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2006年9月 5日

ジャパンカップ

仕事にかまけて 1ヵ月以上まともなクライミングをしておらず、このままだとクライミング自体を忘れてしまいそうだったので、クライミングに戻るきっかけを見つけに、仕事を抜けだしてジャパンカップを見に行ってきました。 十分得られるものがありました。

アクセス的には、決して条件がいいとは言えない場所での開催にもかかわらず、過去最高の参加者だったとのこと。

世代交代がもうすぐそこまで来ているという印象でした。 小学生が参加していましたから。

ただ Gakuさんや 2期生さんのクライミングが見れなかったのはちょっと残念でした。また秋に伺う予定ですのでよろしくお願いいたします。

せっかく来たので、帰りは湯原温泉に寄って汗を流して帰りました。

いろんな意味でアツい 1日でした。レポート等はまたのちほど。

ロクスノ最新号を読んでいたら恥ずかしくなりました。河野さんや千葉(隆)さんを見習わねば。目指せ "九時半の男"。



2006年9月 9日

湯川

クラックのリハビリで亀ちゃんと湯川へ。

湯川は自分にとってはクラックの原点なので、クラックの登り方を忘れたときはいつもここに来て思い出しています。

特に目的のルートがあったわけではないので、あいていたクラックを適当に。

コークスクリュー
久しぶりのクラックだったこともあって、動きがぎこちなく途中でちょっと躊躇。

サイコキネシス
フィンガーからオフウィズスまで続いていて湯川で一番勉強になるクラック。相変わらず面白い。

バンパイア
湯川で一番長いクラック。快適なハンドクラックの後、最後の立体ムーブが駄目押し。

北京の秋
事故があったようで、残置の回収で登りました。事故の詳細は不明。快適なフィンガーですが、内部が綺麗ではないので、カミングに少し注意が必要です。

デゲンナー
短いので一瞬。

無名クラック
フィンガー + トラバース + 立体ムーブ。面白いけどカミング注意。

フォーサイト
フィンガー。上部にはまっている岩が動いています。そのうち落ちそう。亀ちゃんが途中敗退したので、回収で登り直し。上まで登るのが面倒だったので途中からクライムダウン。結構面白い。

北風小僧
出だし注意のフィンガー。やっとクラックの登り方を思い出してきた感じ。

台湾坊主
スピードを出して登る方法が少しわかってきました。メリハリ。

サブタナル
まだ登っていませんでした。オンサイト。見た目にだまされてカムの選択間違えました。ふー、危ない。

とりあえず、当初の目標だった 10本登りました。が、まだまだ登り足りなかったのでそのままピラニアに直行。

ピラニア
閉店まで 2時間ほどみっちりボルダリングをして終了。やっぱりここの課題は考えられていて楽しい。グレードも昔より妥当になっている気がします。

ボルダリングはまだまだ亀ちゃんのほうが登れるので色々刺激され、勉強になりました。知らず知らずのうちに自分で限界を決めてしまっていたことを痛感しました。反省。

ピラニアに行ったときはいつも、大包餃子 - 山城温泉とはしごをするのですが、なんと今日は大包餃子がお休み。昼頃から頭の中は餃子だったのでショック。失望したまま帰路に着きました。



2006年9月16日

縫道石山東壁

縫道石山東壁
縫道石山東壁 壁の高さは約 200m 左手前のリッジが南東稜

1日目:緑友ルート
2日目:南東稜 ~ 弘前大チムニールート - 観光(仏ヶ浦・恐山)
3日目:ロストキャニオン

秋霖が始まったのか、秋雨前線が完全に本州南岸に停滞しており、関東周辺の 3連休の天気予報はどこもイマイチ。じゃあ、確実に晴れそうな場所ということで、本州最北のクライミングエリアである下北半島の縫道石山に亀ちゃんと行ってきました。

東京から交代で運転しながら、870km を12時間かけて縫道石山の登山口へ。金曜の夜中に東京を出て到着は昼。

縫道石山には天然記念物のオオウラヒダイワタケが生えており、ハイキングに関しては問題ないものの、クライミングに関しては地元の山岳会も自粛をしていたこともあり、グレーゾーンです。既成ルートに関しては問題ないということですが、手元の資料ではこの山のクライミングに関する歴史的背景はよくわかりません。

緑友ルート
トポを見ながら取付をさまようも、これといった目印もなくどれがどのルートかよくわからず、適当に登れそうな場所から取り付く。ところどころで錆びたピトンや懸垂残置(?) のスリングが見られたので、ライン的には緑友ルートを登っていると思われるものの、最後までよくわからないまま 6ピッチで山頂へ到着。節理や灌木が至る所にあるので、ロープいっぱいまで伸ばして適当にピッチを切りました。

