ROCK&SNOW No 29 2005 秋号
(2005/9/2 山と渓谷社)

今回は初めて DVD が添付され、値段も通常より 200円高いだけで結構お得です。やはりフリーの記事が中心で、野上さんも書かれてますが、スポーツクライミングは完全に雑誌を分けてしまった方がいいというのは同感です。ただ時々リンクすることがあったりして微妙なんですよね。
今回気になった特集は先日の世界選手権、デナリ周辺での横山&一村ペアのクライミング、アイスアックスの特集、小笠原夫妻へのインタビュー、竹内さんのシシャパンマ縦走です。
■The World You Can Change 世界選手権+ワールドカップ+ワールドゲームズ
ほぼリアルタイムで見ていたので、結果だけはすぐにわかりましたが、選手へのインタビュー、木村さん、平山さんの詳細レポートはより深く知る上で勉強になります。
特に野口選手へのインタビューは面白かった。以前にもインタビューされることはありましたが、インタビューアの誘導に "うん"、"はい" などとうなずいているだけでほとんどインタビューになっていませんでしたが、今回はきちんと形になっています。"将来の夢は?" に対して "クライマーを続けることですね" という返事が印象的です。左上の小澤さんの写真もグー。
同様に小林選手のコメントも最近はしっかりしてきました。Mammut の Top News にも出ていました。
平山さんは、まだもやもやしているようですが、次の世界選手権には出場されるのでしょうか? 先日日本のボルダーコンペに出て周りをびっくりさせているので、もしかしたら 2年後に向けて始動したのかもしれません。
■GET THE DIAMOND
デナリ南壁「デナリ・ダイヤモンド」第 3登
ハンティントン南西壁新ルート「志士」
やっぱり冒頭での記述が強烈ですが、記録が少ない大岩壁を登る場合はこのくらいの意気込みが無いと駄目なんでしょうね。
"与えられた情報をそのまま壁に求める。地形、支点、氷の有無、グレード・・・・。それはもはや壁を登るのではなくて、ルート図を登る行為にほかならない。"
もちろんこれを鵜呑みにしていたら命がいくつあっても足りないわけですが、理想ではあります。5000-6000m での Mixクライミングが夢です。
アイスアックス・フィールドインプレッション
"次号となるとすでにアイスのシーズンに突入してしまっているので" となっていますが、ここ最近の暖冬の影響で 12月の頭ではまだほとんどアイスができる場所は無いので、次号でも問題ない気がします。
評価の仕方が面白いです。特に新しい情報は無いですが、シャルレのノミックは振ってみたいなぁ。DMM のモデルはヨーロッパで既に売っていました。BD の一体型シューズ、Trango のアックスも US で既に販売されていました。今シーズン初登されたアルカトラズ(M14) でも Trango のアックスが使われています。
A Day in the Life 小笠原 浩 & 鏡子
北海道の怪物夫婦。
"一番大切なギアは?" に対して "鏡子です。" かっこいいなぁ。社会人という身分を残してこれだけ海外に行けるのは理想ですね。"岩雪一徹" のコーナーで石際さんも同様のことを言っていますが、残念ながら諸般の理由で石際さんは山を続けられなくなってしまったそうです。
その他
- 山野井さんの写真からはいつも凄みを感じます。カメラは何を使っているのでしょう?
- 小川山・大聖堂 5.12a。頑張れば自分にも手が届きそうなクラックラインです。



