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2006年3月 1日

層雲峡・アイスクライミングジャパンオープン 動画 2

女子オープンで優勝したアイスクイーン・本田さんの決勝のクライミングです。

本人にとっては簡単だったようです。準決勝 2課題も 1撃、この課題も 1撃で登ってしまい、この日は 3本しか登れず、物足りなさそうでした。下川町のコンペで、女子優勝者の石原さんが、エキシビジョンという形で男子課題を登ったように、ここでもそうすれば面白かったのではと思います。

女子オープンクラス決勝課題・本田選手(WMA 形式)

風が強かったので風の音がかなり入っており、そのためかなりぶれました。加藤さ~ん、あたま~。



2006年3月 2日

あれっ?

第 4回層雲峡・アイスクライミングジャパンオープンのリザルト(速報版) がアップされました。アップされている結果と当日の表彰式に相違はありません。

帰宅してから今回撮った映像を見直してみました。女子オープンに関してですが、以下の 2枚の画像はいずれもフォール直前の映像をキャプチャーした画像です。明らかに手塚選手の方が上まで到達しています。リザルト違っていませんか? スタッフの方、今一度ご確認の程を。

森宗選手
森宗選手

手塚選手
手塚選手



2006年3月 4日

骨盤骨折

北海道・千代志別でミックスクライミング中にたぐり落ちをしてグランドフォール、這って車まで戻り、札幌の病院に行って診察を受けた結果、骨盤骨折でした。しばらく入院です。恥ずかしながらMネズミにヌンチャクを5本残置してしまいました。どなたか回収していただければと思います。関係者の方々には多大な迷惑を掛けてしまい申し訳ありません。強く反省しています。


事故詳細

この日の1便目でMネズミをオンサイトトライ。ドライセクションを問題なく抜け、アイスセクションでレスト。かぶったアイスを乗っ越す所でアックスがすっぽ抜けてロングフォール。 2便目。2ピン目までプリクリでスタート。3ピン目右下のガバからクリップしようとしてアックスがすっぽ抜けて氷の地面にたぐり落ちのグランドフォール。1便目でホールドの位置がわかっていたので気軽に突っ込み過ぎました。もう1手出してからクリップすべきでした。あと1便目できちんと登っておくべきでした。詰めが甘かった。


2006年3月 5日

3/5 入院日記

終日寝てるだけ。冬山で停滞と考えれば無問題。足を動かすだけで腰に激痛が走るので自分では体を動かせず。鎮痛剤を強いモノに変えてもらいだいぶ楽になりました。骨盤付近で結構出血しているようで血液検査の説明を受けました。取付から車まで牛歩状態で2時間半かけて歩き、札幌まで2時間半運転したのがよくなかったようで、出血多量で失神寸前だったようです。「ありえない。さっさと救急車呼べよ。」と言われました。自分でも良く歩いたなぁという感じ。昨日から玉田夫妻とふーじんにはお世話になりっぱなし。本当に感謝感謝です。


千代志別

ホールドが比較的わかりやすく、オンサイトしやすく感じられました。2004/12に三和さんに連れて来てもらい、ビビビのネズミ男に触った時は2手しか出せず、こんなところ登れるの?と思いましたが、昨日見た感じではラインは明白でした。多少は力がついたのでしょう。それに対して二口はホールドはわかりずらく、脆いので非常に難しく感じられました。反面強くなれるでしょう。雷電、層雲峡、大谷、錫杖のミックスルートには触れなかったので来シーズンに持ち越しです。怪我が治ったらアックス持って鎌倉山に行きたいなぁ。(←病気)


2006年3月 6日

石垣整形外科

に入院しています。 住所は札幌市東区北26条東8丁目です。面会時間は10時〜20時となっています。 天井とにらめっこしているだけ+北海道のクライマーと話せる数少ない機会ですので、皆様のご来院をお待ちしております。


Free Fan #50

最新のFree Fan #50 に「リング&RCCボルトへのタイオフ法」という記事があります。アルパイン系のルートに行かれる方は必読です。恥ずかしながら知らない方法でした。


3/6 入院日記 3

玉田さん夫妻と共に身の回りの世話を色々としてくれたふーじんが夕方に帰京しました。迷惑かけてごめんなさい、本当に有難う。感謝しきれません。玉田夫妻にも引き続き色々気を遣って頂き有難うございます。


3/6 入院日記 2

今日はカナダから新婚旅行中のToshiさん夫妻が寄って下さいました。カナダを思い出しました。Musashiベアバック頑張って下さい。続いて三樹さんが仕事前に寄って下さいました。北海道でのミックス情報を色々伺えました。層雲峡ではバイルを有難うございました。続いて安藤さん登場。初対面。凄くビシっとした方でびっくりしました。トポの原本有難うございます。来シーズンの某さんとの絡みが楽しみです。最後に上司の一戸さん、井上さん登場。東京からわざわざ有難うございます。会社の理解力に感謝感謝です。今年は仕事の鬼になります。


3/6 入院日記 1

朝6時に豪快に入って来た看護婦さん夢うつつ状態でいきなり採血され、気分の悪い目覚め。血液検査の結果、まだ出血が続いているようで、出血が止まるまで絶対安静。骨盤の状態は出産後の女性の骨盤と同様でそれほど開いているわけではないものの男としては開き過ぎだそうです。ので固定用の腰バンドをしました。体温、脈拍、血圧は正常に戻りました。痛みもだいぶひき、腰以外は動かせるようになりました。落ちた時に右手首も痛めていたのでレントゲン撮移動式のレントゲン装置があり、病室で寝たまま撮影しました。結果は明日です。


