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2004年8月 1日

三ツ峠 2日目

今日は翔太とマンツーマンでトレーニング。天気は時々日が差すが基本的にうす曇。暑くならずに丁度いい天気でした。天気がいいせいか、中央カンテは 8時の段階で既に人だかり、右フェイスも人だかりでした。

一般ルート周辺で、翔太にリード、セカンドの確保、懸垂下降を練習で数回繰り返してもらい、次にフレーク脇のボルトラダーでアブミの練習。Topロープを張って数回繰り返しました。

マルチのシステムの最終確認で、昼から中央カンテをつるべで上がりました。後発の並行した別パーティがいたのですがかなり迷惑。微妙なライン取りでほぼ並列で上がって来るが、超弩級ランナウトとか言っててまったく支点を取らない。クライミングが上手いのはわかるが、万が一を考えると辞めてほしい。本人が怪我するだけで済むならいいが、ビレイヤーへのダメージ、周辺にいる人へのダメージを考えると怖すぎる。先行させてしまえばよかった。

中央カンテ 2P目
中央カンテ 2P目

中央カンテ 4P目
中央カンテ 4P目

そのあと、直登カンテの 1P目を人工で上がってからロープをフィックスしてユマーリングと荷揚げの練習をしました。フィックスもユマーリングも正式なやり方がわからないので、タイブロックの取説に書いてあったのを参考に想像でやりました。

フィックスは末端をただダブルフィギュアで輪を作って、支点の環付きビナにかけただけ。反対の末端もユマールのすっぽ抜け防止のためにフィギュアエイトのこぶを作っておきました。

ユマーリングはユマールとタイブロックを使用しました。上をユマール、下をタイブロックでフィックスと接続。上のユマールをビレイループからのスリング and デイジーチェーン(バックアップ) と接続。下のタイブロックからは 60cm のスリングを 2本かけて足にインクノットで接続。あとはロープにぶら下がって、交互に上げていくだけ。人工で上るよりは確実に早いし、楽です。

注意点としてタイブロックはきっちり全面の歯が食い込まないと、滑ってロープの表皮をかなり痛めます。体重をかけるときはきちんと確認してから乗り込まないと危険です。ので、タイブロックを上にした方がいいかもしれません。もしくはユマーリングを想定している場合は多少重くてもユマールを 2つ持っていった方がいいのかな?

荷揚げは、タイブロックを逆にして支点に掛けたカラビナにつけて、ユマールを取っ手にして引きました。荷物が軽かったからか結構楽。滑車があるともっと楽だったかも。やはり今年出た DMM の滑車付きのカラビナが欲しい。荷揚げやヌンチャクとして使うなら、環付きである必要は無いですしね。タイブロックの取説だと環付きになっていますが。

その後、ナチュプロルートを登ろうとのことで、東面の草溝ルートとオンサイトの 2P目をつるべで登りました。当然ながらクラック内はまだ濡れており少し怖い感じでしたが、カムの効きは上々でした。

三ツ峠
三ツ峠

岩場の基部に降りたときは 17:45。テントを撤収して、林道を 15分で駆け下り、車には 18:30 に着きました。荷物を背負って走ってみましたが、膝は腫れもせず、特に問題ありませんでした。いい感じ。

富士山
富士山

色々盛りだくさんで、岩場の条件はイマイチでしたが、充実した 2日 間でした。

夕日
夕日



2004年8月 2日

おはよう日本 ソロクライマー 再び岩壁へ

(2004/8/1 7:36-7:47 NHK)
おはよう日本 ソロクライマー 再び岩壁へ

先日の山野井通信で告知されていた番組です。わずか 10分ほどでしたが、中国の岩壁、その先への抱負が述べられています。内容は山野井通信、先日の AERA とほぼ同じです。

3本指で氷川の屏風岩をフリーソロで登っています。



2004年8月 3日

秩父宮記念 雲海を走る 第29回 富士登山駅伝

(2004/8/1 16:05-17:20 フジテレビ)
秩父宮記念 雲海を走る 第29回 富士登山駅伝

日本で一番高所で行われる駅伝です。山梨県側の富士登山マラソン、静岡県側の富士登山駅伝と夏の富士山の 2大イベントとして有名ですが、4年もガイドとして富士山に詰めていたにもかかわらず、1度も生で見ませんでした。

富士登山駅伝は静岡県の御殿場市陸上競技場から山頂までを 6区間に分けて、6人でつなぐレースで、変わっている点として、登りを走ったランナーが同じコースを下るという点でしょう。

見所はやはり山区間の 4区から 8区で、特に 7区と 8区の襷をつなぐシーンは必見でしょう。襷を渡した後に止まりきれずに皆転がっていく様は壮絶です。

出場チームを見ると自衛隊の同窓会? というほど上位陣は自衛隊で占められています。さすがとしか言いようがないですね。ただ、10位に入っている群馬岳連の 6区を走った鏑木毅選手は富士登山マラソンでも 3位に入っており、登山レースでは有名人です。

参考情報
秩父宮記念 雲海を走る 第29回 富士登山駅伝
群馬県山岳連盟 掲示板



2004年8月 4日

甲斐駒ヶ岳

後輩たちにくっついて、北沢峠から甲斐駒ヶ岳にハイキングに行ってきました。夏空の青と花崗岩の白、樹林帯の緑のコントラストが最高で、これぞ夏山と言う感じでした。

8/3 の夜に大学で後輩を拾って中央道を西へ。伊那IC で高速を下り、戸台にある無料駐車場にテントを張って就寝。夏休みだからか、駐車場は平日であるにもかかわらず結構な混雑でした。

8/4 は朝からいい天気。とはいえ、実質 4時間しか寝れなかったので眠い。北沢峠行きのバスでは観光用のアナウンスが流れていましたが、完全に爆睡で、気づいたら北沢峠でした。

ここで、広河原へ向かうバス待ちの人と、仙丈へ向かう人、甲斐駒へ向かう人に分かれます。

少し体をほぐして出発。荷物が軽いので、樹林帯の中をサクサクと歩け、順調に高度を稼ぎ、1時間ほどで双児山に到着。

双児山手前
双児山手前

双児山手前から展望が開け、振り返れば仙丈、右手に北岳から塩見までの稜線、左には鋸、奥には槍穂の稜線とメジャーな山はほぼ全部見える感じで気持ちがいい。

双児山山頂
双児山山頂

双児山を越えると今度は正面に甲斐駒が見え始め、テンションが上がり、自然と足も速くなってくる。

駒津峰(手前) と甲斐駒
駒津峰(手前) と甲斐駒

駒津峰山頂
駒津峰山頂



北岳から塩見岳への稜線
北岳から塩見岳への稜線



山頂直下 花崗岩と青空のコントラストが素晴らしい
山頂直下 花崗岩と青空のコントラストが素晴らしい

甲斐駒ヶ岳山頂
甲斐駒ヶ岳山頂

摩利支天と富士山
摩利支天と富士山

仙水峠から摩利支天奥壁
仙水峠から摩利支天奥壁

仙水峠から北沢峠目指して下る
仙水峠から北沢峠目指して下る

あとで。



2004年8月 5日

トランスジャパンアルプスレース

日本で一番過酷な山岳レース。先日富士登山駅伝に関して調べていたら見つけました。が、公式の Web サイトが有るわけでもなく詳細は不明ですが、日本海の早月川河口を出発し、北ア、中央、南アを経て太平洋の大浜海岸までの 420km を 7日以内に駆け抜けるというレースです。激しすぎです。

