「雪山大好きっ娘。2.0」 は 「雪山大好きっ娘。+」 にリニューアルしました。新しい URL は以下になります。

http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2004年11月 1日

9Aの完登 そしてついに 8Cオンサイトに成功 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

クライミング界では世界的なニュースになった 5.14b のオンサイトに関して触れられています。今月末に Pump から発売される DVD に今回の模様は収録されるようですが、ベアールの Web でも今後公開される予定があるそうです。楽しみ。

ちなみに以下の番組に出演予定だそうです。何を話すんだか・・・。

2004/11/19 23:30-24:15
真剣10代しゃべり場 NHK 教育テレビ
「もっと自然に目を向けよう!」

カム 11月号に平山ユージさんへのインタビューが載っていましたが、写真を見ると体つきがこれまでとまた別人みたいになっていました。



2004年11月 2日

にんげんドキュメント 山岳警備隊奮闘す ~北アルプス・立山連峰

(2004/10/22 23:00-23:45 NHK総合)
にんげんドキュメント 山岳警備隊奮闘す ~北アルプス・立山連峰

山の経験が全くないまま富山県山岳警備隊に入隊した、新人の竹内実さんを追ったドキュメント。源次郎 1峰中央ルンゼでの救出作業や剣沢でのトレーニング風景などが映されています。

警備隊の仕事自体は大体わかっていたので、新鮮な映像はありませんでしたが、中高年登山者の安易な遭難事故が増えてきて、今後も大変だろうなと思いました。

大昔に文部省登山研修で自分の講師としていらっしゃった丸山さんが元気そうで何よりでした。その他にも見たことある顔がちらほらと。



2004年11月 3日

甲府幕岩

今日は ZCC のメンバー大勢 + 山岳会の坂本さん、会社の RCC の草野さんに混じって甲府幕岩に行ってきました。天気も良く、紅葉は終わっていましたが、枯葉が舞い散る中でのんびりクライミングができました。人は多く、混んでいましたが、個人的にはルートのバッティングもなくマイペースで登れました。

[クリ拾い 5.10c FL]
アップで登りました。核心で細かいホールドが見つけられるかどうかかなぁ。

[Wild Wood 5.10c FL]
核心は 2手くらい。あとはがばがば。他の人が登るのを見ていたので特に難しさは感じませんでしたが、えっ!! ていう感じの人が落ちていたのでオンサイトは難しいのかもしれません。

[ブラッキー 5.11b RP]
今日の目的。どこかしら 5.11b or 5.11c に触れればと思い、ふみちゃんが触っていたのでトライしました。左手は常にカンテ、右手は常に右フェースの細かいホールドを拾っていく、カンテ沿いに上っていくきれいなルート。オンサイトを狙いましたが、最後のクリップの後、ホールドが見つけられずに、すんごく細かいホールドをつないで強引に体を持って行きましたが、滑ってフォール。2便目でもまったく同じところで落ち、3便目でやっとレッドポイント。やっぱり足とルーファイができる余裕が大事ですね。とりあえずレッドポイントの最高グレードが1つ上がりました。

ブラッキーを登るふみちゃん
ブラッキーを登るふみちゃん

[スパイラルリーフ 5.11b X]
最後のみが核心のルート。2つ並んだポケットから左手で左上の遠い微妙なカチをつかんでからの右足の処理がポイント。ここもオンサイト狙いで行きましたが、カチを取ってからのムーブを探って行きつ戻りつしているうちに、かなり粘りましたが力尽きてフォール。あと 1手で終了点だったのでみんなからブーイングでした。暗くなってからあと 2便出しましたが同じところで力尽きてフォール。やっぱりここも足がポイント。

外岩フリーに行くたびに、普段のトレーニングの成果が出ているのでいい感じです。次はもう外岩でも 5.11c 狙いで行こーっと。



2004年11月 4日

Pump2 閉店

色々と情報が飛び交っていますが、日本最大のクライミングジム Pump2 が閉店の危機に追い込まれているそうです。

原因は Pump2 が入っている建物の所有者である隣のフィットネスジム "エスパシオ" が倒産してしまい、建物自体が来年の 3月を目処に取り壊しになるため、Pump2 も営業ができなくなってしまうそうです。現在は周辺で代替地を探しているそうですが、果たしてどうなることやら。

使用頻度はそれほど高くはありませんが、思い入れもあるジムなので、是非あの規模をキープして欲しいところです。かつては平山ユージさんも近所に住んでいましたし、現在も菊地敏之さんは近くに住まわれていますね。いろんな意味で東京、神奈川のクライマーにとっては大打撃でしょう。



2004年11月 5日

運命を分けたザイル(Touching the void)

運命を分けたザイル(Touching the void)

お昼を食べに新宿高島屋の 12階に行ったらでかいポスターが張ってあり、パンフレットも置いてあったので貰ってきました。すっかり忘れていましたが、来年の 1月末頃に公開予定だそうです。既に 10/24 には六本木ヒルズでプレミア試写会も行われており準備は着々と整っているようです。

実はアメリカのアマゾン等を使えば既に購入することも可能で、7月にアメリカ出張に行った際に購入して、既に見てしまいました。ネタバレはしませんが、映像は迫力満点でバーティカルリミットよりもリアリティは高いです。原作(死のクレバス) も併せて読むと面白さ倍増でしょう。

参考情報
http://unmei-zairu.com/



2004年11月 6日

瑞牆山・十一面岩末端壁 : 1日目

今週はZCC のかーばたさん、ふーみんとクラックの練習で瑞牆山・十一面岩末端壁に行ってきました。ここには日本離れしたクラックが揃っているので好きな岩場のひとつです。今日は天気も良く、岩の状態も最高でした。

瑞牆山・十一面岩末端壁
瑞牆山・十一面岩末端壁

植樹祭の駐車場でカルパッチョのお二人をお見かけしたので挨拶だけ交わしました。菊地敏之さんもお見かけしました。

[ペガサス 1P目 5.10d OS]
いろんな要素が詰まったなが~いクラックのルート。休める場所が随所にあるので OS しやすいルート。時間はかかるものの 1撃で抜けれました。

