「雪山大好きっ娘。2.0」 は 「雪山大好きっ娘。+」 にリニューアルしました。新しい URL は以下になります。

http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2005年3月 1日

山野井通信

山野井通信が更新されておりました。層雲峡でアイスクライミングをされたことが書かれています。

自分が北海道にいた 1週間後になるようです。当初は滞在期間中に北海道へいらっしゃるとの事でしたが、奥さんの体調が優れなかったから等で延期されたそうです。

記録を見ている限りではアイスはもう問題なく登れている感じです。



2005年3月 2日

The North Face Cup (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

先日ストマジで行われた The North Face Cup について書かれています。それにしても参加者が 330人というのは凄いですね。ここ最近のボルダリングブームを反映しているようです。アイスコンペと比べると雲泥の差があります。ただ、韓国のアイスコンペには 200人近いエントリーがあるそうですが。

結果は韓国で行われた The North Face Cup で渡辺数馬さんに敗れた、ソン・サンウォンが雪辱を晴らした結果になったようです。結果もストマジノ Web に出ています。

参考情報
渡辺数馬の頭から鏡に突っ込もう!
A5 THE NORTH FACE カップ ミドル(前半) (no climb no life)
A5 THE NORTH FACE カップ ミドル(後半) (no climb no life)
A5 THE NORTH FACE カップ (no climb no life)

NorthFace Cup (spiral --- climbing diary)
North Face Cup 参戦!(目指せ!親子クライマー)


"プロジェクトユージ2005" も気になります。



2005年3月 3日

アイスクライミングコンペ in 層雲峡 動画第 2弾

第 2弾はランジコンテストとスピード競技です。2-3日で消しますのでダウンロードはお早めに。動画のファイル形式は WMV です。再生には Windows Media Player が必要になります。

ランジコンテスト
飛べた高さではなく、観客をどれだけ沸かせたかで勝者を決めました。デシベル計で音量を図っていたようですが、途中からすぐ裏で花火大会が始まってしまいどうだったのでしょう。結果的には飛べた高さ順になった気がします。ただ、発射ポイントに行くまででみな結構消耗していたので再考の余地ありです。

優勝 奈良誠之選手
2位 小野浩二選手
3位 佐々木富史雄選手

動画のキャプションがつぶれてしまいましたので、ゼッケン番号は以下を参考にしてください。最後の佐々木選手の動画だけ上手く撮れていませんでした。すいません。

1. 田戸岡尚樹選手 11.小倉直宗選手
2. 新保政春選手 12.加藤哲磨選手
3. 薮崎哲史選手 13.奈良誠之選手
4. 小野浩二選手 14.宇野吉彦選手
5. 堤晶子選手 15.堤拓哉選手
6. 本田真理選手 16.鳴海玄希選手
7. 秋澤智世選手 17.榎戸雄一選手
8. 藤田博司選手 18.茂垣敬太選手
9. 石井昭彦選手 19.森宗るみ子選手
10.藤本幸夫選手 20.佐々木富史雄選手

スピード競技
ルート上部にあるフライパン目掛けて、ヨーイドンでスタート。トーナメント方式で行われました。収録内容は以下。

女子準決勝(本田選手 vs 秋澤選手)
女子準決勝(森宗選手 vs 千葉選手)
男子準決勝(新保選手 vs 薮崎選手)
男子準決勝(榎戸選手 vs 奈良選手)
女子決勝(秋澤選手 vs 森宗選手)
男子決勝(薮崎選手 vs 榎戸選手)

トーナメント表は以下
スピード競技 男子
スピード競技 女子

トーナメント表を見て思いましたが、当方は決勝までに 4回も登ってるんですね。ヘロヘロなわけだ。体力もつけないとなぁ。



今日のランナウト

ランナウトに行くのもほぼ 1ヶ月ぶり。全然上れず。

今日は週末に一緒に山に行く後輩達と上りました。相変わらず空いていて快適。

5.10a 2本
5.10b 1本
5.10c 2本
5.10d 2本
5.11a 3本 1x
5.11b 2本 2x
5.11c 3本 3x

5.11a までは何とか上がれたものの、それ以上は無理。アイスばっかりしていたからかムーブが全然思い出せず、ほとんど正対引付。 現在体重を増やしているので、上れなくなってるのは予想していたのですが、もうちょっとムーブを思い出さないとなぁ。



2005年3月 4日

[漫画]オンサイト 第 1話 - 尾瀬あきら

(2005/3/3 ~ 尾瀬あきら 週刊モーニング 講談社)

オンサイト 第 1話 - 尾瀬あきら

週刊モーニングで「オンサイト」というフリークライミングの漫画の連載が始まりました。あの「夏子の酒」の尾瀬あきらさんが描かれているので、ストーリーともども今後に期待できそうです。

ただ、尾瀬さん自身が、先日初めてクライミングジムに行かれて、フリークライミングをしてきたと書かれているので、クライミングに関しては何か他のベースがあると思われますが、多分、人間ドラマが中心になって行くと思われます。

この作品は、主人公のクライマー(舜)となんらかの関係がある(パートナー?) 女性(麻耶) の語り口調で進んで行き、第 1話は、舜が Yosemite・El Cap のサラテを登るシーンから始まり、すぐに回想シーンに入り、小学校のときに瞬と麻耶が出会ったいきさつを描いたところで今回は終わっています。

性格からか、テレビや新聞、雑誌、漫画で山やクライミングのシーンを見てしまうと、ついつい裏を探ってしまいます。(←ただのアホ)

今回はクライミングシーンは皆無ですが、登場のシーンで MadRock のチョークバッグが出てきます。MadRock のチョークバッグが発売されたのって確か 2003年だったよな~。ということは 2003年以降のストーリーですね。

あとは Yosemite でのクライミングシーンですが、扉絵はサラテの取付、次のページはサラテ 31P目の Headwall の登り始めのシーンだと思われます。5.13b のピッチを完全にフリーで登っているので、平山ユージさんの DVD と写真集がベースになっているのでしょう。

サラテ取付
サラテ取付

サラテ Headwall 上 m050304-4.jpg
サラテ Headwall 上 / サラテ Headwall 1P目(トータル 32P目)

隔週連載とのことですので、次は再来週ですね。楽しみ。

関連エントリー
[漫画]オンサイト 1巻 - 尾瀬あきら (2005/8/23)
オンサイト 2巻 (2005/11/22)



2005年3月 5日

八ヶ岳ハイキング : 1日目

後輩さんたちから、「雪山に行きましょー」というお誘いがあったので、たまにはハイキングもいいかなぁ~と思い、八ヶ岳に行ってきました。

金曜の夜に大学近辺で後輩たちを車で拾ってから、美濃戸口へ。美濃戸口では深々と雪が降っており、チェーンをつけていざ美濃戸へと思ったものの、林道途中でチェーンが壊れてしまい、途中のコーナーで立ち往生。仕方がないので、コーナー奥のスペースへ車を入れてテント泊。

朝起きるといい天気。朝ごはんを食べ、準備をして出発。今回は完全にのんびりハイキングなので、かなりゆっくり目のペースで歩き、普段は絶対に寄らないであろう、美濃戸山荘で無料のお茶サービスを利用したりとまったりしていました。

美濃戸山荘でまったり
美濃戸山荘でまったり

赤岳鉱泉には昼ごろ到着してテントを張る。まだテントの数は 2-3張り。今日の予定はジョウゴ沢でアイスクライミング体験だったので、ここでアイゼン、ハーネス、ヘルメットをつけてから出発。当初は雪山講習会のつもりでしたが、将来的に雪山に行く機会も少なそうだったので、さらに今回が雪山は初めてというタイからの留学生もいたため、雪山体験会に変更し、簡単な道具の使い方と歩き方だけ教えて、後は各自で試行錯誤探ってもらいました。

