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http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2003年11月 1日

完全遡行 利根川本谷 高桑信一の遡行哲学とイワナ釣り

またまたマニアックなビデオを入手してしまいました。10年以上前の沢登りのビデオです。市販されている沢登りのビデオとしては最古のものでしょう。沢登りのビデオ自体知ってるだけでは 2本しか出ておりません。

内容はただ利根川本谷を遡行しながら釣りをし、最後は大水上山に抜けるという、ナレーションはあるもののいたって単調な内容。沢登り or 釣りに興味がない人だと飽きてしまうでしょう。ビデオではさらっと遡行していますが、"利根川本谷" を遡行するということ自体かなりの難易度で、とても沢登りを始めて 2-3年くらいの初心者が行けるレベルの沢ではありません。同行者も吉川栄一をはじめとする浦和浪漫の錚々たるメンバーで、皆さくさく登っています。このくらいのレベルになりたいとは思うものの何年かかることやら。

つり人社発行ということもあり、釣りにまつわるシーンが半分を占めています。それにしても 40cm クラスのイワナが次々と釣れる様子は羨ましいの一言です。


2003年11月 2日

クライミングシューズ

クライミングシューズを買いにカラファテに行ってきました。当初はアルパイン用に 5.10 の Ascent を探していたのですが、都内を駆けずり回った挙句、どこにも無いので諦めました。現在メインで使ってる ? の靴が、だいぶ伸びて長時間履いてても苦にならなくなったのと、だいぶボロボロで泥まみれで、とてもインドアでは使えない状況なので、こちらはアルパイン専用にすることにしました。

というわけで、フリー用の靴を探しに行ってきました。色々履いてみたところ、最近台頭してきて、小山田大が宣伝している MADROCK の MUGEN に決めました。

決めたポイントしては
  1. 新しい
  2. デザインがナイス
  3. ベルクロで着脱が楽
  4. 形に癖が無いので足入れ感覚がイイ
  5. 値段がリーズナブル
MADROCK MUGEN
MADROCK MUGEN


北アルプスの穂高連峰で2人行方不明

滑落か天候に耐えられなかったかのいずれでしょうか。

積雪登山道から滑落?北ア・涸沢で67歳男性が死亡
お一人は見つかったようです。年齢的なものもありますし、装備が気になるところです。冬山完全装備で行かないと危険な季節でしょう。ご冥福をお祈りいたします。


2003年11月 3日

STONE MAGIC

STONE MAGIC
今日は山岳会の人たちと相模原にある STONE MAGIC に行ってきました。初めて行くジムですが、クライミング関係の壁は全て揃っているジムで、あの有持さんに遭遇したりと色々楽しめました。もっと近くにあれば通えるのになぁ。

ツインモンスターで最初に 5.10a を 1本やっただけで腕がもう駄目。その後は前傾壁でのホールドが全然保持できず、垂壁の 5.9 を 2本登ってから、アブミやバイルの練習ができるアルパインタワーに移動しました。

バイルが無料で借りれるので、片山さんから一通りやり方を見聞してからレッツトライ。ベニヤ板にバイルを刺したり引っ掛けたりしながら 3本ほど登りました。実際の氷とは全然違うのでしょうが、バイルをきちんと刺すのも抜くのも結構大変で、慣れが必要そうです。隣では有持さんたちがプラグツアイゼン+リーシュレスバイルで本格的に練習していました。最後にアブミも 1本やりました。だいぶスムーズにはなってきてますが、まだ腕への負担が大きいのでもう少しバランス良く登れるようにしないと駄目でしょう。

後は腕がパンプするまでオートビレイで 5.9 を 3往復ほどして終了。

また、今回初めて履いてみた MADROCK の MUGEN はそれほど悪くは無く、外岩ではわかりませんが、粘着力はやはり Stealth C4 にはかないませんが、それなりのものはあり、問題ないでしょう。まぁ、靴云々を言えるレベルではないのですがね。

STONE MAGIC は何でも一通り揃っているのでどなたでも楽しめるのではないでしょうか。ただ、個人的にはより近い RUNOUT や Pump2 でアルパインタワー以外は代用可能なので、みんなで行く機会が無ければ行かないとは思いますが。ちなみに 3人以上で行くと団体割引が適用されます。


2003年11月 4日

カラビナ

カラビナ郡
カラビナ、シュリンゲはいくつあっても足りなくなります。しかしながら、当方のカラビナの所有枚数はまだ 20枚くらいしかないので、毎月 2枚ずつワンセットで買うことにしています。

今月は DMM のワイヤーゲートのビナを買いました。カラビナを買う際のポイントとしている点は
  1. 軽量
  2. キーロック型ノーズ
  3. デュアルトラックゲート
  4. クローズドバックゲート
でしょう。全てを満たすカラビナは今のところ皆無です。

軽量に関しては大体 45g 以下なら軽量といえると思います。一番軽いカラビナは 36g です。軽くなるとサイズもコンパクトなので、残置シュリンゲにまとめてかけるとか、使えない用途も出てきますが、カラビナを大量に持っていく場合にはかなり差が出ます。

キーロック型ノーズに関しては BD社が最初でしょうか、カラビナへのザイルの着脱が、引っかかることが無いのでかなり楽です。特に回収時。

デュアルトラックゲートは余り意識したことは無いですが、ストレートゲートでオープンする際の引っかかりになります。濡れてるときに有効かもしれません。これも BD社の開発です。

クローズドバックゲートはカラビナのゲート内側の処理です。ザイルをいためにくくするための処理です。これまた BD社の開発。

で、今月買ったワイヤーゲートは軽量 (41g) が最大の目的で、それ以外のポイントも全て網羅しています。さらに、ゲートオープン幅が最大のものを選びました。
DMM社のワイヤーゲートのカラビナ
DMM社のワイヤーゲートのカラビナ

キーロック型ノーズ    従来の製品
キーロック型ノーズと従来の製品


2003年11月 5日

クライマーズ・ハイ

(2003/8/21 横山秀夫著 文藝春秋)