ペガサス 1P目でアップ中のかーばたさん
ペガサス 1P目でアップ中のかーばたさん

ふみちゃんはトップロープで登った後、レッドポイント狙いで登りました。35分と長い時間をかけて登りきりました。すごかった。

[アストロドーム 5.11a X]
ややかぶったダブルクラックを上っていくルート。核心は下部。甘いハンドジャムが決められず、どうしても抜けられませんでした。他にもトライしていたパーティがいて、核心部をレイバックで抜けていたので、まねしたら抜けれたものの、そこで力尽き、上部には突っ込めませんでした。2便出したものの、下部核心を抜けたところまででした。

かーばたさんは春うらら 1P目(5.11b) にトライ。見ていた感じでは中間部までが核心。遠くから見ていましたが、噂どおり見栄えがするかっこいいルートです。2P目(5.12a) も含めて来年の目標になりそうです。日没間際に登り始めたので、途中からはヘドラで登っていました。しかも春うららは長く、50m ロープ 1本では降りれないため、バックロープを引いて上がり、懸垂で回収しながら降りたのですが、抜け口付近のクラックにロープがはまってしまい、引いてもまったく降りてこなくなってしまったため、今日はロープとギアを残置したまま下山しました。下山は途中までは踏み跡通りだったのですが、途中からは完全に藪漕ぎ。落ち葉が踏み跡を隠してしまっておりヘドラでは踏み跡を探すのは大変でした。

春うらら核心部
春うらら核心部



2004年11月 7日

瑞牆山・十一面岩末端壁 : 2日目

昨日に引き続き今日も十一面岩末端壁に行きました。ターゲットはもちろんアストロドーム(5.11a)。

昨日スタックさせてしまったロープを、かーばたさんが春うららを登りなおして回収してから早速アストロドームに取り付きました。

[アストロドーム 5.11a X]
昨日はレイバックで下部の核心は抜けれたものの、今日の 1便目では X。ムーブをかーばたさんのムーブに変えて核心を抜けました。核心から上はムーブは多彩なものの、問題なく上まで抜けれました。やはり核心は下部のようです。

トップロープでアストロドームトライ中のふみちゃん
トップロープでアストロドームトライ中のふみちゃん

午後に再トライするもやはり下部の核心でフォール。しかも、核心にセットしたエイリアンがすっぽ抜け、グランドフォール。5-6m 落ちて地面で弾んでから転がりました。気づいたら地面にいたのでどんな感じで落ちたのかはわからなかったのですが、結果的に全身打撲と左足の踵を骨折してしまったようです。

その場にいた別パーティも加わって対処していただき、迅速にテーピングからアイシングまでできました。皆様ありがとうございました。

怪我の詳細は病院に行ってみないとわかりませんが、またしばらくは松葉杖ライフになりそうです。はぁ~。



2004年11月 8日

踵骨粉砕骨折

病院でレントゲンを撮ったところ、踵の骨に亀裂が 4本ほど走っており、踵骨粉砕骨折・全治 3-6週間という内容でした。幸いなことに、関節にはまったく異常がないため、手術等特殊な処置は必要ないとのことでした。

残念ながら回復を早めるサプリ等はなく、足をできるだけ高く(心臓より上) 上げておくのがベストだそうですが、仕事中にさすがにそこまでは上げられないので、机の上に足を乗せてふんぞり返って仕事をしています(←何様?)。テレビとかでよく見る、足を折った患者がベッドで足を吊っているのはそーいう事だったんですね。

5月に靭帯を切って以来、今年 2度目の松葉杖ライフになりました。



2004年11月 9日

テダニ カムサムニダ (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

先月末に韓国で行われたアジア選手権について書かれています。結果としては、予選の影響もあって、2位となっていますが、内容は驚くべき内容です。

アジア選手権の予選で 5.13c という設定自体おかしい気もしますが、準決勝 5.13c、決勝 5.13c/d という設定だったそうです。平山さん自体が 5.14b をオンサイトしているのでオンサイトで完登したと聞いても驚くようなことではないのでしょうが、他に 1人しか完登した人がいないことを考えるとやっぱり凄いですよね。ちなみに優勝したソン・サンウォンはヨーロッパのアイスクライミングのコンペでも上位に入賞しています。

参考情報
第13回 アジアチャンピオンシップ
茂垣K太の9a日記



2004年11月10日

Dreamtime(V15)

小山田大さんの Web掲示板によると、小山田大さんが、先日来日した Fred Nicole が初登した、ボルダーのかつての世界最難課題であるスイスの Dreamtime(V15) を登られたようです。しかも正味 2日で。すげー。

今年の 5月にオーストラリアで The Wheel Of Life(V16) を登っているのでグレード的には登れてしまうのかもしれませんが、世界の Top レベルになってくるとグレーディングに関してはよくわかりません。The Wheel Of Life に関しても 8a.nu の Forum では "それはオーストラリアのグレードであって、世界標準に直すと V12 だ。" なんて酷評されていましたが実力は本物であることを証明した感じですね。

Dreamtime に関しては、Freakclimbing.com(Chris Sharma version / Bernd Zangerl version / Cristian Core version) などで動画を見ることができます。DVD でも何か(autorouteだったかなぁ?) に収録されています。

参考情報
The Competition(JFA)
大ちゃんドリームタイム(V15)を落とす!(PUMP)



2004年11月11日

クライミングの Blog サイト ~ フリー編 ~

当方がこの Blog を始めた 1年ほど前には、まだクライミング関連の Blog サイトは皆無でした。今年になって日本でも Blog がはやり始め、大手 ISP やポータル系キャリアも無料の Blog サービスの提供を始めたこともあり、クライミング関連の Blog もずいぶん増えてきました。日記サイトとなんら変わりませんが、フリーの記録をつけるには最適なようで、特にフリー関連のサイトが多いです。自分が普段チェックしている Blog をリスト化してみました。まずはフリー編。順番には特に意味はありません。

クライミングとランニング etc...
マラソンやテレマークもされている fujifuji7777さんの Blog サイト。ジムはランナウトT-WallエナジーB-Pump などを良く利用されているようです。ランナウトでニアミスしているはずです。