ジョウゴ沢にはトレースがあったので、楽々で F1 へ。ただ F1 は面白くないので右から巻き、F2 まで上がって、F2 に Top ロープをセットして遊びました。昼過ぎから雪が降り出し、寒くなってきたことも有り、16:30 頃に撤収しました。

赤岳鉱泉に戻るとテン場はテントで埋まっていました。やっぱり、週末の赤岳鉱泉は混みますね。見知った顔もちらちら散見いたしました。



2005年3月 6日

八ヶ岳ハイキング : 2日目

今日は朝一で硫黄岳へアタック。冬の硫黄へ行くのは 2年ぶり(冬しか行ったことありません)。相変わらずの大人気のようで、前にも後ろにも大人数のパーティがひしめいており、トレースもばっちりであっという間に山頂でした。

硫黄岳山頂直下
硫黄岳山頂直下

南岸低気圧が予想よりも南寄りを通ったおかげで八ヶ岳はどぴーかんでした。下りはジグザグの登山道をほぼ串刺し状に一直線に下りました。新雪パウダーでなんだか雪の中を泳いでいる気分で気持ちよかった~。

阿弥陀岳を見ながら下る
阿弥陀岳を見ながら下る

雪合戦をしたり、人拓を作ったりと完全に雪遊びモードでワイワイしながら下りました。若い人たちと山に行くとこっちまで若返るようでいいですね。

人拓作成中
人拓作成中

懸案だった美濃戸口手前の林道の登り返しも、チェーンをはめなおして何とか上りきり、もみの湯での~んびりして、渋滞が始まる前の中央道を帰京しました。

ここ最近はすっかり縦の世界に身を置いていますが、たまには横の世界も良いですね。というよりは、縦の世界も、横の世界の上に成り立っていることを実感しました。もともと横の世界から山を始めたので、山での歩き方やテント生活、パッキングなんかは特に意識しなくても、人並みにはできるつもりです。が、社会人山岳会等に入って、いきなり縦の世界から山を始めると縦の世界の技術と横の世界の技術をいっぺんに覚えなくてはならないため、アップアップな人を良く見かけます。横の世界に長いこといたために縦の世界にすんなり入っていけたのかなぁと最近は考えています。

帰宅してからは毎週楽しみにしている Mの悲劇2期生さん同様ニヤニヤしながら見ました。最近の週末の楽しみの一つです。初回の頃のハセキョーのトロンとした眼と勿体をつけたしゃべり方にすっかりやられてしまっていたのですが、ここに来て展開が変わり、ハセキョーの役柄が少し変わってきて残念。"僕だけのマドンナ" の時の無垢な笑顔も良かったですが、今回のような悪女もたまらないですね。今が一番熟れ時ではないでしょうか。く~。

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2005年3月 7日

ロルフィング

今号のロクスノでも紹介されていましたが、"ハードコア人体実験室" の新井さんがロルフィングを受けているロルファーの斉藤さんからメールを頂きました。

現在、クライマーに特化したロルフィングを実施されているそうです。1回づつ独立したメニューで 60分 10000円だそうです。興味がある方は体験的に受けてみてはいかがでしょうか? 詳細は斉藤さんの Web をご覧ください。ロルフィングとクライミングについても書かれています。

ロルフィング/OPENPATH横濱
http://www.geocities.jp/rolfingyokohama

関連エントリー
ロルフィング 1回目 - 呼吸 (2004/12/16)
ロルフィング 2回目 - 足 (2005/1/7)
ロルフィング 3回目 - まとめ (2005/1/11)
ロルフィング 4回目 - 足 (2005/1/18)
ロルフィング 5回目 - 腹 (2005/2/1)
ロルフィング 6回目 - 腕 (2005/2/8)



2005年3月 8日

ROCK&SNOW No 27 2005 春号

(2005/3/7 山と渓谷社)
ROCK&SNOW No 27 2005 春号

First Feature Article
「自らを超える」 レベルアップするために
経験則と科学的な観点からのトレーニング理論の紹介記事。内容は FreeClimber No.5 のトレーニング特集に近いものがあります。トップクライマー 13人のコメントは色々と参考になります。個人的には最近はクライミングのスピードがテーマでもあるので、ヤマタケさんのスピードトレは実際に見たこともあるので、真似してみたいと思っています。

新井さんの記事の内容は何となくは頭の中にあったものの、これを機会にきっちり覚えなおしたほうがいいと思いました。

飯山さんの "コンペに出よう" という意見には大賛成です。いろんな意味でレベルアップします。

吉田和正さんの写真を初めてまともに見ました。Web で見ている感じではもっと厳しい方なのかなと思っていたのですが、意外と和やかな感じです。

A Day in the Life
ジョスーネ・ベレシアルトゥ インタビュー
トップクライマーにとって海外遠征は欠かせないモノです。海外生活にいかに早く馴染めるかどうかも重要な要素なのでしょう。内藤さんのレポは Pump の Web でも読むことができます。

サーフ・ミナール(6911m) 北西壁アルパインスタイル
場所を問わず、こういったミックスクライミングが自分のクライミングの最終目標です。社会人として 7000-8000m峰に行くのは厳しそうですが、5000-6000m なら何とか行けそうな感じなので、そろそろ目標を物色したいところです。それにしても登攀前後の装備の比較はすごい。アックスのピックはどこへ行ってしまったのでしょう。支点として使ったのかな?

保存版ガイド ヨセミテ トラディショナル・ロング&フリー
非常に参考になります。ヨセミテは毎年行ってもいいところです。去年は初級レベルで敗退したので、クラックをしっかりトレーニングし直してまた行きたいと思っています。ベルジュエールをカム 1セット、3時間で登れるかどうかが判断基準になるそうです。

その他
- 今号で一番面白かった記事は "追悼 雄山忠 「伝説の男」逝く" です。雄山さんのことは噂では知っていたのですが、詳細はまったく知りませんでした。凄いの一言です。"スタカットがいつの間にかコンテ"、"だるまさんが転んだビレイ"、"リードしてたらいつの間にかビレイヤーだった雄山さんに抜かれた"などなど本当に伝説です。スピード&体力は今の自分に一番足りないもの。付けなくては。
- Climbing Report はいずれも行ってみたいルート。やっぱり冬の北アは最高。


ここ最近はクライミング関連の Blog も増え、クライミングの情報も Web でかなりの量を集められるようになりました。今号のロクスノの記事も半分くらいは Web で見れる情報です。今後ますますこの傾向が強まってくると、クライミングに限ったことではないですが、雑誌の存在意義を問われることになってくると思います。



2005年3月 9日

白妙橋

当初は八ツの南沢大滝へアイスのトレーニングに行く予定だったのですが、かーばたさんの都合が悪くなったため、ZCC のあっきーさんに混じって奥多摩の白妙橋にフリークライミングに行ってきました。

ジャングルジムトライ中のあっきーさん
ジャングルジムトライ中のあっきーさん

乾いた岩に触るのは久しぶりで、冬壁とは違った変な緊張感があってドキドキでした。そのせいか頻繁に足がミシンを踏んでしまい、スタンスにきちんと立てずに困りました。

あっきーさんのターゲットはこの岩場の代表的ルートであるジャングルジム(5.12d)。ムーブは多彩で、長さもあり面白そうでした。開拓者は平山ユージさんです。上手い人のクライミングって難しいところを登っていても簡単そうに見えるので不思議です。

消費税(5.10a)
アップで登りました。1ピン目のボルトが遠くてちょっと怖い。石灰岩の感触を思い出しました。

ディンプル(5.11b)
あっきーさんのパートナーである渡辺さんがトライしていたので、一緒にトライさせてもらいました。ここもムーブが多彩で面白い。1便目は最初の核心でフォール、2番目の核心でもフォール、そこから先は手に足に近いムーブで怖くてムーブをこなせず断念。2便目は 2番目の核心まですんなり行ったものの、滑ってフォール。何とか上まで抜けれたものの、最後まで気が抜けないパワー系ルートです。3便目でラストトライ。2番目の核心もこなし、最後のボルトにクリップまでは行ったものの、パワー不足で次のムーブを起こせずフォール。あともうちょい。ムーブは解決したので次で行けるでしょう。次にいつ行くかが核心かな。

