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2005年9月 1日

今日の ISARA

吉祥寺に新しく ISARA というジムができたというので行ってきました。

Climbing & Cafe ISARA

吉祥寺から歩いて行きましたが、結構遠く、川口駅 ~ Pump1 よりも少し遠いかもしれません。しかも井の頭公園を抜けてからは人通りが減るため、夜は女性一人ではちょっと怖いかもしれません。さらに最後の詰めで迷ってしまい、30分くらい掛かってしまいました。

登録料が 1000円で、利用料が 2時間 1000円なのですが、かなり遅い時間に行ったため 500円にしてもらえました。ラッキー。営業時間は 22:00 となってはいますが、22:30 過ぎまでうだうだ登っていました。更衣室が 1室しかないので順番待ちなのです。トイレの方が広いのでそっちで着替えた方が得策かもしれません。

壁は主に 3面で垂壁、どっかぶり、薄かぶりです。いずれの面も終了点が壁のヘリというのが新鮮でした。ので、どの課題も最後の 1手が非常に遠いものが多いです。しかも薄かぶりの壁は 5m 近い高さなので、最後の 1手は結構躊躇してしまいます。

課題は室井登喜男さん作成らしいですが、まだまだ数が少なく、2級から 8級まで比較的素直な課題が並んでいます。今日やった感じでは 4級までほぼ 1撃できたので、最近はクラックばっかりやっていて、余り登り込んでいない現状を鑑みると、甘めの設定かなという感じです。垂壁では 2級が 2撃でした。このままだとあと 2-3回行ったらやる課題がなくなります。

長物の課題も一応 3本ほどありました。

まだまだできたてほやほやなので今後が楽しみです。どちらかというと初心者の方にオススメなジムです。オーナーの安藤夫妻もアットホームな感じで、プライベートウォールの延長といった感じのジムでした。安いので気が向いたらまた行こうかなと思います。近々 2階に Cafe がオープンするそうです。

内部はこんな感じ
内部はこんな感じ。狭いので注意!!

どーでもいい話ですが、何故か前の部署で喧嘩別れした上司がいてびっくり。もちろん視線だけ交わして会話はありませんでしたが・・・。



2005年9月 2日

ばっちこい - アキトと登ろう -

(2005/9/1 Frontier Spirit Production DVD)
ばっちこい - アキトと登ろう -

プロフリークライマー松島暁人さんを取り上げた DVD。1人のクライマーに焦点を当てた作品としては平山ユージさん、小山田大さんに引き続き 3人目。世界的に見ても、1人のクライマーだけで発売されている作品は少ないので、凄いことかもしれません。

1人のクライマーだけを扱った作品は、複数クライマーのコンピ集に比べると、そのクライマーの性格がそのまま作品に表れます。今回の作品も "松島暁人" の快活さが表れており、テンポ良く軽快に見れ、あっという間の 50分でした。

製作者の意図もあるのでしょうが、クライミングシーンとそれ以外のシーンの割合は半々で、クライミングは生活の一部であるように表現されており、小山田さんの作品『forte』に通じるものがあります。ので、この DVD を楽しめるかどうかは "松島暁人" の世界に入れるかどうかでしょう。

映像的に良かったのはやっぱり二子の乾杯のトライ・完登シーンです。ここだけは、他のクライミングシーンとは雰囲気も違っていて真剣そのもの。特に核心のクロス気味の状態から遠いホールドにデッドして足ブラのシーンはまさに "松島暁人" です。

個人的に、彼の性格云々は抜きにして、彼のスパスパと登っていくムーブは真似したいくらい好きです。純粋に彼のクライミングに興味がある方は、ランナウトのビデオコーナーに、昔の某コンペで松島暁人を中心に追ったビデオがあるのでそれを見られるといいと思います。はっきり言って驚異的な強さです。

二子の乾杯
二子の乾杯

ロクスノ 29号の RS職人のコーナーが今回の作品を作った Frontier Spirit Production の阿部耕介さんなので、この記事を読まれてからこの作品を見たほうが楽しめます。

映像を作ることに興味があるので、アルパイン系の映像で何か作ってみたいと思っている今日この頃ですが、登ることに忙しくてとても撮ったり編集したりする時間がありません。それ以前に撮ったり編集したりする技術がないのでどーしようもないのですが・・・。阿部さん(PUMP)、竹内さん(舟橋ロッキー) の活動には興味深々です。



2005年9月 3日

甲府幕岩

アルパインギャル 3名と甲府幕岩へ行ってきました。久々のフェースクライミング、しかもカチカチ系で結構緊張しました。

森の唄 5.10a (アップ)
あいかわらず上部で左に逃げたくなります。まぁアップなので気にしません。

キルト 5.11b/c (3RP)
ちょうど荷物を置いた目の前にあったのでトライ。出だしのボルダームーブ 2-3手で 2度落ち、そこを抜けたらあとは一気に終了点まで行けました。持久力が落ちているのでギリギリ。左のカンテを使いたくなりますが、我慢。

動物がイッパイ 5.10b (FL)
杉本さんのビレーをしたのでついでに登っておきました。縦のカチを上手く繋げたルート。ラインが 2本ある気がするのは気のせい?

岳でキョン 5.11c (X)
フミちゃんがトライしていたので触ってみました。カチカチの得意系なのですが、最近ジムに行ってないからか指力が落ちていて、全然持てず。フミちゃんは 5トライ目で落としていました。さすが。

スパイラルリーフ 5.11b (3RP)
去年の宿題。最後の最後が核心なのですが、1便目でホールドとムーブの確認。2便目で落とせているはずが、使うホールド間違えて、1便余計に出しちゃいました。

アプローチ 5.7 (クールダウン)
井上さんの練習用にかけたトップロープの回収で登りました。ほとんど闇でホールド良く見えず。

いつものように残業になりました。一旦甲府に出て夕飯を食べ、湯川に移動。湯川の駐車場でテント泊のつもりが、突然の大雨で近くの XX に移動して寝ました。快適。

杉本さんは小川山で 1週間以上合宿していたそうで、3ヶ月前に会ったときより格段に上手くなっていました。井上さんはクライミング初めてとのことで基礎的なことを中心にみんなで好き勝手言って教えていました。



2005年9月 4日

湯川

今日は湯川に移動。週末のうち 1日はクラックをしないとやっぱり落ち着きません。

テレポーテーション
テレポーテーション核心

今日の目標はユマーリング & 荷揚げの練習とテレポーテーションのフラッシュが目標。現地でかーばたさんと合流。

コークスクリュー 5.9(アップ)
Topロープをセットするためにアップでコークスクリューを登りました。

サイコキネシス 5.10c(アップ)
Fixロープを張るために登りました。このルートはフィンガーからワイドまでクラックのあらゆる要素が出てくるので何回登っても勉強になります。

しばらくかーばたさんとユマーリング & 荷揚げの練習 2-3回。やっぱりベアリング入りのプーリーを使うと楽ですね。ユマーリングもようやっとこつがわかってきました。なぜかフミちゃんと井上さんもユマーリングの練習で上がっていました。

テレポーテーション 5.10d(2RP)
本日のターゲット。去年かーばたさんがトライしているのを見ていたので、核心は上部のフィンガークラックということはわかっていました。最初は 10b/c くらいのフィンガーからハンドのクラックを 15m くらい上がりテラス。ここから薄かぶりの斜上するフィンガーが核心。余いフィンガーが 2手ほど続き、スタンスをどこに求めるかが鍵でしょう。フラッシュを狙いましたが、耐えられず落ちちゃいました。くそー。2度目でレッドポイント。