谷川・衝立岩に登る前日に、日航ジャンボ墜落事故が起き、全てを投げ出して事故にかかりきりになってしまう新聞記者デスクが主人公の、群馬県の新聞社を舞台とした小説。また一緒に登る予定だった同僚は「下るために山に登る」という主張の解を明かさぬまま死んでしまい、キーワードにもなっています。舞台は事故当時と現在の衝立登攀のシーンを織り交ぜながら、結末に向かって進んでいきます。

話の中心は日航ジャンボ墜落事故を中心に進められるため、山の話はほとんど出てこないのですが、衝立に登ることによって全ての謎、問題が解けるという意味では山は重要な意味を持っています。お勧め度 70といったところです。

クライマーズ・ハイということを意識したことはありませんが、核心を夢中で登っているときにクリップを完全に忘れ、いつの間にか 10m 近くランナウトしていて恐かった記憶はあります。

また、著者の横山氏には余りいい思い出がありません。大昔に「PEAK」という山岳漫画が少年マガジンで連載されていたのですが、その原作が横山氏でした。一言で言ってしまうと「ひどすぎ」。ですので、この作品からも同様のテイストを感じて、発売されたのは知っていたのですが、買う勇気を持つまでに結構時間がかかりました。



2003年11月 6日

山野井通信

ソース
更新されておりました。元が凄いだけあって、たとえ指が数本無くても全く問題なさげですね。うーむ、凄い。最近の富士山の 5合目-山頂 2:30 って完全にトップレベルだし、5.11b ってねぇ・・・。しかし、石の絵はいつ見ても微妙だ。

出典は忘れましたが、故小西政継氏がグランドジョラスの遠征時に、手足の指 11本切断した後のインタビューで「こんなのヨーロッパのクライマーの間では当たり前よ。別に驚くようなことではないし、山を辞めるなんてもってのほか。」と言ってたことがありました。"当たり前" とは思いませんが、似たような状況なんでしょうね。


登山不適格者

(2003/6 岩崎元朗著 日本放送出版協会)
登山不適格者
最近ではすっかり「中高年のアイドル」として定着している著者ですが、中高年登山者が急激に増えたのも、彼が NHK で [中高年のための登山学] をはじめとする登山番組が原因で、その結果として、現在のように中高年登山者の遭難者数が増えているとも考えられます。この本はその罪滅ぼし的な本になっています。

長年、山に登っていれば常識になってくる、「登山は自己責任」ということを色々な切り口でひたすら書いてある本で、どちらかというと初心者が読むべき本です。「山小屋を積極的に利用しよう」という意見には反対ですが、それ以外に関しては概ね賛成できる内容です。「中高年のアイドル」である彼が書いたから意味がある本で、彼が書かないといけなかった本でもあると思います。後輩の新入生にでも読ませようかな。


2003年11月 7日

奇跡の山 さよなら名犬平治

(1992年 東宝/日本)
奇跡の山 さよなら名犬平治
九州・九重連山を舞台にした、日本初のガイド犬 平治の物語。中江有里初の主演作品。両親の離婚、母親の自殺によるショックで失語症にかかってしまう主人公ですが、平治と九重の自然によって癒されていくうち、ひょんなことで声が戻り、最後は九重を離れるまでの物語。平治と別れるシーンでの「待て」とバックに流れる中島みゆきの歌が涙を誘います。

中江有里はまだ初々しくてかわいいし、九重の映像は綺麗だし、ストーリーはまぁ妥協できる範囲だし、800円だったのでかなりお買い得でした。それにしても九重いいですね。まだ行ったことがないので、正月あたり散歩しに行ってみようかな。ちなみに、現在も孫(?) の平治号というガイド犬が九重にいます。

# 最後にバスが走るシーンどう見ても右側車線走ってるよな~。


黒部 幻の大滝に挑む

まだ当分先の話ですが、先日志水さんが剣沢大滝で行ったロケの放映日時が決まったようです。

12/13 18:00-18:55 NHK BS hi
黒部 幻の大滝に挑む
2004/1/2 20:00-20:55 NHK 総合
NHK スペシャル 黒部幻の滝に挑む

剣沢大滝の写真を初めてまともに見たのは、立山にある文登研の施設の食堂にでかでかと掲げてある写真でした。写真がでかかったこともあり、迫力満点でした。誰が撮ったものかは失念してしまいました。


2003年11月 8日

三ツ峠 1 日目

後輩とトレーニングで三ツ峠に来ました。

風も無くおだやかで、絶好のクライミング日和でした。

今日登ったルート
一般ルート左 Ⅳ+
フレーク 5.9
リーダーピッチ Ⅳ+
クーロワール Ⅴ
No.18 クラック Ⅲ
中央カンテ(4p) Ⅲ Ⅳ+ Ⅳ+ Ⅳ

朝晩の富士山が綺麗でした。


2003年11月 9日

三ツ峠 2日目

今日は朝から風が強く、肌寒い1日でした。

今日登ったルート
リーダーピッチ Ⅳ+
クーロワール Ⅴ
No.20クラック Ⅲ+
大根おろし 5.7
フレーク脇のボルトラダー
観音ルート Ⅴ-
リーダピッチをリードする健史


2003年11月10日

北アルプス山岳救助隊・紫門一鬼⑤ 殺人山行 不帰ノ剣

HDD に録ってあったまま見忘れていたものです。

原作が梓林太郎という段階でもう既にストーリーは終わってますが、クライミングシーン(?) でも 突っ込みどころが満載過ぎて困ってしまいました。まぁそれだけが唯一の楽しみかもしれません。それにしても、無意味にザイルやピッケルが演出で出てくるのは、やはり「山」に対する一般人のステレオタイプなのでしょうか?

