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2005年1月 1日

八ヶ岳 3日目:ジョーゴ沢・乙女の滝

今日もアイス技術の確認でジョウゴ沢を詰めました。天気は前線が引っかかっているのか、午前中は愚図ついていました。冬型が決まってからも風が強く寒い一日で、最低気温は -20℃ を下回っていました。

F1、F2 をさくっと上がり、先行者のトレースを拾いながら、ほとんど雪に埋まっている F3 を越えるとただっ広い雪原に出ます。

ジョウゴ沢を詰める F3上の雪原
ジョウゴ沢を詰める / F3上の雪原

当初はナイアガラの滝に行く予定でしたが、乙女の滝がきれいにつながっていたので乙女の滝に行きました。

乙女の滝
乙女の滝

さすがに乙女の滝のリードをリーシュレスでやるのは厳しそうだったので、かーばたさんに上がってもらい、Top ロープを張って遊びました。

かーばたさん乙女の滝をリード中
かーばたさん乙女の滝をリード中

乙女の滝で遊ぶ 乙女の滝で遊ぶ
乙女の滝で遊ぶ

左のラインと右のラインを 1本ずつ登って時間切れ。乙女の滝は 15m と短いものの、バーティカルに近くリーシュレスで登りきった時は腕がパンパンでぎりぎりでした。これをリードするとなるともっともっとトレーニングしないとぜんぜん無理という感じでした。



2005年1月 2日

八ヶ岳 4日目:大同心南稜

アンドリューが、"疲れたから今日は休みたい" とのことだったので、大同心南稜に行きました。彼の場合、大同心稜を上がるだけでばてそうだったので、彼同伴での脱ゲレンデルートの計画はやめていました。

天気は冬型 2日目ということもありばっちりの快晴で、風も弱く絶好の登攀日和となりました。

大同心稜を上がり、大同心の基部を回りこんで南稜の取り付きへ。この日は小同心クラックに 2パーティが取り付いているだけで静かな 1日でした。

大同心稜を上がる 大同心稜を上がる
大同心稜を上がる

取り付きにはリングボルトとハーケンが 1本残置されています。もっと色々あるのかもしれませんが、雪が着いていたのでわかりません。

[大同心南稜 1P目 かーばたリード]
とりあえず上を目指して傾斜のゆるい斜面を直上。トポだとラインが 2本ありますが、どこでも上がれそうな感じです。雪が着いていて、残置支点がどこにあるのか良くわからない状況だったので、ノブ状の岩にスリングを巻くか、エイリアンで支点を取っていきました。40m程ロープを伸ばしてピッチを切りました。

大同心南稜 1P目下から 大同心南稜 1P目下から
大同心南稜 1P目下から↑ / 上から↓
大同心南稜 1P目上から

赤岳と阿弥陀岳
赤岳と阿弥陀岳

小同心
小同心

[大同心南稜 2P目 かーばたリード]
引き続き直上。南稜の肩(?) に出たところで、ロープの流れが悪くなりそうなので一旦ピッチを切りました。壁には雪が着いているので、雪をバイルで払い落としながらのクライミングになりました。

[大同心南稜 3P目 かーばたリード]
大同心ドームの基部までのトラバースのピッチ。ドームの基部は大同心雲稜ルートとかぶるからかボルトやハーケンが固め打ちされています。

大同心南稜 3P目 大同心南稜 3P目
大同心南稜 3P目

[大同心南稜 4P目 えのきど & かーばたリード]
出だしのペツルにクリップした後、少し登ってリベットから垂れ下がったシュリンゲにクリップし、さらに 1段上がったところで行き詰る。左に少しトラバースしてみるもホールドがない。とりあえず、少し大きめのホールドにスリング巻いて支点を取ってムーブを探るも、1歩が踏み出せない。・・・・。

一旦下りてかーばたさんにリードを変わってもらうも、同じところから先に進めない。結局そこで敗退。11クライマーが 3人もいていったい何やってるんだか・・・。明らかに冬壁の経験不足でしょう。そーいえば当方は今回が冬壁デビューではありましたが。後から考えたらバイル出して引っ掛ければ行けたかもしれません。また出直しです。

大同心南稜 4P目
大同心南稜 4P目

基部付近の残置スリングが掛かっている支点から懸垂で大同心ルンゼへ降り、大同心を少し回りこんで、取り付きへ戻りました。

大同心ルンゼへ下降
大同心ルンゼへ下降



2005年1月 3日

八ヶ岳 5日目:大同心ルンゼ

少しはルートをやらねばということで、体力に不安が残るアンドリューを空身にして、大同心ルンゼを大同心基部まで詰めました。

赤岳鉱泉から 30分ほどで大同心大滝。大滝にはグループ・ド・ミソジの先行パーティがいらっしゃったので 1時間ほど順番待ち。

大同心大滝
大同心大滝

大同心大滝は 3段に分かれており、先行が 1段目を上がったところでピッチを切っていたので、こちらも当方リードで 1段上がったところで一旦ピッチを切って順番待ち。

先行パーティリード中の順番待ちをしている時に、比較的大きな氷が落ちて来た際に、アンドリューが "Fuck You!!" と大声でリードしている方に叫んだときは一瞬張り倒そうかと思いました。

彼は "Fuck"、"Bitch"、"Dick" などなど汚い言葉を常に連発する癖があるようで、終始不快でした。最初は国民性の違いかと思っていたのですが、彼の場合は人間性に問題がある気がしました。先行パーティの方、気分を害されていましたらすいませんでした。

2段目以上はリーシュレスでリードするにはまだ怖かったので、かーばたさんにバトンタッチ。2段目、3段目を繋げて一気に上まで抜けました。落ち口の右岸にしっかりしたビレイポイントがあります。

かーばたさん大同心大滝リード中
かーばたさん大同心大滝リード中

Top ロープ状態になったのをいい機会に、右端のシャンデリア状態のところを登りました。が、途中で力尽きてフォール。まだまだです。ムーブは単調とはいえ、リーシュレスの場合は最低でも 100回近くはバイルを振れないとこのクラスの滝をリードするのは難しそうです。要トレーニング。

次の滝
次の滝

大滝より上はトレースがなかったため膝下のラッセルになりました。ロープを出した滝は都合 3箇所で、1ポイントはアンドリュー専用に出しました。

次の滝
次の滝

考えてみると、リードでスクリューを打っていなかったので、途中の滝で無意味にスクリューを打ちながら登りました。リーシュレスの場合スクリューを打つムーブも考える必要がありそうです。

最後の滝
最後の滝

最後の滝を越えてからはひと登りで大同心と小同心の間のコルに出ました。あとは単調な大同心稜をさくさくと下って赤岳鉱泉に戻りました。

今日の大同心は真っ黒
今日の大同心は真っ黒

赤岳鉱泉には 5-6張りしかテントは残っておらずびっくりでした。もう正月休みも終わりのようです。



2005年1月 4日

八ヶ岳 6日目:下山

今日はただ下山のみ。

あれほど混んでいたテントサイトも、もぬけの殻でがらんとしており、正月休みも終わりです。

赤岳鉱泉も正月気分
赤岳鉱泉も正月気分

アイスキャンディーでは連日講習会が開かれていたようで、常に誰かしらが登っていました。もうちょっとアプローチの良いところにあればトレーニングに良いとは思いますが、本州では気温が高いから難しいですね。

赤岳鉱泉・アイスキャンディー
赤岳鉱泉・アイスキャンディー。高さだけなら層雲峡のより高いかな。

1時間ほどで赤岳山荘の駐車場に着き、開店直後の樅の湯でお風呂に入り、これまた開店直後の上里牧場で焼肉をたらふく食べ、帰路につきました。

さらに全員納豆好きだったので、自宅付近の納豆丼の専門店 "ねばり屋" に寄ってこれまたたらふく食べて帰りました。

総括
アイスクライミングも 2シーズン目に突入。今回はシーズン初めだったので、アイスの感覚を確認するという意味が大きかったですが、今後の流れになってくるであろうリーシュレスに慣れると言う意味ではまだまだ課題が山積です。