サイコキネシス 5.10c(クールダウン)
クールダウンで登りました。腕がよれていたからかジャムがうまく決めれず、1回フォール。

ここを登った直後に大雨が降ってきて、あっという間に全身びしょびしょになりました。あーあ。結局今日も暗くなるまで登りました。近くの灯明の湯に入って、夕飯を食べて帰りました。

やっぱり今日もフミちゃんが炸裂しており、バンパイア(5.10c) をオンサイトしていました。最近めきめき上達しています。

お得情報
恥ずかしいことに、テレポーテーションを登った際に、ハングの 3m 程上にキャメロット C4 の赤を残置してしまいました。ナッツキーを使ったりと色々したのですが、奥へ歩いて行ってしまい全く手が出ない状況になってしまいました。もし取れる方がいらっしゃいましたらプレゼントいたします。

湯川の比較的登られているクラックは 15本あり、これで 11本登りました。残っているもので白髪鬼(5.13b/c) は例外としてあと 3本。

サブタナル(5.9) 吉田和正さんのルート。変則的で苔っています。6月に事故もあったので余りそそられません。
阿羅漢(5.10c/d) オススメの人がいるので登ってもいいかな。
テレパシー(5.10d) バンパイアの派生ルート。派生なのでイマイチそそられません。

ので湯川はもう卒業でもいいかな~。



2005年9月 5日

ROCK&SNOW No 29 2005 秋号

(2005/9/2 山と渓谷社)
ROCK&SNOW No 29 2005 秋号

今回は初めて DVD が添付され、値段も通常より 200円高いだけで結構お得です。やはりフリーの記事が中心で、野上さんも書かれてますが、スポーツクライミングは完全に雑誌を分けてしまった方がいいというのは同感です。ただ時々リンクすることがあったりして微妙なんですよね。

今回気になった特集は先日の世界選手権、デナリ周辺での横山&一村ペアのクライミング、アイスアックスの特集、小笠原夫妻へのインタビュー、竹内さんのシシャパンマ縦走です。

■The World You Can Change 世界選手権+ワールドカップ+ワールドゲームズ
ほぼリアルタイムで見ていたので、結果だけはすぐにわかりましたが、選手へのインタビュー、木村さん、平山さんの詳細レポートはより深く知る上で勉強になります。

特に野口選手へのインタビューは面白かった。以前にもインタビューされることはありましたが、インタビューアの誘導に "うん"、"はい" などとうなずいているだけでほとんどインタビューになっていませんでしたが、今回はきちんと形になっています。"将来の夢は?" に対して "クライマーを続けることですね" という返事が印象的です。左上の小澤さんの写真もグー。

同様に小林選手のコメントも最近はしっかりしてきました。Mammut の Top News にも出ていました。

平山さんは、まだもやもやしているようですが、次の世界選手権には出場されるのでしょうか? 先日日本のボルダーコンペに出て周りをびっくりさせているので、もしかしたら 2年後に向けて始動したのかもしれません。

■GET THE DIAMOND
デナリ南壁「デナリ・ダイヤモンド」第 3登
ハンティントン南西壁新ルート「志士」

やっぱり冒頭での記述が強烈ですが、記録が少ない大岩壁を登る場合はこのくらいの意気込みが無いと駄目なんでしょうね。

"与えられた情報をそのまま壁に求める。地形、支点、氷の有無、グレード・・・・。それはもはや壁を登るのではなくて、ルート図を登る行為にほかならない。"

もちろんこれを鵜呑みにしていたら命がいくつあっても足りないわけですが、理想ではあります。5000-6000m での Mixクライミングが夢です。

アイスアックス・フィールドインプレッション
"次号となるとすでにアイスのシーズンに突入してしまっているので" となっていますが、ここ最近の暖冬の影響で 12月の頭ではまだほとんどアイスができる場所は無いので、次号でも問題ない気がします。

評価の仕方が面白いです。特に新しい情報は無いですが、シャルレのノミックは振ってみたいなぁ。DMM のモデルはヨーロッパで既に売っていました。BD の一体型シューズ、Trango のアックスも US で既に販売されていました。今シーズン初登されたアルカトラズ(M14) でも Trango のアックスが使われています。

A Day in the Life 小笠原 浩 & 鏡子
北海道の怪物夫婦

"一番大切なギアは?" に対して "鏡子です。" かっこいいなぁ。社会人という身分を残してこれだけ海外に行けるのは理想ですね。"岩雪一徹" のコーナーで石際さんも同様のことを言っていますが、残念ながら諸般の理由で石際さんは山を続けられなくなってしまったそうです。

その他
- 山野井さんの写真からはいつも凄みを感じます。カメラは何を使っているのでしょう?
- 小川山・大聖堂 5.12a。頑張れば自分にも手が届きそうなクラックラインです。



2005年9月 6日

サンクチュアリ/大人の聖域

(2005/9/6 0:50-1:20 日本テレビ)
サンクチュアリ/大人の聖域

小山田さんのこれまでの活動を振り返り、今月からのドイツツアーについて少し触れた内容でした。良くまとまっていました。

小山田さんは最近番組に出まくっています。にわかボルダラーがジムに多いのは小山田さんの影響でしょう。何はともあれ、クライミング人口が増えるのは大歓迎です。一般社会で、クライミングに対する理解が深まれば、クライマーとしても居心地が良くなりますし、開拓なんかもしやすくなるのではないでしょうか。もちろん正しいマナー、ルールも確立しなければいけませんが。

サンクチュアリ/大人の聖域

クライミング、ボルダリングの説明は全て的確で間違っている説明はありませんでした。これまでだと "ボルダリング" の説明は "ロープ無しで岩を登るスポーツ" とフリーソロの説明と誤解されそうな感じでした。

大昔に日テレを登る映像があったのですが、これって以前平山さんの番組でも紹介されていたので、同じ番組でしょうか? どーでもいいことかも知れませんが、ご存知の方は教えてください。



2005年9月 7日

今日の T-Wall

どっかぶりの課題がやりたかったので、会の木田さんを誘って T-Wall 錦糸町店に行ってきました。

久しぶりに行きましたが、ボルダリングの面は大盛況なのに、ロープの面にはほとんど人がいませんでした。もったいない。

ボルダーでアップしてからルートへ。垂壁 2本、どっかぶり 3本と余り数はこなせませんでした。やっぱりどっかぶりは腕に来るので、すぐによれてしまいます。体幹を鍛えねば。姐さんの真似ですが、年内に どっかぶり 100本やろうかな。あと 97本。

それにしても相変わらずペンキを塗りたくったホールドはツルツルで上りにくい。どーやってルートセットをしているのか知りたいところです。



ボルダーコンペに参加 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

今年になってボルダーに力を入れ始めた平山さんがボルダーコンペにも参戦されたようです。日本レベルをはるかに超越しているので、"出る" だけで周りが引いてしまうところですが、そのあたりは平山さん自身も感じているようですが、それでも参加されたということは、なりふり構わず本格的にボルダーに力を入れるということなのでしょう。

小山田さんも、5年前にアクシオンダイレクト(5.14d) を触って登れなかったため、しばらくボルダーに転向してそれなりの結果を残し、今月末に再度トライするようなので、その影響も強くあるのでしょう。高難度ルートを落とすのに高いボルダー能力が必要なことは世界的にも常識になりつつあります。

それにしても平山さんの本気トライを見れた人は羨ましい。ゲリラ的ではなく、できれば計画的に参戦して欲しいなぁ。B-Session とかに。ルートだったら世界選手権の結果を見れば明らかなように、いまだ国内では敵無しでしょう。が、ボルダーだと今回が 2位だった事もあり、最近の若手選手とどこまで競えるのか見てみたいところです。