山小屋や宿泊施設に泊まることは禁じられ、テントや炊事道具などを背負って走ることになり、本当にサバイバル要素が強いレースです。富山湾から上高地まで 2日と言うのもびっくりです。

参考情報
3アルプス縦走レース 420キロ 伊那の35歳初挑戦
GREAT ENDURANCE  2002



2004年8月 6日

最近の遭難事故

最近遭難事故が多いようなのでここ 1ヶ月分をまとめてみました。傾向としては雷によるものと大雨による増水の事故が多いです。今年の猛暑の影響も多分に有るでしょう。暑さにより熱雷が発生しやすい状況に合わせ、太平洋高気圧が例年より北まで張り出しているために台風の進路がおかしく、それに伴う大雨や界雷(熱的界雷) の頻度が多くなっています。

コメント等はまたのちほど。

7/17
東北大雨:登山客相次ぎ事故 1人死亡1人行方不明
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040718k0000m040032000c.html

東北大雨:行方不明の登山者、遺体で発見 岩手県栗駒山
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/tenki/news/20040719k0000m040014000c.html

岩登りで転落、男性が大けが 北岳
http://www.minamialps-net.jp/news_main.php?news_num=80

北岳で滑落事故相次ぐ
http://www.minamialps-net.jp/news_main.php?news_num=82


7/18
おむすび山スラブで死亡事故
http://www.kawakami.ne.jp/ogawayama/top.html

月山で僧侶が転落し水死 増水した沢に
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=KCH&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004071701004230


7/19
会津朝日岳で4人不明 大雨の中で登山
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004072001001425

4人遭難21日捜索再開 福島県の会津朝日岳
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000257-kyodo-soci

阻む濁流、土砂崩れ/只見の白戸川不明の4人捜索難航
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040721/kennai-20040721094408.html

雨で捜索いったん打ち切り 福島の4人遭難
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040721/20040721a4130.html

河原に埋まったテント発見 会津朝日岳、4人遭難事故
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000095-kyodo-soci

沢登り遭難:土砂に埋まった1遺体発見 福島・会津朝日岳
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040723k0000m040088000c.html

不明の1人遺体で発見/只見の遭難/半身土砂に埋まる/残る3人の捜索に全力
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040723/kennai-20040723092312.html

沢登り遭難:2人が自力下山、1人助け待つ 会津朝日岳
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040723k0000e040037000c.html

沢登りで不明の3人、生存確認 土砂崩れに遭い自力脱出
http://www.asahi.com/national/update/0723/011.html

残り1人も山中で救助 朝日岳の4人遭難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000247-kyodo-soci


7/24
長野・北アルプスで72歳男性が滑落、死亡 1人軽傷
http://www.asahi.com/national/update/0725/010.html

登山中に落雷、福島で1人死亡5人けが 長野で1人重体
http://www.asahi.com/national/update/0724/028.html

落雷、1人死亡5人けが/南会津・帝釈山登山パーティー直撃
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040725/kennai-20040725090940.html

けが人6人に/帝釈山落雷「山頂で天候急変」
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040726/kennai-20040726102713.html


7/25
落雷で登山客1人意識不明、2人軽傷 長野・北アルプス
http://www.asahi.com/national/update/0725/015.html

落雷でロープウエー運休、千人以上が一時足止め 長野
http://www.asahi.com/national/update/0725/019.html

徹夜の乗客全員下山 駒ケ岳事故、電気制御部品破損か
http://www.shinmai.co.jp/news/2004/07/26/015.htm

28日にロープウエー再開 中ア・駒ケ岳の落雷事故で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000154-kyodo-soci

立山でもロープウエー停止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-01948096-jijp-soci.view-001

蔵王連峰:沢登りの東北大と福島県立医大の学生4人戻らず
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040726k0000m040088000c.html

大学生4人が無事下山 蔵王連峰の八方沢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-00000044-kyodo-soci

<登山>7月25日から行方不明の埼玉の父子 捜索打切
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000082-mai-soci


7/31
槍ヶ岳北鎌尾根で150m滑落、愛知の会社員死亡 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040731ic23.htm

↑志水さんのツアーだったようです。
http://www3.nsknet.or.jp/~guriguri/

北ア・剱岳で滑落、61歳女性が死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040731ic22.htm


8/1
雪渓崩れ、写真撮影中の3人生き埋め 新潟・荒沢岳
http://www.asahi.com/national/update/0801/011.html

雪渓崩れ、3人不明 新潟・荒沢岳、1人脱出
http://www.sankei.co.jp/news/040801/sha068.htm

「もう沢登りしない」/只見の遭難退院のAさん会見
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040727/kennai-20040727094407.html

豪雨と猛暑で薄氷状態に…新潟・雪渓崩落事故
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040801ic29.htm

荒沢岳の雪渓崩落、3人の遺体みつかる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040802i203.htm

雪渓崩落で3遺体を収容 死因は窒息死と内臓破裂
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040802-00000187-kyodo-soci

荒沢岳の雪渓崩落 3遺体発見、危険な雪渓の中へなぜ /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000147-mailo-l15

雪渓崩落 3人が生き埋め 写真愛好家グループ、万年雪を撮影中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040802-00000010-san-soci

一昨年も雪渓撮影
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20040803/lcl_____stm_____000.shtml

現場の写真
http://news.goo.ne.jp/news/goo/picture/20040802/kyododb_20040802_003_450.jpg

事故にあわれた方々の作品
http://www.photocon.co.jp/mont001.htm
http://www.fukei-shashin.co.jp/onweb/photo_con/0303/0303.html

<山岳遭難>団体登山の3人、迷い下山できず 岩手・駒ケ岳
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040802-00000021-mai-soci


8/2
日本人男性が滑落死 モンブラン登山
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004080301007129


8/4
剱岳で京都の71歳の男性が転倒してアキレス腱切る 県警山岳警備隊がヘリで搬送
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20040806002.htm

<遭難死>南アルプス鋸岳 ヘリが行方不明だった男性収容
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040806-00000036-mai-soci



2004年8月 7日

小川山 : 1日目

後輩の翔太と小川山に行ってきました。今回のテーマはクラックとナチュプロ。

ハコヤ岩に 10時に到着。道はカモシカ遊歩道を歩いていくだけなので迷う心配もなく楽。天気は雲がやや多い感じ。 トポと見比べるが、恥ずかしながらルートがよくわからず、とりあえず登れそうなクラック(夏風? 5.9+) を 1本上り、練習用にトップロープをかけました。トップロープで相方を登らせようとした途端に雷雨。しばらく様子を見るも、弱くなる気配はなく、強くなる一方でした。仕方ないので、ロープだけ抜いて駐車場へ撤退。振られ防止にセットしたカムやビナは仕方なく残置しました。

