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2004年2月 1日

袋田の滝

袋田の滝
袋田の滝

もしかしたら凍っているかもという淡い期待を持って、山岳会の茶木さん、山本さん、坂本さんと袋田の滝に行きました。せめてシャワークライミングでもいいから取り付こうとも考えていたのですが、ぜ~んぜん凍っていませんでした。見るだけ見てそのまま引き返して帰りました。それにしても朝 7時にもかかわらず結構観光客がいてびっくりでした。


2004年2月 2日

no pain no gain

(2003/ US Black Diamond)
no pain no gain

もともと US の BD のサイトで無料で配布されたICE & MIX クライミングの DVD で、1月から日本の代理店であるロストアローのサイトでも配布されるようになりました。カナダにいる後輩に頼んで取り寄せてもらっていた + 日本でも注文したため、2枚がほぼ同時に届きました。ただ、日本版は DVD のみであるのに対し、US のものには BD のカタログが全部付いており小ダンボールで届きました。

DVD は以下の 4章に分かれています。

1. Indoortraining
2. Pitztal Glasier
3. Competition
4. Uschinen

1. Indoortraining
自宅のボードでトレーニングをする女性の映像。フリーが相当に上手いんでしょうね、ムーブが非常にスムーズで、フィギュア 4 へのつながりが綺麗です。パワフルかつシャープです。BD の DVD なのに何故かドイツ語(?) で、英語の字幕を見ないと何を言ってるのか不明です。

2. Pitztal Glasier
オーストリアアルプスの氷河のへりでのクライミング。こーいったロケーションでアイスができるのであれば、アイスの練習場所には年間を通して事欠かないでしょう。羨ましい限りです。一ノ倉沢クレバスもこんな感じなのでしょうか?

3. Competition
やっぱり本場だけあって、日本のコンペよりもルートは複雑かつ長く選手のレベルも上です。アイスでは道具を複数使うからか、ムーブがフリーよりも多彩で、ムーブに選手の個性が色濃く反映されており、一見の価値有りです。

4. Uschinen
ドライツーリングの映像。登っている映像を見る限り、限界はフリーを既に越えている気がします。指がかからないようなホールドもピックで捉えています。課題はランジに変わる技術の開発でしょうか。

BD の DVD ということもありますが、出てくるクライマーが皆当たり前のように Fusion + アイスセリーです。アイスセリーなんて日本で販売されているのを見たことないのになぁ。

ちなみに現在注文が殺到しており、在庫が切れているそうです。


2004年2月 3日

THE ICE GAME: from Bridalveil Falls to Bloody Sunday

(1997 / US Arctic Wolf, Ltd.)
THE ICE GAME: from Bridalveil Falls to Bloody Sunday

アイスクライミングの歴史(Jeff Row と Mike Weis の功績) 約 25年を紹介したビデオ。1974年に Jeff と Mike が 米 Colorado の Bridalveil を登ったときのフィルムから始まり、道具の進化に合わせてより Vertical な氷壁が登れるようになり、果ては現代の Mix ルートまで登れるようになっている過程が解説されています。

Bridalveil は今の道具や技術を知っている目から見ると、規模はでかいものの、ほぼ階段状になっているので、荒川にある "夢のブライダルベール" の方がピッチグレードでは難しいのではと思ってしまいます。ただ、登っている映像は 70cm のシュイナードのウッドシャフトのピッケルを振り回しており、また、ピトンもイボイノシシ(?) のような、スナーグのようなものをねじりながら叩き込んでいます。当時の装備を考えるとやはり凄いと思います。

Mix ルートの紹介では、世界に衝撃を与えた Jeff の著書である "ICE World" の表紙の写真のルート "Octopussy" が紹介されています。登っているときに、動けなくなって、耐え切れずに実際に Fall するシーンも有り緊張感が見ているほうにも伝わってきてハラハラします。その他のルートとして Bloody Sunday、Silver-Tongued Devil、Resurrection が紹介されています。

ビデオは 75分もあり、見終わるとお腹いっぱいになって満足した気分になりました。ちなみに、Directer は最近 ICE Climbing の本を出した Will Gadd です。それにしても 25年以上もクライミングの最先端にいるというのも凄いですね~。Jeff っていったい何歳なんでしょう。


2004年2月 4日

登山者救助で位置プレート 六甲山系800カ所に設置

ソース1 / ソース2

完全に本末転倒ですね。それこそまさに安易な気持ちで入山する人が増えて、確率的に遭難者も増えるのではないでしょうか。いっそのこと、道標を外してそれなりの覚悟を持って入山するシステムにしたほうがいいのではないでしょうか。


アイスクライミングギア

廣川さんによるアイスクライミングギアのレポートが ICML の Web に載っていました。公式なものではなく、かつ全てが揃ってはいないものの、これからアイスクライミングを始める人には参考になるのではないでしょうか。

使ったことがあるバイルに関しては大体同様の感想ですが、スクリューに関しては違い、個人的にはグリベルのスクリューが、やや重いですが一番入りがいい気がしました。少しでも軽量化したいものの、スクリューに関しては多少重くても、少しでも楽に入ってくれたほうが個人的には嬉しいので、やっぱりグリベル派です。スクリュー以下のギアがちょっと中途半端ですね。

アイスの第一人者だけあって、さすがにいろんな道具を使えるようで羨ましい限りです。アイスセリー履いてみたいなー。



2004年2月 5日

D の嵐 生死を懸けたアイスクライミングに挑む!

(2004/1/5 0:53-1:23 日本テレビ)
D の嵐 生死を懸けたアイスクライミングに挑む!    D の嵐 生死を懸けたアイスクライミングに挑む!

嵐の松本潤が八ツ・ジョーゴ沢の F1、F2、大滝を登るという内容。初日は赤岳鉱泉に今年できた人工アイス壁 "アイスキャンディー" (赤岳鉱泉への宿泊客しか利用できません) で練習し、2日目にジョーゴ沢を詰めています。降雪後なのか、初心者のゲレンデとしていつもザイルがすだれ状のジョーゴ沢をラッセルして詰めています。多分平日なんでしょう。1日練習したとはいえそれなりに登っています。バイル(Simond Naja) もアイゼン(Simond Pitbull) も靴( Boreal Icemaster) もほぼ最新のものを使っているので本当に誰でもそれなりに登れてしまいそうな感じです。

ジャニーズが、フリーもすっ飛ばしてアイスを登る時代です。アイスもメジャーになったのでしょうね。"女性でも登れる"、"今ひそかなブーム" なんていうナレーションも有りましたが、これを見て勘違いした人がいないことを願います。赤岳鉱泉まで雪上車で入ってますし、全部セカンドで登ってますし、何にも荷物は持っていません。ちなみにガイドは赤岳鉱泉のオーナーである木村道成さん、スポンサーがハミックスなのか、衣類、ザックは全部 Mammut、クライミングギアは全部 Simond です。

参考情報
今週の放送内容 (Dの嵐 Web Site)



2004年2月 6日

『乳』を訪ねて“巡礼記” 乳がん医 切除手術の償い込め

ソース

「世の中いろんな人がいるなぁ」と実感させられる記事です。毎年干支にちなんだ山や、西暦にちなんだ山、干支に入っていない猫にちなんだ山、その他各地の駒ケ岳や富士山に登ったりする人たちがいるのは知ってましたが "乳" というのは新鮮ですね。ただ 38箇所の巡礼で 688ページって相当な分量ですね。

参考情報
「乳守(ちちもり)の巡礼」 小池綏男
荏原山歩会
全国の富士山
全国駒ケ岳写真コンクール



2004年2月 7日

タカマタギ 1日目

2月の会山行で上越のタカマタギに行ってきました。天候にも恵まれ 7人でラッセル&雪洞を堪能してきました。

金曜夜に荻窪駅で待ち合わせて東京を出発。今回も冬型が決まっており、予報では週末の上越地方は雪とのことでしたが、前回の足拍子ほどは降ってはおらず、2時過ぎ、無事に土樽駅に着き、駅寝。

駅を出発
駅を出発

6時起床で 7:30 に駅を出発。関越、上越線をくぐって取付までの林道でいきなりラッセル。途中までは作業小屋へのトレースがあったものの、上越線をくぐる手前からは完全に膝上のラッセルで取付着は 9:30。

林道をラッセル
林道をラッセル

取付で後続の 6人パーティに抜かれ、ここから先は交代交代でのラッセルに。さすがに 13人もラッセラーがいると雪が股まであっても関係なく、快適にトレースが伸びました。しかも孝晃が頑張って 30分近くもラッセルを続け、完全に独り舞台。さすが。ルートには随所に赤テープがあるので登りで迷う心配はなさげですが、下りはところどころ注意しないと、トレースが埋まってしまった場合、別の尾根に引き込まれる可能性があります。今回は適宜赤テープを巻きながら進みました。

途中の小ピークで休憩   棒立山目指してラッセル
途中の小ピークで休憩         棒立山目指してラッセル

6人パーティは全員がスノーシューでスコップを使い空身でのラッセル、こちらは全員わかんで荷物を背負ってのラッセル。方針の違い等もあるかもしれませんが、このぐらいの雪では空身にする必要は感じませんでした。

今回の目的の一つが雪洞でしたので、行動は 13時で打ち切り、棒立山手前 300m 辺りで雪洞が掘れそうな場所を探し、雪庇の下に掘りました。2箇所から同時に掘り始め、3時間かけて 10mx1.5m、高さ 1.2m 程の雪洞を掘りました。奥のほうは雪の重さでがちがちに固まっており、自分が持っていったプラスチックのスコップは完全に崩壊しました。夜はほうとうをたらふく食べて就寝。雪ががちがちだったこともあり、翌朝起きたときも天井はほとんど下がっておりませんでした。(10cm くらい)

