「雪山大好きっ娘。2.0」 は 「雪山大好きっ娘。+」 にリニューアルしました。新しい URL は以下になります。

http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2004年7月 1日

今日のランナウト

翔太

ランナウトにも久々に復活しました。後輩の翔太、健史を交えて 2時間ほど。

全然登っていなかったので指の力(握力) が極端に落ちており、ピンチ系のホールドはすぐに握れなくなってしまいました。しばらくは腕の基礎体力を戻さないと駄目そうです。

5.8x2、5.9x3、5.10ax2 の 7本リードしておしまい。5.10b にも取り付きましたが全然登れませんでした。


2004年7月 2日

映像型クライミングマガジン Moment Vol.1

(2004/2/? Frontier Spirit Production)
映像型クライミングマガジン Moment Vol.1

Pump からリリースされた新形態の DVD。定期刊行という観点が新しいですね。季刊を予定しているようですが、フリークライミングという切り口だけで需要が見込めるというのも、それだけフリーが流行って来ているという事なのでしょう。

Contents
Moments / El Nino(平山ユージ)、白道(小山田大)
映像はそれぞれ一瞬だけです。

Dream Session in 御岳 / 平山ユージ、Daive Graham、室井登喜男、大西良治
忍者返し、クライマー返し、虫、蟹といったメジャーどころを登るシーン。

小山田大ボルダリング開拓紀行/福井泉村
保科さんと一緒に行かれてます。脚立やデッキブラシを持っていくんですね。勉強になりました。

Lisa Rands & Wills Young in 小川山
Flat Mountain 5.14d/15a (平山ユージ)
Pump Staff in 小川山
小山田大ボルダリング開拓紀行/愛知鳳来湖
Prana Cup 2002
圧巻はゲストの Dave Graham。ボルダー決勝で途中のホールドを飛ばして完登しています。

小山田大ボルダリング開拓紀行/福井黒岩
Best Bouldering(ピラニア、アドレナリンスラブ、マニックシャマニック他)
室井さんが北山公園の課題にトライしているシーン。ブリティッシュスタイルというんでしょうか、ストイックにクラッシュパッドを使わずに 6-7m のぼるダーにトライしています。

ボルダリングが中心で、ルートの映像は少ないですが、全体的によくまとまっていて飽きない構成になっています。



2004年7月 3日

小川山 1日目

動けるなら山に行こうとのことで、後輩の孝晃、健史と小川山にフリークライミングに行ってきました。今回の課題はスラブとクラックで、少しだけカムを買いました(キャメロット #0.5-#2.0 x2)。

1日目はスラブを中心にということで、まず屋根岩 2峰の脇にあるソラマメスラブに向かいましたが、案の定迷う。踏み跡が多すぎてどこでも歩けてしまい、正確な場所がよくわからず、親切なクライマーに教えてもらいようやっと到着。先行がいたためしばし順番待ち。どこかで見た顔だと思いきやガメラ敏之氏でした。講習会のようです。

ソラマメ(5.9)
これぞスラブというスラブ。外岩自体久々でおっかなびっくり何とかオンサイト。上のほうではかなりヒヤヒヤでした。スラブの感覚を思い出しました。

健史、孝晃も遊んだ後、そのまま 2峰南面へトラバースして行き、セレクションの取り付きへ。

セレクション(5P 5.7)
1P(5.5 孝晃リード)
ほぼ階段状。トラバース気味に 10m 程登ってピッチを切る。

2P(5.8 健史リード)
スラブ。小川山特有のスラブ。適度にランナウトするので小気味よい緊張感を持って登っていく。途中から日差しが当たって暑い。終了点は "蜘蛛の糸" の取り付きでもある。

屋根岩 2峰セレクション 2P目
屋根岩 2峰セレクション 2P目

3P(5.7 孝晃リード)
ほぼトラバースだが、出だしの 7-8m はまったく支点が取れないので結構怖い。岩の突き当たりで、上のチョックストーン目指してチムニーをバックアンドフットで上り、チョックストーン脇の潅木でビレイ。

本当の小川山
本当の小川山

4P(5.8 健史リード)
核心? 出だしは縦のフレークに沿って上り、途中からコーナー状のルートを上る。ワンポイントムーブがよくわからずに A0。

屋根岩 2峰セレクション 4P目
屋根岩 2峰セレクション 4P目

5P(5.7 孝晃リード)
リッジ状のフェイスを直上して、山頂まで。中央にトラバースしてクラックを登るルートもあるらしいが省略。山頂は広い感じになっているのでくつろげる。それにしても暑い。

懸垂 3ピッチで取り付きへ。時間が大体 5時だったので、キャンプ場に戻りました。

廻り目平キャンプ場から屋根岩 中央が 2峰
廻り目平キャンプ場から屋根岩 中央が 2峰

ナナーズへ夕食を買出しに行き、軽く宴会して就寝。


2004年7月 4日

小川山 2日目

今日の課題はクラック。クラックを登った経験は去年の 10月に竜の子太郎を Top ロープで登ったきり。実質 2度目。カムを使うのは今日が初めて。

竜の子太郎(5.9)
とりあえず教科書どおり、イメージどおりに竜の子太郎に取り付いてみる。一度 Top ロープで登っているから、姿勢はやや苦しいながらもレッドポイント。試しに軽く落ちてカムにテンションをかけてみたが外れる兆候はなし。もちろんもっともっと経験を積まないとカムへの信頼度は上がっていかないが、何となく使い方は理解できた感じです。ただ、キャメ 6個だけでは小心者には怖いです。あと 2-3個は欲しい感じ。孝晃、健史には初めてのクラック。Top ロープを張ったものの、上まで上がれず断念。

竜の子太郎
竜の子太郎

屋根の上のタジヤン(5.8)
ここも去年の 10月に来たときに Top ロープで登りはしたものの、まだリードしていなかったのでトライ。去年は凄く怖いイメージがあったのですが、昨日スラブに慣れたせいか比較的楽にレッドポイントできました。

屋根の上のタジヤン
屋根の上のタジヤン

次は近くのホリデー(5.9+) へ取り付いたものの、最初の支点が 5m 近く上で光っている。それほど難しいわけでもないのですが、次の 1歩がどうしても踏み込めませんでした。キャメの #0.4 があれば入りそうなフレークが途中にあるものの、ないので結局断念。うーん。