最近は、ジムではありますが、上り込んでいたため、だいぶ楽に登ることはできましたが、ジムで多用しているハイステップをアイスでも使いがちで、無理なムーブになることが多く、その分腕への負担が大きくなっていた気がするので、次はもうちょっとムーブを考えて登ってみたいと思います。ぷらす、レストとスクリューを打つムーブを確立しておきたいですね。70度くらいまでなら問題なくリードできる感じですが、それ以上立ってくると 10m 程度がまだ限界です。今シーズンの終了時には、大同心大滝がリードできるレベルにするのが目標です。大谷不動や米子不動はその後ですね。アイス & Mix で目指す方向が明確になってきました。

一方、冬壁デビューは一番簡単な部類に入ると思われる大同心南稜ながらぼろぼろでした。雪がついているだけでこれだけ難しくなるとは。支点(ボルト) を追っていくクライミングに慣れている影響もあるかもしれません。こちらも要トレーニング。

かーばたさん、ふーみんお疲れ様でした & ありがとうございました。



今日の B-Pump

結構早く帰れたので、さかいやで買い物をしてから B-Pump へ行きました。ルートに比べてボルダーグレードが低いようなので、今年のジムはボルダーを中心に利用頻度を去年より少し上げる予定です。ので、インドアクライミングのメモは簡潔にしていきます。

成果
5級 1本
4級 2本

ずーっと上れなかった 4級をやっと 1本落とせた。



2005年1月 5日

クライミングシューズ

去年の 8月末に買った Sportiva の Venom に穴があきました。フルフルで使っていたからか 4ヶ月しか持ちませんでした。早いのか平均的なのかはわかりませんが、とりあえずリソールに出してみようと思います。

ので、新しいクライミングシューズを買いました。Venom が柔らかめだったので、固めの靴をということで、ミウラーを買う予定ではあったのですが、足にしっくり来なかったので、新しい物好きということもあり、Boreal の Crux にしました。硬い靴とはいえ、それなりに足裏感覚もあるので、特に不満は感じられません。外の岩場で試してないので実際に使えるかどうかは初夏まで持ち越しです。

Crux
Crux



今日の B-Pump

成果
5級 2本
4級 1本

ジム全体の 1/4 程度の広さですが、ケイブエリアだけで十分な数の傾斜と、4級、5級課題があるのでしばらくはここを中心にやって行きます。ただ上れていない 5級はあと 1本だけ。そろそろ 3級に手を出してもいいかな。



2005年1月 6日

今日のランナウト

今年初のランナウトでクライミング。今年はランナウトでは、クライムダウンも入れて、長めの持久力系の課題をこなして行きたいと思います。ボルダーで長モノでもいいのですが、やはりクライミングは上下の動きが基本なので、ルートでやって行きます。

成果
5.10c-5.10a (33手)
5.11b-5.10a (32手)
5.11c (1x) 去年から取り組んでいる課題。ガストンでもX。
5.11d (3x) 以前上ったものの、再度上ってみたら全然上れず。
トビ (2x) ランジ課題。相変わらず核心が取れず。

22時にルートエリアには自分以外誰もいないという天国みたいな状況になったので、耐久クライミングをしてみました。5.9-10a-5.10b を順番に上がり、クライムダウンは 5.10a で行いどこまでできるかを試したところ、閉店までの 30分間ずーっと上りっぱなしで、8往復、283手まで伸ばせました。ガバホールドだったかもしれませんが、まだまだ行けそうな感じでした。これが 11クラスでできればいいのですが、楽しかった。終わったときは汗だくでした。



AZTAREX

AZTAREX PAZTAREX M
AZTAREX P / AZTAREX M

Petzl の Web を何気なく見ていたら、AZTER の改良版、AZTREX が出ていました。現在の AZTER よりシンプルかつ 90g の軽量化が図られておりいい感じです。現AZTER の弱点である、グリップレストも大きくなっており、しかも本体に収納可能なようで、アルパインには最適です。ただシャフトにはゴムか何かつけないと滑りそうです。日本にはいつごろ入ってくるのでしょうか。

さかいやに今年の新モデルのアックスが色々入荷されているので振ってみたところ、ピックは研ぐ必要がありそうですが、Simond のアナコンダが個人的にはいい感じでした。昨シーズン好印象だった Camp の AWAX はシャフトのカーブが強いからか、思ったほどバランス配分が良くありませんでした。ただ AWAX は現在 2タイプあるので新しい少し重めのタイプだったようなので、Light モデルは良いかもしれません。また、完全に毛色が違うタイプの Lucky のモデルも面白く、応用が効かなそうなので、買いたいとは思いませんでしたが、実際に氷で使ってみたいと思いました。



2005年1月 7日

今日の B-Pump

連休前の金曜日だからかガラガラでした。昨日のランナウトでの暴挙 + 家でのトレーニングの疲れが腕に残っていたので、緩傾斜を中心に軽めのメニューにしました。

成果
5級 4本
4級 3本
3級 1本
長モノ 5.9、5.10a

買ったばかりの Crux ですが、早くも伸びてきて、踵に少し空気が入る感じで、着地の時にすかしっ屁のような音がするので少し恥ずかしい・・・。



ロルフィング 2回目 - 足

2回目のロルフィングを受けてきました。今日のメニューは ""。

最初に前回撮った全身写真を元に体のバランスチェックを行いました。写真で見ると自分の体のずれが一目瞭然で、左足を怪我したことも重心の取り方がおかしいことからすぐにわかりました。今回は重心の位置がずれている原因の左足と股関節を中心にロルフィングを行いました。

怪我をした左足から行い、股関節が上手く機能していなかったので、そこを調節し、さらに膝を上げる動作をできるだけ腹筋を使って、腹筋から行うように意識付けて、太腿の負担を減らすような施術をしました。

一旦左足だけの施術を終えて歩いてみると、体のバランスがおかしく、左側が異様に軽く感じられ、足が少し伸びた感覚がありました。

右足も同様な施術を行い今日のメニューは完了。施術前と後ではやはり明確なバランスの違いがあり、左右の感覚もそうですが、股関節が上手く機能するようになったことにより腰への負担がだいぶ減り、下半身がどっしりして、地に足をつけてしっかり歩いている感覚になりました。

クライミング云々を抜きにしても、体のバランスが正常に戻っていく感じがして気持ちいいです。マッサージとは違って、効果がかなり長続きするのでコスト対効果も大きいでしょう。

関連エントリー
ロルフィング 1回目 - 呼吸 (2004/12/16)
ロルフィング 2回目 - 足 (2005/1/7)
ロルフィング 3回目 - まとめ (2005/1/11)
ロルフィング 4回目 - 足 (2005/1/18)
ロルフィング 5回目 - 腹 (2005/2/1)
ロルフィング 6回目 - 腕 (2005/2/8)



2005年1月 8日

奥三ノ沢 1日目:アプローチ

かーばたさんと中央アルプスの三ノ沢岳に "オクサン" こと滑川・奥三ノ沢から目指しました。

6:00 東京
お互いにあまり寝ていないので、ふらふらと運転しながら中央道塩尻 - 19号経由で上松2合目へ。駐車場らしきところに車を止めて入山準備。天気は快晴。

出発地点からの宝剣岳
出発地点からの宝剣岳

11:30 駐車場発
登山口周辺は堰堤工事中ということもあり、地形図、エアリア、ガイドブックにもない林道や作業道が錯綜しており、迷いまくる。一旦は北股沢まで行ってしまうも、何とか木曽駒登山口の敬神山荘にたどり着く。

そのまま滑川沿いの林道を最後の堰堤まで歩き続け、林道が切れたところで河原に下りる。最奥に真っ白な宝剣岳が神々しく輝いている。

奥三ノ沢の出合目指してゴーロ帯を歩き続ける。積雪は 20-30cm で石の上に中途半端に載っており非常に歩き辛いが、先行者のトレースにかなり助けられる。それでも時々沢に落ちる。渡渉は飛び石経由で 十数回。

奥三ノ沢出合目指して 奥三ノ沢出合目指して
奥三ノ沢出合目指して

17:30 奥三ノ沢出合
日没間際にようやっと出合に到着。体力的にも疲れたが、歩き辛さから精神的にかなり来た。F1 手前の河原から 1段上がった高台で幕。水は水流が出ているところから適当に汲む。



2005年1月 9日

奥三ノ沢 2日目:三ノ沢岳アタック

1時間くらい寝坊。天気は晴れかと思いきや雪。下界の方は晴れてるようだが、お山は終日雪。

7:40 F1
(F1 50m IV+ えのきどリード)
F1 の氷結状態は良好。魅力的なラインは中央だが、無理せず左の簡単なラインを上がる。簡単なラインを選んでトラバースしたからか、ワンピッチで抜けきれず、落ち口にスクリューでピッチを切り、後続のかーばたさんにそのままロープを引きずって抜けてもらう。

