アイスクライミング ジャパンカップ 2007
惨敗。
完全に力不足。トレーニングを全くしてないので当然と言えば当然なのですが、手も足も出ずに予選敗退。
優勝は大方の予想通り奈良さん。石井さんは終了点クリップに失敗して 2位。3位 - 6位は結構団子で、電柱の処理で勝敗が分かれました。
リザルト速報版はこちら。
再来週、赤岳鉱泉で行われるコンペには、男子は奈良さん、石井さん、吉田さん、山岸さんという今回入賞したメンバーをはじめ、あの甲府の佐藤祐介さんや甲府のクライミングジム・天のオーナーなどなど、女子も石原さん、阿部さん(?)、山岸さんをはじめとする今回のメンバーとあの真理ちゃんなどなど、男女ともに強強なメンバー勢揃いで非常に楽しみです、観戦が。のでビギナークラスで参加予定です。
なんて書くと背後からアックスで刺されそうなので一応オープンクラスで参加します。
BB同盟に加盟したため、BBスタイルで参加します。これを機に、新たな一歩のためにヒールスパーとはお別れすることにしました。
ここからは今回のレポート。
2/17-18に北海道・下川町で行われたアイスクライミング・ジャパンカップに参加してきました。日本で行われているアイスコンペにはいろいろ参加してきましたが、これまでは日程の都合が色々とあり、ジャパンカップへの参加は今回が初めて。
レポート詳細、ビデオ映像は別途また後ほど。
予選
当初、予選はセッション方式で行われる予定だったのですが、今年は暖冬の影響で氷柱がうまく作成できず(3回倒れたそうです)、コンパネのみの壁を使用することになり、ラインがほとんど取れないため、オンサイト方式に変更になりました。
そのほかのルールに関して、当初の案内との相違点は、
- アックスの長さが 60cm から 55cm に変更
- ピック to ピック の禁止
- アックスをハーネス等の装具へ掛けることの禁止
と、今シーズンの IWC のルールに準拠する形となりました。ヒールスパーの使用は今年はまだオーケーでした。

会場はこんな感じ(予選)
予選は女子から始まり、その後男子が続く設定で、持ち時間は 1人 6分のオンサイト方式。女子が 5名で男子が 19名。最初にギアチェックを行ったときにくじを引き、順番を決定。
自分の順番は 17番目/19人中。オンサイト方式のため、ほとんど誰の登りも見れなかったので、どんなクライミングが展開されていたのかは、残念ながらまったくわかりません。うーん、見たかった。
課題は女子が 2、男子が 3課題で、A は男女共通、B は女子の課題をベースに、男子課題はそれを延長させた課題。C は男子のみ。
課題 A
登らせる課題。電柱を 6m くらい登ってからコンパネに移り、コンパネを 5m ほど登って、終了点のパネルにアックスを指して終了。
課題 B
氷壁を 3m ほど登ってルーフのフックを 2個、ピノキオ 1本を経由してルーフを抜け、コンパネに出てからはホールドをつないで最上部まで抜ける課題。
コンパネに抜けてからアックスが抜けてあえなくフォール。悲しいくらいパワー不足。頭の中にあるムーブはばっちりなのに、それを起こすだけのパワーがまったくない状態。
課題 C
氷壁を 3m ほどトラバース気味に登ってから、ピノキオ 2本、ルーフのフック 2本を経由してルーフを抜け、コンパネに出てからはホールドを最上部まで抜ける課題。
ここでは、クリップをはずすのに手間取ったのと、ピノキオの処理に予想以上にパワーを吸われ、ルーフの抜け口であえなくフォール。
途中、ホールドが欠けるトラブルが何回かあって中断したため、全競技が終了したのは 18:30 で、真っ暗な状態でした。

予選課題 C
自分なりの課題
これまでの大会を振り返ってみてもそうですが、自分はコンペでのオンサイトが苦手です。持ち時間は 6分しかないので、1発で決めないと挽回するのは厳しい感じです。岩場でのオンサイトはそれほど苦手ではないんだけど、コンペ特有の緊張感には駄目な感じです。
ピノキオの処理。自然壁や普通の壁にはないものなので、慣れていないと無理ですね。予選の 2課題を触ってみて、処理の仕方がわかった感じです。六合村の壁でもうちょっと触っておけばよかった。
後は集中力の持続でしょうか。登る順番が 17番目だったこともあり、登るまでの 2時間で集中力が完全に切れてしまいました。
その後は近くの広間に移動して小宴会。来シーズンはどこへ行くかの話しで盛り上がりました。
決勝
決勝は 男子 8名、女子 3名で行われました。
女子決勝
男子予選の課題 C とルーフの下は全く同じ、ルーフを抜けてコンパネに入ってからは、特に限定はなく、ホールドを繋いで上まで。ただホールドの位置は予選の時とは変えてありました。核心はコンパネに出るまで。