雷雨は激しく、行きに来た道は完全に川。全身びしょぬれで駐車場着。仕方なく、今日のクライミングはあきらめ、最近定番になっている甲府のクライミングジム "ピラニア" へいきました。。甲府市内も雷雨が激しく、道は全部川。ピラニアには 2-3人しか人がいなくまったりとしていていい感じ。あいかわらずルートを登っている人はおらず、ボルダリングが中心のジムのようです。ボルダリングの課題は 5-6級がちょうどいい感じでした。5時間ほど遊んでから小川山に戻りました。



2004年8月 8日

小川山 : 2日目

昨日とはうって変わっていい天気。8時にハコヤ岩着。昨日のルート(夏風 5.9+) を翔太にリードしてもらって残置を回収。2nd で登って、適当にもう 1ピッチつなげて、裏に懸垂できそうなところから懸垂。

夏風 5.9+
夏風 5.9+

懸垂して下りた脇に面白そうなクラック(稲光 5.9) があったので取り付く。オフウィズス-スクイーズ-ハンド-消滅とだんだん細くなっていくのがいい感じ。しかも最後はルーフになっていて、ルーフの乗越のムーブが立体的で楽しい。

稲光 5.9
稲光 5.9

表に戻って、岩場の真ん中辺りにあるクラック(テンプテーション 5.10+) に取り付く。下のほうはコケコケしていて余り登られていない感じ。1P目は翔太にリードしてもらう。終了点がよくわからなかったらしく、途中のちょっとしたテラスでカムでビレイ支点を作って一旦ピッチを切る。後でトポを見ると上に抜けるのが正解らしい。

テンプテーション 5.10+
テンプテーション 5.10+

リードを交代する。そこから上にもクラックが伸びていたが、登れる気がしなかったので、ハング下まで 3m 程登って、途中からハングのクラックを使ってトラバース。カンテを 1つ越えると上にコーナークラックが走っているのでとりあえずクラックを 4m 程直上。直上したものの、どでかいヒサシで頭を抑えられる感じでそれ以上上に行くのは無理だったため、そこからまたトラバース。崩壊直後だったのか、典型的なもろい花崗岩で、フレークはバキバキ剥がれるし、足場もぼろぼろで非常に神経を使う。5m 程トラバースをしてカンテを1つ越えると今度は 絶望的なオープンブック状のスラブ。登れるのか(?) といった感じだが、登らないことには下りることもできない状況なので、登れそうなところを観察。コーナーに走っているクラックの土を掘り出して無理やりカムを決めてトライ。一歩登ってはクラックの土を掘り出す作業を続けて 3m 程登ってルーフに走っているクラックに指突っ込んで小休止。ここが一番やばかった。このクラックに最後のカムを決めてそこからまたぼろぼろのバンドを 5m程トラバースして、やっとビレーできそうな立ち木へ。立ち木に着いた時はもうへろへろで精も根も尽きた感じ。あぁー やばかった。このピッチのリードに 1時間半もかかった。トポを見ても途中からは完全にルートを外れており、どこを登ったのかまったく不明な状態です。

途中のトラバース
途中のトラバース どう見てもフリーのルートじゃないよなぁ。

そこからも簡単なクラックを 3m 程登って裏に回り、歩いて戻りました。

相棒とお互いに満足できたので、そこで終了。テントを回収して少し早かったですが、16:00 に帰路に着きました。

カサブランカのようなクラックらしいクラックは登りませんでしたが、ナチュプロを使うルートしか登らなかったのでカムを使う勉強にはなりました。



2004年8月 9日

[DVD]平山ユージの世界 Live in Japan

(2004/8/5 山と渓谷社 DVD)

平山ユージの世界 Live in Japan

平山ユージさんが日本の岩場を登っているシーンを集めて、別途平山さんによる解説を入れた DVD です。撮影している人が Pump から出ているシリーズと同じ阿部さんなので、構成もほとんど同じです。違いといえば、ユーモア感が抜けて純粋にクライミングシーンだけになっている点でしょうか。残念な点は別途入っている解説の録音方法が悪かったのか、Mix が悪かったのか、ジーという雑音が入ってしまっています。残念!!

出所はほぼ同じですが、日本でも年に 2-3本のペースでクライミング DVD が出るようになりましたが、出るたびに構成や質が上がっており、出演クライマーが日本人ということもありますが、見てて飽きません。しかも、この DVD では、日本では平山さんしか登れないような 5.14d や 5.15a というルートが出てくるので貴重です。

収録ルートは以下。

[小川山]
クレイジージャム 5.10d
スーパーイムジン 5.12b/c
エクセレントパワー 5.13a

[城ガ崎]
風に吹かれて 5.11a
サーカス 5.12b/c
シンデレラボーイ 5.13a/b

[二子山]
ノースマウンテン 5.12a
任侠道 5.12d
フラットマウンテン 5.14d/15a

[有笠山]
パスファインダー 5.11b/c
Blast-off 5.12a
あっぱれ 5.13c

[備中]
燃えない岡山県民 5.12d
棲龍門 5.13c/d

[鳳来]
卒業 5.12d
猫も杓子も 5.12c
ガンジャ 5.13d

[城山]
Over Drive 5.11d
リキッドフィンガー 5.14a
ロジカルプログレッション 5.14d

タイトルは "リブ" なのか "ライブ" なのかどっちなんでしょう? "リブ" かな?



2004年8月10日

BBQ(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

今回はクライミングのネタは皆無で家族での BBQ の話題に終始しています。BBQ というか焚き火は沢でしかしませんが、火を見ると落ち着くというのは共感できるところです。また平山さんも心配している通り、ついつい食べ過ぎてしまうので、食べ過ぎには注意したいところです。



2004年8月11日

今日の T-wall

今日は会社の RCC の例会で錦糸町の T-wall へ。今日は会社の広報誌に載せる写真撮影のため、余り登らずに撮影に回っていました。

写真撮影は、暗いせいか、デジカメでは結構ぶれてしまい、難しかったです。構図もプロが撮っているような構図を撮るのは難しく要勉強です。

クライミングの方は前回核心を越えられなかった 11a に取り付いてみましたが、やっぱり上手くいかず、同じクラブの人が登るのを見てムーブを解決。ようやっと超えられました。が、その上もホールドも持ちにくくそれ以上はあがれずに断念。

20:30 ころ事故がありました。Top ロープで登っていた人が 10m 弱のところから突然落ち、腕と足首を骨折したらしく、救急車に運ばれていきました。事故現場を見た感じでは原因はよくわからず、イリュージョンです。T-wall の Web には以下のように書かれていました。

錦糸町トップロープ壁での滑落事故について Tウォール 代表 寺島由彦

 日頃よりTウォールをご利用いただき有難うございます。
 8月11日、錦糸町店のトップロープ壁にて滑落事故がありました。当日その場に居合わせたお客様には、ご心配、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。
 事故の原因については、現在のところ完全には判明しておりませんが、事故後確認できた事実だけをお知らせいたします。
 クライマーとビレイヤーは、常設のトップロープシステムを使用していました。二人は登りだす前にカラビナの安全環のロックを、お互いに確認しあったことだけは記憶しています。そして、壁の中間部でクライマーが滑落した際、ビレーヤーは滑落の衝撃はまったく感じず、クライマーはグランドフォールをしてしまいました。
 滑落後、ロープの末端(クライマー側)は、滑落地点あたりに残ったままで、ロープの末端の安全環付カラビナ2枚は、末端に8の字結びで作られた輪の中に通ったまま、安全環は2枚ともロックされていました。ロープには切断箇所など異常はありませんでした。また、クライマーのハーネスは正しく装着されていて、ハーネスにも切断箇所など異常はまったくありませんでした。