F1
F1

F1 リード中
F1 リード中

F1 上に先行パーティのものと思われるテントが張ってある。

9:30 F2
(F2 60m IV+ 1P目:かーばたリード 2P目:えのきどリード)
F2 も氷結良好。F2 には先行パーティがちょうど抜けるところで、少し待ち。

F2
F2

1P目はかーばたさんリードで取り付き、45m 程の段で一旦ピッチを切り、2P目はえのきどリードで上まで抜ける。落ち口付近はブルーアイス。

F2 リード中 F2 フォロー中
F2 リード中 / F2 フォロー中

F2 から上は 100m 程の滑滝が続くのでロープをつけたまま引きずって行く。ここから先もずーっと先行者のトレースがあり、ラッセル、ルーファイで助けられる。

11:30 雄滝
(雄滝 20m IV かーばたリード)
雌滝との分岐で雄滝へ。氷結は良好。さくっと抜ける。スノーシャワーがすごかった。

雄滝リード中 雄滝上のゴルジュ
雄滝リード中 / 雄滝上のゴルジュ

そこから上にも、III~ IV 程度で 10m 弱の滑滝が数箇所続くがすべてフリーソロで抜ける。

後は全部フリーソロ 後は全部フリーソロ
後は全部フリーソロ

14:00 涸滝
トポの涸滝手前でトレースが左のルンゼに入っていたため、何も考えずにそのままトレースを付いていったところ、尾根に上がった後で五ノ沢(?) 方面に下っており、完全に間違い。

涸滝
涸滝

自分は体力が切れて、この辺からはかーばたさんに付いて行くのもきつい。最近山行ってないからな~。駄目駄目。

もうヘロヘロ
もうヘロヘロ

15:00 稜線直下
そのまま尾根をラッセルしながら上がるも、三ノ岳は右手上の遥かかなた。多分、三ノ岳と宝剣の稜線直下あたりでタイムリミット。あとは一目散に下山開始。

ひたすら下山
ひたすら下山

途中の滝はクライムダウン、シリセード、ダイブ、懸垂下降x3 で雄滝下へ。ここで日没となり、残業開始。雄滝下の 100m 位の滑滝は懸垂とクライムダウン。F2、F1 は左岸の樹林帯から下りれるとのことだったが、真っ暗でよくわからなかったので、両滝とも懸垂下降。F2 はロープが下まで届かないので、途中で一旦切って、V字スレッドを作って懸垂。初めて Vスレッドを実践登用。

19:40 テント着
ヘロヘロになってテント到着。気温は -20度を下回っており非常に寒い。

夜は本当に寒かった。久しぶりに震えながら寝る。



2005年1月10日

奥三ノ沢 3日目:下山

9:40 出発
今日も相変わらずの寝坊で出発がだいぶ遅れる。行きとは違い、予想以上に早く降りれるが、やっぱり石の上に積もった雪に足を取られて疲れる。

下山
下山

13:10 駐車場
駐車場手前の林道がダンプに磨かれていてつるつるで滑る。

木曽宿という怪しげな温泉旅館で湯に浸かり、木曽路の道の駅で飯を食って帰宅。疲れたけど充実した連休だった。

ゲレンデのショートピッチをせこせこ登っているよりはマルチ、アルパインルートのほうが総合力を試されていてやっぱり楽しい。今回敗退した原因は、"寝坊"、"登攀スピードの遅さ"、"体力不足" だった。トレーニングし直して、戦略も練り直してまた出直したい。それにしてもここをワンデイしようとする人がいるというのはびっくりである。

終始、先行パーティのトレースに助けられました。1度もお会いできませんでしたが有難うございました。



2005年1月11日

ロルフィング 3回目 - まとめ

3回目のロルフィングを受けてきました。今日のメニューは "前半のまとめ"。

前回までで腰から下が繋がったので、一部まだずれている箇所があるものの、今日は上半身と下半身を繋ぐ作業。

前回に引き続き、腹筋を使って股関節から脚を上げ、腰を上手く回して、バランスを取れるように調整しました。バランスが良くなるとは "どんな体勢からでもどんな体勢にでも行ける" ことだそうです。

上半身は昔痛めていたからか、肩が上手く回らなかったので、肩周り、脇の周りの調整。終わってみるとあら不思議、まだちょっと引っかかるところはあるものの、すんなりと回るようになりました。

上手く文字にできませんが、終わってみると、前より楽に背筋が伸びている気がします。各関節も油が差されたようにスムーズに動くようになってる気がします。行くたびに体がリストアされていて気持ち良いです。

今回で表層部分のリストア完了。次回からは内部のリストアに入ります。

関連エントリー
ロルフィング 1回目 - 呼吸 (2004/12/16)
ロルフィング 2回目 - 足 (2005/1/7)
ロルフィング 3回目 - まとめ (2005/1/11)
ロルフィング 4回目 - 足 (2005/1/18)
ロルフィング 5回目 - 腹 (2005/2/1)
ロルフィング 6回目 - 腕 (2005/2/8)



2005年1月12日

運命を分けたザイル (Touching the void)

日本でも今年上映される本格的山岳映画 "運命を分けたザイル" を昨年紹介したところ、配給会社であるアスミック・エースの担当の大久保さんよりこの映画に関する資料を大量に送っていただきました。

即席で作ったので非常に読みにくくなってしまいましたが、運命を分けたザイルに関する Web を作ってみました。公開は来月です。楽しみに待ちましょう。

Special 運命を分けたザイル

大久保さん、資料をどうもありがとうございました。



今日のランナウト

今日は会社の RCC でランナウトへ。とはいっても中川さんと二人だけでした。ランナウトも寒いからか、ルートの場所には Tsuka さんと Kaon さんだけの 4人と一層寒い状況でした。寒かったからか体が硬く、アップから苦労しました。

成果
10c-10a(アップ)
5.11b
5.11c(3x) いつもの課題。前回より 1手伸びたので、次は行けそうな感じ。
5.11c(1x) 滑った。

あとはみんなで "トビ" を題材にランジ大会。Kaon さんが核心手前のランジのコツをつかんだ感じでした。中川さんは身長で取ってました。自分は設定者の意図とは違う取り方じゃないと無理そうです。



2005年1月13日

2005年もトレーニング開始 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

2005年の目標に関して詳細に説明されてます。平山さん自体が世界トップレベルにいるため、目標も全て世界トップレベルです、ていうか世界一です。"5.15a の完登"、"5.14c のオンサイト"、"世界選手権の優勝" とどれも想像がつかないですね。

当方も 2004 の総括も 2005 の目標も立てずに、はや半月が経ってしまいましたが、ここら辺で少しフリーの目標でも。

エブリデイクライミング
上り込みがまだまだ足りない、ムーブの引き出しが少ないので、ボルダリングを中心に、今年はできる限り平日は毎日ジムに行くようにしたいと思っています。

マルチ
アルパインフリーのマルチを中心に登り、秋にミズガキ、明星の 11台のマルチピッチのルートをオンサイトトライできればと思っています。

ショートピッチ
今年はクラックを中心に登り込みたいと思っています。5.12a のクラックの RP が目標。春うららの 2P目か城ヶ崎のマリオネットがターゲットです。フェイス系は気が向いたらと行ったところです。

海外
時間が取れればヨセミテ、仁寿峰、ベトナム辺りに行きたいと思っています。



今日の B-Pump

昨日のランナウトとは対照的にすごい混雑振りでした。暖房が効いていて暖かいからかな?

