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2003年12月 1日

I-nac 国際アウトドア専門学校

I-nac 国際アウトドア専門学校
フランスやスイスにあるような、純粋なスキー、登山の専門学校ではなく、アウトドア全般についての学校ですが、このような専門学校ができるのは日本初でしょうか。講師には平山ユージさんの名前も見えるので、色々と楽しそうでは有ります。2004年 4月開校となっているので来年ですね。

Q&A で "スポンサー契約のとれるプロ選手を目指して指導を行ないます" となってはいますが、10代後半から始めても遅いのでは? まぁ、純粋に山だけをやるんだったら、極道な山岳会に入った方が、1年でバリバリのクライマーになれるとは思いますが。

現在ワンゲルの後輩がカナダの同様な学校に通っているので、いつ帰国するかは不明ですが、話を聞いてみたいところです。


2003年12月 2日

聖山

(1926 ドイツ 原題:The Holy Mountain Der Heilige Berg)
聖山
最初見たとき音が出なかったので、DVD Player、オーディオシステムの故障を考え、その後、DVD ディスクの不良を疑いましたが、良く考えたら無声映画でした。

山岳映画の草分けとして知られるアーノルド・ファンク監督の作品では有りますが、"古いからこそ尊い" という意味の「古典」として捉えないと、まったく楽しめません。音が無い上に、パントマイムというわけでもなく、時々入る字幕もドイツ語なので、ストーリーは ??? です。

主演女優のレニ・リーフェンシュタールは今年の 9月に亡くなったため、色々な雑誌で特集されていますが (カム 12月号にも特集有り)、価値観があまりにも違う頃の映画なので、彼女の良さを見つけることは、自分にはできませんでした。

クライミングシーンも出てきますが、ほんのわずかで、どちらかというとスキーのシーンの割合の方が多い映画です。


派閥

出勤すると、"えのきど。君これ知ってる?" と言って、フリークライミングの記事を差しながら上司が日経新聞を持ってきました。どれどれと思って見ると、"フリークライミングが今はやっている" という内容。どこまで信用していいのか不明ですが、少し前の読売新聞にも載っていたので、あながち嘘とも言い切れません。

大昔、クライミングジムが東京にまだ Pump と T-Wall しかなかった頃、東京のクライマーには Pump派と T-Wall派がなんとなくあり、Pump は平山ユージ氏を筆頭としてどこか派手な感じ、一方 T-Wall派はプレハブの中で地味にやっている感じがありました。といったことを記事を読んで思い出しました。


2003年12月 3日

「無謀な登山やめて」=無届け会社員、書類送検-谷川岳、中高年に警鐘・群馬県警

ソース

"適用は 25年ぶり" とのことですので、多分に見せしめ的なところもあると思われます。しかも、"男性会社員 (70)" となっていますので、特に中高年を狙ってのことでしょう。

群馬県谷川岳遭難防止条例では、危険地区での登山を行う場合は 10日前までに計画書を提出しなければならず、今回はその条文に触れたケースです。ちなみに、マチガ沢を登攀してて滑落し、救助されて無届が発覚したそうです。

また、第十条の "山岳団体の連合体であつて、都道府県の区域を単位として組織されているもの" に該当する団体 (都岳連や各県の団体) に所属している場合は、計画書は当日の提出で問題ありません。

同様の登山条例は富山県にもあり、制定時は山渓で、"自由" に関して議論になりましたが、遭難が多い状況ではしょうがないでしょう。"絶対" というのはありえない山が相手ですから。

参考情報
富山県登山届出条例
無届け登山で3人を書類送検 県谷川岳遭難防止条例違反容疑--25年ぶり /群馬


2003年12月 4日

テント内で宿泊、1人死亡1人重体 一酸化炭素中毒か--釜石・五葉山 /岩手

ソース

この時期になると毎年必ずといっていいほど起きる事故です。特に冬季は寒いこともあり、完全に締め切った状態で、コンロやガスランタンをテント内で使うことになるため余計にです。冬季は、オートキャンプ用に激安で売られているようなナイロン生地のテントはもちろん、透質性の素材でも、表面に付いた水滴が凍ったり、雪が付いたりで素材そのものによる換気が行われなくなります。

テントの取説には絶対といっていいほど、"テント内での火器使用厳禁" だったり、"必ず換気をしてください" といった文章が踊っていますので、テント内で火器を使用する際は、ベンチレーターはもちろん、絶対に出入り口の一部は空けましょう。一酸化炭素中毒の場合、気づいてからではもう体は動きませんので。



来週のテレビ情報

来週のテレビ情報を一挙公開。多いですね~。PSX を予約したものの、来るのは再来週なので、PC を組みなおしている現在、全部ビデオ予約になる恐れ大。その後の取り込みとかを考えると、やっぱり PC で全部やってしまった方が楽ですね。早く組んじゃおうっと。

12/7 (日) 23:00-23:59 TBS
世界遺産スペシャル
「サガルマータ国立公園」~エベレスト山群~

12/9 (火) 9:50-10:50 NHK BS Hi
ハイビジョンスペシャル
「秘境 日高山脈」 知られざる山の四季

12/9 (火) 20:00-21:50 NHK BS Hi
NHK HV スペシャル 〔シリーズ 中国の絶景(2)〕
「黄山 人界の仙境」~華中・安徽省南部72峰の山々~

12/10 (水) 8:00-9:00 / 12/24 (水) 1:00- NHK BS Hi
NHK HV 超特急 至上の絶景 シリーズ世界自然遺産を行く
「大いなる氷河の鼓動」~カナディアンロッキー山岳公園群~

12/10 (水) 14:15-16:15 / 12/23 (火) 9:50-11:50 NHK BS Hi
NHK HV 超特急 至上の絶景
「写真家・白川義員 世界百名山に挑む」