IWC ノルウェー大会

奈良さんの Blog に結果が出ました。鳴海君の結果は意外でしたが、感想は奈良さん同様で、日本から参加した人達はかなり健闘していると思います。お疲れさまでした。 よしっ。


2006年3月 7日

携帯電話

現在ネットと繋がる手段は携帯電話しかありません。普段は常にPCの前におり、メールも電話もFAXもPCでできるため携帯はほとんど使いません。今回改めて携帯を見直したところ、限界はあるもののWebもPCメールも見れています。Blogへのコメントもプリントアウトして頂き全てに目を通しております。皆様有難うございます。返事等に関しては退院までお待ち下さい。Webの更新も携帯メールからなので文字数制限があるので「Mixクライミング展望」というもの凄く長いレポートを書いてはみたものの、アップはまたそのうちという状況です。


3/7 入院日記

今日も採血で起床。右手首の診察は骨には異常無し。ただ痛みは有るので引き続き湿布で冷却。今日は追加でチ骨のレントゲン撮影。痛みはだいぶひき、鎮痛剤無しでも寝られるようになりました。便が出ないため下剤を服用。咳をすると下腹部が痛む感じ。今日は昨日に引き続き井上さん、一戸さんが来院。花を持って来て頂いたので病室が明るくなりました。夕方に三和さん来院。ロクスノ最新号を頂きました。誤字脱字が多いのは相変わらず。やはり気になるのはハン船記詳細。次号が楽しみ。アンフェアを見て就寝。原作より全然面白い。


2006年3月 8日

今回の事故レポート

http://ikitainowayamayama.blog20.fc2.com/?mode=m&no=74


3/8 入院日記

今日の尿検査でセン血がなかったため、腎臓からの出血は止まったとのこと。骨盤が開かないようにするため、ベッドに矢倉を組んで、特殊なハンモックで腰を吊りました。矢倉を組む時に看護婦さんがふらふらしていてかなり怖い。システムも微妙なので、玉田さんにカラビナを持って来てもらい組み直してもらいました。さらにゴムチューブまで持って来てもらったので、上半身のトレーニングはばっちりです。差し入れの六花亭の幻(?)のシュークリームも美味でした。それにしても連日下剤を大量投入しているのに反応しないお腹はどうなってるの?


2006年3月 9日

クライミングの事故から身を守る

JFAが最近無料で配布している冊子。過去のスポーツクライミングの事故例を中心にまとめられています。全て冒頭の「オウンリスクの原則」に集約され、"クライミングは危険なスポーツ"という認識から始めないと駄目でしょう。ただ"スタイル"が非常に重要な価値を持つスポーツだけあって、妥協点をどこに置くかは難しいところですが、捨ててしまったら単なる運動になりさがってしまいます。その辺が受け入れられないようならもっと安全な遊びはゴマンと有るので変えた方がいいでしょう。って怪我人が言っても説得力ないですね。


今後

ようやく落ち着いて来た感じです。怪我の先行がまったく不透明で、まだ自力で足を動かせない状況なので、本当に歩けるようになるのか?な状態です。とりあえず夏の中国・未踏峰の壁は延期、秋の韓国も多分厳しいですね。年末のカナダを見据えたリハビリ計画が一番妥当かな。


3/9 入院日記

ハンモックだけで釣られていると背中が痛いため座布団で補助。少し動きたかったので、車椅子でトイレへ。絶望的なほど動けず。事故時と変わらない。良くここまで辿りついたなぁという感じ。まぁ気長に行くしか無いですね。夕方に薮崎さんが北大Tシャツを持って来院されました。二期生さんと繋がりがあるそうでびっくりでした。フミちゃん、荷物届きました。たくさん有難う。剥いてある林檎にはビビりました。百夜行見て、綾瀬はるかで萌えて就寝。原作が凄いので、どうなるかと思いましたが手堅くまとめてます。続編の幻夜はイマイチ。


2006年3月10日

Klatring

ノルウェーのクライミング雑誌。奈良さんが差し入れで持ってきてくれました。雑誌としてはパッとしませんが、Mixクライミングの写真が素晴らしい。鳴海君が 1撃したというM10 ルートの写真もあります。


3/10 入院日記

某食べ物に当たり、吐き気と発熱で終日悶絶。38.1度まで上がりましたが、今は36.4度まで下がりました。ただお陰様で出る物はガッツリ出ました。玉田さんにゼリー飲料を調達して貰いました。夕方に腰のレントゲン撮影。骨盤はだいぶ戻っているとのこと。感覚的にそれはわかるものの、チ骨、膀胱付近に違和感があり、その辺に歩けない原因がありそう。プラス、ガスが結構溜まっているとのこと。今日はワールドカップ帰りの奈良さんが来院。ワールドカップの話を聞きました。色々収穫があったようで、今度じっくり話を聞きたいところです。


2006年3月11日

骨盤骨折

昨日撮影した骨盤のレントゲン写真。元がどうなのかわからないので詳細不明ですが、今日から立つトレーニングをするとのことです。


3/11 入院日記

今日から歩く練習とのことで、歩行器を利用してトイレに行ってみました。腰に鉛のバンドを付けているような感じですが、予想以上に歩けてびっくり。これで尿瓶の必要はなくなりました。ただ恥骨がやっぱり痛いのでまだきちんと歩けるようになるまでは時間がかかりそうな感じです。

今日は午前中に吉田さんが来院されました。ちょうど関節系のサプリが欲しいなぁと思っていた頃だったので差し入れありがとうございました。その後、千代志別で先週 Mネズミに残置してしまったヌンチャクを回収して来てくれた三和さんも来院され、玉田さんも加わり今後のアイスコンペの在り方談義。層雲峡を中心としていい方向に変わっていくといいですね。いくらでも協力はいたしますが、あくまでも選手として参加したいと思います。