そーいえば、使われている写真は全部 haluさんの写真ですね。ロクスノの空知の方は 2期生さんでしたね。



2005年9月 8日

イキルチカラ

今月のロクスノでも紹介されていたボルダリングが出来る飲み屋 "イキルチカラ" に行ってきました。オフィスから歩いて 10分とかなり近いです。

当方の予想と大幅に違っていたので感想は微妙です。詳細は書きませんので皆さん行ってみてください。

名刺もらいました・・・・。

名刺もらいました・・・・。

参考情報
ボルダリングバー?@新宿オープン
http://blog.goo.ne.jp/ba20034/d/20050828
http://blog.goo.ne.jp/ba20034/d/20050829



2005年9月 9日

アプローチシューズ

VASQUE BORNEO
VASQUE BORNEO

ここ最近は、夏はクライミング以外は、アルプスの縦走でも何でも軽めのスニーカーを使っていたので、登山靴は持っていません。スニーカーは軽くて特に不便を感じなかったのですが、耐久性が著しく悪く、数回の山行で崩壊してしまい、頑丈なスニーカーを探していました。

最近は "アプローチシューズ" というジャンル分けで登山用品店にもコーナーができるほど充実してきたので、Calafate のリアルチープマーケットを狙って探しに行ってきました。今月のカムにもアプローチシューズに関しては柏さんの記事で載っています。

平常時はもっといろいろ置いてあった気もするのですが、バーゲンということで 4-5種類しか置いてありませんでしたが、全部履いてみた結果、この靴が一番しっくり来たので買っちゃいました。13440円のところを 8925円と 3500円近くお得でした。

この靴の特徴は何といってもソールが Stealthラバーであることでしょう。試し履きをしている段階では全然滑りませんでした。Dean Potter がスポンサードされているようで、写真が飾ってありました。5.10社以外でアプローチシューズに Stealthラバーの使用が許されているのはここだけだそうです。靴ベロがなく独特な足首周りも特徴でしょう。

狙いは同じだったのでしょうが、偶然亀ちゃんに会いました。



2006 春夏アウトドア合同展示受注会

9/6-8 まで池袋でアウトドアメーカー 21社による合同展示受注会が行われました。行ってみたかったのですが、一般人は入れないので残念ながら参加できず。レポートを探していたらありました。

2005. 9. 6. Tue 新作展示会

内容はチラッとしかありませんが、気になるのはやっぱり "モカシムオンサイト"。小林由佳ちゃんプロデュースの靴だそうです。

↓この靴でしょうか?
http://worldcup.pizmundial.ch/Wettkampfbilder/pages/DSC_8978_JPG.htm
http://worldcup.pizmundial.ch/Wettkampfbilder/dsemi/pages/DSC_9571_JPG.htm



2005年9月10日

背振山地・坊主川・金山沢

福岡郊外・背振山地の金山沢に行ってきました。

自分の沢の師匠であるヒロポンが、今年の 4月から仕事の都合で福岡に転勤になってしまったため、遊びに行くついでに、福岡近郊の沢に行ってきました。

台風 15号の接近によりぱっとしない天候でしたが、沢の要素がコンパクトにまとまっており適度に楽しめました。

福岡市内からバスで 30分くらいでもう山奥でした。雰囲気は奥多摩に近い感じですが、まとわりつく湿度と暑さは九州独特でしょう。アプローチを間違え、沢の取付である坊主の滝に着いたのは、バス停を出発してから 2時間後の 10時。坊主の滝の前で準備をして入渓。

坊主の滝
坊主の滝

坊主の滝は神聖な滝らしいので脇の登山道から巻きました。水量は予想よりも多かったものの、おおむね水深は膝までで、難しい滝もなく、ほとんどの滝が直登でき、初心者向けにちょうどいい沢です。

m050910-2.jpg

また、九州の沢だからか、水温も関東周辺の沢に比べると高く、シャワークライムになっても気持ちいいくらいで、積極的に水に飛び込めます。普段はウォータースライダーなんてしないのに、思わずやってしまいました。

ウォータースライダーの滝
ウォータースライダーの滝

この滝だけロープを出しました
この滝だけロープを出しました

途中で釣り人と競争になってしまったのは残念でした。せっかく遠巻きに高巻いたのに、追いかけてこなくても・・・。

渓相が平凡なので、途中からどこにいるか良くわからなくなり、詰めを適当にしたら予定とはだいぶ違うところに出ましたが、金山山頂付近に出れたので結果オーライ。稜線に出る辺りから雨足が強まり、山頂に着くころはびしょびしょ。久しぶりに雨の中を歩きましたが、気温が高いせいか却って気持ちよく、ルンルンでした。

金山山頂 13時
金山山頂 13時

下りは良く整備された登山道を駆け下り、1時間 30分ほどでバス停に着きました。

下山してからはとりあえずで博多名物豚骨ラーメンと小ぶりの餃子を食べてからシャワーを浴びに帰宅。夜は天神に出て、美味い魚や地元の名物をたらふく食べました。久しぶりに飲んだビールも美味かった~。

こてこての豚骨ラーメン
こてこての豚骨ラーメン

幸せな 1日でした。



2005年9月11日

達人の山旅 2 森と水の恵み

(2005/8/16 高桑信一編 みすず書房)
達人の山旅 2 森と水の恵み

8月にみすず書房から出版された "達人の山旅" シリーズの 2巻。今回は沢だらけな週末の予定だったので、気分も沢にということで、行きの飛行機の中で読んでいました。1巻はまた別の時にでもレビューします(多分・・・)。

この本は "登山" というルールに縛られずに山を楽しんでいる人たちのエッセイ集です。日本において登山を突き詰めていくと、ピークハントか、クライミングか、沢登りに分かれる気がします。

沢登りは "登山" という概念では縛りきれないほどの幅の広さを持っており、沢登りの枠を超えた活動をしている人たちの書き下ろしエッセイなので読み応えあります。自由に山を楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきます。

それに比べると自分の活動の幅が、ルールに縛られた、いかに狭いものかを痛感させられますが、今はクライミングが一番楽しいので仕方ないです。ただ、クライミングが出来なくなったらこんな活動もいいなぁと思います。

-----話題転換-----

今日も福岡郊外の沢に行く予定だったのですが、前日に見た降水確率が 70% と非常に高く、また台風も接近していたので、あっさりと福岡近郊をぶらぶらすることに決めました。が、朝起きたら快晴でした。

これから年末にかけて受けなければいけない試験が幾つかあるので、昔から行ってみたかった学問の神様 "太宰府天満宮" に行ってきました。一応お守り買って来ました。今回は参拝の予定がなかったので、普段の旅行では持ち歩いている御朱印帳を忘れてきてしまい少しショック。実は神社仏閣マニアです。

天満宮自体はこじんまりとしていましたが、周辺の遺跡は公園化しており炎天下で散歩しましたが、草原が気持ちよかった。すぐ裏手には宝満山もあり、クライミングもできるようです。ヒロポン引っ越すならここだ!! もちろん名物のごぼう天うろんや梅ヶ枝餅も食べました。

太宰府天満宮
太宰府天満宮

その後は天神や博多駅周辺でお土産なんかを買ったりしてぶらぶらして、これまた名物のもつ鍋を食べて、夜は選挙速報を見ながらごろごろしていました。

久しぶりにクライミングをしなかった週末でした。ラリーグラスあたりを覗いてみたかったのですが、たまにはこんな週末もいいかなと思いました。ヒロポンありがとー。幸せにネ!!



