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http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2006年12月 1日

アイスコンペ 2006

今シーズンのアイスコンペのスケジュールが大体決まったようです。

Plastics ICE competitions 2006
期日:2006/11/26
場所:北海道・美唄工業高校
セッター:奈良さん
すでに終了しました
Webサイト:http://blog.livedoor.jp/pic2006/

第 3回ジャパンカップ
期日:2007/2/17 - 18
場所:北海道・下川町
セッター:第 1回のロシアチーム
下川町の会場

今年の下川町の会場の写真を入手しました。現在はまだ 10m程ですが、15m 程まで同様の氷柱を 2本育て、同高度の人工壁も併設するそうです。さすが北海道、もう凍ってるんですね。

The North Face Cup
期日:2007/3/3 - 4
場所:長野県・赤岳鉱泉
セッター:江本さん

UIAA Ice Climbing Competition 2007
期日:2007/1/19 - 21
場所:イタリア・Vale di Daone
昨シーズン、ノルウェーのワールドカップに参加したメンバーを中心に、今シーズンもイタリアで行われるワールドカップ 初戦に参戦されるそうです。メンバーは(多分) 奈良さん、鳴海君、石原さん。残念ながら今シーズンは参加できませんが、皆さんがんばってください。

アイスコンペの元祖である層雲峡の大会は開催されなくなってしまいましたが、Webは残されるようです。遠からず近からず色々と関わっていただけに、うーん残念。皆さんお疲れ様でした。



2006年12月 2日

城ヶ崎・マリオネット

今年の目標の一つである城ヶ崎・マリオネット(5.12a) へ。

マリオネットは城ヶ崎・アストロドームにある、山野井泰史さんが開拓したルーフクラックで、ロクスノ 23号の "Old But Gold" で杉野さんが紹介したことで、再度脚光を浴びることとなり、最近は結構登られているようです。

ロケーションも凄いし、クラックの内容も素晴らしい。間違いなく三ツ星。ジャムらしいジャムはハンドジャムが要所要所に少し出てくる程度で、後は立体的なチムニーの処理に終始する感じです。本当に全身を使い、登っていて楽しいライン。

1便目
どんな時でもオンサイト狙い。クラックのオンサイトトライほどドキドキするクライミングはないでしょう。これぞフリークライミングです。

ホールドはほとんどガバなので、予想していたほど悪くはないものの、傾斜がきついので、足が切れないようにするのが結構大変でした。

中間部のチムニーも越え、最後のトラバースに入るところでヒールが切れて落ちました。結構な距離を落ち、戻れなくなってしまったので降りました。



中間部のチムニー
中間部のチムニー

落ちた時に鋭いリップに指をひっかけてしまい、大量出血。仕方なく 2便目からはテーピングをして登りました。

亀ちゃんに回収してもらおうとピンクポイント状態にしたのですが、なんだか調子が悪いようで、中間部の核心を越えられずに降りてきました。

2便目
1便目のカムを残し、ピンクポイント状態でのトライ。中間部の核心手前で足が切れてしまいフォール。とりあえず上まで抜けてムーブを確認しました。

今日の亀ちゃんは調子が悪いようで全く登る気なし。仕方がないのでユマーリングで登って回収。このルート、傾斜がきつい上に、ラインが蛇行するので、ロワーダウンでの回収は不可能で、基本的にはフォロー回収となります。また、考えてプロテクションを取らないとロープがスタックします。

3便目
RPトライ。カムも 6個に絞る。最後の核心までは全く問題なし。最後のトラバースにもうまく入れたと思ったのですが、最後の最後で足が切れてしまい、消耗。何とか足を戻したものの、ハンドジャムが耐えられずテンション。あー。

ちょうど、アニマルさんがいらっしゃり、フォローで回収していただき非常に助かりました。アニマルさんは最後の核心のハンドジャムがジャストサイズなようで、快適だったそうです。うーむ。

4便目
3便目のフォールを考慮して最後のムーブを修正。修正どおりに体は動いていたのですが、ハンドジャムがすっぽ抜けてフォール。1便目の怪我のために巻いていたテーピングが滑りました。クラックを登る時でも、普段はテーピングはしないで登っているので、感覚がずれていたようです。

完全にこの便で落とす予定だったので、ものすごく落ち込みました。回収で再度登り返した頃には完全に真っ暗でした。ヘッドライトをしてもう 1便出したい感じでしたが、人を待たせていたこともあり、しぶしぶ撤収しました。



4便目で落ちてたそがれ中
4便目で落ちてたそがれ中

自分の詰めの甘さに腹立たしくなってきます。あーく・や・し・い。しかも久しぶりに手の甲やら指から大量出血、まだまだジャムの修行が足りません。



2006年12月 3日

ピラニア

朝起きると今までにないほどの筋肉痛。先週の北海道ツアーですらまったく筋肉痛にならなかったのに、今日は全身筋肉痛。

昨日、アストロドームをトライしたのは 4便だけですが、回収で 3-4便登り返したのがこたえたようです。亀ちゃんも本調子ではなかったので、ふみちゃんも交えていつものようにピラニアへ。いつものようにボルダリングして、餃子を食べて帰りました。(や)さん、リンゴをありがとうございました。



2006年12月 4日

La Rambla original

8a.nu によると、平山さんがトライしていた、スペイン、Siurana にある La Rambla original(9a+/5.15a) に第 2登、第 3登が出たようです。

第 2登が 11/30 に Edu Marin。スペイン人で今年のシャモニで行われたワールドカップで優勝、16才の時にすでに 14a をオンサイトしており、現在まだ 21才のようです。 