夕方には加藤さんが来院。怪我話で盛り上がりました。さすが専門。

玉田さんが Air EDGE の契約をして来て頂けたので、32kbps と遅いながらもネットに繋がるようになりました。ありがとうございます。これでいろいろ調べごとができそうです。



2006年3月12日

事故報告詳細

ふーじんの Blog でも事故レポートはアップされましたが、ここにも一応自分なりに書いておきます。内容はほとんど一緒です。

【事故日時】
2006/3/4 12:00

【場所】
北海道・千代志別・Mネズミ(M7+)・3ピン目

ネズミ返しの氷柱の真裏のルート。ボルト 6本、15m 程薄かぶりのフェースを掛かりの良いカチ、クラックを繋いで登り、その後、氷を 4-5m 程登り、トラバースして立ち木で終了。 両脇のビビビのネズミ男(M8-)、ネズミ小僧(M8) と終了点は共有。ボルトの高さ は 1ピン目が 190cm、2ピン目が 290cm、3ピン目が 500cm 程度です。

アプローチの地図、ルート詳細に関しては "チャレンジアイスクライミング"、 ロクスノ 30号、26号、22号などを参照して下さい。

【事故原因】
クリップの際に、アックスがすっぽ抜けたことによる手繰り落ち。アックスはガ バにかかっていたものの、フラットでスローパー気味だったため、引き付けた時 にアックスの角度が外れやすい角度に動いたため、外れた模様。

【対策】
もう 1手出してからクリップするか、3ピン目までプリクリ。
Mixクライミングの場合、ホールドが欠けたり、アックスがすっぽ抜けたりの不 意落ちが多々あるので、プリクリが前提となっています。今回はプリクリ棒を持っ ていくのを忘れたためプリクリできませんでしたが、本来であれば、3ピン目の 高さくらいまではプリクリしてスタートすべし。ただ地元のクライマーはほとん どプリクリしないで登っているとのこと。

【時間経過】
6:50 晴れ
札幌の玉田さん宅を出発。国道 231号をひたすら北上。濃昼トンネルを抜けたあ たりから雪道となり、時々スリップ。

8:50 晴れ
千代志別、二ツ岩トンネル手前脇の駐車場に到着。
駐車場で旭川山岳会の藤田さんパーティに遭遇。

9:10 晴れ
藤田さんパーティに遅れること 10分で駐車場を出発。

850m 程の二ツ岩トンネルを抜け、柵を脇から超えて旧道へ。道路の除雪はされ ていないものの、積雪は 30cm程度。藤田さんパーティのラッセルを利用させて もらい千代志別の取付へ。

旧道からルンゼをつめる箇所で傾斜が増えるため、アイゼンが付いているフルー トブーツに靴を履き替える。

ネズミ返しの氷は下まできっちり繋がっている。ロケットとなりそうな氷柱はも う余り残っておらず、取付に着いてしまえば安全圏。気温は 1度。

ねずみエリア
ねずみエリア

10:00 晴れ・曇り・吹雪とめまぐるしく変わる
ネズミ系のルートがあるエリアに到着。荷物は Mネズミの取付にデポ。トポでネ ズミ系ルートのラインを確認してから、奥の天空の城のエリアへ。

天空の城エリアへは崖沿いをトラバースして行くので結構怖い。天空の城の氷も しっかりできていてトライできそうな感じ。藤田さんパーティは最初から天空の 城にトライのようで取付に荷物をデポされていました。

天空の城
天空の城

11:00 吹雪
ねずみエリアに戻り、Mネズミ(M7+) にオンサイトトライ。ドライセクションは問題なクリア。氷の部 分に入ってから、終了点がどこにあるのかわからず、また、スクリューを持って 上がらなかったので、突っ込んで大丈夫かどうかの判断を迷っているうちに、氷 に刺していたアックスがすっぽ抜け、最後のボルトから 4m程ランナウトしてい たのでロングフォール。フォールの際に後ろのネズミ返しの氷柱に右手をぶつけ、 少し痛める。

Mネズミトライ中 1便目
Mネズミトライ中 1便目

ロープはそのままの状態にして、Topロープの形式でふーじんもトライ。2ピン目 まで上がってやめる。

12:00 吹雪
RPトライ。2ピン目までプリクリの状態でスタート。3ピン目右下のガバにアック スをマッチさせ、左手で 3ピン目をクリップしようとした時に、右手のアックス がすっぽ抜けて、手繰り落ち、グランドフォール。落下距離は 約 4m。

ネズミ返しの氷柱基部の氷の上に臀部から落ち、痛くてしばらくは身動きが取れ ない状態。とりあえずハーネスをはずし、ふーじんのザックの上に横になり、テ ルモスのコーヒーを飲んでレスト。

しばらくして、状況判断の結果、とりあえず下山することに。ふーじんに荷物を まとめてもらい、ロープと 1ピン目のヌンチャクだけ回収。自分の荷物をとりあ えず旧道までふーじんが背負って下ろす。

その間に症状の確認。手足は問題なく動き、頭や背中にも打った痛みはなし。痛 いのは腰のみ。動くと腰に激痛が走るものの、とりあえず動けたのでふーじんが 戻ってくる前から下山方向に動き始める。

足を前に出そうとすると痛いので、少しずつしか進めず、ふーじんが戻ってきて もほとんど進んでいない状態。ふーじんに残りの荷物をまとめてもらい、運んで もらう。

ルンゼは新雪が積もっていたので、当初はシリセードで下りることも考えるが、 腰が痛いので、後ろ向きになって、ふーじんにフォローしてもらいながらクライ ムダウンで下降。

