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第 5回 アイスキャンディカップ

もうほとんど惰性でしたが、自分の現在地の確認ということで、今年もアイスキャンディカップに参加してきました。全く変わり映えのしないメンツと今週 "も" ご対面www

結果としては 6位。参加メンバーを考えると妥当な順位です。5位と 6位の間には日本海溝なみの溝があって、まったく違う世界が広がっており、自分が到達するのはたぶん無理な世界でしょう。



2/28
予選
ビギナー 3課題、オープン 4課題で、すべて男女共通のセッション方式で行われ、当方はオープンに参加。4課題中、3課題は氷オンリーの課題で、立体的なルートになっており、楽しんで登れました。

難しさはジャパンカップの予選よりはやや難しい感じ。非常に窮屈なムーブが要求される課題で 1度バウンダリーに引っかかりましたが、ルートセットの参考になるいい課題で、なるほどなーと思いながら登っていました。

予選は 4完登 5トライの 4位タイで通過。男子は全完登者の 8名が予選通過となりました。韓国選手は当然ながらみんな強く、サクサク登っていました。

女子は全完登の 3名(韓国 2名 + 石原さん) + 安達さん。安達さんすごいですねー。

ビギナーは見ていなかったのでよくわかりませんが、アイスを始めたばかりの恩田さんが参加していたのには驚きました。



スライドショー
夕食後は、なぜか来日しているコンラッド・アンカー(Conrad Anker) と馬目弘仁さん + 岡田康さんによるスライドショー。

コンラッドのスライドショーは、2007年のアイスクライミングジャパンカップ、今年で 6年目となったクーンブ・クライミングスクール (Khumbu Climbing School) が前菜で、メインは 2008/10 におこなったヒマラヤ・メルー (Meru)・Sharks Fin への遠征。全編動画で構成されておりましたが、基本的に、メルー遠征時の Blog に掲載されている動画を繋いだものでした。

馬目さんと岡田さんのスライドショーは 2008/11 のネパール・テンカンポチェ(Tengkang Poche/6500m) 遠征がメイン。岳人で記録は読んでいたものの、映像を見るのは初めてでした。やっぱりでっかい壁はイイ!! そろそろどっか行きたいなぁ。今回、馬目さん、岡田さんと初めてお話しでき、一人で勝手に舞い上がっておりました。

その後もぐだぐたと、江本さん、ノースのスタッフさん、コンペメンバーと日付が変わるまで飲んでおりました。



3/1
決勝
決勝はオンサイト方式で男女共通課題。ビギナー、オープンの順番でおこなわれました。

ビギナーの決勝課題は、昨日のオープンの予選課題 4 と全く同じ。最近はやりのリサイクルってやつですね、わかります。エコエコ!!

ビギナーの優勝は、参加段階でほぼ確定していた越さん。完登者が今回は 4人おり、完登タイムによって順位を付けていました。



オープンの決勝課題は、氷のトラバースから入り、ドライ壁をメインに据えた去年同様の長い課題。

氷は時間稼ぎの前菜なはずなのに、奈良さん、吉田さん以外は、バウンダリーだったり、すっぽ抜けだったりと、全員 1度は登りなおす羽目に。当方も出だしでいきなりバウンダリー外に蹴り込みました。

最初の核心はアイスからドライ壁に移り、ルーフに入るところのホールド。ムーブが狭くて遠かった・・・。江本さんの設定だとランジだったそうですが、アイスコンペでは確率が低いムーブになるため、ランジで解決した選手はおらず、全員うまく体を振っていました。ここまでで半分がリタイヤ。当方もここでおしまい。もう少しいろいろとムーブを試せばよかったなぁ。

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ここで終了。

次の核心は 2連続のピノキオの処理。ピノキオから次のホールドが結構遠く、ここで順位がつきました。ここを超えた選手が表彰台となり、優勝は吉田さん。ジャパンカップに続き 2連覇となりました。僅差で奈良さん、山岸さんと続きました。