 以上が確認した事実です。
怪我をされた方は、骨折などの重傷を負いました。
Tウォールとして、施設の安全について更に考えていく所存です。

結び方、ビレイ法など、基本的なことでも忘れていることが結構あったりするので気をつけないといけないなぁと思いました。

T-Wall でリード中
T-Wall でリード中 ←踵が上がってしまっていて駄目ですね



2004年8月12日

今日のランナウト

今日は後輩の翔太とランナウト。今週は平山ユージさんの DVD ばかり見ていたからか、最初からテンションは高めで、いきなり 11a に取り付きました。ムーブ的には解決していたのでさくっと登れました。ジムではありますが初 11a。ついでにもう 1本の課題だった 11aに。こちらも核心を気合で越えて RP。さらにムーブが解決できていなかった垂壁の 10d も、翔太のムーブを見て解決。無事 RP。さぁ次は 11b だ。

あとは 2階のボルダーでクールダウン。初めてキャンパスボードに取り付いてみました。4段目までが限界。腕力なさすぎです。ただ気をつけないと指をパキりそうです。

今週も山岳会の近藤さんと遭遇。さらにこの Web と相互リンクしている "いしの雑記帳" さんとも遭遇。いろいろお話を伺え、特にスキーのギアの話にはびっくりでした。世の中狭いなぁ。今後ともよろしくお願いします。



2004年8月13日

TOP RUNNER 平山ユージ

(2001/6/21 NHK)
TOP RUNNER 平山ユージ

3年以上前に放映されたものですが、某所で見る機会があったので簡単にレビュー。

放映は当時アメリカ最難であったクリプトナイト(5.14d) を RP した直後に収録されたもので、指を怪我した状態で登場しています。

内容はこれまでのクライミングを振り返りつつ、昔 NHK で放送されたシーンやワールドカップで優勝したときの映像なども挿し込まれています。

200万かかったと言われている人工壁のセットがありますが、平山さんは怪我をしていたために登らず、かわりに司会のハナちゃんと田辺誠一さんがトライしています。ただそれを見て我慢できなかったらしく、平山さんも指 2本 + スニーカーでトライ。が、5手くらいで落ちちゃっています。

クライミングをしている原動力として、ただ楽しいだけではなく、超えられない壁が常にあるから続けている、先を見てみたいという思いがあるからだと語っています。

クリプトナイトに関しては、思ったほど難しくなく、14d は無いのではと思い残念だったそうです。登っている映像に関しては Pump から発売されている Prologue という DVD に収録されています。

スタジオ観覧者にクライミング関係者(?) がいて、岩場にハーケンやボルトを残置することに関して質問してます、微妙な回答で逃げていますね。

クライミング前のゲンカツギとして以下のようなことをしているそうです。1位は切れちゃっていたためわかりませんでした。わかる方は教えてください。
1.
2. 右足からはく
3. シューズの底を磨く
4. 腕を激しく振る
5. 水を飲む

皆さんもお試しあれ。



2004年8月14日

瑞牆山 1日目: 十一面岩末端壁・調和の幻想

結果的にほぼ全ピッチリード、オンサイトで抜けました。どのピッチも充実しており、満足感大です。経験はまだ皆無ですが、今まで登った中で一番よかったルートでした。

植樹祭広場
植樹祭広場

【アプローチ】
アプローチが核心だと思っていたのですが、植樹祭広場の駐車場から十一面岩に向かって、整備された道、一番顕著な踏跡をたどって行けば、末端壁には 40分ほどで着きます。ただ 細かい枝道が縦横に走っているので注意です。一応今号のロクスノを参考にしました。末端壁には南裏夫妻がいらっしゃいました。

植樹祭広場より十一面岩
植樹祭広場より十一面岩

1P(5.9 30m)
ノーザイルはちょっと嫌だったので、下部の階段状の岩場からロープをつけて登り始めました。取付からはワイドクラック。クラック右に走っている縦フレークを掴みながら 10m程上がり、そこからハンドクラック。クラックが濡れていてずるずる滑るも、何とかスタンスを拾って、調和の幻想テラスへ這い上がる。普段ショートルートばかり登っているので 30m が非常に長い。高度感・露出感ともにサイコー。支点は全部カム。

調和の幻想 1P目 真ん中のワイドクラックがルートです。
調和の幻想 1P目 真ん中のワイドクラックがルートです。

調和の幻想 1P目 調和の幻想 1P目
調和の幻想 1P目を登る翔太。高度感がサイコー

2P(5.8 20m)
コーナーに走るクラックを 5m 程登り右のスラブに移る。スラブ左端のコーナーに走る草付きのフィンガークラックを使いながらスラブを登る。クラックはびしょびしょ、スラブもところどころ浸み出しがあるので滑りそうで怖い。登りきると右にビレイ点が有るが、実際はそこから左に 3m程トラバースしたテラスの立ち木が正解。草つきのクラックの脇にオフウィズスも有るのでそっちも登れるかも。

調和の幻想 2P目
調和の幻想 2P目

3P(5.9 20m)
階段状の岩場を上がってから左のカンテ沿いにクラックを登り、クラック上部の大き目のスタンスに立ちこんでリングボルトにクリップ。そこから右側のクラックにトラバースするのですが、慣れていないとムーブが難しい。トラバースしたら、クラックをレイバック気味に上がって立ち木のビレイ点。

当初は翔太にリードしてもらったのですが、リングボルトにクリップしようとして落ち、下のカ ムで止まり、再度トライするも無理だったので、リードを交代して登りました。

調和の幻想 3P目 調和の幻想 3P目
調和の幻想 3P目 / 核心のトラバース

4P(10a 20m)
木登りからスラブに乗り移ってスタート。念のため上部の枝でアンカーを取る。スラブ上の薄いダイクを右にトラバースして、細かいホールドを掴みながらリングボルトにクリップ。トラバースしてから右の浅いフレークとポケットを使って 3m 程上がり、フレークにカムを決めて今度は左のハング下のクラックまでトラバース。過去の記録だとポケットにカムを決めてますが、手持ちのフレンズは上手く決めれませんでした。

ハング沿いのクラックにカムを決めてクラックをフィストで登り、ハングを乗っ越して少し上がったところにある、立ち木でビレイ。

調和の幻想 4P目
調和の幻想 4P目

5p(5.8 45m)
やや階段状のクラックを少し登り、そこから上に走るでかいフレークを登る。フレークでは支点が取れないので 10m 程ランナウトします。最初は半身を入れてずりずり上がっていき、細くなったところで体を外に出すのですが、高度感もあり、ランナウトもしているので足が震えるほど怖い。経験不足だなぁ。リングボルトにクリップして少し安心。

そこからまた 5m 程フレークをレイバックで登り、その上の 7m 程のチムニーをアームロックと Tスタックでずり上がる。

最後は階段状の岩場を上がるだけなのですが、ランナウトするのでやっぱり怖い。ペツルの終了点にクリップして終了。長い~。

最初は翔太に登ってもらったものの、フレーク中で動けなくなってしまったのでリードを交代しました。

調和の幻想 5P目の大フレーク 調和の幻想 5P目のチムニー
調和の幻想 5P目の大フレークとチムニー

50m のシングルロープで登ったため、懸垂中、ピッチ途中のリングボルトで切る羽目になりちょっと NG。ダブルで登るか、懸垂用にロープを持っていった方がいいでしょう。

