クライマーズ・ハイ
(2008/7/5 -)
今日から公開になった映画『クライマーズ・ハイ』を見てきました。
現在、ネットを使えば、常に無料で最新ニュースが手に入る。おかげでここ数年の新聞の販売実績は下降線をたどっている。このままでは新聞社の存続にも影響があると思われる。
ブログ全盛な昨今ではあるが、このブログも含めて大半のブログが何らかのソースを元にして記事を書いていると思われる。新聞記事、もとい、新聞社から発表される記事を元にしているブログも多数散見される。
"新聞社イラネ" という意見も、ネットではちらほら見られるが、もし新聞社がなくなってしまったら、それらの情報はいったいどこから入ってくるのだろうか。
どんなニュースであっても、単に文字という情報になってしまえば、情報を得るために行われたプロセスはまったく表には出てこない。
携帯を使えば、いつでも簡単に無料で閲覧できるニュースではあるが、そのニュースがどれだけのプロセスをともなって手元に来ているのかを、忘れがちなのではないだろうか。
1次情報の重要性を、この映画を見て、改めて強く思い直した。
横山秀夫氏の著書『クライマーズ・ハイ』を原作にした映画。1985年に起きた日航機墜落事故の現場である群馬県の新聞社での 1週間を扱ったもの。
2005年末には、佐藤浩市を主役にすえ、NHK もドラマ化し、DVD としても販売されている。
原作とも、NHK版とも多少の設定は異なるものの大筋は同じ。トータルでは NHK版の方が良くできていたが、映画の核心である、新聞社内での人間同士のぶつかり合いの描き方は映画の方が熱かった。特に堺雅人がいい味出してた。
映画では、クライミングとの関連、息子との確執、新聞記事を書く理由の説明が弱かったり、はしょられていたりとあと一歩。あくまでもエンターテイメントとして割り切って楽しむのが吉。
クライミングシーンはほんのわずか。マムート宣伝乙といった感じ。一ノ倉沢・衝立基部までは行ってるものの、どのルートで撮影しているのかは不明。
セカンドのビレイであんなに落としちゃダメでしょ。ピトンはきちんと回収しましょうね。無用な残置はイクナイ。
映画『クライマーズ・ハイ』公式サイト
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