2005年9月12日

9月 都岳連海外委員会

都岳連海外委員会のミーティングが行われました。主な議題は 11/10(木) の海外の山を知ろう講演会についてと来年の 2/12 に行われる高所順応研究会の内容をどうするかの 2点でした。

第 14回海外の山を知ろう
ゲストが正式に村口徳行さんに決定しました。村口さんのプロフィールをそのまま抜粋すると

1956年東京都生まれ。日大山岳部で本格的な登山を始める。NHKスペシャル、TBS新世界紀行、テレビ朝日ネイチァリングスペシャルなどで、ヒマラヤをはじめとする高峰登山を二五回以上も撮影した日本屈指の高所カメラマン。2004年エベレスト・ローツェ登頂の実績で「第五四回日本スポーツ賞競技団体別最優秀賞」を受賞

です。11/10(木) に池袋の勤労福祉会館で行うことになりました。現在宣伝用のビラを作成していますので、ビラが出来次第正式に告知したいと思います。ヒマラヤや高所での撮影に興味がある方は是非。皆さんよろしくお願いします。

ゲスト
ゲスト

第 29回海外の山を知ろう
こちらは大体のタイムスケジュールが決まったものの、目玉とゲストを誰にするかがまだ決まっていないので、少し話し合いましたがまだ決まらず、次回以降に持ち越しになりました。



2005年9月13日

今日の Big Rock

先々週末の湯川で色々あったので、Big Rock に行ってきました。

湯川には、自分達のパーティの他に、大岩あき子さんのパーティがいらっしゃいました。撤収は自分達が最後だったのですが、バンパイアの取付にヌンチャクが 5本忘れられていました。さっそく当日現場にいた方に連絡を取ってみたところ、ヌンチャクは大岩さんのヌンチャクだということがわかりました。ので、返却をしに Big Rockへ。

受付にはあき子さんが座っておりました。お礼ということでジムを無料で使用させてもらいました。ラッキー。

かなり昔からあるジムですが、場所が鶴見ということもあり、こじんまりとしているわけでもなく、適度なサイズの中にジムの要素が全部詰まっていていい感じでした。課題ももちろん初心者向けから小山田さん作成の超難度の課題までさまざまです。雰囲気は Pump1 に近いかなぁ。

しばらくジムではどっかぶりを中心にやりたかったので、どっかぶりとルーフのボルダーで遊んでいました。初めて生で保科さんを見ましたが、DVD とは違い、凄い迫力でした。機会を見てまた行きたいと思います。BP2 組でロープやりたそうな人を誘おうかな。



2005年9月14日

ザック

先日行われたリアルチープマーケットでザックを買いました。ほぼ半額の 1.1万円でした。

Flight 35L
Flight 35L

普段の週末の山行は 2泊 3日までは 30L のザックでギリギリだったのですが、最近は使うロープを、シングル、ダブル問わずに 60m にしたところ、容量オーバーになる事がたびたびあり、ザックも壊れ気味だったので、35L~45L くらいのザックを探していました。

最終的には BlackDiamondo のスフィンクス 45LMammut の Ice 35L に絞っていたのですが、Calafate に行ったら Mammut の Flight 35L が安く売られていたのであっさり変更しちゃいました。

週末の沢で使いましたが、予想以上に軽く、ウエストベルトも取り外せるのでさらに軽くでき、ぺらぺらなショルダーベルトがちょっと気になりましたが、今のところ特に問題は感じません。



今日の T-Wall

フミちゃんから預かった女の子(井上さん) のトレーニングのために T-Wall 江戸川橋へ。教えるのは苦手というか下手なので、とりあえず簡単目なボルダーと Topロープで上ってもらいました。

が、予想に反してクライミングが 2回目とは思えないほど軽々と登っていて、特に教えることもなく、ただただ見ているだけでした。根性あるし、すぐに上達するでしょう。

やっぱりあれこれ言うよりは、どんどん登ってもらって数をこなすのが結果的には上達への最短経路なのかもしれません。

あとは追々、本を読んでもらったり DVD を見てもらえばいいのかなぁ。"俺の背中を見ていろ!!" とかって言えたらかっこいいですが、ヘナチョコなのでどちらかというと "見ないで!!" という感じです。

ふいー。緊張の 2時間でした。教えるのが上手い坂本さんが羨ましい・・・。



2005年9月15日

Sony MDR-NC50 (ノイズキャンセリングヘッドホン)

クライミングギアではありませんが、最近飛行機に乗る機会が多く、"ゴー" っというエンジン音が嫌だったので、ノイズキャンセリング機能のあるヘッドホン、Sony MDR-NC50 を買いました。

Sony MDR-NC50
Sony MDR-NC50

音質にはそれ程こだわらないので十分満足です。自転車通勤時の風切音や電車のモーター音なども消えるので意外と便利。候補としては BOSE の QuietComfort 2 もあったのですが、社内で使っている人が多数いたためやめました。ちなみにこの製品はアメリカで買うと半額です。



ヨセミテ

9/16-25 までかーばたさんと、今年もヨセミテに行って来ます。

ターゲットは Big Wall 入門ということで El Capitan の The Nose(32ピッチ・5.9/C2) です。出来るだけフリーにこだわり、現在の自分達のクラック技術がどこまで通用するのか試してみたいと思います。

菊池さんや大岩さんを始めとするプロの方から猛者の方々までヨセミテ入りしているそうなので楽しみです。自分達は Camp4 に滞在する予定です。もしお会いしましたらよろしくお願いします。

今回はハイビジョン用のビデオカメラを担いで行きます。果たしてどこまで撮れるだろうか・・・。



2005年9月16日

Yosemite へ移動

今年も去年と同様に San Francisco 経由で Fresno へ。今回は航空券、レンタカーの手配は全てかーばたさんにお願いしました。航空券が arukikata.com を使って 155440円、レンタカーは Dollar を使って、三菱・ランサーが 8日間で $211でした。手配有難うございました。

今回は 140L のホールバッグで行ったのでパッキングが非常に楽。ただ荷物を上から入れるだけ。入れるものが無く、ホールバッグの半分も埋まりませんでした。

成田空港へはフミちゃんが見送りに来てくれました。いつもありがとねー。

Fresno からは 41号を Yosemite まで 1本道。途中の Vons で食料の買出しをして、Yosemite渓谷入り。途中は完全に寝ていたので、目が覚めたら Yosemite に着いていました。

問題はどこに泊まるかでした。去年までは、暗くなってから Camp4 に入って、適当にテントを張ってもばれなかったのですが、今年からレンジャーの見回りが厳しくなり、その技が使えなくなりました。そのため、仕方なく Curry Village のバンガローに泊まりました。2人で 76$ と非常に高かったです。

バンガロー
バンガロー



2005年9月17日

Manure Pile Buttress

9/17 日の出と共に起床し、Camp4 のテントサイト確保のために並ぶ。1時間 30分ほど並んで無事キープできました。

今日は Yosemite の岩に慣れるということで、去年も登った近くの Manure Pile Buttress へ行きました。

[After 7 ~ After 6 / 5.8 6P 180m]
去年も登っているので、全く問題なし。特に順番待ち等も無く、1時間 30分で終了。

6P目
6P目

[Nutcracker / 5.8 5P 180m]
ここも去年登っているルート。サクサク登ろうと思いきや、3P目の終了点で 2パーティの順番待ち。先行が遅いものの抜かせてくれないので、ラインの左側が登れそうな感じだったので、やや苔っていたものの、突入して頂上へ。3時間で終了。

4P目 ここから別のラインへ
4P目 ここから別のラインへ

今日は初日なのでこのくらいで終了。Curry Village の Mountain Shop でギアを買い足し、Yosemite Village で食料の買出しをして、Camp4 へ戻りました。