ディンプルトライ中の渡辺さん
ディンプルトライ中の渡辺さん

最後にあっきーさんがヌンチャク回収でディンプルの派生ルートであるスーパーディンプル(5.11c) を登っていましたが、終了点がランジ気味で、しかもスーパーランナウトしている状態だったので、終了点をつかめずにフォールしたときはグランドすれすれまで落ちてびっくりしました。こわ~。

日本最強夫婦 x 2
凄い偶然ですが、今日はアルパイン & フリーの日本最強夫婦を 2組見てしまいました。

朝奥多摩駅でバスを待っていると、目の前に見たことがある顔が横切りました。なんと山野井妙子さんでした。買い物袋を提げて普通に歩いていました。そしてふと横を見ると山野井泰史さんが車のキーをぶらぶらさせながら歩いていました。余りにも日常に溶け込んでいて違和感がありませんでした。

昼頃白妙橋の岩場に夫婦がふらっとやって来ました。こちらもどこかで見た顔でした。何とあの兼原夫妻でした。世界クライミングツアーから戻られているようでした。夫妻でジャングルジムにトライされていました。慶太さんはするすると登っていて、重力を感じさせないクライミングでした。佳奈さんは身長のハンデに関わらず、キョン足を多用した独特のクライミングでした。体の切り返しやキョン足の技術はぴか一でした。思えば去年の春のロクスノの兼原夫妻の記事を読んで本格的にクライミングに取り組むようになったのでドキドキでした。でも人見知りな性格なので話しかけられませんでした。

帰りに後輩たちの卒業パーティに参加して、若い人に混ざってわいわいやってから帰りました。

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2005年3月10日

カム 2004年 3月号

(2005/2/15 東京新聞出版局)
カム 2004年 3月号

来週には 4月号が発売になりますが、一応レビューしておきます。

第1特集
山スキー2005 ツアー編
冬はやりたいことが多くて困ります。アイスもやりたいし、冬壁もやりたい、山スキーもやりたい。"一年中冬でいいのに" と思うのは自分だけでしょうか。周りの人に "1年中夏" と "1年中冬" の 2択だったらどっちがいいと聞いても、"1年中冬" と答えてくれる人がいません。三浦さんや澤田さんのように、クライミング + スキーという登れて滑れるクライマーが理想です。今年から日山協による山スキーのコンペも日本で始まります。

第2特集
ゼロから始める「山スキー」
これを読んでから山スキーに行けばいいんですね。クライミングもスキーもある程度の技術が無いと楽しめませんし、上手くなればなるほど、世界も広がります。クライミングに関しては上達の可能性をまだまだ感じられるのですが、スキーに関しては余り感じられません。喰わず嫌いかなぁ。来シーズンみっちりやってみたいと思います。

その他
- 30の質問 菊地敏之・・・ほぼ全部賛同したい意見です。
- 登山クロニクル・・・礼文島でのアイスクライミング。北海道っていくらでも氷がある気がします。老後は北海道で氷探しでもしたいなぁ。
- 山道具百科・・・最新のビーコン事情。ずーっとワームスを使ってますが、そろそろデジタルに手を出してみたい気もします。

最近は山岳写真に興味があり、雑誌の写真を結構じっくり見るようになりました。また、先日デジタル 1眼レフで撮られた写真を頂いたのですが、コンパクトデジカメで撮った写真と比べると、腕の差もあるのでしょうが、質の違いに歴然としてしまいました。EOS Kiss の登場以来デジタル 1眼レフの値段も下がって来ているので、現在物色中です。



2005年3月11日

山と渓谷 2005年 3月号

(2005/2/15 山と渓谷社)
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来週には 4月号が発売になりますが、一応レビューしておきます。

特集
早春のハイキング
写真がいいですね。特に八丈富士の写真は登りたくなります。ただこの時期は、花粉症の身としては、関東周辺の低山は地獄なので、雪山ハイキング以外はちょっと勘弁です。夜桜を見ながら低山を歩くのも花粉症になる前は結構行ってたのですが、花粉症になってからはすっかりご無沙汰です。

第2特集
実録! 奇跡の生還
すべてが実話だけに、今号でダントツで一番面白かった特集です。遭難しないのが一番ですが、もし遭難してしまった場合でも、最後まで決して諦めないことが大事なようです。ミニヤコンカの松田さん、ラトックでの同志会隊、オーガでのダグ・スコット、大山での高見さんといずれも伝説的な強さです。

そろそろレビューしようと思っている "運命を分けたザイル" のバックグラウンドの詳細記事は良くまとまっていて参考になります。

特別企画
高校生の山登り
由佳ちゃんの制服姿萌え~。ではなくて、高校から山に登っていたので、非常に懐かしく読みました。特に武蔵高校山岳部出身の人たちとの交流も多かったのでなおさら面白く読めました。高校山岳部はほとんど顧問の意向で色が決まってしまうので、顧問次第とも言えます。自分の時は、同期の個人活動が余りにも過激になりすぎ、最後には顧問に見捨てられました。正月に槍行ったり、八ツの冬バリ行ったり、冬の一ノ倉に入って行ったり、挙句の果てにはヨーロッパにアルパインクライミングに行ってました。

その他
- 日本の名峰・・・全員がプロだけあって構図の勉強になります。
- ヤマケイ・フォトコンテスト・・・昔から白旗さんの写真の感性とはあわないようで、いつも???マークがともります。いずれの写真も微妙。巻末の人生相談のコーナーは好きなのですが。
- 学生の主張・・・後輩君です。人生色々あります。頑張ってください。
- CW-X X-FIT・・・気になっている新製品。買ってみようかな。



2005年3月12日

美濃戸奥の氷柱

近藤さんリード中
近藤さんリード中

今週は会山行。参加者は近藤さんと自分のたった 2名と寂しい限り。当初は北ア・唐沢岳・幕岩・左方ルンゼに行く予定でしたが、天候が悪そうだったので、太平洋側のアイスに変更しました。

7:10
井の頭線・高井戸駅でレンタカーの近藤さんと合流。行き先を相談しながらとりあえず中央道に乗る。

9:20
芦安・上荒井沢
上荒井沢の車では入れるところまで行くも、付近の堰堤は水がジャージャー流れており、とても氷結は期待できなさそうなので、八ツに目的地を変更する。

12:00
八ツ・美濃戸奥の氷柱
ガイドパーティがトップロープを張っているものの、ラインが 2本取れそうだったので、1本を分けてもらい、近藤さんがアイス 2回目だったので、近藤さんのリードの練習をする。氷柱は 10m 程でグレード的にはIV-。

最初に自分がリードして上まで抜け、支点を作ってロワーダウンでスクリューを回収しながら降りる。

次に、近藤さんがリードで取り付く。3本目のスクリューを打って、氷柱の抜け口付近で、アックスが上手く刺さらず、バランスを崩してフォール。落下距離は 5m 程で、グランドフォールはせず、3本目のスクリューで止まるも、ハーネスのギアラックに掛けていたスリングに左足のアイゼンが引っかかり変な体勢で止まる。アイゼンが引っかかった際に足を捻ったようで、痛みを訴える。他の箇所もチェックするが、怪我は左の足首のみ、骨は折れていない模様。

とりあえず、下山することに決め、自分が登り返して、支点、スクリューを回収する。

近藤さんに付き添って、美濃戸口の車に戻る。荷物を一つデポしてきたため、再度現場に戻って荷物を持ってくる。

14:30
近藤さんの足はかなり腫れている。帰路途中のコンビニで湿布を買ってアイシング開始。

17:10
荻窪、近藤さん宅着。腫れは残っているもののとりあえず痛みは大分減った模様。

原因
- いきなりリードしてしまった
近藤さんはまだアイスの経験が少なく、かつリード未経験なので、一旦トップロープで登ってもらい、氷の感触を思い出してもらってからリードしてもらうべきであった。前に氷を触ったのも 1月の会山行であった。