川上小唄(5.7)
去年登っているので今回は登らず。孝晃と健史が上っているのを転がって見ていました。ふと脇を見るとまたもやどこかで見た顔が。杉野保さんでした。生で見たのは初めてですが凄く若いですね。講習会だったようで、レギュラー、イレギュラーをそれぞれ 3分ほどで登って Top ロープをかけておりました。さすがです。

愛情物語(5.8)
次はもっと簡単目なクラックということで愛情物語へ。斜上するクラック沿いに上る 20m 近いルート。クラックとはいっても、ジャミングせずに登れるくらいクラック脇にホールドやスタンスが豊富。オンサイトしたもののカムが足りず、上部は猛烈にランナウト。過去に同様のケースで死亡事故が起きているので注意が必要です。

愛情物語
愛情物語

次に下へ下がってリバーサイド周辺でトライするも、腕が疲れてしまっており全然ダメダメ。

ブラックシープ(5.10a)
出だしの 2-3手をこなし、フレークを掴めたものの体を上げられず断念。

ソラチネ(5.8)
出だしのガバをこなし最初のクリップ。次の 1手がわからず断念。蜘蛛の巣が張っており最近登られた形跡がないようでしたが本当に 5.8?

膝がきしんできたのでこの日は終了。孝晃、健史はクジラ岩へ見学へ、当方は金峰山荘の温泉に行きました。

怪我をしてから初めての外岩。アプローチが長いと膝に辛いものがありますが、この程度なら何とかなりそうなので、しばらくはフリーが中心の山行となりそうです。


2004年7月 5日

Let's Enjoy FREE CLIMBING

(1994/?/? 日本レクリエーション協会)
Let's Enjoy FREE CLIMBING

昨日小川山で生の杉野さんを見たので、その繋がりで紹介しておきます。

杉野夫妻が主役のフリークライミングの How to もののビデオです。場所はラフォーレ修善寺、ゲスト(?) は橋村ルリカとかいう B級アイドル。ググっても出てこないので相当無名だったのでしょう。

内容は道具の説明、ホールド、スタンスの説明、ムーブの説明、トップロープでのクライミングとフリークライミングの内容について一通り触れられております。

ゲストが完全な素人なので、発するコメントも思ったことをそのまま口に出している感じなので初心者の人には同感できるかもしれません。そう考えるとヤマケイから出ている "How to フリークライミング インドア編" よりわかりやすいかもしれません。見所はゲストのテンションについていけず引きつった笑いを連発する杉野さんの顔かもしれません。

参考情報
CLIFF



2004年7月 6日

山のテレビ情報 (国立公園 2泊 3日トレッキングの旅)

国立公園 2泊 3日トレッキングの旅

8/9(月) - 12日(木) NHKハイビジョン (BShi) 19:30-19:55
8/23(月) - 26日(木) NHK衛星第2 (BS2) 11:15-11:40

第一夜 8/9 or 8/23
原始の高原を行く~大雪山国立公園~

第二夜 8/10 or 8/24
分水嶺に温泉を探す~八幡平国立公園~

第三夜8/11 or 8/25
アルピニストの聖地を行く~中部山岳国立公園~

第四夜 8/12 or 8/26
火の国の山といで湯~阿蘇くじゅう国立公園~



2004年7月 7日

今日の T-Wall

今日は会社の RCC の集まりで T-Wall 錦糸町店へ。T-wall の江戸川橋店には行ったこと(10年前) があったのですが、こちらは今回が初めて。

予想していたよりも混んでいて盛況でした。構成はわかりやすく、右は全面ボルダーで、左は全面ロープクライミング、奥の 5本だけがリード用、手前は全て Top ロープという構成で、どちらかというと初中級者向けのジムなのかもしれません。

Top ロープで 1回登った後、奥のリード壁へ。5.7 から 5.12d までほとんどそれぞれ 1本ずつしかなく、やはり少ない感じがします。とりあえず 5.8、5.9、5.10a、5.10b と登って終了。最近立て続けにいろんなジムに行ってますが、グレードに関してはそのジム独特のグレードがあるようで、T-Wall はストマジともランナウトとも違っていて、ルート自体は直上するだけの素直なルートなのですが、ムーブに迷う箇所が多く、しかも上に行けば行くほどホールドが細かくなってきて、予想以上に疲れました。

T-Wall は安全面に配慮されており、ボルダーは 1面には 1人以上取り付いてはいけないルールになっていました。とはいえ、膝を怪我した方がいたようで、救急車が呼ばれていました。事故の詳細は不明です。

会社の人と仕事帰りにジムに行ってることが何だか不思議に感じられました。



2004年7月 8日

今日のランナウト

昨日に引き続き今日もジムへ。今日は後輩の翔太とその連れとランナウトへ。ここ最近はランナウトに行ってることが多かったので、やっぱりランナウトが一番落ち着きます。こんなにすいてて大丈夫なのかと心配になりますが、すいている分好きな時に好きな所を登れるので気に入っています。

5.9、10a、10b、10c、10d と順々に登っていきました。コーナーにある、前は上部で困っていた 10c がさくっと登れるようになっていて少し嬉しかったです。調子に乗って 10d にも取り付いてみましたがワンテン入りました。あと 1回行けば 4月の状態に戻れそうな感じです。

最後に垂壁の 10b と 10c に取り付いてみましたが、意外と楽に登れました。先週末に小川山の細かいスラブに慣れたいたせいかバランス感覚が大分よくなっていました。また週末が楽しみです。



TO THE LEDGE

(2004/7/1 Frontier Spirit Production/ DVD)

TO THE LEDGE

平山ユージさんの 2003年秋 の El nino オンサイトトライまでを追った映像。

1997年秋の Salathe オンサイトトライからはじまり、2003年秋に Golden Gate のオンサイトトライをするまでの Yosemite Big Wall の 8ルートのトライの様子が収められています。

構成は Pump のスタッフである阿部耕介さんがそのときそのときユージさんに対して思っていた感想を語って行きながら進んでいく面白い構成になっています。もちろんナレーションは別の人(伊藤麻美さん) ですが。

先日買った Super Topo を見ながら見ていたので現地に行った感じになって楽しめました。完成度が高かっただけに、残念だったのは途中ではいるキャプションが "人壁" となっていたことでしょうか。