今日はケイブエリアの 3級を中心にうろうろしていました。

成果
3級 1本

自分にとって 3級はまだまだ厳しく、10本近く触りましたが、上れたのは 1本のみ。離陸できない課題はなかったものの、3-4手で詰まってしまうものが多く、むずい。それ以外では、ずーっと煮詰まっていた 4級が 1手進んだのは収穫かな。粘っていればいつかは取れるようです。ロルフィングで肩の周りを良くしたのも効果大です。ただ、その次が取れませんでした。



2005年1月14日

今日の B-Pump

今日は仕事で使っているサーバーのトラブルに振り回されて疲れ果てていたからか、あまり上れませんでした。

成果
5級 1本

昨日に引き続きケイブエリアの 3級を色々触っていましたが余り進展がなく、煮詰まってきたので、他のエリアへ。5級をさくっと落としたまでは良かったものの、ひたすらスローパーな 4級にはまってしまい、ずーっトそればかりやっていました。最後に長モノ 11a を 1本やっておしまい。



ACTION ADEPT YOSEMITE VALLEY

(2004/??/?? Tom Morrow DVD)
ACTION ADEPT YOSEMITE VALLEY  ACTION ADEPT YOSEMITE VALLEY

Yosemite の "今" を集めた DVD です。が、ただ集めただけでほとんど編集していないからか、焦点が良くわからず、見終わっても ???。

ほとんどが綱渡りの映像で占められており、残りを Swing の映像と細切れのようにクライミングの映像がつぎはぎで入れられています。クライミングの DVD だと期待して買うと損した気分になります。

Yosemite では綱渡りがはやっているのか、キャンプ場ならたいていどこでも綱が張ってあり、誰かしらが綱渡りをしています。最近見た So'ill の DVD にも綱渡りの映像が入っていました。

個人的に良かったのは、登りたいと思っている有名なルーフクラック "Separate Riality(5.12a)" の映像とフーバー兄弟の "Zodiac" Speed Ascent の映像だけでした。

平山ユージさんも出ていますが、わずか 10秒だけです。"ロクスノ 26" のレビューにある "最後は感動した" という記述はまったくもって ??? でした。まぁ商業誌なので仕方ないのかもしれませんが。

かーばたさんメディアを有難うございました。



2005年1月15日

今日のランナウト

今日は会社の RCC でランナウトへ。会社でクライミングを始めてみたいという外人さんがいらっしゃったので、中川さんと少しお手伝い。後輩の亀ちゃんがいました。

外が雨ということもあってすごい混雑振りで、ぜんぜん思うように登れず、夜に用事があったこともあり 3時間で切り上げて帰りました。

成果
5.10c-5.10a
5.11c
5.11b X OS失敗
5.11b X OS失敗
5.10d-5.10a
5.10d OS
5.11a FL
5.11c X
ボルダー 3本

今日は久々にロープがあったので、ロープでしかできない 5.11b のルートに OS トライ。2回とも駄目でした。まだまだ OS 能力低しです。



第二回全国氷瀑登攀競技会 層雲峡

(2005/1 層雲峡観光協会 ビデオ)
第二回全国氷瀑登攀競技会 層雲峡 第二回全国氷瀑登攀競技会 層雲峡

2004/2 に行われた層雲峡でのアイスクライミングコンペの様子を編集したビデオ。昨年発売されたビデオよりは格段に良くなってはいるものの、収録時間が 30分と短いので、予選、決勝ともにワンポイントだけの収録にとどまっています。男子に関しては小田さんと江本さんの映像しかありません。コンペの映像で市販されているものは少ないので、長時間バージョンが見たいですね。

ただ、男子決勝の映像は、昨年のコンペで最も盛り上がったシーンの映像なので、見ていたら、またあの時の興奮を思い出しました。

ALL JAPAN ICECLIMBING COMPETITION in SOUNKYO



2005年1月16日

GALA 湯沢

GALA 湯沢

去年の 5月に白馬大雪渓で山スキー中に靭帯をやってしまってから、スキーから離れていましたが、今シーズン山スキーができるかどうかを確認したかったので、同人CHOT のひろぽんを誘って GALA湯沢にスキーに行ってきました。

結果からすると、膝はまったく問題ありませんでした。滑りは下手糞なのでまだまだ練習する必要がありますが、とりあえず今シーズンも山スキーに行けそうなので一安心。丁寧に滑っていこうと思います。

GALA湯沢に行くのは初めてでしたが、新幹線を降りてからすぐに滑れるので、ゲレンデは狭いものの楽でいいですね。ただ天気は最悪で、ずーっと雪が降っており、視界が悪いので、雪面が良く見えないまま滑っていました。しかも気温が高かったため、ヤッケは着ていたものの、全身びしょぬれでした。

名物のジャンボカツ丼ときのこ汁
名物のジャンボカツ丼ときのこ汁



情熱大陸 小山田大

(2004/1/16 23:15-23:45 TBS)
情熱大陸 小山田大 情熱大陸 小山田大

# 何故か小山田さんに関する問い合わせが当方のところにメールで来るのですが、わかりかねますのでご了承ください。

情熱大陸で小山田大さんが特集されました。山関係者としては野口健さん、平山ユージさん、石川直樹さん、山野井泰史さん、高桑信一さんに続いて 6人目になるそうです。

内容はボルダリングの紹介、生い立ち、昨秋のヨーロッパツアーの報告でした。彼の発言にはややとげがあったりもするため、過去に(現在も?)物議を醸したこともありましたが、トップだからこその発言であることも多く、解釈は難しいところです。ここを見ると、小山田さんの映像を英訳する作業も大変なようです。

今回の映像ではやはり Dreamtime(V15) の完登シーンが秀逸でぞくぞくっと来ました。特にランジのシーンはすごいですね。小山田さんのランジはふわっと浮くようなランジで、スタイル的には一番綺麗な気がします。今回の番組でも流れましたが、小山田さんのビデオ "Prologue" に含まれている、"Action Direct" や "Uguh" でのランジも必見です。Dreamtime に関しては山と渓谷 2月号に小山田さんの説明が出ています。

番組での発言 9割 5分抜粋
「最終目標? 宇宙一ですね。強いほうが自由な気がします。何かこう上に誰かいたり、ごしゃごしゃした中にいると縛られちゃいそうで。」

「(ホールドだらけの部屋で)逆に落ち着きますよ。」

「スポーツマン 何か苦手。部活動とか みんなでやろうぜみたいな感じがどうもダメで。」

「僕はスポーツマンじゃないですよ。僕はクライマー。」

「(りんごを思いっきり握って)ダメだ。そーいう力じゃないんですよ。だってこーやって持てるホールド 無いじゃないですか。難しいところはこういうやつじゃないんですよ。」

「コンペって言うか競技だとその場その場で決まりはするけど、また次の大会、また次の大会ってあるわけじゃないですか。だけど岩はもう絶対 1回登ったら永久的に残るわけですよ。課題としてそれが誰も登られなかったら永久に一位なんですよ。実際にそうやって名前を残しているクライマーがいるんですよ。これはコンペじゃありえないですよね。コンペっていうのはやっぱり水物なんです。その場その場。」

「(歴史に名前を残したいっていう気持ちはありますか?)ありますね、僕は。何かほら忘れ去られてもつまらないじゃないですか。」

「(名前を残す自信はありますか?)そうですね。ええ、あります。」

「えぇ、カッコ悪いですよ日本で一番なんて。チョロイじゃないですか。だってねぇ、こんなにいろんな、もちろん交通も発達してるし、インターネットも発達してて、国境なんて無いじゃないですか、今。それなのにそういうところだけに日本という枠を持ってくるのは卑怯ですよ。そう思いません?」

「(借りた一軒家がすばらしく)これは本当にもう最高ですよ。まぁ半年間テントとか張りましたから。」

「(結婚は?)無いですね。甲斐性のある女の人を選びますよ、僕は。」

「(一日中やってできないこともあるか?)ありますよ。何ヶ月もやるときもありますし。やっぱり登れないと悔しいし。登るまでやらないといけないっていう感じで。」

「(Tシャツを脱いで)軽い軽い作戦でやってみるか。250gって感じ。」

「あぁ、面白かったです。登れたし。」

「クライミングはそんな大したもんじゃないですよ。木登りと一緒、子供がやる。ねぇ、そんなえらそうな行為じゃないし、誰のためにもなるわけじゃないし。だから自分が楽しければいいかなぁという感じな気がします。」

「(クライミングだけで食べてるわけですよね?)そうです。はい。」

「(プロとしての意識みたいなものはありますか?)もちろんありますね。だから、凄いことをやらないといけないんですよ。凄くて新しいことを僕はやらないといけないと思っています。」