第 3登が 12/2 に Chris Sharma。こちらは説明の必要はないですね。

杉田君の Blog によると、残念ながら平山さんは登れなかったようです。平山さんの Web にもコメントが出ました。

現在は Dave Graham もトライ中のようです。

参考情報
Edu Marin: second ascent of La Rambla, 9a+ (Freakclimbing.com)
Third ascent of La Rambla (original) by Chris Sharma (Freakclimbing.com)[ルートの歴史について]
スペインツアー終了 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)[ラランブラのムーブについて]



2006年12月 5日

サーバー移転

予想以上に時間がかかりましたが、サーバーを移転しました。

とりあえず、デフォルトのテンプレートを使っているので、見にくい状態ですが、順次手を入れていく予定です。

コメント、トラックバックも出来るようになっているはずです。何か問題がありましたら、この記事にコメントしていただければと思います。

ぱさん、色々と有難うございました。



First Ascent

(2006/ Sender Films・DVD)

First Ascent

First Ascent = 初登


数々の初登シーンを集めた DVD。ボルダリングからスポート、トラッド、ビッグウォール、ヒマラヤのアルパインクライミングまで、幅広いスタイルを網羅。


中でも、世界最難クラック、カナダ・スコーミッシュにある Cobra Crack(5.14b/c) の初登争いは、室井さんが「泣けますよ!!」と言うだけあって、結末を見た時は本当に泣けます。


Cobra Crack は、30m 程のうすかぶりクラックで、高難度クラックにありがちなフェイス的なクラックではなく、純粋にジャムを試されるクラック。チムニーからオフウィズス、ハンド、フィンガーとクラックのサイズも多彩で、下部の岩のへこみがコブラの頭に見えることによるネーミングです。


主役は Didier Berthod。スイスのクライマーであるにもかかわらず、クラック大好きで、前作の "Return2Sender" でも Indian Creek の "From Switzerland with Love(5.13+R)" を凄いムーブで初登しています。


そんな彼の Cobra へのトライは本当に見ものです。カムを瞬時に出す工夫やクラッククライミングに対する思想など、クラッカーだったらぜひ見てほしいシーンが満載です。ちなみに、Sonnie Trotter が Cobra を登っている映像は、Patagonia の Web で見れます。


他の章には、ヨーロッパ最難のクラックである、イタリアの Greenspit(5.14a) をナチュプロで FFA(First Free Ascent) しているシーンも収録されています。これを見ると、彼の他のクライミングも見たくなります、本当に。


他の見どころとしては、Dean Potter によるアメリカ・Moab の The Tombstone(5.13/70m) やボーナストラックに入っている、アメリカ・Eldorado Canyon の Iron Monkey (5.14-) の 2本。もちろんいずれもクラックで、The Tombstone のトライ(ロングフォール) の映像は BlackDiamond の Web で見れたのですが、現在は見れないようです。が、YouTube に完登シーンの映像がありました。


参考情報
First Ascentファースト アッセント (ピラニア ネットストア) [レビューがあります]




2006年12月 6日

氷結情報

暖冬気味な 2006年ではありますが、ちらほらと氷結情報が流れ始めました。良く利用するサイトは以下です。

エリア別氷結情報 (アルパインクライミングホームページ)

アイス情報 (山岳ガイド保科雅則)

速報アイス滝の情報

氷結情報 (Ice Climbing Web Page)

季節を問わず、混んでる場所が好きではない、落石、落氷などの人為的な危険性も高いので、ここに出ている場所に行く機会はまれですが、参考にはなります。さて今シーズンはどこに行こうかな。



2006年12月 9日

京都・奈良・滋賀 1日目

今週は家族サービス(?) で連れと京都周辺の散策へ。クライミングはお休みです。

神社仏閣巡りが好きで、クライミングを始めるまでは頻繁に京都周辺を訪れていたのですが、ここ最近は年 1回ペース。京都、奈良のメジャーなところは大体回ってしまったので、今回は少しマイナーな場所をめぐりました。

今回は初めてレンタカーで回ってみました。歩きの時では分からなかった苦労はありつつも、巡る場所によっては車のほうが便利なようでです。

平等院
と書きつつ、最初は平等院からとメジャーなお寺。京都と奈良の中間にあるので、京都から奈良に行く時はほぼ必ず立ち寄っています。ので、今回も寄り道。

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂

過去に来ている筈なのですが鳳翔館の記憶は全くなし。雲中供養菩薩像達はなかなかよかった。お土産も現代風にアレンジされており、物欲をくすぐられました。もちろん 10円玉の裏である鳳凰堂もすばらしい。