このドラマでは準主役クラスで中江有里が出演していますが、先日見た初主演映画から 10年経ってるのですが、随分大人っぽくなってて不思議な感じです。悲劇のヒロインがばっちり役にはまっています。いいなぁ、こういう女性。


三ツ峠

観音ルート(Ⅴ-) をリードする孝晃
週末は後輩 2人と三ツ峠でクライミングの練習をしてきました。両日とも天気が持ち充実した 2日間となりました。

1日目
1日目は主に後輩を外岩に慣れさせるのが目的で、午前中は一般ルート周辺で Top ロープ、午後からマルチの練習で上に行きました。天気が良く、穏やかな一日で朝晩の富士山が綺麗でした。

Top ロープ時、前回駄目だったフレーク(5.9) に取り付いたところ、比較的楽に登れたのはよかったものの、フレークの抜け口でザイルが岩に引っかかり、出すことも引くこともできず、かと言って飛んだらグランドフォールしそうだったので、仕方なく、近くの支点からセルフを取って 20分ほど宙ぶら状態。ザイルも固定してもらい、別ルートで登ってもらって別のザイルをもらい一件落着。ザイルの流れは注意しないと危険ですね。

マルチでは全て自分がリードで上がりました。Ⅴ という認識無しに上がったクーロワールはかなりシビアでおっかなびっくりでした。バックアンドフットに気づけば核心は抜けられます。

最後に行った中央カンテは快適でしたが、登りきったときには 17:00 で既に夕闇。懸垂時にザイルが絡まったりと懸垂に時間がかかり、下に着いたときは 18:30 でもう真っ暗でした。懸垂時に枯れ藪を避けて下りてるうちにラインがずれていたらしく、バランスを崩した際に大きく振られ、岩にしたたか腰を打ちました。

2日目
今日は後輩に全部リードしてもらい、自分は監督みたいな感じで最後について行きました。トポをテントに忘れたため、記憶を頼りに登れそうなところを適当に上がりました。

上で紅葉おろしにトライ、核心手前での下部を抜けれず敗退。あとでトポを見たら Ⅵ-。どーりで登れないわけだ。あぶみがあれば超えれたかな? 大根おろしはお約束で登っておきました。

個人的にあぶみの練習をしておきたかったので、フレーク脇のボルトラダーで 1本登りました。大分スムーズになりました。ただ、最上段に乗らなくても次のボルトに届いてしまうので、もう少し遠いところでも練習しないと駄目かな。でも、思い返すとフィフィはまったく使わなかったなぁ。

最後に後輩にリードさせてみた観音ルートは登れるとは思っていなかったところを登られてしまったので、ちょっとびっくり。後輩たちの上達の早さに驚き。若いっていいなぁ。

今日は一般ルート周辺はガイドの篠原さんの講習で埋まっておりました。生徒さんたちはみんなアイゼントレでがりがりやっておりました。午前中は風が強くてやや肌寒く、午後からは風はやんだものの、雲海が上がってきて霧。下山直後から小雨が振り出しました。Ⅳ レベルのルートはほぼ問題なくリードできるので次は Ⅴ と A1 のリードを中心に行く予定です。

また、先日買った MADROCK の靴を試してみたところ、予想以上に食いつきがよく、外岩ではばっちりです。フリー用にときつめを買ってしまったのですが、これならアルパイン用にもう一足買ってもいいかも。

今回初めて車で山に行きましたがやっぱり便利ですね。体力を温存しておいたこともあり、帰りも眠くならず、快適に帰れました。あーんど、とってもリーズナブル。調布から 3人で往復 6000円。


2003年11月11日

クライミング グレード (アルパイン ロック編)

クライミングのグレードは相対的かつ主観的なものなので、厳密にこだわる必要もありませんが、機会があって調べたので覚書きの意味も含めて書いておこうと思います。

まずはアルパイン ロック編。世界各国でグレードは違っているため、全てを網羅するのは大変なので、日本で目にするものに留めました。基準となるものは UIAA (世界山岳協会連合) のグレードです。

(UIAA)
[自由登攀ピッチ・グレード]
I級:まったく易しい (三点支持不要)
II級:易しい (三点支持要す)
III級:やや難しい (ロープによる確保を要す)
IV級:難しい (やや高度なバランスを要す)
V級:非常に難しい (高度なバランスを要す)
VI級:極度に難しい (極度に微妙なバランスを要す)
さらに+-で細分

[人工登攀ピッチ・グレード]
A1:支点が確実で、動作も易しい
A2:支点が不確実か、動作が難しい
A3:支点が不確実で、動作も難しい
さらに+で細分

[ルート・グレード]
1級~ 6級、さらに+-で細分。ルートとしての総合評価です。

(日本)
日本では 1960年代から RCCII という山岳団体のグレード改訂委員会が UIAA のグレードに準拠して勝手につけたものです。無雪期・好天という条件が前提とされています。

[自由登攀ピッチ・グレード]
I 級:まったく易しい (三点支持不要)
II 級:易しい (三点支持要す)
III 級:やや難しい (ロープによる確保を要す)
IV 級:難しい (やや高度なバランスを要す)
V 級:非常に難しい (高度なバランスを要す)
VI 級:極度に難しい (極度に微妙なバランスを要す)
さらにそれぞれ +- で細分されています。ルートによっては VII というのも見かけます。

[人工登攀ピッチ・グレード]
A0:プロテクションをハンド・ホールドやフット・ホールドにする (日本独自)
A1:支点が確実で、動作も易しい
A2:支点が不確実か、動作が難しい
A3:支点が不確実で、動作も難しい 
さらに+で細分化されてます。

[ルート・グレード]
1級 ~ 6級に分けられさらに上下で細分されます。判断基準は

・登攀距離、所要時間、傾斜
・技術的困難度
・プロテクションの条件
・岩の状態
・ルート・ファインディングの困難度
・エスケープの困難度
・アプローチと下降の困難度
・自然条件

などの総合評価で決められます。沢登りもこのグレードが使われています。

(アメリカ) NCGSグレード

[自由登攀ピッチ・グレード]
UIAA のグレードを使用。

[人工登攀ピッチ・グレード]
A1:プロテクションがしっかり効く。
A2:プロテクションがしっかり効くが、多少悪いプロテクションがある。
A3:プロテクションがところどころしっかり効くが、悪いプロテクションが連続する。ひどい墜落をする可能性がある。
A4:体重しか支えられないプロテクションが連続する。墜落はかなりひどいものになる可能性が高い。
A5:体重しか支えられないプロテクションが非常に長く連続する。墜落は致命的なものになる可能性が高い。

[ルート・グレード]
I :1~3時間で完登できるルート。
II :半日で完登できるルート。
III:約1日で完登できるルート。
IV :完登に最低丸1日かかるルート。
V :完登に2日以上かかるルート。
VI :完登に数日以上かかるルート。

アメリカンエイドのグレードは日本でも使われており、日本で使用する際に AA1 とか AA2 といった使い方がされます。日本の人工登攀とアメリカン・エイドの違いは? となるとちょっとわからないです。洗練度やギアの違いでしょうか?

