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http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2007年1月 1日

Bear Spirit

先日 Bear Spirit に行った際に、あまりの寒さで氷用の手袋を使っていたのですが、その手袋を置き忘れてしまったので、回収を兼ねて今日は Bear Spiritへ。

Unleash the Frogs(M7+ / 再登)
ふみちゃんがトライしたいというので、ヌンチャク掛けで登りました。氷に移るところがちょっと難しい。

X-Mass Chopping(M8- / OS)
Unleash the Frogs の隣のルート。氷に移る手前のホールドが甘いのと、体を振られるのでこれもまた氷の移るのが難しかった。また氷もだいぶ下がってきていたので、かなり壊してから表に出ました。

X-Mass Chopping(M8-) の岩から氷に移ったところ
X-Mass Chopping(M8-) の岩から氷に移ったところ

Scratch and Win(M7+ / X)
X-Mass Chopping の脇のルート。が、氷に移る手前のホールドが欠けてしまっているのか、全くアックスをひっかける箇所がない。ハンガーに何本か敗退用のスリングがかかっていたので、現在は登れないのかもしれません。

Hocus Pocus(M7 / OS)
登れそうで残っていたラインはここだけだったので、登ってみましたが、単純でわかりやすくて面白い。氷に移る手前が結構な傾斜でひと工夫必要です。

Hocus Pocus(M7) の岩から氷に移ったところ
Hocus Pocus(M7) の岩から氷に移ったところ

フミちゃんは Unleash the Frogs をレッドポイント、他、自分が登ったラインをトップロープでトライしていました。

今日は先日と違ってかなり暖かく、快適でした。ほかには嵐のようにうるさかったパーティがいましたが、すぐに帰ってしまいました。残念ながら手袋はもうありませんでした。



2007年1月 2日

レスト

今日は、Lake Louise のほとりにある "Linda Ice 9" という 300mクラスのアイスルートに行こうと思っていたのですが、夜半から雪が降ってしまっていたので、断念。せっかく 5時に起きたのに・・・。

じゃあ、Haffner でも行くかということで、出発。相変わらず雪が降り続いており、除雪が追い付いていないようで、道は雪の山で余りスピードを出せずにのろのろ運転。

Haffner の駐車場に着くも、駐車場内は除雪されておらず、入った途端にスタック。車高が高い車は入っていたのですが、一般車では厳しい状況、しかも雪はジャンジャン降っているので、下手したら帰れなくなりそうだったので早々と退散しました。出る時もスタックして苦労しました。ほかにもスタックしている車がいたのでみんなで駐車場から押し出しました。

今日はレストにして、宿に戻って洗濯 & 昼寝。

夕方は Kenjiさんハウスへ。Toshiさんがまだ生まれて 3週間というベイビー(安樹ちゃん?) を連れてくるというので見に行ってきました。いやー、Toshiさんがあんなにデレデレになっていたのにはびっくりしました。真理ちゃん夫妻 & Toshiさんから氷の情報をゲット。

帰りもまだ雪が降っており、Lake Louise から先への道路が大雪のために封鎖されたようで、Radium Highway 周辺の道路脇には、西へ向かうトラックが多数停滞しており、テールランプがオウムの大群に見えました。



2007年1月 3日

レスト

今日は Haffner Creek に行こうと思ったのですが、Radium Highway(93号) が雪崩のために通行止めだったので、さっさと断念。Calgary 観光に切り替えて、再度 Calgary の MEC へ。

西への道路が封鎖されているため、西へ向かうトラックは停滞中
西へ向う道路が封鎖されているため、西へ向かうトラックは停滞中。100台以上いたのでは?