13:30 晴れ
旧道着。ちょうど除雪車が見えたので、ふーじんに交渉してもらい、シャベルの 中に乗せてもらって国道まで運んでもらう。

国道に出たところで、ふーじんが車をヒッチハイクしてくれたので、駐車場の車 まで運んでもらう。

14:30 晴れ
駐車場着。

車の窓にダンボールが張ってあり、車上荒らしにやられたか? と思ったが、単に 窓を閉め忘れていたのを、現場の人が気づいて張っていてくれたようです。

座ってしまえば痛みはそれほどでもないので、運転して札幌へ向かう。天気が良 かったからか行きに雪道だった箇所の雪は解けており、運転は楽。

携帯電話は途中の浜益あたりまで来ないと入らず、浜益で玉田さんに連絡して、 札幌の救急病院の場所を確認、今日宿泊予定だった旅館をキャンセル。

途中、古譚のあたりで睡魔に襲われたため、道路脇に停車して 20分ほど仮眠。

コンビニでトイレに寄るも、痛くてほとんど牛歩。

17:00
石垣整形外科着。尿検査、レントゲン検査の結果、骨盤骨折、数日間の入院、全 治 2ヶ月半という診断を受ける。その場で拘束され即入院。現在に至る。



3/12 入院日記

日曜日の病院は、一般外来を受け付けていないため閑散としています。土日は外泊される患者さんもいるため、入院患者しかいない 2階もひっそりとしています。

終日 PC と向かい合って、ここ 1週間の情報のキャッチアップ。32kbps と通信速度が遅いので、Pri 1 のサイトのみのチェックにとどめました。骨盤骨折に関する情報も色々と集まり、これまで誤解していたことも多かったですが、今後の目処が立った感じです。

頭はものすごい勢いで回転しているものの、体は動けないので、何とも言えずもどかしい感じ。とりあえず頭の中に溜まっているものを吐き出す感じで、ずーっとキーボードを叩いていました。

体調はだいぶ良くなってきており、便も定期的に出るようになり、痛みのある場所もピンポイントでわかってきて、痛みをかわして歩けるようになってきました。1週間ぶりに外の景色を見ました。

現在の日常
6:00 採血
6:30 起床
7:00 検温
7:30 洗面・体拭き・着替え・湿布張替え
8:00 朝食
9:00 院長回診
12:00 昼食
13:30 検温
ハンモックで吊り下げ
17:00 夕食
20:00 面会時間終了
21:00 消灯
ハンモックで吊り下げ
23:00 テレビ消灯
ハンモックで吊り下げ

といった感じです。

今日は夕方に佐々木さんがいらっしゃいました。層雲峡には風邪で参加できなかったとのことでしたが、まだ治っていないようで、苦しそうでした。みかんありがとうございました。お大事に。来年またあの声援期待しています。

最後に玉田夫妻がいらっしゃり日常会話。いやー、本当になごめます。ありがとうございます。



2006年3月13日

Nomic の舞

Petzle Charlet の Video の Web で公開されていました。あくまでもプロモーション用でしょうが、なかなか楽しいです。Nomic を 3本お持ちの方はトライしてみてください。

良い子のための直リン。要 QuickTime。

http://en.petzl.com/petzl/frontoffice/Sport/static/Video/ice/video/nomic.htm

まるちさん、情報ありがとうございました。



3/13 入院日記

今までサポートでしていた腰バンドがゆるかったので、きついものに変更しました。これだけでだいぶ楽になりました。

今日も特に新しいこともなく淡々と時間が過ぎて行きます。発表するかどうかはわかりませんが、終日モノを書いていました。

合間に、差し入れで貰ったルービックキューブと格闘。まともに触るのは小学校以来ですが、いやームズイ。1面揃えるだけならすぐなのですが、そこから先が大変です。色々理論的に考えていますが、糸口が見えません。ただ頭の切り替え、体操にはいいですね、これ。退院するまでには解決したいなぁ。

マッキー姐さんからの荷物が届きました。コーチ作(?) の ZCCステッカーが入っていました。ヘルメットに張っておきます。ありがとうございました。

夕方に玉田夫妻がプリンを持って参上。わーい(はあと)。ありがとうございます。

ポットもゲットしたので、いつでもコーヒーを淹れることができ、病院ライフがますますあづましいものになっています。



2006年3月14日

3/14 入院日記

今日は朝からルービックキューブと格闘。惜しいの連続から何とか法則を導き出し、あれこれ試行錯誤。

午後になって会社帰りの安藤さんが、千代志別の今年の移り変わりの写真を数枚持って来てくださいました。色んな角度からの写真が見れて楽しめました。ありがとうございました。

夕方に真下さん、泉さん、上村さんが北海道の幸 + 北斗を持って御来院。一瞬にして賑やかになりました。楽しい時間をありがとうございました。

早速北斗を振ってみました。氷への刺さりは良さそうですが、ハンドル付近のつくりが独特で、複雑な形状をしているので、持ち替えが難しそうで、汎用性にはやや欠ける感じです。複雑なだけに色んな持ち方ができそうですが、果たして腕への負担はどの程度になってくるのかが、高難度 Mix や WI6 クラスのアイスで使えるかどうかの鍵です。逆に持ち方が限定されて来てしまうためルーフでは使えなさそうな感じです。自分には使いこなせないかなぁ。ただ、デザインは秀逸です。

今日は入浴許可が出たので、10日振りに入浴。さっぱりしました。これまで T字体というふんどしみたいな下着を使っていたのですが、トイレの許可も出たため通常の下着に替えました。段々日常生活に近づいてきました。もうちょいかな。