- バランスが悪かった
2本目のスクリューまでは傾斜がそれほどないので、問題なく登れていたが、そこからやや垂直に近い傾斜になるので、手も足もきちんと決めないと登れない状況。3本目のスクリューを打っているときも手も足も効いているかどうかが、後ろから見てても微妙な状況だったので、そこで一旦ロワーダウンしてもらうべきだった。

- ギアの手入れ
自分のギアは最新のギンギンに研いだアックスとアイゼン。それに比べて近藤さんのは特に手入れをしていない、デフォルト状態の Specialist MarkII と Naja で刺さりがいまいち。特にアイゼンはダートの 2本爪ではあったものの、今一キチンと刺せておらず後ろで見ていても冷や冷やでした。やはりギアはキチンと手入れをすべきであった。

現場が美濃戸口から 10分程度の場所であったため、その場所では特に治療をせず、車まで戻りました。これは問題ないと思います。

近藤さん、辛い思いをさせてしまいすんませんでした。

病院で診察の結果、左外果骨折という結果でした。

これまではいつも怪我をする側にいたのですが、今回初めて反対側に立って怪我人をフォローする人の気持ちが良くわかりました。これを機に安全について今一度考え直してみたいと思います。



2005年3月13日

河又

デザートソング(5.12a) 核心部のマッキーさん
デザートソング(5.12a) 核心部のマッキーさん 次の一手がマッキーさんの核心。

昨日のもやもやを吹き飛ばすには、クライミングしかないなぁと思い、急遽 ZCC のメンバーに混じって埼玉県・河又の岩場に行ってきました。ここに来るのは去年の 12月以来 2回目。

今回は ZCC のメンバー勢揃いで、CODAさんコバさん、しんこさん、まきちゃん、さかもとさん、ぱないさん、エンドリュー、アンドリュー、AMTさん、ヒロアキさんとわいわいやっていました。

今日はデザートソング(5.12a)・一期一会(5.12c)組とイヤーイヤー(5.11a)組に分かれた感じになりました。当方はイヤーイヤー組に入ってアップもせずにいきなり取り付きました。

イヤーイヤー(5.11a)
気温的な寒さはあまり気にならなかったものの、岩の冷たさが致命的。2つ目のボルトにクリップしたときはもう指の感覚が全くなく、テンション。そこからは各駅停車で終了点へ。2便目でムーブの確認。3便目でレッドポイントしました。体が冬仕様でムーブもへったくれもなく、スリップして足ブラになろうが関係なく力技で行ってしまいました。エンドリュー、ぱないさん、坂本さんも RP とみんな好調でした。

デザートソングには、こばさん、まっきーさん、一期一会に CODAさんが取り付き、こばさんが通算 30便近く出していたデザートソングを RP した時は大歓声でした。おめでとー。まっきーさんも核心ワンテンまで持ち込んでおり、レッドポイント間近。CODAさんはキーホールドが欠けて 13a(?) という一期一会で確信を掴んでいる感じでした。

ヌンチャクがかかっていたので、デザートソングに取り付いてみましたが、前回同様に核心を抜けれず。ただ、自分が使うホールドとスタンスも決まり、ムーブも固まって来たので、難しいスタンスはないので、あとはホールドを保持できるかどうかの問題になってきました。花粉症で死んでいたため 1便だけしか出しませんでしたが、もう 1便出しておくべきでした。反省。

今日はとにかくこばさんのデザートソング RP に尽きます。あの執念は見習わねば。みんながデザートソングにトライしているのを見て無性に落としたくなりました。コンケスタという何ちゃってツエルブしか登っていないので、リアルツエルブのデザートソングは登りたいなぁ。まだしばらくは雪山にこもりますが、隙を見て河又に出張したいと思います。



2005年3月14日

森村誠一の密閉山脈

(2005/3/11 21:00-22:50 テレビ朝日系)
森村誠一の密閉山脈

原作やストーリーに関しては神谷さんのサイトに詳しく書かれていますので参照ください。

まだ原作を読んでいないため、どのくらい原作を再現しているのか不明ですが、テレビを見ている限りでは動機もトリックもかなり弱い気がしました。

動機
主人公である影山と真柄の名前を上げた、ブライトホルン北壁遠征の際に、スポンサー的パートナーであった三村が滑落したにもかかわらず、生きていたのを見捨てて、2人は山頂に立って栄光を手に入れた。当時は単なる事故死として固づけられており、事の真相は 2人の秘密であった。お互いに秘密を隠しあうためにザイルパートナーとなり、その後の輝かしいクライミングの軌跡が作られた。

というのがメインの動機なのですが、原作が書かれた 1971年頃ならまだしも、現在ではヨーロッパ遠征に行くのにスポンサーをつけなければならないほどの資金は必要ないため、今の時代にドラマとして再現するのであれば、最低限でもヒマラヤ遠征、現実的にスポンサーが必要な遠征という点なら極地探検くらいにしないと現実味が薄れます。

トリック
影山の死を、ヘルメットの陥没から落石による事故として当初は片付けられた。しかし、影山のヘルメットのへりに傷があったことが気になった熊耳刑事は、ヘルメットには地面に置かれた状態で陥没跡が付けられ、影山はピッケルで撲殺されたと推測して、犯人の真柄を追い詰める。

という推理が真柄のトリックを見破る原因になるのですが、"ヘルメットのへりにある傷" というのが曲者で、普通、アルパインクライマーが使っているヘルメットは、新品でもない限り、少し使っていれば傷だらけのはずで、この主人公くらいのベテランクライマーなら本当に傷だらけのはずで、へりの傷程度は目立たないはずです。

さらに現在の鑑識技術からして、落石による傷かピッケルで殴られた傷かがわからないほど精度が低いはずもありませんね。

と、色々突っ込んでいますが、こういった突っ込みどころが満載だからこそ、この手のドラマは面白いのかもしれません。



2005年3月15日

ロッククライミング中、高校生滑落死 埼玉・小鹿野

http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200503160113.html

通夜:17日(木) 18:00~
出棺:18日(金) 14:00~
葬儀:18日(金) 16:00~
場所:セレモール仙台

フリーのゲレンデでの事故なので、複雑な状況ではないと思いますが、事故原因の詳細等はわかりません。ご冥福をお祈りいたします。



2005年3月16日

Mix クライミング講習会 @ストマジ

ヒールフックでのレストから次の一手へ
ヒールフックでのレストから次の一手へ(本田さん)

ストマジ江本さんによる Mix クライミングの講習会を受けてきました。参加者は本田さんと横山さん、かーばたさんと自分の 4名。平日だというのにみんな立派な不良社会人です。

講習会の内容は以下

・バイルの持ち方
・バイルの持ち替え方法
・人工ホールドでの Mix クライミングテクニック
・自然壁での Mix クライミングテクニック
・人工と自然壁でのテクニックの違い
・自然壁でリードする時の注意点
・岩から氷への移り方
・せま~い限定トラバースのコツ
・スピードクライミングテクニック
・普段のトレーニング方法
・ミニコンペ
・その他質疑応答
・クライミング Tips

講習会の内容はもったいないので書けません。すいません。目からウロコ的なテクニック満載で非常に勉強になりました。そんなのあり? といったコンペ技まで事細かに教えていただきました。特にヒールの使い方は、今後なくなる可能性もありますが、普段全く考えていなかったので、ためになりました。あとは反復して、ムーブをきっちり体に叩き込めればスムーズに Mix クライミングができそうです。