昼を近くの中村藤吉(オススメ) で食べ、次の目的地である秋篠寺へ。

秋篠寺
"秋篠宮" で一躍有名になったお寺。門をくぐると苔むした森に覆われた異空間が広がっており、とても落ち着きます。

苔むした庭がすばらしかった
苔むした庭がすばらしかった

本尊の薬師如来も良かったですが、日本唯一という伎芸天像の腰つきがかなりセクシーでした。

新薬師寺
門をくぐると、椿の花が咲き乱れていました。本尊は薬師如来ですが、その 1つが 500円切手にもなっている十二神将像がこの寺の目玉です。

新薬師寺の鐘楼 まだ紅葉が少し残っていました
新薬師寺の鐘楼 まだ紅葉が少し残っていました

お寺は大体どこも 17時で拝観時間は終了なので、晩御飯を求めて京都へ。

とりあえずで嵐山に行くも、ものすごい人。なぜ? と思ったら、花灯路 というイベントでした。ただ、ライトアップはすばらしく幻想的できれいでした。

京都での夕飯はあきらめ、宿泊地である大津まで行き、そこで食しました。適当に飛び込んだ飲み屋でしたが、海鮮丼がすばらしかった。



2006年12月10日

京都・奈良・滋賀 2日目

今日は琵琶湖の湖北へ。湖北は "観音の里" と言われるくらいに観音様が多く、特に十一面観音であふれています。

向源寺
今回のメイン。先日、東博で行われた仏像展で、連れが一目惚れしてきた、十一面観音像を観に行ってきました。

威風堂々としているのはもちろんですが、動きを表しているという姿勢も良かったし、十一面それぞれの表情が非常に豊かで、配列もユニーク。

門前に立った時に思ったのですが、この寺の周囲には塀等がまったくなく、村に完全に溶け込んでおり、開放的で、京都の寺院とは一線を画していました。敷居が低いというか、壁がないというか。今日回った寺院はどこもそんな感じでした。

向源寺
向源寺

唐喜山赤後寺
赤後寺は日吉神社の境内にあり、特定の宗派を持たず、地元の人によって管理されているため、寺院専属の住職や管理人はおらず、拝観するためには電話で地元の人を呼ぶ必要があります。

担当の方のお話では、当番制になっており、6人でローテーションを組んで回しているとのことでした。

赤後寺の十一面観音は、戦国時代の戦火を逃れるために、たびたび、川に沈められたり、土に埋められたりと過酷な経歴を経ているためぼろぼろで、手首から先と足首から先がなく、痛々しいお姿でした。

唐喜山赤後寺
唐喜山赤後寺

己高閣・世代閣
己高閣・世代閣は、かつて近辺の山中にあった寺院の寺宝を集めた建物。近年建てられたばかりなので、きれいな建物です。

こちらも地元の人のみで管理されています。見どころは己高閣の七仏薬師と世代閣の十二神将像魚籃観音菩薩です。定期的に公開されるという、寺院(名前失念) の中の大日如来も迫力満点でよかった。

周辺を結ぶ "まほろばの道" は紅葉がきれいだったので、今度来た時はぜひ歩こうと思います。

三井寺
再度、大津に戻って三井寺へ。

三井寺仁王門
三井寺仁王門

今日回った他の寺院に比べると、典型的すぎてあまりにも普通でした。紅葉のシーズンに来るとすごいきれいだと思います。尊星王像がユニークで素敵でした。

まだ紅葉が残っていました
まだ紅葉が残っていました

展望台からの琵琶湖
展望台からの琵琶湖

京都駅もクリスマス一色
京都駅もクリスマス一色



2006年12月11日

Windows Vista + Office 2007

重すぎ・・・。Pen4 3G & PenD 2.8G に入れてみましたが、Pen4 ではつらい感じです。Core 2 Duo で 組みなおすかなぁ・・・。

Vista、Office いずれも UI が変わりすぎていて、XP までの UI に慣れているとものすごい違和感があります。ユーザビリティ考えてるのかな?

自作のプログラムでも、セキュリティの関係(UAC) で動かないものもいくつかあり、しばらくは対応に追われそうです。

あっ、でもメイリオフォントはいい感じです。



2006年12月12日

ROCK&SNOW No.034 2006 冬号

(2006/12/6 山と渓谷社)


気になった記事を何点か。

A DAY IN THE LIFE 安間佐千
初めてのまともなインタビュー記事。コンペを追ってでしか振り返れないのが悲しいところですが、現代クライマーとしては仕方のないことでしょうか。ただ問題意識はキチンと持っているようで、

ジャパンカップかあ。あのときは、かなり調子に乗っちゃってましたね。決勝ルートを登れませんでした。あれがW-CUPの予選だったら、予選落ちです。それで優勝してしまうのが問題ですよね。

という発言を見る感じではまだまだまだまだ強くなりますね。他にもいろいろと面白いコメントが散見できます。

いわゆるプロクライマーを目指すことはないと思います。

現代的というか現実的というか。そんな彼にクライミングの好きさ加減をほめられている中原君は凄い。

Alpine Chronicle
どの記録も素晴らしい。

馬目さんの先日の講演会は行けなくて残念だったなぁ。これまでの苦労にはまったく触れられておりませんが、相当な思いがあったはず。

トランゴは今さらという感じではありますが、「不動沢からトランゴへ」というのが励みになります。馬目さんも昔は季節を問わずに不動沢へ通っていたそうです。「ほとんどヨセミテ化している」というコメントがすべてですね。

前号のアラスカ編の続編。さらっと書いてありますが、横山さんの怪我は結局どうだったんでしょうか。1月末に講演会があるそうです。ぜひ行かねば。現在行っている、一村さんの四姑娘山北壁の状況も気になります。

アルパインクライミング(氷河より上部でのクライミング) してみたいなぁ。

極難壁 デベー
日本だけで行くのかと思いきや、いきなりフランス。なんでチッピングが主体のエリアの紹介をするかなぁ。たとえそれが歴史的に重要だとしてもイマイチ。そう考えると日本の岩場は比較的恵まれているのかもしれません。

錫杖クロニクル しあわせ未満 5.13c/d R フリー化
文句のつけようがないフリー化です。某ML で「今年はクラックに打ち込みます」と言っていたのはこれだったんですね。佐藤さん、海外の壁にも行けばいいのになぁ。

錫思杖戯はやっぱりフリー化されていたんですね。グレードを見るとあれっという感じで、それほど高グレードというわけではないみたいです。来年行こーっと。

ハードコア人体実験室
前号同様参考になります。というより、そんなにクラックにはまっていたとは。まったく無関係な ML でクラックの記録が流れていましたが、うらやましい限り。先日ピラニアでお会いしたときにいろいろ話を聞いておけばよかった。

おまけ
今号に関連する動画
クリスシャーマの 5.15a の DWS の映像はこちら
ディーン・ポッターのヘブン、フリーソロの映像はこちら(最初に出てきた画面で、"日本" を選択してください)。それにしても何で 2005/8 の記録を今頃紹介しているんでしょう?