優勝・石原選手 / クリップ解除にてこずるも、持ち前の持久力で10分間登り切って優勝。

2位・阿部選手 / クリップ解除の格闘に 6分を費やしてしまい時間切れ。クリップを外すテクニックが必要といえば必要ですが、ちょっとセットに問題があったのかなぁ。もう少し長くするか、スタート寄りにすればだいぶ楽になったかと思いました。

3位・山岸選手 / ピノキオの処理に苦戦されていました。
男子決勝
垂直の氷柱を 3m程登ってから 2m程トラバース。そこからピノキオ 5本を経由して、電柱をはさんでコンパネに移り、コンパネのホールドを繋いで終了点まで。核心は電柱でした。

優勝・奈良選手 / ワールドカップに参加してきた実力をいかんなく発揮、技術もパワーも抜きんでており、危なげなく完登。つえー。

2位・石井選手 / 優勝と思った瞬間のフォール。そこまでの登りが完璧だっただけあって会場中が "えー" って感じでした。

3位・吉田選手 / マッハ隊のパワーをいかんなく発揮するも、コンパネに移ってからアックスがすっぽ抜けてフォール。

4位・飯山選手 / 刺しは苦手だそうで、最後のピノキオですっぽ抜けてフォール

5位・山岸選手 / 新アックス、DMM・Lebel で参加。ピノキオの処理を難なくこなし、まさかのアックスフォールで 5位。

6位・石渡選手 / クリップの障害をものともせず、余裕そうに見えたのですが、まさかのアックスのすっぽ抜けでフォール。今後が楽しみな選手です。

7位・宇野選手 / 富樫選手同様、ピノキオの処理に苦しんでいました。やっぱりピノキオは慣れないと難しいですね。

8位・富樫選手 / ピノキオの処理に苦労されていました。

女子入賞者

男子入賞者


コメント (5)
登り的には非常に調子よかったのですが、アックスを持ってのクリップの読み、とかリーシュレスでの保持方法が初心者レベルってことですねー。あんなふうに落とすということは。
今週末も遊んでください。
投稿者: やまぎし (2007年02月26日)
> エモトさん
外向けには盛り下がっていますが、内輪的には非常に盛り上がっており、どんどんマニアックな方向に向かっています。
予選突破すら厳しい状況ですが、赤岳期待しております。
> 山岸さん
見ていた感じではまだまだ余裕そうな感じだったのですが・・・。あれはアナーキストだったんですね、勘違いしておりました。DMM の Web を見たら、ハンドルの形がまったく違っておりました。
> つつみ♀さん
お久しぶりでした。だんなさん、気合入れたようですね。来シーズン楽しみにしております。奥さんもまた是非いかがですか?
投稿者: え。 (2007年02月25日)
コンペお疲れ様でした。昨年の怪我からすっかり回復されて元気な姿を拝見できてよかったです。クライミングからすっかり遠ざかり,登っている人を見るのも久しぶりでした。職場の窓からは十勝岳連峰がくっきりと見えるのに・・・。今日は晴れ。眩しい雪山を眺めながら仕事します(>_<)
会場で声をかけていただいてありがとうございます。夫はコンペの惨敗がよほどショックだったのか,結婚後初めて禁酒生活に突入しています・・・。
投稿者: つつみ♀ (2007年02月24日)
ピノキオは近くて楽々でしたが、「まさか」のアックスフォール・・・「まさか」と言ってもらえるのは嬉しいですが、まさかではなく、クリップ位置の読み、紐なしアックスの確保などのまずさからきた必然的敗北でした。修行が超足りません。
アックスはDMMのアナーキストです(レベルと似ていますが)。自然の氷に適したリーシュレスアックスだと思います。軽いし、しっくりきます。
投稿者: 山岸尚将 (2007年02月23日)
お疲れさまでした!
う〜ん。何か大会は盛り上がってるのか盛り下がってるのか・・・
鉱泉のコンペは頑張って下さいよ!!
僕もルート頑張って作りますからね〜!
投稿者: エモト (2007年02月21日)