(ヨーロッパ) IFASグレード

ピッチグレードは UIAA と同じです。

[ルート・グレード]
F(Facile easy) やさしい
PD(Peu Difficile) not very hard あまり難しくない
AD(Assez Difficile) fairly hard 少し難しい
D(Difficile) hard 難しい
TD(Tres Difficile) very hard かなり難しい
ED(Extremement Difficile) exremely hard 非常に難しい
ED1 ED よりも難しい
ED2 ED1 よりも難しい
ED3 ED2 よりも難しい

例として:
F:急傾斜な登山道、岩場、雪上、氷河(クレバスもある)などで殆んどザイル無しでできるルート。
PD: 所々(4級くらいまでの) 難しい岩場や雪上、氷河、巾の狭い稜線などのあるルート。
AD: かなり難しい(4-5級の) 岩場や 50度以上ある長い雪・氷壁などの真剣なルート。
D:(4-4級以上の) 難しさの持続する岩・氷壁ルート。

ミックスルートの場合はアルパイングレードが使用されているようです。

関連情報
クライミングのグレード用語集


2003年11月12日

2万5千分の1地形図の規格が変わります

ソース

全面改訂のようで、どうなるのか楽しみな反面、不安要素も残ります。特に "隣接図との重複部を持たせ、地形図1枚の区画を大きくしました。" という箇所は、複数の地図にまたがるルートの場合、地形図を折る箇所を注意しないといけないということになりますね。最初に出る 4面を買ってみようかな。


岩と雪

岩と雪
これまで『岩と雪』は自分の本棚には 1冊も並んでいませんでした。何故かといいますと、岩に興味を持ち始めた頃には既に廃刊になっており、買いたくても買えない状況でした。その後しばらくして『ROCK&SNOW』が刊行されますが、『岩と雪』が売れずに廃刊になったことを受けて、かなり大衆向けの内容となりました。そのため『岩と雪』の頃に比べると情報量は格段に落ちています。

最近、本格的にクライミングを始めて、いかに昔の情報、クライミングの歴史に疎いかがよくわかりましたので、精読して勉強も兼ねて、どこまで集められるかわかりませんが、集めてみようと思っております。現在はまだ 8/169 です。


2003年11月13日

LISA

(2003/11/13 1:41-3:25 NHK BS2 / [1996/ ベルギー・スイス合作])
LISA
パートナーの力不足でマッターホルンを敗退し、帰宅すると彼氏は浮気中、怒りに任せて目に付いたビルに登ってしまう。そのビルで、ピアノコンクールの練習中の青年と出会い、LISA は恋に落ちるが、浮気の彼が HIV に感染していることがわかり、LISA も検査を受けた結果、感染していた。下界で死ぬのは嫌だと一人マッターホルンへ向かう。というのが大まかなストーリー。

ヨーロッパの映画というだけあって、通奏低音に悲壮感が常に漂っていますが、ど派手なアクションが中心のアメリカ映画に食傷気味な方にお勧めできる大人な映画です。

公開当時、映画のチケットにコンドームが付いててびっくりした記憶があります。


2003年11月14日

冒険者 忘れえぬ一言

(2003/9/11 黒田 麻由子著 NHK出版)
冒険者 忘れえぬ一言
本屋でぺらぺらとめくっていて「鈴木謙造」の文字が目に入り、その場で買ってしまいました。しかしながら、内容はというと非常に "薄い" です。鈴木謙造に焦点を当ててはいるものの、活動に関する記述は皆無で、両親のコメントが少し載っているだけでした。

「鈴木謙造」と聞いてわかる人はクライミングにかなり精通している人でしょう。2001年 7月にヨーロッパアルプスで滑落死、享年 29才、表に出たのは晩年の 3-4年くらいでしょうか。主にソロクライマーとして活躍し、あの山野井泰史をも越える実力の持ち主とも言われ、ノートの最後の「僕は鈴木謙造でよかった」という記述には発表された当時衝撃を受けた記憶があります。この本で紹介されている文言「なぜ山に登るのか。その問いに答えてはならない。登りに行け。ただ登りに行け」からは人生に対する焦りすら感じられるのは自分だけでしょうか。父親がまとめているという、彼の記録やノートを全部読んでみたいですね。

この本では他に、戸髙雅史氏、田中幹也氏、植村直己氏など、蒼々たるメンバーが紹介されていますが (随分ばらばらな選択だなぁ)、自分の中ではかすんでしまいました。プラス、人物像に深く踏み込んでいないので読み応えが無くいまいちです。少し古いですが大蔵 喜福著の『彼ら「挑戦者」―新進クライマー列伝』の方が楽しめます。


2003年11月15日

十五才 学校IV

(2000/11/11 日本 松竹)
十五才 学校IV
15才の中学生がヒッチハイクで横浜から屋久島の縄文杉を目指し、途中で出会う人たちから大人とは? 一人前とは? を学びながら成長していくお話です。

旅などしなくても人間生きていけますが、多種多様な価値観を知るという意味では、特に思春期の旅は重要ですね。昔からかわいい子には旅をさせろと言いますがまさにその通りの映画です。

学生のときに屋久島に行きましたが、記憶が定かではなく、映像を見ても何も思い出しませんでした(ボケてるのか?)。ちなみに山度は屋久島のシーンのみで 30%程です。


2003年11月16日

山屋

山に登っていることを生業にしている人の肩書きが少し気になったので調べてみました。

皆さん履歴書には何て書いてるのでしょうか? 大方は山岳ガイド登山ガイドとなっているのですが、横文字でクライミングインストラクターという方もいらっしゃいます。ガイドをしていない山野井氏は登山家、フリークライミングが主体の人はプロクライマーのようです。それ以外にも目に付いたところでは登山愛好家山屋なんてのもありました。