MEC で亀ちゃんへのお土産を物色するも、「こんなものいるか!!」といった物が見当たらないので断念。

メイン通りをぷらぷらしてから、中華街で昼を食べて帰路へ。

どこまでも晴れた空の下、ぐんぐん近づいてくるロッキー山脈に向って気持よく運転できました。気がついたら 180km/h(汗。

帰りに Vsion に寄ってトレーニング。久々に指皮が寄るまでアックス握りました。

期せずして 2日連続のレストになってしまいましたが、クライミングは自然を相手にした遊びなので仕方がないですね。短気にならずに気長にやります。我慢我慢。

フィギュア4 の練習、女性版ミウラーをゲットしてご満悦
フミちゃんはフィギュア4 の練習、女性版ホワイトミウラーをゲットしてご満悦



2007年1月 4日

Haffner Creek

一昨日の大雪のおかげで、雪崩警報がどこも "Considerable"。行きたいと思っていたアイスのエリアには行けそうもないので、Haffner で Mix に変更。モチベーションも切れ気味でしたが、とりあえず Caveman がある上部エリアへ。

降雪後に上部エリアに入った形跡がなく、下部エリアとの分岐からはどラッセル。結局通常の 2倍近い、1時間以上かかりました。しかも読みを間違えて、川にどぼんしてしまい、足回りがびしょびしょになりました。

去年は足しげく通った Cave エリアですが今シーズンは初めて。Caveman、Neolithic、Fire Roasted JC's Rib にはクイックドローがかかっていました。

Haffner Creek 上部エリア
Haffner Creek 上部エリア

Neolithic(M11)
今日のターゲット。何人かの映像を何度も見ていたので、1手、1手の遠さと難しさは知っていたのですが、本当に難しい。2手目の水平ランジに近いムーブが全くできる気がせず、早々と断念。かなり落ち込みました。

Caveman(M10-)
じゃあ、Caveman を BBスタイルで登ってみようかなと、取り付こうと思ったのですが、足場の位置が変わったのか、1手目にアックスが届かず敗退・・・。しかも、1手目のホールド欠けてない? さらに落ち込みました。

Fire Roasted JC's Rig(M10+)
仕方がないので残っていたこのルートにトライ。去年、真理ちゃんがトライしていたので、前半部は大体わかっていたのですが、後半部分は、Toshiさんのトライを見てはいたのですが、ほとんど未知。

とりあえずで取り付いたルートですが、ずばり面白い。テクニカル & パワフルで次のステップに進むのに最適なルート。ヒール & フィギュア4 連発で久しぶりに体全体を使うルートを登りました。今日は 4便出しましたがヘロヘロ。とりあえず前半部はつながりましたが、後半部分はまだまだかかりそうな感じです。残り日数あと 2日、どうしようかなー。

ふみちゃんも果敢に取り付いており、ヒールの使い方を学んだ感じでした。出だし近くで落ちた際に後ろの岩に臀部をぶつけて悶絶していましたが、大丈夫だったようです。

フミちゃんも果敢にトライ
フミちゃんも果敢にトライ



2007年1月 5日

Haffner Creek

今日も Haffner へ。特にやりたかったルートがあったわけでもなく、一昨日の大雪の影響もあって、行ける当てもなかったので Haffnerへ。"River Runs Through It" などがある上流部のエリアは川が出てしまっていて取り付ける状況ではありませんでした。

今日はどこかの講習会が入っていたようで大混雑でした。

今日の Haffner は大混雑
今日の Haffner は大混雑

Swank(M8- / RP)
一番最初に Mix を体験した思い出のルート。無事登れてホッとしました。ただ今日も寒く、登り終わった時は指が氷の棒でした。フミちゃんは Topロープで練習。出だしが核心ですが、グレードの割には比較的登りやすいルートだと思います。

フミちゃんは Swank にトライ
フミちゃんは Swank にトライ

Shagadelic(M6+ / RP)
アンダークリングが特徴のルート。Haffner では Mix をここから始める人が多いルート。登りやすいですが、途中のテラス付近と氷に移る箇所はちょっと注意が必要です。

BuzzBlank(M9 / X)
Topロープを借りれたので登ってみました。パワフル & デリケートな出だし、しかも遠い。外人が登っているのを見ましたが、凄い引付力でさくさく登っており、あの引付力が欲しい。日本に帰ったら引付力が付くトレーニングメニューを考えよう。

The Green Room(M7+ / FL)
去年も登っているのですが、去年は下まで氷が張っていてほとんどドライのセクションは登っていなかったので登ってみました。核心である氷から岩に移る部分が傾斜があって面白い。