12/10 (水) 20:00-21:50 NHK BS Hi
NHK HV スペシャル〔シリーズ 中国の絶景(3)〕
シャングリラ「理想郷」~雲南省・香格里拉(シャングリラ)県~

12/13 (土) 18:00-18:55 NHK BS Hi
「黒部・幻の大滝に挑む」~黒部峡谷・剱沢大滝~

12/13 が志水哲也さんの番組です。それにしても香格里拉(シャングリラ) ってすごい当て字ですね。


2003年12月 5日

カム 12月号

カム 12月号
第 1特集 山スキー2004パウダー編
まだ山スキー経験は皆無なのでざーっと読み流す。ただ今年から本格的に始める予定なのでギアのところだけは一応目を通す。ほぼ何を買うかは決めてあるんですがね。スキー分の重量は増えますが、場合によっては補って余りある機動力を発揮してくれることでしょう。

第 2特集 冬枯れの陽だまりハイク
ハイキングは最近ご無沙汰ですが、冬になったのでどこか行こうかな。夏だと暑すぎて、とてもハイクを楽しめる気分になれなくて駄目なんです。

カラーグラフ
アルパインクライミングの本を立て続けに出したからか、"アルパインクライミング=廣川さん" の図式がカムの中でできつつあります。

読み物・連載
レニ・リーフェンシュタールの特集を読んで、棚に積んであった DVD を 1本見ましたが、とても "雪山の美しさとスキーの躍動感を素晴らしいカメラワークで描いた異色の作品である" とは感じられず、"異色の作品" としか受け取れませんでした。あと 2本手元にあります・・・。"日本山岳会資料映像委員" なんてものがあるんですね。

"マイ フェイバリット ルート" の剣沢大滝と本院岳ダイレクト尾根はどちらも行ってみたいところです。

他に気になったところとしては、"クロニクル" の総括に書かれていた "もはや海外で登山を行うことがパスポートが必要かどうか以上の意味をさして持たなくなりつつある" と言う箇所に幸か不幸か "今" と言う時代を感じます。

首都圏で起きている山の事故の特集記事がありますが、予想通りというか、遭難件数は増えているものの、死者の数は横ばいなので、携帯の弊害によるものでしょう。また事故の態様を見てても面白いです。滑落、転等、転落、道迷いと言うのはすぐにわかるのですが、"進路が絶たれる" とか "計画不備"、"木下敷"、"火傷"、"熊殴打" ってのは署員が判断して書いたのでしょうか。"2001年 6月 和名倉沢 滑落 沢登り 重症 男 38 ヘリ使用" というのはハッシーさんかな?

山渓にも出てますが、山森さんによる野沢井歩さんの追悼記事は微妙に違っています。

マウンテニアリング・セミナー
柳澤先生の "記録の意味を問い直してみたい" と言う記事は、昔から先生が言ってることです。「道具や技術、医学が進歩しても、経験はまったく継承されていない。」これが大学山岳部が衰退している理由かもしれません。


2003年12月 6日

アバランチ・インフェルノ

(1999 アメリカ 原題: AVALANCHE)
アバランチ・インフェルノ
無計画な油田開発によって発生した雪崩によって夫を失い、それでも続けられる開発にメスを入れようと奮闘する女性自然監察官のお話。

山度はそれほど高くはありませんが、雪崩のシーンが盛りだくさんで、雪崩好きの人にはたまらない B級映画。ただ、ジオラマのシーンはかなり安っぽい(少し前のアイスの CM 並。"Coolish"?) ので、それはそれで楽しめるのですが、ちょっと↓。それにしても雪崩のシーンはどこかで見たようなシーンばかりです。使いまわしているのかな?


2003年12月 7日

世界遺産スペシャル 「サガルマータ国立公園」~エベレスト山群~

(12/7 23:00-23:59 TBS)
世界遺産スペシャル 「サガルマータ国立公園」~エベレスト山群~
エベレスト及び、エベレスト周辺の山の空撮による特集。クライミングやネパールの生活にはそれほど踏み込まず、ただエベレストやエベレスト周辺映像の垂れ流し。まぁ、めったに目にするものではないので貴重と言えば貴重かもしれません。エベレスト以外にも、ローチェ、クスムカングル、タムセルク、ヌプチェ、アマダブラム等、山をやっていたら 1度くらいは耳にするような山も出ております。

個人的にはエベレストを始めとするヒマラヤ登山には魅力を感じられなくなっています。最大の理由は、これまでの自分の登山、価値観を全て否定される気がするからです。日本でどんなにあがいて難易度の高いクライミングをしても、あのヒマラヤの 8000m峰郡のスケールには到底かなうはずも無く、全て吹き飛ばされてしまうでしょう。カム 10月号で、冬の黒部に毎年のように通っていた和田城志さんも「恋焦がれて黒部に通いつめたのに、ナンガパルバット行ったら全部粉砕された。黒部に十年二十年行ったところで、ナンガ一回で全てがチャラになる」と語っております。和田さんと自分を同じ俎上に並べられるわけも無いのですが、それなりに想いを持って山に登っているので、同様のことが起きると思います。行ってしまえば行けるとは思いますが、やはり把握しきれないスケールという怖さが先行してしまい、"次のステップへ" という決断力が最近鈍りつつあります。

2番目の理由は、現実的でつまらない理由なのですが、キャラバンの長さにあります。社会人として休みが取れるのは 1ヶ月が精一杯です。ヒマラヤ 8000m峰登山では通例ベースキャンプまでで 2週間、登山全体を入れると 2ヶ月近くかかってしまいます。かといって、ヘリでベースキャンプまで飛んでしまうというのも違和感を感じますし、今さら 1ヶ月くらいで登れるとはいえメラやゴーキョ、アイランドピークに登っても仕方ないでしょう。