久しぶりにこのサイトのアクセスログを眺めました。単なる "入院日記" なのに、多いときは 1000を超えていましたが、いまだに 700を超えるアクセス数があるのにはびっくりです。TBS とか NHK とかいうドメインからのアクセスもあるのですが、何を見てるのでしょう? 謎です。SEO を意識して何かするというわけではありませんが、ただ眺めているだけでも、色々なものが見えてきて結構面白いです。

アンフェアを見て就寝。最終回がまったく見えないまま終わりました。来週が楽しみ。

あっ、さっきルービックキューブ解決しました。永かったー。もういいです。数学的にこんなに頭使ったのは久しぶりです。



2006年3月15日

3/15 入院日記

朝起きたらジャンジャン雪が降っていてびっくり。北海道の春はまだまだ遠い感じです。

今日の午前中は WBC 観戦。松坂 - 和田と好きなピッチャーでの継投だったので奪三振ショーを期待したのですが、ストレート主体の組み立てで、それは見れませんでした。里崎、川崎がいい味出していました。国際戦になるとセリーグの選手は弱い。久しぶりにじっくり野球を見ました。去年は 4戦しか球場に行けなかったので、今年はまた二桁行きたいなぁ。明日はこれまた好きな俊介が先発だし、楽しみ。

今使っている PC の DVD ドライブが壊れており、差し入れてもらった CD や DVD が活用できていなかった + CPRM に対応したデバイスを持っておらず、見れないコンテンツもあったので、Amazon で外付けの DVDドライブを注文していたのですが、今日病院に届きました。

早速差し入れのひとつ "Spirited Away"(千と千尋の神隠し英語版) を見ようと思ったら、DVD のリージョンコードが 4。 1(北米) や 2(日本) は良く見ますが、4 は初めて。あなたいったいどこで買ったの?

通常は DVD のリージョンが違うとデバイスのファームウェアを書き換えないと再生できないのですが、AnyDVD という凶悪(?) ソフトを使うと、リージョンコードや CCHプロテクトを無効化してくれるため、無問題になります。ちなみに千と千尋の神隠しは日本語版の DVD には画質の "赤色問題" があったため、発売時にもめました。そのため、英語版やフランス語版では画質が修正されてるので、感覚的には日本語版よりもきれいに見れます。

夕方に玉田夫妻がいらっしゃって雑談。Almaさんから ポーション プレミアムボックスの差し入れをもらいました。回復が少しは早くなるかな。ありがとうございました。今回で FFシリーズは最後なんですね。



2006年3月16日

3/16 入院日記

WBC 観戦。韓国強い、巧い、まったく付け入る隙無し。俊介 - パク・チャンホの投手戦で始まった日韓戦ですが、見ごたえありました。日本が負けたのは残念ですが、いい試合でした。

今日からハンモックでの牽引はなくなり、すべてフリーの状態になりました。痛みもトゲトゲしい物から心地よい痛みに変わって来ており、だいぶ楽になりました。ただし、違和感は腰周辺にかけてかなり色んなところにあるので、まともに歩けるようになるのはまだまだ先、ロルフィングを受ける必要がありそう。

小島ちゃ~ん、クライミングジャーナル届きました。ありがとね。あとサプリも。喉から手が出るほど欲しかったサプリだったので本当に嬉しい。これで加速度的に回復が早くなるはず。

ゴールドウィンの田口さんから赤岳鉱泉と層雲峡のコンペの時の写真が届きました。ありがとうございました。亀ちゃんも転送手続きありがとねー。

準決勝課題 2
準決勝課題 2。ここから右上の穴を取りに行けなかった・・・。田口さん写真ありがとうございました。

夕方に吉野さん来院。初対面と思いきや去年層雲峡のコンペでお会いしているんですね。気づきませんでした。今後ともよろしくお願いします。

夜は白夜行を見て就寝。要所要所は原作と同じものの、テーマは原作とは違って来ており、オリジナル。セカチュードラマ版と同じスタッフなので、完成度が高く良くできています。最終回が楽しみ。ただ綾瀬はるかは年相応の演技しかできてないですね。やっぱりまだ制服姿が一番いいなぁ。

トイレに貼ってあった貼紙。○×病って・・・。
トイレに貼ってあった貼紙。○×病って・・・。



2006年3月17日

層雲峡アイスコンペ

まだ総括をしていなかったのでざっと総括。今回の大会用のアンケート用紙が送られてきていたので改めて考え直してみました。

層雲峡ジャパンオープン Webサイト(ワールドカップの Web に似ているのはご愛嬌)

【全体】
運営
今年で 4回目を迎えたこともあり、事前の準備から始まって、当日の進行も含めて年々良くなっています。今年も全体的にスムーズで特に問題は感じられませんでした。

ファンクラス、オープンクラスに分けたのは妥当でしょう。ただそれでも参加している選手には差があった気がします。難しいところですが、この問題はどんなコンペでも起こっていることなので選手の良心に任せるしかないですね。自分も資格的にはファンクラスに参加できたのですが・・・。

今年からセッション方式になったのは良かったですね。わいわいと選手間で交流しながら登れました。時間に縛られないので気分的に楽です。

決勝時のアイソレーションルームはやや遠かった気がします。オープン女子の決勝で、手塚さんと本田さんの登る順番が違っていたのは勘違い?