「1回やると指先があったまっちゃうんですよ。またちょっと汗っぽくなっちゃってホールドが持てなくなっちゃうんで、また休んでちょっと冷やしてからでないと。」

「(Dreamtime を登って)あぁ~よかった。」

「あぁ振り絞った。本当に最後一手、一手がヤバイって感じ。はぁ、ふぅ。振り絞りました。」

KOYAMADA Dai@daihold.com

追記
放映直後から小山田さんの Web↑の掲示板へ、"感動しました"、"凄かった"、"心が踊りました" といった書き込みが激増しています。他人に感動や希望を与えられるというのは、プロとしてやっていく上で一番重要なことでしょう。その点に関しては既にプロとして成功していますね。

参考情報
小山田さんに関する、小山田さん自身による著作はまだありません。映像に関しては主に 2本あり、先に挙げた "Prologue" と "The Wheel of Life"で、断片的ですが、"Moment" の Vol1 と Vo2、"Das Frankenjura" というドイツのビデオにも Action Direct の映像が入っています。それ以外にも平山ユージさんの "不朽神話" にビレイヤーとしてチラッと映っていたりといったマニアックな情報もありますが、まぁ主に上記 5本が全部です。すべて Pump の Web で購入可能です。



2005年1月17日

今日の B-Pump

長モノの 10c、11ax2 でアップしてから、今日もケイブエリアの 3級(茶) をしつこくトライ。

成果
5級 1本

このエリアで唯一登れていなかった 5級が、人のムーブを見てやっと落とせました。このエリアで残っているのはあとは 4級が 3本と、3級が 7本です。3級は終了点 1手前まで行けた課題が 2本になったので、前回より少し進歩です。



Pump2

Pump の Web によると現在のPump2 は結局取り壊されることになり、中之島駅近辺の場所に新しく作られ、夏ごろに再オープンだそうです。規模は Pump1 程度だそうですが、それでも十分な規模だと思います。色々な問題提起がありましたが、これで一件落着といったところでしょうか。

北海道の秀岳荘の壁でも同様の問題が起きており、こちらは完全に別の場所に移転されるそうです。背景等はよくわからないので以下の Blog を参照してください。

秀岳荘 白石店のクライミングウォールが閉鎖
秀岳荘 壁問題
秀岳荘へ

クライミングジムはまったく利用せず、外岩オンリーの人もいますが、現在ではほとんどのクライマーにとって、ジムでのクライミングは非常に重要ですし、ジム抜きでの高グレードへの到達は考えられなくなってきています。ジムしかしないという人もいるくらいです。そういった意味で、今回の問題はクライマーにとってのジムの重要性を浮き彫りにした形になりました。



2005年1月18日

今日の B-Pump

夜の用事が長引いて、今日は実質 1時間。腕もよれており全然登れませんでした。

成果
なし。

ただ、CHOT のハリマンが東京に来るということだったので、一緒にセッション。天野さんもいらっしゃり 2人のセッションを見ていました。

上れていなかった 4級、3級を色々上ってもらい、ムーブが確認できたのは収穫でした。いつもしこしこと一人で上っているだけではわからないことがわかってよかったよかった。

自分の上りを見てもらったところ、腰が入っておらず、正対で上っているとのこと。だいぶ気をつけてはいるものの、どうしても正対からは抜け切れていないようです。同じムーブがこなせなかったからなぁ。今後の宿題です。



ロルフィング 4回目 - 足

4回目のロルフィングを受けてきました。今日から第 2段階に入り、内面から体の芯に沿って真っ直ぐにしていくという調整に入りました。今日のメニューは ""。

先日放映された小山田さんの情熱大陸を、先生が見ていてくれたおかげで、クライミングを理解してもらえたので、話がだいぶしやすくなりました。先生曰く "テレビでは指の力のことをクローズアップしていたけれど、小山田さんは動くときの腰の使い方が非常にうまい" とのことでした。といった経緯もあり、腰周りについても色々やってもらいました。

股関節、腰の周りが自分の場合は右側に歪んでいるので、それをまっすぐにし、さらに股関節から状態を動かすようにして、腰や背筋の負担を減らすという調整をしましたが、難しい。先生に支えてもらえれば、まっすぐ股関節から動かせるのですが、サポートがないと、背筋を使って状態を引き上げようとしてしまいます。股関節、腿の内側の筋肉をうまく使えるようになれば、腰、背筋への負担は大幅に減るとのことでした。

終わったときは腰の位置がやや上がった感じにはなりました。

関連エントリー
ロルフィング 1回目 - 呼吸 (2004/12/16)
ロルフィング 2回目 - 足 (2005/1/7)
ロルフィング 3回目 - まとめ (2005/1/11)
ロルフィング 4回目 - 足 (2005/1/18)
ロルフィング 5回目 - 腹 (2005/2/1)
ロルフィング 6回目 - 腕 (2005/2/8)



2005年1月19日

落石事故

少し古い情報ですが、年末年始にかけて城山 & 城ヶ崎で落石事故があったようなので、幾つかの Blog & ZCC 情報を元にまとめてみました。城山 & 城ヶ崎は今がシーズンですのでお気を付けください。

12/30 城ヶ崎 シーサイドエリア
(状況)
アプローチの登り返し取り付き付近(懸垂下降地点) で落石。落石を受けた人が頭部出血のために救急車が呼ばれ、結果として 4針縫う怪我に。自力歩行可能だったために、その場の人たちだけで応急処置。

(原因&対策)
上を登っていた人による落石と思われますが、歩く時は上からの落石には気をつけ、石は落とさないようにする、上に誰かいるときは極力上に抜けるまで待つ等の、当たり前ではありますが、注意が必要でしょう。

12/30 城山 ワイルドボアゴージ
(状況)
スーパースター 3P目のハンガーボルトにテンションを掛けた際に、ボルトが打ってある岩ごと剥がれて、グランドフォール。落石は直撃しなかったため、大怪我には繋がらなかったものの、クライマーは打撲傷。自立歩行は可能であったが、仲間に付き添われて山頂の駐車場に行き、救急車で伊豆長岡の順天堂病院へ。

(原因&対策)
フリーのゲレンデでの自然崩壊が原因なため、"登らない" 以外対策がない気もしますが、岩はいつかは壊れるもの、城山自体が余り硬い岩ではないことを頭の片隅に置いておく必要はあるかもしれません。

写真等、その他の詳細情報は以下の Blog を参照してください。
スーパースター
巨大落石その2

1/1 城ヶ崎 シーサイドエリア
(状況)
最初に "アイロンヘッド" 周辺で 1度、続いて "海賊フック" の上から 2度、"ピーターパン" の上から 1度、デイパックほどの落石がある。そのうちの 1つの破片が、下で休憩していた人の右足に当たり開放骨折。自力歩行困難だったため、周辺のクライマーの協力により、添え木をし、ユマールを使った背負い搬送でアプローチを登り返し、八幡野港まで運び、救急車で伊東市の病院へ。

(原因&対策)
警察の検分によると落石は人為的なもの。上の遊歩道には縁石を掘り返した跡が残っており、自然落石とは考えにくい。ただ、下のエリアは上からは見えないため、一般観光客が石を投げ込む可能性は大であり、今後もその可能性は残ります。看板等、何らかの対策が必要だと思われますが、クライミングエリアが公的に認められていない(暗黙の了解) エリアだけに、難しいところでしょう。完全にルーフの下に入るか、壁からかなり離れた場所にいるしかないと思われます。

(あっきーさん情報をそのまま引用)
シーサイドはもともと落石の多いエリアです。休憩する際は壁から離れたほうが身のためです。人気ルートの「パン1」、「チェシャネコ」周辺では落石の跡が散見されます。他に、僕の知っているものだけでも、「海賊フック」周辺は落石が多発しています。自然落石もあるようですが、リスや鳥も石を落としているのではないでしょうか。また、僕の知っているだけでも「アイロンヘッド」、「チリコンカーン」、「タイトボーイ」には浮き石があり、いつ落ちるかも分かりません。「ルーズガール」には×印のあるホールドがあります。城ヶ崎特有の岩の形状的に、いつ落ちるか分からないものが多数あるはずです。サンライズエリアの「もうすぐ崩壊」、「プレッシャー」周辺は、毎日のように落石、崩壊が進んでいるように思います。

サザンクロスの真上にある大木は枯れています。いつ落ちてもおかしくないと思うんですが。

写真等の詳細情報は以下の Blog を参照してください。
城ヶ崎 4日目
巨大落石

1/3 城山 ワイルドボアゴージ
(状況)
ワイルドボアゴージのアプローチの Fix が張ってある箇所で、歩いている際に足を置いた小型冷蔵庫くらいの岩が落ちる。1人が手に怪我。