いずれにしろ、ヒマラヤから逃げていると言うのは否めないところです。積雪期の黒部横断を 1度してみたら考えてみてもいいかもしれません。もしかしたら考えられるようになるかもしれません。

関連情報
世界遺産スペシャル 「サガルマータ国立公園(エベレスト山群)」


2003年12月 8日

雪山

無性に 1人で雪山に行きたいときがある。先週はまさにそんな時だった。全て自業自得なのだが、連日仕事で朝帰り、辛い出来事なども加わり、肉体的にも精神的にもぼろぼろ。そんな時こそ雪山に行きたくなる。一面真っ白で、夏の喧騒や穢れ(?) を全て埋め尽くした雪の中をぽつねんと歩きたくなる。何だかこっちまで綺麗にされているようで、リセットされた気分になり、気持ちが良いし落ち着く。

土曜は用事があったので、日曜 日帰りで雪山に行けないかと日本地図とにらめっこ。
[東北方面]
日光、那須は太平洋側なので、寡雪の今年はまだ雪は無いだろう。かと言って会津、安達太良、蔵王までは行ってられないので没。
[上越方面]
谷川周辺に絞って検討。谷川、平標、白毛門が手ごろではあったが、人がいそうなので、少し脇のタカマタギ、武能岳に絞る。天気図も強い冬型で、寒気も入ってきているとのことで、雪もじゃんじゃん降っていることだろう。

しかしながら、そんな思惑もむなしく、結局は土曜の夜から始めた仕事が終わらずに全部没。ジムにすら行けず、結局モニターとにらめっこな週末だった。


2003年12月 9日

Wild Country Cam Book

Wild Country Cam Book (PDF)
Wild Country Cam Book
フレンズといえばの Wild Country から同社の歴史と、フレンズの歴史、作用理論、使用方法、メンテ方法をまとめた冊子が Web に出ておりました。もちろん全部英語ですが 32P、写真入りの大作です。英語力が限りなくゼロに近いので、いつものように翻訳ソフトを利用して翻訳してみたところ、

Wild Country → 乱暴な国
friends → 友達
Mark founded Wild Country and started selling Friends. → マークは乱暴な国を設立し、友達を売り始めました。

となり、爆笑の連続で、何を読んでるのかわからなくなってしまい、とても読める状態ではないので、頑張ってそのまま読みました。当たり前のことしか書いてありませんが、写真を見てても楽しいので (P9 の写真とかはこんな地形があるの? って感じです。)、1度読んでみるといいかもしれません。ベルカディア(Wild Country の輸入代理店) とか翻訳した小冊子出さないかな~、もしくはボランティアの方。

茶木さん情報ありがとうございました。


2003年12月10日

故人の意思

先日イラクで日本人外交官 2人が射殺されました。普段は "右へ習え" の新聞各誌の社説は珍しく社風が出たものでした。朝日は自衛隊を派遣するかどうかを焦点に派遣しない方向で、読売はひたすら、故人の意思を酌んで何があっても自衛隊派遣の方向へ、毎日や東京新聞は今こそ国連の役割を考え直そうというやや中立的な社説でした。

どの紙面でも "故人の意思を酌んで" や "2人の死を無駄にせず" という言葉が少なからず使われています。しかも各誌推測で書いており、"故人の意思" がいいように利用されているという感は否めません。親友ならともかく、取材レベルで故人が本当に何をやりたかったかまではわからないでしょう。

似たようなことが山の世界でもあります。山屋さんの追悼文集を読んでいると、"故人の意思を酌んで" というフレーズをよく目にします。人それぞれなので突っ込むことはできませんが、自分自身を奮い立たせるために使う分にはいいと思いますが、会の方針にしたり、他人を巻き込むことにはいつも違和感を感じています。個人の意思は個人の意思でその場にそっとしておいてあげるのがいいと思っています。友人を何名か山で亡くしてますが、葬儀の席で故人の在りし日の話に花を咲かせるのはいいと思いますが、ご両親の前で "XX君が目指していた ○○に頑張って登りたいと思います" というのはやはり不謹慎だと思います。

論点が山からずれるようですが、今回の事件をきっかけに、"故人の意思" を理由付けにして、国が翼賛化の方向に行かないことを願います。というより、故人の話を脇にして、未だにテロだったのかどうかを議論している政府のアホさ加減もどうかと思いますが。


Tarzan No.410

(2003/12/10 マガジンハウス)
Tarzan No.410
平山ユージ氏のエルニーニョの特集があったので買ってみました。

・・・。

エルニーニョの詳細は 今号の ROCK&SNOW に全て出ていますので、Tarzan は買わなくていいでしょう。

ちなみに、今月 20日に、これまで ROCK&SNOW で連載されていた "ユージ伝説" が "YUJI The Climber" として単行本で山と渓谷社から発売になります。また、1/18 にはストーン・マジックで講演会、 2月には Pump から今回のエルニーニョのトライをまとめた DVD/Video が発売になります。

関連情報
MAGAZINEHOUSE magnetcafe


2003年12月11日

富士山ネタ

富士山ネタ

少し古い情報ですが、いろいろなところで紹介され始めたので、ここでも紹介しておきます。今シーズンで、冬季の常駐が廃止になる富士山測候所に 20年以上、シェフとして勤務している西やんさん(面識はありません) の Web サイト。

"2 冬富士登山者のための気象" は非常に参考になります。冬富士に登る人は必見でしょう。また "7 レドーム解体" や "富士山測候所案内" はめったに見れる画像ではないのでこれまた必見です。ちなみに、レドームの建築はプロジェクト X の第 1回目の DVD で見ることができます。在りし日の新田次郎(藤原寛人) さんなんかも映っております。それにしても、最初に富士山山頂からスキー滑降した人が深田久弥というのも驚きですね。板も 2.07m とかなり長めです。