雪洞掘削中   雪洞掘削中
雪洞掘削中

夕飯準備中
夕飯準備中

天候は断続的に雪が降っておりましたが、風はほとんどなく快適でした。

記録
土樽駅(730)-取付(9:30)-棒立山手前(13:10)


2004年2月 8日

タカマタギ 2日目

5:30起床の7:30出発。雪洞を出ると快晴で感動。昨日の 6人パーティは当初、タカマタギを越えて土樽スキー場方面へ向かうとのことでしたが、自分達が雪洞を掘った 100m 程上に幕営していたようです。棒立山までは彼らのトレースを利用させてもらいました。

棒立山へ向け出発
棒立山へ向け出発

棒立山山頂で少し休んだ後、タカマタギ目指してラッセル開始、鞍部までは下りなので一気に進み、そこで孝晃に交代。すると孝晃はタカマタギ山頂までラッセルしてしまいました。うーん、でたらめな体力ですなぁ。途中野兎が遥か前方を軽やかに駆け抜けていき、みんなのため息を誘っていました。

タカマタギへ向け出発
タカマタギへ向け出発

タカマタギ山頂からは 360度、理想的な展望が得られました。山頂では天候も穏やかでぽかぽかで気持ちのいい時間が過ごせました。少し調子に乗って雪庇からダイブしたりとアホみたいなこともしました。

タカマタギ山頂
タカマタギ山頂

平標   谷川岳
タカマタギ山頂からの展望(平標 / 谷川岳)

山頂からダイブ(上から)   山頂からダイブ(下から)
山頂からダイブ(上から / 下から)

みんな気が済むまで遊んでから下山開始。下山は尻セードを 2発ほど決めて雪洞へ。荷物を回収してから土樽目指して再出発。本当は雪洞を埋めてしまったほうがいいのですが、堅すぎて対処できなかったのでそのまま放置してきました。木の枝くらいは立てといたほうが良かったかな。

下山開始   尻セード
下山開始    /   尻セード

下りは結んだ赤テープを回収しつつ、回りの景色を堪能してるうちにあっという間に駅でした。やっぱり、ラッセルしながらの登りとほぼ高速道路状態の下りでは比較のしようがありませんね。

土樽駅で着替えて、湯沢駅前の町営温泉(300円) に入り、上里で飯を食い、大渋滞が始まる直前の関越を疾走して東京に着きました。

天気は文句のつけようがないくらいに終日快晴でした。トラブルとして、坂本さんと鶴田さんのわかん(いずれも ICIオリジナル) のバンドが壊れてしまい、直すのにかなり時間がかかりました。坂本さんのは完全にバンドが切れ、細引きで 1本締め状態で使っていました。ちょっとデザインに問題がありますね。伊藤さん、坂本さん、茶木さん写真をありがとうございました。

記録
雪洞(730)-棒立山(830)-タカマタギ(920)-棒立山(1000)-雪洞(1010)-土樽(12:20)


2004年2月 9日

関西学院大学ワンダーフォーゲル部 大長山遭難事故

週末の山行記録をまとめる前にこちらのニュースの方が重要度が高いのでまとめておきます。

コメント
今回の遭難の報告書が上がってくるまで詳細は不明ですが、少しだけコメントしておきたいと思います。

計画段階
計画書を見ていないので装備に関してはわかりませんが、計画(選択ルート) に関してはまったく問題ないと思います。多少問題があるとすれば途中でエスケープが取れないということでしょうか。監督までついている部で計画に問題があることはまずないでしょう。ワンゲル出身としてはきちんとした相談者がいてうらやましい限りです。現役で活動していたときは、冬はどこに行くにしても、情報収集から、山行審議まで全部自分達だけでやらなければならなかったのでリーダーとしてはどきどきでした。その影響からか、部が雪山での遭難事故を起こしていたことも有り、雪山に対してはかなり臆病になっています。

遭難まで
エスケープの設定、準備等が不明ですが、林君が低体温症になり、動けなくなってしまったのが遭難の原因でしょう。突き詰めていくと、低体温症になった原因が何であったのかがわかればそれが遭難の原因でしょう。林君が動けなくなってしまったのがいつなのかわかりませんが、2/3 からずーっと冬型の気圧配置ですし、山中で天気図を取ってるはずなので、日本海側の山域(遭難現場) では常時雪が降ることは予想できているはずです。メンバーは 14人、雪山経験が浅いとはいえ、男子学生がこれだけいれば、どんなに雪が積もっていてもかなりのラッセルはできます。しかも予備日も行程の倍取っているので十分余裕もあります。それゆえ、大長山まで突っ込んでいると思います。ちょうど中間点で全く動けなくなってしまった主要因が何であったのか知りたいところです。

また、予備日を含めて 10日までの計画で、8日の段階で食料も燃料も尽きたという情報に疑問を感じていたのですが、降雪でテントが潰れてしまい、食料も埋まってしまったという記事がありました。これは致命的なミスですね。雪洞を掘っているということだったので当初はその中にテントを張っていると思っていたのですが、そうではなく、テントが埋まってしまったために雪洞を掘っていたのですね。除雪作業をしなかったのでしょうか? 食料が埋まってしまう状況って? 疑問が幾つか出ますが報告書を待ちたいところです。

遭難後
冷静に考えると、何が遭難なのかわからなくなってしまいますが、完全に救助を待つ体制としては、雪洞を掘って待機するというのは全く間違っていなかったと思います。トランシーバーで登山専門家から雪洞や凍傷に関するアドバイスを受けたとなっていますが、常識的な範囲で、現場のメンバーも当然知っている内容だと思われます。

まとめ
自分の意見をまとめると、今回の遭難の根本的な原因として、林君を低体温症にしてしまったこと、ミスとしてテント、食料の埋没が挙げられると思います。もし、長引いていたら悲惨な状況になってしまったと思います。全員が無事に救助されて本当に良かったと思います。

補足 1
関西学院のワンゲルは大学ワンゲルとしては東大ワンゲル、一橋ワンゲルと並んで、しっかりした体制で活動を行っている数少ない団体で、文登研にも必ず参加していますし、監督まで付いているのでそれなりの部であるだけに少しお粗末な遭難事故だったと思います。きちんと反省して欲しいと思います。

補足 2
たまたま、9日早朝に見ためざましテレビで某小倉さんがこの遭難に対して "雪洞は回りが雪だから、体温を奪います。雪洞よりもテントの方がいいのに、何で雪洞なんて掘ってるの? 冬山の経験が少ないのでは?" というコメントがありましたが、雪山をきちんと知らない視聴者のほぼ全員に誤解を与え、危険な発言だと思いました。決して "テント>雪洞" ということはなく、一旦雪洞を掘ってしまえば吹雪等、外の影響を全く受けず状況によっては全く逆になりますし、雪洞+テントなら積雪期に停滞する場合は最強です。人によっては、軽量化のために冬はテントは持っていかず、雪洞やイグルーのみで山行を行っている人もいます。どの分野でもそうですが、発言力のある人は専門外のことに対して、迂闊な発現は避けるべきだと思いました。もし発言する場合もそれなりの前置きをしておかないと危険だと思います。

補足 3
関西学院ワンゲルの監督(奥田さん) の話として「丈夫な冬型のテントが雪でつぶれた例は聞いたことがない。予想できないようなことがあったとしか思えない」という発言があるのですが、いずれも頓珍漢な発言です。冬型のテントでも、豪雪地帯では除雪しなければ直ぐに潰れます。自然に対して予想できないのは当然のことであり、人間のエゴを感じます。予想できない事態にも対処できてこその登山です。最近では文登研での雪庇崩壊による遭難事故、一昨年の涸沢での雪崩によるスキーヤーの遭難事故でもリーダーから同様の発言が出ていましたが、やはりおかしいと思います。今回も監督の発言としては不適切でしょう。

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以下の内容は Y!ニュース - 山岳遭難 - 2ch 登山・キャンプ板、各種新聞情報、各種 ML 情報をまとめています。

現状
14:30 に全員救助されました。林さんが低体温症で入院、飯田さんが左足に重度の凍傷があるものの、それぞれ意識ははっきりしており、命には別状無し。その他のメンバーも社会保険病院、県立病院、福井大医学部付属病院に搬送されたものの、軽度の凍傷のみで自力歩行可能。

各種テレビ映像
14:30 最後の 2人を救助、県立病院へ搬送。全員救助
14:10 新たに 6人救助。3人を社会保険、1人を県立病院、2人は福井大医学部付属病院、に搬送。
13:50 新たに 3人救助。それぞれ社会保険、県立病院、福井大医学部付属病院へ搬送。
12:18 小松基地より陸上自衛隊大型ヘリ到着、隊員 3人が現場に降り、林さん、吉田さん 2人を救出。林さんが 33.3度で重度の低体温症状。救助後、現場付近をガスが覆ったため救助活動は一旦中断。現場の様子
11:45 防災ヘリの救助隊員が現場付近に降り、1人(飯田さん) が県防災ヘリによりホイスト完了。福井大医学部付属病院へ搬送。救助映像 1 / 2
10:55 上空から福井県警ヘリによりメンバーを発見。全員がヘリに向かって手を振る。

9日 9:00 の状況
大長山山頂から 100m 下の雪庇の上に雪洞を 3つ堀り、6人、6人、2人でビバーク中。一旦埋まったものの、雪洞はしっかりしていて潰れる心配なし。テントは雪でつぶれて使えない。シーバー交信は継続中だが、電池残量が残りわずか。食料、燃料は尽きた。低体温症が 1人、6人が手足に凍傷。現地の積雪は約 5m、新雪が多いためヘリが近づくと雪崩の危険性あり。

計画
2/3-2/10(予備日含む) の予定で関西学院大ワンダーフォーゲル部の男子学生(1-3年) 14人 が
東山いこいの森-取立山-大長山-赤兎山-勝山市 [地図 (1/30万 図)]
のルートを山スキーで縦走予定。