好きなことだけをして飯が食えるというのはどんな人にとっても理想だと思いますが、当方も高校のときは考えておりました。山で生計を立てる場合のパターンとしては主に 3つあり、1つ目はガイド、2つ目はスポンサー収入、3つ目は文筆業の 3つです。いずれのパターンでも、それなりの実績を残さないとやっては行けず、実績を残すための投資を考えるととても割に合うものではないでしょう。プラス、趣味として山に登るのと、仕事として山に登るのでは精神的に全く違ったものになってしまうと考え、結局夢の追求は辞めてしまいました。

余談ではありますが、大学時にひょんなことからガイドの仕事をやる機会があり、かなりの額を稼ぎはしましたが、完全に肉体労働で 4年目には体がおかしくなっておりました。理想的なのはレビュファやメスナーのように印税で生活していくのが一番でしょう。


2003年11月17日

クライミンググレード フリー編

前回のアルパイン ロック編に続き、今回はフリー編。競技人口が一番多いからでしょうか、数多く種類があります。UIAA のグレードをベースとして、フレンチ・グレード、アメリカのデシマル・グレード、イギリスのテクニカル・グレード、オーストラリアン・グレード、東ドイツ・グレー ド、チェコグレード、フィンランドグレードなどなど。面倒なので、全部が表になってるものが無いかなぁと探したところ、UIAA の国際グレード比較表というのがありましたのでちょいと流用して改造。ざっとこんな感じです。(でかいので別窓で)

日本で主に使われているグレードはアメリカのデシマルグレードで、時々フレンチグレードを見かけるぐらいでしょうか。日本ではあまりマルチピッチのルートが無いため、ピッチグレードがそのままルートグレードになっていますが、アメリカではピッチグレードのほかに、ルート全体の難易度を表したルートグレードが別にありますが、同じデシマルグレードが使用されています。

で、一番複雑なのが、UK のグレード体系です。普通のピッチグレードの他にルートの困難性を "E" であらわすテクニカルグレードをつけます。E1 から E7 まであり、同じ 5C でも E1-E4 まであります。

うーん、ヨーロッパでも色々あって複雑ですねぇ。ちなみに、フリークライミングではボルダリンググレードというのもありますが、それはまた別の機会にでも。


山野井通信

ソース

更新されておりました。精神的にも肉体的にもほとんど復活していますね。医学が進歩したからでしょうか、同様の怪我をした小西政継さんの頃に比べると回復までが異様に早いです。この分だと来年初頭にはバリバリ登っているのではないでしょうか。

それにしても本当に山が好きなんだなぁと感じさせられる内容です。


2003年11月18日

南極挑戦 資金の壁 7大陸最高峰最年少制覇に暗雲

ソース

16才の少女がエベレストに登っている時代なので、お金さえあれば、記録の更新はいくらでも可能でしょう。逆にそこまでお金をかけてやる理由がわかりません。Web の山行記録を見て、100名山のみを追いかけているような登山者とは一線を画しているのかなとも思ったのですが、"渡辺のエベレストから深田の百名山-チャレンジする人々-" というセミナーのタイトルを見てがっかり。"個人の冒険" から哀しいかな完全に "商業登山" になってしまっていますね。

ちなみに、自称 "セブンサミッツ" の野口健氏の Web でも触れられていませんが、現在世界的に "セブンサミッツ" として言う場合、オーストラリア大陸 (オセアニア地区) の最高峰はほとんどリフトで上まで行けてしまうコジウスコ(2230m) ではなく、政治的に登るのが難しいカルステンツピラミッド(4880m) を指すことになっており、日本人の "セブンサミッツ" でここに登っている人は現在 3人しかおりません。

政治的にロシアが開放されてから、ヨーロッパ最高峰になったエルブルースはヨーロッパなの? やエルブルースとエベレストって同じ大陸じゃん。などなど、突っ込みどころ満載な "セブンサミッツ" ですが今後も経済的に豊かで、盲目な日本人による更新が続きそうですね。

参考情報
Haruhisa Watanabe Web

Seven Summit Stats and Facts


2003年11月19日

山関係の ML

Web サイトが充実する以前から山の情報は主に ML で集めていました。今では無料の ML サービスが充実しており、山岳会を始め、ほとんどの山岳サークルでプライベートな ML が展開されていると思います。

久しぶりに山関係 ML のリンク集を見たところ、随分と増えていたので、またいくつかに加入しようかなと考えています。ちなみに現在自分が入っているのは以下。

山登りメーリングリスト
もともと、ハイキングから山を始めたので一番最初に加入したものです。ハイキング情報が中心ですが、投稿数は結構多いです。過去にはオフミに参加したこともありました。

Alpine Climbing Mailing List
次に入ったのはこれ。大昔、別の ML でフリーとアルパインの戦いがあり、そこに嫌気をさした有持さんが独自に立ち上げたもの。投稿数はそこそこですが、時々面白い情報が流れます。

学生登山者 ML
フリーにはまっていた頃、Pump2 で知り合いになった方(伊藤さん?) に声をかけられ、発足時に入りました。学生登山者のための ML ですが、OB の投稿が多いです。またジャンルを問わないとなってはいますが、バリエーションの記録が流れることがほとんどです。

山スキーメーリングリスト
山スキーを本格的に始めようかなと思い昨年加入したもの。冬季の投稿数は半端じゃないです。早川さん、新井さんといった有名人の記録が雑誌に載るよりも前に読めます。

沢登り専門の ML が潰れてしまいましたが、似たような ML があったので入ろうかなと考えています。あとは最近できたアイスクライミング専門の ML にも興味があります。

ML の情報は過去ログだけでウン十万通。検索をかけるだけで、ガイドブックには無い生の情報が出てきます。幸か不幸か情報を集めるのには苦労しない時代となりました。

余談ではありますが、メールでのコミュニケーション方法やマナーを学んだのも ML でしたので、そういった意味でも自分にとっては重要でした。皆さんも入ってみてはいかがでしょうか。もちろん、ROM だけではなく、色々投稿してみた方が楽しいです。


2003年11月20日

Web サイト

社内電話帳を見ていたら自分の肩書きが "Web Design Engineer" になっていました。2ヶ月前は "Sofware Design Engineer" だった気がするのですが、どうやら変わったようです。自分が働いている会社ではしょっちゅう肩書きが変わるのでそれほど驚かないのですが(年 5回変わったことも)、使わない名刺が毎回 100枚刷られてくるというのが、ちょっともったいないです。

で、この "Web Design Engineer" の仕事ですが、一見すると Web のデザインをしているように思えますが、実際は少し違い、Web のデザインをコーディングする仕事です。デザイナーさんやデザイン会社から上がってきたデザインを HTML や CSS (実際は XML と XSLT) を使ってコーディングしたり、コーディングするためのツールを C# で作ったりしています。

そんな仕事をしていることもあり、1日に見る Web の数はソースも含めて優に 500 を越え、時間さえあれば Web デザインの解析をしているので、Web デザインに対して少しは目が肥えてきているはずなのですが、このサイトデザインがまったく向上しないのは、応用力が無いからでしょうか?