また、掲示板ではリアルタイムに近い生の富士山の雪の状況がわかるので、富士山に行く予定の方は見ておくといいかもしれません。今年は 10年に 1度のパウダーの狙い年だそうです。

参考情報
僕だけの強力伝


2003年12月12日

Terra

最近良くコメントや掲示板への書き込みをいただく himalaya さんことカメラマンの庄司康治さんの Web サイト。

とにかくカメラマンだけあって写真がすごく "綺麗" で、写真が輝いています。また、山(冒険) の経歴も生半可では有りません。記録にそれほどのこだわりが無いようですので、詳細な山歴は不明ですが、鉄の時代を越えてきた人の匂いを感じます。

当方も、高校時はマニュアルの一眼レフカメラを担いで山に行ってたものの、特に勉強していたわけでもなく、絞りやシャッター速度もいい加減に撮るだけ撮り、フィルム代が払えなくなってすぐにやめてしまいました。最近はもっぱら、デジカメの気軽さに身を委ね適当にパシャパシャやっているだけの状態です。

志水さんの 12/4 の雑文を読んで、これまで良く理解していなかったカメラマンの葛藤について考えさせられました。プロとアマの違いは、もちろん技術的な違いもあるとは思いますが、最大の違いは心構えとその心構えに対してどれだけ葛藤してきたのかという経験の差である気がします。ただ綺麗な写真というのであれば、機材が進歩している現在、少し勉強すれば誰でも撮れる時代です。ただ、雑誌のカバーになったり、写真集を出せるようなプロは、そこから 1歩踏み込んで、なぜその写真を撮るのか、撮ったのかを写真に込めるすべを身につける必要が有り、1枚の写真を撮るのにどれだけの情熱を込められるか、見る者にどれだけの感動を与えられるのかを考えられるのがプロのプロたるゆえんなのかもしれません。志水さんへの高桑さんのコメントも読んでおくといいかもしれません。


[漫画]岳 ~みんなの山~ - 石塚真一

(2003/12/12- ビッグコミックオリジナル増刊号 小学館 石塚真一)

山の漫画がなくなってから 2ヶ月ほど経ちますが、また始まりました。これまで不定期に連載されていたものの連載化が決定したそうです。

内容はといいますと、3番煎じと言われかねない山岳レスキューモノです。冒頭の奥穂南稜の雪庇の箇所はちょっと ??? ですが、それ以外では突飛な描画も無く無難な立ち上がりかもしれません。今後の展開に期待したいところです。

関連エントリー
カモシカ 2 (2003/10/28)
カモシカ 3巻 (2004/3/2)

岳 -みんなの山- (2003/12/12)
岳 ~みんなの山~ 1巻 (2005/5/17)
『岳』 2巻 (2006/10/25)
岳 3巻 (2007/1/18)
岳 5巻 (2007/10/30)
岳 6巻 (2008/1/30)
岳 7巻 (2008/7/2)

(2007/1/25)
マンガ大賞2008、『岳』が受賞 (2008/3/28)



2003年12月13日

日光白根山 1日目

日光白根山 1日目 : 前白根手前から日光白根山
後輩の雪訓で 5年連続で雪山のシーズン始めで日光白根山に行ってきました。前情報どおり、ここ 5年では一番雪が少なかったです。今年は現在のところ、富士山を除いては、全国的に雪が少ないようです。

取付の湯元スキー場も来週オープンとのことでしたが、草ボーボーで、オープンできるのかどうかは ??? です。

今回は車で前の晩に入ってしまったため、1日目の出発も始発バスが到着するまでに出発でき、雪山最大の醍醐味である "ラッセル" を全トレースで堪能できました。

ただ、雪があるとはいえ、終始膝程度のラッセルでしたので、五色沼避難小屋に着いてからも時間に余裕ができ、埋没体験やビーコン探し等の雪訓ができました。入山者は他 10名程度でした。


2003年12月14日

日光白根山 2日目

日光白根山 2日目 : 日の出の中を登る
今日も山頂までラッセルすべく暗いうちに出発。途中までわかんで、山頂直下からアイゼンに切り替えました。

今回はラッセル好きが 2名いたので、ラッセルは彼らに任せ、雪山のもうひとつの醍醐味である "シリセード" のラインをずっと探しながら登りました。例年ですと、十分雪があるので(あり過ぎて雪崩が怖いことも) どのラインからでもシリセードができるのですが、今年は雪が少ないせいか、岩や低木が随所に露出しており、思うようなラインが見出せません。この辺は山スキーヤーと同じ気持ちかもしれません。ちなみにモットーは「スキーで滑れるなら尻でも滑れる」です。さくっと山頂を往復し、いざ狙っていたラインでシリセード。もうばっちりすぎて感動でした。歓声を上げたくなるほどのパウダーを堪能できました。

あとは来た道を下山、湯本で温泉に入り、エンプティマークが点滅する中、ギリギリで中禅寺湖の GS に入り、華厳の滝で飯を食べ、渋滞らしい渋滞も無いまま東京に着きました。

ただ、そろそろ一般ルートには飽きてきたので、白根山のバリエーションに行っても面白いかもしれません。前白根側の顕著なガリーの右のリッジは、もろそうですが登れそうな感じです。ルートあるのかな? 登山体系を漁ってみよーっと。


2003年12月15日

中国・梅里雪山で遭難、日中登山隊の遺品発見

ソース

遭難自体は 1991年で、まだ山を始める前でしたので詳細は知りませんが、年々発見される遺体の記事や AACK 出身の本多勝一氏の著書(書名は忘れました) などで読み、概要だけは頭の隅にありました。この話は、梅里雪山だけに言えることではなく、同様な例は過去に数多く、特に温暖化が著しい近年は、氷河が溶け出しているエベレストをはじめ、ヒマラヤ周辺やヨーロッパアルプス、デナリ周辺でも昔の遭難者が見つかっております。今後植村直己さんが発見されるということもあるかもしれません。