カナダから帰国されたばかりのようで、そのフィードバックも色々ありました。

自分と同じ年齢なのに凄くしっかりしていて、やっぱりプロは違うなぁと言う感じでした。本田さん、誘っていただき有難うございました。



2005年3月17日

蔵王で遭難の韓国人一行、捜索費用の支払い拒む


http://yamagata-np.jp/kiji/200503/15/news00816.html

文化の違いが明確に出た遭難(?)事故です。助ける側に文化の違いは関係ないので、もう少し何とかならなかったのでしょうか? 特に "竹島問題" なんて今回の事件とは全く無関係でしょう。

逆の立場になった場合を考えてみても、一般的に "郷に入りては郷に従え" 的な考えでいないといけないと思うのですが。そのような考えを持っているのは日本人だけなのでしょうか? 海外にクライミングに行くときは気をつけないといけませんね。



2005年3月18日

アイスクライミングコンペ in 層雲峡 動画第 3弾

第 3弾は男子の準決勝です。4-5日で消しますのでダウンロードはお早めに。動画のファイル形式は WMV です。再生には Windows Media Player が必要になります。

男子準決勝 課題 1
薮崎選手
茂垣選手

男子準決勝 課題 2
三樹選手

この日は層雲峡の氷を登りに行っていたため、会場に着いた時はすでに女子の準決勝は終わっており、男子の準決勝もほとんど終わりに近く、少ししか撮れませんでした。

課題 1はアンダー 2連発からフィギュア 4 を決め、バウンダリーのある氷のセクションに抜けるところが見所でしょう。課題 2 は足限でのトラバースを決め、遠いホールドを取る箇所が核心。セッターの意図ではヒールフックを使ってのトラバースだったのですが、三樹選手は長身を生かしてあっさり核心を越えています。



2005年3月19日

北アルプス

今日から 3/22 まで北アに入りますので更新はお休みいたします。



穂高・屏風岩・東稜ルート 1日目

3本目の冬壁として、冬壁入門的ルートである穂高・屏風岩・東稜ルートにかーばたさんと行ってきました。冬壁は 1月の八ツ・大同心南稜、2月の錫杖・左方カンテと敗退続きだったので、今回は何としても完登したかったので、時間的にも余裕を作り、あわよくば慶応尾根からの下降を計画して望みました。

金曜日の夜中に東京を出発し、沢渡のアルピコタクシーの営業所に着いたのは朝の 6:30。結局全部かーばたさんに運転してもらっちゃいました。

少し仮眠してから、タクシーで釜トンネルの入り口へ。釜トンの入り口では何パーティかが入山準備をしており、工事関係者も結構おり、意外と人が多い。

7:50 釜トンネル
適度に除雪された道を上高地を目指して延々と歩く。天気は快晴で、噴煙を上げている焼岳を左手に見つつ、黙々と。

上高地を目指して黙々と
上高地を目指して黙々と

9:30 上高地
途中の大正池や上高地で何パーティかを見かけましたが、上高地から先に行く人は皆無で、屏風岩・右岩壁に行くという、自分の中では伝説の、東京YCC の佐野・高橋ペアと単独行の方が 2名だけでした。

上高地から先もトレースは明白で迷うような箇所はありませんでした。かーばたさんは実験的にフリートレックを持ってきていましたが、シールを持ってきておらず、全然使えなかったようで、明神でデポしていました。明神まではつぼ足、明神からはわかんで進みました。明神からは夏道をそれ、凍った梓川の河原に降り、横尾目指して一直線。

明神大橋から前穂
明神大橋から前穂

広い河原は夏道よりも大幅にショートカットができ、それほど積雪も無くしごく快適。

梓川の河原は広い
梓川の河原は広い

左手に屏風岩が見え始め、横尾が近づいた頃、屏風岩方面に分かれたトレースがあったので、ついて行きました。トレースは東京 YCC パーティのもののようで、1ルンゼを超え、2ルンゼ方面へ伸びていました。1ルンゼからは膝程度のラッセルで T4 尾根の取付目指してルンゼを詰めて行きました。

1ルンゼをつめる
1ルンゼをつめる

デブリがひどくなってきた辺りで、アイゼンに履き替え、T4尾根取付へ。去年の 9月に来たときも辛いと思いましたが、最後の傾斜が結構きつく、荷物を背負った身には一層応えました。

15:00 T4 尾根取付
T4 尾根 1P目は完全に埋まっており、2P目のビレイ点が雪の上に少し出ていました。2P目を登るのはいかにも悪そうでした。T4 尾根は左から回りこめそうな感じだったので、少し偵察して、上がれそうなルンゼを詰めることにしました。

T4尾根 1P目 かーばたリード
雪壁状のルンゼをダブルアックスで快適に上がり、樹林帯に突入した当たりから木登りが入り、45m 程登って一旦ピッチを切る。かーばたさんは今回 Azterex を 2本新調していて快調そうでした。

T4尾根 1P目
T4尾根 1P目

T4尾根 2P目 えのきどリード
傾斜の強くなったぐずぐずの雪壁を木登りを交えて上がっていくものの、木も腐っていたりでかなり悪い。ロープ一杯伸ばしたところで、雲稜ルート取り付き手前 20m あたりの大岩に出ました。大岩手前の雪壁ではアンカーが全く取れず、15m 程ランナウトして緊張しっぱなし。ここで日没。

T4尾根 3P目 かーばたリード
ビバークサイトを探してヘッドランプで辺りをうろうろ。結局雲稜ルート取付の雪を切り崩し、シュルンドを埋めて何とか 1m程の平地を作れたのでツエルトを張ってビバークしました。

ツエルトの設営が完了したのは 21:30 とすっかり夜。水作って、夕飯作って、23:30 に寝ました。横になっては寝れない幅だったので、体育座り状態で寝ました。

ビバークポイント
ビバークポイント

このビバークポイントは雪が降っていなければ比較的快適ですが、雪が降っていた場合は雲稜ルートからのスノーシャワーがひっきりなしに落ちてきて埋まってしまうと思います。



2005年3月20日

穂高・屏風岩・東稜ルート 2日目

今日も朝はいい天気。6:00 に起き、朝飯を食べて 7:30 にスタート。まずは東稜ルートの取付である T2 尾根目指してトラバース。傾斜も強く、途中でアンカーも取れそうに無く見るからに悪い。

トラバース 1P目 かーばたリード
雪壁をダブルアックスでひたすらトラバース。ところどころ氷も混じるが比較的快適。ロープが一杯になったところで、壁を掘ってクラックを見つけ、エイリアンをかましてビレイポイントにしました。

トラバース 2P目 えのきどリード
トラバースして T2尾根にぶつかったところで尾根を上がり、東稜ルート取付へ。

<b>トラバース 2P目</b><br>
トラバース 2P目

9:30
東稜ルート 1P目 かーばたリード
出だしの 10m は人工で小ハングを超え、フリーのセクションに突入するものの、フリーではとても行けず、適宜人工を交えて 1P目終了点へ。20kg 近い荷物をしょっているので、何をするにもとにかく疲れる。支点がないと、人工にもできず、雪を叩き落しながら冷や冷やのフリーで上がって行きました。

東稜ルート 1P目
東稜ルート 1P目 人工セクション

東稜ルート 1P目
東稜ルート 1P目 フリーセクション

11:40
東稜ルート 2P目 えのきどリード
ひたすら人工で左上し、カンテを越えた辺りで直上。荷物を背負っていては大変そうだったので、荷揚げ + ユマーリングで行くことにし、空身でリードしました。ひたすらアブミの架け替えという単調作業なのですが、アイゼンがとにかく色んなところに引っかかってうっとうしい。

荷揚げも、荷物が結構引っかかってあげるのに苦労しました。ユマーリングも大変だったようで、普通にフォローするのとどっちが楽なのかは微妙です。単純に経験不足、技術不足なだけの気もしますが。