これまでの経過まとめ
7日
13:50 : 「大長山付近で下山できない」という救助要請の無線を受信した福井市の男性が 110番通報
18:00 : 勝山署、勝山市、市消防本部などが救援態勢を検討、市に対策本部 (78人態勢) を設置。
吹雪のため 7日は救助活動できず。

8日
午後 : 学生たちの家族や部 OB ら計約 25人が勝山市内のホテルに到着、対策本部へ。関学からはコーチ、監督ら 5人を派遣。
空 : 視界が悪く飛べないため、17:10 に航空自衛隊ヘリ、県防災ヘリが空からの救助活動を断念。毛布、食料等の支援物資の投下もできず。
地上 : 雪崩等の 2次災害が予想されるため、13:00 に県警機動隊員ら 9人は断念して引き返す。

9日
早朝
空 : 視界が悪く飛べないため、ヘリは現在小松基地、小松空港、福井空港に待機中。
地上 : 入山地点、下山予定地点 2箇所より陸上自衛隊第14普通科連隊、富山県山岳警備隊、福井県山岳会のメンバーら総勢 50人で救助に出発。が、到着は早くても明日。
対策本部の関係者は 50人が待機中

10:55 上空から福井県警ヘリによりメンバーを発見。全員がヘリに向かって手を振る。
11:45 防災ヘリの救助隊員が現場付近に降り、1人(飯田さん) が県防災ヘリによりホイスト完了。福井大医学部付属病院へ搬送。救助映像 1 / 2
12:18 小松基地より陸上自衛隊大型ヘリ到着、隊員 3人が現場に降り、林さん、吉田さん 2人を救出。林さんが 33.3度で重度の低体温症状。救助後、現場付近をガスが覆ったため救助活動は一旦中断。。現場の様子
13:50 新たに 3人救助。それぞれ社会保険、県立病院、福井大医学部付属病院へ搬送。
14:10 新たに 6人救助。3人を社会保険、1人を県立病院、2人は福井大医学部付属病院、に搬送。
14:30 最後の 2人を救助、県立病院へ搬送。全員救助

天候
9日は朝のうちは雪が降り続くが、昼前には雪はやみ、曇りとなり、ゆっくり回復に向かう。 [現在の天気図]
これまでの天気図
2/32/42/52/62/72/8

メンバー
交信内容

参考情報
Y!ニュース - 山岳事故 -
asahi.com まとめ記事
毎日新聞まとめ記事
読売新聞まとめ記事
産経新聞まとめ記事
神戸新聞まとめ記事
関西学院大学ワンダーフォーゲル部



2004年2月10日

週末の遭難事故

関学以外にも週末は遭難事故があったのでまとめておきます。

2/5
行方不明のスノーボードの高3、17時間ぶりに救助--能生町 /新潟
最近多い、スキー場での遭難。現場に行ったことがないのでどんな感じなのか不明ですが、営業しているスキー場であるにもかかわらず、吹雪で動けなくなるって相当ですね。それにしても高校生で雪穴掘ってしのげるというのは凄いですね。笑えたのはスキー場の対応。偽装工作までしなくても・・・。

2/9
<安達太良山遭難>埼玉の男性の行方つかめず
山スキーの怖さが出た感じですね。下手に機動力があるため、同一パーティで前後していても視界不良なだけで完全にはぐれてしまうパターンです。しかも一旦間違えると軌道修正するのは至難の業です。"ぶなの会" の方でそれなりの方のようなので、早く見つかることを祈ります。

続報
<安達太良山遭難>不明の61歳男性、2日ぶり生還
無事救助されたようです。軽い凍傷にかかっているだけとのこと。食料、燃料もなく軽装で 2日間もどうやって過ごしていたのでしょう。さすがとしか言いようがないですね。

山形、福島で3人下山せず 宮城、埼玉の会社員
重複も有りますが蔵王の遭難はかぶっていないのでソースを上げておきます。これは、スキーではなく、蔵王・仙人沢へアイスクライミングに行った帰りのアプローチで迷ったそうです。来年行こうと思っているエリアなので、少し気になりました。


2004年2月11日

霧積温泉

12月に行ったときは凍っていなかった霧積温泉に山岳会の茶木さん、千阪さん、大学の後輩の梨里子とアイスクライミングに行ってきました。温泉旅館の霧積館から歩いて 5分のゲレンデは下荒井沢同様に、快適なゲレンデです。ダムから霧積館までの林道脇の滝もどこも凍っており登れるところはかなりたくさんあります。

霧積館奥の氷場 (左が F1)
霧積館奥の氷場 (左が F1)

千坂さんは 2年ぶり 2回目、梨里子はアイス初挑戦でした。当方も今回初めてモノポイントアイゼンデビューということもありましたので、最初は右手奥の F1 に Top ロープを張って練習しました。傾斜は 60-70度くらいの 10m 程の滝で、経験者ならザイルを張る必要もないと思います。氷の裏に水流が透けていましたが、水が出てくることはありませんでした。

ここでちょっとしたアクシデントが有りました。それほど大きくない滝に 3本トップロープがかかっており、私達のグループは真ん中を登っていました。梨里子が一番上まで登ったときに右のパーティがロワーダウン中だったのですが、トップロープの支点がすべて同じであったことも有り、ロワーダウンしているパーティのロープが梨里子が打ち込み済みのバイルのブレード部分に引っかかり、テンションがかかっていたため、一瞬でザイルの外皮が飛びました。幸いザイル切断までは行きませんでしたが、岩角同様注意が必要ですね。セカンド用のザイルチューブやワイヤーの必要性を実感しました。

アイス初挑戦の梨里子
アイス初挑戦の梨里子

F1 を一通り登ってから左側のゲレンデに移動しました。左側は人だらけでザイルがすだれ状態でしたが、真ん中が空いていたのでリードで登り、トップロープをかけました。このくらい(IV+?) なら余裕を持ってリードできるようになってきました。いい感じいい感じ、目指せバーティカル!! ラインを変えて全員 2回ほど登ってからここは終了。

左側を登る茶木さん
左側を登る茶木さん

左側のツララ状のところが面白そうで狙ってはいたものの、常時トップロープが 2本かかっていて、登れそうになかった + 最初に登っていたパーティがバカバカツララを壊してしまい、内心ヒヤヒヤだったのですが、最後になって空いたため + かろうじて繋がっていたので、トップロープをかけてトライ。トップロープだったので一番難しそうなテカテカのラインで登ってみました。ノーテンで行きたかったのですが、上部でフッキングが甘かったらしく、氷が剥がれてあえなくフォール。腕もパンプしてパンパンでした。その他トラバースやフィギュア4 の練習など少しコンペの真似事もしてみました。梨里子はつららがつながっていないところで苦戦していましたが、結局登ってしまいました。初めての割にはよく登っていたと思います。

つらら状のところを各自各様で登る
つらら状のところを各自各様で登る

終了後は霧積館で温泉に入り(600円)、釜飯の元祖 "おぎのや" で釜飯を食べ帰路に着きました。

大体アイスのスタイルが固まってきました。お金の都合上、右手 Fusion、左手 北辰とかなり変な組あわせですが、2-3回コツコツ叩いて窪みを作ってフッキングというスタイルになりました。もちろん氷質やルートによって使い分けが必要だとは思いますが、氷に易しいので、後から登る人のためにもいいと思います。今回のゲレンデでは、今となっては沢にしか持って行かないような 40cm くらいのアイスハンマーから、クオークエルゴや Fusion といったリーシュレスを前提としたバイルを使う人までさまざまな人がいましたが、技術は道具に合わせて進化(?) しているということを実感しました。今後はフッキングが主体になっていくのでしょうか?

今回北辰のピックを Fusion 並に削っていったのですが、まだ鋭さ + あごの角度が足りない + ピックの厚さが薄いので、Fusion に比べるとフッキングするための窪みを作るのに時間がかかってしまうのと、フッキングしたあとの安定感が Fusion にはかなわない感じです。アイスだけの場所を登るのであれば理想はダブル Fusion です。

今回は新たにモノポイントアイゼンを使ってみました。Charlet のダートを探していたのですが、都内の山道具屋には既になく、代理店のアルテリアにも無いそうなので、Climbing Magazine で評判の良かった Grivel の G14 を買ってみました。1度だけ BD のバイオニックを使ったことがあるのですが、使用感を覚えておらず、比較はできませんが、横爪に比べると格段に楽で、足捌きが変わってきますし、氷も壊さず、とにかくイイです。


2004年2月12日

関西学院大学ワンダーフォーゲル部 大長山遭難事故 その後

現状は、入院していた 14人のうち、9人が退院し、残り 5人が入院中だそうです。

2/10 に記者会見も開かれ、状況が大分わかってきました。テレビの中継は見れなかったのですが、見ていた人のまとめを見ると以下のような感じです。

2/3 入山
2/4 順調に行程を消化
2/5 天候悪化を予測、撤退を決定。エスケープ行動に移るが天候・視界が悪い、雪崩の危険性があるため停滞。
昼~夜に大雪があり、テントが埋まり、交代で除雪するが、除雪が追いつかなくなる。
2/6 AM2:00~AM3:00 除雪しきれずテントが埋まったため、雪洞を作る。
小さい雪洞を作って 1年生など体力の無い者を休めつつ、さらに大きな雪洞を作る。最終的に雪洞 3つを完成。中に退避。
2/7 6日深夜から 7日未明にかけて荷物を雪洞に移す。小物以外は大体 拾い上げる事に成功。
自力歩行困難な低体温症者、凍傷者が出たため自力下山を断念し、無線にて救助要請。
2/8 雪洞で待機
2/9 救助

