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山に色を塗る

下記のニュースによると、6/6 にフランスのモンブラン(Mont Blanc) の山頂を赤く染めようとしたデンマークの芸術家・マルコ・エバリスティ(Marco Evaristti)という人が逮捕されたそうです。罪状は、"モンブランの環境を破壊した罪"。

「モンブラン桃色国家計画」、デンマークの芸術家が逮捕 (AFPBB News)

彼が過去に赤く染めた氷山
彼が過去に赤く染めた氷山

モンブランの山頂を染めて「桃色国家」を樹立したかったとのことですが、彼の Blog を見ると、ガイドを使ってまで登っているようです。

桃色国家と聞くと、余り良いイメージがありませんが、Pink Stateという Web まで立ち上げており、本人はいたって真面目だったようです。芸術って理解できないと、全く意味不明です。

関連情報
「モンブラン桃色国家計画」で逮捕の芸術家、直前に小作品残す (AFPBB News)


さて、このニュースを見て、真っ先に思い出したのが、年初に中国から入ってきた以下のニュース。

中国雲南省:乱開発の禿山にペンキを大量噴霧して「緑化」 (大紀元時報)
ペンキで緑化の動機は「風水」、林業局は責任放棄 (中国情報局)

こちらは、緑のペンキを山に直接塗ってしまったというもの。モンブランが未遂で終わったのに対し、こちらはすでに終了。しかも、実行犯は "富民県林業局" となっており、行政サイドの行為だったようです。

しかも、モンブランでの塗料は "ラズベリーを主原料とした生物分解性の染料" と、ある程度環境を配慮した塗料を使っていたのに対し、こちらは毒性のある "油性ペンキ" を使っており、環境への配慮はまったくない模様です。

ペンキで
ペンキで "緑化" された山

記事によると、中国では過去にも国家レベルで同様なことをやっているようで、自然に対する根本的な考え方が違うんでしょう。

モンブランの時が "芸術" が理由だったのに対し、こちらは "風水"。これもまたまったく理解できないと、意味不明。中国における風水の位置づけもよくわからないですが、日本でも少し前は風水ブームがあったことを考えると、似てるのかもしれません。

関連情報
ペンキ山に行ってきた (@nifty:デイリーポータルZ)


日本を考えてみた場合、ここまで大掛かりではないにしろ、山に入れば、一般登山道では道迷い防止のペンキマークを結構見ます。目的・規模は違いますが、どうなんでしょう。

数年前に、日本各地のバリエーションルート(谷川岳・一ノ倉沢/幽ノ沢、槍ヶ岳北鎌尾根、北岳バットレス四尾根等) で赤ペンキが塗られるという事件(?) が問題になりましたが、その後は沈静化したようです。一般道はともかく、バリエーションルートに関しては何もいらないと思います。

ただ、この点を極論していくと、残置の問題、チョークの問題、ボルトの問題、ルート名表記の問題にまで広がってしまうんですけどね。


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