3P目

目立った残置は皆無なので、岩を読む目を問われ、いろいろと勉強になる楽しいラインでした。岩は前評判通り堅くてフリクションもよく効き最高でした。

山頂

山頂からは津軽海峡、北海道が見えて最高です。日没と競争しながらの下山で、ヘッドライトはぎりぎりで出さずに済みました。

夜は近くの湯田中温泉付近の温泉に入り、近くの道の駅で幕。夕飯はタイカレーを作り、地元で買った干物をかじりながらビールで乾杯。

南東稜 ~ 弘前大チムニールート
予報では雨が降るかもということで、日の出とともに出発。

今日は西稜を登るつもりで取り付いたものの、気づいたら南東稜に取り付いていました。昨日と同じように登れそうなラインを適当に登りました。懸垂ポイントの支点は軽くヤバイ状況なので、ハンマー・ピトン必携です。

トポだと南東稜は後半にジャパニーズA1 があるようで、残置が信用できない人間なので、中央バンドから弘前大チムニーにトラバースして、ラインを変えて登りました。約 8ピッチで山頂。途中で雨がぱらつきどうなるかと思いましたが、山頂に着くころには晴れ間も見え、今日も北海道まで見えました。

弘前大チムニー・50m位続きます
弘前大チムニー・50m位続きます

今日のラインにも、目立った残置はなく、オールフリーで抜けれるいいラインになりました。やっぱり残置はない方がクライミングの本質であるドキドキ感が楽しめて最高です。加えて、今回は亀ちゃんがロープを忘れたため、8mmロープ 1本で登る羽目になり、別の意味でもドキドキでした。 それでも亀ちゃんナイスリードでした。あとは経験を積んで行けばスピードは自然と上がるでしょう。

仏ヶ裏
めったに来るような場所ではないので、もう 1本どこかを登ろうかとも思いましたが、帰りのことも考えて観光モードに切り替えました。まずは近場の仏ヶ裏。登攀意欲をそそられる岩が乱立していますが、岩はガビガビのボロボロでとても普通に登れるような状況ではありませんでした。

仏ヶ浦

なんちゃってボルダー
なんちゃってボルダー

あらゆるサイズのクラックがそろっています
あらゆるサイズのクラックがそろっています

恐山
下北半島に来たら寄らないとダメでしょうということで、恐山へ。雰囲気はこれまで行った寺とはいろんな意味で別格。余り知られていないのですが、恐山の境内には無料の温泉がありせっかくなので入浴してきました。

恐山

夜は地元のスーパーで刺身を買い足し、横浜の道の駅で夕飯。できるだけ東京に近付いておいた方が楽だろうということで、盛岡近辺まで下道を走ってから、高速に乗り、近くの SA で就寝。

ロストキャニオン
そのまま東京に帰るのはもったいないので、宇都宮に寄り、安間君のホームジムであるロストキャニオンに寄ってみっちり登り、宇都宮で一番おいしいという餃子屋で 1時間近く並んでから食し、帰路に着きました。



2006年9月24日

明星山

明星山 P6南壁・高距約 500m
明星山 P6南壁・高距約 500m


1日目:P5末端壁・愛のスカイライン ~ クラック壁
2日目:P6南壁・クワトロ

現在のテーマは登攀スピード。まだまだ登るスピードが遅く、理想のクライミングにはほど遠い体たらく。1ピッチ 15分以内で登れるようになれば、自分が理想とするクライミングに大分近づけるとは思うのですが。登るスピードを上げるには・・・いろいろと考えはあるのですが、突き詰めていくとやっぱり登れるグレードを上げるのが手っ取り早いです。

そんなこんなで今週は亀ちゃんと明星へ。

P5末端壁・愛のスカイライン ~ クラック壁
愛のスカイラインは山野井さんが初めてフリーソロをしたラインです。ラインとしては 2ピッチ目のブッシュが無ければ、3、4、5ピッチそれぞれに豪快なハング越えがあるので 、グレードはそれほどでもありませんが、お勧めできるラインです。さらに、最終ピッチはクラックのラインに抜ければさらに充実します。


明星山 P5末端壁
明星山 P5末端壁


同ルートを懸垂下降したのですが、捨て縄を持っていくのを忘れたので結構難儀しました。最近は本ちゃんの勘が鈍っていて装備の不備が目立っています。気をつけねば。

下降してから、川原の荷物の場所へ行こうとしてふと目線を上げたら熊が。熊の方はまだこちらに気づいていないようでのんびり歩いていました。その後突然こちらに気づいたようで、猛然と川上に向かって走って行きました。その慌てぶりと迫力と言ったら、とても太刀打ちできるものではなさそうです。


くま~


今日は P6南壁に 1パーティいただけでしたが、かなり遅かったようで、夜になってもまだ上の方でヘッドライトの明かりが揺れていました。ただ朝起きると車はなくなっていたので、下山はできたようです。




P6南壁・クワトロ
明星で一番長いライン。全 16ピッチ。6-7時間で抜けれればと思ったのですが、全然甘く、10b のピッチで時間を取られ、結局 8.5時間かかってしまいました。


クワトロ 1P目 フリースピリッツと同じ
クワトロ 1P目 フリースピリッツと同じ


中央バンドから下部はラインが錯綜していて非常にわかりづらく、亀ちゃん間違えまくり。ラインの修正に苦労しました。ある程度技術があればどこでも登れるので、好きに登るのがいいと思います。マニフェストのラインが一番素直で気持ちがいいです。