Top ページは完全に Blog にしてしまったので、記事を書くか、某アドレスにメールをするだけで勝手に更新されるのですが、それ以外のページが旧デザインのままで統一性に欠けているので更新しなければと思いつつも、時間が無くて・・・(言い訳)。ということで(?)、Profile だけまずデザインを合わせました。

それにしても、Top ページだけ何故か CSS の効き具合がイマイチなんですよねぇ。何でだろ。


2003年11月21日

山と渓谷 2003年 12月号

(2003/11/15 山と渓谷社)
山と渓谷 2003年 12月号
特集 : 雪山デビューしよう
雪山初心者向けの企画で、個人的に特に真新しいものはなく、毎年恒例の企画。それにしても装備の写真は例年に無くゴージャスになってますね。ドライアイスまで炊いてるし。装備も豪華ですね。これ全部揃えたらいくらかかるの? という感じです。お金と軽量化は半ばトレードオフですがテルモス(チタン製) に 15000円もかけるのはどうかと思います。アイゼンしたまま着用可能なスノーシューに少し興味有りです。記事を書いているのがジャック中根氏なので信用できそうですし。あと気になったところとしては、ガイドの近藤謙司さんの記事に、セブンサミッツガイドでビンソンとエベレストを計画中って、なんだか一昨日の記事との関連を感じさせますねぇ。

実用企画 : ヒザの痛みを克服する
スポンサーとの関係で偏りも有るとは思いますが、近年ここまでしっかり膝の特集が組まれたことは無いと思いますので、保存版ですね。最近下山中に膝の痛みを覚えることが多いのでサポーターを探していたのでグッドタイミングです。スーパーフィート等のインソールも考えてはいるのですが、雪山以外はどこでもスニーカーなので夏季は駄目なんですよね。

特別企画 : 登山者検定
まじめにやってみました。76点。90点くらい取れるかなぁと思いましたが、百名山がらみの問題ばかりで、全然駄目でした。しかも、沢やクライミングのネタがまったく無いですし。

その他
やっぱり "称名滝・全四段を完登" でしょうか。最近木下さんの Web をよく見るようになったこともありますし、このような登山は憧れですねぇ。

参考情報
山と渓谷 2003年 12月号


2003年11月22日

三ツ峠 1日目

鶴ルート 3P目をリードする孝晃
鶴ルート 3P目をリードする孝晃
今週は山岳会の会山行で三ツ峠に行ってきました。両日共に晴れ、富士山を背に見ながらの快適なクライミングでしたが、時期的に日が沈んでしまうと急に冷え込み、かなり寒かったです。

朝一で ICU の前で孝晃を拾って、他の参加者に先駆け、岩場基部には 9:00 に到着。

鶴 & 亀ルート(III、IV+、IV+、IV+)
一番手前の巨人ルートに取り付こうと考えたものの、濡れていたのでパス。次の亀 & 鶴ルートを登ろうと思い準備に取り掛かって愕然、クライミングシューズを忘れたことに気付く。仕方が無いのでスニーカーで取り付くことにする。
1P(Ⅲ:えのきど。リード) : 試しにスニーカーで階段状の岩を第一テラスまで上がってみる。フリクションが無いに等しく、細かいステップに立てないのでほとんどホールド頼りの力技クライミングに近い感じ。ので、2P目以降は孝晃にリードをお願いする。
2P(IV+:孝晃リード) : 立ち木テラスまで。立ち木テラス手前のフレークに上がるまでがびしょびしょ & ピンが遠いのでかなり怖い。
3P(IV+:孝晃リード) : 八寸バンド手前の鶴亀ルートの分岐までのフレーク状のところをトラバース気味に斜上。出だしが少々やらしい。
4P(IV+:孝晃リード) : 鶴 & 亀を一編にやってしまおうとのことで、一旦鶴をやってから懸垂で下りてから亀に行こうと考える。先に鶴を登る。が、30分位してから一向にロープが進まなくなり、ロープへのテンションと共に、凄い落石の雨。下に人がいなくてよかった。どうやら落ちたようだ。全く上の状況がわからないが、声をかけたところ大丈夫らしいのでそのままビレー続行。結局 4P 目を抜けたのは 2時間後。ルートはややカンテ状のところを 10m 程上がり、広いバンドに出るが、ビレーポイントが無いので、さらに 10m 程のバントを上がる。が、ここでつかんでいた岩がはがれて 2m程落ちたらしい。スニーカーということもあるが、セカンドで登っても、第3バンドへ上がる手前がかなり怖い。終了点に来た時に下に山岳会のメンバーが見えた。終了点から中央カンテの終了点までトラバースして、懸垂で下まで降りる。

完全にモチベーションが無くなり、午後はほとんど傍観モード。フレーク下の人工ルート(A1) をリードしたのと、都岳連ルート(V) をリードしようとして、途中から左に逃げただけでその日は終了。他の人は右フェースの下部で練習した後、クーロワールを登っていました。どこかの山岳会? がすだれのようにトップロープを張ってしまいかなり迷惑でした。

慰みとしては夕飯に用意した炊き込みご飯とおでんが好評だったのと、坂本さんのボジョレーがグーだったことでしょうか。


2003年11月23日

三ツ峠 2日目

逆V字ハングを人工で越える孝晃
逆V字ハングを人工で越える孝晃
朝の冷え込みがあり気温は氷点下。今回もシュラカバしか持ってこなかったが、0度前後ならこれだけで行ける感じ。7時ごろから壁に取り付く。もちろん岩に陽は当たってないのでまだ冷たい。