ルートグレードは 5.9 ですがクラック技術が無いとまったく登れません。ルートの質も景色も最高で、クラック初心者にお勧めのルートです。末端壁にはそれ以外にも長さの有るクラックルートが無数にあるので、クラックの練習に最適かもしれません。精神的にも技術的にも向上しそうな岩場です。

終了後駐車場に戻り(18:30)、増富ラジウム温泉まで行って入浴し、駐車場に戻ってテントを張り、生肉、生野菜たっぷりのキムチ鍋をたらふく食べて就寝。

アプローチの途中に南裏さんによる警告文(?) が張り出されていました。

途中でデジカメを岩にぶつけたらしく、液晶が割れちゃいました。あ~あ、まだ半年しか使ってないのになぁ。



2004年8月15日

瑞牆山 2日目: カンマンボロン・中央洞穴ルート

予定ではカンマンボロン・中央洞穴ルートを登る予定だったのですが、明け方から雨が降り始めたので今日の予定は中止。5時に起床、朝食。6時前には駐車場のテントを撤収して、川になっている中央道をひた走って帰京しました。特に笹子トンネル周辺の雨がひどく、水にハンドルを取られることしばしばでヒヤッとしました。高速なのにみんな 40km でノロノロ運転でした。

帰京してから代休稼ぎで出社して仕事をしてました。



2004年8月16日

N響アワー - 世界最高峰に響く歌~アルピニスト・野口健 -

(2004/8/15 21:00-22:00 NHK 教育)
N響アワー - 世界最高峰に響く歌~アルピニスト・野口健 -

なぜ野口健さんが N響アワーに? と思ったのですが、司会の若村真由美さんと知り合いらしく、エベレストや富士山での清掃活動で一緒に活動されたそうです。

内容は野口さんの生い立ちを映像を交えて振り返り、野口さんが山に向かうときに聴く音楽、司会の池辺さんが山にまつわる音楽をそれぞれ紹介して、演奏が流れています。

紹介された作品はベートーベン「運命」、ワーグナー「ワルキューレの騎行」、シュトラウス「アルプス交響曲」でした。

クラシックを聞いたのは久々で、山中では自然の音を聞いていたいので、音楽を聴くことは無いですが、下界でたまに聞くにはいいですね。



2004年8月17日

カム 9月号

(2004/8/12 東京中日新聞)
カム 9月号

あとで。



2004年8月18日

今日の T-Wall

今日は会社の RCC の集まりで錦糸町の T-wall に行ってきました。今日はロープが無かったので Top ロープのみでした。

リードがしたかったものの仕方ないので、前回登れなかった 11a にトライ。今回は核心をサクッと越えられ少しいい気分。もう 1本の 11a に取り付いてみるも、こちらもサクッと終了。これは 11a 無いかもなぁ。人工壁ではありますが、ムーブが決まれば 11a もきっちり登れるようになってきました。いい感じ。

Top ロープの課題はもう 11b/c しか残っていないので、そちらに取り付く。が、予想通りどのホールドも遠く、スタティックにはとても取れず、核心で手詰まり。膝の怪我をしてからダイナミックなムーブは避けているのでそろそろ限界かな。

今日新しいメンバーの方がいらっしゃったのですが、昔 "どんぐり山の会" でバリバリ登られていた方で、植村直己さんや藤原雅一さんなんかともザイルを組んでいたそうで、話を聞いているだけでも、往年の古典を読んでいるような気分になりました。こんな身近にこんな人がいたとはびっくりでした。試しにググってみたところ、仕事の経歴もバリバリで、仕事の方が凄い感じでした。山にもバリバリ行って、仕事もきちんとこなす。理想ですね。



2004年8月19日

ハーネス

Focus
Focus

手元に有るハーネスはシットハーネスしかなく、ジムで使うには余りよろしくなく、ジムによっては使用が禁止されていたりもするので、ジム用(フリー用) にハーネスを買いました。

Calafate で色々聞いて、試着してみて、安かったので(最大要因)、Black Diamond の Focus を買いました。もう少し安い製品に Momentam というのもあったのですが、バックルの内側にマジックテープが無いというのと、バックルの折り返しが入れづらかったので、Focus にしました。

昨日のジムで使ってみましたが、当然ながらシットハーネスよりも体への負担は少なくていいです。マジックテープもあったらあったで、バックルを締めている時に緩んで来ないので便利です。

Petzl のバックルの折り返しが要らないハーネスも少し気になりました。



お知らせ

今晩から 5日間ほど剱周辺に入るため、更新はしばらくお休みいたします。帰宅したら抜けているところなども埋めたいと思います。



2004年8月20日

劔岳 1日目 : 立山 - 劔沢キャンプ場

山岳会の夏合宿で劔岳に行ってきました。天気に恵まれず、登りに行ったと言うより、歩きに行った感じでした。

【アプローチ】
東京を 21:00 に出発し、関越-上信越-信越-北陸と繋ぎました。高速の渋滞はないものの 、台風の影響で上越を過ぎたあたりから猛烈な強風でハンドルを取られて冷や冷やの運転で、船に乗っている感じでした。滑川インターを経て番場島には 2:30着。早月尾根経由ですぐに出発しようかと思いましたが、風も雨もかなり強かったため妥協して Uターンし、立山駅へ。立山駅駐車場に 3:30着、そのまま車中泊。立山も風雨が強い。


10:15 立山発
目覚めると 10:00。雨は大分弱くなっていたので、すぐに準備をして出発。ロープウェイ、バスと繋いで室堂へ。

12:00 室堂発
雨はほとんど降っていないものの、ガスガスで視界は 30m程。相変わらず観光客が多い。観光客をかき分けつつ雷鳥平へ。

12:15 雷鳥平
テントは数張り。

13:25 別山乗越
途中で先行していた鶴田さんを追い抜く。相変わらず荷物が大きい。今回は 31kg あるらしい。コンビーフの缶詰 4缶が原因? ちなみに自分の荷物は 16kg。思ったより体の調子がいいので休まずに飛ばす。

13:50 剱沢キャンプ場
飛ばした甲斐もあって室堂から 2時間切って到着。うちの会のテントはどれかわかったので、とりあえず身近なテントに近づいたら坂本さんのヘルメットを発見。無事本体に合流。

剱沢キャンプ場
剱沢キャンプ場

梅酒が 3L もあり、皆さん既に出来上がってまったりしている。

剣沢に着いた頃は風雨が強くなっており、天気はいまいち。ただ、夕方になると、晴れ間も見え、本峰は見えなかったものの、八ツ峰、源次郎尾根ははっきりと見える。久しぶりに文登研の小屋まで歩いてみる。

剱沢キャンプ場から剱岳
剱沢キャンプ場から剱岳

天気図を取ると台風15号は東の海上に抜け、本州は弱いながらも高圧帯に覆われているので雨は降らず、曇りと予想。天気図用紙が古かったので、セベロクリリスク、ルドナヤプリスタニがどこに有るのかわからない。