女子決勝での誤審があったことより、審議方法は今一度見直さないと行けないかもしれません。フリーのコンペのように、最後に触ったホールドがどこであるかが明確にわかるようならいいですが、アイスセクションの場合はかなり微妙な感じになるので、今回の様なことが再度起こる可能性はあります。

ルート
過去 2回出場していますが、いずれも完登できておらず比較はできません。今大会になってようやっと課題を評価できるレベルになりました。

今回のオープン男子のルートは予選から難しかった。予選課題 2 と 3 に関しては登れた人がいなかったので M8- 位はあったでしょう。

準決勝 1課題目もぐるっと一周する課題で面白かったし、課題 2も自分の弱点が浮き彫りになった形となって勉強になりました。

決勝は今年からリード方式になりましたが、結果として、リードのセクションまで到達できた人が 2人しかいなかったため、なんとも言えないところでしょうか。ただ課題は良かったと思います。残念ながらスタート地点にスタッフが密集しており、スタート地点のムーブがギャラリーからは全然見えない状態だったので、もうちょっと何とかして欲しかった感じです。ビレイヤーだけいればいいのでは?

ファンクラス、オープン女子に関してはハングが超えられるかどうかがほとんどの課題の核心になっていた気がします。ハングを超えられるかどうかがコンペにおいて次のステップに進めるかどうかの最初の分かれ目でしょう。

層雲峡の課題は赤岳鉱泉のよりもムーブがあって楽しめました。これは壁の質が関係してくるので仕方ないと思います。ドライセクションが皆無な赤岳鉱泉ではあれが精一杯でしょう。

海外の Mix ルートやワールドカップに参加する人が増えてくると、選手の目もどんどん肥えてくるので、それに応えないといけないセッター陣は大変ですね。来年も期待しています、頑張ってください。

選手
各地で Mixルートが整備され、昨年からアイスコンペも下川、赤岳鉱泉と一気に増えたため、選手のレベルは確実に上がっています。そのため、経験、トレーニングの差異で大幅に選手間の間でも差が出てきました。特に北海道では、アックスが使える美工の壁ができたのは大きいでしょう。このままでは本州勢はますます置いて行かれるなぁ。何とかしなくては。

【個人】
とりあえず、カナダで Mixルートを何本か登ったおかげもあり、何とか当初の目的であった予選を突破して準決勝まで行くことができました。北海道の強豪勢に食い込むことができず、最終的には 9位でしたが、現在の自分としては妥当な順位で順位的には満足しています。モンスターもゲットできたし。ただ課題が登れなかったのは残念で悔いが残りました。来年のコンペでの目標は決勝進出です。

m060317-1.jpg
haluさん、写真ありがとうございました。

【関連リンク】(断片的ですいません。今度別項目でまとめ直します。)
[ファンクラス]
(男子)
オモウ ユエニ アルモノ
massy's climbing blog

(女子)
ShuklaのClimbing日記

[オープンクラス]
(男子)
Plastics・ICE

(女子)
がんばれ、私

[スタッフ]
北海道・層雲峡レポートⅢ(2006.2)(山岳ガイド 保科雅則)
まず山に登る
Cliff♂のなんでもBlog



3/17 入院日記

色々と物が増えてきたので、整理。皆さんからの差し入れのお陰で、クライミング以外にはほとんど欲が無い自分にとっては、非常に贅沢な入院生活が送れております。感謝感謝です。

差し入れで頂いていた本も本日すべて読了。藤原新也、宮本輝、テッド・チャン、みうらじゅんと非常にバラエティに富んでいて楽しめました。

生いくらの差し入れが大量にあったので、昼は勝手にいくら丼。わびしい定食が一気に豪華になりました。北海道ならではです。

今年の東京の花粉症はどうなんでしょう。この時期は毎年苦しんでいるだけに、北海道ではまだ花粉症が始まっておらず、生活が非常に楽です。

亀ちゃん、郵便ポストの郵便物回収ありがとうございました。今日無事全部届きました。



2006年3月18日

3/18 退院

腰が痛くてできない日常生活ムーブは多々あるのですが、本日退院いたしました。3/4 に骨盤骨折で入院してから丁度 2週間です。長かったのか短かったのかはよくわかりません。

本日は札幌で泊まり、明日の便で帰京、来週から普通に仕事に復帰します。クライミングへの復帰はまだまだ先になると思いますが、とりあえず 1歩前進しました。

入院中は 20名(延べ 40名) ものクライマー及び関係者の方のお見舞いを受けました。本当にありがとうございました。特に毎日来てくださった玉田さんには一生頭が上がりません。

また、メールや郵便物を色々送ってくださった方々にも感謝感謝です。励みになりました。

今後は今一度自分のクライミングのスタイルを見直し、より真摯に、安全にクライミングに取り組んでいく所存です。皆様お騒がせいたしました。



2006年3月19日

3/19 帰京

2週間遅れとなりましたが、無事帰宅いたしました。部屋は相変わらず、泥棒が入った後のごとく汚いままだし、サーバーも動いてるし、特に変化は無し。あぁ、冷蔵庫の牛乳が固まっていましたww

いつもの癖で、壁に掛かっているアックスにぶら下がったら、そのまま撃沈。腹筋に力を入れると、骨盤がきしんで痛みが走ります。(←アホ)

土曜日の朝の回診で、金曜に撮ったレントゲンの説明を受け、骨盤の開きが縮んでいるのが一目瞭然だったため、無事退院と相成りました。朝一で玉田夫妻が迎えに来てくださり、何の支障もなく、娑婆の空気を吸うことができました。札幌の道路脇にはまだまだ雪の山が見られましたが、2週間前と比べると随分と雪が減っており、春は確実に近づいています。

いったん荷物を置いて、コーヒーで一服してから、秀岳荘に行って、小田さんに退院報告も含めて 1時間ほど立ち話。まともに話をするのは初めてでしたが、予想以上に饒舌で面白い方でした。他にも色々と収穫ありでした。