夜は日本人クライマーが集まっていたテントサイトにお邪魔して、情報収集。YCC の増田さんをはじめ、84 の磯川さんや山川さんなどなどのお話を伺えました。



2005年9月18日

El Capitan : East Buttress

今日は、El Capitan の下降路の確認の為に、East Buttress を登りに行きました。このルートには去年も取り付いているものの、2P目の 5.10b のトラバースが出来ずに敗退していたので登りたかったルートでした。

まだ暗い中、駐車場で準備をしていると、East Buttress に行くと思われるパーティに抜かれました。最初のパーティが 1P目を登っているのを取付で待っている間に後続で 2パーティ来ました。2P目をかーばたさんに任せる形で 1P目は当方リードでスタート。

[El Capitan East Buttress / 5.10b 13P 430m]

East Buttress のライン
East Buttress のライン Nose は左の一番長いライン

[1P目:えのきど。リード / 5.8 49m]
ワイドクラック~チムニー~ハンドクラック。全身を使う奮闘的なピッチ。朝一で苦しい。ビレイポイント手前で先行パーティ待ち。ビレイポイント手前のムーブも悪い。ハーケンの残置で支点作成。

1P目のチムニー
1P目のチムニー

[2P目:かーばたリード / 5.10b 21m]
出だしのスラブが核心。ワンムーブなのだが怖い。かーばたさんも 1度落ちました。抜けたあとの微妙なワイドクラックも意外と悪かった。カムで支点作成。

[3P目:えのきど。リード / 5.6 17m]
ほとんど歩きに近いピッチ。平坦な場所でカムで支点作成。

[4P目:かーばたリード / 5.6 38m]
少しクラックを登ってからは歩きに近い。立ち木でビレイ。

[5P目+6P目:えのきど。リード / 3級 + 5.8 65m]
上の方にビレイポイントが見えたので 2ピッチつなげました。が、60m ロープでもちょっと足りませんでした。ランナウトするので注意。ハンガーボルトの支点有り。

[7P目:かーばたリード / 5.8 40m]
ハンドクラックを登ってから、フェースを登ってリッジへ出るピッチ。リッジ手前のフェースがちょっと怖い。

[8P目:えのきど。リード / 5.9 20m]
フィンガークラックをレイバック気味なムーブで上がるピッチ。ピンスカーなのでホールドは微妙。適度な難しさで露出感もあり気持ちいい。

8P目
8P目

[9P目:かーばたリード / 5.9 40m]
チムニーをズリズリと上がり、その後は比較的決まるハンドクラックでフェースを上がる。途中でラインが 2本に分かれるのですが、今回は左のフェースのラインで登りました。フェースに移るポイントが微妙。

[10P目:えのきど。リード / 5.5 30m]
簡単なフェース。大きく蛇行するのでロープの流れに注意。

[11P目:かーばたリード / 5.8 49m]
それ程難しくは無いのですが、フェースなのにボルトが無いため、強烈にランナウトするし、露出感もあるので結構怖い。しかも出だしでクライムダウンするムーブがある。トポにも "mental crux of route" と書いてあります。

[12P目:えのきど。リード / 5.7 45m]
岩の間を縫うように弱点をついているアルパインチックなライン。上に見える "large pillar" を目ざして登るピッチ。少しランナウトするので注意。

12P目
12P目

[13P目:かーばたリード / 5.6 21m]
ほとんど歩き。最後は立ち木に出て終了。

下降路は終了点からそのまま右へトラバースして行き、ケルンに従ってひたすら下っていくと、立ち木に Fix があり、その Fix を伝っていくと、懸垂ポイントに付きます。そこから 60m ロープ x 3回の懸垂で下に降りれました。当初 2回で降りれるかと思ったものの、わずかに足らなかったため、残置シュリンゲが掛かっていた端の立ち木までトラバースしました。ちなみに 2ピッチ目のロープは下の薮に引っかかりやすいので、末端は結ばない方がいいです。

懸垂ポイントへ Fix を使って下る
懸垂ポイントへ Fix を使って下る

地上に降りたら、踏み跡をたどって行けば、Manure Pile Buttress の駐車場に出ます。あとは車を停めたところまで車道を 10分ほど歩いて終了です。

時間経過
6:10 駐車場
7:00 East Buttress 取付
7:50 登攀開始
13:40 登攀終了・下降開始
16:00 駐車場



2005年9月19日

The Nose 1日目

いよいよ Nose に取り付く日。当初の計画では Fix は全くせずに 4日で抜ける予定でした。が、万が一を考え、水も食料も 5日分を用意しました。とはいえ、水は 4L/1日 x 5 + α の 22L とかなり節約しました。

1日目のトポ

[アプローチ]
Nose のアプローチは El Capitan の各ルート中で最も短い部類に属します。車は慣例的に停められているところに駐車しました。結果的に 5日間停めておきましたが、駐車違反は取られませんでした。

駐車ポイント 駐車ポイント
駐車ポイント 右が拡大図 緑は OK だが青に Over Night で停めると駐禁取られます

アプローチは比較的平坦な道を、Nose を目指して 30分程歩いて行けば着きます。が、少し(かなり) 間違えてしまい、何故か Mescalite の取付へ出てしまいました。そのまま 10分ほど基部をトラバースして Nose の取付へ。

取付から Nose を見上げる
取付から Nose を見上げる

Nose の取付とはいえ、実際の取付までは 5.5 程度の岩場を 20m 程登る必要があり、ギリギリまでロープを出さずに行けたものの 2ポイントほど怖い箇所があったため、軽身で 1度 Fix してからユマーリングで上がりました。荷物はお互いに 20kg 近くあったので背負って登るのは結構大変でした。

しかも、豚ポリから水が漏れていることがわかり、結構ショック。下手すると命に関わるので、慎重に運ぶことにしました。最終的には蓋のパッキンから漏れていることがわかり、テーピングでぐるぐる巻きにしておきました。

Nose の取付につくと、先行パーティが 2ピッチ目をリードしていました。準備をしていると、後続もどんどんやってきて、結果的に後続は 3パーティになりました。ちなみに Nose 上には数パーティが見えました。

取付で荷物を 1つにまとめて登攀開始。

[1P目:かーばたリード / 5.10d 46m]
出だしのクラックはフリーで行けたものの、クラックが閉じ、点在するピンスカーを辿るようになってからは C1 のエイド。ラインが真っ直ぐだったので荷揚げはそのまま。

1P目リード
1P目リード

1P目フォロー
1P目フォロー

[2P目:えのきど。リード / 5.11b 27m]
テンショントラバースの支点まではフリー。テンショントラバースでカンテを越え、クラックのピンスカーを C1 で繋いでいくものの、ピンスカーに決めるカムが難しく、1度すっぽ抜けて落ち、デイジーキャッチで止まりました。さらに、このピッチでアブミを 1本落とすというへまをやってしまうし、裸足で荷揚げをしていたら、荷物が重かったから、足の裏に巨大なまめが出来てしまい、この後ずーっと悩まされる羽目になりました。

2P目
2P目

[3目:かーばたリード / 5.10 30m]
基本的にピンスカーを使って C1。クラックが途切れるところが怖い。

3P目
3P目

[4P目:えのきど。リード / 5.11c 30m]
Sickle Ledge の高さまで上がってから、トラバース。トポだと 2回のテンショントラバースになっているものの、残置のロープがあり、ありがたく使わせてもらい、普通にトラバース可能。フォローが結構大変そうでした。

4P目
4P目

先行パーティは Sickle Ledge から 60m ロープ 3本連結させて垂らし、El Capitan 基部にいる仲間に Hole Bag を付けさせ、一気に荷揚げをしていました。後続は普通に荷揚げをしながら上がってきて、同様にロープを Fix して下りて行きました。