以下各章のメモ

el capitan
あまりにもでかすぎて最初に見たときはフリークライミングの対象としては見なかった。

salathe wall @el capitan(34pitche 5.13b)
1997/秋
先のことは考えずにトライ。28年間のクライミング人生を描ききりたかった。回復不能なくらいに疲れた。2ヶ月間疲れが抜けない。オンサイトはできなかったが、嬉しかった。今につながる。またあの喜びを感じたい。

その後、el nino 誕生のニュースを聞いて嬉しくなった。目標、夢ができた。自分を次のレベルに引き上げる目標である。

2002/秋
再度 salathe へ。1day all free、ledge to ledge でトライ。しかも、30ピッチ目の 13a と 31ピッチ目の 13b を継続して 70m の 13d を登る。Ledge to Ledge はクライミングの土台の考えであり、クライミングの最終形。

nose speedascent @el capitan(31pitch 5.13+)
Hans Florine とのコンビで。エイド、ショートフィックスなんでもありありでとにかく駆け上がる。2:48:55。奇声を発しながら駆け上がっています。

quantum mechanic @washington column(19pich 5.13a)
第 2登。

lurking fear @el capitan(19pich 5.13c)
2003/春はこのルートにこだわる。が、2m だけ繋げられなくて完登はのがす。しかし、不可能が可能に見えた。自信にはなった

2003/秋
psychedelic wall @sentinel 11pitch 5.12c
uncertainty principal @sentinel 14p 5.13a
新しく開かれたルート。いずれも第 2登。かなりもろいルートなので危険が伴う。

Free Rider @elcapitan
Salathe の派生ルート。uncertainty principal の翌日にトライ。2日で 50ピッチ。やりすぎ。

golden gate @el capitan(41pich 5.13b)
第 2登。グレード的には Salathe よりも楽だが、精神的にかなり怖い。


オンラインでの購入はこちらからどうぞ
TO THE LEDGE (ピラニア ネットストア)

関連エントリー
LEDGE TO LEDGE "Live at el nino" (2004/6/30)
「不朽神話」-IMMORTAL KOMBAT YUJI HIRAYAMA (2003/10/26)



2004年7月 9日

秋に向けトレーニング開始 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

断食後のトレーニング再開、秋の目標 5.14b オンサイトに関して触れられています。

相変わらずモチベーション高いですねー。たぶんやっちゃうんでしょうね。



パタゴニア スピーカーシリーズ モンゴル・チベット90日、ここにしかない旅

(2004/7/9 19:30-21:00 パタゴニア目白店)
パタゴニア スピーカーシリーズ モンゴル・チベット90日、ここにしかない旅

パタゴニア目白店で行われた水津幹夫・幸代夫妻の講演会に行ってきました。水津夫妻のことは恥ずかしながらほとんど知らなかったのですが、2年前のロクスノのバイルレビューでお名前を拝見したのが最初だったかもしれません。

夫妻でパタゴニアに勤務されており、パタゴニアで使用しているカシミアの調査とモンゴルの遊牧民に興味があったためにモンゴルに行き、その後、クライミングをするためにチベットに行った話をされました。

モンゴルではウランバートルでカシミアの会社によって案内人を雇い、オブス、ウラン湖へ行き遊牧民と生活を送り、スライドではカシミアやラクダ、牛、犬、キツネ、狼などいろいろな動物が登場し、モンゴル遊牧民の生活に動物が欠かせないことが伺え、遊牧民の人もロシアンジープに何人乗ってるの? というくらい大勢で乗って、常にウォッカばかり飲んでいて、集合写真好きで何だかお茶目な感じがしました。

アイスクライミングとしてウラン湖の近くの 30m ほどの滝を登っています。またウランバートルに戻ってから、ホルホン川にある滝も登っています。モンゴル自体がほとんど平原なのでモンゴルにある顕著な滝は登ってしまったのではと言ってました。

その後、成都に出て、チベット登山協会の人と打ち合わせを行い、当初は未踏峰を登る予定だったのですが、お金の関係でトモガンリという 7000m峰に変更して新ラインから第 2登を狙っていますが、時間切れで途中で敗退しています。

スライドの量が豊富で楽しいひと時でした。それにしてもパタゴニアって 90日も休みが取れるんでしょうか? うらやましい限りです。



2004年7月10日

瑞牆周辺林道ドライブ

最近話題の瑞牆エリアに後輩の孝晃と土日で行ってきました。当初の予定では土曜に瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルートを登って、日曜は甲府幕岩でフリーの予定でした。

が、当方が寝坊してしまい、3時間の大遅刻(←ありえない。孝晃すまん。)。ので、予定を変更して土曜に甲府幕岩、日曜に瑞牆にしました。

甲府幕岩は去年の 10月に 1度行ってるのですが、運転していなかったのでアプローチの記憶がなかったので、とりあえずガイドブック片手に須玉 IC で下りてアプローチ。まず小森川林道から行こうとし、岩下の十王で曲がったまではよかったものの、道が入り組んでおりどれが小森川林道かわからないまま右往左往走り回り、結局民家で聞く羽目に。小森川林道を確認してどんどん上がっていくと道はやがてダートに変わり 1-2km 程ダートを走ったところで林道工事中のため通行できない状態。断念。

仕方なく、岩下の十王まで引き返し今度は堅山林道からのアプローチ。小森川林道よりはわかりやすいのですが、道がダートに変わってから 2km ほど走ったところで道路工事中のためこちらも通行不可。この時点で甲府幕岩はあきらめました。よって現在甲府幕岩にアプローチするには甲府 IC から観音峠経由で行くしかないようです。このころ(12:00) から雨が時折ぱらぱらと降り始めました。

仕方ないので、今度は瑞牆のカサメリ沢に行こうと瑞牆方面へ増富ラジウムラインを上がって行きました。塩川ダムの分岐で左に入り、ミズガキランドまではよかったのですが、そこでまた迷いました。ミズガキランドの裏の林道を入っていったら、物凄いことに。ダート + 車で藪こぎ。3-4km 走ると草ボーボーで地面すら見えません。挙句の果てに道ががけ崩れで消失しており、危うく落ちるところでした。ここはどこなんだ一体。

ミズガキランドまで戻り、舗装道を進んでいくと天使園に出て現在地が確認できました。しかし、小川山林道に入ったつもりがいつの間にか植樹祭の芝生広場に出てしまい完全に頭の中は ???。しかも雷が鳴り出し、雨は土砂降りに。

