旅と冒険5号
(2008/1/13 旅と冒険社)
旅と冒険 5号 特集「ピークとは何か」 (旅と冒険社)
竹内さんの記事が読みたくて取り寄せました。
竹内さんへのインタビューをベースとして、これまでの軌跡を振り返っています。タイトルは "ピークとは何か" となっていますが、テーマは "なぜ山に登るのか?"。
アルパインスタイルと極地法の登山スタイルについて歴史的に考察し、
重要なのは<どちらか>ではなく、<どれにするか>です。極地法でこそ登れるルートもあるし、アルパインスタイルでこそ登れるルートもあるあるのです。
自分と山やルートを座標軸に置き、その山とルートをどのように登るべきなのか? と考えれば、おのずと答えは見えてくるでしょう。
とコメントし、日本には登山スタイルに関して正当に評価できる目をもったクライマーがいないことを嘆く。 何でもかんでもアルパインスタイルがいいというわけではない。これは、縦走や沢登り、クライミングを細分化したがる日本の風潮を表してます。あくまでも山頂に行く手段にすぎない。
これから先、登山はより個人的になり、"登山史" といったこれまでの登山家が背負ってきた重荷から解放され、自己表現の手段となりうる。そんな中で彼はアルパインスタイルを選択し、よりシンプルで美しい登山を目標に登り続けている。
イマドキの 8000m 峰を登るスタイルが簡潔にまとまっていて、ピークとは何か、何で山に登るのかを再考するきっかけになる素晴らしい記事に仕上がっていますが、"制覇" という単語は使って欲しくなかった。
他、山岸さんの人柄が出ていてほのぼのとしているエッセイやロクスノや岳人に投稿された記録とは違った形で書かれている今井さんのハイナブラックの記録も読みごたえあり。
関連リンク
登山家・竹内洋岳 公式ブログ