編集長が変わった影響なのでしょうか? クライミングの記事が増えました。次号からは大幅にリニューアルするそうで、どうなるのか楽しみ。



2006年12月14日

XTRAIL会場で(YUJI HIRAYAMA OFFICIAL SITE)

YUJI HIRAYAMA Official SiteMessage が更新されておりました。

ここにも動画の波が。やっぱり流行は Flash なんですね。今回は "とりあえず動画にしてみました" というだけで内容はありません。

イベント自体は 12/3 にお台場で行われた X-Trail のイベント(X-CHALLENGE) です。

参考情報
最高でした~(>O<)b (ユーヤんが行く!)
お台場へ (D-sukeもの申す)
> お台場、クライミング!? (SAKURA-RUN-CLUB)
1203sun (ログSPIRIT)
世界レベルは全然違う!! (■お気楽♪おひま日誌(^-^)/■)
驚きの連続 (浮世ブログ)



2006年12月15日

Ice Extreme Kuni

Ice Extreme Kuni

某さんのお誘いを受けて六合村(くにむら) にあるアイスクライミングウォール、Ice Extreme Kuni を見てきました。

ちらっと写真では見ていたのですが、実際に現物を見てびっくり。「でけー!!」本当にでかい。赤岳鉱泉のアイスキャンディーの 2倍近くあります。

現在は高さが 10m で、幅 20m と 10m の 2面だけですが、最終的にはこれが 2倍になるとのこと。本当にびっくり。

人工ホールドを設置する壁をバイル + アイゼンで登らせてもらいましたが、結構パンプしました。フィギュア 4 したり、アンダークリングをする余地もあり、実際にホールドが付いて、ルートセットをすればかなり楽しい壁になりそうです。

2晩にわたってアイスパークに関するお話に混ぜていただきありがとうございました。完成したらすごいことになりそうです。いろいろと相談していただいたこともあるので、全力でこたえたいと思います。

これから氷を付ける作業が入り、年明け前後に正式オープンになるとのことです。

氷壁になる予定の面
氷壁になる予定の面



2006年12月17日

城ヶ崎・マリオネット

先日トライしていて、あともう 1歩だったマリオネット(5.12a) のことが忘れられず、寝ても覚めても頭の片隅に残っておりました。ここを登らないことには、冬のシーズンに入れない気がしたので、はるばる 600km を旅して、氷点下の群馬県・六合村(くにむら) から、東京で亀ちゃんを拾い、南国の静岡県・城ヶ崎・アストロドームまで移動しました。

アストロドームに着いた頃はまだ誰もいなかったのですが、昼ごろにはアストロドームに4パーティ(8人) と大盛況でした。マリオネットに 4人、サムライに 4人。マリオネットは回収も下から登る必要があるので、下手すると時間切れで取りつけなくなります。トライしようと考えている方はお気をつけください。

今日もマリオネットは大盛況。この角度から見ると結構かぶってますね
今日もマリオネットは大盛況。この角度から見ると結構かぶってますね

最初のトライに集中して、1便目で無事レッドポイントできました。トータル 5便。最後の最後のムーブはイメージしていたムーブとは違うものになりましたが、結果オーライ。ある意味終了点へのクリップが核心になりました。

"これで、クラックのグレードがスポートのグレードに追いつきました" とは単純には言えませんが、思い入れがものすごくあったので単純にうれしい。"Old But Gold" に紹介されるだけはあります。

来年の目標になりそうな、すぐ隣のメリーゴーランド or 炎のマリオネット(仮称) にトライしてみようとも思ったのですが、1便目で手の甲をザックリと切ってしまったのと、マリオネットを登れた満足感でおなかいっぱいだったので、亀ちゃんに回収で登ってもらい終わりにしました。亀ちゃんは、体調悪いのに無理やり連行して来てしまいましたが、フォローながらも最後の最後で落ちて来ており、亀ちゃんももうちょいで行けそうな感じです。

今日は亀ちゃんにフォローで回収してもらいました
亀ちゃんにフォローで回収してもらいました

メリーゴーランドの核心は、ほとんど天井に近いフィンガークラック。ムーブが全然思いつきませんでした。取付は限りなく海に近く、波が高かったら取りつけないなぁと思い、帰宅してからロクスノ#31 の杉野さんの記録を見直してみたら、もう少し手前でした。それでもやっぱり飛沫は飛んできそうな感じです。

マリオネットの終了点から上に伸びる "炎" のパートは出だしでクリップした後は猛烈にランナウトしており、薄いフレーク状のため、カムは決めたくないと書かれていますが、みんなプロテクションは取らずに行ってるのでしょうか。初見で突っ込む勇気があるかどうかは微妙ですが、来シーズンの目標にしてみようと思います。

今日はしゅんたろう君と初対面。元気の塊みたいな若者でした。守光君とは久々の対面。かなりクラックを登りこんでいるようでした。あとは J-wall の平野君などなど、強い人しかいませんでした。

これで今シーズンの乾いた岩は終了しました。今週からは氷雪の世界に入ります。再開は来年の 4月からの予定です。

関連エントリー
城ヶ崎・マリオネット (2007/12/2)



2006年12月18日

12月 都岳連海外委員会 例会

都岳連海外委員会の例会。今後のスケジュールと来年度の予算案の確定。

今後の予定
第 28回高所順応研究会
期日 : 2006/2/4(日) 9:15-16:00

会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟 304号室)