完全に外岩でのクライミングはあきらめ、記憶の片隅にあった甲府の人工壁 "ピラニア" に行きました。正確な場所を知らなかったので、電話で場所を確認してから行きました。

ピラニアはこじんまりとした感じのジムで、エリアはボルダー、ロープ半々ずつですが、ロープエリアに取り付いている人は皆無で、ほとんどの人がボルダーエリアで遊んでいました。またコンペの直後だったらしく、ルートがコンペのままで数が少なく、ロープに関しては 5.8-5.11c まで 1本ずつしかない状況でした。

クライミングジム ピラニア
クライミングジム ピラニア

20:00 頃まで遊んでから、20号沿いのファミレスで晩飯を食べ、再度瑞牆山荘へ。夜は瑞牆山荘の駐車場で車中泊にしました。瑞牆山荘に着いたとき(22:00) は星空が見え天気は晴れていました。


2004年7月11日

瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルート

今日の目的は瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルート。瑞牆山のバリで一番とっつきやすそうだったのでここを選んでみました。

昨晩は瑞牆山荘の駐車場で車中泊。今日は朝から快晴。当初は 5時に起きて出発する予定だったのですが、眠かったので 7時まで寝て、朝食を食べて 8時前に駐車場を出発。

かなりいいペースで瑞牆山への一般ルートから大ヤスリ岩の基部へ。多少迷いつつも駐車場から 1時間10分で到着。昨日の大雨にもかかわらず、岩は快適に乾いている。花崗岩ばんざい。

瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルート取付
瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルート取付

1P目(えのきど。リード)
脇のハンドクラックを 4-5m 程登ってちょっとしたテラス。そこから 2m ほど右にトラバースして次のクラックへ。このトラバースがフリーでこなせず残念ながら A0。次のクラックはクラッ ク-オフウィズス-チムニー-クラックと幅が微妙に変わりながら 10m 程上がる。荷物をしょっているとかなりきつかったので適宜 A0。プラス、左足にしている特殊なギブスが邪魔でクラックに膝をねじ込めず結構苦労する。クラック脇の残置シュリンゲでビレイ。最初のクラックでカムを使えるが、脇にハーケン、リングボルトが打ってあるので無くても可。

1P目終了点から金峰山
1P目終了点から金峰山

1P目終了点から取付を望む 1P目終了点から取付を望む
1P目終了点から取付を望む

2P目(孝晃リード)
さらにオフウィズスを登るか A0 でフェイスを 5m 程登って、階段状のチムニーに入る。チムニーの中の階段を 15m 程上がって行き、抜けるとビルの中庭(Web の他人の記録の呼称) みたいな所に出る。

2P目登りだし  2P目の階段状のチムニー
2P目登りだし / 2P目の階段状のチムニー

3P目(えのきど。リード)
正面奥に見えるチョックストーン目指して登る。ルートの取り方は複数可能。右の階段状か中央のクラック、左のクラックが主要かな。最初正面のクラックに取り付くも、土が詰まっていてハンドジャムが上手く効かず断念。左のクラックへ。快適なハンドクラックを 7-8m 程登ってチョックストーンの下に出る。チョックストーンのチムニーをステミングで 5m ほど上がって瑞牆本峰が見える大テラスへ。ステミング中は支点が取れないので落ちないように。またこのピッチはカムがないとクラックを登っているときは支点が取れませんので必須です。キャメ #0.5-#2.0、フレンズ #1、#1.5 を使用。

3P目 左のクラックを登りました 3p目終了点より 3P目取付を望む
3P目 左のクラックを登りました / 3p目終了点より 3P目取付を望む

4P目(孝晃リード)
40m 20支点の A1。ただひたすらにアブミの架け替えですがとにかく長い。上に行くほど支点間は遠くなりますが、アブミの最上段に乗るのは 3回ほどでそれほど難しくは無い。瑞牆山頂の一般ハイカーから丸見えなので変なプレッシャーがあります。左膝はギブスで固定されているため左膝でアブミの巻き込みができず、アブミの最下段から最上段に一気に乗って巻き込み、そこから立つという荒業が左ではできずちょっとリズムが狂いました。

4P目 ひたすら直上
4P目 ひたすら直上

3P目終了点の大テラスも気持ちいいが、大ヤスリ岩トップも気持ちがいい。360度ぐるりと見渡せます。

瑞牆山本峰
瑞牆山本峰

???
???

???
???

???
???

???は後で調べる予定ですが、岩の名前をご存知の方は教えてください。

懸垂 1ピッチで 3P目終了点の大テラスへ。が、回収時にロープが引っかかってるらしく、いくら引っ張ってもまったく下りてこない。仕方なく、孝晃が再度アブミでトップへ。ロープ 2本束ねてユマーリングしました。改めて懸垂。懸垂時はやはり 1人目が下りたら動くかどうか確認する必要がありますね。

大テラスからは登ってきたのとは逆方向に懸垂 15m 程で登山道付近に下りれます。登山道付近でギアを外し、瑞牆山頂へ。喧騒の後の静かな山頂で登ってきたルートを確認する。10分ほどいてから下山。

瑞牆山・大ヤスリ岩(瑞牆本峰より)
瑞牆山・大ヤスリ岩(瑞牆本峰より)

下山してから瑞牆山荘の駐車場でギアの整理をしていたら、「さっき登っていた方ですよね ー」と言われ、写真を撮られる。微妙。「何で 2回登ってたんですか?」と痛いところも突っ込まれるし。

帰りは小仏の大渋滞に巻き込まれつつのんびり帰りました。

今回はダートを走ったり、ビッツで強引に藪こぎをしたので、打ち身、擦り傷、切り傷、捻挫が激しい状態です。ので、しばらくビッツは保険を使って入院です。

体のほうは、今回アプローチで 4時間弱歩きましたが、上りはまったく問題なし。下りでは左膝の筋肉が落ちているせいか、すぐに膝が笑ってしまい、結構時間を食いました。

大ヤスリ岩ハイピークルートは瑞牆山の最初の一本としては丁度よかった感じです。サイズの違った色んな割れ目を体験できます。今回はさらにフレンズを 1セット入手できたので余裕を持ってカムをセットできました。

記録
瑞牆山荘(7:50)-大ヤスリ岩取付(9:10)-クライミングスタート(9:40)-大ヤスリ岩ピーク(12:50)-瑞牆山山頂(15:00)-瑞牆山荘(16:30)