前回の記事では、遭難原因は "林君が低体温症になって動けなくなったため" としましたが、少し事情が変わってきますね。遭難原因自体はほぼ同じですが、過程が変わってきます。低体温症になったのは、行動中ではなく停滞をしてからなったようです。 低体温症の原因が不明ですが、推測するに濡れた衣類、シュラフのままでいたことが原因だと思われます。救助要請の際に "水が欲しい" と言っていることから、水を作る燃料すらなかったようですので、濡れた衣類、シュラフを乾かす燃料がなかったのでしょう。燃料が準備段階から不足していたのか、テントと共に埋没してしまったのかは情報が色々あって報告書待ちですが、食料はまだ残っていたようですね。

遭難原因は "自力歩行不能な低体温症者、凍傷者を出してしまったこと" で、要因として "燃料の不足" が挙げられると思います。

補足 1
今回の食料計画が "シチューやラーメン" ということに対して某登山家が "冬山ではカロリー不足" というコメントをしているのですが、これはおかしなコメントです。 要は持っている食料で動ければいいわけで、彼らも完全な素人ではありませんので動けるだけの食料を持っていっているはずです。メニューが何であっても関係ないでしょう。当方は単独行のときは、軽量化のためカロメとスープしか持って行きません。昔ロクスノのクライマーへのアンケートで、1日の行動食の平均重量が約 150g だというのを読んでびっくりした記憶があります。

補足 2
低体温症は、1度なってしまうと回復するのに多大な熱量を必要とし、山中で回復するのは困難だと思います。軽い低体温症を体験してみたい方は今の時期に着の身着のままでベランダ等、外で寝てみることです。たぶん、AM 3:00-4:00 くらいには寒くて耐えられなくなると思いますが、その状態から普段の体の状態に戻すのがどれだけ大変か実験してみるといいと思います。当方は学生のときそんなことばかりやっていたせいか、寒さに対しては大分強くなった気がしています。現在は厳冬期でもサマーシュラフで過ごせています。
(*注 : 最低気温が氷点下を割るようなところではやらないでくださいね。いきなり死ぬことは有りませんが、下手したら本当に動けなくなってしまいますので。部屋の中で窓全開程度に留めておいた方がいいかもしれません。また、何かあっても当方では責任を負えませんのであしからず。)

補足 3
今回は無線で救助要請をしているのですが、誰も開局していない状態で救助要請を行い、しかも比較的メジャーなバンドを 2日間に渡って塞いでしまったため、無線関係者から叩かれています。また、規則にのっとった形で交信を行わなかったため、当初はいたずらだと思われたそうです。一応、緊急時の無線に関しては開局して無くても、交信を許可されていますが、無線機を持って行ってることから考えると、確信犯的で、NG ですね。

参考情報
遭難の関学、アマ無線局申請せず部員同士で交信
交信状況
計画書


2004年2月13日

富士山歳時記

富士山歳時記

富士山のテレカコレクターの Web サイトです。当方も収集癖があるので、富士山でガイドをしていた頃は結構集めていましたが、せいぜい 300枚でした。この方は今年の山渓 1月号でも紹介されているのですが、コレクター枚数は 6000枚だそうです。桁が違いますね。とはいえ、今後はテレカはなくなってしまうでしょうね。さらに今あるカードはいずれも集約される方向にあるので、最終的には全部携帯電話にまとめられてしまいそうな感じです。

コレクションの一部
コレクションの一部


2004年2月14日

北海道・層雲峡

これから北海道・層雲峡にアイスクライミングに行くためしばらくは携帯電話からの更新になります。しかしながら、更新はできるのですが、サイトの確認はできないので、おかしい点は帰宅してから修正します。コメントやトラックバックへの返信や、きちんとした更新は来週の水曜からになります。


層雲峡アイスコンペ 1 日目

スケジュールでは午前中から講習会だったのですが、今日の朝東京を出たので、千歳で孝晃と合流して層雲峡に着いたのは正午でした。

午前中の講習会ではスライドを使用して最新のクライミング事情の解説があったようです。

午後からは現場に移動して好き放題登りました。会場は基本は垂直以上は当然で、ルーフや人工壁と多彩です。登った感想としては人工壁だからか結構もろい感じです。どーしてもルーフを乗っ越せずちょっと悔しかったです。ヒールに爪が欲しい・・・。


層雲峡アイスクライミングコンペ

コンペ会場に着きました。氷爆祭り会場は閑散としているのに対し、ここだけは別世界のように盛り上がっています。予想通りみんなFusionです。


層雲峡アイスクライミングコンペ

夜はコンペのスピード競技を見て来ました。男女ともあほみたいなスピードで登っていました。


2004年2月15日

層雲峡・尾滝

予選が始まる前にアップを兼ねて近くの尾滝を孝晃と登りにいきました。20Mと短いものの、バーティカルに近く朝一でリードするには恐かったです。北海道の氷は噂通り硬くて脆くフッキングが浅いとすぐに剥がれます。


層雲峡アイスコンペ2日目

予選が始ました。予選ルート狂っています。5m近い水平ルーフ。去年の優勝者も越えられませんでした。


層雲峡アイスコンペ 2日目

予選はぼろぼろでした。悲しいくらいにぼろぼろでした。やっぱり普段何もしていない状態では全然だめですね。今年はまだ出ないほうがよかったかもしれません。

ブービー賞狙いで出ましたが、結果はブービー賞の 1つ手前の 31/34 でした。1年みっちりトレーニングして来年雪辱します。

課題
- 引つけのパワー
- 持久力
- かかとの爪
- Mizo のコンペ用バイル


層雲峡アイスコンペ2日目

決勝が終了しました。優勝は 2年連続で小田さんでした。課題1 のアックスランジを唯一決めたのが勝因でしょうか。2位はプロの江本さん。貫禄の登りでした。3位は藤田さん。横爪アイゼン、54歳。ベテランの意地。


ゆわんと村

現在ゆわんと村という所に泊まっています。層雲峡から 20km 位のところにある宿で、民宿・ホテルに泊まっていると言うよりは友人の家に泊まっている感覚です。昨晩の宿泊者は地元のクライマーばかり 7名で普段本州には入ってこない北海道の情報をたくさん仕入れられ、当初の目的のひとつでもあった、北海道のクライマーとの交流も持て大収穫でした。しかもみんな底抜けに明るく、本州のクライマーとはまた違った雰囲気で新鮮でした。

崖♂さん、虎仮面さん、Massyさん、Se-yaさん、花ママさん、おKさん、wagaママさんお世話になりました。コンペ中、コンペ後も暖かい声援をかけていただき、本当にありがとうございました。


2004年2月16日

層雲峡・銀河の滝

今日は銀河の滝を登りました。週末には結構登っている人がいたものの、今日はうちらだけでした。氷の部分は下部と上部だけで、中間はラッセルでした。それほど難しくはなく快適なマルチを楽しめました。


層雲峡・中滝

銀河の滝を登った後に少し時間があったので中滝に行きました。孝晃にリードしてもらったのですが、10m程登ったところで動けなくなりフォール。下が雪でよかった。その後当方がリードで登り直しました。


2004年2月17日

デジカメ紛失。

銀河の滝の終了点で撮ったのを最後に見当たりません。多分下降中に落としたようです。春の訪れと供に石狩川にさようならだとは思いますが sony 製のデジカメを拾った方はご一報いただければと思います。


層雲峡・錦糸の滝

当初は雲井の滝を登る予定でしたが疲れ気味+時間に余裕がなかったこともあり、錦糸の滝にしました。難しさは無く、快適な登攀でしたが、3P目をリードしてもらった孝晃が 2回フォール。見てる方がヒヤヒヤしました。


事故

千歳に戻る途中でやっちゃいました。完全な雪道で、車線が全く見えず、気がついたら中央分離帯の溝にはまって接触、反動で側壁にぶつかって止まりました。幸い誰も怪我はしませんでした。フャンカーゴごめん。


層雲峡アイスツアー終了

とりあえず終了しました。コンペは落ちるは孝晃は落とすはデジカメは落とすはおまけに事故るはと散々でした。リーダーとして大いに反省が必要です。今晩は千歳空港泊。一晩頭を冷やします。


2004年2月18日

「単独主義」

遂にというか、満を持してというか、山野井さん自著の本が 3月初旬に「単独主義(山野井さんの Web では「垂直の記憶」)」というタイトルで山と渓谷社から出ます。まだヤマケイの Web に案内は出ておりませんが、ヤマケイ 3月号の巻末の広告に出ておりました。今から非常に楽しみです。ちなみに現在ヤマケイの Web で山野井さんを題材にした本「ソロ」のサイン本が購入できるようです。残り 5冊とのことですので、ファンの方はお早めに。当方は大昔に直接いただきました。

ヤマケイ 3月号は層雲峡から戻る途中の、秀岳荘旭川店で購入しました。ヤマケイは置いてあるのに、何故かカムは扱っていない変なお店でした。その他、北海道の山岳会の会報の購入を検討していたのですが、ちょこっとしかなく、残念ながら触手は動きませんでした。札幌店に行かないと駄目かな。

参考情報
山野井通信


2004年2月19日

2004アイスクライミング 世界選手権

2004/1/22-24 にスイスで行われたアイスクライミングの世界選手権のレポートが日本山岳協会の Web に出ておりました (茶木さん情報 thanks)。

このときの模様はストリーミングで生放送されており、ダビングしたものを見たのですが、どの選手も当然のようにフィギュア 4 を繰り出しており、世界レベルの高さを伺えました。また、今回の層雲峡のコンペでも招待選手は楽々と設定ルートを登っていたことを考えると日本との差はまだまだ大きいですね。

今回の世界選手権には日本からも 2003 と 2004 の層雲峡のコンペ優勝者である小田さんが参加されていたのですが、残念ながらレギュレーションに引っかかってしまったようです。また、層雲峡コンペのルートセッターでもあった、三和さんも参加されていたようです。