ピッチを切った辺りはビレイステーションだらけで、トポの箇所とは違うかもしれません。っていうか、屏風岩自体ピンが多すぎて、どこがどのルートなのか判然とせず、岩を読んでルートをたどると言うより、ピンを追っていくクライミングに終始していました。

東稜ルート 2P目
東稜ルート 2P目

14:50
東稜ルート 3P目 かーばたリード
基本的にはフリーのピッチであるものの、ホールドはほとんど雪や氷で埋まっており、ホールド、ピンを彫り出しながらのクライミング。ランペ状の箇所を直上し、ハングにぶつかったところでトラバース。宙に浮いているような岩でピッチを切る。

15:00 辺りから雪が降り始め、急激に気温が下がってくる。

東稜ルート 3P目
東稜ルート 3P目

東稜ルート 3P目
東稜ルート 3P目

16:20
東稜ルート 4P目 えのきどリード
ハングを人工で超え、その後も雪で埋まったピンを掘り出しながら人工。とにかく荷物が重いので、一手一手が筋トレ。荷物が無く、フラットソールならば、支点の間隔はそれほど遠くは無いのでしょうが、アイゼンをしていると、アブミを巻き込むのも一苦労で、一手一手が非常に遠く感じました。今回はアジャスタブルデイジーにフィフィを付けていきましたが、大活躍。これが無かったら死んでました。

東稜ルート 4P目
東稜ルート 4P目

東稜ルート 4P目
東稜ルート 4P目

18:30
東稜ルート 5P目 かーばたリード
人工で 10m 程上がり、そこからフリー。が、すっかり日没を迎えており、ヘッドランプを付けてクライミングをしているものの、1手が非常に悪いらしく、一進一退を繰り返している。下から見ていると、バイルにアブミを掛けてから乗り込み、次の一手を取に行くのが大変な模様。

だんだん降雪が激しくなり、スノーシャワーもひっきりなしに落ちてくるようになったので、22:30 で一旦中断。ただ、ビバークをしたくても、適当なテラスも無く、今ビレイしている場所もハンギングビレイなので、駄目。少し上がった箇所がちょっとしたテラスになっているので、そこまでかーばたさんをロワーダウンで降ろし、そこでロープを Fix、自分はユマーリングで上がりました。

テラスとは言っても 30cm 位の幅しかなく、しかも予想以上に傾斜があり、滑ってしまって全く座れない。スノーシャワーによってすぐに雪も溜まってしまい、ズルズル滑る。仕方が無いので、立ったまま、ハンギング状態でビバーク体勢に入り、ツエルトをかぶりました。アイゼンを外して、靴のままシュラフをザックから何とか引っ張り出して入って、一晩中支点にぶら下がっていました。

雪は相変わらず降り続け、風も強くツエルトを持って行かれそうになるので、きちんと抑えていないと、スノーシャワーをまともにかぶる事になるので、うつらうつらはするものの定期的に体勢を立て直しました。

今回はフリー用のレッグループのしっかりしたハーネスで行ったのですが、さすがに 1晩もぶら下がっていると足の血が止まってしまい、定期的に動かさないと、すぐに足の指先がしびれ、感覚がなくなってきます。テラスも狭いので、かーばたさんとぶつかってしまい、上手く体勢を保てず苦労しました。

どーしても寒いので、2時間おきくらいにコンロを炊いて暖を取っていました。本当はまともなテラスまで懸垂で降りたほうがいいのでしょうが、せっかく高度を稼いだし、しかも暗くなってしまっては探すのも大変だろうということでここでのビバークに決めました。

これまでそれほどビバークをしたことは無いのですが、間違いなく一番過酷なビバークでした。それにしても、お互いに何の確認もせずに、立ったままビバークするという状況を受け入れられるパートナーに感謝です。ザイルパートナーってやっぱり不思議な関係ですね。



2005年3月21日

穂高・屏風岩・東稜ルート 3日目

今日は 29歳の誕生日。間違いなくこれまでで一番刺激的な誕生日の迎え方でしょう。本当に壁にぶら下がって迎えるとは、まさしく事実は小説よりも奇なりです。

4時頃になってようやく雪はやみ、風だけになり、外も明るくなってきました。7時くらいに手の届く範囲の雪をかき集めて、何とかコップ 1杯分のお湯を沸かし、2人でコーヒーを飲んで出発。

常念-大天井の稜線
常念-大天井の稜線 風が強く雪煙が上がっています。

東稜ルート 5P目 かーばたリード
昨日上がったところまではほとんどごぼうで上がり、そこからのフリーも何とかこなし、上に抜けました。上に抜けてからはトラバースになり、結構長いピッチで時間がかかりました。

東稜ルート 5P目
東稜ルート 5P目

東稜ルート 6P目 えのきどリード
狭い幅 40cm くらいのテラスを左上。雪が積もっていて叩き落しながら上がるのですが、バランシーで、かなりランナウトするので結構怖い。

自分の悪い癖なのですが、感覚的に行けそうな場合だと、中間支点をまったく確認せずに突っ込んでしまい、途中で支点がなくてヒヤヒヤすることが結構あります。ここもそんなパターンでした。

ピナクルのあるテラスに上がったところで、支点を掘り出してピッチを切りました。

東稜ルート 6P目
東稜ルート 6P目

東稜ルート 7P目 かーばたリード
実質最終ピッチ。ピナクルから人工で 20m 程上がってフリーのセクションに突入。ここも雪がべったりで悪い悪い。セカンドで登ったときはここだけユマーリングで上がっちゃいました。

東稜ルート 7P目
東稜ルート 7P目

東稜ルート 7P目
東稜ルート 7P目

樹林帯 1P目 えのきどリード
樹林帯に入って楽になるかと思いきや、全然楽ではない。シビアな雪壁と木登りで冷や冷や。荷物は引っかかりまくりでイライラしてくる。45m 程ロープを伸ばしてピッチを切る。

樹林帯 2P目 かーばたリード
2P目は比較的快適な雪壁。ダブルアックスでガシガシ上がれる。50m 一杯伸ばしてピッチを切る。

樹林帯 3P目 えのきどリード
引き続き雪壁。稜線に上がる手前がふかふかの雪で、もがき気味に稜線に這い上がる。稜線に上がってからは膝上のラッセル。40m 程でピッチを切る。

樹林帯 3P目
樹林帯 3P目

この時点で 18:30。樹林帯の中なので屏風の頭は見えませんが、まだ遥か上のほうな感じ。この先のラッセル等を考えるととてもこの先、北尾根 8峰を経由して慶応尾根からの下山は難しいと判断し、ここを最高到達点として終了にしました。

付近を整地してツエルトを張りました。3日ぶりにまともに横になって寝れました。飯も、生肉や生野菜を大量に荷揚げしたので、昨日食えなかった分もたらふく食べ、明日の下山だけを考えて寝ました。今日は、出発時にコーヒー一杯だけしか取れませんでしたが、結構動けるものですね。また、30時間くらいトイレに行けませんでしたが、こちらも我慢できるということがわかりました。



2005年3月22日

穂高・屏風岩・東稜ルート 4日目

今日は下山のみ。起きた時はまだ曇っていたものの、下山を開始した 9:00 頃から雪が降り始めました。

3ピッチの懸垂で樹林帯を抜け、さらに 3ピッチの懸垂で、T3 あたりの潅木まで降りました。

樹林帯の懸垂開始
樹林帯の懸垂開始

時間は 12:30。壁からはスノーシャワーがひっきりなしに落ちてきて、斜面の上を流れて行く。幸いでかいのは出ていないので、叩き落されるようなことはありませんでした。

岩壁の懸垂開始
岩壁の懸垂開始

そこから 1ピッチ T4 尾根までトラバースし、T4尾根の脇のルンゼを 2ピッチの懸垂で T4 尾根取付へ。

T4尾根目指してトラバース
T4尾根目指してトラバース

取付あたりは、1ルンゼからの雪崩が溜まっているようで、腰くらいまでのふかふかの雪。1ルンゼの雪崩が怖いので、左のちょっとした小尾根に沿って、涸沢川目指して逃げるように一気に下りました。