回収に手間取り、再度 Green Room を登ってから撤収。

夜は Sukiyaki House に寄って、Toshiさんに挨拶がてら、アルバータ牛のしゃぶしゃぶ食べ放題コースでたらふく食べました。

夜はアルバータ牛の食べ放題へ
夜はアルバータ牛の食べ放題へ

街中で見かけたクリスマスツリーの墓場
街中で見かけたクリスマスツリーの墓場



2007年1月 6日

Evan-Thomas Creek

最終日は氷で閉めようと思い、Evan-Thomas Creek へ。ここは雪崩の危険性が少なく、アプローチも楽なので、いつでも来れます。

向かいに見えた Mt.Kidd
向かいに見えた Mt.Kidd

アプローチは駐車場から平坦な林道を 1時間ほど。今日は暖かく、天気もよく、ロッキーの山々もよく見え、最高の 1日でした。

滝に着くと、すでに Moonlight には Topロープがかけられており、登っている人たちがいたので、空いていた隣の Snowline を登ることに。

左から Moonlight、Snowline、2 Low 4 Zero
左から Moonlight、Snowline、2 Low 4 Zero

1P目
出だしの氷は薄かったものの、ある程度登ってからは問題ない厚さへ。難度的には WI3 ~ 4程度ですが、とにかく長さがあるので疲れる。とりあえずロープ一杯伸ばして適当にピッチを切りました。

1P目終了点から
1P目終了点から

2P目
フミちゃんリード。ここもロープ一杯伸ばして立ち木まで。

懸垂 2ピッチで取り付きへ。Moonlight のパーティはまだトップロープで登っていました。100m ロープを使っていました。なんて贅沢な。

こんなところ登れるの? といった 2 Low 4 Zero にも取り付いているパーティがおり、びびりました。でだしから 10m 近くランナウトしており、どこまでも薄氷でプロテクションは微妙。リードの人はアイスセリー + Nomic でリードしていました。

2 Low 4 Zero は Mixラインになっていました
2 Low 4 Zero は Mixラインになっていました

駐車場に戻ってから、帰りは行きとは逆方向で、山の中を経由してから Canmore に出ましたが、雪道で結構緊張しました。

真理ちゃんオススメの BAGLE COMPANY で夕飯を食べ、Vsion に行って、閉店まで登りこみ、Calgary の空港へ向かいました。



2007年1月 8日

Canada 2006 - 2007 Memo

覚書き。レポート詳細は帰国後にまとめなおします。

12/23 Haffner Creek
Ice & Mix

12/24 Haffner Creek
Ice x 15
The Boyd Mystery(M8 / 2RP)

12/25 Cascade Falls(WI3 / 300m + a)

12/26 Louise Falls(WI4-5 / 110m)

12/27 Grotto Canyon
Hers(WI3-4/15m)
Grotto Falls(WI3 / 55m)
Sketch and Sniff(M6+ / OS)

12/28 Bear Spirit
Woody(M6+ / 3RP)
Unleash the Frogs(M7+ / OS)
No Love(M7 / OS)

12/29 Professor Falls
2P目で寒さで(?) 敗退。

12/30 Professor Falls(WI4 / 280m)

12/31 レスト

1/1 Bear Spirit
Unleash the Frogs(M7+ / 再登)
X-Mass Chopping(M8- / OS)
Scratch and Win(M7+ / X)
Hocus Pocus(M7 / OS)

1/2 Haffner Creek
大雪のため駐車場で敗退。

1/3 Haffner Creek
大雪 & 雪崩のため道路封鎖中で敗退。

1/4 Haffner Creek
Neolithic(M11 / X)
Caveman(M10- / X)
Fire Roasted JC's Rig(M10+ / 4X)

1/5 Haffner Creek
Swank(M8- / RP)
Shagadelic(M6+ / RP)
BuzzBlank(M9 / X)
The Green Room(M7+ / FL)

1/6 Snowline(WI4 /100m)

1/7-8 帰国


Harald Berger(ハリー・ベルガー) died under icefall in Austria.


Other Information
http://blog.livedoor.jp/masa288/archives/50757281.html
http://blog.livedoor.jp/masa288/archives/50760608.html



業務連絡
ミクシイに変なコミュニティを作らないように!!



