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K2 で大量遭難

K2 の通称 "Bottleneck" と呼ばれる 8200m 付近の難所にて、登頂後下山中のメンバー 10名前後が立ち往生しており、かなり危険な状態であると、昨日のエントリーの最後で少し書いたのですが、どうやら大量遭難になってしまったようです。

8/4(5:30) 追記 1
"Swedish Fredrik Strang has declared 11 people dead on the peak to world media such as latest CNN" と言う記述より、少なくとも 11名が亡くなった模様です。

情報が錯綜していて正確なところが不明ですが、時系列順にまとめてみました。情報はオランダの Noritチームから流れているようで、オランダ隊のメンバー情報が中心になっています。衛星携帯と GPS をフル活用している模様です。

参考にしたサイト
K2climb.net - K2 and Karakorum by climbers, news
Norit K2 Backup site Dispatches, By CONTACT4.0

K2 山頂付近
K2 山頂付近

8/1 1:00
ノルウェー、オランダ、フランス、イタリア、セルビア、韓国、パキスタン、ネパールのメンバーが C4(8000m) から山頂(8611m) 目指して出発。正確な人数は不明。

2-3時間後、セルビア人・Dren MandicBottoleneck で滑落死。オランダ隊とトラブる。

オランダ隊が山頂に到着したのは 20時17人が登頂。Mark Sheen は山頂付近で動けなくなる。

事故発生
下降時に山頂付近から巨大なアイスフォールが崩落し、Bottleneck(8200m) 上にあるトラバース箇所の Fixロープを押し流し(埋め尽くし)、現場にいた 12名が巻き込まれる。

Cas と Pemba シェルパ(オランダ隊のシェルパ) が Fixロープなしで C4 に下る。彼らに続き 7人のメンバーが同様に下降を試みるが、Bottleneck あたりで動けなくなる。

オランダ隊の Wilco と Marco は 8300m付近でビバーク。8/2 11:00頃まで滞在。

C4 にいた HAP(パキスタン人高所ポーター) 2名が遭難を確認して現場に向かう。

先に C4 に下った Cas と Pembaシェルパが C4 で 3名の他の隊のメンバーと現場にロープを持って向かう。

BC でも遭難を確認し、6名でレスキューチームを編成して Bottleneck に向かう。

オランダ隊の Wilco と Marco は 8/2 に C4到着、8/3 に Base Camp に到着。

レスキューチームは Cessenルートより C1 到着。

現在はアイルランド・Gerard、フランス・Hugues、ノルウェー・Rolf Bae、韓国隊数名、HAP とシェルパが Bottoleneck付近の現場にいる模様。登頂アタックに向かったメンバーの正確な人数が不明、現場との連絡がうまく取れないため、現場の人数や状況が不明なようです。

現在は飛行機とヘリが救助・捜索のために待機中。8/4 早朝から飛ぶ予定。

参考
K2で大量遭難、韓国隊3名不明、韓国のゴー・ミスンは無事 (月山で2時間もたない男とはつきあうな!)
明らかになるK2遭難の模様 (月山で2時間もたない男とはつきあうな!)
メスナー爺さん、K2遭難にコメント (月山で2時間もたない男とはつきあうな!)

おまけ
K2:CLIMBING THE SAVAGE MOUNTAIN

最近発売になった K2:CLIMBING THE SAVAGE MOUNTAIN という DVD が、アプローチから山頂(一般ルート / Abruzzi稜経由) までの映像を網羅しており、40分で簡潔にまとめてあります。たぶん、今回事故が起きたあたりと思われるトラバースの映像もあります。

現場付近か?
現場付近か?

K2 嵐の夏を書いた Kurt Diemberger も登場します。

関連エントリー
カラコルムでの遭難 (2008/8/2)
K2 非情の頂 - 5人の女性サミッターの生と死 (2006/5/31)
K2 嵐の夏 (2008/6/1)
K2 登頂成功 (2006/8/2)


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