参加費 : 3000円(資料代含む)

レジメ(まだ予定です。)
8:30 受付開始
9:30 高所順応の基礎知識 (澤田 実氏)
10:00 天野和明氏(シシャパンマ)、山川剛氏(トランゴ)
11:50 昼食(各自でお願い致します)
13:00 山本正嘉先生、安藤氏(ミウラベースキャンプ)
15:00 パネルディスカッションおよび質疑応答
16:00 閉会

第 45回海外登山技術研究会
詳細未定
期日 : 2006/2/17(土) ~ 18(日)

会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター(417研修室)

講師 : スティーブ・ハウス

昨年はマルコ・プレぜリとロジャー・ペインでしたが、今年はスティーブ・ハウスが来日します。その他のゲストも検討中だそうです。

スティーブ・ハウス講演会



2006年12月19日

記録 2006

今年はもう日本でのクライミングはしないので、今年の山行記録を一覧にしてみました。去年はこんな感じでした。

今年は 3月に大怪我をしてしまったので、だいぶ予定が狂いましたが、とりあえず方向性はだんだん明確になってきています。あんまり時間に余裕がないので、無駄なところはどんどん削っていく予定です。

【アイス】
マルチルート
1/16・御坂・千波の滝(4級/3P)[本多]

ゲレンデ
1/15・上荒井沢・トリコルネ(IV)[本多]
1/21・霧積温泉[8.5φ]
1/22・吾妻渓谷・不動滝F1(IV) / F2(V+)[坂本]
1/28・蔵王・仙人沢・糸滝(III)[本多]
1/29・蔵王・仙人沢・大氷柱(VI)[本多]
2/5・吾妻渓谷・不動滝F1(IV)[福井(淳)]

【Mix】
ゲレンデ
1/3・Canada・Cineplex[佐藤夫妻・本田]
1/1-4・Canada・Haffner Creek[佐藤夫妻・本田]
1/5・Canada・Haffner Creek・Caveman(M10- / 20RP)[阿部]
1/6・Canada・Haffner Creek・Oscar(M9- / 10RP)[本田]
2/4・北ア・小町の宿・旭(M7- /2RP)[福井(淳)]
2/11・東北・二口渓谷・裏磐司[千葉・池田・本田]
2/12・東北・二口渓谷・風の堂[千葉・池田・本田・住吉・小野寺]
2/13・東北・二口渓谷・風の堂・Physical Brothers(M7/WI4 / 3RP)[本田]
3/4・北海道・千代志別[福井(淳)]
5/27・ムンクの洞窟・新緑の風(D7 / FL)
7/2・ムンクの洞窟
7/10・ムンクの洞窟・天井遊戯(D9 / 8RP)
7/16・ムンクの洞窟
11/25・北海道・芦別・無名ルートTR課題(M7)[玉田・真下・桜田・加藤]

夏岩マルチピッチ
4/15・上州・二子山中央稜(5P / V+)[本多]
4/22・御坂・三ツ峠・都岳連ルート - クーロワール - 権兵衛チムニー(3P / V)[小島・福井(瞳)]
5/4・小川山・流星を探しに(9P/5.10c)[福井(瞳)]
5/5・小川山・竜の子太郎 (2P/5.9)[廣田]
5/5・小川山・パピヨン (2P/5.10a)[本多]
5/20・瑞牆・十一面岩末端壁・調和の幻想(5P/5.10a)[本多・福井(淳)]
8/28・北ア・錫杖岳前衛壁・3ルンゼ(6P/IV)[上原]
8/29・北ア・錫杖岳前衛壁・左方カンテ(8P/IV)[上原]
9/16・青森・縫道石山東壁・緑友ルート(6P/IV)[亀田]
9/17・青森・縫道石山東壁・南東稜 – 弘前大チムニー(8P/IV)[亀田]
9/24・新潟・明星山P5末端壁・愛のスカイライン – クラック壁(7P/5.10a) [亀田]
9/25・新潟・明星山P6南壁・クワトロ (16P/5.10b)[亀田]
10/10・南ア・戸台幕岩・戸台同盟(6P/5.12b)[本多]
10/11・瑞牆・十一面岩正面壁・ベルジュエール(10P/5.11b) [本多]
10/16・瑞牆・小ヤスリ岩・蒼天攀路(3P/5.12b)[本多]

夏岩ゲレンデ(再登は除く)
【 トラッド】
小川山(5/3-67/3010/21)
5.10d・最高ルーフ(OS)
5.10d・クレイジージャム(OS)
5.10c・クーベルタンの逆襲(OS)
5.10a・予期せぬプレゼント(OS)

瑞牆(6/207/88/2310/15)
5.11b・春うらら(4RP)
5.11a・アストロドーム(4RP)

湯川
(9/9)
5.9 無名クラック(OS)

城ヶ崎(12/212/17)
5.12a・マリオネット(5RP)


スポート
有笠(4/29-305/13-149/29)
5.11c・見かけだおし(OSm)
5.11c・Please Jam Me(3RP)
5.11b・大喰王(FL)
5.10d・右向け左(FL)

小川山(5/5)
5.9・ソラマメ(OSm)

甲府幕岩(5/25)
5.11b・ジューンブラインド(4RP)
5.11a・Work On(OSm)
5.11a・コジマン(2RP)

小樽赤岩(6/24-25)
5.11b・ベルボトム(OSm)
5.11a・For the Fire Fighter(2RP)
5.10b・蟹工作船(OSm)
5.10b・日和田フェイス左(OSm)
5.10a・おやすみ(OSm)
5.9・おはよう(OSm)