世界選手権は Web がドイツ語(?) だったようで、理解できず、映像でしか見ていなかったのですが、室内の雰囲気が有り、一体どこでやっているんだろうと思っていたのですが、今回のレポートを読んで解決しました。"会場は12階にも及ぶ巨大駐車場の下部8階分を使用して特設された巨大氷柱。" という記述が有ります。いやー、さすが外国。ここまででかい規模のものを作るのは日本では無理ですね。来年も小田さんは出場されるのでしょうか? 非常に楽しみです。

そういえば、当方は層雲峡コンペの午前中の講習会には参加できなかったのですが、参加者の方々の Web を色々見ていると、このコンペのビデオを見ていたようです。


「北アルプス中学」は略称「アル中」なのでNG

ソース

「何でも略すな!!」 と言ったところでしょうか。大人は賛成で生徒達から反対が出たということを考えると、やはり略すのは子供に多いということでしょう。ぢゃりん子め。

でも "北稜中" はありきたりすぎますね。もっと思い切って地元に関連する名前を使って "ウェストン中" とか "嘉門次中"、"幡隆中"、"広サコ中" 何かでもいいのでは? 逆にもっと略して "北ア中" とか。


2004年2月20日

花粉症患者に朗報? 関東地方の飛散予報をきめ細かくネットで提供

ソース

花粉症が日本全国規模の症例なのか不明ですが、東京ではぼちぼち始まってきました。当方も花粉症で、一昨日、羽田に降り立ったときから鼻がむずむずするようになりました。

記事によると、これまではかなりアナログ的な手法で計測、予報を行っており、それが改善されより詳細な予報を出せるようになるとのことですが、雨や雪と違って、花粉の予報は余り意味が無い気がします。花粉の飛びが少ないからといって、ゼロというわけではないですし、何にも対策せずに外出するわけにはいかないと思います。それよりは根本的な解決策を示してもらった方がよっぽどましな気がします。

例年は当方はかかりつけの病院に行って薬をもらって毎日飲んでいます。その他、鼻の粘膜をレーザーで焼いたり、抗生物質を打ったりといろいろ対策法があるようです。

とにかく、この時期は奥多摩、奥武蔵等の低山には近づかないようにしています。八ツや北アなどのアルプスクラスの雪山ならまったく問題ないのですが。

参考情報
ヘップチンの花粉情報


2004年2月21日

赤ちゃんが生まれました!! 野口絵子ちゃん

ソース

もちろん、当方の子供では有りません。野口健さんに子供が生まれたようです。おめでとうございます。

彼の登山に関しては特に興味は有りませんが (登山家という肩書きにはちょっと疑問)、彼の活動には興味が有ります。

その昔、富士山でガイドをしていたことも有り、富士山で清掃活動をしていた野口さんの話は良く耳に入ってきておりました。しかしながら、当方は山小屋寄りの立場にいたため、いい話ではなく、悪い話としてしか入ってきませんでした。環境問題に取り組む場合、どうしても地元の観光業と対立してしまうため、お互いの妥協点をどこに求めるかは必ず問題になります。それは現在においてもほとんど変わっていませんが、最近になって環境庁がようやっと動き出したため、各地で入山規制や入山料の話がちらほらと出始めました (今度まとめてみる予定です。)。しかしながら、それは環境保護という一方的なものだけであり、地元の観光業者への収入補填や今後の維持・継続方法など問題は山積ですが、動き出したことは確かですし、昔に比べれば確実な一歩前進でしょう。

彼の活動に関しては、いんちきだとか偽善だとかという批判も多いですが、環境問題に関する広報活動の面や、若者達に夢を与えたり、確実にいい方向での賛同者を得てる面を見てる分には悪いベクトルには進んでいないと思います。ただ、まだ野口さんの活動詳細を知らないので不明なところも多々有ります。彼の著書を読んでみようかな。

おまけ
彼の Web の掲示板を見て思ったのですが、ひたすら賞賛の声が載っているだけで、ユーザー(ファン?) 同士の意見交換や、野口さんのコメントがまったく無いので、ただの落書き帳に成り下がってしまっていてもったいないですね。コミュニティを作れれば活動の幅も広げられると思うのですが。

参考情報
富士山と環境問題 (検索したら、昔書いた文章がありました。あの文章にあの肩書きはちょっとまずいなぁ。)
エベレストからごみの山 登山家野口さん回収の一部展示

今週は日光の雲龍瀑にアイスクライミングに行く予定だったのですが、疲れが溜まっていたこともあり、やめました。また、北海道に行く前に、インドの下請け会社に出しておいた仕事が、休みの間に進んでいるどころか逆行しており、仕事が倍増して返ってきました。部屋の片付けや記録の整理をしようと思っていたのに、土日返上で仕事です。当分の間、寝てる以外はモニタとにらめっこの生活が続きそうです。


2004年2月22日

富士山で登山中の高2が滑落、山岳救助隊が無事救助

ソース

"ピッケルやアイゼンなどの装備はしていなかった。" との記述があるとおり、明らかに無謀登山ですね。富士山は今が一番厳しい時期です。雪山装備無しで 8合目まで上がれてしまったということは、夏道を上がったと考えられますが、今年は雪が少ないのでしょう。例年だとこの時期はアイゼンもほとんど刺さらないくらいのガチガチの蒼氷になります。

そういえば、先月 9日に御殿場口から「瞑想修行」を目的に 10日間の予定で入山したアレ○の信者は、山頂までは行ったものの、その後 行方不明でまだ見つかっていないそうです。

関連情報
冬富士登山者のための気象


2004年2月23日

袋田の滝

今月頭に袋田の滝に行きました。とても登れるような氷結状態ではなく、ぼろぼろのグズグズでした。

昨日の朝、何気にテレビを見ていたら、何と、あのぼろぼろのグズグズのところを登っているでは有りませんか。支点なんか取れるはずも無いうす~いベルグラ状の氷を、バイルを氷の下の岩に引っ掛ける感じでちょんちょんと・・・。

でも冷静に考えると、テレビに映っていたのは最下段を 5m くらい登ったところまでだったので、多分あくまでも撮影用の映像で、そこで登って降りたのでしょう。茨城山岳会(?) か何かの会長が「2段目が 40m で丁度いいんですよ」 とわけのわからないコメントをしていました。

参考情報
遠くへ行きたい 1692回 佐川満男 奥久慈・美人の里歩けば 茨城県 大子町 ~ 里美村


Adrenaline Hunters

(2003/USA Salomon+SAAB)
Adrenaline Hunters

"第 2回アイスクライミングコンペ in 層雲峡" の参加者に配られた Salomon と SAAB のプロモーション DVD。アイスコンペで配られたのでてっきりアイスの DVD だと思って見たらがっくり、エクストリームスキーのありきたりな DVD でした。レビューするほどのものでも無かったです。


北海道アイスツアー 1日目(2/14)

今日から 2/14-17 にかけて行った、北海道アイスツアーの詳細について書いていきたいと思います。ツアーは大学の後輩、かつ同じ山岳会の孝晃と 2人で行いました。
* ツアー中にデジカメを紛失してしまったため、写真は動画のキャプチャーか携帯で撮った物となります。写真がかなり不足しているため、皆さんがコンペを撮られた写真、動画で、この Web で使用してもかまわないという方がいらっしゃいましたら連絡ください。よろしくお願いいたします。

2/14
羽田を朝一の飛行機(6:20) で発ち、千歳空港で、先に北海道入りしていた孝晃と合流し、車を借りて層雲峡に向けて出発。孝晃は頭が痛いらしく、見るからに体調が悪そう。北海道を運転するのは初めてなので、慎重な運転で進行。旭川で高速を降り、R39 を道なりに一直線。特に雪道らしい雪道もなく快適なドライブで、千歳を出たのが 9:30 で、層雲峡に着いたのは 12:10 でした。

氷爆まつりの会場に着いたものの、どこに行けばいいのかわからず、講習会が行われたホテルと氷爆祭りの会場を右往左往したものの、結局、会場で登っている人たちが講習会の参加者のようで、会場で講習会に合流しました。有持さんたちも到着したばかりのようで同様にうろうろされていました。

会場の受付で手続きをして、ゼッケンと Salomon グッズ(PRDVD/ナス環/ステッカー 2枚) をもらって会場の人工氷壁へ。

Salomon グッズ
Salomon グッズ

人工氷壁では講習会参加者が既に取り付いており、Top ロープが数本垂れています。人工氷壁は幅 25m、高さ 15m 程のもので、基本的に垂壁で、大きく 4ブロックに分けられます。一番右が垂壁~100度くらいまでのフェイスで上部はスポンサーのフラグがかかっています。その隣が、フェイスの面から約 5m四方の立方体をくりぬいた穴が下部に開いておりハングというか完全な 180度のルーフです。少しマージンを挟んでその隣も同様のルーフ、一番左側はフェースにホールドを付けた木工ボードが貼り付けられた Mix壁となっています。さらに一番右端の脇にスピード競技用の垂壁があります。

なお、氷の製作過程はゆわんと村の Web の "歳時記" の項目で見ることができます。Kojiさん(ゆわんと村の主人) の話だと、去年の 11月頃に保科さんから粘土の模型が送られてきて、それを元に作成されるそうですが、去年も今年も、不可能に近いような氷を作らされ、要求が厳しく、苦労されたそうです。
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その7
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その6
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その5
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その4
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その3
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その2
層雲峡氷瀑まつり製作状況・その1

講習会会場   講習会会場
講習会会場

講習会会場は基本的に講習会受講者に開放されていて top ロープで好き勝手登れるのですが、大会の人からは質問等あれば Staff に声をかけてくださいとのことでしたが、講習会というよりは単なる人工氷壁開放でした。午前中の講習会を受けていないのでどんなものだったのか詳細はわかりませんが、これで 5000円はちょっと高い気が。Salomon から招待選手としてサンドラ、ジェローム、江本さん、さらに Staff にも保科さん、三和さんをはじめ名クライマーがいらっしゃるので何らかの講習会をして欲しかった気がします。