おまけ
今回は試しでビデオカメラを持っていきました。が、2人で登ったためビレイしながらカメラを回すことになり、余り良いことではないため上手く撮れませんでしたが、最後のアブミの掛け替えだけ比較的まともに撮れました。20分近くひたすらアブんでるだけのつまらない映像ですが、興味のある方はどうぞ。最後のほうは結構キレイなので何かに使えそうです(←何に?)。20メガ近くありますので一旦ローカルに落としてからご覧ください。1週間ほどで消します。
動画


2004年7月12日

ザ・クライミング

(1992/1/20 千早書房 /ビデオ)
ザ・クライミング

英語版の翻訳版ではありますが、日本で発売された一番古いクライミングビデオなのではと思うビデオ。一昔前の有名クライマーが続々と登場します。

冒頭は海沿いのどっかぶりの壁を登る Lynn Hill のシーンから始まります。

Hueco Tanks - Todd Skinner
ボルダーエリアのイメージがある Hueco Tanks で Todd Skinner が 12 のルートをフリーソロでがんがん登っています。「ここで落ちると結構痛いんだよね」とのんきなコメントをしています。

Longs Peak - Roger Bringgs
アメリカのアルパインクラシックルートだそうです。典型的な Big Wall。2日目からは吹雪き始め、雪が降りしきる中クラックを登っています。やっぱり Big Ball はでかいですね。どこか Big Wall 行きたいなー。

Tennesse Wall -Rob Robinson
フリークライミング。13d まで出てきます。

Mt. Dana - Richard Leversee and John Monyier
ヨセミテの Mt. Dana でのスキーとクライミング。クライミングもうまいしスキーもうまい。理想ですね。スキーはいきなり 10m ほどのクリフジャンプから始まりますが、みんな派手に転倒して転がってるんですが・・・。



2004年7月13日

フリークライミング 岩と友だちになる

(1992/1/20 千早書房 / ビデオ)
フリークライミング 岩と友だちになる

昨日のビデオの姉妹品です。冒頭から

Without rock, we wold all be surfers.
(岩というものがなかったなら私たちはみんなサーファーになっていたかもしれない)

と突拍子もないコメントから始まります。

ビデオは Dug Robinson というクライマーが初心者を対象に、Footwork や Holding を説明しながら進めていく構成になっています。

街中の家の角にあるコーナークラックや家の間のクラックやチムニーを遊びで登っています。庭に自作した人工壁が出てくるシーンがあるのですが、ベニア板に石をダイレクトに貼り付けています。

最後は Yosemite の Big Wall で Peter Croft のフリーソロのシーンで終わっています。

出演クライマーは以下。一昔前の有名クライマー総出演という感じです。
Lynn Hill
Stephan Glowacz
Bobbi Bensman
Dale Bard
John Bachar
Peter Croft
Jerry Moffatt
Todd Skinner
Alex Schmauss
Floyd Kerr
Braden Mayfield


最後に予告編として "フリークライミング 2" というビデオが近日発売となっているのですが実際発売されたのでしょうか?


2004年7月14日

今日の T-wall

今日は会社の RCC の集まりで T-wall 錦糸町店へ。会社がアメリカでイベントがあり、一斉出張の時期で今日のメンバーは自分を含めて 3名のみ。しかもロープがなかったので Top ロープのみ。

Top ロープではありましたが、5.10d を 2本一発で登れたので結構気持ちがよかった。あとは 5.10b、5.10c を 1本づつ登って時間切れでした。

それにしてもすんごい混んでますね、ここ。いつもこんななのでしょうか? 先月日経新聞で紹介されたという影響も大きい気がします。


2004年7月15日

今日のランナウト

今日は後輩の翔太とランナウトへ。2日連ちゃんということもあって今日はかなり抑え気味に行きました。5.10b をウォーミングアップで 1本登ってから、10d を 1本登り、4月の怪我をする前の段階に戻れた感じです。続いて 11a にも 2本取り付きましたが核心で 1テン入ってしまい NG。ただ、ムーブ的にはつながったので次には登れそうな感じです。もう一息で 11。昨日の T-wall と比べると格段にすいているので登りやすいですし、居心地がいいです。課題に関しては T-wall の方がグレードがやや甘い気がします。


2004年7月16日

今週は有笠山&金毘羅岩&to the ledge が発売(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

最近登った有笠、金比羅岩でのクライミングについてと、先日発売された To The Ledge の本人による解説があります。

自宅にも人工壁を作られたようで、F-wall と名づけています。(何で?) また外岩の良さについても触れられていますが同感ですね。個人的には早く、人工壁のグレードと外岩でのグレードを近づけたい感じです。アルパイン志向、マルチ志向なので、純粋なフリーとしての外岩へは機会を作らないと行くのが大変です。

ちなみに山渓から今月発売になる "平山ユージの世界" は 7/26 の発売だそうです。


2004年7月17日

今日のランナウト

今週 3回目のジムでランナウトに行ってきました。(←行きすぎ) 今日は一人だったので、オートビレイで遊んでました。一昨日登れなかった 11a を一発で登れてちょっとうれしかった。が、他にも 4本ほど 11a に取り付きましたが、いずれも核心を超えられずにフォール。やっぱり 11になってくるとムーブをきっちり考えて、レストをうまくやらないとまだ腕がもたないようです。

その後は暑かったので、クーラーの効いた 2階のボルダーエリアへ。久しぶりに来ましたが、緑テープの課題がさくさくできるようになってて少し進歩を実感しました。

それにしてもほとんど人がいなくて貸しきり状態だったのですが経営大丈夫なんでしょうか?