夜は坂本さん食当のスパゲティ。簡単に宴会して就寝。



2004年8月21日

劔岳 2日目 : 源次郎尾根

坂本・近藤ペアは中央ルンゼ、うまく行ったら成城大ルートへ継続の予定で 4:00 に出発。その他のメンバー(橋本・鶴田・田場・えのきど。) は源次郎尾根の予定で 5:00 に出発。

朝焼けの劔岳
朝焼けの劔岳

劔沢上部にまったく雪はなく、右岸の沢沿いの道を降りて行けます。源次郎取付まで夏道で行くことも可能です。

雪渓に下りる
雪渓に下りる

途中でアイゼン、ピッケルを装備して雪渓に下りる。源次郎取付付近には大量の土砂が堆積しています。

平蔵谷
平蔵谷

6:30 源次郎尾根取付
取付付近で、坂本・近藤ペアが中央ルンゼに取り付いているのが見える。かなり苦労している模様。しばらく見てたら断念して下りてきてしまった。昨日の雨の影響もあり、ルンゼ内はびしょびしょつるつるでとても登れる状況ではないらしく、断念したそう。

中央ルンゼに取り付く坂本・近藤ペア
中央ルンゼに取り付く坂本・近藤ペア

坂本・近藤ペアと合流して源次郎尾根へ。忠実に末端から取り付こうとして、トポで言うルンゼルートに入ってはまる。草付きはがれがれだし、出てくる岩場は III~IV級ほどあり、途中で登山靴からフラットソールに履き替える。2箇所ほどロープを Fix。

嫌らしい岩場
嫌らしい岩場

少し上がってからお花畑チックな斜面を左上して稜線に出、稜線に上がったところで、後発のガイドパーティに会い、この後は山頂までガイドパーティと前後しながら登る形になりました。ガイドによると、源次郎への取り付きは一番手前の踏み跡をたどって、さっさと尾根に上がってしまった方が楽だったらしいです。

お花畑チックな斜面
お花畑チックな斜面

9:30 I峰ピーク
I峰ピークまではほとんど稜線歩きですがところどころ III 程度の岩場が出てきたりとルーファイに戸惑うところもありますが、探せばトレースが有るのでそれほど困難ではありません。天気は朝から曇りで、本峰は雲の中。

I峰への稜線 I峰
I峰への稜線 / I峰

I峰ピーク
I峰ピーク

10:30 II峰ピーク
I峰ピークから II峰のコルまで一旦下がり、II峰のピークへ登り返し。I峰まで予想していたより時間がかかったので、もっと時間がかかると思いきや、サクッと到着。踏跡は明瞭なので迷う心配はなし。

II峰ピークへの登り返し
II峰ピークへの登り返し

II峰ピークから II峰-III峰のコルへは 30m 程懸垂。懸垂支点はしっかりしているので問題なし。

II峰-III峰のコルへの懸垂
II峰-III峰のコルへの懸垂

山頂目指して進む
山頂目指して進む

11:30 剱岳山頂
II峰-III峰のコルからはひと登りで剱岳山頂へ。山頂はツアー客でごった返しており、やや興醒め。が、3度目の正直でようやっと剱岳山頂到達なのでしみじみとうれしい。過去に 2回、文登研で来たのですが、いずれも天候が悪く本峰には行けませんでした。

剱岳山頂
剱岳山頂

ツアーを眺めているとどこかで見た顔が。昔富士山ガイドで一緒だった田中さんと遭遇。今は某ツアー会社でガイドをしているとのこと。元気そうでした。そのほかにも、川名匡さんや、田中幹也さん、近藤某さんなど有名人をちらちらお見かけしました。

ツアー客でごった返す山頂
ツアー客でごった返す山頂

30分ほどのんびりしてから山頂出発。剱の一般道を歩くのは初めてですが結構悪いです。頻繁に事故が有るのも納得。予想通り、カニのタテバイではツアー客で大渋滞。ロープ出してたらそりゃ混むわな。のんびり通過を待ち、前剱の手前で抜かせてもらいました。

カニのタテバイ
カニのタテバイ

13:00 前剱山頂
相変わらずガスガスで視界は無し。朝から歩きっぱなしなので、だんだん疲れてきて皆無口になり出す。

13:30 一服剱山頂
14:20 剱沢キャンプ場着
ようやっと付いた感じ。疲れた~。小屋でビールを買ってきて皆で乾杯。

夕飯は近藤さん担当で野菜カレー。ジフィーズとは思えないおいしさ。

16:00 の天気図を取れなかったので 22:00 の天気図を取る。本州南岸に停滞前線が張っていて嫌な感じ。秋雨前線かな。



2004年8月22日

劔岳 3日目 : 八ツ峰VI峰 Cフェース

5:00 剱沢キャンプ場発
近藤さんは今日帰京のため、荷物をまとめて室堂へ、残りのメンバーは熊の岩へ向けてテントを担いで、相変わらずぱっとしない天気の中を出発。

6:00 長次郎谷出合
昨日と同じ道をだらだらと歩いて長次郎谷出合。

長次郎谷出合へ
長次郎谷出合へ

長次郎谷を土砂で埋まっている下部を歩きやすいところを見つけて上がって行くが、雪渓はズタズタでルーファイはかなり怖い。しかも登っている途中で右端の雪渓が轟音を立てて崩壊するし。

長次郎谷出合
長次郎谷出合

雪渓は途中で切れているため、いったん右岸の岩場に上がってから、100m程登って渡渉し、左岸に渡って、雪渓沿いのじゃりじゃりの斜面を上がる。そのまま上がれば VI峰フェース群の取付に着くので、周辺でテン場を探すが余りよさそうではないので、熊の岩のテン場へ移動する。が、熊の岩への雪渓も結構悪く、どこもシュルンドが開いていていやらしい。移れる箇所は 2箇所ほど。

長次郎谷
長次郎谷

8:30 熊の岩
テン場は水場もすぐ脇だし、右手に源次郎、左に八ツ峰、奥には本峰も見え最高のロケーション。周りを岩峰に囲まれているので涸沢に似ているが、まったく人がいないので長居したくなる。

熊の岩
熊の岩

Cフェースの剣稜会ルートに 1パーティが取り付いているのが見える。荷物を持っているので八ツ峰を縦走するのでしょう。

八ツ峰VI峰フェース群 右から A、B、C、Dフェース
八ツ峰VI峰フェース群 右から A、B、C、Dフェース

9:30 Cフェース取付
今日は 2パーティに分かれて Cフェースのルートを登ることに。橋本・坂本・田場トリオは剣稜会ルート、えのきど・鶴田ペアで RCCルートに取り付く。

剣稜会ルート 1P目をリードする坂本さん
剣稜会ルート 1P目をリードする坂本さん

[八ツ峰VI峰 Cフェース RCC ルート]
鶴田さんはアルパイン初体験だったので、ほぼ全ピッチリードしました。

1P目(II えのきどリード)
取付には一応ハーケンが 1本打ってある。斜上するガリーを上がっていく。10m置きくらいに古いハーケンが有るがとても信用できるものではない。途中土砂や枯れ木が堆積していたりとルートはぼろぼろ。最初は上がりすぎていつの間にか剣稜会ルートまで出てしまう。ロープが一杯だったので 10m 程戻って、ハーケンが 3枚ベタ打ちされているところでピッチを切る。