それにしても、地元で聖山として崇められている山に登ろうとして遭難し、地元に博物館を作ると言うのは少しどうかとは思います。登山者は時として、山ならどこでも登っていいと勘違いしますが、決してそんなことは無く、人間が勝手に所有者を決めているだけとはいえ、地元によって守られている山や、私有地も多々有ります。あくまでも登らせてもらっているという謙虚な気持ちが大切でしょう。

参考情報
京都大学学士山岳会(AACK)のホームページ




関連エントリー
遭難慰霊碑:日本人名、傷つけられる 中国・梅里雪山 (2006/2/1)
梅里雪山―十七人の友を探して (2006/7/4)
梅里雪山 17人の友を探して (2008/3/17)



2003年12月16日

レスキュー 篠原秋彦の軌跡

(2002/7/10 有限会社トーホーエアーレスキュー)
レスキュー 篠原秋彦の軌跡
篠原さんは 2002年 1月 6日に鹿島槍で遭難救助活動中、救助ネットで遭難者を吊り上げて搬送に移る際、救助ネットに確保を取っておらず、ネットから振り落とされて亡くなりました。このビデオは篠原さんの生涯をまとめたもので、救助活動時に使用していたビデオの映像が大半なので、最近よく見る "警察 24時" みたいな臨場感を感じられます。

篠原さんは 1977年に東邦航空に入社し、25年間で約 1600件、1700人の山岳救助を行い、2000年に長野県警や山岳関係者と連携して救助活動に対応できる民間組織を作ろうと、東邦航空を辞め、別会社としてトーホーエアーレスキューを設立しました。

ヘリで人を吊り上げる場合、本来はホイストという道具を使用するのですが、一度に吊り上げられる人数が 2人と少ないため、篠原さんは本来は荷物を運送するのに使用するネットを改造して救護ネットと作り、それを利用して救助活動を行っていました。これだと、ホイストでは 1時間近くかかっていた救助活動が 5分近くに短縮でき、かつ 1度に多人数を搬送できるため画期的な方法として、東邦航空だけが使用していました。が、この事故をきっかけに救護ネットの使用は全面的に禁止になり、ホイスト以外の吊り上げ方法は使用できなくなりました。

事故報告書を見ると、事故原因を結論付けなければいけないからでしょうが、完全に篠原さん(救助隊員A) のミスが原因とされており、一番最後に取って付けたように「救助隊員Aは、ヘリコプターによる山岳救難を約1,700件無事故で実施し、 た功績により平成13年に財団法人信毎文化事業財団から信毎選賞を受賞していた。」と記述されているのが少し悲しいですね。

ちなみにヘリレスキューの詳細に関しては 文部省登山研修所発行の「山岳遭難救助技術」という本に、救助ヘリの種類も含めて詳しく書かれています。


2003年12月17日

ケアレスミス

ひょんなことで、自分自身を設定ファイルから消してしまい、Blog の編集画面にログインできなくなってしまい、更新作業もできず、全記事を入れなおす羽目になり、復旧まで 2日かかりました。まだ細かい修正が残っていますが、とりあえずほとんどの機能は使えるようになりました。

Blog のメリットとして、サイトの Export 機能があり、他のドメイン等への移行が楽だということです。ただ、それもバックアップを取っていないと意味がなく、今回みたいな羽目になる可能性は大です。ので、念のためこのサイトに対して Admin 権限のあるユーザーを 2人作っておきました。


2003年12月18日

トーク&スライドショー 廣川健太郎の「チャレンジアイスクライミング」

トーク&スライドショー 廣川健太郎の「チャレンジアイスクライミング」
仕事を途中で抜け出して、渋谷のモンベルに、ヒロケンこと廣川健太郎さんの講演会を聞きに行ってきました。

渋谷のモンベル自体が 10/17 にオープンしたばかりでまだ真新しい感じでしたが、スペースが広い割りに、置いてある商品は少ない気がしました。

さて、講演会自体は 5F のサロンで行われたのですが、見知った顔は木下さんだけでしたが、JECC の方や廣川さんの知人の方が大半だったようです。内容はこれまで廣川さんが登られてきた、アイス系のスライド 80枚の説明でした。大半は「チャレンジアルパインクライミング」で見たことがある写真で、残りの半分はカナダやコロラドのアイスでした。海外は 500m、600m がざらで、やはり規模が違いますね。まぁ、当方はまずは八ツからですが。

廣川さんを生で見るのは初めてでしたが、おっとりとした感じで淡々とした語り口でした。個人的に凄いなと感じる所は、社会人としてバリバリの企業人でありながら、あれだけの数の登攀をこなしているところです。

もちろん忘れずにサインも貰ってきました。


2003年12月19日

登山家の野口氏が出馬検討 来年の参院選、自民公認で

ソース
本人のサイトでは否定しているので、今回は噂で終わりそうですが、親が外交官ですので、その影響でしょうか、将来的には十分考えられることです。被選挙権はれっきとした国民の権利ですし、過去に北海道の知事選に三浦雄一郎氏も出馬しています(落選) ので、別にどうとも思いませんが、もうちょっと色々勉強してからの方がいい気がします。本人は登山家を名乗っていますが・・・ですし、環境問題に取り組んでいるとはいえ・・・です。今はただのエクストリーム系ゴミ拾い屋さんだけでしかないと思いますし、自民党に担がれているだけでしょう。