山野井泰史 「復活」の大岩壁

(2004/7/26 AERA 朝日新聞社)
山野井泰史 「復活」の大岩壁

今週の AERA に山野井さんの記事が出ていました。この夏にトライする中国の壁のことと、ロシア隊によるジャヌー北壁新ルートの記録に刺激を受けたことが書かれています。

中国のターゲットはチョンライ山系のポタラ峰北壁(5428m) かその北東の無名峰北壁(5592m) を狙っているそうです。記事の中では 1998年に写真を見たとなっているのですが、写真のキャプションでは昨秋見つけたとなっています。どっちなんでしょう。

ジャヌーの記録に刺激を受けた話では「中国のわけわかんない壁を登ってる場合じゃないぞ。これに成功したら、もっと上を目指す。ひたすら、がむしゃらにね」と結ばれており、完全に意識のほうも前の状態に戻っています。



2004年7月18日

アメリカ出張

今日から仕事の出張でアメリカに 1週間ほど行ってきます。マネージャーと同伴なので現地でネタを探せるかどうかわからないというのと、ホテルでのネット環境が不明なので更新できるかどうかわかりません。すいませんがよろしくお願いします。


アメリカ到着

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アメリカに無事到着しました。成田を 7/18 15:00 に出て、シアトルに 7/18 8:00 に着き、時間が逆行した感じで、1日がものすごい長さです。しかも 21:00 を過ぎてもまだ明るいので、かなり疲れてきて眠いです。

入国審査が面倒そうだったのでサプリをまったく持ってこなかったので、スーパーでローファットの牛乳をとりあえず 1ガロン(3.25ℓ) 買ってきました。次に本屋に行って定番の ClimbingRock & Ice の最新号を買い、REI を覗いて帰ってきました。REI にはクライミングギアも売っていたのですがそれほど品揃えが良いわけでもなく、日本で入手の難しいハイブリッドエイリアンを探しては見たのですがありませんでした。また店内には Top ロープ専用の人工壁も設置されていましたが、15$ とちょっと高めの値段でした。なぜかフラットソールがかばんに入っていたので、機会があれば、隙を見てどこか登りに行きたいと考えています。

昼、夜と外食だったのですが、予想通り量が半端じゃないです。気をつけないと帰る頃には丸々太る羽目になりそうです。

ネット環境は 3年前に来たときよりもだいぶ進化しており、ホテル内はイーサネット、無線LAN 完全完備です。



2004年7月19日

落ちこぼれてエベレスト

(2003/1/25 野口 健著 集英社文庫)

落ちこぼれてエベレスト

成田空港をぶらぶらしていたときに見つけ、行きの機内で読んだ本です。野口さんに関しては噂や偏見しか持っていなかったため、一度きちんと著書を読まないとなぁと考えていたのでいい機会でした。

本書は 7大陸最高峰に登るまでを、生い立ちから振り返って書いたもので、最後に登ったエベレスト登山の描画をところどころに交えつつ、各登山に関して触れられています。

登山の大半はかなりでたらめで、強引な感は否めません。付き合う方はかなり大変だったろうなぁと思います。無謀登山と冒険を履き違えているところもあります。

ただ、野口さんは、かなり強引なところもありますが、目標を設定し、その目標に対するアプローチの仕方、行動力は非常に優れていると思います。その行動力、バイタリティがこれまでの活動にある程度の成功をもたらしているのでしょう。

エベレスト登頂以降の彼の活動に関しては、偽善だとかやらせだとかいろいろ言われていますが、個人的には賛同できます。山での清掃活動やシェルパ基金、レンジャーの育成などこれまであきらめ感の方が強かった活動を積極的にやっているところは評価できると思いますし、政治的にはかなりの逆風で、壁にぶつかっていますが、動かないこと、動いてみないことには何も始まらないでしょう。登山家という肩書きには疑問が残りますが今後の動きに期待したいところです。

参考情報
新・野口健公式WEBサイト

おまけ
今日はアトランタから飛んできた同僚と合流し、本社のオフィスに顔を出して軽く仕事をし、その後何故かこっちの寿司屋に。たらふく飲み、たらふく食べてホテルに戻りました。山度ゼロの生活です。



2004年7月20日

Climbing No.232

(2004/7 No.232 Climbing Magazine)
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アメリカで一番メジャーなクライミング雑誌。ハイキングを扱った雑誌もあるようですが、数が多すぎてよくわかりません。Climbing 誌は、2,3,4,6,7,9,10,12月に発売される雑誌で扱っている内容はクライミングです。発行は 1970年からで、最新号は 232号です。

英語はすんごく苦手なので間違っているかもしれませんが簡単にレビュー。

K2: the First Fifty Years
K2 が初登されてから今年で 50年ということでの特集が組まれています。今月のヤマケイ、ロクスノでも同様の特集が組まれていました。内容は同様です。歴史をたどったものです。

Summersville
West Virginia にある Summersville 湖のクライミングルートの紹介。ルートとは言っても、船から取り付いて、終わったら湖に飛び込むというかなり狂ったルートです。当然ながらソロで、夏限定です。

L'autre Cote de Fred Rouhling
Fred Rouhling がかつて開拓したという 9b のルートにまつわるインタビュー。

以上が特集であとは日本の雑誌と同様、記録の紹介や新製品レビュー、新刊紹介、Climbing Tips、読者の声などが載っています。巻末の全米ジムリストは便利です。

日本の雑誌と明確に違うのはハイキングとクライミングを明確に分けていることでしょうか、ヤマケイにしろカムにしてもハイキングから、クライミング、山スキーも沢もすべて "登山" というくくりでまとめてしまっています。

おまけ
今日は終日カンファレンス。現在仕事で使っている CMS(Contents Management System) が XML Web System から XML Web Service に移行するので、新しいプラットフォームのお勉強が今回の出張の Task です。英語が苦手なので大変です。

夜は地元の人とステーキ屋さんへ。普通に頼んだら肉が 600g 弱も出て、SideDish でペットボトルサイズのベイクドポテトが・・・。そんなに喰えるかっ!! おいしかったのですが、さすがに気持ち悪くなりました。



2004年7月21日

ROCK&ICE ISSUE 136

(2004/ ISSUE 136 | SEPTEMBER 2004 ROCK&ICE)
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Climbing誌と同様、年に 8回(2,3,4,6,7,9,10,12) 発売される雑誌。何で毎月出ないのかは ? です。Climbing よりはこちらのほうが記事の量が多い感じです。

COOL CRAGS
暑い夏にお勧めのエリアが 7箇所紹介されていますが、アメリカの土地勘はないので、あいにくどこにあるのかわかりません。crag は岩場のことです。

SOMETHING WICKED THIS WAY COMES
史上最悪の人物として "Great Beast 666" なる人物が紹介され、1900年前後の K2 へのトライに関することが書かれているようですがよくわかりません。後で精読してみます。

その他は、冒頭で小山田大さんがオーストラリアで V16 を登ったことが出ています。液体燃料のコンロの比較記事は面白いです。現在の日本ではありえない記事です。Climbng誌でも言えることですが、Gallery コーナーの写真がきれいです。