Plug Lab.
オランダ(?) のフリークライミング情報について詳しく書かれている Blog サイト。クライミング専用サイトも必見です。

hiro hanai
ZCC に最近加わられた、hanai さんの Blog サイト。J&S に良く行かれているようです。またタイやヨセミテにもクライミングで行かれています。時々ニアミスしています。

Hotiman'sblog
宮城県在住でビーナッツをメインに使用されいてる hotiman 親子の Blog サイト。東北のフリー(コンペ) の状況、特にお子さんはワールドカップユースのファイナリスト寸前の実力なので、ユースの状況も良くわかります。松島暁人さんの名前もちらほら見られ、東北まで遠征しているんですね。

KATALOG フリークライミング日誌
時々コメントをいただくこーたろーさんの Blog サイト。ランナウトをメインに B-PumpミストラルT-Wall を利用されています。良くお会いしています。リンクも張っていただいています。

LIFE & CLIMBING
岡山在住で 14クライマー の 2期生さんの Blog サイト。すげー。中国地方の岩場情報に詳しいです。昨年はジャパンツアーにも参加されています。14クライマーだけあってお勧めルートがほとんど 12~13 です。クライミングを始めたからには、いつかは到達してみたい地点ですね。

クライマーズブログ
ZCCこばさんの Blog サイト。ZCC の近くにいながら当方まだ面識がありませんが、近々お会いできる気がします。

spiral --- climbing diary
spiralspiralさんの Blog サイト。T-WallPumpランナウトを利用されています。どこかでニアミスしている可能性あります。先日横浜で行われた平山ユージさんのイベントレポは面白いですね。

下弦の月
ミストラルを利用されている JIJI_MOUNTAINさんの Blog サイト。外岩は柴崎ロックや金毘羅、北川などで登られています。

楽しいにも限度がある
ボルダリングが中心の livingstonさんの Blog サイト。岐阜にお住まいなのでしょうか? 福井や豊田のボルダートポの情報があります。

岩と波
大昔にジャパンツアーにも参戦経験がある千葉県在住の climb さんの Blog サイト。業界ネタが結構散らばっており楽しめます。ジムは T-Wall を利用されています。

登攀工作員日記
大阪の某ジム(Pump?) でインストラクターをされている kounoproclimbさんの Blog サイト。コンペ情報、海外の岩場情報が満載です。

つぶやき日記
OCS をメインに利用されている nejikumaさんの Blog サイト。

全然うまくならないクライマーの日記
OCS を利用されている Noriさんの Blog サイト。親サイトは関西系の情報が中心ですが、コンペ情報満載なのでよく見ています。

物欲日記・・・ほぼクライミング記
ZCCたまちゃんの Blog サイト。J-WallB-Pump2 がメインのジムです。先日お会いしましたが、ダイナミックにスパスパ登られていました。



2004年11月12日

クライミングの Blog サイト ~ アルパイン編 ~

昨日に引き続きクライミング関連の Blog サイトの紹介。今日はアルパイン編。

リゾートクライマー活動記録
時々このサイトにもコメントをいただく hisap さんの Blog サイト。軽井沢に在住だそうで、佐久、湯川、小川山、有笠で夫婦で登られているそうです。

猫の森の登攀道
神奈川県在住の登山ガイド黒澤@猫の森さんの Blog サイト。最近行かれたタイ・プラナンの情報が詳しく出ています。

ShuklaのClimbing日記
ICEクライミングメーリングリストを立ち上げたり積極的に活動されている Shukla さんの Blog サイト。リンクも張っていただいています。親サイトにも Blog を利用したクライミング情報ぎっしりです。ジムは Pump2 をメインに使用されています。時々ニアミスしています。

くらくらクライミングシアター
相模労山に所属されているたけのうちさんの Blog サイト。神奈川の岩場情報などが載っています。お住まいが広沢寺から 5分というのはうらやましいですね。リンクも張っていただいています。

小屋番Nobの雑記帳
岳樺クラブの Nob さんのサイト。中高年限定の山岳会ですが、オールラウンドに幅広く活動されています。

じゅげむ工房的日常
山岳ガイドの野村勝美さんの Blog サイト。マイナーな場所でのクライミングの記録が多くて参考になります。

いしの雑記帳
クライミングというよりはテレマークスキーの話題が中心です。サイト開設初期にリンクさせていただきました。以前ランナウトでお会いいたしました。

日々是登攀
山岳ガイドの黒田さんのサイト。ギアやボルトに関する情報が多々出るので勉強になります。



2004年11月13日

X-SESSION (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

先日横浜で行われた X-Trail 主催のクライミングイベントについて書かれています。スポーツ全般に言えることですが、人それぞれ体格も腕力も違うので、教える方も難しいと思います。実際、平山さんがどんな教え方だったのか気になるところです。

初心者向けの講習会は多々ありますが、中級車向けの講習会というのはないのでしょうか? まぁある程度登れるようになってきたら後はひたすら登るか、上手い人の登りを盗めるようにならないといけないのでしょうが。散々本を読んでビデオを見ても、きっかけにはなってもやはり登らないと、経験を積まないと、クライミングは上手くはならないようです。参加者のレポートがこちらにありました。

また、11/20-21 にスロベニアのクラニで行われる UIAA World Cup の最終戦にも参加されるようで、結果が楽しみですね。UIAA のランキングでは 1位の Tomás MRÁZEK(598.06) と 2位の Alexandre CHABOT(576.95) が争っており、ポイント差はわずかに 22ポイントなので、十分逆転がありえます。しかも 2位の CHABOT には史上初の 4年連続チャンピオンというタイトルもかかっているので、そこに平山さんがどう絡んでいくのか見ものですね。1位 100ポイント 2位 80ポイント 3位 65ポイント 4位 55ポイント 5位 51ポイントとなっています。

ちなみにこの大会には日本からは男子では伊東秀和さん、女子では小林由佳さん、コーチとして木村理恵さんが参加されます。

さらにおまけ情報として、11/12-13 にチェコ・ブルノーで行われた World Cup に参戦した小林由佳さんは 6位と大健闘でした。しかも先日韓国で行われたアジア選手権の覇者 Kim Ja-in を抑えての入賞です。

参考情報
World Cup Kranj(←何語?)
International Council for Competition Climbing
The Competition(JFA)