(原因&対策)
12/30 の城ヶ崎での事故と状況が似ているため、原因 & 対策も同様です。

1/12 城ヶ崎 シーサイド
(状況)
J-Wall の掲示板情報。遊歩道付近で松の木の整備による落石。怪我人はなし。

(原因&対策)
詳細なスケジュールは不明ですが、今後も何回か松枯れ防止剤の注射のために整備が入るそうで、落石の可能性がありますのでご注意ください。


当方はメインがアルパインクライミングなので、ヘルメットをかぶらないこと、落石を考えないことの方が少ないのですが、フリークライミングしかしない方の場合だと、その辺を余り考慮していないかもしれません。ヘルメットをかぶったからといって、どのくらい効果があるのかはわかりませんが、少なくとも自分の中では気持ちが引き締まります。

(蛇足)
Yosemite では、ほぼ 9割りの人が、フリーオンリーの岩場でさえも皆ヘルメットをかぶっています。世間に出回っている Yosemite に関する DVD では、ヘルメットをかぶっている映像は皆無ですが、あくまでもかぶらないほうが例外ですのでお気をつけください。



今日のランナウト

今日は会社の RCC でランナウトへ。とはいっても中川さんと 2人だけ。

成果
5.10c
5.11a(4RP)
5.11d(X)
5.11c
5.11c(X)

新しく設定されていた 11a に取り付いたらはまりました。ムーブが解決するまで 4便も出しました。5.11bc くらいはある気きがします。落とそうと思っていた 11c を残してしまいました。



2005年1月20日

アイスクライミングコンペ

今年開催予定のアイスクライミングコンペの要綱が全て出揃いました。

2/11-12
2005年 第3回全日本アイスクライミングコンペ in 層雲峡
場所 : 北海道・層雲峡 氷瀑まつり会場
参加資格 : 誰でも参加可

2/19-20
第一回 アイスクライミング ジャパンカップ
場所 : 北海道・下川町スポーツセンター
参加資格 :
・日本山岳協会所属団体の会員でアイスクライミングの経験者、又は、日本山岳協会招待選手。
・アイスクライミングでの事故等に適用される山岳保険に加入していること。

赤岳鉱泉アイスキャンディカップ
場所 : 八ヶ岳・赤岳鉱泉アイスキャンディ
参加資格 : 誰でも参加可


とりあえず、層雲峡のコンペには申し込みましたが、他はまだどうしようか迷っています。赤岳鉱泉の方は本州勢が中心になってくると思いますので、北海道のときとは顔ぶれがまったく違って、それはそれで面白そうなのですが。



今日の B-Pump

B-Pump に行ったら会社の平野さん発見。なんと、半年会員になったとの事。自分よりも上手いので、色々と聞く人ができた感じです。ラッキー。

成果
3級 1本

今日は平野さんとジム全体でお互いの課題をやり合っていた感じです。成果は 3級 1本でしたが、新たに色々な 3級に触りました。

最後にキャンパスボードにぶら下がったところ、キャンパシングが一度もできませんでした。新たな弱点発見。ひきつけ力が弱すぎるようです。できるだけキャンパスボードも触るようにしたいと思います。とりあえず 3手が目標。(←低すぎ。)



2005年1月21日

極北の大岩壁 ~北極圏・1200メートルの壁に挑む~

(2004/12/18 15:05-15:55 NHK総合)
極北の大岩壁 ~北極圏・1200メートルの壁に挑む~  極北の大岩壁 ~北極圏・1200メートルの壁に挑む~

2003/5/23-6/18 にガイド 4人(木本哲さん、ツヴェートさん、江本悠滋さん、熊田光治さん) でカナダのバフィン島・ウォーカーシタデルに遠征したときの記録番組。2003/8/23 に放映された NHK スペシャルの再放送。オリジナルを見逃したので、見てみました。

ウォーカーシタデルはまだアメリカ隊が登ったルートしかなく、そこに新しいルートを開こうとしたものの、色々と条件が厳しく、最後はアメリカ隊のルートに合流して、途中まで登って敗退という形になりました。

基本的にアメリカンエイドのビッグウォール形式で登って行きます。未踏のルートから登るときはああやって登るのかという勉強になりました。普段目にしないギアを結構見れたのは良かったです。

特に最近エイドの記録でよく目にするようになったアジャスタブルデイジーをフルに使っていました。傾斜があるセクションでもフィフィを使う必要がないとのことで、試しに買って使ってみてはいるものの、まだ垂直以上の傾斜のエイドでは使っていないため、便利さは長さの調節が楽にできるというだけで、スタっキングに困るのと、従来のデイジーチェーンとの使い分け、レスキュー等 今までデイジーチェーンでやっていたことをどうするかなどは考える必要がありそうです。

参考情報
バフィン島 サム・フォード・フィヨルド ウォーカーシタデル



2005年1月22日

霧積温泉

今週は山岳会の定例山行で霧積温泉へ。会のメンバー 4名と ZCC からかーばたさんとふみちゃん、後輩の亀ちゃんの 7名の大所帯で行きました。霧積温泉は、はっきり言ってしまうとしょぼいですが、今回は初心者の方もいらっしゃったので、最初の練習ということで行きました。

現地には 10時頃到着。まだ誰もいませんでした。ので、適当に上がってから左、真ん中、つららと 3本トップロープを張って遊びました。

昼ごろから新たに 2パーティがいらっしゃり、奥と左端で練習していました。

今回の目的はアイスセリーに慣れることが目的だったので、ずーっとアイスセリー+Fusion で登っていました。右端のつららは細いバーチカルが 7-8m 続いている感じですが、このコンビネーションで Topロープで登るとあっという間です。が、リードするとなるとやっぱりスクリュー 3本打つのがまだ限界でした。レストのムーブ、スクリューを打つムーブの精度を挙げる必要性を感じました。

真ん中のライン
真ん中のライン

最後の方はつららからさらに右のつららにトラバースするという課題を設定して遊んでいました。ムーブがまだまだです。

つらら
つらら

Fusion でフッキングで登るというスタイルに慣れてしまったからか、クエーサーコンパクト+ピラニアで登ろうとしたところまったく登れませんでした。刺そうとしても氷を破壊するだけでまったく刺せず、引っ掛けようとしても角度が引っ掛けるような角度になってないため、下に引くとすっぽ抜けます。うーむ、怖い。

道具に合わせて技術が変わるのか、技術に合わせて道具が変わるのかを考えてしまいました。より困難なところを登りたいという要求に合わせて両方とも変わってきたものだとは思いますが。どんなスタイルを選択するかによりますが、山道具は最先端の物を使うのがやっぱり一番楽です。もちろん最新のバイルでもきちんと研がないと刺さりは悪いですし、道具に合った使い方をする必要があります。

終わってから、そのままきりづみ館(温泉はいいところなんです) で温泉に入り、下のおぎのやで釜飯を食べて、吾妻渓谷へ移動しました。



2005年1月23日

吾妻渓谷

前夜に霧積温泉から不動滝の駐車場に移動してテント泊。10人くらいの山岳会パーティもテントを張っておりました。

朝は 2番手で現地へ。アプローチの沢の渡渉が地雷源で何度かどぼん。先行パーティが張って下さった Fix にだいぶ助けられました。ありがとうございました。ゴルジュのコーナーを抜けると目の前に不動滝がどーんと目に入ってきます。ここに来るのは初めてでしたが、でかい!!