2007年1月14日

Ice EXtreme Kuni

1/13-14 はオープン記念のため無料で利用できるとのことで、Ice EXtreme Kuni に行ってきました。

Ice EXtreme Kuni
Ice EXtreme Kuni

見た目は薄いながらも、しっかり氷は張っており、全面登攀可能です。

今日は氷は 1本だけしか登らず、あとはずーっとドライツーリングの箇所を登っておりました。ところどころゆるいホールドもあったりしたため、全ホールドのチェックをしたり、色々とムーブの確認だけを軽くやって、追い込むクライミングはしませんでした。

ホールドのバリエーションが少ないので、あまり突飛なことはできませんが、それでも一通りのことはできます。ただし、傾斜がそれほどあるわけではないので、ハング下以外でフィギュア4 をやると、戻すときにかなり苦労します。何でもありありで上まで登って M6+ くらいです。今度はルートをセットしに行こーっと。

今日は行った時には 10人ほどでしたが、最終的には 30人くらいが利用しておりました。それでもまだラインに余りがあったので、頑張れば 50人くらいまで行けそうです。今年は周辺の氷のできが悪いそうで大盛況でした。

とにかく手軽にアイスやドラツーを体験してみたいという人や、ひたすら氷&ドラツーで登りこみたいという人にはいい施設だと思います。今日は無料の甘酒やコーヒー、紅茶のサービスがあったり、出前まで頼めてびっくりしました。

設備に関してもまだまだ改良されるそうで、今日色々と提案してみたらすぐに採用していただけたりと、非常に柔軟な施設です。山本さんをはじめとするスタッフのみなさん、お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いします。

今日は横山さんにビレイしていただきました。ありがとうございました。

参考情報
Ice Extreme Kuni
http://www2.big.or.jp/~arix/index.html
Ice Extreme Kuni Blog
http://blogs.yahoo.co.jp/iceextreme2007


精神的に少し病んでいたため、1週間ほどレストしておりました。少しは良くなったかな?



2007年1月15日

カナダ総括

だいぶ遅くなりましたがざっくりと総括。

クライミング
今年はアイス中心でしたが、行きたい場所と天候とのタイミングや予定がうまく合わず、結局ゲレンデ的な場所が中心になってしまい、当初予定していた場所には行けずじまいでした。

アイスにしても、今回新調したツールをうまく使いこなせず、快適に登っている感は得られないまま終わりました。しかも WI5 クラスの氷には行けなかったので・・・。

ミックスは高難度のルートにはほとんどトライしませんでしたが、M8 くらいまでならオンサイトできる安定感はついてきました。

都合 3回もレストを入れたせいか、肉体的な疲労はほとんど残らず、逆に出し切れない感だけが残りました。

登ったルート一覧
アイス(全てリーシュレスフリー)
Cascade Falls(WI3 / 300m + α)
Louise Falls(WI4-5 / 110m)
Professor Falls(WI4 / 280m)
Grotto Fall(WI3 / 55m)
His(WI4 / 15m)
Snowline(WI4 /100m)

ミックス
The Boyd Mystery(M8 / 2RP)[Haffner Creek]
X-Mass Chopping(M8- / OS)[Bear Spirit]
Unleash the Frogs(M7+ / OS)[Bear Spirit]
The Green Room(M7+ / FL)[Haffner Creek]
Sketch and Sniff(M6+ / OS)[Bear Spirit]
No Love(M7 / OS)[Bear Spirit]
Hocus Pocus(M7 / OS)[Bear Spirit]
Woody(M6+ / 3RP)[Grotto Canyon]


生活
今年はユースを転々とした感じです。
12/22-12/30 YWCA @Banff
-1/1 YH @Banff
-1/5 YH @Lake Louise
-1/6 YWCA @Banff

街の情報に関しては去年とほとんど同じなので、ここを見てください。新たに行ったところとしては Hot Spuring Spa だけです。


まだまとめ終わっていない記録もありますが、記録一覧。

2006/12/22 Banff到着
2006/12/23 Haffner Creek
2006/12/24 Haffner Creek
2006/12/25 Cascade Falls(WI3 / 300m + α)
2006/12/26 Louise Falls(WI4-5 / 110m)
2006/12/27 Grotto Canyon
2006/12/28 Bear Spirit
2006/12/29 Professor Falls
2006/12/30 Professor Falls(WI4 / 280m)
2006/12/31 レスト
2007/01/01 Bear Spirit
2007/01/02 レスト
2007/01/03 レスト
2007/01/04 Haffner Creek
2007/01/05 Haffner Creek
2007/01/06 Evan-Thomas Creek
2007/01/08 Canada 2006 - 2007 Memo