おまけ
今日も終日カンファレンス。明日がオフなので、カンファレンス終了後、車を飛ばしてカナダのバンクーバーに来ました。かつてバンクーバーに住んでた人と来たので、ガイド付きのツアーに参加した感じです。バンクーバーというとシーフードというイメージがあるのですが、バンクーバーはアジア系の人が多いのでアジア料理も安くておいしいということで、タイ料理屋に行きました。美味でした。



2004年7月22日

Gripped June/July 2004

(2004/ June/July 2004 Gripped)
Gripped June/July 2004

隔月で発売されているカナダのクライミング雑誌。バンクーバーに行った時に本屋を覗いたら売っていたので買ってみました。

Women and Climbing
これまでクライミングは男のスポーツとされていたが、ここ最近は女性の台頭が目覚しいとして、8人の女性クライマーが紹介されています。きっかけは 30年以上前に Yosemite Nose を 4day で登りきった Molly Higgins とBarb Eastman によるクライミングで、決定づけたのは、1993年に当時まだ誰もしていなかった Nose の 1day free ascent を行った Lynn Hill のクライミングだそうです。

Deepwater Soloing in Vietnam
海外ではこういった形態のクライミングがはやっているのでしょうか? 海や川からソロで登って終わったら飛び込むという形態のクライミング。イギリスのクライミング雑誌だと DWS(Deep Water Soloing) と略されています。今回はベトナムのルートが紹介されています。

その他に News 欄で ? マークが付いていますが、スペイン人クライマー Patxi Usobiaga が 5.14b のルート(Desafiendo Tsunami) をオンサイトしたと紹介されていますが、もし本当だとすると、今秋平山さんが狙っていた世界記録は早々と達成されてしまったことになりますね。

また、ヨーロッパの Mix クライマーが 3月に行われた ICE World Cup に来た際にロッキーの Mix ルートをいろいろ登って行った記事も紹介されています。

ケベック州にある 10本の Best Multi-pitch のルートが紹介されていますが、フランス人が多いからか、ルート名がほとんどフランス語です。

あとはアプローチシューズの特集記事などです。

おまけ
今日は海沿いを散歩してから、自転車を借りて Stanley Park を 1周しました。途中ビーチもあったりと気分は、カナダですが、完全に南国でのバカンス。それにしてもインラインスケートで走り回っている人が多い。

昼は中華街に移動して飲茶を食べ、ダウンタウンに戻って簡単に買い物をしてから、山道具屋を覗いてシアトルに戻りました。



2004年7月23日

HIGH MOUNTAIN 260

(2004/7 260 HIGHMOUNTAIN)
HIGH MOUNTAIN 260

イギリスのクライミング雑誌。シアトルの本屋を覗いていたら見つけたので買ってみました。

巻頭の写真は、先日 Alex Huber が行った 8b+ のルートをフリーソロした時のもので、冒頭の記事でも本人によるレポートが載っています。

全体的に岩場の紹介記事が多いです。ただ、MOUNTAIN INFO では Himalaya の Noshaq や Alaska の McKinley や Hunter のバリエーションルートが写真入りでかなり細かく紹介されており、見ているだけでも楽しめます。

巻末の OFF THE WALL というコラムでアルパインルートでは何人パーティがベストか? という記事も面白かった。3人がベストとしています。

あとはソフトシェルがハードシェルよりもいいという検証記事が出ています。

おまけ
今日は本社サイドのビジネスパートナーとタイマンでミーティングのため、オフィス(個室) めぐりでした。本社はリソースが豊富で分業制が完全に確立されているので、仕事に余裕を持って取り組んでいます。それに対して日本サイドは自分 1人にしても 6人分くらいの仕事をしていることになります。その分の給料欲しいなぁ、まったく。相変わらず英語はちんぷんかんぷんですが、とりあえずレポート書いて、報告できるくらいの資料は集まって、何とかなりました。



2004年7月24日

Climber

(2004/7 Climber)
Climber

イギリスのクライミング雑誌。シアトルの本屋を覗いていたら見つけたので買ってみました。

ここでもしつこく DWS(Deep Water Soloing) でベトナムが紹介されています。やっぱり世界的に流行っているようです。この記事以外にも海沿いでのクライミングの写真が多い気がします。日本で海沿いの岩場というと伊豆の城ヶ崎や海金剛しか思い浮かびません。ちなみに、最近スペインで DWS によってイギリス人のクライマーが 1人亡くなっているようです。

News 欄ではイギリスの地域ごとのニュースが紹介されており、あとは岩場の紹介記事です。面白かったのはイギリスの雑誌であるにもかかわらずアメリカの岩場が紹介されていることでしょうか。また、先日のロクスノにも似たような記事が出ていましたが、Climbing Movie の撮る側からの視点による特集が組まれています。

気になった記事として流行っているものとして "Climb On" という指先に塗る栄養クリームが紹介されています。取り寄せてみようかな。

巻末では "Crowds" として最近岩場の混雑が問題になっているコラムが載っています。休日の広沢寺さながらのロープがすだれ状になっている写真が出ています。

おまけ
今日はアメリカを発つ日です。シアトルのダウンタウンに寄って、スタバ 1号店でお土産を買ってから空港へ。機体のトラブルで出発が 2時間遅れました。ふいー。


2004年7月25日

帰国しました

カナダの山道具屋 果てしなく広い
カナダの山道具屋 果てしなく広い

予定より 2時間遅れて成田に到着しました。成田からジムに直行する予定だったのですが、時間的に無理になりました。

今回は仕事で行ったということもあり、シアトルの岩場やジムには行けませんでしたが、クライミング系の雑誌 40冊と DVD を 10枚ほど買い込んで来ました。雑誌はまだ精読していませんが、かなり刺激的です。日本にも行きたい岩場はたくさんありますが、スケールではどうしても海外には太刀打ちできないところがあります。もうちょっとまともに登れるようになったら、海外の山もターゲットに入れてみたいと思います。

先週は 1週間にわたって英語圏のクライミング雑誌の紹介をして見ました。最近になって Black Diamond などの輸入代理店であるロストアローがアメリカのクライミング雑誌の代理販売を始めました。結構安いので申し込んでもいいかもしれません。また Web にあるレビューもよくまとまっており、自分のレビューと比ると何とも恥ずかしい限りです。まぁいいや。

