[漫画]孤高の人 3巻 - 坂本眞一
(2008/9/19 集英社)
原案の『孤高の人』はもう全然関係ないだろというくらい振り切れた漫画になりつつある 3巻。原作の人が鍋田吉郎さんから高野洋さんに変わったからかなぁ。
初冬の八ヶ岳での遭難騒ぎを中心に話は展開されるものの、地名等は中途半端に現実と同じなので、知っている人間からすると結構混乱します。
八ヶ岳山荘から出発して、広河原経由で阿弥陀南陵に取り付き、いつのまにか赤岳南陵を登っていて赤岳山頂に到着。うーん。
絵のタッチは迫力があって凄く作品にあってるはずなのですが、ストーリーが迷走気味でモッタイナイ。
また、もうロープを切った、切らないって話はやめませんか? というくらい、この話は「またか」感が強い。「そこに山があるから」と同じくらい紋切り型のテンプレートになってしまっています。アルパインやってるクライマーってみんなすぐにナイフ出るところに携行しているのかな。そう考えると『岳』にはそのいずれのエピソードも出てこないから凄い。
個人的には毎回巻末に掲載されるクライマーへのインタビューが結構楽しみだったりします。1巻は山野井泰史さん、2巻が平山ユージさん、そして 3巻は・・・ううう・・・、ノーコメント。
今週のヤンジャンでは竹内洋岳さんへのインタビューが掲載されており、ロクスノ最新号の単なる説明文よりも全然いいこと書いてあります。たぶんこれは 5巻の巻末に収録されるものと思われます。
8000mなんて、メートルの国で言い出されたもので、例えばフィートの国で言い出したら今度は話が違ってたでしょう。
これは確かに。でも英米はフィート表示だし、じゃあ 8000m峰を言い出したのってどこの国なんだろう。フランス?
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