おまけ
岩壁クイーンを狙う「16歳の蜘蛛少女」

先日の White Zombi オンサイトの映像をちらっと某所で見ましたがやっぱりかっこいいですね。



2004年11月14日

聖職の碑

(1978 東宝)
聖職の碑

大正 2年に中央アルプスの木曽駒ヶ岳へ修練登山に出かけた地元の中箕輪尋常小の生徒が遭難し、結果として 11名が亡くなるという事故の顛末を小説化した新田次郎著『聖職の碑』を元に映画化したもの。キャスティングは現在を基準に考えると大物ぞろいです。

山での遭難を扱ったものではありますが、主要テーマは明治から大正における白樺派の理想主義教育と政府が主導する実践主義教育との対立でしょう。

赤羽校長はどちらの思想も理解しつつも、どちらの立場にも立てず、教師達を上手くまとめることができないまま、白樺派の教師達が反対する中、この登山は行われました。

遭難の原因は悪天候及び、悪天候への対処方法のミスだと思いますが、当時の装備を考えてかつ、予定していた避難小屋が焼失してしまっていたことを考えると必然的な結果でしょう。しかし、小学校の行事として考えた場合、事前の下見をしなかったことやビバーク装備の不携行等の不備が目立ち、明らかに準備不足です。

物事に対する考え方が現代とは余りにも違うため、今の人からすると理解しがたい言動が多いかもしれませんが、こういった時代があったことは認識しておく必要はあるでしょう。それにしてもこの時代の教師の人格の高さには驚かされます。

原作には新田次郎氏の詳細な取材記が付いているので、それを読むと白樺派が何であったのかが良くわかります。新田さんの作品の中でもお勧めの作品です。

山本さん、メディアをありがとうございました。



2004年11月15日

Checking of PPE v2.0

(2003 PETZL)
Checking of PPE v2.0

今年の春に出た PETZL のカタログとともに配布されていた CD-ROM。CD-ROM には Checking of PPE というアプリケーションが含まれており、英語かフランス語を選んでセットアップできます。アプリケーションのメニューは大きく 2つあり、"EASY INSPECT" と "CHECKING OF PPE" の 2つです。ちなみに PPE とは "Personal Protective Equipment" の略だそうです。

EASY INSPECT
クライミングギアの管理ツールです。ロープ等の詳細データ(メーカー、製品名、購入日時や使用状況など) を記入して管理し、ギアの破棄するタイミング等を考えることができます。Excel への Export 機能も付いています。

考えてみると、ロープにしてもスリング、カラビナなどもいつ買ったかまでは覚えておらず、かなりアバウトに管理していることがわかります。命を預ける道具だけに、きちんと管理した方がいいですね。自分が被害をこうむるのはもちろん、パートナーにも被害は及びますので。

CHECKING OF PPE
PETZL の製品だけですが、CHECKING OF PPE(検査の仕方を動画で説明。マニアックなディセンダーの検査方法なんかもあります)、EQUIPMENT TESTING(製品に関する使用方法のクイズ)、SAFETY TIPS(TIPS です)、PPE AND STANDARDS(製品の仕様) というメニューで説明されています。動画がふんだんに使われているので、英語ではありますが、見ているだけでも理解できます。

代理店の在庫次第ですが、登山用品店等で無料で取り寄せ可能です。また同内容のものを PETZL の Web で確認することができます。



2004年11月16日

踵骨粉砕骨折 1週間

踵骨を骨折してから 1週間程たちました。踵の腫れや内出血の跡もなくなり、少しずつですが良くなっている感じです。

病院に行ったところ、10~30kg 程度の荷重をかけていくようにと言われたので、今は荷重をかけて歩いています。とは言っても荷重をかけると当然ながら痛みます。医者曰く、ある程度時間が経過したら、無加重で放っておくよりも、多少痛くても刺激を与えていた方が治りが早くなるそうです。

ので、週末は久々にまったく外へ出ない週末でした。家ですることもないので、ずーっと筋トレしてました。"筋トレ→ドーピング→睡眠" の繰り返しで大体 4サイクル繰り返すと 1日が終わります。体中筋肉痛で、打撲による痛みなのか、筋肉痛の痛みなのかわからなくなっています。



2004年11月17日

岳人 12月号

(2004/11/15 東京新聞出版局)
岳人 12月号

気になったところを適当にピックアップ。

第 1特集 山スキー2005新雪の山へ
毎年恒例の企画です。新雪のパウダーを滑ってる写真を見てると山スキーに行きたくなります。乗鞍、立山、谷川、蔵王、森吉などが紹介されています。那須・三本槍でも滑れるのはびっくりでした。

5月に山スキーで靭帯を切ったばかりなので今年の冬に山スキーができるかどうかわかりませんが、とりあえずゲレンデ行って滑り込んで基礎からみっちりやり直さないと駄目でしょう。明らかに技術不足が原因の事故でしたから。

色々な Web やメールを見ていると今週末からの 4連休で立山に初滑りに行かれる方が多いようです。いよいよシーズンインです。

第 2特集 こんどこそ海外の山旅へ
トレッキングやハイキングルート、ガイド登山によるものが中心です。今年は怪我をしたこともあり、海外には行ったものの、フリークライミングだったので、来年はアルパイン or アルパインフリーで海外に行きたいと思っています。南米かヨーロッパかなぁ。消化休暇が出ればヨセミテかタイ、ベトナムあたりにもフリーで行きたいと考えています。。

平山ユージ世界初の8cオンサイトに成功
先日の 8c(5.14b) のオンサイトの詳細が飯山さんによって書かれています。次の目標は、まだ行けそうだと言う 8c+(5.14c) のオンサイトだそうです。その先にも何かまたでかいプロジェクトがあるんでしょう。先日 Tommy Caldwell によってフリー化されたエルキャプの Dihedral Wall(全26ピッチ中、5.14ax1、5.13dx1、5.13cx3、5.13bx3、5.12x4 というとんでもないルート) のオンサイトトライくらいやってくれちゃうかもしれません。ロクスノがあるからか今月の山渓には全く記述がありませんでした。

登山クロニクル
このコーナーの常連さんの沢のクロニクルのオンパレード。自分の中ではアルパインの中でも、空気より重い水と常に戯れていないといけないので、沢が一番怖いと思っています。もちろん沢にも多々あるので一様には言えませんが、今年は怪我をしたこともあって全く沢に行けませんでしたが、来年はのんびりした沢から行きたいと思っています。