はるか下に熊の岩のテン場 中央の青い点がテント
はるか下に熊の岩のテン場 中央の青い点がテント

2P目(III えのきどリード)
ルートが判然としない。どこでも登れそうなので、適当に Cフェイスの中央寄りに出て登る。所々に古いピンが有るので誰かしらは登っている模様。相変わらず土砂が多いので落石に注意。45m程登って潅木でビレイ。

3P目(III えのきどリード)
草付きの間を直上している浅い凹状の箇所を登る。25m 程登るとちょっとしたバンドに出、ハーケンが 3枚打たれているところでビレイ。このピッチも落石注意。1度頭サイズの石を落としてしまう。

RCCルート 3P目
RCCルート 3P目

このピッチを登っているとき、背後から声がし、振り返ると V峰のピークに昨日源次郎で会ったガイドパーティがいる。今日は八ツ峰を縦走している模様。

4P目(II えのきどリード)
どこでも登れるので適当に直上。40m程伸ばして、八ツ峰の縦走路(?) らしきところに出て、潅木でビレイ。

5P目(II 鶴田リード)
おまけ。歩いて行ける距離でしたが、鶴田さんのリードの練習を兼ねてロープを伸ばしました。剣稜会ルートの終了点で、橋本パーティと合流。

終了点到着は 12:30。

登ったライン
登ったライン

V・VI のコルまでは歩いて下りれず、ワンポイントの懸垂を交え、トラバースをしてコルまで下り、Aフェースを回り込むようにしてざれざれの踏み跡を下ると Aフェースの取付。

ワンポイントの懸垂
ワンポイントの懸垂

下っているときに雨が降り始め、弱くなる気配が無いので、その後の登攀をあきらめ、Cフェースの取付へ残置してきた荷物を回収して熊の岩へ引き上げる。

14:00 テント着
坂本さんは明日帰京のため、単独で剱沢キャンプ場へ戻りました。

雪渓の上部から先ほどのガイドパーティが下りてくるのが見えましたが、ピッケルも持っておらず、アイゼンも軽アイゼンのようで見てる方が冷や冷やです。もうちょっと何とかならないもんなのでしょうか? 滑ったら終わりです。

雨は断続的に降り続け、一向に止む気配が無い。16:00 の天気図では、本州南岸にかかる前線が昨日より上がっており、沖縄南方にある台風から湿った空気が前線に流れ込み、その影響で雨が降ってるものと思われるが、はっきりしたことはよくわからない天気図。天気図上には出ていないが、前線上で弱い低気圧が発生していると思われる場所が福井あたりに有るのでその影響かもしれません。

夜はハッシーさんのマーボー丼。



2004年8月23日

劔岳 4日目 : 熊の岩 - 立山

4:30 起床
予定では Aフェースの予定でしたが、風雨ともに強く、とても登れる天候ではないので、さっさと朝食を取り、雨具を着こんで出発。

6:00 熊の岩発
風雨が強いので結構寒い。昨日歩いてきたトレースを忠実にたどって長次郎谷出合へ。心配していた渡渉もそれほどの増水は無く、問題なし。雪渓はカチカチなのでアイゼン・ピッケルが無いと危険。

渡渉ポイント
渡渉ポイント

7:20 長次郎谷出合
標高を下げたからか雨が少し弱くなる。

剱沢の雪渓を詰めていくと、真砂沢に向かうと思われる一般登山者が数名下りてくるが、短パン+ポンチョでアイゼンもピッケルも無く、まともに到達できるとは思えない。無知と言うか無謀と言うか、パンパカ予備軍大杉!!

9:30 剱沢キャンプ場
雨は止んだものの風はまだ強い。ベースとしていたテントを撤収して室堂に向けて出発。

10:30 別山乗越
ガスガスで視界は 30m程。風も強い。

11:30 雷鳥平
夏休みだからか、平日にもかかわらずテントの数は多い。

12:30 室堂
みんなヘロヘロになりながら到着。みどりが池経由で行くとアップダウンもあり地獄谷経由より大変だったようです。皆さんすいませんでした。

室堂はこれでもかと言うくらいツアー客でごった返しており、余計に疲れる。

14:10 立山
鶴田カー、えのきどカーに分かれ、尖山湯豊温泉で入浴し、立山IC 付近の怪しげな定食屋で飯を食って帰宅しました。帰りは随所で雨が降っており、全国的に不安定な天気だったようです。帰りは立山 16:30発、練馬 20:20着で、立山から 4時間切って帰れました。



2004年8月24日

夏はトレーニング(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。夏の岩場での大変さとテレビ情報について書かれています。

以前にも書かれていましたが、夏はすぐに汗ばんできてしまうためハードルートのトライには向かないそうです。そのため外では楽しむクライミングに徹し、インドアでのクライミングをトレーニングに当てる方が良いとのこと。

当方の場合、それほどハードなルートに行っているわけではなく、アルパイン的なルートの方が多いのでルート自体が濡れている方が当然で、季節は余り関係してきません。比べ方がおかしいですが、当方もインドアでのクライミングがトレーニング、週末の外岩が実践の場になっています。

テレビ情報に関してはまったく知りませんでした。来週からチェックしなければ。毎週火曜 21:54- TBS の『プレジャー』だそうです。



2004年8月25日

今日の T-Wall

会社の RCC の集まりで江戸川橋の T-Wall に行ってきました。江戸川橋の T-Wall に行くのは 2回目ですが、初めて行ったのは 10年前の大学 1年のとき。実はその時が初の人工壁でした。

色々改装されているようではありますが、店内の雰囲気は昔のままで、町工場を改造した感じがそのまま残っており、近代的なジムと比べると環境には雲泥の差があります。それがこの老舗の良さなのかもしれません。とりあえず錦糸町店よりは空いているのでそれだけで満足です。T-Wall に関しては、今月のカムにオーナーの寺島さんの手記が出ています。

行った時間がかなり遅かったので、ほとんど登れず、アップで 10c をサクッと登り、11a に 2本取り付くも各駅停車状態で駄目駄目でした。オンサイトを狙うも、核心でムーブを探って試行錯誤しているうちに力尽きてフォール。ただ、ムーブは解決したので次で RP を狙って行きます。11a に対しては、まったく余裕がないので、ムーブを間違えると全然登れない状況です。



Alpinist 8

(2004/8 ALPINIST)

Alpinist 8

質の高いアメリカのクライミング雑誌 Alpinist の最新号。表紙はなんと平山ユージさんです。サラテオンサイト時の写真が使われています。

誌中でも 16ページにわたって記事が掲載されており、文章自体はロクスノ 20、21 に掲載された Road to El nino を英訳したものですが、写真は見たことない写真が多いので新鮮です。

ここまで誌面を割いて掲載されると言うのも凄いですね。フリークライミングを追求した結果だとは思いますが、氷雪は絡みませんが、十分アルピニストですね。



2004年8月26日

今日のランナウト

今日は後輩の翔太とランナウト。体調がイマイチ(腕がだるい) だったので駄目かなと思いきや、結構粘れました。

最初にアップのつもりで取り付いた 10b が 1テン。ひたすらスローパーが続くこの課題は苦手な部類のようです。全然持てないし、レストができませんでした。同課題の手足限定バージョンの 11a は遥か彼方な気がします。