太刀岡山(10/29)
5.11d・夢をあきらめないで(2RP)
5.11a・ハッピーバースデー(FL)
5.10b・バーボンを片手に(FL)

備中(11/18-19)
5.12a・はつじょうき(3RP)
5.11c・黒島の交差点(3RP)
5.11c・猫だまし(2RP)

【 ボルダリング】
御岳(10/2)
沖縄・具志頭浜(11/2-6)
2級・2本
3級・10本
4級・8本
5級・10本
6級・2本
7級・2本
8級・1本
9級・1本

【 コンペ】
2/18-19・赤岳鉱泉・アイスキャンディカップ 2位
2/25-26・層雲峡・ジャパンオープン 9位
10/22・ランナウト・The 腕試し 2006! 33位
11/26・美工・Plastics Ices 2006 3位

【 ハイキング】
4/8・高尾山 - 城山 - 影信山 -陣馬高原下[小島]

【 沢】
5/21・奥秩父・一ノ瀬川・竜喰谷(Club8.5φ)
6/10-11・奥秩父・大洞川・和名倉沢(Club8.5φ)



2006年12月20日

2006年総括 & 2007年目標

簡単に 2006年を総括。

クライミング全般
今年は全体的な目標として "かぶり" をテーマにしていました。Caveman(M10-) や Musashi(M12) から始まり、天井遊戯(D9)、El Nido(D10?)、天然記念物(5.13a/b)、チョックストーンアタック(V7/初段)、マリオネット(5.12a) などなど、かぶりの強いルートを中心にトライしていました。そのおかげか、得意とは言えませんが、苦手意識はだいぶなくなりました。

ミックスクライミング
今年最大の衝撃です。年末年始に、カナダでミックスクライミングを体験して以来、完全にはまりました。冬壁においてスピードやスタイルを考えた場合、早かれ遅かれ行き着いたとは思いますが、ここまではまるとは思っていませんでした。夏でもバイル握っていましたから。日本は欧米に遅れること 15年ですが、日本もここに来て一気にレベルが上がってきていると思います。

トラッド
11台と 12台のクラックを RP できたのが大きな成果です。10台までだったら大体オンサイトできる自信も付いてきました。

怪我
結構気をつけていたつもりだったのですが、今年はでかい怪我をしてしまいました。

1月に御坂・千波の滝で電子レンジ大の氷塊を太ももに受け、筋断裂。2ヶ月近く痛みが引きませんでした。

3月に北海道・千代志別でたぐり落ちによるグランドフォールをし、骨盤骨折。人生最大の怪我で、初めての入院 2週間。クライミングに復帰するまで 1.5ヶ月かかりました。その折は、崖さんをはじめ、ふーじんや地元の方々などなど、皆さんには本当にご迷惑をおかけいたしました。感謝しきれません。

スポート
ストイックに打ち込む予定だったのですが、怪我したこともありますが、全然やりませんでした。ジムでやればいいやという考えもあったのですが、仕事の忙しさもあり、7月以降はほとんどジムに行けませんでした。そのため、グレードは去年のままで全く伸びておりません。



簡単に 2007年の目標。

怪我をしない。やっぱりこれに尽きます。気をつけてもつけ過ぎることはありません。クライミングが危険な行為であることをより一層きちんと認識し、リスクを少しでも減らしてクライミングができればと思っています。

今年は "かぶり" がテーマでしたが、来年は "スピード" をテーマにしたいと思います。Light & Fast。ベルジュエールで 2時間切れれば理想です。もちろんオールフリーです。

トラッド
来年は中国・未踏峰の未踏壁をワンプッシュトライで狙っているので、今年よりも一層トラッドクライミングの能力を上げる必要があります。今年はハンド中心だったので、来年はフィンガー中心で行く予定です。

スポート
高グレードのレッドポイントよりは、方向性から 5.12a のオンサイトを狙っていきたいと思っているのですが、やっている時間がなさそうです・・・。

アイス & Mix
WI6 クラスのリードができるようになればうれしいなぁ。Mix では M8 のオンサイト。

こんな感じですね。もうすでに大体のスケジュールは決まっているので、後は集中してクライミングを楽しめればと思います。



2006年12月21日

カナダ

2006/12/22 - 2007/1/8 までカナダに行ってきます。

去年がミックスクライミング中心だったので、今年はアイスを中心に行く予定です。自分の中ではアイスがまだまだ下手なので、安定して WI5 がリードできるようになれればと思っています。

今年は、去年と違ってネット環境からは疎遠な場所に行くため、更新はしばらくお休みになりますが、ご了承ください。

みなさまよいお年を!!

Musashi(M12)
Musashi(M12)、果たして今年はどこまで行けるか・・・。

クリスマスに埼玉県・加須で行われるボルダリングジャパンカップですが、出場メンバー(PDFファイル) がすごいですね。平山さん以外は勢ぞろいといった感じです。うーん、見たい。



(『読書について』 ショウペンハウエル 岩波文庫)
読書について
最近読んだ本。これまでの自分を半分くらい否定されたような感じでした。思索の伴わない読書は無駄ということでしょうか。結構衝撃的な本でしたが、面白い。とても 150年も前に書かれた本とは思えない。古典です。今年も 300冊近く読んできましたが、最後の最後にいい出会いとなりました。



2006年12月22日

Banff到着

去年の Mixクライミングの楽しさが忘れられず、今年はフミちゃんを誘ってカナダへ。

成田 - バンクーバー - カルガリーと乗り継ぎ、レンタカーにてバンフへ。

カルガリーでは荷物が 1つ見当たらずに焦りましたが、"Ovarsize" のコーナーにさびしく放置されていました。去年は大丈夫だったのになぁ、BD の145L ホールバック