壁からは絶え間ないスノーシャワー
壁からは絶え間ないスノーシャワー

安全地帯の涸沢川に着いたのは 15:00 でした。

1ルンゼ脇を下降
1ルンゼ脇を下降

そこからは延々と釜トンネルを目指して河原歩き。

延々と河原歩き
延々と河原歩き

18:40 上高地
明神辺りから完全に雪から雨に変わり、全身びしょびしょ。さらに、上高地から帝国ホテル前の分岐で、西穂方面への道の方がしっかり除雪されていたため、間違えて引き込まれてしまい、1時間ほど時間と体力のロス。明るければ間違えないだろうに。

大正池で携帯が通じたので、タクシー会社に電話したところ、この時間(20:30) ではもう釜トンネルには行けませんとのことで、2社に断られてしまいました。かなりショック。沢渡の駐車場まで歩かないと駄目なのか? とがっくりしながらとぼとぼと釜トンのゲートへ。

21:30 釜トンネルゲート
釜トンゲートの電話ボックスに張ってあった松本のタクシー会社に電話したところ、来てくれるとのことで、非常に助かりました。

23:00 沢渡駐車場
ようやっと終了。4日間ほぼ毎日残業で本当に精も魂も尽きました。

帰りは 24時間営業の松本温泉遊ingで入浴し、そばの Denny's でたらふく食べ、帰京しました。帰りもずーっとかーばたさんに運転してもらっちゃいました。有難うございました。

屏風岩は鹿島槍や谷川と違って雪崩の危険性が少なく、じっくり壁と向かい合うことができ、非常に充実した山行になりました。



2005年3月23日

屏風岩総括

屏風岩

屏風岩・東稜ルートは完登できたものの、今後の課題が幾つかあったので簡単にまとめておきます。

時間
今シーズンは常に時間が課題として付きまといます。何をやるにしても冬は時間がかかりすぎています。リードは今後経験を積んで、アイゼン捌きの技術向上によって時間を短縮できると思うので今はこれ以上は無理でしょう。ただ、空身で行って荷揚げをするのか荷物を背負ったまま行った方が早いのかの判断は上手くできませんでした。

問題はセカンドです。フォローとして割り切ってはいるものの、そのまま登ったほうが早いのか、ユマーリングで登ったほうが早いのかの判断が難しく、その使い分けが上手くできずに時間がかかってしまっているような感じです。

今回の東稜ルートは冬壁としてもポピュラーなルートなので記録は探せばゴマンとありますが、お互いに、夏にも登ったことがないルートだったため、ルーファイが上手くできずに迷った箇所が何箇所かありました。この辺も時間がかかった要因かもしれません。支点やビレイステーションがいたるところにあるので、かえってルーファイが難しくなっています。屏風岩ルートありすぎ。フリーのゲレンデじゃないんだから・・・。

軽量化
これも課題。今回は余り軽量化を考えずに行ったので、荷物が重くて何をするにも大変でした。冬壁をやるんだったらもうちょっと考えないと駄目そうです。

体力
相変わらずない。いくらあっても困ることはないのでもっともっとつけないと今後やって行けなさそうです。

こんなところでしょうか。GW くらいまでは雪壁を転々とする予定なので、試行錯誤色々試してみたいと思います。



2005年3月24日

徹子の部屋 野口健

(2005/3/22 13:20-13:55 テレビ朝日)
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"アルピニスト" の野口健さんが徹子の部屋に出演するとのことで見てみました。エベレスト及び富士山での清掃登山について語っていましたが、既知の情報だったため特に新しい点はありませんでした。とりあえず間違ったことはしていないと思いますので、今後とも頑張ってください。

参考情報
野口健 公式 Web サイト



2005年3月25日

スペインより (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

少し古いですが、YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

ラランブラダイレクト(5.15a) にトライしていることが書かれています。19日か 20日に本気トライをすると書かれていますが、結果はどうだったのでしょうか? 幾つか関連サイトを巡っては見たものの、どこにもニュースとして載っていないため、まだ登れていないのでしょうか? 非常に気になるところです。知ってる人がいたら教えてくださ~い。



2005年3月26日

城ヶ崎スクール クラック講習会

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吉田和正さんの城ヶ崎スクール・クラック講習会にかーばたさんと参加してきました。今年は雪のシーズンが終わったら(いつかなぁ?) クラックに力を入れて行きたいので、去年色々とクラックで辛い思いをしていたので、基本的なことを聞いてみたかったことと、"あの" 吉田さんがどんな方なのか気になったので受けてみました。

受講生は全部で 6名、10時に伊豆急・富戸駅に集合し、吉田さんの車で近くの城ヶ崎・漁火クラックに移動して行われました。

講習会は 10台のクラックルートにトップロープを 3本セットし、各自が登って、吉田さんが色々アドバイスをするという形式で進められました。一部リードもしました。クラック講習となってはいますが、基本的には手のジャミングに関する講習が中心でした。

個人的に甘いハンドジャムが苦手なので、色々アドバイスをもらい、手を捻ってジャムる感覚が何となくわかってきた感じです。待ってろよアストロドーム。

その後は、カムの使い方や足の使い方なんかをさらっとやり、クラックのボルダー課題で遊んでおしまいになりました。

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クラックボルダー トライのときは真剣で凄い迫力でした

吉田さんは一見するとふつーのおじさんなのですが、本気モードに入ると凄い迫力です。でも眼は、クライマーにありがちな、童の眼でした。

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一見するとふつーのお茶目なおじさん

最近は氷点下のところにばかりいたので、初城ヶ崎ということもあり、ポカポカ陽気の中、なんだかふわふわした気分でのんびりしていました。久しぶりにクラックを触り、手の甲のヒリヒリした感覚を思い出してにやけていました。



2005年3月27日

ヨコハマ ロックマスター 2005

小林由佳ちゃんを見れるのがジャパンツアーが年に 1回になってしまったので、見逃したら損だろうということで、前夜は会場まで歩いて 10分のかーばたさん家に泊めてもらい、2日目の男子準決勝、女子決勝、男子決勝を観戦してきました。途中から山岳会の岡田さんと知人の方がいらっしゃいました。

男子準決勝
今回は松島暁人(指の怪我)、茂垣敬太(フランスツアー中)、伊東秀和(手の怪我)、渡辺数馬(韓国コンペ参戦) といったビッグネームがいなかったものの、若手 vs さらなる若手にベテランが絡んでくるという構図で白熱したものとなりました。ルートセッターは立木さんがメインで東さんがサポートという形で行われたようです。

準決勝の完登者は 5名。柴田晃一選手は先日のユース大会で優勝しているだけあって余裕で完登、小澤選手、ルートコンペは 2年ぶりという宮保選手も余裕を感じさせていました。篠崎選手は貫禄の登りでした。大注目は 15歳の安間選手。軽さが最大の武器になった感じで、他の選手とは違ったムーブで軽々と飛ぶように登っていました。決勝進出の分かれ目になったのは、最後に傾斜が垂壁に戻るあたりをこなせたかどうかになり、9名が決勝に残りました。

女子決勝
ジャパンツアー 17連勝中の小林選手に野口選手がどう絡むかが注目でした。ルートは男子の準決勝のルートを少し手直しされて行われました。結果的には野口選手が上部の核心で落ちてしまい(滑った?)、小林選手が余裕で完登して優勝を決めました。3位の真達選手は上部でクリップミス(?) があり、一旦クライムダウンするというロスがあって少しもったいなかった感じです。1位と 2位、トップスリーと 3位以下にはかなり大きな差がある感じでした。野口選手の感想は eXcalibur の Blog で読めます。