坂本さんがフリー用 & アルパイン用で靴を 2足持ってきていたので 1足(5.10 モハビ?) お借りする。ありがとうございました。

右フェース 1P目 : フレーク下の人工ルート (A1:孝晃リード)
孝晃に人工を仕込むべくリードしてもらう。まだまだ時間はかかるが、人工が初めてにしては上々。
2P目 : ただのトラバース (えのきど。リード)
T字クラック(V-) に取り付こうと思ったが取付に人がいたのでパス。脇の十字クラック(V-) にトライするもハンドジャムをかっちり決められず、途中で降りる。そのままオープンサンド取付までトラバースしてピッチを切る。
3p目 : サンドイッチ(III)+No15クラック(IV+)+No14クラック(IV+) (えのきど。リード)
最初、オープンサンド(V-) に孝晃リードで取り付くが、無理だったので交代で取り付くも、ナチュプロが無かったのでピンが取れず、出口付近での 1歩が踏み出せず断念。結局脇のサンドイッチを上がり、第 2バンドも飛ばして第 3バンドまで一気に上がる。セカンドで孝晃は再度オープンサンドにトライするも無理だったらしい。坂本さんは登ったとのこと。やっぱりネジが 1本飛んでる気がする。
4P目 : 権兵衛チムニー (V- : えのきど。リード)
難度も長さ(30m) もちょうどいい感じ。核心はバック&フットで越える。ただ、孝晃からギアをもらい忘れ、ヌンチャク 3本で上り始めてしまい、ばらしてカラビナの 1枚がけで進むというアホなことをしてしまう。ここはメンバー全員が登る。登りきった後、紅葉おろしの終了点に移動して懸垂で下りる。その後、他のメンバーは紅葉おろしをトップロープで登ったらしい。

逆V字ハング (IV/A1、IV/A1、IV/A1、A1)
1P目 : (IV/A1 : 孝晃リード)
下部はひたすらアブミの架け替え。ビレイポイント手前のフリーの箇所が少し怖い。リベットハンガー 3本使用。
2P目 : (IV/A1 : えのきど。リード)
人工、フリーが適度に混じり切り替えが楽しい。当初は逆 V 字ハングも越える予定であったが、結構間引いてヌンチャクを掛けてきたが、ギアが足りなくなり、逆V字手前でピッチを切る。しかし、テラスでもないただの壁なので、アブミに乗って、フィフィでバランスを取りながらのハンギングビレイになる。ヌンチャク 10枚では全然足りない。20枚は欲しいところです。
3P目 : (IV/A1 : 孝晃リード)
つるべで上っていたので孝晃リードで逆V字ハング核心へ。核心では完全に宙ブラになるので高度感がたまらない。いつの間にか下には一般登山者のギャラリーができており、孝晃がハングを乗り越えたときには拍手喝采。あぁ、おいしいところを持っていかれた~。ハングを越えた後のフリーの箇所もちょっといやらしい。

4P目 : (A1 : えのきど。リード)
時間が既に 15:00 だったので、終了点の第 3バンドまでは上がらず 10m 程上ったビレイポイントでピッチを切り、懸垂で下りる。
下りると既に 16:00。12:00 から取り付いていたので 4時間かかった計算。かかりすぎ?

毛無山のテントを撤収し、暮れ行く登山道を急ピッチで下り、河口湖畔の店でほうとうを食べ大渋滞の中央道を帰宅しました。


2003年11月24日

北アルプス涸沢岳で滑落死 東京の会社員男性

大江さんといえば、あの吉尾弘さんが滝沢スラブで遭難死された時のザイルパートナーですね。涸沢岳西尾根を登山中とのことですが、バリエーションの入門的ルートなので、ちょっとしたミスが原因だと思われます。ご冥福をお祈りいたします。
関連情報
神田山の会


富士山で5人滑落 1人死亡か、4人負傷

ソース
同じ場所で 5人が別の時間帯に事故るというのも珍しいですね。この日は正面の三ツ峠にいましたが、風はそれほど強くありませんでした。富士山では突風がいつ起きてもおかしくないので、風でバランスを崩して滑落というパターンでしょうか。事故発生点の "8合目トモエ館" 付近で尾根の向きが変わる & アホみたいにでかい砂防壁があるため、風が強い箇所でも有ります。他のソースだと "瞬間風速約10メートルのやや強い風が吹いていた" となっていますが、この時期の富士山の平均風速は 20m なので、10m は強いというよりは弱い方でしょう。それにしても高校生が冬の富士山に登る時代になったんですねぇ。


2003年11月25日

愛する

(1997 日本 日活)
愛する
あの花谷さんがエキストラで出ているとのことで入手して見てみました。"穂高駅" とのヒントはあったのですが、最初見たときはどこにいるのか全くわかりませんでした。2度目でようやっと発見しましたが、いずれも後姿なので、どれが花谷さんなのか全く不明です。本人以外わからないでしょう。

この映画は、遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』が原作で、最近ちょっと話題になったハンセン病のお話です。昔の隔離施設が白馬の山ろくにあったということで、山が出てくるのは唯一そこだけなのですが、いずれも遠景なので、山度 3% でしょう。最初の展開は急すぎますが、映画自体は凄くいいです。上手くいけば (?) 泣けます。渡部篤朗も酒井美紀も若い。

それにしても、ビデオはあるものの、DVD が中国語版しかないのはなぜ? 出演者の誰かが中国で人気有るのかな?


