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第三回 アイスキャンディカップ

長野県・八ヶ岳・赤岳鉱泉のアイスキャンディで行われた "第三回 アイスキャンディカップ" に参加してきました。

今回は参加者の総勢が 40名(男子オープン 18名/女子オープン 7名/ビギナー 15名) というかつてない規模で行われました。本州にも、コンペに出る潜在的なアイスクライマーが多数いることにびっくりでした。ちなみに第 1回は 16名、第 2回は 17名で、ビギナークラスは今回が初めての設定となりました。

今回の目玉はやはり北海道からマッハ隊、阿部先生、東北から石井さんとまるちさん、甲府からは佐藤祐介さん、そして東京からは山岸さんの参加でしょうか。ジャパンカップの決勝メンバーの上位陣がそのままスライドしてきた感じでした。

動画はこちらのサイトにアップされるみたいですので、ここでは省略いたします (他人本位)。

最終結果は以下です。ビギナークラスの方は、以前お名前を伺った気もするのですが、すいません、失念してしまいました。予選のリザルトはこちら

女子オープン
1位 石原さん
2位 鈴木さん
3位 阿部さん・山岸さん

男子オープン
1位 吉田さん
2位 奈良さん
3位 佐藤さん
4位 山岸さん
5位 えのきど。
6位 石井さん
7位 横沢さん
8位 かわずさん

吉田さん、奈良さんの差はムーブを起こせたかどうかの差で、奈良さん、佐藤さんの差は 1手差でした。ちなみに奈良さんと佐藤さんは BBスタイルです。表彰台の 2名が BBスタイルだったというのは色んな意味で象徴的でした。

1日目(3/3土曜日)
この日は予選。受付は 9時半から赤岳鉱泉の食堂で行われましたが、例年以上に人が多く、食堂はアイスクライマーでごった返していました。

10時半よりアイスキャンディーの前で開会式が行われ、今回のメインスポンサーであるノースフェイス、大塚製薬さん、赤岳鉱泉のオーナより挨拶が行われた後、セッターの江本さんによる競技の説明が行われ、11時から予選がスタートしました。予選は 15時半で打ち切りになりました。

予選はセッション方式で、各クラス 4課題ずつで行われました。

人数多すぎであったのと、自分のクライミングでいっぱいいっぱいだったため、自分が参加したオープン男子以外のルートに関してはよくわかっていません。別途参加者のリンク集を作る予定ですのでそちらを参照してください。

男子オープン課題
課題 1 / 17人完登
ストレートに氷を登る課題。バウンダリーが設定されておりそこが核心。ハングしているため、一瞬足ぶらになってから引きつける必要がありました。気温が高いせいで氷がぼろぼろで、何人か氷の崩壊でふい落ちされていました。

男子・オープン・予選課題 1
男子・オープン・予選課題 1

課題 2 / 5人完登
人工壁のドライパートのみを登る課題。一番難しめに感じられたのか、前半は誰も取りつかず、後半になってから集中して取りついたため、順番待ちとなりました。そのため 1トライしかできず。特にこれといった核心があるわけではないのですが、要所要所でパワーが必要な課題。他の人のムーブを見ていたのに、パワー不足のため登れず。

課題 3 / 9人完登
ハングしたアイスセクションをこなしてから、ピノキオ 3本を経由して氷柱に移って終了。氷のセクションでも意外とパワーを吸われ、ピノキオで F4 をやる余力がなかったのでキャンパで超えちゃいました。ピノキオが平行でよかった。

男子・オープン・予選課題 3
男子・オープン・予選課題 3

課題 4 / 18人全員完登
氷のみの登らせ課題。アップ的な位置づけで、みんな最初に取りついていました。

予選課題のカウント方式は、各課題に100点のポイントが与えられており、その100点を完登者で分け合うという方式でした。さらにトライ数もカウントされておりました。

奈良さん、吉田さん、山岸さんは全課題 1発完登、佐藤さん、石井さんがひとつの課題を 2撃でしたが全課題完登。次に 3課題を 1発完登された横沢さんが続き、当方とカワズさんが 1課題だけ 2撃で足切りラインでした。

登れた課題数は同じだったのですが、トライ数の結果で廣川さんは予選落ちとなりましたが、基礎能力はずば抜けていたので、アックスを使ったムーブに慣れさえすればかなり上を狙えるのではと思います。去年の入賞者、小林・石田ペアは想定内のような想定外で課題 3 でどはまりしており、予選敗退。靴をフルートブーツにすればすぐに上に行けますよ。

予選のリザルトはこちらにまとめました。小屋に張り出されていたものがゼッケン番号だけだったので、名前まではわかりません。個人的には真理ちゃんが予選敗退というのがとにかくびっくりでした。女子オープンは石原さんがダントツだったようです。

2日目(3/4 日曜日)
8時にアイスキャンディ前に集合して、ルートの説明があり、オブザベーション。9時より決勝スタート。女子オープンとビギナークラスが同時に行われ、その後男子オープンが行われました。決勝は全クラスがオンサイト方式で制限時間は 9分。時間内ならトライは自由です。くじ引きの結果、当方が一番スタートでした。

男子オープンの課題はアップダウンのある氷をトラバースさせてからルーフを渡ってコンパネの表に出て、遠いトラバースをこなし、思い切り引き付けてコンパネの上に上がり、少しトラバースしてからピノキオを使って最上段のハングに移り、トラバースして、最後はランジ気味に終了点を取りに行くという課題。