それにしても、野口氏の Web の掲示板が、選挙の話が出た途端、政治一色になってしまったのには驚きました。ファンは必死ですね。


free climber yuka kobayashi

free climber yuka kobayashi
日本女子フリー界では圧倒的な強さで、もはや敵無し、15連勝中? の小林由佳チャンの Web サイト。12才で 5.12d とか登ってましたからね。同姓同名の芸 "NO" 人がいるため、検索ではまともに探せなかったのですが、全く更新されていませんが、本人の Web サイトがありました。姉の真秀のはないのかな? それにしても

好きな食べ物 納豆・パワーバー(アップルシナモン味)
好きな音楽 君が代


かなり変わってますね。松島君情報ありがとうございました。


2003年12月20日

足拍子岳 1日目

足拍子岳南尾根
山岳会の雪訓で上越の足拍子岳南尾根に行きました。核心はアプローチでした。

当方の都合で、車 2台で行くことになり、当方は後発で東京を夜中に出発。関越を北上するにつれ、赤城を過ぎたあたりから雪が舞い始め、昭和を過ぎる頃は猛烈な吹雪で視界 10m。雪はまだ除雪されておらず、変な轍が複数有り、操縦不能になることしばしばで、スタッドレスは全く無意味。普通車は皆 20-30km でのろのろ運転、トラックは脇を轟然と駆け抜けて行き、跳ね上げる泥と、スプリンクラーの水で窓はびちゃびちゃでワイパーは全然利かないし、時々路肩に車が突っ込んでおり、かわしながら進んで行く有様はまるでラリー、雪道運転初めての当方はパニック寸前でした。湯沢で下りてからも除雪されていないので、車でラッセル状態。先発隊も土樽駅まで車で行けず、引き返して湯沢の駐車場に残置することになりました。

朝、湯沢から電車で土樽にアプローチ、電車を降りるとホームも除雪されておらず、ホームをいきなり膝までのラッセルで改札へ。待合室は 10人くらいのパーティが出発準備をしていましたが、車で来て動けなくなったらしく、車を掘り出していました。

雪山準備をして出発、足拍子岳南尾根の取り付きまではトレースがあったものの、取り付きからわかんをつけていざラッセル。もうひたすらラッセル天国。最初は膝くらいだったのが、標高をあげるにつれ、腿、腰、胸と上がっていき、ひどいところでは背丈を越えました。背丈を越えたラッセルでは春の立山を走るバスのようでした。ただ、ここでも孝晃の強さは目立ちました。天候はずーっと吹雪いており、標高を上げるにつれ風が強くなってきて雪もあられに変わり変な感じです。天候が良くないので、結局標高 1000m 前後のあたりで、整地してテントを張ってしまいました。

雪は一晩中降り続け、テントの端で寝ていたのですが、雪で押しつぶされて、身動きが取れなくなり、夜中に一度除雪する羽目になりました。土樽スキー場のライトで空が赤く不気味でした。


2003年12月21日

足拍子岳 2日目

雪訓中(スタンディングアックスビレイ)
朝起きてテントの入り口を開けると目の前には雪の壁が・・・。夜中に 1度除雪はしたものの、ほとんど無意味。外に置いておいたピッケルもわかんも雪の下。上越の豪雪の怖さを改めて実感しました。

結局天気が悪いので、上には行かずに下まで降りて雪訓をすることにしました。とはいえ、昨日のトレースが残っているわけも無く、わかんをしてても腰まで潜る雪と奮闘しながら下るうちに、いつの間にか別の尾根に入ってしまったらしく、谷に突き当たりました。後はもう尾根をつなぎながらのトラバースの連続で、雪の中を泳ぎながら、何とか清水トンネルの取り付きあたりまで降り、そこで雪訓。

デッドマン、スノーバー、ピッケル、麻袋、ビニール袋、スノーマッシュルーム、スノーボラート等、アンカーの加重テスト。コツは埋めて固めることと加重の方向を考えて掘ることでしょうか。麻袋やスノーボラートのきき具合が予想想以上でびっくりでした。その後スタンディングアックスビレイの練習をして引き上げました。

湯沢駅で温泉に入り、駅前で飯を喰い、除雪された関越道を帰京しました。除雪されていても、ひっくり返って、スキーの道具を散乱させている車や路肩に突っ込んでいる車が数台有り、雪道運転の怖さを実感しました。


2003年12月22日

事故報告・お詫び

先日千葉で起きた、30人が行方不明になった遭難騒ぎの報告書が Web に掲載されていました。

"事故報告 2" は一体何なんでしょう。ギャグ?

事故報告・お詫び
事故報告 2


2003年12月23日

かたしな高原

ジャンプするヒロポン
山スキー一式を買ってしまったので、ボードを封印して、5年ぶりくらいにヒロポンとゲレンデスキーに行ってきました。夜中に関越を北上し、朝一に駐車場着、車で仮眠。

スキーも、まぁ、なんとなくは体が覚えているわけで、見た目はともかく、一応滑れるまでは思い出せました。

かたしな高原は初めて行くスキー場でしたが、スキー限定のファミリーをターゲットとしたスキー場らしく、施設の名前には全て "Child" が付き、スキー場のイメージキャラクターはミッフィー、子供向けの施設もちらほら有りました。スキー場は小さいものの、ほぼ全てのコース滑走可能でしたが、がらがらでした。皆、上越方面に行ってしまっているのか、隣の丸沼高原もがらがらでした。今の時期は狙い目かもしれません。