マイフェイバリットルート
今回で最終回。手嶋享さんと丸山剛さん。どちらも沢だというのが岳人らしいです。前号に引き続き今号でも八久和川が紹介されています。

その他
- 石川直樹さんってやはりすっごいアクティブ。
- 乗鞍山頂付近の岐阜・長野の県境が決まってなかったとは。
- 山とは関係ありませんでしたが久しぶりに "峠恵子" の名前を見ました。
- 最近またパッシブ・プロテクションがはやってきています。
- 頂上のある登山は大事です。少し忘れていました。



2004年11月18日

今日のアルパインクライミングの実践―小野寺賢治の場合

小野寺賢治さん
小野寺賢治さん

都岳連主催の "第12回海外の山を知ろう" で、最近記録をよく目にする山学同志会の小野寺賢治さんの講演会を聞きに行ってきました。

夏は高難度のアルパインフリー、冬はミックスクライミングを中心に活動されており、現在のクライミング界の流行の最先端にいる方です。スポーツルートでも小川山のスペシャリスト(5.13d) を登っておりフリーのレベルも最高水準にあります。自分の理想です。

今回の講演会では今年の春に行かれたアラスカの Bears Tooth の話と夏に開拓した錫杖岳前衛壁の L字ハングダイレクトと P4ルーフの話が中心でした。

アラスカの Bears Tooth は雲表の兼原さんと行かれており、氷の状態が悪く途中で敗退されていますが、この山にはたくさんラインが取れ、アプローチも近いので面白そうでした。脇の Mooses Tooth が有名なので最近はこの近辺も人気が出てきているとのことでした。先号の Climbing 誌にもちらっと出ていました。

錫杖岳には冬にも 2ルンゼに Mix ルートを開拓されており、四季を通して通っているそうです。現在は北沢フェイスの "しあわせ未満" のフリー化に取り組んでいるそうです。5.13 前半になりそうとのことで、どひゃーって感じですね。

Mix はコロラド、ヴェイル、ユーレイで基礎を勉強し、日本では秩父の中津川でルートを作って練習されたそうです。面白そう & 近いので今シーズン行ってみようかな。

雨だったせいか、参加者は 10名と寂しい限りでした。もう少しは集まっていると思ったのになぁ。亀ちゃんとまた遭遇。小野寺さんは予想していたよりも大人しめな印象でした。講演会慣れしていないという本人の弁もあり、準備されていたスライドや PC の写真の取り扱いにはたどたどしいところがありました。また、海外・国内を問わずかなりの経験をされているので、もう少し色々な話を聞きたかったです。それにしても今の山学同志会のメンバーが 4人しかいないとは・・・。しかも代表はまだ坂下さんだそうです。



2004年11月19日

真剣10代しゃべり場 - もっと自然に目を向けろ!

(2004/11/19 23:30-24:30 NHK教育)
真剣10代しゃべり場

平山ユージさんが "真剣10代しゃべり場" という番組に出るとのことでしたので、見てみました。が、クライミングシーンの映像はなく、本人の発言も皆無でした。

議論の内容は、もっと自然に目を向けないと、自分達の住む生活環境にも、地球レベルでも自然がなくなってしまうという提案から始まり、自分達にできることは何かという方向へ進んで行きました。

節水、節電、資源の無駄遣いを減らす等の環境に対する配慮、発展途上国への環境規制等、この手の話題は昔から散々山渓等で見てきているので真新しい意見はなく、途中で平山さんが入れたコメント "便利さと環境保護のバランスをどこに置くかは人それぞれだよね" というのがそのまま結論のような気がしました。

ただ、誰かの発言で「どこまでできるかはその時の気分やタイミングによって違ってくるんだよね。疲れているときはゴミのポイ捨てしちゃうし・・・(略)」というくだりは、議論以前の問題でしょう。状況に関わらずゴミはゴミ箱へ。しつけの問題です。

出演者が皆 10代だからか、議論後の感想で、色んな意見があって新鮮だったというのがありましたが、議論の重要さを浮き彫りにしています。結論の有無に関わらず、議論の重要性は考え方の多様性を短時間で知れるということだと思います。

参考情報
真剣10代しゃべり場



2004年11月20日

World Cup Kranj 速報

スロベニアのクラニで行われている UIAA World Cup ですが、まだ予選が終わった段階ですが、平山ユージさんも小林由佳さんも、残念ながら決勝進出はならなかったようです。

平山さんが 1/4ファイナルが 12位、1/2ファイナルが 10位で、小林由佳さんは 1/4ファイナルは完登で 1位通過したものの、1/2ファイナルは 12位でした。もう 1人の伊東秀和さんは 1/4ファイナルで 32位と振るわなかったようです。

やはり世界レベルは高いですね。残念。詳細な結果は以下を参照してください。

# World Cup Kranj # Result

でも何故か Top ページの写真は平山さんですね。



2004年11月21日

山と渓谷 12月号

(2004/11/15 山と渓谷社)
山と渓谷 12月号

気になったところを適当にピックアップ。

特集 冬の山で遊ぼう
浅く広く特集されています。鍋メインのハイキング、白毛門でのスノーシュー、星座観察、樹氷観察、アイスクライミング体験などです。

スノーシューに関しては前々から使ってみたいと思いつつ、その重量にためらわれる点がありました。わかんが 500g 弱であるのに対して、スノーシューだとどうしても 1.5kg 前後になってしまいます。沈む深さとサイズは反比例するので仕方ありませんが、細い稜線などでは使えなそうです。

アイスのちょっとしたギアカタログでは BD の新しいバイオニッククランポンが気になるところです。個人的に気に入っているグリベルのアイススクリューもハンドルがモデルチェンジしています。2月のアイスコンペで某ヤブさんが履いていた試作品の靴(スカルパ/ファントムライト) も載っています。

特別企画 登山用具のメンテナンス
ほぼすべてのギアのメンテ方法が出ています。断片的な知識しかなかったので、勉強になりました。ただ、においに関してはここまでこだわる必要があるんでしょうか? 靴の臭いが一番な気がしますが、これに関しては余り触れられていませんね。毎週のように山や岩場に行ってるとメンテを怠りがちなので注意しなければ。