今回持っていた BlackDiamond の Reactor ですが、使いこなせそうもないので、欲しい方がいましたら半額くらいで譲ります。2本セットで 2万円。コメントください。



2007年1月16日

クラッククライミング

カナダに行ってる間のネタです。

2006年 第2回 ボルダリングジャパンカップ。問題が色々とあったようですね。コンペは人為的なものなので成功もあれば失敗もあるでしょう。

チーフセッターだった飯山さんの詫び状をはじめ、参加された選手の方々の Blog を見て気になった点が 1点ほど。

"ジャミング" ってトリッキーなんですか?

コンペの課題としては設定しにくいということもあるでしょうが、クライミングの技術としてはパーミングやアーケなんかと同様、立派なホールディング技術の一つだと思うのですが。クラッククライミングをやる人が少ないからぞんざいな扱いを受けているのでしょうか。

コンペなんて、自然壁とは違うのだからトリッキーでも何でもありだと思うのですが、UIAA のコンペには型やトレンドがあるのでしょう。

そんな中、下のようなニュースは嬉しい限り。

初登/再登情報:湯川 “白髪鬼” 第3登(06/12/25) (JFA)

中島徹君って中学生じゃなかったでしたっけ? クラックが細いだけに、指の細さが幸いしたのかな。しかも 12/24 ってほとんどシーズンオフだし、この時期に "湯川" と言ったらクラックではなくアイスです。それにしても使用ギアの数もすごい。あの短いルートに 13個。それだけプロテクションのセットが悪いということでしょう。

日本で 2番目に難しいクラック。いつもは眺めているだけですが、いつかはトライしてみたいなぁ。

あのディビッド・ラマも去年ヨセミテを訪れた際は 13台のクラックをばしばし登っているようですし、最近の DVD、Return2SenderFirst Ascent でもクラッククライミングはクローズアップされています。はやるかな?



2007年1月17日

1月 都岳連海外委員会 例会

都岳連海外委員会の例会。今後のスケジュールの確認と来月の高所順応研究会の打ち合わせ。

- 2006/12/28 より、都岳連は法人化しました。そのため色々と縛りが出てくるようです。

今後の予定
第 28回高所順応研究会

期日 : 2006/2/4(日) 9:15-16:00

会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟 304号室)

参加費 : 3000円(資料代含む)

8:30 受付開始
9:30 「高所順応の基礎知識」 (澤田 実氏)
10:10 「私の高所順応法」(天野 和明氏)
11:00 「6000m峰での高所順応 - トランゴでの例」(山川 剛氏)
11:50 昼食(各自でお願い致します)
12:50 「高所順応の生理学(仮題)」(山本 正嘉先生)
15:00 「低酸素室トレーニングについて(仮題)」(安藤 真由子氏)
15:00 パネルディスカッション及び質疑応答
16:00 閉会

参加の申込みは下記より申込用紙をダウンロードしてお使い下さい。Word 形式です。

申込書をダウンロード

第 45回海外登山技術研究会

期日 : 2006/2/17(土) ~ 18(日)

会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター(417研修室)

講師 : スティーブ・ハウス

2/17(土):スティーブ・ハウス講演会
2/18(日):松本CMC隊・メルー中央峰 / 東海大学隊・K2南南東リブ / 日本山岳会東海支部会隊・ローツェ南壁の報告などを予定。

スティーブ・ハウス講演会

今日は帰省中の木元さんや宮川さんなんかも飛び入りで参加され、ワイワイとした例会になりました。ペルー&ケイビングの情報を得られたのは大きかった。



2007年1月18日

[漫画]岳 ~ みんなの山 ~ 3巻 - 石塚真一

(2006/12/22 石塚真一著 小学館)