通常は 1日目に Sickle Ledge まで荷物を持って上がって Fix し、下界に下りて 1日レストしてから Go up するそうなのですが、当方たちは、レストなどという日程的な余裕も無ければ、ユマーリングで上がり直すというのも面倒だったので、1日目は Sickle Ledge でビバークして、そのまま Go up にしました。

結局 3パーティ分の Fix が 1箇所の支点に集まったため、Sickle Ledge は荷物とロープだらけ。おまけに、夜中に物凄く遅い女性パーティが到着し騒いでいたため余り良く寝れませんでした。親切なかーばたさんは、起きて何かヘルプをしていたようでした。手伝わずにすんませんでした。

Sickle Ledge
Sickle Ledge

時間経過
6:00 駐車場
7:30 El Capitan 取付
9:30 Nose 取付
10:00 Nose 登攀開始
17:00 Sickle Ledge 到着



2005年9月20日

The Nose 2日目

2日目のトポ

昨日は 4Pしか登れなかったという焦りと、Sickle Ledge に 4パーティ分のフィックスがあって、何パーティ登ってくるのかわからず、渋滞には巻き込まれたくなかったので、まだ暗い 5:30 にスタート。

[5P目:かーばたリード / 4th 36m]
ヘッドライトをつけてスタート。階段状のピッチ。階段状だけに荷揚げが大変。

[6P目:えのきど。リード / 5.9 24m]
コーナー沿いのハンドクラック。クラックのラインを変えてフェイスに出るところが露出間があって怖いが、何とかフリーで。

6P目
6P目

[7P目:かーばたリード / 5.8 30m]
テンショントラバースで脇のクラックに移り、5.6-5.8 のクラックを登るピッチ。支点の取り方を考えないとロープの流れも、フォローのユマーリングも大変なことになるので注意。次のピッチのテンショントラバースを考えて B の箇所でピッチを切りました。

トラバース後の 7P目
トラバース後の 7P目

7P目の荷揚げ
7P目の荷揚げ

7P目のフォローのテンショントラバース
7P目のフォローのテンショントラバース

[8P目:えのきど。リード / 5.9 36m]
テンショントラバースで Stoveleg Crack に移る。Stoveleg Crack はハンドサイズのクラックがひたすら 100m 弱伸びているピッチ。気持ちいいくらい手も足もジャムが決まって快感。が、同じサイズが続くということは使うカムも同じサイズということで、カムは 3セットしか持ってこなかったので、支点は 10m に 1個ペース。気持ちいいピッチでした。

8P目 Stoveleg Crack スタート
8P目 Stoveleg Crack スタート

8P目 Stoveleg Crack 100m近く 延々とハンドクラックが続きます。快感。
8P目 Stoveleg Crack 100m近く 延々とハンドクラックが続きます。快感。

[9P目:かーばたリード / 5.10 45m]
引き続き Stoveleg Crack。ハンドクラックが終わってからのオフウィズスが難しい。C1。

9P目
9P目

[10P目:えのきど。リード / 5.10b 49m]
下からものすごい勢いで上がってきたポーランド人のパーティがいたので先に行ってもらう。取付から 2時間 30分で上がってきたらしい。トレーニングと言っていました。

彼らを見てると、フリーではなく人工交じりで登るのですが、クラックにカムを決めたらそれをつかんでごぼうで体を上げて、すぐに次のカムを上に決めてごぼうの繰り返しで、かなり力技ながらもめっちゃ早い。ので、このピッチは彼らのまねをして登ったところ、すごい速さで登れて感動。いいもの見せてもらいました。

[11P目:かーばたリード / 5.10c 12m]
Dolt Tower へ上がるピッチ。難しいオフウィズス。C1。

[12P目:えのきど。リード / 5.8 30m]
テンショントラバースでいったん下がってからスタート。5.7 のスクイーズチムニーが全然上がれない。ワイド系は全然グレードどおりじゃない。迷わず C1。

ここで先ほどのポーランド人が降りてくる。天気が悪くなるから King Swing だけして降りてきたとのこと。抜かせてくれたお礼ということで荷揚げを手伝ってくれるがもの凄いパワー。

12P目
12P目

[13P目:かーばたリード / 5.9 30m]
きれいにフレーク状に続くフィストクラックだがとても 5.9 には思えない。C1。恥ずかしながらこのピッチでキャメの #5 を残置。

13P目
13P目

[14P目:えのきど。リード / 5.7 30m]
El Cap Tower へのピッチ。暗くなりかけていたものの、5.7 だし、短いからということでヘッドライトは持たずに行ったのが失敗。時々降っていた雨がこのピッチで雷とともに本降りに。雨は雹交じりでかなり激しく、雷が光っていて怖かったので、30分ほど途中で止まっていたら完全に真っ暗に。

雨が少し弱くなったのを見計らって一気に El Cap Tower へ。階段状のピッチなので荷揚げが大変。

さっさとツエルトを張って就寝。夜通し風雨が激しかったものの、それほど気にならずに爆睡していました。今年 3月の屏風での立ったままビバークに比べれば楽々。

時間経過
5:30 Sickle Ledge スタート
21:00 El Cap Tower 着



2005年9月21日

The Nose 3日目

3日目のトポ

昨日が疲れたからか、目覚ましに気づかず今日は遅めのスタート。昨日の雨が嘘のような快晴。

[15P目:かーばたリード / 5.9 33m]
出だしは C1 でかわせるものの、5.8 のチムニーが全然支点が取れないまま 10m ほど上がるのでかなり怖い。

15P目フォロー
15P目フォロー

15P目フォロー 最後のチムニーが 10mくらいランナウトするので怖い
15P目フォロー 最後のチムニーが 10mくらいランナウトするので怖い

[16P目:えのきど。リード / 49m 5.10c]
Boot Flake に上がるピッチ。ペツルの安心できる A0 から始まり、1ポイントナッツの C1 をかました後、ハンドクラックをひたすら C1。

16P目出だしの A0 セクション
16P目出だしの A0 セクション

[King Swing :かーばたリード]
Nose の有名な大振り子トラバース。最初当方がトライするも全然駄目で、5-6回走ってみてもターゲットのクラックに届く気がしない、というか支点等はまったく見えない。

最終的にはフレークにロープが挟まってしまったので、ユマーリングで上がりなおしてかーばたさんに交代。かーばたさんは一旦反対側に助走をつけて走って、それから再度走るという方法でターゲットのクラックをキャッチ。その後支点まで少し上がって確保。

ロープを 1本 Fix して、荷物はそこを滑らせ、当方も懸垂で降りました。

[17P + 18P + 19.5P目:かーばたリード / 55m]
振り子をしているときに、下に Jardine Traverse をしているパーティが見えたのですが、振り子を終わったときには完全に抜かされていました。話を聞くと何とあの Hans Florine でした。Nose のワンデイガイド中でした。ガイドとは言っても、パートナーもめっちゃうまく、ショートフィックスを駆使して登っていましたが、この後の 5.12a のトラバースセクションをフリーで越えていました。

17P目でハンスパーティに抜かれる ハンスパーティはショートフィックスで登っています
17P目でハンスパーティに抜かれる ハンスパーティはショートフィックスで登っています

このピッチはかーばたさんが勘違いしてどんどん登って行ってしまい、17P目を登り、18P目のトラバースセクションに入って、そこも A0 のテンショントラバースで抜け、19P目の手前まで伸ばしちゃいました。

