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[映画]180° SOUTH

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1/22 から渋谷シネクイントで、20日間限定で公開されている『180°SOUTH』を見てきました。

良く言えば、美麗な映像を詰め込んだ冒険ドキュメンタリー、悪く言えば、アメリカのエゴを途上国に押しつけた環境保護映画。



主人公のジェフ・ジョンソンはカリフォルニアで働く一青年。クライミングもサーフィンもこなし、アウトドアが趣味。ふとした偶然で、1968年に Patagonia の創始者であるイヴォン・シュイナードと The North Face の創始者、ダグ・トンプキンスが、クライミングとサーフィンをしながら南米にロードトリップに出かけた映像を見、感化され、パタゴニアにあるコルコバト山を目指す旅に出る。

イヴォンらが車を使ったのに対し、彼はアプローチに船を使う。シアトルからチリに帰る人の小型船に乗せてもらうが、途中で船のマストが折れ、燃料補給・船体修理のためにイースター島に寄港する。そこで地元の女性サーファー・マコヘと出会い、彼女も加えて旅は続いていく。

4ヶ月かけてチリに上陸。イヴォン、ダグと合流し、コルコバト登山の準備に入る。今回の登山にあたり、トレーナー的な役割でティム・オニールが参加しており、ひと味違ったスパイスを映画に加えている。



映画の 9割は海で、山の要素は 1割程度なので、山の映画とは言いにくいですが、とにかく映像の切り取り方が凄く、斬新かつ綺麗で、これまで見た山岳映画では一、二を争う素晴らしさ。公式サイトには「監督はサーフ・ドキュメンタリーの傑作『シッカー・ザン・ウォーター』を手がけたフィルムメーカー、クリス・マロイ。豊富な経験から育んだ独自の視点と映像センスで伝説の旅を見事に再現する。」と記述されていますが、とにかく映像センスに脱帽でした。

また、フィルムに出てくるティム・オニールが、これまで見たことがないほどにシリアスだったのですが、会話がコントみたいで、逆に笑いに繋がっていました。

ティム「雪山経験は?」
ジェフ「まったく無い。ゼロだ。」
ティム「何でない? イースター島に雪山はないから、マコヘが経験無いのはわかるが。」
ジェフ「経験がないことは昔に話したはずだが。」
ティム「そんな大昔のことは忘れた。」

などなど。

2年前に、ユーレイのアイスフェスティバルでティムの講演会を聞いたときに、イヴォンとパタゴニアに行ってきたと語っていたのですが、このことだったのでしょう。


"Short and Sweet Slideshow" by Timmy O’Neill

そして、最後に環境問題に関して触れられます。映画はジェフの旅を中心に据えているのですが、諸処にイヴォンとダグの会話が挿入されており、冒険と環境問題に対する彼らの考え方を披露しています。

冒険はともかく、環境問題に関して、2人の意見は非常に対照的で、ダグはかなり積極的に動いており、環境保護のためにチリの広大な土地を買い取っていたり、ダムの建設反対運動にも強く関わっており、反文明的な態度を強く打ち出しています。ここに、アメリカの強いエゴを感じました。何でアメリカでやらないの?

いい面でも悪い面でも Patagonia ブランドをそのまま映像化したような映画でした。それにしても全身 Patagonia で固めている人の割合が多くて驚きました。

映画館に富士山山頂の写真を持って行くと鑑賞券が 1000円で購入できます。他、色々とプレゼントの企画があるようです。詳細は映画館の Webサイトを参照してください。

新着情報|シネクイント


180º SOUTH Trailer

関連情報
映画『180° SOUTH/ワンエイティ・サウス』オフィシャルサイト




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