氷の箇所は特に問題なし。アンダーの箇所はアックスを掛けて取りに行きましたが、手で持ったほうが良かったようです。ルーフを渡るムーブもイメージどおりに F4 で抜けましたが、現状では F4 は 1回しかやる余力しかなく、普段頼りにしているヒールも外してしまったので、1手だけ進んで、次のホールドの遠さだけ確認して、後は時間が過ぎるのを待っているだけで、落ちるのを待つだけでした。

ので、落ちる場所もオブザベ通りでした。

カワズさん
決勝メンバーでは唯一の登山靴 + アイゼン。ルーフのムーブを手で取りに行くという斬新なムーブでしたがその後が続かないようでした。

横沢さん
今回のダークホース。13クライマーだけあって、動きが非常に軽快、かつ持久力が凄い。ただ、アックスを使ったムーブに慣れていないようでぎこちない感じがあったので、少し慣れれば凄いところまで行けそうな感じです。

石井さん
えっ?! って感じでした。ルーフのムーブにこだわりすぎまさかのフォールでした。

男子・オープン・決勝 / 石井さん
男子・オープン・決勝 / 石井さん

山岸さん
トラバース後のムーブに苦しんでおられました。そこまでのムーブは非常に山岸さんらしくひょいっという感じでスムーズでした。

男子・オープン・決勝 / 山岸さん
男子・オープン・決勝 / 山岸さん

佐藤さん
さすがという感じでした。予選ではコンペに慣れていない感じでぎこちないところもありましたが、決勝ではきっちり修正され、BBスタイル & F4 連発で会場を大いに沸かせました。それにしても凄い持久力でした。本ちゃんでもコンペでも登れる理想的なオールラウンドクライマーです。

男子・オープン・決勝・最初の氷セクション / 佐藤さん
男子・オープン・決勝・最初の氷セクション / 佐藤さん

男子・オープン・決勝 / 佐藤さん
男子・オープン・決勝 / 佐藤さん

奈良さん
今年のジャパンカップチャンプ。どのムーブもトレーニング量に裏づけされた安定したムーブでしたが、BBスタイルでのレストがあまりできなかった + 時間がぎりぎりだったこともあり、ピノキオからのハングの乗越しでフォール。

男子・オープン・決勝 / 奈良さん
男子・オープン・決勝 / 奈良さん

吉田さん
荒々しくも見えるムーブはパワフルで、練習量に裏づけされた勝利でした。競技終了後の奈良さんとのハイタッチが見ていて気持ちよかった。さすがマッハ隊という感じでしょうか。

男子・オープン・決勝 / 吉田さん
男子・オープン・決勝 / 吉田さん

男子・オープン・決勝 / 吉田さん
男子・オープン・決勝 / 吉田さん

すべての競技終了後、エキシビジョンということで、石原さんによるオープン女子課題、佐藤さん、奈良さん、吉田さんによるオープン男子課題のデモが行われました。トリで登場した吉田さんはさすがの完登でした。

オープン女子の課題はものすごく長いピノキオを登ってから、もう 1本ピノキオを経由して氷に移るという課題でした。当然ながら余裕で完登。

女子・オープン・決勝課題 / 石原さん
女子・オープン・決勝課題 / 石原さん

その後、各クラスの表彰式が行われ、解散となりました。棚ボタ的に 5位でしたが、フリースのジャケットをいただきました。とりあえず連れへのお土産ができたので良かった。

ビギナー入賞者
ビギナー入賞者

女子オープン入賞者
女子オープン入賞者

男子オープン入賞者
男子オープン入賞者

セッターの江本さん
セッターの江本さん

午後からはルートが開放され、順番待ちになるほど大盛況でした。どこか登ろうかとも思いましたが、ハーネスが壊れたこともあり、皆さんが登るのを見ていました。


 
 
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コメント (4)

> まりちゃん
イチ観戦者として応援してます。去年のフィジカル & モチベーションの強さは強烈でした。あの頃の強さを超える登りを期待しています。

私もびっくりです。
何度もコンペに参加していて今更、登らせ課題でバウンダリーアウトして予選落ちとは、お話にもなりません。予選落ちは当然で、顔を洗って出直してきます。
とはいうものの、調子は徐々にあがってきているので、このまま継続して来年に繋げたいと思っています。まだまだ道のりは長いです!

お疲れ様でした。

ついさっき、Blog とお名前が一致いたしました。部屋でお隣にいらっしゃったかただったのですね。失礼いたしました。

あの順位は完全に棚ぼたです。ちょっとトレーニングすればもっともっと楽しめるようになると思いますし、ほんちゃんでも十分使える技術が身に付きます。

頑張ってください。

コンペおつかれさまでした。5位入賞、さすがでした。

私ももうちょっとアイスコンペ向けのトレーニングをして来年もでようかなぁ・・・などと考えています。

動画もリンクして頂いてありがとうございます。私の写真も一番上に載っていたりして、恐れ入谷の鬼子母神です。。。


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どんなに科学が進んでも、人間は土から離れては生きてはいけないのよ!

1991/4
高校山岳部で山歩き開始。
2003/4
山岳会でクライミング開始。
 
 

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