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2007 クライミング 流行語大賞

流行語大賞の本家はこちらですが、今年を振りかえってみて、クライミング界で 2007年、話題になったキーワードなど。

【モグモグ】
個人的にはこれが今年のクライミング界流行語大賞。老若男女、世代を問わず色んなクライマーの Blog で見かけるようになりました。

どの辺が初出なのかはわかりませんが、元々は岡野寛さんの食べるさまを表していたんだと思いますが、現在は "モグモグ氏 = 岡野寛" というくらいメジャーになりました。来年もモグモグお願いします。"モグモグ クライミング" やモグモグ氏でググってもどんぴしゃでした。


【king lines】

KING LINES

今年一番話題になった DVD。Chris Sharma の過去の映像を交えつつ、最近の彼の素晴らしい成果を凝縮した 1枚。映像の美しさと迫力あるクライミングが重なり、想像をはるかに超える DVD に仕上がっています。

この DVD がリリースされた後にも色々と成果を上げているので、ついつい次を期待してしまいます。特に次世代のエリアとして紹介された Clark Mountain の映像に興味津津です。


【沖縄】
ROCK&SNOW Vol. 35

ROCK&SNOW 35 が発端となったエリア問題。沖縄の特殊性も多少はありますが、クライマー同士のコミュニケーション不足が問題の根底にある気がしました。

結果としてその後どうなったのかが気になるところですし、ロクスノや JFA は定期的なレポートをする責務があるとも思います。今年のボルコンがなかったのもその辺が原因だったのでしょうか?

関連エントリー
ROCK&SNOW 35号 その後 (2007/4/26)


【エリア問題】
沖縄問題が発端となったわけではないでしょうが、今年は各地でエリア問題が頻発しました。今一度全エリアをきちんと見直す必要があるでしょう。さもないと来年は今以上のペースで同様の問題が起こる気がします。

今年問題になったエリアは、JFA の Web を見るだけでも、沖縄、大分・本庄柏木・屏風岩聖人岩奥多摩・白妙橋日光が挙げられています。


【トラッド】
不動沢 新ルートその3

スポーツクライミングが全盛な Crag クライミングですが、E11 を始めとして、CommittedStone Monkey など、UK のトラッドモノの DVD が今年の後半に流れ込んできて、トラッドクライミングが一気に表に出てきました。それらに合わせたかのように、室井登喜男さんや杉野保さんの記録が出てきて話題になりました。

ハングドッグがやりにくい分、トラッドクライミングはグレードを上げていくのが難しいのですが、そこがまたトラッドクライミングの面白いところですし、クライミング本来の冒険が味わえるのも醍醐味です。

14台のトラッドルートが多数開拓され、初登されたのも今年の成果で、スポーツクライミングにようやっと追いついてきたかなと思いきや、ここ最近の 5.15 周りの成果を聞いていると、クライミング技術全体が向上していることがわかります。


【ワールドカップ】
m071015-1.jpg

日本のコンペ関連では今年最大のイベントでしょう。16年ぶりに日本で行われました。加須という決してアクセスがいいとは言えない場所で行われたにも関わらず、会場は連日の超満員でした。

ヨーロッパのトップクラスの選手の登りは本当に強烈でした。普段、トップクライマー達を生で見る機会が皆無な日本のクライマーにはいい刺激になったのではないでしょうか。

再来年(?) の日本開催を期待します。


【ピオレ・ドール】
今年 2月に来日した Steve House、11月に来日した Marko Prezelj 氏それぞれが過去に受賞していますが、Steve House に関してはわかりませんが、Marco は、クライミングに優劣をつけることを完全に否定の立場にいます。それは、あくまでもクライミングは主観的なものであり、客観的に評価するのは難しいからということでした。