ここ 1週間は日本の山情報をほとんど追いかけていなかったのですが、色々あったようなので、今週は情報の Catch Up に充てたいと思います。



2004年7月26日

山道具情報

Beal のロープは安いので買われる方も多いと思いますが、以下のような 注意事項が代理店のロストアローから出ております。

ロープと確保/下降器具との相性について
http://www.lostarrow.co.jp/news/bealrope_info.html

最近のロクスノの広告にも出ていたので気にはなっていましたが、Beal の DRY Cover という新加工に関する情報です。同様の処理は roca が出している Loxy というロープにも Longlife 加工というのがされているので同様の現象が起きる可能性があります。

確保器との相性に関してですが、リードのビレイでグリグリを使って事故る例が最近多いそうです。某所で議論もされていますがご注意ください。

カラビナのリコール
Wild Country の HELIUM(ヘリウム) というカラビナが強度不足のためにリコー ルとなりました。US やカナダの登山用品店にも置いてあり、軽いので買おうか なと思っていました。日本で売ってるかどうかはわかりませんが、結構魅力的な のでご注意ください。しょぼい店だと平気で店頭に並んでいる可能性があります。

モンベルの Web
http://www.montbell.com/japanese/products/recall_wc.html

原文
http://www.wildcountry.co.uk/popup.htm

上記の情報はそれぞれ、シュクラさん黒田さんの Web を参考にさせていただきました。



2004年7月27日

山野井通信

少し古い情報ですが、山野井通信が更新されておりました。

これからトライする中国の未踏峰に対する意気込みが書かれています。本当にクライミングが好きなんだなぁということと、山野井さんといえども目標に対するアプローチの仕方はそれほど突飛なものではなく、きっちりと理詰めでトレーニングに励んでいるなぁと言うことが伺えます。山野井さんレベルになってしまうと、一般人には超人的な結果しか伝わってきませんが、その過程には地道なクライミングの積み重ねがあるということは忘れてはいけないことでしょう。それはどんな人にも共通で、天才ほど努力を惜しまない気がします。次元はまったく違いますが、こういった過程もわかると凡人でも非常に励みになります。

それにしても 5合目から富士山山頂まで普通に歩いて 2時間ってどういう体力なんでしょう。全力で登ったら登山マラソンに出てもそこそこいい順位を狙えるのでは?



2004年7月28日

今日の T-wall

今日は会社の RCC の集まりで T-wall。アメリカで 1週間、まったく何もしていなかったので体が重く、全然だめだめでした。やっぱり下手くそなうちはマメに継続して登るようにしていないとだめですね。

10b、10c、11ax2(途中まで) 登っておしまい。T-wall では 11a がしばらく壁になりそうな感じです。核心でのムーブが全然わかりませんでした。

T-wall はランナウトに比べるとルートはほぼ直上するだけの素直なルートである分、ハイステップやランジ気味に取るホールドが多く、まったく取れない、取り方がわからないことも多いです。単に下手なだけだとは思いますが、精進あるのみ。



2004年7月29日

今日のランナウト

今日は後輩の翔太とランナウト。昨日に引き続き今日もぼろぼろ。今日こそ 11a RP を狙いましたが、2本とも核心で 1テン入ってしまい、悔しい思いを。ただ、T-wall でもランナウトでもオブザベーションをすれば 10c までは確実にオンサイトできるようになりました。焦らずにひとつずつレベルを上げていくしかないですね。最後に垂壁の 10d をトライしましたが、核心のムーブがまったくわからず断念。うーん、垂壁は奥が深い。それにしてもギブスが邪魔だ。

山岳会の近藤さんがいらっしゃいました。皆さんがんばってますね。

垂壁の一部のホールドが全面的に新しくなっており、古いホールドを無料で置いてあったので、適当に大量にもらってきました。さてどこにつけようかな。



2004年7月30日

Live in Japan(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

金毘羅岩と先日発売された(?) DVD の情報が掲載されています。

金毘羅岩に関わらず、メジャーな小川山にしても日本百岩場に載っていないルートや新しいルートがどんどん開かれているので、そろそろ改訂版を出してほしいところです。特に瑞牆周辺は謎が多すぎで体系的にまとまっている情報が欲しいです。が、某さんの Web や某掲示板を覗いている感じでは余り公開につながることはなさそうな感じです。足繁く通うしかないですね。

先日 26日に発売されたという DVD ですが、いまだに売られているのを確認できておらず、確認したところ 8月 5日に入荷とのことでした。日本の岩場の DVD であるだけに発売が待ち遠しいところです。



2004年7月31日

三ツ峠 1日目

今回は後輩の翔太と山岳会の勝部さん、岡田さんとクライミングのトレーニングで山梨県の三ツ峠に行きました。

天下茶屋駐車場で勝部さん、岡田さんと合流。天気はあいにくの雨。とりあえず岩場まで行ってみようとのことで出発。

岩場に着くと雨は上がっているものの、岩場は濡れ濡れ。鶴亀等の左フェースは滝、中央カンテ周辺も小滝、右フェイスは滝ほどではないがびしょびしょ。ただ幸いなことに時々薄日が差すので、午後に期待して右フェイスの一般ルート周辺に Top ロープを 2本かけて数回 登りました。

一般ルート周辺
一般ルート周辺

午後からマルチのシステムの確認の意味で上に上がしました。岩場がまだ濡れているのと、リードしてもらうには不安が残ったので、全ピッチ当方リードで上がりました。定番の一般ルート、クーロワール、権兵衛チムニーをつなぎました。クーロワールも権兵衛チムニーも乾いて いればどうってことないのかもしれませんが、濡れているとやっぱり怖いですね。これぞアルパイン。権兵衛チムニーは特に下の方は結構ランナウトするのでカムがあると気分的には大分楽になります。

クーロワール
クーロワール

4人のシステムで上がったこともあり、上に抜けたときは 16:00。懸垂で下りたときは 17:30。18:00 に四季楽園の前で、日帰り参加の勝部さん、岡田さんとは解散しました。

第 3バンド
第 3バンド

懸垂下降
懸垂下降

支点の取り方、セカンドのビレイ、懸垂下降等の説明をしましたが、基本的なことが大分抜けていることが自分でも確認できました。危ない危ない。

天気も岩場の状況も余りよくなかったので岩場はがらがらでした。他には 2パーティだけ。



 
 
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