岳 3巻

隔月誌のビッグコミックオリジナル増刊号だけではなく、隔週誌のビッグコミックオリジナルにも連載されるようになったため、単行本化されるスピードが上がりました。

喜怒哀楽をフラット、平等に書いているのに、ものすごく引き込まれるのはやっぱりリアリティがあるからでしょう。

大体の想像は付くものの、著者の経歴が本当に気になるところ。どこかにインタビューとかないのかな。

1巻ほどの勢いはないものの、構成はますます良くなっています。是非ドラマしてほしいなぁ。

関連エントリー
岳 -みんなの山- (2003/12/12)
岳 ~みんなの山~ 1巻 (2005/5/17)
『岳』 2巻 (2006/10/25)
岳 5巻 (2007/10/30)
岳 6巻 (2008/1/30)
岳 7巻 (2008/7/2)

(2007/1/25)
マンガ大賞2008、『岳』が受賞 (2008/3/28)



2007年1月20日

三菱 Dion

三菱 Dion

知人から車をいただきました。予想以上にでかい。なのに 5ナンバー。7人乗れるので荷物もガッツリ積めそうです。フルフラットにもなるので遠出も楽そうです。

タイヤを冬用にして、ETC付けて山用に少しいじれば大体完了かな。

ありがとうございました。大事に乗らせていただきます。



2007年1月21日

Ice Extreme Kuni

車をスタッドレスに履き替えたので、車の状態確認も含めて、ドライブがてら、今週も Ice Extreme Kuni へ。

Ice Extreme Kuni

現場に着くと今日も盛況、真理ちゃん夫妻をはじめ、有持さんや石田さんなどなど知人ばかりでした。

氷でアップしてからドラツー面へ。午前中は頭の中のイメージと実際のムーブの確認をしながらのんびりと登りました。フィギュア4 はイメージ通りでしたが、持ち替え、足の置き方、レストの方法に関してはまだまだイメージとは程遠い感じ。

午後からは "マグロ" が吊り下げられ、ドラツー壁が一気に面白くなりました。また、課題もセットされ、漠然とではなく意識して登れるようになりました。体感グレードは M7、M7+、M8- くらいです。黄色を登った時は結構よれていて上まで抜けていません。

自分も Mix を意識したラインを設定しようと思いましたが時間がなかったので今後にお預けとなりました。クライマーからのリクエストに臨機応変に対応していただき、毎週アップグレードされるので行く楽しみが増えています。スタッフの方には本当に感謝感謝です。

Tool は今日はアイス用に研いだ刃で登ったので、アイスでは抜群の刺さりでしたが、ドラツー壁ではすっぽ抜けまくりでした。もうちょっときちんと研がないとな。

アイゼンは BD の 去年のモデルである Bionic Pro で登りましたが、やっぱり個人的には今年のモデルである Cyborg よりも刺さりはいい気がします。この辺の感覚は人それぞれなので一概には言えませんが。

今日はクライミングが初めてという知人を連れて行きました。初めてのクライミングがアイスクライミングで大変かなとも思いましたが、最後にはノーテンで上まで抜けたのでほっと一安心。楽しんでくれたようでなによりでした。

帰りに、吾妻渓谷の不動滝を覗いてきましたが、滝の真中を水がジャージャー流れており、当分は無理そうです。アプローチの川も水面が出ておりアプローチも核心になりそうです。

吾妻渓谷・不動滝
吾妻渓谷・不動滝

数年後にはダムに沈んでしまう川原湯温泉に寄って入浴して帰りました。



2007年1月22日

ICE CLIMBING WORLD CUP 2007 VALLE DI DAONE

今年から 3戦に減ってしまった ICE Climbing World Cup の初戦が 1/19-21 にイタリアの Daone(ダオネ) で行われました。日本からは、石井さん、奈良さん、鳴海君、石原さん、森宗さんが参加されました。

結果は
男子
奈良さん 19位
石井さん 予選 B組 21位
鳴海君 予選 B組 29位

女子
石原さん 13位
森宗さん 20位

鳴海君は最近調子悪いのかな? 強盗にあった影響?

外人さんには疎いので、リザルトを見ても知ってる名前はシモン、ブブ、イブくらい。あぁフィオーナってケイブウーマンの主役の人ですね。

写真・映像ともに公式サイトに大量にアップされています。関連リンクを参照してください。

奈良さん恰好いい
奈良さん恰好いい!!