中央バンド
中央バンド


マニフェストのピナクル
マニフェストのピナクル


中央バンドから上半部は比較的わかりやすいラインでしたが、10bのピッチはいまいち納得がいきませんでした。間違えたのかな? すぐ脇に明瞭なクラックがあるのに、リスにピトンが連打されている意味がよくわかりません。


14ピッチ目
14ピッチ目


前回、クイーンズウェイを登った時に下降路を確認したはずだったのですが、今回は降り口を見つけられず、シビアな藪こぎをする羽目に。ただ途中で下降路に合流できたので事なきを得、十分明るいうちに下山できました。

今日は完全に貸切で他のパーティはいませんでした。

今回で、明星では大体登りたいラインは登ってしまいました。あとは西壁の方かな。




2006年9月28日

新製品

Kong Ghost
オフィスが新宿だったころは昼休みに、カラファテ - カモシカ - 石井スポーツというハットトリックもできたし、週に 2回は石井スポーツに行って新製品のチェックをしたり、竹内さんや天野さん、由佳ちゃんなんかとまともな山の話ができたのですが、赤坂に引っ越してからは近くに山の店が全くなくなり、仕事が忙しかったこともあり新製品や山の情報にも疎い状況になりました。

これはロクスノの最新号に載っていて気になっていた製品。オートストップ機能が付いていて、マルチピッチでセカンドのビレイにも対応しているので先週末に明星で使ってみました。Ghost の特徴はとにかく軽い(63g) ということと、対応するロープ径(7.5mm ~ 10.5mm) が広いということでしょう。

ですが、10.5mm で使うとかなりスタックしました。ので太いロープで使う場合は余り現実的ではないと思います。また、ビレイループ(?) の穴が小さいので、ワイヤータイプの ATCガイドや、径の大きいルベルソに比べると使いずらい感がありました。軽さだけを取るとルベルシーノの方が軽い(57g) のであえて Ghost を使う理由もないでしょう。

Ghost と ATCガイド
Ghost と ATCガイド

Canon iVIS-HV10
これまではハイビジョン用のデジカメとして Sony HDR-HC1 を使っていたのですが、唯一の難点としては重い(780g) こと。大容量バッテリーパックとワイコンレンズをつけると優に 1kg を越え、山岳地帯の壁に持ち込むには難点がありました。

今回いろいろと思うことがあったのでデジカメを Canon iVIS-HV10 に新調しました。

HV10 の特徴はとにかく軽い(440g )。HC1 よりも軽いし、画質もシャープでいい感じです。撮る技術も編集する技術もない人間としては、とりあえず簡単かつ奇麗に撮れればいいというのが一番の目的になります。さらに山に持ち込むことが多くなるので軽くてタフだと尚良しです。

軽さと画質で選んでみました。画質には非常に満足です。視聴は主に、フルではなく疑似ハイビジョンのテレビではありますが、非常にきれいです。

難点としてはマイクの位置が悪い上に、外部マイクを付けられない。アクセサリーシューがない、HDMI出力端子がない、リモコン付きの三脚に未対応ということでしょうか。しばらくはいろいろと撮ってみます。

画質的に Sony と松下が提唱する最新の AVCHD の規格も気にはなっていたのですが、いかんせん編集するソフトがまだ出そろっておらず、まだしばらくは待ちの感は否めません。

また、ノンリニア編集との連携や撮影時間をあまり気にする必要のない HDDタイプのデジカメも気にはなったのですが、耐久性と重さを考えるとやっぱり選択肢には上がりませんでした。

iVIS-HV10 と HDR-HC1
iVIS-HV10 と HDR-HC1



2006年9月29日

有笠・天然記念物

有笠・天然記念物

登攀能力を上げるにはフェイスもやらねば、ということで某さんと有笠へ。

"右向け左"、"大喰王"、"みかけだおし" でアップしてから、真面目に天然記念物にトライ。春に来た時は記念で触っただけだったので、ムーブもホールドもほとんど覚えておらず、リセット状態でスタート。

出だしのボルダームーブから限界ぎりぎり。抜けてからも、ホールドはいいものの、体が完全に傾斜負けしており全然ロープを伸ばせず。しかも昨日の雨の影響もあってところどころホールドが濡れていて怖い~。ランジも遠い~。

色々とアドバイスを受けながら登りましたが、壁にぶら下がっているだけで精いっぱいで全く実践できず。が、自分の苦手な点が明確になり勉強になりました。

仕事が一段落つき、体作りを始めたのが最近だったこともあり、指がすぐにお亡くなりになり、3便出しただけでもうへろへろでした。10月中で何とか体を作りたいところです。

見た目の素晴らしさもありますが、いろいろ勉強になるルートなのでぜひ登りたい 1本です。いつ登れるのか見当もつきませんが、シーズン最後にもう一度トライしに来たいと思います。



 
 
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