サンドラは BD で無料配布されていた "no pain no gain" の 1章の室内壁でくねくねしていた女性の方です。知ってたらサインもらってたのにな~。忘れてた~。ちなみに午前中の講習会の様子は崖♂さんの Web (2/14 の項)、花ママ日記 (2/14 の項)、三和さんの Web (2/14 の項) でなんとなくわかります。

孝晃は体調が優れないらしくずーっとぼーっとしてました。他の人の登りを見つつ、色々登りましたが、どーしてもハングを乗っ越すことができませんでした。最近まったくフリーをしていなかったので、ここまでテクニカルになるとまったく駄目ですね。有持さんや Salomon の方々は本当に軽々と越えていくので、やっぱり凄いですねぇ。終了間際に、渡道前に幾つか質問させていただいた田戸岡さんを見つけたのでお礼も兼ねて挨拶をしておきました。氷瀑まつりの会場は閑散としているのに、ここだけ別世界のように盛り上がっていました。

講習会は 15:00 で終了なので、いったん今晩の宿であるゆわんと村にチェックインしました。ゆわんと村でボーっとしていると、明日コンペに出られるという地元クライマーの方が 7名ほど、どかどかといらっしゃいました。なんとそのうちの 1名がかつて文登研でご一緒した崖♂さんで、それをきっかけに皆さんと話が盛り上がりました。

スピード競技は 19:00 から始まるので 18:20 頃に宿を出ました。孝晃は体調が悪いので宿に残置していきました。

スピード競技は高さ 15m程の垂壁を 2人が同時に登り始め、一番上に有る中華鍋を最初に叩いた人の勝ちというルールで行われました。競技が行われる前に、デモとしてサンドラとジェロームによる競争が行われましたが、サンドラが出だしてこけてしまい勝負にはなりませんでした。

競技を見てる感じではもうがむしゃらに登っているだけにしか見えないのですが、虎仮面さんに聞いたところ一応どこにアックスを刺すかは瞬時に判断して登っているとのことでした。優勝は藪崎さんでした。いやー、信じられない速さです。詳しくは動画を見てください。登る人があんなスピードなのでビレーヤーも大変で、2人がかりでビレーを行っており、1人はひたすらザイルを手繰るだけという役割でした。

ちなみに、DJ は NAC の鹿俣さんが担当で 2日間に渡って朝から晩まで観客、選手を上手くあおっていました。お疲れ様でした。

スピード競技風景
スピード競技風景

スピード競技の動画 (一旦ローカルに DL してから再生してください)
* サイズがちょっと大きいので後ほど画質を下げたものに置き換えますので DL はお早めに。
男子 スピード競技 決勝 (mpg形式 14.8M)
男子 スピード競技 3位決定戦 (mpg形式 10.5M)
女子 スピード競技 決勝 (mpg形式 14.2M)

男子
優勝 : 薮崎哲史(Naja/PRO ICE? + Dart)
2位 : 藤本幸夫(Scud/PRO THERMIC? + ?)
3位 : 堤拓哉( ? / ?)

女子
優勝 : 堤晶子( ? / ?)
2位 : 小笠原智世(Scud/ ?)
3位 : 森宗るみ子( ? / ?)

スピード競技トーナメント表 (結果はうろ覚えなので、間違っていたらご指摘お願いします。)
男子スピード競技 トーナメント表・結果詳細
女子スピード競技 トーナメント表・結果詳細

スピード競技終了後、表彰式が始まるまではサンドラのファイヤーダンスのパフォーマンスが有りました。タイにフリークライミングに行ったとき、怪我してすることが無かったときに地元の人に教わったそうです。集中力の養成にいいそうです。個人的には海外のコンペ仕込の彼女のクライミングが見たかった。

サンドラのファイヤーダンス
サンドラのファイヤーダンス

夜のコンペ会場はライトアップされ綺麗でした。ギャラリーも 100人近くいたと思います。

宿に戻ってからはもうみんなでワイワイ、ガヤガヤと飲み会。日付が変わるまでずーっと話していました。北海道の山の話から始まり、いつの間にか学園闘争の話に変わり、最後はフォークの話となり、Kojiさん、massyさん、崖♂さんの独壇場となり、おまけに崖♂さんのギター演奏まで行われました。


2004年2月24日

2/15 層雲峡・中滝(NAKA滝)

層雲峡・中滝(NAKA滝)

コンペ前に少し時間があったので、渡道前に田戸岡さんに教えてもらい、虎仮面さんに確認した中滝(NAKA滝) に孝晃と行ってきました。滝は 20m と短いものの、比較的立っており朝一でリードするにはちょっと怖かったですが、コンペのことも有り、無理して登りました。

北海道のアイスデビュー。前情報どおり氷は硬くて脆く、Fusion でも普通に刺すと氷を壊してしまいます。どちらかというと刃の薄い Mizo の北辰の方がいい感じで刺さりました。本州では Fusion の方がいい感じですが、北海道では Mizo の方がいいようです。(虎仮面さんの言うとおりでした。)

前回の霧積温泉からリーシュレスにしているので、ここでもリーシュレス。怖かったので、スクリューベタ打ちで行きましたが、スクリューがまた氷が硬くてなかなか入らず少し焦りました。とりあえず終了点までノーテンで抜けれたのでホッとしました。トップロープにしてから孝晃が一度登り、その後もう一度別のラインから登って時間切れ。O滝の裏のどっかぶりの岩にはボルトが打ってあったので Mix としても開拓されているようです。

ついでに奥に有る尾滝(O滝)、パラグーフォールも見てきました。尾滝は登れそうでしたが、パラグーは約 30m で一直線に立っておりまだ自分には厳しい感じでした。2人組みのパーティが取り付いていました。


北海道アイスツアー 2日目(2/15)

コンペの受付開始が 11:00 でしたので、コンペ前に小さな滝でウォーミングアップしようとのことで、朝食後に孝晃と新銀河トンネル上の中滝(NAKA滝) を登りに行きました。当初ウォーミングアップのつもりだったのですが、結構疲れてしまいました。

11時から受付が開始され、各選手アイゼンとバイルのチェックを受け、ゼッケンを受け取り、30分くらいで全員のチェックが終わり、女子、男子の順番でコンペ予選ルートのデモ、予選が行われました。

男女共に課題は 3つあり、各課題の持ち時間は 6分で、6分以内のトライ数は自由で、各課題を登れた高さの累計で順位が決められます。1つの課題が終了すると 6分休憩し、次の課題に行くというベルトコンベア方式で進行しました。また、競技はフラッシング形式で行われ、他の競技者が登っているところを見るのは自由でしたので後から登る方が楽といえば楽です。

ボルダリング女子予選ルート
課題 1
ほぼ垂壁を直上。
→ 8名全員完登。
課題 2
垂壁だが、途中トラバースが入る。トラバースは打ち込む範囲を限定されているため、足ブラか、体が真横になる。トラバース後は直上。
→ 4名がトラバース終了点まで達するも、完登者なし。
課題 3
人工壁が混じるミックスルート。人工壁はアイゼンを刺すのはありだがアックスを刺すのは NG。
→ 完登者は 1名のみであとはバラけました。

難易度的には 2>3>1。結果的に課題 2 でトラバース出口まで到達した 4名が決勝進出となりました。

ボルダリング男子予選ルート
課題 1. 設定:保科さん
垂壁を 4m 程登り、ルーフを 4m 程這って正面のフェイスに出、垂壁を 3m 直上。
→ 4名完登。
課題 2. 設定:ジェローム
垂壁を 4m 程トラバースして、1m程離れた氷柱に移って 2m程上がり、1m程の手足限定ルーフを越えて、正面のフェイスに出、Mix の限定垂壁を 3m直上。
→ 7名完登。
課題 3. 設定:三和さん
人工壁が混じるミックスルート。ルートは女子と同じだが、人工壁のホールドが 2個少ないルート。
→ 19名完登。

難易度的には 1>2>3。課題 2 でルーフを越えられ、K5 の木のホールドにアックスを打ち込めた人までが決勝進出となりました。決勝進出者は 11名で、課題を全て完登した人は、藤田さん、江本さん、小笠原さん、石井さんの 4名でした。。圧巻は 54歳の藤田さん。ただ一人横爪アイゼン、ヒール爪無しで奮闘していました。しかも全部完登という事を考えると、道具が全てではないということですね。

ルートを文字にするのは難しいですね~。課題 2 と課題 3 に関しては動画を見てください。課題 1 も撮ったのですがテープが損傷していてキャプチャーできませんでした。

ボルダリング男子 予選 課題1 の小田さん
ボルダリング男子 予選 課題1 の小田さん

男子の予選はトップバッターでいきなり昨年の優勝者の小田さんが登場。激辛の課題 1でルーフを越え、正面に出てくるも、バイルの刺さりが悪かったのか、氷が剥がれてフォールしてしまいました。しかしながら課題 2、課題 3 は難なく完登。課題 1はやはり難しかったようで、ほとんどの選手が 1手だけ出してぶら下がって終了という顛末でした。当方も同様。課題 1はルートが複雑なため、ロープ 2本でビレーしていました。予選のゼッケンは 24番 ということもあり、課題 1に取り付いたのは 16:00 でした。実に 5時間待ち。待ちくだびれました。

課題 2 はやはりルーフ越えが核心。ルーフの箇所が手足限定なため、ルーフ出口のホールドにバイルを懸けるまではいいものの、その後の足の置き場に困りフォール。印象に残ったシーンとして堤さんが使用していた改造 Fusion。フィギュア 4 をする際に足を乗せるバーが付いており、フィギュア 4 を連発しておりました。羨ましい。

課題 2 の核心
課題 2 の核心 (崖♂さん写真 thanks!!)