実用企画 膝の痛みとつきあう
去年も同様の企画が同じような構成でありました。今年は、靭帯を痛めたので、普段は痛みは全くありませんが、冬山では予防という意味でもサポーターは必要になりそうです。サポートウェアとして今年リリースされた North Face の BIOTEX・トレッキングタイツが気になるところです。これまでこの分野は CW-X が独壇場でしたが、どのくらい牙城を崩せているのでしょう。サーモライトを使用した秋冬モデルもあるので冬用下着とどれくらい差があるのか試してみたいところです。

その他
- 僧ヶ岳からの道に続き、剣岳北方稜線の越中駒ケ岳に新道が完成したそうで、さらに毛勝を超えて剣岳まで伸ばしたらとか書かれてますが、これ以上手を入れたら良さがなくなってしまって、駄目でしょう。
- 知らないうちにヘッドランプってこんなに多様化していたんですね。今後もシンプルと多機能に 2極化していくとのこと。現在ヘッドランプが壊れてしまったので新しいのを探しているところです。
- 黒部・祖父谷で熊に襲われて転落した大阪わらじのちゃん太さんの記事は参考になります。今後も遭遇確率は上がりそうですし、注意が必要ですね。
- 茅野駅で江戸前寿司はなしでしょう。茅野駅だったら個人的には菊仙がお勧めです。
- ロクスノの写真はグリベル一色なので江本さんかな? アイス・ミックス特集なので楽しみ。



2004年11月22日

World Cup Kranj

11/20-21 にスロベニアのクラニで行われた UIAA World Cup ですが、最終戦はチェコの Tomás MRÁZEK(トマス・ムラチェク) が優勝し、ポイントランキングでもトップだったため年間優勝も同時に決めました。結果的に 4年連続年間優勝のタイトルがかかっていたフランスの Alexandre CHABOT を阻んだ形になりました。これまでの年間チャンピオンにはフランス人と日本人しかいなかったらしいので、チェコ人としては初だそうです。地理的な問題でアメリカ人がほとんど参戦していないのが残念ですね。

ちなみに日本勢は速報でもお伝えしたとおり、平山ユージさんが 10位で、小林由佳さんは 12位、伊東秀和さんが 32位という結果でした。平山さんのことなので、このままでは引き下がらず、来年は本格的に参戦するのではないでしょうか?

最終結果は以下を参照してください。
# World Cup Kranj # Result



2004年11月23日

LOST ARROW fall/winter 2004

LOST ARROW fall/winter 2004 表紙 LOST ARROW fall/winter 2004 裏表紙
LOST ARROW fall/winter 2004 表紙 / 裏表紙

新宿の石井スポーツに行ったら LOST ARROW の秋冬用のカタログが置いてあったので貰ってきました。

気になったところとしては雪崩関連でアバラング 2。以前山スキーMLで議論されていることがありましたが、実用性はどうなんでしょう?

今年の春に指の凍傷をやって 1ヶ月近く使い物にならなくなったので、今シーズンはグローブを一新しようと考えています。まだ組み合わせを考慮中ですが、BD の製品は多種多様なので魅力的ですね。

アイゼンはバンドがすべてモデルチェンジし、スキー靴から登山靴までどんな靴にもフィットしやすい形状になっています。これは Grivel なんかの真似ですね。

また、カタログで使われている写真も、北海道・千代志別での Mix クライミングや今年登られた逆鱗の写真が使われており見るだけでも楽しめます。

US 版の BD のカタログも結構刺激的です。



今日のランナウト

自立歩行が可能になったので 16日ぶりにクライミングに復帰しました。今日は夕方から山岳会の近藤さんとランナウトに行ってきました。

10b/c と 10a でアップしてからいつものように 11代にトライ。

正面メイン壁 T 5.11a
オートビレイでは上っているものの、リードでは初。久しぶりということもあって動きがなんだかぎこちない感じ。プラス、後から上り始めた人とルートが交錯する羽目に陥って、通過待ちでワンテン。確認してから上って下さいね。

正面メイン壁 m041123-3.gif 5.11b
これもオートビレイでは上っているものの、リードでは初。核心の遠目のデッドポイントも 1発で決まり気持ちよく RP。

正面メイン壁 m041006-2.gif 5.11c
これもオートビレイでは上っているものの、リードでは初。豆みたいなスタンスを拾っていくところで滑ってしまいワンテン。足を意識しすぎて、上げるのが早すぎました。手が先でした。ただワンテンで上まで抜けれたのでいい感じです。

ピンク壁 5.11d
近藤さんが帰られたのでここからはすべてオートビレイでトライ。限定無しの 11b バージョンは登っているので、手足限定の 11d にトライ。中間部を越えたあたりのスタンスがなくなる箇所でムーブがわからなくなり X。2回トライしたものの同じ箇所で駄目でした。

正面壁 m041123-4.gif 5.11c
出だしからボルダームーブ連続の課題。2-3回トライしたものの全然ムーブがわからない。11c ではありますが、しばらく悩みそうです。

最後にクールダウンで 10c をのんびりやって終了。久々だということもあり、瞬発的な筋力自体はそれほど落ちてませんでしたが、トータルな持久力ががた落ちでした。筋トレをやってはいたものの、実際のインドアクライミングより効率よいトレーニングができるはずもないのでしょうがないことでしょう。足は腫れも痛みもなく問題ない感じでした。



2004年11月24日

山岳遭難者探索用ビーコンシステム

先日朝日新聞に新しいビーコンの実験が行われた記事を読んだので少し調べてみました。

北陸総合通信局という総務省の所属する団体による実験だということがわかりました。実験の内容は「山岳遭難者探索用ビーコンシステムの高度化に関する検討会が実証実験」という報道資料にまとめらていましたが、実験結果に関してはまだレポートは上がってないようです。

中日新聞には富山県立大学によるプロジェクトの概略がまとめられています。やっぱり GPS が絡んでいますね。だったら GPS 携帯の使用可能エリアを山まで広げればいいのではとも思いましたが、それだとプライバシーの関係上一般人は使用できなくなってしまいますね。