2003年11月26日

冬山技術を学びながら雪の八ガ岳を歩く

(1994 日本 山と渓谷社)
冬山技術を学びながら雪の八ガ岳を歩く
後輩向けに入手してみました。内容は八ヶ岳を歩きながら雪山技術を身につけようというもの。紹介されているルートは渋ノ湯~天狗岳~稲子湯 / 行者小屋~阿弥陀岳~赤岳 / 麦草ヒュッテ周辺でテレマークの 3本。雪山初心者向けのビデオです。

しかし、ビデオを見るだけでは雰囲気しかわからず、やっぱりリーダーについてトレーニングを受けるか、雪山に関する知識を集積して、経験を積まないと駄目でしょう。かく言う私も雪山はかなり独学に近いです。読めるだけの雪山関連の資料を読み込んでイメージを作り、危険性が比較的少ない雪山 (丹沢や奥秩父) で実践という形でした。今は猛吹雪の八ツとか普通に登っていますが、そういった地道な経験があったからこそとも言えるでしょう。そろそろ次のステップに進みたい時期です。

このビデオで初めて動いている保科雅則さんを見ました。


2003年11月27日

ハイキング30人、全員無事=「道に迷った」-携帯電話通じて発見・千葉

ソース
現場がどんな場所かはわかりませんが、ガイド (新ハイキング社・平日グループ[嶋田欣右/中山明一/土川保夫]) が 3人いて迷ったというのは言い訳にならないでしょう。予定していたコースを変更しての道迷いだそうで、少しお粗末ですね。ハイキングとはいえ、30人の命を預かっているのですから下調べも必要でしょう。なかば開き直りとも取れる発言もありますが、反省を期したいところです。

関連情報
不明ハイク客30人無事保護 千葉・房総半島
房総の中高年ハイクツアー、低山なのに「なぜ…」 日帰り転じ“一泊” /千葉
新ハイキング社
ほとさんのろうばい(新ハイキング・平日グループ)


JAC青年部主催報告会 [立山・称名滝ワンプッシュでの登攀]

山岸さんの話を聞きたかったというのがメインではありましたが、日本山岳会青年部がどのような集まりなのかにも興味があり、顔を出してみました。昔から顔を出そうとは思っていたものの、山岳部の集団というイメージが大きくワンゲル出身の自分としては参加しづらい面がありました。

山岸さんの講演は身振り手振りを交えた独特の口調で進んで行き、話も、称名滝の登攀から始まり、アイス、ミックス、ワイドクラックとスライドを交えてのクライミング全般の話でヒジョーにためになりました。もっとがっしりした方を想像していたのですが、意外と細身で飄々としておりました。フリーで 5.13 前半を登るとのことですので、まぁそーいう体型になるでしょうね。

しかし、その後の飲みがこれまた面白かったです。山渓やロクスノの編集部の人なんかも交えての話では業界の裏話やあの人やこの人の裏話などなど、この Web にも書けないような話が飛び出してきて衝撃でした。イメージどおりだった木下さんや宗像さん、太田さん、イメージとはちょっと違った森さん、鳥居君なんかとも面識が持てたので大収穫でした。山で頑張っている同世代の人の話も聞けるし、自分の世界も広げられるので今後とも時間が合えば顔を出して行きたいと思っています。

参考情報
JAC青年部主催報告会のお知らせ
Young Clibmers Meeting


2003年11月28日

Ice Climbing Web Page

最近発足した Ice Climbing ML の Web サイト。アイス情報に限定されてまとめられているので、コンテンツ (情報) が増えていけばかなり便利になるでしょう。ただ、氷結情報に関しては 有持さんの Web サイト保科さんの Web サイト にも出ているので、情報が分散化しないことを祈ります。

また、トレーニングで鷹取の砂岩でアイスの練習をしているのですが、ルートの破壊につながるのでは? と思ったところ、同様のことを考えていた人がいたようで、掲示板に書き込みが有ります。どうやらルートではないところで練習されてるとの事です。


2003年11月29日

風の谷のナウシカ

(1982 スタジオジブリ 日本)
風の谷のナウシカ
ようやく DVD で発売されました。原作だと DVD のかなり先まで書かれているので、併せて読まれることをお勧めいたします。

地球上の一種に過ぎない人間が暴利を貪り、自然破壊を繰り返し、他の種の環境までをも圧迫するようになった。この作品は自然によって人間は守られている、ということに気付かず繰り返される自然破壊に警鐘を鳴らしたもの。製作は高度経済成長期末ですが、今でも十分色あせていないテーマです。だから、ジブリ映画は未だにテーマが同じなのかもしれません。[環境保護・生きろ・空] という 3テーマは変わっていませんね。

これまでは、[山は逃げないが歳月は逃げる] と考えて山に登っておりましたが、林道ができ、砂防ダムができることで沢がなくなってしまったり、地震や工事によってルートが崩壊したりと、[山も逃げる] ことに危機感を感じ、最近はやや焦り気味に山に行っております。それにしてもジブリ映画ってタイトルに必ず "の" が入りますねぇ。


髪の毛

今週末は海金剛でアメリカンエイドの予定でしたが、あいにくの雨で中止。仕方が無いので、ふだんできていない部屋の整理や料理なんぞを豪勢に作り、めったにないような休日の送り方をしました。

また、先日の三ツ峠でザイルを巻いている際に後ろ髪が頻繁にザイルに挟まって痛かったので、髪を切りに近所の美容院へ。ファッションに関してはかなり無頓着なので、髪を切るのも半年振りぐらい。いつもベリーショートにして半年放置の繰り返しなここ最近です。昔は髪を切るのも "軽量化する" なんてアホなことを言ってた気がします。

それにしてもフリーで有名な人って結構髪が長い人が多い気がするのですが、ザイルを巻く時とかって引っかかったり、邪魔にならないのでしょうか? シングルロープだと余計に手だけで巻くのはきつい気が、かといって今時膝で巻く人もいないだろうし・・・。あぁ、有名になるとビレイヤーが全部やってくれちゃうのかな?


2003年11月30日

Pump2

さすがに今週どこも登らないのはやばいので、会の伊藤さんと Pump2 に行ってきました。雨だったせいも有り、今まで見たことも無いような物凄い混雑ぶり。どの壁の前にもザイルが 5-6個並んでいる程の順番待ち。仕方が無いので、比較的すいている一番右端をターゲットに交代でバシバシ登っていました。ただ営業時間を確認せずに行ったので、閉店が 19:00 であることに気づかず、時間切れ。結局 10b 3本と 10a 3本を登っておしまい。あと 2-3本は登っておきたかった感じです。筋持久力をもっとつけねば。

最低でも週 1でどこかに取り付いていないと技術的にも筋力的にも維持できませんねぇ。アルパインでもアイスでも沢でも全てのクライミングに応用可能な技術なので今後はもうちょっと積極的に行きたいところです。しかし時間が・・・。片山さんみたいにぶら下がり健康器買おうかなぁ~。


 
 
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