ゴルジュの奥に不動滝
ゴルジュの奥に不動滝

まだまだ全体的につらら状で完全発達には遠いものの、近くまで来ると、かなり寝ていることがわかり、ラインを選べば問題なく登れそうな感じでした。

先行パーティは滝の左岸から回り込んでトップロープを張ろうとしていたのか、左岸のルンゼではまっていました。ので、あいている滝をリードで登りました。今日も Fusion + アイスセリー。リーシュレスとはいえやっぱり反則なくらい楽です。持って上がったスクリューが少なかったため、抜け口付近の氷が結構薄く、かなりランナウトしてちょっと怖かったです。アイスセリーはこの軽さで保温性さえ上がれば、本ちゃんでも十分使えます。ヨーロッパでは本ちゃんルートでも使われているそうです。

上の大木から 50m ロープをダブルにしてギリギリでトップロープが張れる状態で、滝自体は 45m 弱です。

F1(不動滝) の上にさらに 20m 程の F2 があり遠めに確認した感じではまだ氷結が甘く、上のほうは水がジャージャー流れていました。ただブルーアイスで綺麗です。

大混雑
大混雑

しばらくすると、ガイドパーティが 3パーティいらっしゃり、大変な混雑になり、一番上からトップロープを張ってしまうと、他のラインを干渉してしまい、顰蹙を買いそうな感じだったので、全員が一通り上まで抜けてから、一番左の薄いラインにロープを張りなおしました。

滝の抜け口付近からの落氷は全て下の右半分のラインにランダムに落ちるため、人が登っているときは下にいるとかなり危険です。この日は混んでいたからか、上で人が登っているのに、下では普通に登っておりどうかと思いました。ガイドパーティのお客さんが落氷を顔に受け怪我されていました。完全に防げる怪我なので、もったいないです。夏も冬もその辺は常識だと思うのですが・・・。

帰りは近くの川原湯温泉の源泉、共同浴場王湯で入浴して帰りました。300円と激安で、共同浴場という感じで良かったです。関越は事故渋滞で混んでいたものの、坂本さんの判断で東松山から鶴ヶ島までの渋滞セクションを下道で抜け、予想より早く帰れました。

吾妻渓谷は数年後には八ッ場ダムの湖底に沈んでしまうので、皆さんお早めに。アプローチ至近であのスケールの滝は本州では珍しいと思います。一度登っておいて損はありません。



2005年1月24日

好発進 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

今年の 3月に狙っているフランスのラランブラダイレクト(5.15a) に関して触れられています。

条件が悪かろうが、登れなかろうが、どこまで行ってもひたすらなプラス思考な面が伺えます。最後の "無駄だと思うことは極力省き、一つでも多くのプロジェクトを成功したい" という箇所はプロ意識全開です。"無駄だと思うことは極力省き" ということができるのは羨ましい限りです。

テレビの威力はすさまじく、先日放映された情熱大陸の感想が、クライマーの Blog だけではなく、一般の方々の Blog にも散見でき、影響の大きさが伺えます。情熱大陸、inga cup と立て続けにイベントづいた小山田さんに対して平山さんがどう出てくるか楽しみです。絶対嫉妬しているはずなので。とりあえず 2月の North Face Cup かな。

今週は仕事が一気に立て込んでしまい、ジムには行けないかも・・・。orz



2005年1月25日

RSS リーダー

最近はクライミングが絡む Blog が激増しており、クライミング Blog サイトだけでも 1日にチェックしている数は 300サイト近くになります。単なる Web サイトも含めるとその数は・・・となります。

もちろん全部ブラウザでチェックしているといくら時間があっても足りません。そんな時に便利なのが RSSリーダーです。Blog がはやり始めた当初は英語版しかなく、日本語には中途半端にしか対応していなかったりと非常に使いづらかったのですが、最近はタブブラウザ機能まで包含しており便利になりました。

Blog のウリの 1つが RSS です。利用しない手はないでしょう。RSS リーダーを使うと、登録されている Blog サイトの更新を自動でチェックしてくれるため、更新されている Blog だけを読めるので大幅な時間の短縮になりますし、設定次第では記事をローカルに保存できるので、ローカルで記事の検索が可能になります。またモノによっては Bulkfeed の検索機能や主要検索サイトの検索機能も付いていたりと多機能です。

"RSS リーダー" で検索をかければ腐るほどひっかかりますので、探して使ってみてはいかがでしょうか。



2005年1月26日

山と渓谷 2005年 2月号

(2005/1/15 山と渓谷社)
山と渓谷 2005年 2月号

1月号の方が面白かったのですが、レビューし忘れました。2月号も読みどころ満載でお腹いっぱいです。簡単にレビュー。

特集 山の常識・非常識
当方が山登り(縦走) を始めたのは 1991年ですが、その頃から蓄積されている知識と、今回の特集で "常識" とされていることにほとんど乖離はないので、10年程度では変化しないのでしょう。ただ、登山靴や衣類の素材に関する変化は日進月歩なので、靴下の 2枚履き等、非常識になりつつある知識もそろそろ出てきそうです。○○○○○にならないためにも常に新しい情報に接して、吟味する必要があります。

第二特集 お手軽雪山案内 スキー&スノーシュー入門
タイトルに "入門" とあるとおり初心者向けの内容ですが、しっかりまとまっていて、"行きたい" と思わせる内容です。

その他
- 平山さんも小山田さんもまさに 2枚看板です。先日発表された 8a.nu のランキングでも、ルート部門で平山さんが 3位、ボルダー部門で小山田さんが 1位になっています。
- 雪の剣岳、迫力満点。果たして来シーズン行けるか? 4月末に R4 行きたいなぁ。
- 富士山 8合目以上の土地の浅間大社への譲渡がようやっと終わった模様。ガイド時代に説明していたことが事実となりました。
- 東チベットの山、ザンスカールの写真、ムスタンのチブヒマール遠征の写真。どれもいい写真が多く、海外の高峰に行きたくなります。
- 冬季用ブーツ。個人的に気になるのはケイランドの M11。先日吾妻渓谷にいたガイドが履いていましたが、とにかく軽いといってました。
- ペミカンの由来がインディアンの携帯食料だったとは。

おまけ
JFA の Web を見ていたところ、"池田常道氏の退職記念パーティー" という文字が。元 "岩と雪" の編集長で、最近は "山と渓谷" で海外のクライミング情報に関する記事で有名です。昨年発売になった菊地敏之さんの本でも "クライミング全般に対する見識は日本でも最高のものを持つ" と紹介されています。退職パーティが開かれるということからも相当な人物であることが想像されます。しかも出席者が凄い。前掲著で "今は何をやっているのか?" と紹介されている戸田直樹さんやグリズリーの初登で有名な池田功さん、山野井泰史さん(誤字)、平山ユージさん、大岩夫妻など有名どころ勢ぞろいという感じです。その時に配布された、編集長のお気に入り記事がセレクトされた岩と雪 170号というのも気になります。

さらに話は飛びますが、JFA のサイトってどーしてこう見ずらい構成になってるんでしょう。構成はめちゃくちゃだし、誤字脱字は多いしといいところなしです。普通 JFA というとこっちを想像する人のほうが多いですが・・・。



2005年1月27日

プロジェクトX 「魔の山大遭難 決死の救出劇」

(2005/1/26 21:15-21:58 NHK総合)
プロジェクトX 「魔の山大遭難 決死の救出劇」

2002/11/19 に放映された番組をリメイクして再放送したもの。前回放映されたものと見比べてみましたが、変更点はオープニングのスタジオロケを富山県の岩場ロケに変更しただけで、本編はまったく一緒でした。

この時期に再放送したということは、これからの冬山遭難を意識してのことだと思いますが、少し遅いです。やるなら去年の 11月くらいに放映するのが一番効果的だったでしょう。

今シーズンの年末年始は天候は悪かったものの、雪の量が少なかったからか、気になる遭難は何件かありますが、遭難事故自体は少なかったようです。ここに来て目立っている遭難事故はスキーヤーの事故です。

1/2
スノーボードの大阪の男性が死亡--草津国際スキー場 /群馬
コース外滑走 → 雪崩というパターンでしょうか?