前回 11a が登れたのでじゃあ次は 11b だと思って取り付いた課題は全然駄目駄目で、6手目でもうギブアップ。ムーブがまったくわからずそれ以上上に行けませんでした。がっくし。

気分転換にその脇にあった 11a に取り付いたところ、出だしでムーブに手間取って力を使いすぎて核心で 1テン。オンサイトを逃す。

色んな 11a に触れてみたかったので次に垂壁の 11a に。ムーブが面白い。オンサイトを狙って行きましたが、途中で足が滑って 1テン。残念。

中休みで 10c を 1本挟んでから最後に別の 11b にトライ。各駅停車に近い状態ながらも上まで抜けられ、ムーブ的にも解決したのでなんとか希望が持てる 11b でした。次での RP に挑戦。

今日、ランナウトの Staff 以外の方で上手い人を見ました。ムーブは綺麗だし、身軽だし、ずーっと眺めていたい感じでした。上手い人を見ると下手ながらも刺激になります。



2004年8月27日

クライミングシューズ

Venom
Venom

週末の剣でこれまで履いていたクライミングシューズに穴が空いてしまったというのと、かなりどろどろでインドアで使うにはちょっとためらわれるような状態になって来たので、水曜日に Calafate でクライミングシューズを買いました。

最近はインドアもフリーもアルパインも全部 MadRock の Mugen を履いていたので、また、履き心地もソールの感触も好きだったので同じ靴か同系統の靴を買おうと思って行きました。

が、Calafate で 20足近く試着しているうちに、そろそろ用途によって分けてもいいかなと思ったので、人工壁専門で使う靴を探す方向に主旨を変え、多少ターンイン、ダウントゥーが有る靴を探しました。Madラバーが好きだったので MadRock 最新の Loco を履いてみたのですが、足が痛すぎて我慢できる状態ではなかったので、自分にはまだ早すぎると思いやめました。そんな中でターンインもダウントゥもあり、履きやすい靴ということで La Sportiva の Venom にしました。

まだ 2回履いただけですが、特に可もなく不可もなくといった感じで、問題はありません。かと言って特筆することもありません。トゥーの上に網目状でラバーが張ってあるのでトゥーフックがしやすそうですが、まだ使っていないので何とも言えない感じです。とりあえず、人工壁はこれで登り込む予定です。何はともあれ、靴が新しくなると気分がいいですね(←単純)。



2004年8月28日

今日の Pump2

北岳バットレスに行くだったのですが、さすがに台風には勝てないので、今週はおとなしくジムで遊んでいました。

今日は Pump2。実に 1年ぶりくらい。直前ながらもいろんな人に声をかけたところ、山岳会から伊藤さんとはっしーさん、はっしーさん繋がりで ZCC のメンバー(まきちゃんとかーばたさん) 2人、後輩の亀とその連れ、会社の RCC から市川さんと幅広く集まりました。11時頃からいましたが、やはり天気が悪いせいか、昼過ぎからは順番待ちができる大変な混雑でした。

クライミングの方は 10c をアップで登ってから、お買い得といわれている 11a に。さっくりオンサイトできてちょっと嬉しい。調子に乗って、一番左の軍艦の 11a に取り付くもあと 5手くらいのところでフォール。力尽きてそれ以上あがれず。Pump2 はやはり長い。ムーブが悪いのか持久力がないのか。他にも 11a に 2本取り付きましたが 2テンと 1テン。粘りが足りないかな。

ZCC のメンバーはフリーが主体だけあってやはりうまい。何本登るの~? というくらい軍艦ときんとんに張り付いていました。見習わねば。

後半は市川さんにくっついて、Top ロープとボルダーでうだうだ遊んでいました。ボルダーで 11a 1本と 10d 1本登っておしまい。



高層ビル壁面 100m 競登 2004

freefan #045 に出ていて気になっていたイベントです。今日が決勝だったようですが、結果はどうだったのでしょう。台風で延期かな?

addidas が協賛だけあって優勝賞金は 100万と太っ腹です。ビル壁 100m をユマーリングでひたすら上がるというイベントですが、ビッグウォールを専門にやっている人は強そうです。

日本の決勝進出者は以下ですが、何だか見知った名前がちらほらと。7位の溝渕さんって MIZO の社長さんじゃないですか。

1位 布施滋さん  7分22秒
2位 小田桐忍さん 7分58秒
3位 小池純さん  8分02秒
4位 小野義之さん 8分03秒 
5位 浦野誠動さん 8分05秒
6位 湊幸栄さん  8分10秒
7位 溝渕三郎さん 8分28秒
8位 駒崎弘さん  8分37秒 

この辺の掲示板で予選の写真なんかがアップされています。また addidas の Web でも予選の様子の動画が見れます。



2004年8月29日

今日のランナウト

昨日の Pump2 に引き続き今日はランナウト。今日は会社の RCC から午前中が丸山さん、午後から中川さんがいらっしゃいました。

2日連続ということもあって、昨日は押さえ気味に登ったので今日はひたすら登りまくりました。ただロープがなかったので今日はほぼすべてオートビレイです。今日は全部で 18本登りました。

10c 1本 ノーテン
10d 1本 ノーテン
11a 13本 8本ノーテン
11b 3本 あと 1手までいくも上まで抜けれず

終わりの頃には腕ではなく、背筋が痛くなってきてそれ以上は登れませんでした。11a を中心に登りましたが、11a の感触がわかってきて結構満足です。これでランナウトにある 11a 16本全部に触れました。

最近読んだ "岩と雪 125号(1987年)" に山野井泰史さんの記事があり、締めのコメントに
いま日本に帰ってきて思うことは、フリー・クライマーなら、トレーニングさえすればだれでも 5・13 まで登れるだろうということ。俺みたいにセンスもなく大怪我により体の自由がきかなくとも達せられたのだから。ビッグ・ウォール、そしてアルパイン・クライミングについて考えると、日本人はまったくダメだ。もっと、フリークライマーに見習ってトレーニングを積まなければ、日本人のこの種のクライミングは終わってしまうのではないだろうか。
まったくそのとおりでございます。精進いたします。



2004年8月30日

NATURE UNLEASHED: AVALANCHE

(2004/8/27 DVD 邦題 :ICE HAZARD)
NATURE UNLEASHED: AVALANCHE

定期的にリリースされる B級雪山パニック映画の最新作。カナダの NATURE UNLEASHED シリーズの雪崩バージョンです。

この手の作品は 10作品近く見ていますが、最新作だけあって、CG の精度が大分上がってきています。ただ雪崩れのシーンはやっぱりどこかで見たことあるようなシーンばかりです。実際の雪崩れのシーンを撮るのが難しいからか、どこかで使いまわしているのでしょうか?

リゾート開発によって観光客が増え、増えた車からの排ガスによって気温が上がり、雪質が変わって大雪崩が起きるまでの顛末を描いた映画です。



2004年8月31日

PLEASURE

(2004/8/31 21:54-21:57 TBS )
PLEASURE

平山ユージさんが出てくるものの、わずか 2分ばかりの他愛もない番組でした。X-TRAIL の宣伝番組に近いです。orz



 
 
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