19.5P目フォロー
19.5P目フォロー

このピッチでさらに Nose ワンデイトライ中のパーティに追い抜かれました。Nose は初めてと言っていましたが、フリーで 5.13b まで登れるとのこと。Nose ワンデイってここではかなりポピュラーのようです。

[19.5P + 20P目:えのきど。リード / 50m]
19P目の途中でしたがそのまま 20P目へリンク。トラバースセクションの 5.7 のクライムダウンが浮石なんかもあったりして怖い。20P目は最後の 11c のクラックセクションが C1 もちょっと難しい。CampIV へ。

ロープの流れが悪く、荷揚げにかなり苦労しました。上からはまったく見えなかったのですが、フォローでかーばたさんがかなり落ちたそうです。

20P目
20P目

CampIV から Great Roof を見上げる
CampIV から Great Roof を見上げる

CampIV
CampIV

今日は CampIV で泊。2人並んでは寝られないので、別々のテラスでオープンビバーク。

時間経過
7:30 El Cap Tower スタート
18:00 Camp IV 着



2005年9月22日

The Nose 4日目

4日目のトポ

5日かけて登ろうということになり、今日ものんびりスタート。はるか上方に 1パーティ、下方に 1パーティいるような感じでした。

[21P目:かーばたリード / 5.9 33m]
フェイス状のクラック。トラバースの箇所が露出感があって結構怖い。

21P目
21P目

[22P目:えのきど。リード / 5.13+ 36m]
いよいよ懸案の Great Roof。下部の 11の箇所はピンスカーをエイリアンとナッツでだましだましの C1。グランドの可能性がなくなってからはデイジーキャッチも外してサクサク登りました。Great Roof の箇所も残置ナッツがかなりあって、C1 というよりほとんど A0。結局リードに 1時間かかりませんでした。

22P目 Great Roof のフォロー
22P目 Great Roof のフォロー

[23P目:かーばたリード / 5.11c 33m]
すらっと上に伸びる Pancake Flake。綺麗。C1 で抜ける。

23P目 Pancake Flake
23P目 Pancake Flake

[24P目:えのきど。リード / 5.11a 33m]
出だしのかぶったクラックも C1 で難なくこなす。5.5はフリーで。間違って手前でピッチを切ってしまったものの、結果的には次のピッチの荷揚げが楽になりました。

[25P目:かーばたリード / 5.12d 33m]
階段状の 5.7 の箇所を上がってからが核心、残置のカムやナッツも利用して、カム & ナッツを駆使しての C1。

[26P目:えのきど。リード / 5.11b 46m]
難しいところは出だしの 5.11b のちょっとした C1 のみ。あとはフリーで越える。CampVI 到着。

ここでは昨年日本人 2人が疲労凍死しているので何だか変な気分(この時の詳細は Climbing Magazine 242 に出ています)。

ホールバックとロープ、ポータレッジの残置がありました。

時間経過
7:30 Camp IV スタート
17:00 Camp VI 着



2005年9月23日

The Nose 5日目

5日目のトポ

上に抜けてから下降にどのくらいかかるかわからなかった + 今日中に降りれないと日本に帰れなくなるので今日は早めにスタート。

[27P目:かーばたリード / 5.13+ 46m]
Changing Corner の C2 の箇所が難しいようで、1度カムがすっぽ抜けてデイジーキャッチで止まっていました。Corner Change も大変そうでした。

かーばたさんが中間くらいまで登っているときに、上からスルスルとロープが降りて来て、男女のペアが降りてきました。"トミー"、"ベス" と呼び合っていたので、もしやと思ったら Beth Rodden & Tommy Caldwell 夫妻でした。

現在 Nose のオールフリートライ中で、登れていないのはこのピッチだけだそうです。撮影スタッフも後から降りて来てワイワイとやっていました。2人が Topロープで登っているのを下から見ていましたが、上手すぎ。結果的に Tommy が Top ロープながら登れたそうです。ロクスノ 13号の Tommy へのインタビューで "将来の目標は?" と聞かれて "Nose をフリーで登りたい" と答えているので、今回がそのトライだったのでしょう。貴重なものを見れました。

27P目 下はベス・ロデン
27P目 下は Beth Rodden

[28P目:えのきど。リード / 5.10d 27m]
短いので一瞬。ひたすら C1 なのでだんだん飽きてくる。5.8 の箇所はフリーで越えました。

28P目フォロー
28P目フォロー

[29P目:かーばたリード / 5.10d 36m]
ひたすら C1。C2 の箇所も難なくかわしました。

[30P目:えのきど。リード / 5.10c 21m]
実質自分がリードする最終ピッチだったので、頑張ってフリーでと思ったものの、5m 位上がってラインを変えるところのムーブが怖くて踏み込めず、あっさり C1。

[31P目:かーばたリード / A0 5.5 43m]
実質最終ピッチ。ボルトラダーの A0。このあたりは非常に風が強く、コールのとおりも悪く、荷揚げが結構引っかかり苦労しました。

ここで下からユマーリングで上がってきた Tommy & Beth に抜かれました。

31P目の A0 セクション
31P目の A0 セクション

[32P目:えのきど。リード / 26m]
おまけのピッチ。ほとんど歩きで頂上の杉の木へ。頂上にいた Beth が "Good Job" と言ってくれたのは嬉しかった。傾斜が無いので荷揚げが大変。実質かーばたさんが引きずってきたような感じでした。かーばたさんとがっちり握手。いやー長かったけど良かった~。天気は快晴でヨセミテが見渡せて感動に拍車がかかります。

40分ほどぼーっとしてから下降に移りました。水はほぼジャストで残りは 200ml 程度。

El Capitan 頂上台地より下降へ
El Capitan 頂上台地より下降へ

下降路は East Buttress を登ったときに確認していたので、まだ明るかったし不安は無かったのですが、確認した場所に行くまでがかなり大変。最初は El Capitan のへりをトラバース気味にケルンに従って歩いていたのですが、ケルンがなくなってからは踏み跡が縦横無尽に走っており、途中薮こぎなんかもあったりして意外と大変。

それでも何とか 1時間ほどで East Buttress の終了点につき、下降できました。荷物が結構重いので、懸垂が疲れました。バックアップにぶら下がって休むこと数回、腰が痛くなりました。

地面に降りてからも、車まで車道を黙々と歩きましたがこれもまた辛い。しばらく歩いていなかったからか足腰が弱っていたようです。

車に戻って El Capitan を見上げてまた感動。いいですなぁ。ふー無事登れて良かった。

Curry Viladge でシャワーを浴び、Piza を食べ、Camp4 に戻って荷物をまとめ、日本人の方々に軽く挨拶をして、明日も朝が早いのでさっさと寝ました。

時間経過
5:30 Camp VI スタート
14:20 El Capitan 頂上へ抜ける
15:00 下降開始
18:00 車到着



2005年9月24日

帰国

何があるかわからないので、4時に起床し、5時に Camp4 を出ました。

もちろん道はガラガラ、ゲートの管理人もいないので延滞料もパス。7時過ぎにはフレズノ空港に着き、のんびりしていました。空港で食べた朝食が、アメリカで食べた一番まともな食事でした。

帰りの飛行機では爆睡している予定だったのですが、大量に輸入してきた雑誌やトポを読み漁っていて、全然寝てる暇はありませんでした。



2005年9月25日

The Nose 完登

The Nose 全景 from Tunnel View
The Nose 全景 from Tunnel View

予想以上に時間がかかりましたが、Yosemite・El Capitan の "The Nose" (32ピッチ・5.9/C2・1100m) を無事完登しました。Pre Fix はせずにいきなり Go Up してトータル 5日です。

