをきちんとマスターすることが課題の一つ。前進のためのエイド技術を身につけるということではなく、できる限りフリーにこだわり、ほとんど支点のないルートでも、その過程でピトン等できちんと支点を作る、回収する技術を身に付けることが目的です。ただ Yosemite をはじめとする、Big Wall では、世界を見渡してもフリーで登れる人は数人しかいないので、凡人としてはエイドの技術に頼らざるを得ず、どうしてもアメリカンエイドの技術は必要になります。

金曜の夜中に横浜を出発し、休みながらかーばたさんに運転してもらって、雲身のキャンプ場に着いたのは 7:40。朝食取ったりギアの準備をしているうちに木下・杉本ペアも到着。

アプローチが核心とのことだったので、木下さんたちの準備を待って一緒に出発。踏み跡は明確なものの草が生い茂っていて、途中細かく踏み跡が分かれていたりして、初めて行く場合は結構大変かもしれません。現に当日他に入っていたパーティはアプローチで 4時間近くさまよっていたらしいです。

取付への懸垂ポイント
取付への懸垂ポイント

アメリカンエイドのルートは当方は今回が初めて、かーばたさんも先週木下さんと錫杖の Anniversary、瑞牆の大面岩北稜会ルートに行ったのみだったので、ほとんど初めてに近い状態。ので、今回は比較的簡単なアメリカンエイドのルートである "ネービーブルーに抱かれて" に行きました。

木下さんたちは、杉本さんがアメリカンエイドは初めてだということだったそうですが、"赤道小町" を上がるということでした。

【1P目 えのきど。リード】
ブッシュから凹角を 40m 程。支点はブッシュから取れるものの、凹角のスラブがちょっと怖くて、アングルを 1枚使いました。回収時に岩ごとはがれたらしいです。赤道小町の凹角との分岐でピッチを切りました。

【2P目:かーばたリード】
伸びてる凹角をそのまま辿り、どん詰まりで左の中央稜に出て階段状のスラブを少し上がってピッチを切りました。

2P目 フォロー中
2P目 フォロー中

【3P目:えのきど。リード】
階段状のスラブを左上気味に上がり、左に見える逆 V字ハングへ。が、ロープが足らず、逆 V字ハング手前でピッチを切りました。

3P目
3P目

【4P目:かーばたリード】
逆 V字ハングをフリーで超え、その上の浅い凹角に走るクラックをネイリングで右上して下部要塞の脇へ。逆 V字ハングは抜け口にハンドジャムがばっちり決まるのでそれほど難しさは感じないものの、クラック脇の浮石が多く、抜けそうで不安。またユマールを持ってこなかったので、ネイリングセクションの回収にかなり苦労しました。このセクションではアングル 2本、ロストアロー 4番、6番、バガブー 4番を使用。

逆V字ハングはフリーで超える
逆V字ハングはフリーで超える

4P目のネイリングセクション
4P目のネイリングセクション

【5P目:えのきど。リード】
上部要塞の下部までの階段状の岩場を上がる。

5P目
5P目

【6P目:かーばたリード】
最終ピッチ。トポの "ワイドクラック" という記述にだまされて、上部要塞右脇のもろいガリー(VAGABUNDO の最終ピッチ) を上がってしまいました。上部要塞やや右に走っているクラックはどー見てもハンドからフィストサイズだよなー。

最終ピッチをフォローで上がるときに木下パーティも上がってきたので、終了点で上がってくるのを待って一緒に懸垂で降りました。

赤道小町最終ピッチを上がってくる木下パーティ
赤道小町最終ピッチを上がってくる木下パーティ

が、懸垂 3P目のロープ回収時にロープの末端が松の木に複雑に絡まってしまい、いくら引っ張っても落ちてこない状態に。ロープ 1本は手元にあったので、杉本さんにビレイをしてもらって、右の方の傾斜の緩い箇所を登っていきましたが、途中で詰まってしまい、仕方無いので、明日回収することにして、ナイフブレード 1番を 2枚残置して懸垂で降りました。うーん、情けない。ただ支点を作るために途中で打ったペッカーの小と大の効きが確認できたのは収穫でした。

黒潮ロック。奥は山岸さん開拓の裏参道・・・がある岩
黒潮ロック。奥は山岸さん開拓の裏参道・・・がある岩

そんなこんなで取付に戻ったのは 18:30 でした。帰りは日没との競争でしたが、雲見キャンプ場に戻ったのは 19:30 ですでに真っ暗でした。ヘッドライトを持っていくのを忘れたので、帰りの道は滑りまくりで苦労しました。

夜は近くのスーパーで半額になっていた寿司や惣菜を大量に買い込んで近くの道の駅で宴会。駐車場で寝ました。

スーパーで惣菜を買いあさって宴会
スーパーで惣菜を買いあさって宴会


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