決勝の小林選手
決勝の小林選手

男子決勝
安間選手(15) から篠崎選手(46) と幅広い世代での争いになりました。日本でもクライミング人口の層が広がってきたようです。準決勝を見ている感じでは、柴田晃一選手、宮保選手、安間選手、小澤選手、篠崎選手で上位を争うかなと予想していました。結果的には柴田選手は最初の核心であれっという感じで落ちてしまい、半裸で気合を入れていた宮保選手も予想外のところでフォール。安間選手は予想通り、終了点 2手前まで行ったものの、スタンスが見えていなかったようで、あと 1歩届かず。小澤選手は余裕を持って完登、篠崎選手は最後咆哮とともに終了点キャッチ。ベテランの意地が垣間見られました。小澤選手と篠崎選手の 2名が完登したため、スーパーファイナルにもつれこみました。

決勝の安間選手
決勝の安間選手

男子スーパーファイナル
男子決勝ルートの中間部と上部が手直しされたルートで行われました。

最初は小澤選手。下部は決勝と同じため、さっくり登って中間部へ。中間部のハング下を少しトラバースし、ハングを超えるところが最初の核心だったようですが、ハングの上のホールドを取って、次のホールドをクロスで取って完全にハングを超え、次のホールドを取り損ねてのフォールでした。

スーパーファイナルの小澤選手
スーパーファイナルの小澤選手

続いて篠崎選手。小澤選手同様、下部はさっくりと超えて中間部の核心へ。ハング下のトラバースで、小澤選手が左で持てたホールドを持てず次のホールドを左で持っていたため、先に進めず一進一退を繰り返していましたが、最後にデッド気味に手を出したものの持てずにフォール。2手差で小澤選手の優勝となりました。

スーパーファイナルの篠崎選手
スーパーファイナルの篠崎選手 次の 1手が出せず

小澤選手の感想は小澤工房(小澤選手の Blog) で読めます。

小林由佳選手
小林由佳選手 ジャパンツアー 18連勝

表彰式後のインタビューで、4月から世界ツアーに入るそうで、日本を出てしまうそうで、日本のコンペにはしばらく参加しないそうです。残念。ツーショット + サイン貰っておけばよかった。

男子表彰式
男子表彰式

ヨコハマ ロックマスター 2005 リザルト速報 (PDF)

参考情報
岩達人(最終更新) (no climb no life)

去年のジャパンツアー最終戦以来、2回目のジャパンツアー観戦でしたが、日本のトップクライマーの登りを一括して見れるので非常に面白いですし参考になります。年に一回なので毎年見に行こうと思います。

今回も動画を大量に撮ってきましたので、編集しだい近日公開予定ですのでお楽しみに。

全然別の視点ですが、今回ルートセッターだった東さんが、ルートセット中にしていたユマーリングが、普段自分がしているユマーリングとはぜんぜん違った形だったので、今週末に試してみたいと思いました。



2005年3月28日

アイスクライミングコンペ in 層雲峡 動画第 4弾

第 4弾は女子の決勝です。4-5日で消しますのでダウンロードはお早めに。動画のファイル形式は WMV です。再生には Windows Media Player が必要になります。

女子の決勝の課題は 2つ。ほぼ、何でもありありの設定でしたが、みんな疲れてしまっていたのか、まともに登れていたのは森宗選手と高橋選手だけでした。課題 2 で高橋選手が完登直前まで行ったことが優勝の勝因となりました。

女子決勝 課題 1
森宗選手 (8.76M)

女子決勝 課題 2
森宗選手 (14.2M)
高橋選手 (11.9M)



2005年3月29日

氷雨

氷雨

韓国初の山岳映画 "氷雨" が、昨年の福岡アジア国際映画祭に引き続き、東京で行われる韓流シネマ・フェスティバルで公開されることになりました。

詳細は以下の Web を参照ください。
http://www.han-ryu.net/special/special_movie01.htm#01

"氷雨" は Video-CD の韓国語版、英語字幕の DVD 版が手元にありますが、英語の字幕ではなんだか今一雰囲気がつかめないので、日本語字幕で見に行きたいのですが、GW は山に入っている予定なので見にいけません。残念。

映画は韓流恋愛ドラマがベースになっているので山岳映画としても新鮮です。クライミングシーンも多く、ありえないだろーという突っ込みどころ満載でいろんな意味で楽しい映画です。

氷雨
アルパインでそんなところフリーで行けるか? オーバーハング、岩雪ミックスを荷物背負ってプラグツ+素手で足ブラで登ってます・・・。スーパーウーマン



2005年3月30日

wizarding eXcalibur vol. 1

(2005/1 eXcalibur DVD)

船橋ロッキーがサポートしているブランド eXcaliburのサポートクライマーの DVD。出演クライマーは茂垣敬太、渡辺数馬、榊原佑子、藤原亮、永田乃由季、古坂賢太、小澤信太さんなどなど、ボルダラーが中心です。とはいえ、茂垣敬太さんのロジカルプログレッション(5.14d?) のクライミングシーンも入っており、見所満載です。

DVD のテイストは US のアホアホなボルダリング DVD のノリと同じですが、見知った顔だからか、結構楽しんで見れます。渡辺数馬のアホさ加減が最高です。非常に手作り感が強く、メニューなどはかなり雑ですが、質だけだったら妙に肩肘張ったノリの Pump が出している Moment よりもグッドだと思います。

個人的には永田さんのボルダリングシーンが一番印象に残りました。先日の横浜ロックマスターでは紐があったからか、大分動きが違いました。軽快でリズミカルな登りは真似したいなぁ。沖縄出身というのもあるのでしょうか? それにしても Midnight Lightning のマントルを返す核心からのフォールシーンは見てても怖すぎます。

永田乃由季さん
永田乃由季さん

DVD の詳細は以下を参照してください。
http://excalibur.x0.com/dvd.html

通販はまだ始まっておらず、舟橋ロッキーでしか入手できません。ふみちゃん、メディアを有難うございました。



2005年3月31日

八ヶ岳・南沢大滝

かーばたさんと八ヶ岳・南沢大滝にアイスのトレーニングに行ってきました。寝不足だったからか二人とも体の切れが悪くぼろぼろでした。それにしても南沢大滝の氷硬すぎ。全く歯が立ちませんでした。

5:30 に東京を出て、南沢小滝に着いたのが 10:00 でした。小滝でスクリューやアックスの確認をして、少し遊んでから大滝へ移動。

南沢小滝
南沢小滝

大滝には 3名の先行パーティがいました。3人あわせて 180歳というスーパーおじさんパーティで、年齢を感じさせない軽々としたクライミングでした。あぁいった歳の取り方をしたいなぁ。

今シーズンの目標として、5級のアイスをリーシュレスフリー・ノーテンでリードするというのがあったので、気合を入れて望んだものの、20m 弱、スクリュー 3本目で断念、スクリューにテンションを掛けてしまい、その後はスクリューごとに各駅停車。氷が硬すぎて、バイルを 1回振っただけでは決まってくれず、3回-4回と振ってるうちに消耗してしまい、すぐに腕がヘロヘロになってしまいました。足は結構良く決まってたのになぁ。うーむ、先は長い。

南沢大滝
南沢大滝

Top ロープを張ってから、ラインを変えて 4回登って終了。滝自体 40m 近くあるので単純に Top ロープで登るだけでもかなり疲れます。刃先はギンギンに研いで行ったのですが、あごの角度を間違え、フッキングが上手く使えなかったので、それも敗因でしょう(言い訳)。

おまけ
出発前にアイゼンをチェックしたところ、前爪が研いでも回復できないくらい磨り減ってしまっていました。たぶんほとんどが先週の屏風での磨耗によるものだと思いますが、まだワンシーズンしか使っていないのに減りが早いなぁ。こんなもんなのかな。

磨り減ったアイゼンの前爪
磨り減ったアイゼンの前爪(上:使用後 下:使用前)



 
 
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