リザルト

関連リンク
ICE CLIMBING WORLD CUP 2007 VALLE DI DAONE

それにしても、MURCIELAGO 使っている人多いですね。どこで買えるかもわかりませんが、日本には入ってこないのかな? あとは Nomic、Fusion、Revel など。

足回りは MegaIce の V1-V3 までが勢ぞろい。あとはアイスセリー、ICE COMP、自作シューズがちらほら。

動画を見た感じでは特に真新しいムーブはありませんが、ルートはかなり激しいですね。特に決勝課題の 2(?)。まぐろから完全なルーフに移り、再度マグロを経由して限定ありのコンパネに移る箇所はめっちゃ面白そう。

気になった点としてはスピード。制限時間が短いというのは聞いていたのですが、いったい何分だったのでしょうか。みんなかなりのスピードで登っているのでスピードは今後意識して行く必要がありそうです。

さらに、今回はフィギュア 4-9 がほとんど出てきません。全部ヒールで行ってます。やっぱり楽だもんなぁ。

帰国されたら奈良さんのサイトに詳細レポートがアップされると思います。

禁断の直リン画像

鳴海君
鳴海君

石井さん
石井さん

奈良さん
奈良さん

奈良さん
奈良さん

石原さん
石原さん

森宗さん、石原さん
森宗さん、石原さん



2007年1月23日

アイスコンペ

今シーズンのアイスコンペのスケジュール。前回書いたものの焼き直しです。

第 3回ジャパンカップ
期日:2007/2/17 - 18
場所:北海道・下川町
セッター:Conrad Anker
開催要項 (PDF ファイル)

第三回アイスキャンディカップ
期日:2007/3/3 - 4
場所:長野県・赤岳鉱泉
セッター:江本さん
開催要項

詳細未定
期日:2007/3/?
場所:Ice Extreme Kuni



2007年1月24日

横山勝丘講演会 「ラインを引く」

横山勝丘講演会 「ラインを引く」


ロクスノ33号 の 残置に関する対談で、横山さんの「冬季初登という考えをやめよう」というコメントが紹介されており、目からウロコでした。(夏と冬では壁の弱点が違う。冬は、夏のラインにとらわれず、冬のラインを登るべきということ。)

今日の講演会もタイトルどおり、"ライン" がテーマに据えられたもので、昨年 11-12月に行かれていたネパール・カンテガ北壁のスライドをメインに、ここ最近のクライミングが紹介されました。

カンテガ北壁
- 松本の佐藤さんと
- トレッキングピークではないので入山料が高い
- BC まで 5日、BC から AC までのアプローチが結構大変
- アプローチで風邪をひき、へろへろだった
- ラインは北壁のど真ん中。標高差 1200m。ババノフのラインとは干渉しない
- ラインは氷を繋いだもので、ほとんど垂直で、座れるテラスなし
- 近くの山で、2日ほど高所順応
- トップは空身、セカンドが荷物をしょってユマーリング
- ↑システムを間違えた。荷揚げシステムの方が良かった
- 1日目はビレイ点にぶら下がっただけでビバーク
- 全く陽がささないのでとにかく寒い
- 2日目はラインを少し外れた半洞窟状のところでビバーク。16(?)ピッチ目
- 残り 400m くらいで、凍傷の危険性やギアを落としてしまったこともあり下降へ
- 下降は懸垂で 4時間
- とにかく疲れた

敗退理由は、「自分が弱かった」・「心が折れた」とのことで、トレーニングをし直して 2008年秋に再度挑戦するとのことでした。

その後は、アラスカ・ハンティントン南西壁・志士、アラスカ・デナリ南西壁・デナリダイヤモンド、南米・ボリビア・イリャンプ北壁、アラスカ・ブロークントゥース北面・Before the Dawnのスライドなどを解説を含めて紹介。どの山に関しても、最初に山の壁を示し、それからお客さんに "どこにラインを引きますか?" という質問をしてから、横山さんが登ったラインを示すというやり方は面白かった。

日本の山も少し紹介され、槍ヶ岳西稜、唐幕中央ルンゼ、錫杖岳前衛壁周辺、福地温泉の氷(?)などのスライドが流れました。錫杖の氷は去年よりも状態はいい感じでした。

横山さんのクライミングスタイルは、季節を問わずにできるだけフリーで行き、合理的かつ攻撃的なラインをその山の壁に引くということ。そのラインが他人に訴えかけられることができれば尚良しとのことでした。そのため、基本的に山にボルトは持っていかず、ボルトを使わないと登れないような壁にはトライしないとのことでした。

