Google ブック検索
英語版では 2004年秋からサービスが提供されていた Google Book Search が Google ブック検索となって、日本語版もベータ版で 7/5 よりスタートしました。
サービスの内容は、これまで出版された書籍の内容を検索できるというもの。
しかしながら、実際のところは、スキャンが終了している書籍が非常に少ない(100万冊程度)、かつ、ロングテールな書籍ばかりだからか、自分が興味のある単語はほとんど検索に引っかかりません。
Googleさんの予定だとあと 10年くらいで全世界のこれまでに出版された全書籍をスキャンするとのことですが、果たしてどうでしょう。著作権がらみでは Microsoft に持って行かれている部分もあったりするので、難しいところです。
Google から正式な発表がないので、具体的に協力している出版社がどこであるのかは不明ですが、検索結果を見ている感じでは、どうやら大手は皆無なようです。普通に考えると利害関係が完全に対立する(と思われている) ので、当分は、特に日本では、大手出版社の書籍が登録されることは難しいでしょう。
しかしながら、昨日、慶応大学が協力を表明したこともあり、著作権的に問題なさげ(50年以上前に出版された書籍) な本が多い大学系の図書館からスキャンが進んでいくものと思われます。
具体的なサービス内容は、登録された書籍を 4種類に分け、出版社から(?) の設定に応じて、全文のダウンロード可能、一部ダウンロード可能、タイトルのみに分類されて検索結果に表示されます。
ちなみに "クライミング" で検索するとこんな感じになります。
検索結果からは、もしその書籍がオンラインで購入が可能な場合だと、Amazon や紀伊国屋等のオンライン書店へのリンクが張られます。
現在の一般的な書籍検索では、書籍のタイトルおよび関連情報の検索がせいぜいなので、もし書籍全文の検索が可能になれば、調べごとをするときに色々と便利そうです。
ちなみに、Google が使っている、毎時 3000ページスキャンできるオートスキャナーはこれです。1700万円弱するらしい。
クライミングとはあまり関係ないネタなのですが、このサイトの裏テーマが実は "クライミングと情報処理" なので掲載してみました。
関連情報
Google ブック検索について (Google)
Google ブック検索、日本語版がオープン--書籍の全文表示も (CNET Japan)