今回は偶然にも真理ちゃん夫妻と飛行機が同じで、「明日 Haffner で」と簡単に情報交換。

カルガリーの MEC、Safeway に寄って買い物。欲しかったソフトシェルのパンツも買えて満足。他はガス缶や食料などなど。

夜は Banff の YWCA にて泊。街はどこもクリスマス一色です。

街はクリスマス一色
街はクリスマス一色



2006年12月23日

Haffner Creek

とりあえず初日は足慣らしということで去年通っていた Haffner Creek へ。が、かなり寝坊して、起きたら 10時半、いろいろ支度して、取付に着いたのは 14時半。今日は真理ちゃん夫婦と一緒でした。

結局 Mix 1本とアイス 1本登っておしまい。

Haffner Creek
Haffner Creek

The Boyd Mystery(M8)
去年は下まで氷が張っていて登れなかった Mix のライン。せっかくだったので取り付いてみました。

カナダのルートは日本に比べて 1手 1手が非常に遠く苦労したことを思い出しました。出だしから遠い・・・。

今日は登山靴 + アイゼンで登りましたが、フルートブーツに比べると全然違って、トレーニングにはいいのかもしれませんが、やっぱり大変。

非常に怖かったので、チョンボしながら各駅で登りました。やっぱりミックスのオンサイトトライは怖い。かぶっている出だしが核心で、ムーブは意外と面白かった。岩から氷に移る感覚も思い出しました。次で行けるかな。

アイス
アイスは手も足もギアを変えた + シーズン初めということもあり、なんだかぎこちない感じでした。

バイルの Reacter は Nomic に比べるといまいち。Fusion が軽くなっただけな感じで、全然刺さりません。ちょっと慣れるまで時間がかかりそう。今回は Nomic を持ってこなかったので何とかしなくては。

アイゼンの Cyborg は前モデルの Bionic と比べると蹴りこむ感じが違いました。こちらもバイル同様、慣れるまでは少し登りこむ必要がありそうです。

今日は Sean Isaac や Rich Marchall+奥さんをはじめ、うまい人がたくさんいらっしゃいました。去年は Fusion一色だったバイルは今年は打って変わって Nomic 一色になっていました。

買い忘れたギアがあったため Banff の Mond Sports に行きましたがギアが安い。アックスは 5000 -10000円、アークのザックも総じて 10000円近く安い。うーん悩ましい。

夜は真理ちゃんハウスにお邪魔して、アイス情報の入手。今後の予定を大体決めました。



2006年12月24日

Haffner Creek

今日は Marble Canyon に行く予定で出発。Haffner Creek と同じ駐車場に車を止めて、遊歩道を歩くこと 20分くらいで目的の渓谷へ。が、目的の氷が微妙な感じだったのと、取付へは狭い渓谷を懸垂で降りる必要があるのですが、渓谷はものすごく深く、底が見えないので、怖くて降りる気になれず、結局取り付くのをやめました。

Marble Canyon へは、ここから懸垂で降りる
Marble Canyon へは、ここから懸垂で降りる

仕方がないので、駐車場に戻り、昨日と同様、Haffner Creek に行きました。

今日は新しいアイゼンとアックスに慣れるために、氷にトップロープを張ってひたすら登る練習。15-6回繰り返しました。が、やっぱりアックスもアイゼンも微妙。アックスは刺さらないし、握りにくい。アイゼンも Bionic Pro の方が個人的には良かった気がします。単に使いこなせてないだけなんだとは思いますが、今年の BD のニューモデルは自分には合わない感じです。

The Boyd Mystery(M8)
昨日触った Mixルートをレッドポイントしておきたかったのですが、今日も混んでいてなかなかあかず、最後の最後にトライできました。なんとか無事レッドポイント。2.5撃。氷のセクションに入ってからは、きちんと打ち込もうと思っていたのですが、Fusion は Reactor 以上に刺さらない。あきらめて氷の穴に引っ掛けで登ってしまいました。

夜は真理ちゃんハウスというより、Kenjiさんハウスで鍋パーティ。去年会った人たちと再会できて楽しかった。製作期間 1ヶ月という誕生日ケーキもすごかった。

誕生日ケーキ
誕生日ケーキ



2006年12月25日

Cascade Falls(WI3 / 300m + α)

昨晩は雪が降ったようで、朝起きたら 10cm ほど積もっていました。

今日はマルチピッチのアイスルートを登りに近場の Cascade Fallsへ。

Banff から車で 10分、駐車場からアプローチ 15分という近さで非常に楽。駐車場からもはっきり見えるので迷う心配もなさげ。混んでるかなーと思ったのですが、1番乗りでした。

駐車場からの Cascade Falls
駐車場からの Cascade Falls

出だしの氷からロープを出して行ったのですが、すぐに氷が切れたためいったん外しました。が、そのあとの岩場が激悪で、右 or 左から巻けばよかったのですが、雪が載った 3-4級の岩場にフリーソロで突っ込んでしまい、かなり危うい思いをしました。

取付
取付

100m ほど登ったところでちゃんとした氷が出てきたのでそこからはつるべ。ロープいっぱいに伸ばして 4ピッチで最初の滝の落ち口、そこから上にも続いていたので、歩きを 1ピッチ交えてさらに 1ピッチ伸ばして立木で終了にしました。まだまだ上まで続いている感じでしたが、風も強くなってきて、きりがなさそうなのでやめました。