韓国勢は南こうせつこと、催元一選手が 4位、5位には去年も参加された石井さんこと廣炯浣選手が入りました。

女子は、去年に引き続き参加の辛雲善選手が断トツで優勝して 2連覇を決めました。ヒールをパーツごと完全に外した状態での参加で、男女総合で見ても圧倒的な強さでした。

2位に入った鄭雲花選手は去年のジャパンカップに参戦した選手。去年よりもムーブが滑らかになっていました。予選結果のカウントバックにより、石原選手は 3位でした。

決勝ルートは、最初のハング下が核心になるとは、オブザベ段階では誰も予想せず、結果的に、競技時間の 6分というのも短すぎ、優勝した吉田さんがなんとか半分まで行けたという結果でした。この辺の難易度のさじ加減は非常に難しいところでしょう。江本さんお疲れ様でした。

現状のコンペメンバーを見ると、奈良さんと吉田さんはお互いに切磋琢磨してはるかな高みにあり、その後を石井さん、山岸さんがつけていて、そのはるか下にほかのメンバーがいる感じです。ビギナーと上級者の間の層に対する対応をどうするかが現在問題になっていますが、参加人数がもっと増えないことにはクラス分けをすることは難しいでしょう。各クラス数人でコンペをやってもしょうがないですし・・・。

決勝リザルト(敬称略)
順位 オープン男子 オープン女子 ビギナー
吉田 貢 辛 雲善 越 友宏
奈良 誠之 鄭 雲花 高野 友宏
山岸 尚将 石原 幸江 清水 智
催 元一 安達 苗穂子 梶谷 隼人
廣 炯浣 狩野 克樹
榎戸 雄一 松永 夕花里
岸 育未 金子 まどか
横川 秀樹



その後は表彰式、じゃんけん大会をやって解散となりました。今回は The North Face 、大塚製薬がメインのスポンサーとなり、石井スポーツ、Ice Extreme 等も商品提供で協賛されていました。いろいろ御馳走になり、ありがとうございました。

コンペ終了後に馬目さんにいろいろ伺いたいことがあったのですが、North Face の撮影で、コンラッド・アンカー、韓国チームの人たちと大同心大滝へ行かれてしまいました。残念。

関連情報
赤岳鉱泉 (コンペのレポート、リザルトが出ています)
コンペ終了! (鉱泉日誌)

赤岳鉱泉 Ice コンペ (Plastics・ICE)
アイスキャンディカップ (Puutaro-blog)
アイスキャンディーカップ報告。その1。 (クライマー「H」の研究室)
キャンディ杯報告2(第5回赤岳鉱泉アイスキャンディーカップの結果) (クライマー「H」の研究室)
男子決勝の動画。第5回アイスキャンディーカップ(2009年3月1日) (クライマー「H」の研究室)

アイスキャンディーカップ (Masami Climbing)
キャンディカップ (私の青空)
赤岳鉱泉アイスキャンディカップ1 (正しく生きる)


これで、今シーズンのアイスはたぶん終了、なはずです。皆様、お疲れ様でした。

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コメント (4)

かしこかしこまり=かしこ!!

> 昭和のファンタジスタさん
お疲れ様でした。来シーズンもよろしくお願いします。おまけのミックスは日程が決まったらメールします。だんにゃ様にもよろしくです。


> きじばとさん
どこかでお会いしましたら、ぜひお声をおかけください。

もう3月に入ってしまいましたね。
赤岳鉱泉も今年も行かずじまい。残念。
いつもこの時期は年度末の納期の追い込み時期。
ほんとに雪遊び氷遊びが出来ないんです。
逆に冬山で遭難できないのでまだ生きてると云う意見もある

疲れた身体に「おつカレー様」って、どうよ?
甘口すぎて半端なく萎えましたわん!!
何はともあれ今シーズンはありがとうございました!
来年もカレー食べて頑張ります!


 
 
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