1/11
前武尊山の遭難男性保護
昨シーズンも安達太良山で同様の事故がありましたが、パーティで滑っているなら、お互いに確認できる距離で滑るべきではと思います。

1/16
雪崩で1人死亡、1人不明 谷川岳での山スキー
谷川岳の雪崩遭難:森さんの遺体搬出 行方不明の女性と見られる遺体も発見
谷川岳の雪崩遭難:行方不明の女性の遺体も収容 /群馬
ガイド主催のスキーツアーでの事故。実際に雪崩に会った場所がどこなのかがわからないので何とも言えませんが、判断ミスでしょう。雪崩注意報が出ていたとの事ですが、日本の雪崩注意報はカナダ等の雪崩注意報と違って、「山沿いで 24時間降雪の深さが 40cm以上、または積雪が 50cm以上で、日平均気温 5℃以上の日が継続すると予想される場合」には自動的に出ることになっており、最新の雪崩研究のデータからするとかなりいい加減なものです。

<米軍兵士>スノーボードで迷う、5時間後に無事確認 青森
バックカントリーだったのか、コース外の滑走で迷ったのか詳細は不明です。

1/23
救助要請の男性、猫岳で無事保護--スキー中遭難 /岐阜
スキーがなくなっても歩いて降りて来れますよね。甘すぎます。

スキー場コース外で雪崩、男性1人死亡 岩手・八幡平
八幡平で雪崩 1人死亡
前々日にも入っていたことから、同じ場所でも条件が違えば雪崩が発生するという典型的な例です。

ご冥福をお祈りいたします。



2005年1月28日

カム 2004年 2月号

(2005/1/15 東京新聞出版局)
カム 2004年 2月号

カムも 1月号はレビューし忘れました。毎年、1月号から何かしら新しい企画が始まるので楽しみです。簡単にレビュー。

第 1 特集 雪山真剣勝負 技術と装備
ベテランの雪山装備は参考になります。後は雪山に関する常識的な範囲。

第 2 特集 ゼロからはじめる「フリークライミング」
菊地さんの本の抜粋。狙いは?

第 3 特集 バリエーションの扉を開く
懸垂下降について。写真と説明で下降方法が違います。混乱の元では? せめて、8環等正式な(?)下降器を使ったほうがベストだと。最近はデイジーチェーン等でハーネスから下降器を離して懸垂する方法が主流になっているそうです。

その他
- 岩崎さんへの 30の質問。本当に長谷川恒男さん、小西政継さんと肩を並べていたの?
- 環境税というのははじめて聞きました。
- スノーシューズは使ってみたいなぁ。
- クロニクルの錫杖、明星はいずれもナチュプロルート。秋に狙ってみようかな。
- ブレスサーモとアウトラストは現在インナー手袋で実験中です。
- カムの歴史は為になります。早く C4 を乾いた岩で試したい今日この頃。



2005年1月29日

蔵王仙人沢アイスガーデン 1日目

かーばたさんと蔵王の仙人沢・アイスガーデンにアイスクライミングに行ってきました。

東京を朝 1時に出発し、蔵王ライザスキー場に着いたのは朝の 7時でした。仮眠して起きたら 9:30。リフト 2本を乗り継いで、スキー場の一番上へ。リフトを降りると、一面樹氷のモンスター郡が広がっており、別世界。

樹氷のモンスター郡
樹氷のモンスター郡

少し上の掘っ立て小屋から 100m程、刈田岳方面に上がってからひたすら真北へ。雪は意外としまっており、わかんを持ってきたものの特に必要なしな状態。

少し上がりすぎてしまったようで、アイスガーデンよりかなり上の崖に出てしまい、斜面をトラバースして、降りれそうなところを選んで沢床へ。少し下降ポイントを迷ったせいもあり、アプローチは 1時間弱。

沢床へ降りて行く
沢床へ降りて行く

天気は風もなく、快晴で絶好のコンディション。こんなにいい条件なのにクライマーが一人もいないのが不思議なくらい。東北にはクライマーが少ないのでしょう。ミニ氷柱と大氷柱の 2本が一番目立つ氷柱です。メインの大氷柱は明日に取っておき、今日はとりあえずミニ氷柱で遊ぶことに。

ミニ氷柱脇のナメ滝を上がって、ミニ氷柱にトップロープを掛けて、リードのつもりでスクリューを打ちながら 3-4本登っておしまい。V という感じでした。とりあえず今シーズンの目標が、リーシュレスフリーで V の氷をリードすることなので、今回のミニ氷柱でかなり現実的になって来ました。次のトライで行けそうな感じです。ミニ氷柱は日が当たるので午後になると、氷が解けて雨降り状態になります。

ミニ氷柱 ミニ氷柱を登る
ミニ氷柱を登る

最後に、大氷柱脇の糸滝が、一番右のラインから登れそうだったので、クールダウンでそれぞれリードしてこの日はおしまい。下部はスカスカの雪氷で、スクリューを差すも効いていない感じでした。

糸滝を登る
糸滝を登る

来た道を登り返し、尾根の最上部まで上がってテント泊。



2005年1月30日

蔵王仙人沢アイスガーデン 2日目

夜半から雪が降り始め、今日は終日吹雪でした。

昨日のトレースは綺麗さっぱり消えており、ラッセルしながら今日の目的であるメイン氷柱へ。

今日は吹雪
今日は吹雪

メイン氷柱はつららのおばけ。25m で VI と純粋なアイスグレードでは一番難しいグレードが付いています。見上げてみてとても登れそうな感じがしません。氷柱は左側は下まで届いておらず、右側は上まで繋がっておらず、一直線に上まで抜けれるラインはないものの、トラバースを交えてラインを取れる感じでした。ちなみに脇のつらら状氷柱は、Mix を入れないと上に抜けれない感じでした。

アイスボルダー左の滑滝からぐるっと回り込んで、リングボルトの支点からトップロープを張りました。60mロープでギリギリです。

右の氷柱から取り付き、15m 程登ってからトラバースして左の氷柱に移り、氷柱の正面に出てから少し登って、ハングしているつららを乗り越し、最後は草付っぽい氷を登って終了。

リーシュレスで 4回トライしましたが、上まで抜けれませんでした。トラバースまではステミングを使って何とかレストできるものの、トラバースで腕を消耗。左の氷柱に乗り移ったときはもう腕はパンパンでヘロヘロ。バイルはまったく振れず、硬い氷に歯が立たず、バイルの重さで腕を振り、かろうじてひっかかったピックで体をずり上げて行く感じでしたが、耐えられずにフォール。

最新のギアをもってしても自分では歯が立ちませんでした。VI 恐るべし。道具に技術も体力も追いついておらず完全なへタレ状態。トップロープですらこの体たらくではリードはまだまだ先な感じです。いい目標ができました。トレーニング、トレーニング。かーばたさんは上まで抜けていました。さすが。

大氷柱 大氷柱
大氷柱

改めてこのエリアを紹介している本を見ると、仙台RCC の人たちの凄さが際立って実感できます。VI 以上とグレーディングされているところをリードで登っています・・・。

スキー場の営業時間内に下りようということで余裕を見て 15:30 に現場を上がりました。もちろん行きのトレースは完全に消失していたので再度ラッセルで尾根上へ。後はひたすら真南へ歩いて、どんぴしゃでスキー場の上へ。コンパスと地図がないと絶対に迷います。昨シーズンも遭難騒ぎが起きているので注意が必要です。

スキー場に着くも、吹雪のためにスキー場は営業しておらず、がらんとしたスキー場を下まで歩いて降りました。下の詰め所で下山連絡を入れてから帰路へ。

蔵王温泉で入浴し、山形蔵王インター付近の鬼からしで辛いラーメンをたらふく食べ、後はひたすら東北道を爆走して帰宅しました。

今回は仙台RCCの方に色々と情報をいただきました。有難うございました。また機会を見て行きたいと思います。



2005年1月31日

ホームボルダー 13A

ホームボルダー 13A

仕事の忙しさの波が結構あり、ジムに行けないときが多々あるため、家でのトレーニングを充実させるためにホームボルダー13Aを買っちゃいました。

当初はコンパネと単管で組もうと思ったのですが、クライミングしか見ない 42インチのテレビが邪魔だったので、とりあえず今回はこれで繋ぎです。

一人で組もうと思ったものの、途中で圧死しかけたのでかーばたさんに手伝ってもらって組みました。ヘルプありがとうございました。かなりの重さになります。

ただ値段の割りにベニアがちゃちく、サイズにはばらつきがあるし、かなり歪んでいるので上っているとぶれます。また穴の位置が揃っていないので、ボルトが打てなかったりと不満も結構あります。

ホーッチホールドも併せて買ったのでとりあえずボルトの穴はすべて埋まりました。ランナウトで貰ったり、拾ったりしたホールドも結構あるので、課題はいくらでも作れそうです。あとはキャンパスボードをつければ大体完成です。

ジムでできないようなホールド破壊系のトレーニングも思う存分でき、バイルでキャンパシングしています。

ホッチホールドは比較的フリクションがいいので、チョークを使わなくてもいい感じなのですが、やっぱり汗ばんでくるとチョークが欲しくなります。チョーク使うと部屋が粉っぽくなりそうで、空気清浄器とか買った方がいいのかな? 皆さんどうしているのでしょう? 液体チョーク?



 
 
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