課題 3 は特に難しさは感じなかったものの、いざ取り付くとホールドが遠い。腕が疲れてしまっており、次のホールドを取りに行くときの体勢の維持が全然できない + アイゼンのモノポイントが丸まっていたようで、木工ボードに全然刺さらず滑ってしまい上手く立ち込めませんでした。課題 3 では結局 1つもポイントを稼げず終了。無念。課題 3 でカロリンさんが木工ボードにアックスを刺して登るという荒技を出すも、NG でやり直しとなりました。

今回はツアーに来る直前まで仕事をしており、準備がろくにできなかったためビデオテープの予備が無く、予選終了後、テープを買いに旭川まで行こうとしたものの、事故渋滞に巻き込まれて断念。スピード競技のビデオを潰して本選を撮りました。

ボルダリング競技の決勝は 18:30 からで、女子、男子の順番で行われました。

夕飯を食べに一旦コンペ会場を離れたため、女子の決勝はあまり見れませんでしたが、コンペのレポートを見ると課題 1 をどこまで登れたかで順位が決まったようです。コンペ会場に到着したのは、男子決勝のルートのセッティングを行っているときでした。

ボルダリング男子決勝ルート
課題 1. 設定:三和さん
女子の課題 2 と同じですが、ランジをしないと届かない設定。設定者の三和さんのランジは綺麗でした。
→ 小田さんのみ完登。
課題 2. 設定:ジェローム
氷柱から取り付き、ルーフを 5m 程這い、正面のフェイスに出、Mix の限定垂壁を 3m直上。
→ 完登者なし。江本さんが最高高度。

課題 1
ランジを踏み出す場所が限定されているため、皆試行錯誤でランジをせずに届かそうとするがわずかに届かず、唯一藤田さんがランジをせずにターゲットに届く。ターゲットは引っ掛けるのではなく、バイルを木に刺さなければならず、本来なら左で刺すところを、刺すのに力が必要と感じたのか、皆右で刺そうとランジして刺せず、1人(?) 素直に、左で取りに行った小田さんがスパッと一発で決め、会場のボルテージを最高潮に上げました。いやー凄かったです。詳細は動画を見てください。ただ、足の置き場所ですが、最初のころの選手はつま先限定だったのですが、後のほうではもう足を全部置けるようになっていたので後の選手の方が楽だったのではないでしょうか。

課題 2
ルーフを這うときの足の置き場に皆困っており、正面のフェイス出口ではさらに手足が限定になるため難しさ倍増で、正面のフェイスまで達した人は江本さんだけでした。江本さんの登りは "これぞプロ" という貫禄のクライミングでした。こちらも詳細は動画を見てください。

ボルダリング男子 決勝 課題3 の石井さん
ボルダリング男子 決勝 課題3 の石井さん

ボルダリング競技の動画 (一旦ローカルに DL してから再生してください)
* サイズがちょっと大きいのでサーバーがいっぱいになったら消しますので DL はお早めに。また、入力した文字がおかしかったりするので、後ほど置き換えます。テープが損傷していたためところどころノイズが入ります。ご了承ください。男子の決勝に関しては全部撮れたので見たいリクエストがあればアップします。
男子 予選 課題 2 デモ by ジェローム (mpg形式 10.1M)
男子 予選 課題 3 デモ by 三和さん (mpg形式 9.51M)
男子 決勝 課題 1:小田光昭 / 課題 2:薮崎哲史 (mpg形式 8.83M)
男子 決勝 課題 1:江本悠滋 / 課題 2:小田光昭 (mpg形式 28.2M)
男子 決勝 課題 1:石井昭彦 / 課題 2:江本悠滋 (mpg形式 23.3M)

男子
優勝 : 小田 光昭(Fusion/ICE Master + 独自改造)
2位 : 江本 悠滋(Wing Racing/ICE Serie)
3位 : 藤田 博司(Fusion / 横爪)

女子
優勝 : 森宗 るみ子(Scud/ICE Master + ランボー)
2位 : 小笠原 鏡子(Fusion/ICE Serie)
3位 : 堤 晶子( ? / ?)
3位 : 山下 由美( ? / ?)

ボルダリング競技 男子結果詳細
ボルダリング競技 女子結果詳細


表彰式の前にサンドラのファイヤーダンスとジェロームのコンペルートのデモのパフォーマンスがありました。が、ジェローム落ちてました。オイオイ。

優勝賞品はかなり豪華で総額 10万円を越えていました。なんだかフリークライミングのコンペがかわいそうなくらい豪華でした。しかも、決勝進出者ほぼ全員に商品が出ました。お立ち台はプラスチック製なのか、みんなつるつる滑ってて面白い表彰式でした。

コンペ参加者の Web サイト一覧 (他にご存知の方がいらっしゃいましたら連絡いただければと思います。)
emoto-yuji.com
ワールド破産ツアー
ThinRope.net
清純派同盟事務所
アルパインクライミングホームページ
Welcome to Cliff♂
massy' climbing home page
野の花・山の花 北海道

コンペ関係者の Web サイト一覧
ゆわんと村 (オーナーの Koji さんが氷瀑まつりの氷を作っています。)
層雲峡観光協会
山岳ガイド★保科雅則
miwashiro.com

Ice Climbing Web Page のアイスコンペレポート
第2回全国アイスクライミングコンペin層雲峡 レポート 男子
第2回全国アイスクライミングコンペin層雲峡 レポート 女子
第2回全国アイスクライミングコンペin層雲峡 レポート

選手の皆さんが使われていたギアはバイルに関しては 7割り方 Fusion でした。あとは Scud とクウォークエルゴ。Mizo のバイルを使っていたのは当方と Mizo マニアの虎仮面さんだけでした。足回りに関しては15人くらいがアイスセリー、残りはフレネイや Ice Master、Pro Ice といったアイス専門の革靴が 5割で残りはプラ靴といういでたちで、アイゼンは 7割り方ヒールに爪が付いたものでした。

大会終了後はお世話になった方に一通り挨拶をして、宿に戻りました。やっぱり普段まったくトレーニングをしてないと全然登れないですね。余りのふがいなさに夜は飲みながらこれからのクライミングについて少し考えていました。フリーとアルパインの矛盾に今更ながらに苦しみました。


2004年2月25日

The 2004 Arc'teryx Canmore Ice Climbing Festival

3/3-7 にかけてカナダの canmore でアイスクライミングのお祭り (講習会やコンペ) が開かれるようです (亀、情報 thanks!!)。まだざっと見ただけですが、参加者の名前も Will Gadd や BuBu Bole など見たこと有る名前がちらほら、スポンサーも凄いですね。かなり規模のでかいもののようです。

詳細はまた後ほど。

↓↓↓↓↓↓↓
The 2004 Arc'teryx Canmore Ice Climbing Festival

とりあえず情報抜粋

Thursday - March 4th
Dry tooling competition - Location: The Vsion bouldering gym. Open, Intermediate and beginner categories. The dry-tooling comp will be used as qualifier to the difficulty competition on Saturday. The top 15 climbers will fight it out in the finals. The remaining competitors will get their entry differed to the Speed Comp on Saturday morning.

Friday - March 5th
Slide Show presentation by French Ice Climbing Star "Stephane Husson"

Saturday - March 6th
Ice Competitions - Location: Devonian Properties Canmore Crossing. Speed Competition (AM) All categories, including the media and corporate team competitions. Difficulty Competition - (Kayland Cup Ice Series) - Open finals in late afternoon

Sunday - March 7th
Community Ice Climbing Activities · Free Ice Climbing Clinics for all participants · Transceiver search contest - demo, "Try the wall" - open to public + Many activities for children


2004年2月26日

北海道アイスツアー 3日目(2/16)

今日は銀河の滝をメインに、時間があれば尾滝(O滝) も登ろうという予定で、朝食後に宿を 9:00 に出発。

層雲峡・銀河の滝
層雲峡・銀河の滝

銀河の滝の取り付きの駐車場に着くと、観光客でごった返しており、人がわらわらしておりました。知らない単語が飛び交っていたので中国人でしょう。最近北海道では台湾からの観光客が多いそうです。

車で登攀具をつけて、観光客が写真を撮っている看板の前を通り、すぐ川原に下りたところを飛び石伝いに渡れそうだったので、そこから渡る。銀河の滝の取付まではワカンハイクのイベントで歩かれたと思うトレースが右岸・左岸両方についていました。行きは右岸を登り、帰りは左岸を下ったのですが、左岸には層雲峡観光協会が付けた虎ロープが張ってあり、左岸を使った方が取付までは早いようです。約 10分。また、上流 100m 程のところにワカンハイクで使用している架設の橋があるそうですが、アイゼンでの歩行は控えてほしいとのことでした。

1P 目 (えのきど。リード)
10:00 スタート。右岸寄りは寝た雪壁でイマイチでしたので、ど真ん中から取り付きました。ところどころ水流が透けて見え、全体的に氷は薄い感じです。斜度は 70-80度くらいでしょうか、特に難しいところも無く、7m に 1本くらいのペースでスクリューを埋めていったのですが、段々疲れてきて、40m 近く登ったときは結構ぎりぎりでした。考えてみるとここまで長い氷を登るのは初めてでした。40m 程登って、右岸に支点を探したのですが、雪に埋まってしまったのか、まったく見当たりませんでした。トポだと "選択に困るほど" という記述があったのですが・・・。とりあえず、ザイルいっぱいまで引っ張って行き、岩壁から生えている細い立ち木でビレイ。それだけでは不安だったので、バイルを一本スノーバー代わりに埋めました。40m 程のところに直径 5m 程の穴が開いていて水流が見えました。