文登研や富山県警が絡んでいるのでヤマタンのニューモデルに関する実験のようです。通信距離も 60m から 700m に伸びたとなっているので飛躍的に伸びていますね。

雪崩で思い出しましたが、今月末に山渓から発売される「雪崩リスクマネジメント」という本の内容も気になるところです。

参考情報
山岳遭難者探索用ビーコンシステムの高度化に関する検討会(北陸総合通信社)
山岳SOS、ズバリ探知 県立大の岡田教授らが新システム開発(北国新聞)
山岳遭難者探索システムの高性能化研究(PDF形式)
遭難現場素早く特定 新型ヤマタン実用化へ(北日本新聞)



茂垣敬太さん ロジカルプログレッション 第 3登

茂垣K太の9a日記によると小山田大さん設定のルート、城山のロジカルプログレッション(9a/5.14d) を登られたそうです。小山田さん、平山さんに続く第 3登、しかもトライ 5回目という短時間によるもので凄いですね。

日本でもどんどん高難度を登るクライマーが出てきているので、5.14 以上の高難度のルートがもっと必要になってきますね。想像もつかない世界ではありますが。



今日のランナウト

今日は会社の RCC でランナウトに行きました。最近は冷えてきたからかアップをきっちりやらないと体がほぐれなくなってきました。とはいっても未だに Tシャツ 1枚で通勤しています。今年も暖冬な感じですね。

アップで 10c と 10d を上ってから昨日上れなかった所にトライ。

正面メイン壁 T 5.11a
昨日はタイミングが悪くて RP できませんでしたが、今日は特に障害物もなかったので楽ちんに RP。

正面メイン壁 m041006-2.gif 5.11c
なんとしても今日落としたかった課題。1回目は昨日落ちた核心は越えられたもののその先のカチ続きの箇所で腕がもたずに 1テン。核心を越えたところでも、レストを入れないとやっぱり腕がもちません。

ジャジャーンと鳴り始めた閉店間際の 2回目のトライで RP。ランナウトでは初の 5.11c となりました。指の力がついたのか、体の使い方が上手くなったのか、多少細かいホールドでもレストができるようになりました。

トータル 5本しか上れていませんが、1時間半しか時間を取れなかったのでまぁこんなもんでしょう。



2004年11月25日

山野井通信

山野井通信が更新されておりました。

新居に引っ越された話が出ています。前は伊豆の方の暖かいところに引っ越したいと書かれていたのですが、新居はまた奥多摩だそうです。



今日のランナウト

今日は単独でランナウトへ。いい感じに腕が回復してきており、もうちょっとで怪我前の状態に戻れそうな感じです。

10b と 10c でアップをしてから 11台へ。

ピンク壁 5.11d
一昨日取り付いて駄目だった課題。最初のトライでは一昨日より 2手進んだだけでしたが、終了間際の 2トライ目で核心も越え、あと 2手のところで手順を間違えてフォール。うーんもったいない。次で落とすぞー。

ピンク壁 5.11c
ひたすら細かいホールドを拾って蛇行しながら上がるルート。手足限定だと 12a ですが、とりあえず足フリーでトライ。いやもうムーブがばらばらで全然駄目。オンサイト能力低し。

正面壁 m041123-4.gif 5.11c
離陸ではまっている課題。7手目まではすんなり上がれたものの、あと 1手が出せず断念。まだまだ先です。

ピンク壁 m041014-1.gif 5.11bc
みんながトライしていたので、こーたろーさんにビレイをしてもらってトライ。1ヶ月ほど前にオートビレイでは上っていたものの、リードでは初。核心でちょっとプルプルしましたが、比較的安定して RP できました。

良いのか悪いのかわかりませんが、引き付けの力がついたからか、ハイスッテップを多用するようになりました。確実にかーばたさんの影響が出てきました。

こーたろーさんビレイありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。



2004年11月26日

World Cup Slovenia が終了(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

先週行われた World Cup について書かれています。結果としては負けてしまったものの、本人的にはものすごく前向きにとらえています。この辺のモチベーションの高さが一般クライマーとの差なのでしょう。

半年ほど平山さんのサイトを追っていますが、だんだん平山さんの思考回路がわかってきました。こちらまでかなりポジティブになれます。

現在 Beal の Web で先日平山さんが White Zonbie(9a/5.14b) をオンサイトしたときの映像をダウンロードすることができます。お見逃しなく。



2004年11月27日

今日の Pump1

Pump1

某 Mガイドと Pump1 でクライミングをしてきました。Pump1 に行くのは初めてでしたが、Pump2 ほどの規模はないものの、ミニチュア Pump2 という感じで、垂壁から軍艦まで傾斜も一通り揃っており、何より混んでいないという意味でグーでした。

10b と 10d でアップしてから 11台へ。

垂壁 5.11a(あきと)
垂壁のバランシーな課題。核心の 2手がきちんと乗り込めないと届かない課題。1回目はテン山。2回目ですべて解決して RP できました。面白かった。

戦艦 5.11b
最初から最後までひたすらどっかぶりの課題。ホールドはがばがばなのでひたすら持久力の課題。身体張力がついてきているからか、どっかぶりでも以前より体は軽く感じられました。最初は足フリーの 11a でやりましたが、最後の抜け口でロープが引っかかってあほなフォールをしてしまいました。ので 2度目は手足限定の 11b でトライ。が、終了点手前の 1手が細かく、そこでフォール。宿題を残してしまいました。

普段ホームジムになっているランナウトに比べるとホールドが全体的に大きいので、指への負担は少なく、上腕や肘、肩への負担が大きく、いつもと違う疲れ方でした。



山野井泰史講演会 @柏市中央公民館 5階大講堂

(2004/11/27(土) 柏市中央公民館 5階大講堂)
山野井泰史講演会 @柏市中央公民館 5階大講堂

Pump1 でクライミングをした後、そのまま Mガイドの車に便乗して千葉県柏市で行われた山野井さんの講演会を聞きに行ってきました。

山野井さんの講演を聞くのは今年 3回目ですが、最初の部分はほぼ同じで、最後の最後に前の講演以降に行かれた山行の報告が追加される感じです。今回も今年の夏に行かれた中国の話が追加されておりました。