落ち口
落ち口

2ピッチ懸垂してから、右岸の林の中を下って取りつきに戻りました。しっかりした懸垂支点が右岸にあるので楽に降りれます。

夜はクリスマスということで、寿司 & ケーキもどきで豪勢な食事にしました。

夜は真理ちゃんハウスにお邪魔して氷の情報を入手。



2006年12月26日

Louise Falls(WI4-5 / 110m)

今日は Lake Louise のほとりにある Louise Falls へ。Lake Louise は観光地のようで、凍った湖ではアイスホッケーやスケート、クロスカントリーを楽しむ人で賑わっていました。

Lake Louise、真ん中奥に見えるのが Louise Falls
Lake Louise、真ん中奥に見えるのが Louise Falls

アプローチは湖畔に沿った林道を40分ほど。先行パーティはなく、林道から滝までは少しラッセル。

Louise Falls
Louise Falls

1P目はフミちゃんリードで 40m弱。結構快適なアイスでした。

核心は垂直に近い2P目。得意系のつららの集合体だったのですが、久しぶりの垂直に出だしでスクリューを使いすぎて、滝の途中で玉切れ。いったんビレー点を作って無理やりピッチを切り、再度登りなおし。情けない。

Louise Falls核心
Louise Falls核心

結局 3P で終了点の木へ。その後は上に抜けて、右手のガリーをシリセードで一気に下っておしまい。5分で取り付きへ。

今日は後続パーティがいましたが、彼らは懸垂で下りていました。

取り付き脇のクラック沿いにミックスルートがあるようで、ボルトが散見できました。今日も -15度まで冷え、寒い 1日でした。

夜はBumpersでがっつり肉を食べました。



2006年12月27日

Grotto Canyon

今日は朝起きたら大雪。本当は Professor Fall に行く予定でしたが、雪が降っても大丈夫そうな場所というイことで、Canmore 郊外の Grotto Canyon に変更。

アプローチはゴルジュの氷床帯を30分ほど歩けば着きます。メジャーな観光地のようで、観光客がひっきりなしに歩いていました。

アプローチはゴルジュの氷床帯
アプローチはゴルジュの氷床帯

Grott Canyon にはしょぼいアイスが 2本と、スポーツミックスのルートが 4本ほどありました。ミックスルートの 1本は、スポーツミックスを意識して最初にボルトを打たれたルートという歴史的な 1本のようです。

Grotto Canyon
Grotto Canyon

とりあえず手前の氷、Hers を登ってトップロープをかける。ロワーダウンしながら Mix のラインにヌンチャク掛け。

Sketch and Sniff(M6+ / OS)
グレードの割にはホールドが細かい。上部の氷が薄かったので、かなり下部でトラバースして氷に移りました。

Top ロープでフミちゃんはミックス初体験。最初はぎこちない感じでしたが、3-4回登っているうちにコツをつかんできたようで、だいぶスムーズに登れるようになっていました。

フミちゃんミックス初挑戦
フミちゃんミックス初挑戦

最後に少し離れた場所にある Grott Falls(55m/WI3) を登っておしまい。

今日は終日雪が降っており、30cm 近く積もった感じでした。



2006年12月28日

Bear Spirit

昨日の大雪で行く宛がないので、真理ちゃんにヘルプ。去年行って楽しかったという Bear Spirit というミックスのゲレンデへ。

場所がわかりにくいというので、真理ちゃんたちにトレースをつけてもらい非常に助かりました。

Bear Spirit には Mixルートが 10本ほどあり、初心者~中級者向けにいいと思う。

Bear Spirit
Bear Spirit

Woody(M6+ / 3RP)
M6 に取り付くが、氷に移る個所が悪い、というより、Fusion が全く刺さらず、腕力だけ消耗してしまい、全然突っ込めない。

結局 3便もかかるし、挙句の果てに、アックス残置になり、真理ちゃんから Nomic を借りて回収へ。やっぱり氷に刺さるアックスのほうがいい。

Unleash the Frogs(M7+ / OS)
出だしはややもろいので注意。薄かぶり~チムニー~氷となかなかおもしろかった。

Unleash the Frogs(M7+)
Unleash the Frogs(M7+)

No Love(M7 / OS)
マントルを返すところがちょっと難しく、一工夫必要。後はがつがつ行って氷に移る。

今日は -15度を下まっており非常に寒い。ミックス用の手袋で登っているとあっという間に指先が氷の棒になりました。

Bear Spirit はミックスの面白さを思い出させてくれるラインが多くお勧めです。

夜は真理ちゃん夫妻と Toshiさんがいる Sukiyakiハウスへ。



2006年12月29日

Professor Falls

アプローチで日の出
アプローチで日の出

Professor Falls
Professor Falls

あとで。



2006年12月30日

Professor Falls(WI4 / 280m)

Professor Falls ?ピッチ目
Professor Falls ?ピッチ目

あとで。



2006年12月31日

レスト

今日はレスト。昼くらいまでごろごろしてから Banff の街へ。

温泉がないか調べて、Banff 郊外の Banff Upper Springs Hot Spa に行ってきました。こちらで Spa というと日本で言うエステのような施設がほとんどで、日本で言う温泉は Hot Spring で検索をかけないと見つからないようです。

とは言っても、日本で言う温泉とは違い、どちらかというと野外の温水プールです。ので、水着着用で混浴です。首から下が 40度で、上が -15度と言う凄い温度差の状態でした。

ただ、ロッキーの山々もよく見えロケーションは最高です。しかも $7.5 と安い。

Banff Upper Springs Hot Spa
Banff Upper Springs Hot Spa

その後は Banff の街を徘徊してお土産や食料を調達しました。

一応大晦日なので、年越しそばを作って食べました。



 
 
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