ただ、選考方法ではなく、選者に問題があるようなことをどこかで言っていたような気がしましたが、見つけられませんでした。


まとめていたら、今年の諸問題の根源にあるものが見えてきた気がするのですが、その辺はまた後日。

他にもこれだという単語がありましたら、コメントなりトラックバックをください。多数集まったらアンケートなんかをしてみる予定です。


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コメント (10)

hirokawaさん、詳細な説明ありがとうございます。引続きというか、常に考えていくことが大事でしょうね。

えのきどさん

昔のシェルパ殴打事件論争話は岩雪112~114号です。

沖縄の件に戻ると、轟の滝の岩場は地区の中で問題と言う人と問題ないという方もおられたり、一方、場所自体は公園で私有地ではない、文化財に隣接しているが文化財ではない。微妙な場所です。
例えば何とか不動の氷を登ることや、祠そばの壁にミックス用の支点をうつのはけしからんと地元の人が数人でも言ってしまったら、どうするか、よく考えてみると色々微妙な場所は他にも日本各地にあります。
轟については問題という地元の方がいたという話を聞いていたので私はロクスノで紹介したくなかったのですが、概要程度なら良いでしょう、全エリア出しましょうというのは、経緯の説明でも書きましたが、ロクスノ側判断でした。

一方、摩文仁の方は平和祈念公園などもあり、象徴的な場所ですが、元々は慰霊碑は県内各地に作られていったもので、それを集中集約した慰霊碑を牛島中将が自決した摩文仁の地に作ることの是非、特に反戦活動をしている方々には当初違和感があったことなども文献に出ています。
しかし現実に慰霊碑ができ、時間がたてば、やはり象徴的な場所として認識されていきます。
今回、摩文仁が最大の激戦地(一つではありますが)とか、特に多くの死者が出たなどの言われ方は史実と違いますし、具志頭との比較論もありますが、南部はどこも激戦地で多数の死者がでた、その上で拝んで登ればいいんだと一緒にいく南部の方もおられたし、やはり象徴だから摩文仁の一角はどうかと思うという人もおられました。また今回発表した場所のどこと特定せずに拝所、御嶽があるかのように、県外の方に簡単に語られてしまうことには怖さを感じました。
個人のHPはしょうがないですが、JFAの掲示板など、もう少しこういったあたり、表現が事実、史実に照らして正確なのかとか、ウラを取ってもらいたいとも思いました。

> hirokawaさん

お世話になっています。詳細なコメントありがとうございます。

ご指摘の通り、その後のロクスノ 36号の対応はひどいですね。一部の意見をとりあえず載せただけで流してしまった感じです。

対立する両者の意見もそうですが、現地の一般人がやっぱり一番優先されるべきだと思います。


昔にも似たようなことがあったんですね。後で探して読んでみます。


えのきどさん、こんばんわ

沖縄はそんなに話題の上位なんですか・・・。
まあ、岩雪、ロクスノ始まって以来の多数の抗議がきたということですからね。私も周囲からは大変心配されました。
でも署名、投書呼掛けなどがあってのことで、純粋に記事のみ読んでではないのでなんですが、ロクスノ森山君も編集長就任直後で大分あわてさせてしまい、申し訳ないことをしました。
一方で私に近い側の人間が書いたコメントや意見が5つあって、ロクスノにも行っているのですが、その存在や内容にロクスノ36号は全く触れていないのはちょっと残念ではありました。本当は知ってもらいたいところです。

この件での反省は、えのきどさんの言うように一番大きいのはクライマー間のコミュニケーション不足です。
 基本的には米人たちと加藤さんの反目状態、そこに転勤族他が米人側に加わってコミュニケーションがそもそも余りない。それと加藤さん側にルートを登る人がほとんどいないので加藤さんのジムにいかないと接点も余り無いのが実際のところでした。
 掲載内容が変わったことに関して私から加藤さんに連絡しなかったこともそうですし、そして抗議に対するロクスノ見解の確認依頼もメールできていて私は出張中で見ていなかったり、確認というのは話すなり、あってきちんとしないと駄目だなということは痛感しました。
 またフリーファンの記事も当事者に確認をする、意見を聞くなどの手順を踏んだほうが良いのではないかと思いました。
アクセス問題に熱意をもってJFAが取組んでおられるのはよく分かるのですが、問題や対立があるのであれば当事者にアクセスをする、当事者間の話し合いを呼びかけるとかしないと、対立をあおる、一方を断罪するような形では根本的な問題の解決にはならないし、後味が悪いです。