中国では天候が悪かったこともあり、完登できずに敗退されましたが、ここを終わらせないと先がないとのことで、来年また行かれるそうです。

講演後は Q&A と抽選会が行われました。Q&A で面白かったのが、

Q. 日本人初の 8000m 14峰 登頂者になる気はないのですか?
A. やればできますが、興味がないのでやりません。エベレストに行ってる暇はありません。

Q をした人はそれが信じられないような感じでした。

抽選会では山野井さんのサイン入りの本とギャチュンカンの写真を使った葉書をプレゼントしていました。運良く絵葉書があたりました。

柏市山岳写真協会セミナーが主催だったこともあり、約100人の聴講者はほとんど写真協会の方だったのか、一眼レフカメラをお持ちの方が多く、講演会後は写真撮影会と化していました。

照明がいまいちで、映像が潰れがちなため、ギャチュンカン遭難後の話を音だけ抜きましたので、興味のある方はどうぞ。

山野井泰史講演会 (WMA形式 31:33 4.66M)

抽選であたった葉書
抽選であたった葉書



2004年11月28日

クイズ$ミリオネア

おがわともこの HEARTFUL WEEK によるとプロフリークライマーの尾川智子さんが 12/2 のクイズ$ミリオネアに出演されるそうです。番組の紹介文では
一般挑戦者は、女性では日本一の成績を誇るプロのフリークライマー(26歳)の女性が登場。ワールドカップ7戦全戦に出場し、世界一を目指したいという夢がある。海外で行われるワールドカップ出場資金をかけて奮闘する。
となっています。ワールドカップの出場資金って JFA からいくらか出てるのではと思ったのですが・・・。

彼女の場合、マネーの虎もどき番組やポケットバンクの CM 出演などお金が絡む出演が目立ちます。



湯河原幕岩

ZCC のメンバー大勢と湯河原幕岩にフリークライミングに行ってきました。踵を骨折してから初の外岩になりました。怪我をしてからちょうど 3週間。長かった~。

駐車場から見た幕岩てんとう虫ロック
駐車場から見た幕岩てんとう虫ロック

[ダークヘラー 5.9 FL]
花井さんがアップされていたので一緒にアップ。ほとんど足だけで登れてしまうので余りアップにはなりませんでした。

[コンケスタドール 5.12a RP]
湯河原幕岩に来るのは初めてだったのですがものすごい混雑振りでした。当初は帰還兵(5.10c)、シャクシャイン(5.10d) をやる予定だったのですが、すでにトップロープがかけられており、順番待ち状態でとてもできる状態ではなかったので、いきなりコンケスタドールに取り付きました。

1便目は最初の核心でつまり、そこより上に上がれず。2便目は最初の核心を抜けて、カチを繋いで行くところが耐えられず、そこで詰まって上まで抜けれず。ポカポカ陽気の中で昼寝をしてから 3便目で一気に抜けました。

[憧れのハワイ航路 5.11a X]
日没間際にトライした課題。核心でスタンスもホールドも細かくてよくわからずにフォール。結局 2ピンまで上がって時間切れ。細かいホールド、スタンスは日が沈んで全く見えず。

甲府幕岩はカチが細かいと思っていましたが、湯河原幕岩はもっと細かいです。なんでもないところに立つ技術と細かいホールドで耐えられる力(広背筋) がもっと必要だと感じました。やっぱり足だなぁ。

コンケスタドールを登ってしまってからは、ぶらぶらと岩場を見て回っていました。もっと積極的に登らないとだめだなぁと反省です。ただ上手い人の登りを見てると刺激にはなりますね。伊東秀和さんもいらっしゃいましたが、残念ながら登っているところは見れませんでした。

伊豆の踊り子(5.12a) トライ中のたまちゃん
伊豆の踊り子(5.12a) トライ中のたまちゃん

花井さんが実は自分の家から 2-3km しか離れていないことがわかり、帰りはほぼ家の前まで送っていただきました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

お買い得ルートとは言え、とりあえず 12a が登れたのは単純に嬉しいですね。これで 3月に立てた公約を守れたのでクライミングを止めずに済みました。4月の段階では 5.10a がやっとで、途中、凍傷、靭帯断裂、踵骨骨折があって、トータル 3ヶ月ほどブランクセクションがあったので実質半年で 5.12a まで来れました。ので次は 2005年内に 5.13a です。5.11c も 5.11d も登っていませんが、フリーに関しては 5.14a を登るまでは振り返らずに、上を目指してがんがん行く予定です。

とはいっても来週から雪山シーズンに突入する予定なので、乾いた岩は来春までお預けです。



2004年11月29日

au携帯電話にてインタビュー映像配信

YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE によると、平山ユージさんのインタビュー映像が au の携帯電話にて配信されるそうです。手順等は以下。

au携帯電話にて、インタビュー映像が配信!!
7月末より発売されたauのWINシリーズ(フラッシュ対応機)にて、閲覧可能なポータルサイトにて、インタビュー映像を配信します。

掲載時期:12月1日(水)~12月7日(火)
通常画面 ⇒ EZボタン ⇒ トップメニュー ⇒ ホビー&カルチャー ⇒ ザ・インタビュー

でご覧頂けます。

周囲に WIN 対応の機種を持っている人がいないので確認できないなぁ。



2004年11月30日

ナンバー 2

(2004/11/26 3:05-4:00 フジテレビ)
ナンバー 2

お笑いタレントの Bコースがさまざまなジャンルのナンバー 2を紹介するという番組。今回は北岳が対象になっていたので見てみました。

番組では南アルプスを精力的に撮っている写真家の中西俊明さんの案内で Bコースのメンバーと広河原から 1泊 2日の行程で、途中途中で、雪渓や北岳バットレスなど北岳の見所を説明しながら北岳山頂まで登っていました。Bコースはお笑いタレントとのことでしたが、それほど茶化すわけでもなく程よい盛り上がりでよくまとまっていました。ハイキングの番組としてはいい出来だったのではと思います。

番組中では標高が最新の 3193m に訂正されていました。早いです。

今年は北岳バットレスに行く計画が雨で流れてしまったので、未だに北岳には登っておりません。

参考情報
FNSソフト工場『ナンバー2』



 
 
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