昼に札幌ラーメンを食べてから、病院ではまともな入浴ができなかったので温泉へ。石狩湾を望む温泉は最高でした。温泉でガラス越しに海を見ていたら、急に生で見たくなったので、玉田さんにお願いして、近く(望来) まで行ってもらいました。閑散とした別荘地から見た日本海は鉛色でしたが、山とはまた違った包容力を感じ、しばし傍観。風は強かったものの、暖かく、ここでも春の訪れを感じられました。

温泉に行ってる間に、真下さんの大量のプリンの差し入れがありました。入院中にも色々な方からプリンを頂き、トータル 20個近いプリンを食せ、幸せな日々でした。特に柳月のプリンが最高でした。ありがとうございました。

夜は春の幸と爆弾シャブリでささやかに乾杯。幸せな時を過ごしました。

日曜日は四捨五入で蕎麦を食べ、千歳空港まで送っていただきました。チェックインゲートをくぐる別れの時は思わず涙ぐんでしまいました。家族同様、親身に接していただきありがとうございました。


ところ変わって羽田空港。何人かのクライマーから車の申し出があり、本当にありがたい限りです。最終的にかーばたさんに来て頂き、ふーじんもまじえて自宅まで送っていただきました。

今回の事故で、本当にいろんな人に支えられているんだなぁということを実感しました。ありがとうございます。また今後ともよろしくお願いいたします。



2006年3月21日

3/21 厄払い

今日から三十路に突入。

去年は屏風でハンギングビバークで迎えたので、今年もある意味大差ない迎え方だったかもしれません。予定では今年は滝谷にいるはずでしたが・・・。

今年は怪我が連続しているので、特に厄年というわけでもありませんが、一念発起して厄払いへ行くことにしました。

調布で、某少女マンガで有名になってしまった Jacson Hole でハンバーガー食べて、バスで深大寺に出て厄除け。厄除け後におみくじ引いたら、""。厄除けになってないじゃん!! まぁ今年も気をつけて過ごせということですね。深大寺植物園では梅が終わる頃でした。桜はまだまだといったところです。もちろん、深大寺蕎麦、温泉饅頭、甘酒は外しません。

そのまま、バスで吉祥寺に出て井ノ頭公園散策、いつものカレー屋でカレーを食べて、その後下北に出て、沖縄蕎麦、クレープを食べて帰宅しました。昔のデートコースをなぞった感じで懐かしかったなぁ。

病院食がわびしかったからか、食べてばかりの 1日でした。気象庁から、関東地方に開花宣言が出ていましたが、深大寺でも井ノ頭公園でも開花はまだまだといった感じでした。



2006年3月24日

3/24 精密検査

東京に戻ってきてから念のため精密検査を受けました。

レントゲンを撮ったところ、仙腸関節に剥離骨折の疑いがあるということで、CTスキャンも撮りました。その結果、異常無しということがわかり、とりあえずは骨盤骨折だけだったようです。

男性の場合、骨盤は 3-5mm ほど開いているそうなのですが、自分の場合は骨折により、1.7cm ほどまで開いていました。現在は 1cm ほどまで縮んでおり、後は時間が解決してくれるとのことです。2cm 以上開いてしまうと手術が必要になるそうです。

ただ、今回撮ったレントゲン写真で別のモノが発見されました。大腿骨に骨腫瘍がありました。まだ悪性か良性かは今後の経過を見ないとわからないようで、半年に一度レントゲンを撮る必要があるとのことでした。とほほ。



2006年3月25日

3/25 厄払い

厄払いの本場ということで、御朱印帖をもって京都へ。

大学を卒業してから京都にはまり、クライミングを始める前は、年に 4-5回のペースで行っていましたが、ここ最近はとんとご無沙汰でした。御朱印帖の最後が平成 15年 2月 11日の妙心寺だったので、実に 3年ぶりの京都でした。久しぶりだったので好きな寺院を中心に回りました。

朝一のバスで大原の宝泉院へ。京都では一番好きな寺院です。一番いい季節は、新緑と紅葉の頃なのですが、とにかく額縁庭園がある客殿は、自分にとってはいつでも非常に落ち着ける場所です。今日も 2時間ほど想いにふけっていました。

宝泉院・額縁庭園
宝泉院・額縁庭園

その後、三千院はスルーして、まだ行ったことがなかった寂光院へ。ここは平成 12年に本殿が消失してしまい、去年まで修復作業が続いていました。本殿は新しくなっていましたが、残念ながら、新しすぎて周りの雰囲気に溶け込んでおらず、残念な感じでした。数十年後に来たらまた違って見えるでしょう。

寂光院
寂光院

大原からの帰りのバスは出町柳で下車。昼食を食べに進々堂へ。京大の裏にあるだけあって、非常にアカデミックな雰囲気で好きなカフェです。

昼過ぎに、知人が一ノ倉で今朝亡くなったという一報が入り、自分なんかよりも若くて全然登れるクライマーだっただけに結構ショック。参拝の理由が一つ増えてしまった。ご冥福をお祈りいたします。

昼食後はそのまま銀閣まで歩き、銀閣はスルーして哲学の道へ。まだ桜には 1週間ほど早いようで、沿道の桜はまだつぼみの状態。

南禅寺で大門に登ってしばし景観を楽しんで、青蓮院、知恩院、円山公園をスルーして、二年坂、三年坂を経由して最終目的地の清水寺へ。

南禅寺大門
南禅寺大門

清水の舞台を右手に見ながら、京都の街並みの奥に沈んでいく夕日を見るのが大好きで、京都に来たときは季節を問わずいつも日没間際に来ています。ボーっと見ていても京都の街に吸い込まれそうになります。大文字山からの夕日も最高なのですが、今の腰の状態ではとても登れなさそうなので、そちらは断念。