また今回新調した 310g のデジタルビデオカメラも好調で、滑りながらでも十分撮れるレベルになりました。

参考情報
かたしな高原


2003年12月24日

冬山装備

左がシュラカバで右がシュラカバ+シュラフ
左がシュラカバで右がシュラカバ+シュラフ

冬山装備がぼろぼろになってきたので、今シーズン新調しました。

シュラフ+シュラカバ
厳冬期でもサマーシュラフを使っていたので、今回もサマーシュラフを買いました。これまで 420g だったのが、380g と大幅に軽く、コンパクトになりました。シュラカバも 205g と信じられないコンパクトさです。個人的には比較的寒さに耐えれる体にしたため、-20度くらいまでならサマーシュラフでも問題なくなりました。また、考え方の問題ですが、重量が増え、寝るときにしか使えない冬用シュラフにするよりは、その分、寝るときでも行動中でも使える防寒具にウェイトを割くようにしています。

下着
現在使っているものは、4年前の素材で、かつ今年から沢でも使うようになったため、劣化が著しく、どことなく沢の香りもするようになってきました。ので、去年ブレスサーモの靴下を買ってみて、かなり暖かかったので、今年は下着も全てブレスサーモにしてみました。が、体感的にはこれまで使っていた下着と大差ない気がします。茶木さんいわく、2年くらい前の Be-Pal の特集と体験的に Marmot が一番暖かいらしいです。

ズボン
冬山ではいつもウール 100% のズボンを履いているのですが、これは当初買う予定は無かったのですが、これまで履いてたズボンが、ウエストが太ったせいでチャックが上がらなくなり、仕方なく買い換える羽目に。悲しい・・・。

冬は基本的には余分なものは持っていかず軽量化に努めるというのがセオリーだとは思いますが、個人的には、金銭で解決できる部分が大きくなってきたので、とことんまで突き詰めています。本当はそのくらい持てる体力をつけるベクトルに意識を向けなければいけないのでしょうが。



2003年12月25日

バイル

今年からアイスを始めるにあたり、バイルを色々と物色してきました。

とはいえ、山スキー同様種類が多すぎて訳わからず、石井本店、カモシカ、さかいやとハシゴして片っ端から振りつつ、店員さんにも色々聞いてみたり、過去のロクスノやアイスの本なんかも見てみましたが、余計混乱してしまいました。

結局、軽くて振りやすく、男気を感じた、国産の Mizo の北辰と Charlet Aztar をアイス専門に、冬のバリ用に kajita の Specialist MarkII を買いました。ただ、まだ使ってないので使用感はわかりません。レポートはまた後ほど。Simond にも良さげなのもあったのですが、高い。


2003年12月26日

年末年始テレビ情報

12/28 2:55-4:50 NHK 総合
日本の山

再放送です。

12/31 10:20- 11:45 テレビ朝日 (再放送 : 1/1 19:00-20:55 BS朝日)
ヒマラヤ最後のロマン・雪男の謎に挑む!

ダウラギリ山麓でイエティ捜索を行った記録です。
参考情報 : 2003イエティ捜索隊

1/2 8:00-8:55 NHK 総合 (再放送 : 1/4 17:00-17:55 NHK 総合)
黒部 幻の大滝に挑む

先日 BS で放送された志水哲也さんの番組です。

1/10 19:45 -22:00 NHK BS2
トレッキング・エッセイ紀行への招待

過去に放映されたものの総集編のようです。岸田今日子、小林聡美、市川実和子等が出演予定だそうです。

1/11 23:00 -24:15 NHK BS2
トレッキング・エッセイ紀行
「湖から湖へ・トレッキングの故郷を歩く」 イギリス・湖水地方

1/18 22:45-24:00 NHK BS2
トレッキング・エッセイ紀行
「岩綾と氷雪の彼方に」 イタリア・ドロミテ

1/25 22:45-24:00 NHK BS2
トレッキング・エッセイ紀行
「紺碧に浮かぶ古代の大自然を求めて」ギリシャ・クレタ島

山とは直接関係有りませんが、先日 PSX を買いました。色々と便利になりました。詳細レポートはまた後ほどでも。


2003年12月27日

氷をたずねて三千里

霧積温泉
氷を求めて各地を放浪してきました。

松木沢
最初に行ったのは足尾の松木沢。東北道経由でアプローチの予定が、雪で通行止めの箇所があったため、関越経由でアプローチ。松木沢のゲート付近に駐車。ゲート付近では雪が降っており、奥の方は完全に真っ白でいい雰囲気。数箇所の工事現場を通り過ぎ、40分ほどで、奥のゲートに到着。ここから先、トレースはあるものの除雪されておりませんでした。ので、スパッツ等装備を整えていると、滝を見てきたという人と邂逅し、話を聞くと黒沢は全く凍っていなかったとのこと。ので、仕方なく引き返して、次の目的地へ向かいました。

霧積渓谷
どこだよそこと思いつつ、上州の鼻曲山のふもとへ車を走らせました。手前のダム(名前は失念) から先は完全なスノーロード。最奥の霧積館では猛烈な雪。旅館の人に話を伺ったところ、例年は凍っているものの、先週はまだ凍っていなかったとのこと。とりあえず歩いて 5分の現地まで行ってはみるものの、もう一息といったところでした。ただ、車からのアプローチがめっちゃ近く、ツララ状の氷は完全にバーティカルかつトップロープが簡単にかけられそうなので今後要チェックです。

吾妻渓谷
ついでだったので、浅間山北面にある吾妻渓谷も覗きに行きました。が、着くころは完全に闇で、吾妻渓谷自体がどこだかわからず、滝すら確認できませんでした。

結局確実に凍っている八ツの広河原沢に行くことに決め、舟山十字路まで入って車で寝ました。


2003年12月28日

とりあえずアイスデビュー!?