2P 目 (孝晃リード)
ほとんど雪壁。膝程度のラッセルでザイルいっぱいまで伸ばす。スクリューでアンカー作ってビレイ。

3P 目 (えのきど。リード)
そのまま上がっても雪壁なので左岸へ向かって氷をトラバース。次のピッチで、実質アイス 2回目の孝晃にリードしてもらうつもりだったので、一番簡単そうな左岸までトラバースして行き、左岸のペツルボルトでビレイ。途中数箇所で穴が開いており、水流が見えました。

4P 目 (孝晃リード)
そのまま直上すると思いきや、"簡単すぎますよ" という捨てぜりふと共に、真ん中まで戻って、一番立っているところをザイルいっぱいまで直上。スクリューでアンカー作ってビレイ。おー、やるねー。所々氷が薄く、思い切りバイルを打ち込むと岩に当たるので、フッキング気味に上りました。

5P 目 (えのきど。リード)
終了点まで 15m 程のぼり、終了点のペツルボルトを掘り出してビレイ。孝晃到着タイムは 13:30 でした。少し上にもトレースがついていましたが、水流が出ておりそれ以上は行けない感じでした。

下りは立ち木と右岸のリングボルトで 1P 目の終了点まで 3P 懸垂で下り、次の支点が見当たらなかったので、一番傾斜の緩い右岸の雪壁をクライムダウンで取付まで戻りました。駐車場は相変わらず観光客であふれていました。

まだ時間があったので、尾滝(O滝) に行くことにしました。そのままの格好で車に乗って銀河トンネルと新大函トンネルの間にある駐車場へ。


層雲峡・尾滝(O滝)
層雲峡・尾滝(O滝)
尾滝手前の中滝では有持さんらが遊んでおりました。挨拶だけ簡単にかわし、尾滝へ。

尾滝は中滝の幅を 2倍にしたくらいの同様の滝で、下部 15m くらいが比較的立っています。裏の岩からや、滝の裏から取り付いて練習している人もいるようです。

銀河の滝を見ている感じでは、孝晃リードで行けそうだったので、リードしてもらいました。が、10m ほど上がったところで動けなくなってしまい、しばらくして完全に剥がれて、グランドフォール。下が雪でよかった~。まだ、バーティカルに近いところは、孝晃には難しい感じです。その後、当方がリードで登り返してトップロープにし、1本登って終了。

ここで、写真を撮ろうと思って、ヤッケのポケットを探るがデジカメが無い。銀河の滝の終了点で撮った記憶は有るので、そこを最後にどこかで落としてしまったようです。銀河の滝、尾滝周辺で Sony 製のデジカメを拾われた方はご一報いただければと思います。


2004年2月27日

北海道アイスツアー 4日目(2/17)

当初は雲井の滝を登る予定だったのですが、時間に余裕が無いということも有り、錦糸の滝に変更しました。

層雲峡・錦糸の滝
層雲峡・錦糸の滝 F1
層雲峡・錦糸の滝 F1

銀河トンネルと新大函トンネルの間にある駐車場に車を止め登攀準備。今日も工事関係車両で溢れていました。隙間を見つけて駐車。

トンネル脇の旧道を銀河の滝方面に向かって出発。10分ほどで最初のゲートに、そこを乗り越え、さらに 500m 程進んで 2番目のゲート。そこから 600m で錦糸の滝の前に到着。道は数日前のトレースがうっすらと残っておりそれほど大変ではありませんでした。田戸岡さん達のかな? 途中の岩間の滝は水流がちょろちょろですが流れていました。錦糸の滝の手前のライマンの滝は取付までのラッセルが大変そうでしたが上部は凍っています。

核心はどちらかというと護岸から 7m 下の川原 (実は川の上に張った氷) へ降りる作業。アブミとシュリンゲを連結して護岸に Fix して、下りましたが、結構大変だったので、孝晃は懸垂で下りました。

核心の護岸
核心の護岸

錦糸の滝 1P 目は右へ行くほど立っています。疲れていたこともあり、一番左から取り付きました。

1P 目(孝晃リード)
特に難しくなく、快適な登攀。ただところどころ氷が薄く、水流が透けていました。右岸のリングボルトでビレイ。

錦糸の滝 1P 目
錦糸の滝 1P 目

2P 目(えのきど。リード)
1P 目同様難しいところはなし。ほとんど駆け上がる状態。倒木脇の右岸のリングボルトでビレイ。

錦糸の滝 2P 目
錦糸の滝 2P 目

3P 目(孝晃リード)
3P 目は実質雪壁で膝程度のラッセル。孝晃リードでは有りましたが、ビレーはせずに 4P 取付までコンテで進みました。4P 目取付でスクリューでビレイ。

錦糸の滝 3P 目
錦糸の滝 3P 目

4P 目(孝晃リード)
特に難しいとは思いませんでしたが、終了点手前の立った所で孝晃が 2度グランドフォール。1度目は氷が剥がれて落ち、2度目は立った箇所を抜けた先に積もっていた雪をどかしている作業中に耐え切れずフォール。本人はけろっとしていましたが、見てるほうはヒヤヒヤでした。本当に下が雪でよかったぁ~。ふぅ。

錦糸の滝 4P 目
錦糸の滝 4P 目

下降はボルトをつないで 3P の懸垂で取付へ。

本当の核心はここからでした。行きに Fix したアブミとシュリンゲの連結ロープではなかなか上がれず、バイルで結び目にフッキングしながら上がるという始末。何とか上に上がってザイルを垂らし、孝晃はプルージックで上がりました。

アプローチの林道
アプローチの林道

ライマンの滝
ライマンの滝

行きに見落としていたトンネルの脇から垂れている細い氷(ネルトンフォール) を良く見ると、取り付き付近に足跡が。後で聞いた話だと有持さんたちが遊んでいたらしい。こんな酔狂なところを登るのねー。うーむ。

駐車場に戻って全荷物のパッキングをやり直し、旭川に向け出発。温泉は時間が無かったので割愛。

旭川では秀岳荘に寄って商品を物色。尺取虫等、北海道の山岳会の会報を買おうと思っていたのですが、残念ながらほとんどなし。珍しかったのはやはり Ice Series。アイスギアは北海道の方が充実しているのかな。

当初は Koji さんに教えてもらった寿司屋に行く予定だったのですが、見つけられず、秀岳荘の店員に聞いたお勧めの近場の寿司屋に。まぁ味は言わないでおきましょう。

秀岳荘を出る頃から雪が降り始め、旭川から高速に乗ったときは結構な吹雪で視界がかなり悪く、まだ除雪されていない状況でした。そんな状況の中岩見沢 PA の手前 10km 付近で事故りました。追い越し車線を走っていたのですが、路面の車線が雪で隠れて見えない状況で、緩やかに左にカーブしているのに気づかず、ハンドルを切るのが遅れ、いつのまにか右の車輪が中央分離帯付近の溝にハマって右側面を分離帯にぶつけ、反動で左端の雪壁まで行ってぶつかり、少し蛇行した後止まりました。一旦蛇行が始まると、もうまったくハンドル効かないですね。後続車が突っ込まなくて本当に良かった~。ふぅ。ナンバーがなくなっていたり、ライトの一部が壊れていたりしたものの自力走行可能だったので、岩見沢 PA まで走って、警察に電話して、事情聴取を受けているうちに飛行機の時間は過ぎていきました (千歳空港付近は大雪で結果的には欠航だったらしい。)。

千歳空港の会議室で一晩を明かし、翌日の朝一の便で帰京し、会社に直行しました。

携帯で取った写真はやっぱりちょっと画質が悪いですね。シャープさに欠けます。


2004年2月28日

北海道アイスツアー総括

アイスコンペ
とにかくトレーニング不足。ただアイスが好きなだけで、週末に山に行ってるだけでは不十分。来年に向けて、フリーかボルダリングをみっちりやる必要があります。人工壁のボルダーでもルーフを楽に越えられるようにしておかないと駄目でしょう。あと、ギアとして軽い靴が必要ですね。バイルをフィギュア 4 ができるように改良するのもいいかもしれません。

北海道の氷
層雲峡の比較的簡単な滝を 4本登りました。本州とは違う氷質を楽しめました。来年は層雲峡の残っている滝と余裕があれば雄冬海岸や雷電海岸、美笛の滝なんかにも行ってみたいと思います。

交通
高速も下道も渋滞はほとんどありませんでしたが、旭川の市街では比較的車が多いです。当方も事故りましたが、接触事故は結構多いようで数件見ました。また、郊外の道路では追い抜きが前提となっているらしく、60k くらいで走っているとどんどん抜かれます。その辺を認識していないと最初びっくりします。あとは雪道がほとんどなのでスピードは控えめに。

宿
今回泊まったゆわんと村はツアーのセットになっていた宿で、選択の余地はなかったのですが、個人的にはこれがヒットでした。地元の山岳会の方とも面識が持てたし、宿の主人も氷瀑まつりの関係者であったため氷の話しを色々聞けたのでためになりました。ただ、ペンションやホテルを期待している人は層雲峡周辺のホテルに泊まられることをお勧めします。

費用
往復航空券 + 3泊宿泊券 + 朝晩食事 = 36000円
レンタカー x 4日 + 高速代 + ガソリン代 = 27000円
雑費 = 10000円

車代は 2人分なので実質 1人 6万です。山岳ガイドの層雲峡アイスツアー 4日間が 18万であることを考えるとかなり安上がりになったと思います。

また来年もコンペにあわせてアイスツアーを組みたいと思います。


2004年2月29日

中央アルプス・宝剣岳で父子2人が滑落死

ソース

3年に 1回くらいのペースでここでは同様の滑落事故が起きていますね。ザイルで結ばれていたとのことですので、コンテで登っていて、どちらかが落ちて引きづられたのでしょう。ご冥福をお祈りいたします。

SBC(信越放送) のニュース映像(動画) だと、死体が映ってしまっているのですが、いいのでしょうか?


 
 
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