ROCK&SNOW No.038 2007 冬号
(2007/12/6 山と渓谷社)
加須のワールドカップレポートがメイン。
裏方からのレポートとして飯山健治さんの記事は壁ができるまで、大会の様子、実際のコンペの模様と全体の流れがわかるレポートになっています。
千葉さんのトーマス・ムラツェク、ミュリエル・サルカニーへのインタビューはいずれも学べるところがあります。
トーマスのチェコ、ミュリエルのベルギーいずれも、国レベルで選手へのサポートは十分とは言えないため、選手自身がトレーナーとして考えていかないという点は、ある意味日本よりも大変なのではないでしょうか。とくにサミュエルのベルギーは、法律的にジムではトップロープしか認められていないというのは驚きです。しかも岩場も皆無だそうです。
トーマスの観客に対するアピールできるショーアップルートの訴求、サミュエルの加須大会のセッターにへのリーチ差が出るルートセットに対する怒りの主張は強烈です。
"アルパインクライミングの現在" という記事は先日来日したマルコ・プレゼリと日本の若手クライマーの対談がメイン。議題の中心は死の境界線に関して。山のレベルと自分のレベルの差を見誤ると死んでしまうわけですが、いかにしてそこを間違えないでギリギリ感を楽しめるかというところはアルパインクライマーにとっては永遠の課題でしょう。
最初と最後の小澤信太さんの写真、いいですね。
知らないうちに、クライマーブログ特集でこのブログが紹介されていました。ありがとうございます。池田常道さんには、情報量でも、知識でも、正確さでも足元にも及ばないと思います。
今号に関しては、次号以降の構想も含めて試したいことがあるため、来週改めて別の記事でまとめたいと思います。
関連エントリー
Climbing World Cup 2007 in Kazo 総括 & 雑感 (2007/10/16)
マルコ・プレゼリ講演会 「灰とダイヤモンド」 (2007/11/7)
ROCK&SNOW 2007秋号 No.37 (2007/9/6)
ROCK&SNOW 2007夏号 No.36 (2007/9/6)
ROCK&SNOW No.035 2007 春号 (2007/3/6)
関連情報
出ました! RS#038 (※追記あり) (D-sukeもの申す)





コメント (4)
<<あれだけの量をどうやって翻訳されているのですか?
< おそらくご想像のとおり、ネットの自動翻訳を利用してい< ます。韓国語は同音異義語でハチャメチャな訳になります< が、過去の韓国登山で学んだ単語と、地道に辞書を引きな< がらと・・・のんびり楽しく、です。
なるほど、やっぱり手間暇は惜しんでない感じですね。もちろん "楽しく" という個所が重要だとは思いますが。今後とも貴重な情報に期待いたします。
投稿者: えのきど。 (2007年12月18日)
<<あれだけの量をどうやって翻訳されているのですか?
おそらくご想像のとおり、ネットの自動翻訳を利用しています。韓国語は同音異義語でハチャメチャな訳になりますが、過去の韓国登山で学んだ単語と、地道に辞書を引きながらと・・・のんびり楽しく、です。
遅ればせながら、コンペ運営お疲れさまです。
ちょっと早いですが、どうぞ良い年末年始を。
投稿者: 聖母峰 (2007年12月16日)
こちらこそ、聖母峰さんの韓国、中国系の情報はいつも参考にさせていただいております。あれだけの量をどうやって翻訳されているのですか?
池田さんの情報量は本当に凄いですね。雑誌やネットの情報なども含めて、全て PC で管理されているそうですが、情報源や情報のまとめ方など、一度伺ってみたい感じです。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者: えのきど。 (2007年12月10日)
先日は当ブログにTBありがとうございました。
ピオレ・ドールについて個人的に調べていましたが、池田氏の膨大な知識と人脈、優れた見識には感服です。
僭越ながら少しでも近づきたいと思っています。
投稿者: 聖母峰 (2007年12月08日)