武藤返しの滝
車で朝食を取ってから舟山十字路を 8時に出発 (←遅すぎ)。しかもしっかり地図を確認せずに出発したので、気がついたら阿弥陀岳南稜の取付である旭小屋に到着。地図を確認して間違いに気付き、車まで引き返して、再度出発。目的地の広河原沢右俣 F1 に着いたのは 12:00(←ありえない)。そこから武藤返しの沢に入り、支点の作り方やバイルの使い方なんかを一通り教わり、後はひたすらバイルを振り回していました。結局 3時間くらいしか振り回せず帰路に着きました。茶木さんは謎の腰痛で苦しんでおりました。

ここ 2週間ほどアイスをしたいという欲求不満で部屋でバイルを振り回したり引っ掛けたりして破壊活動にいそしんでた不満がとりあえずは少し解消できました。が、まだまだ振り足りない感じです。結局 2日間で 830km 近く走るという、ほとんどドライブ山行でした。バイルのレポートなんかはまたのちほど。


2003年12月29日

南極最高峰 アタックへ出発 森町出身・渡辺さん

ソース
以前紹介した続報です。何とか資金が集まり、ビンソンマシフに旅立たれたようです。スポンサーからお金を集めるには、某セブンサミッター曰く「南極かエベレストかどっちか落としてからじゃないとお話にもなりません。なぜなら、この2つがダントツ難しいから。つまりかかる金が高いから。」とのことです。


2003年12月30日

バイルレポート

先日の山行を受けてバイルのレポートを書こうと思ったのですが、ほとんどバイルを振れていない + アイス超ドシロウトなので、参考とまでは行かず、話しのネタ程度にお考えください。

今回振ってみたものは、Black Diamond "cobra"、Petzl Charlet "Azter"、MIZO "北辰"、Kajitax "Specialist Mark II" の 4本です。サブバイルとして Sharlet "P'TIL LOU"、GRIVEL "BLACK THIRD" も持っては行ったのですが時間が無かったため使いませんでした。

Black Diamond "cobra" 720g 50cm
今回使った中では一番重いモデル。やはり非力な自分には重かった。その代わり、少し振っただけで、後は重さと遠心力で刺さるので、まっすぐに振れさえすればサクッと刺さります。重いので女性には不向きだと思いますが、男性にはいいのではないでしょうか。また、分離式のアンドロイドリーシュは手首にしっかり食い込むのでぶら下がるとき楽です。また着脱も気になるほどではありませんでした。

Petzl Charlet "Azter" 590g 50cm
軽量かつ、シャフトのカーブも極端ではないので一番振りやすく、刺さりもいい感じでした。さらにフリーロックリーシュは片手で着脱ができるので、BD のアンドロイドリーシュより着脱は楽でした。GRIVEL からも同様の構造のリーシュが発売されてます。

MIZO "北辰" 530g 50cm
軽さで選んだのですが、軽すぎました。歯の厚さも薄いので、本当にまっすぐ打ち込めないと軽さも手伝って氷に跳ね返されます。上級者向け? これはバランサーを付けないと本格的には使えないと思います。プラス、基本的にリーシュレスバイルなのでリーシュを付けるとなると、少し改造しないと付けられません。

Kajitax "Specialist Mark II" 640g 45cm
今回使った中ではこれが一番バランスが良かったです。ただ、バナナピックを使っていたのですが、先端が尖っていないため氷を破壊してしまうことがあり、このままではアイスというよりは雪壁向きかと思います。今度使うときは研いで持って行こうと思っています。あと、ベントシャフトタイプもあるようなのでそちらも気になります。

総括
バイル選びはやはり個人差があるので実際に氷で振ってみないと選ぶのは難しいかもしれません。今回は軽さ優先で、店で振っただけで適当に選んでしまいましたが、軽ければいいという感じでもありませんでした。ベストなのは現場で振るのが一番です。山岳会等に所属している場合は機会があるかもしれませんが、個人では難しいかもしれませんね。アイスギアの詳細はロクスノの 14 / 18 / 22 に出ていますので参考にしてみてください。

m1230-1.jpg
左から Charlet "Azter"、MIZO "北辰"、Kajitax "Specialist Mark II"

m1230-2.jpg
左から BD "cobra"、Sharlet "P'TIL LOU"、GRIVEL "BLACK THIRD"

m1230-3.jpg
左から、BD のアンドロイドリーシュと Charlet のフリーロックリーシュ


良いお年を!!

今晩から中央アルプスの空木岳に入ってしまうため、しばらく更新できません。あしからず。皆様良いお年をお迎えください。

今年一年見守ってくださった方々、色々とご迷惑をおかけいたしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。


2003年12月31日

空木岳 1日目

ヒロポンとハリマン
同人直登トラバースのハリマンとヒロポン、当方の 3人で中央アルプスの空木岳に行きました。30日の夜中に取付の須原駅まで入って寝、翌朝、朝一で伊奈川ダム先の林道ゲートまで入り車を残置しました。

駐車場から越百山方面へのトレースはあるものの、空木の取付であるうさぎ平方面へのトレースはなし。積雪は 10-15cm 程度ではありましたが、ハリマンがスノーシューであったため ハリマンをトップにして、うさぎ平まで邁進。途中の避難小屋は廃屋状態ではあるものの、使用は可能です。

うさぎ平から先はわかんを付けての完全に膝下のラッセル。3人で交代しながら 2ピッチのラッセルで東川に出、ほとりの 6合目で幕。沢の水を利用できるので楽でグーです。東川を渡る吊橋周辺はでかい石が雪で埋もれており少し危険です。

時間がまだ早かったこともあり、空身で翌日のトレースを付けに 1時間ほどラッセルしました。東川から先になると雪は平均して膝くらいでした。

夜に天気図を取ってわかったのですが、31日は弱いながらも二ツ玉低気圧が通過中だったため、終日雪が降っていました。

夜はもちろん年越しそば。麺が多すぎました。

駐車場(8:00)-うさぎ平(10:50)-6合目(12:50)-14:10までトレースを伸ばす-6合目(15:00)


 
 
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