36号での私の説明も、少し加藤さんに対してきつい内容だったかなという点も、反省というか、なんというか。
もう少し違う表現の仕方があっただろうかと考えたりもしました。自分や仲間のことを考えると事情を言わざるを得なかったのですが、難しいです。

昔々、武川俊二さんと大内尚樹さん間でシェルパ殴打事件論争というのが岩雪であって、それに対して原真さんと私が岩雪誌上に書いた小論説が大内さんにとってはかなりきつい内容で、それ以降、大内さんが岩雪、山渓の記事をほとんど書かなくなってしまわれたことがありました。パターンはちょっと違うのですが、これは大内さんが武川隊を非難したことに端を発するのですが、人を攻める、その時に動機に元々の人間関係のまずさなど対立があったりすると、時として大きな反動が自分に返ってくることがある、そんなことも思ったりもしました。


> サムさん、はじめまして

"ボルダリングジム"
確かに増えましたね。当方はジムへはほとんど行っていないので全然わからないのですが、ジム経営者やクライマーのブログを見ている感じでは、ものすごい混んでいるですね。

やっぱりテレビが原因ですかね。小山田さん + 岡村さん(ナイナイ) が最初でしょうか、その後はモーニング娘、キムタク、最近では月9 の福山雅治さんまで登られてましたね。

これらに関しては思うことがあるので後々別記事で書く予定です。

はじめまして。いつも楽しみに読ませて頂いております。

2007年の流行、動向を現す言葉として「ボルダリングジム」などいかがでしょうか。

今年はテレビ番組などの影響もあってか、全国でボルダリングジムの新規オープンが多く聞かれた年ではなかったかと思います。私の住む都内だけでも少なくとも3店舗は新規オープンしているのではないでしょうか。一方で、営業を停止したジムの話は聞きません。

週末のボルダリングジムでの新規会員のための講習会の盛況ぶりを見ても、昨今のブームの凄さが伺えます。

> yokogawaさん
ありがとうございます。kuni はまだ近親者だけで盛り上がっている状況で、もう一歩といったところでしょう。

> pないさん
おー、面白いですね、これ。

> OKINAWAの事情さん
なるほど、そういった背景があったんですね。ただ、沖縄に限らず、地元優先、地元主導でやらないと何事もダメなのでしょうね。

ボルコン中止の理由は、夏の台風で具志頭浜の砂が上がってしまい、ランディングが悪くなってしまった場所多数のためでしょう。
ボルコン第五回大会はロクスノ紹介H氏長男が優勝しており、もめた後で長男がまたやって来て優勝されたら嫌だろうという話は、春先もめてた時に県内で言う人がいましたが結果は台風でってとことです。が、なんか因縁じみてはいます。

沖縄その後、摩文仁の当事者H氏東京転勤、轟の米人E氏も転勤。当事者は現場を去ったが、彼らルートクライマー仲間と仲の良い具志頭近隣メンバー、これに対してK氏ジム、学校後輩達との間は微妙な関係が続いています。

一方、もうひとつのジム、やまあっちゃ関係、東京に出てコンペでも頑張っている永田君は名護の新しいエリアにH氏、ルートクライマーメンバー、山野井夫妻、沖縄山岳会と行っていたり、色々なことが人間関係に大きく影響されている感じです。福原夫妻もしょっちゅう沖縄に来て、夏は米人メンバーの実家に沖縄メンバーと一緒にクライミングに行ったりとか。
色々なことの受け止め方、人間関係ともかかわり、県外からはわからないところでしょう。

対話はどちらかは言いませんが、一方が避けています。


こんなところでKING LINESがfeatureされてますね。
http://www.apple.com/pro/profiles/kinglines/video.html

「KUNI」ってどうですかね?
あの露天風呂や施設だけでも感動モノです。
それとスタッフの皆さんの熱意、舞茸丼の出前もとれるし、ってことで。


 
 
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