清水寺からの夕日
清水寺からの夕日

歩けるようになったのが非常に嬉しかったので、清水寺からも茶碗坂を経由して、鴨川を七条大橋までぶらぶらして、三十三間堂をちょろっと眺めて、京都駅まで歩いちゃいました。

今日 1日で 15km 以上歩いた計算になります。ここまで歩くのは本当に久しぶりだったので、さすがにちょっと疲れました。歩きすぎたかな。でも歩けるようになって本当に嬉しい。



2006年3月26日

3/26 厄払い

今日も好きなお寺を中心に巡礼。

京都駅からのんびりと歩いて東福寺へ。最初に来たのは秋ですが、やっぱりそのときの印象が強すぎ、雪景色には遅く、桜にも早すぎた中途半端な今の時期には特に見るものがない状態でした。

通天橋
通天橋

通天橋
通天橋

三門もすばらしいのですが、中が公開されていなかったのでやっぱり中途半端。東福寺で好きな場所はやっぱり通天橋。秋のここからの景色はもう本当にすばらしいの一言です。

三門
三門

その後、裏の迷路みたいな山道を歩いて隣の泉湧寺へ。楊貴妃観音が JR の CM に使われて一時期有名になりましたが、今は閑静な状態を保っています。これだけ巨大な伽藍があるのに、ここまで人がいない寺も珍しい。その分静かさを堪能できるので好きな寺です。

泉湧寺
泉湧寺

ここには、まるで隠し通路のような右手奥の小経をたどると、月輪陵という皇室の墓地があります。初めて見るとこんな所にこんな建物がという驚きがあります。39名の皇室の方が眠っています。古墳マニアとしては中に入ってみたい!!

月輪陵
月輪陵

一度京都駅へ戻り、嵐山へ。さすがに嵐山まで歩くのは大変なので(前科あり)、バスで前から気になっていた愛宕(おたぎ)念仏寺へ。この寺やばすぎる。千二百羅漢を見て一発で虜になってしまいました。

千二百羅漢像(一部)
千二百羅漢像(一部)

宗教の偉大さ尊厳さを表す手段に、大きさや数で圧倒するという側面があり、数の例では三十三間堂(蓮華王院) の 1001体の千手観音像がすぐに思い浮かびます。前住職の西村公朝さんが指導して、一般の人に彫らせたという、愛宕念仏寺の羅漢像(お地蔵さん) はそれ以上の 1200体という数ですが、圧倒されるというより、親しみを感じさせます。人によっては怖いと思うかもしれませんが、羅漢像 1体、1体の表情が豊かで、ユーモラスです。願わくば公朝さん存命時に来たかったなぁ。彼の著作もすばらしいです。仏像の勉強は彼の本から始めました。

竹の小経
竹の小経。嵯峨野の裏にはこういった道が無数にあります。

そこから嵐山へ向かって坂を下っていきました。途中で化野(あだしの)念仏寺にも寄ってから、嵐山に出て、電車で太秦・広隆寺へ。

広隆寺にはかなりのペースで来てるお寺ですが、ここは半跏思惟像に尽きます。自分が好きな仏像 Best 2 に入ります。ちなみにもう 1つは中宮寺・弥勒菩薩像です。弥勒好きです。

半跏思惟像がある霊宝殿は、弥勒像以外にも四天王像、十一面千手観音像、十二神将像などなど一級品の仏像が一堂に会しているので、かなりお得です。

その後京都駅にバスで戻り、駅ビルの屋上に上がって、日没まで夕日を鑑賞して京都の週末終了。

運やまぐれ、奇跡を信じたクライミングは絶対に NG ですが、年に一回は、厄除けの意味もこめて京都に来ようと思います。



2006年3月27日

かえる

かえる

何があっても帰ってこないと駄目だよなぁという自戒の念も込めて、京都で買ってきました。玄関に置いておこーっと。

何のブログだかわからなくなってきました・・・。



2006年3月28日

お通夜

松尾さんのお通夜に参列。悲しいかな、こういう時にしかまともなアルパインクライマーの人達と話す機会が無い。日本を代表するクライマーの方たちとの情報交換は非常に勉強になりました。これもひとえに松尾さんの人望、クライミングのなせる業でしょう。それだけに残念でなりません。合掌。

これまでの自分の事故は、
  • 2004/5 白馬大雪渓上部で山スキーで転倒して左前十字靭帯断裂、側副靭帯損傷
    3時間かけて車まで戻り、4時間運転して東京に戻る。クライミング復帰まで 1.5ヶ月。
  • 2004/11 瑞牆十一面末端壁のクラックでカムのすっぽ抜けでグランドフォール、踵骨骨折
    パートナーに荷物を持ってもらい、2時間かけて車まで戻る。東京まで送ってもらう。クライミング復帰まで 0.5ヶ月。
  • 2006/3 千代志別の Mix ルートでアックスのすっぽ抜けでグランドフォール、骨盤骨折
    パートナーに荷物を持ってもらい、2.5時間かけて車まで戻り、2.5時間運転して病院へ。クライミング復帰まで ?。
の 3回です。自力下山できているのがせめてもの救いでしょうか。

悲しいかな(?)、やばい所に突っ込んでの事故ではなく、すべて基本的な技術ミスによる事故です。たぶんクライミングの事故の大半は基本的なミスおよびそれらの積み重ねで起きるものだと思います。また、基本的なミスを引き起こすもののほとんどが油断や慢心から来るものでしょう。今一度基本を確認、勉強しつつ、クライミングに復帰したいと思います。



 
 
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