The Nose 1P目
The Nose 1P目

慣れない荷揚げやらユマーリング、振り子トラバースに結構時間を取られました。クラックのグレードも想像以上に厳しく、ほとんど C1 のエイドになってしまいました。情けない。この辺は日本に帰ってからメニューを考えて要トレーニングです。

8P目の荷揚げとユマーリング
8P目の荷揚げとユマーリング

人工登攀の場合、グレードに上限があるため、フリーのグレードでは 5.8 でも 5.13 でも、カムやピトンさえ入れてしまえば全てグレードは同じで、ひたすらアブミの架け替えに終始してしまいます。今回もまさにそんな感じで、最後の方はもうほとんど人工に飽きが来ていました。やっぱり、5.11 台くらいまではフリーで越えたいところですし、そうじゃないと登る価値も半減、Nose や先人達にも失礼な気がしました。1Day も含めて今後の宿題にしておきたいと思います。

22P目 The Great Roof
22P目 The Great Roof

ワンデイガイド中のハンス・フローリン(The Nose 60回目だそうです。) にあっさり抜かれたり、The Nose オールフリートライ中のトミー・コールドウェル&ベス・ロデン夫婦 (あとは Changing Corner の RP だけだそうです。それも Top Rope では丁度解決していたようで喜んでいました。) に励まされたり と色々ありました。詳細はまた後日まとめたいと思います。

その場でサインもらっちゃいました
その場でサインもらっちゃいました

ちなみに Alpinist 12 で "There and Back Again" というタイトルで Beth Rodden がこれまでを振り返った記事を 10ページに渡って書いています。彼らのことは "オーバー・ザ・エッジ" を読んだ程度の知識しかなかったのですが、El Capitan のフリー化に関しては彼らとフーバー兄弟の独壇場ですね。Beth はめっちゃキュートで、1発でファンになっちゃいました。萌え~!!

現地でお会いした増田さん、山川さん、磯川さん、菊池さん、大岩さん、他名前を伺えなかった方々、楽しい話とワインをありがとうございました。

20P・CampIV
20P・CampIV

かーばたさん、今回もパートナーありがとうございました。次のステップに向けてお互いまた頑張って行ききましょう。本当にお疲れ様でした。

さて、Yosemite はフリークライマーにとってはゴールとなる目標なのかもしれませんが、アルパインクライマーにとっては、人の言葉を借りると "何かを達成する場所ではなく、ここから何かを始める場所" です。次のステップにどうやって踏み出すかをしばらく考えてみたいと思います。



2005年9月26日

岳人 10月号

(2005/9/15 東京新聞出版局)
岳人 10月号

賛否両論あるとは思いますが、アルパインクライマーを自負されている方は "日本のアルパインクライミングの復興を" の記事を読みましょう。彼らのレベルには程遠いですが、自分の活動の方向性が間違っていないことを確認できました。

最近の "ROCK&SNOW" が Rock も Snow もほとんど表現しておらず、アルパインクライマーに対してつまらない雑誌になりかけているのに対し、今月は久しぶりに "岳人" が面白かった。ここ最近は "山と渓谷" の方がコンセプトが明確で読み応えがあったのですが。



2005年9月27日

今日の船橋ロッキー

フミちゃん、杉本さんからアメリカで色々買い付けを頼まれていたので、その商品を渡しに船橋ロッキーへ。

初めて行くジムで、Big Rock を一回り小さくしたようなアットホームなジムでした。が、ボルダーとロープの人種は完全に分かれている感じでした。

ちなみに eXcalibur のメンバー勢揃いでしたが(古坂君だけいなかったかな?)、彼らには重力が無いのでしょうか? というくらい軽々と登っていました。いいモノ見ました。

帰国してからまだ体が本調子ではないので、調整程度に登って終わりにしました。どっかぶりは 1本だけ。

なぜか、その後、フミちゃんのリクエストで、アジャスタブルデイジーを使った人工登攀の実演とユマーリングをする羽目に。っていうか、人工登攀はまだしも、Top ロープ Fix して、ユマーリングやってもいいジムなんて初めて!!

アジャスタブルデイジーは、当方は Petzle の製品を使っていたのですが、フミちゃんが使っていた Metlius の方が伸ばすときスムーズでした。乗り換えようかなぁ。

別の意味で刺激的でした。



2005年9月28日

今日の T-Wall

今日は井上さんとトレーニングで T-Wall 江戸川橋店へ。

井上さんは、まだほとんどムーブを覚えていないので、登りの幅は無いものの、見ていると結構スマートに登っている。センスあるのかもしれない。

今日はリードのデビューをしてもらった。まだクリップに慣れていないせいか、クリップに時間がかかってしまうものの、おおむねクリップも問題なし。

日に日に上達していく様を見ているのは楽しいですね。あとは壁に当たった時にどうするかを考えておかないとなぁ。余計なお世話かな。

自分は今日も調整でどっかぶりは 1本だけ。ボルダーを少しまじめにやってみたが、5級までは 1撃できるものの、4級になると全く駄目。ボルダーに関しては昔からほとんど登れるレベルが変わらないので、この辺が壁かな。



2005年9月29日

ボルダリング ジャパンカップ終了 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

先日神戸で行われた 第 1回ボルダリング ジャパンカップについて書かれています。何だかんだ言っても、あのメンバーに混じって 3位に入ってしまうところはさすがです。

男子リザルト
1. 茂垣 敬太選手
2. 松島 暁人選手
3. 平山 ユージ選手
4. 渡辺 数馬選手
5. 中原 栄選手

女子リザルト
1. 野口 啓代選手
2. 田井 千香選手
3. 熊谷 典子選手
4. 佐藤 奈津子選手
5. 榊原 裕子選手

結果詳細は以下です。

話は 180度変わりますが、先日 Yosemite で El Capitan を登って、改めて平山さんの凄さを痛感しました。エイドで行くのさえ大変なのに、それをフリーで、しかもオンサイトでトライしたというのは想像すらできない世界です。そんな立派な先人がいらっしゃるのに、何で日本には続く人がいないのでしょうか・・・。みんな十分な技術があるのに、もったいない。



2005年9月30日

1枚の写真

1枚の写真

クライミングを始めた理由の 1つは "かっこよさ" であった。

数年前、某サイトに掲載されていた 1枚の写真。天井からぶら下がっている 1人のクライマーの写真。当時はクライミングの知識は皆無で、この写真が何を表現しているのかは全くわからなかった。ただ意味も無くかっこいい、凄い、こんなことをしてみたいと思った。

アメリカから帰国したら 1つの訃報が入っていた。1人のクライマーが唐幕・西壁ルンゼ 4P目で、支点が抜けて 20m 程転落し、死亡したという内容だった。

彼とは、富士山ガイドの仕事で同時期に働いたことがあった。親しかったわけでもなく、その頃はまだ彼がクライマーだということを知らなかったし、クライミングについての話をしたことはなかった。

写真のクライマーが彼だということを知ったのは、富士山ガイドを卒業してから何年か経ってからだった。今会ったらどんな会話をしてたのだろう。

もう何も伝えることは出来ないが、今クライマーとして自分があるのは彼のおかげである。一言 "ありがとう" と言いたかった。

故人のご冥福をお祈りいたします。ありがとう。



今日の B-Pump2

長汐さんの前夜式に参列した後、富士山ガイドの後輩がおり、めったに会う機会がないので少しおしゃべり。

かーばたさんに用事があったので横浜へ。ついでで、ヨセミテでクライミングシューズが、リソールできないほどに完全に崩壊してしまったので、新しい靴の物色も兼ねて B-Pump2 へ。

今週は調整の週だったので、余りハードな課題はやらず、5-6級を中心に軽めにやっていました。体重は減っているのに体が重かった。



 
 
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