一応トポや過去の記録を見て行くところを決めるそうですが、登るラインに関しては、壁を見てから臨機応変に対応されているそうです。そのため、山を見る目、ラインを読む目(実力) をつける必要性を力説しておりました。「山はグレードではなく、もっと根本的なもので、タフさ、精神力、体力、それらを生かせる経験、判断力が必要となる場所である」。

ちなみに、高所の壁に付けられているグレードは、高度が加味されたグレードだそうで、横山さんは腕のパンプ具合でグレーディングされているそうです。

日本に課題がなくなったと言って海外の壁に行く人は多いですが、日本にもまだまだ探せば登るところはいくらでもあります。皆さんもっと行って下さいという言葉には、あいたたたという感じでした。

今回の講演会はいい刺激になり、底まで落ちていたモチベーションが少し回復しました。

参考情報
明日のクライミングを垣間見た。 (Team Bangees)



2007年1月27日

蔵王・仙人沢アイスガーデン

今週は亀ちゃん、石間夫妻と東北へ。

土曜日は蔵王・仙人沢へ。3年連続で来ていますが、大氷柱は基本的には垂直~薄かぶりで、いつも状態が一様ではなく、登れるラインが変化に富んでて面白く飽きません。グレードも V+ ~ VI と個人的にはちょうどいい面白さです。

この日は朝からずーっと雪が降っており、視界もホワイトアウト寸前の悪さで、先行していただいた千葉さん+石井さんのトレースがなければアプローチに時間がかかったかもしれません。ありがとうございました。

大氷柱の手前は、例年だと 1面の雪の台地になっていたのですが、今年は川が出ており深い溝になっていました。それでも大氷柱はきちんと下までつながっており、迫力は従来どおりでした。

まずはアップで糸滝。左側は薄いので右寄りで。今年は雪が多いのか、抜け口の支点に使っていた木は完全に埋没しており、探すのに少し苦労しました。糸滝の上の滝も一応下までつながっており、こちらも大氷柱並みの迫力がありました。今度登ってみたいな。

糸滝
糸滝

糸滝を登っている間、千葉+石井さんペアが最初に大氷柱をリード。本間ペアはアイスボルダーを登っていました。石井さんはディビアントグローブで登っていました。寒くないのかな?

仙人沢大氷柱・石井さんリード中
仙人沢大氷柱・石井さんリード中

彼らが降りてきてから、大氷柱に取りつく。下半分はステミングで傾斜を殺せ、突き当ってからライン変更。トラバースしてからはほとんどレストできないものの、氷の刺さりはいいので楽でした。結局あっさり登れちゃいました。ノミック万歳。

去年よりもだいぶ余力を残してリードできたのは良かった。気温が高かったからか、下半分はシャワークライミング。手袋がバリバリに凍ってしまい、途中のレストポイントで指を暖めていたので、少し時間がかかりました。

後はトップロープを張って、みんなで登りました。

仙人沢大氷柱・下から
仙人沢大氷柱・下から

結局暗くなるまで登っており、下山した時にはスキー場の施設は全部閉まっておりました。

参考情報
2年前
http://enokido.net/mountain/archives/000870.html

去年
http://enokido.net/mountain/archives/001296.html



2007年1月28日

鎌倉山

日曜日は濁川の Blue Fang に行く予定だったのですが、昨日の大雪による、アプローチでの雪崩が怖かったこともあり、前から行きたかった、鎌倉山でのドラツーに変更しました。

千葉さんのアプローチ図に助けられました。

駐車場からの鎌倉山
駐車場からの鎌倉山

現在ここに引かれているドラツー用のボルトルートは 4本、小ハングルート、洞窟ハングルート、大ハングルート(直上、右回り) です。大ハングルート以外はかなり短いラインです。

石井さんが設定されたという大ハングルートは M10 前後あるらしいのですが、今日は専用靴を持ってこなかったので触りませんでした。大ハングルートは見栄えもする格好いいラインです。

小ハングルート
下から見ると登りやすそうに見えたものの、取り付いてみるとホールドがどれも甘い。しかも脆いので、結構登っている間にもホールドが変わりました。ハング抜け口のリップも微妙な感じです。体感グレードは D6 です。出だしで落ちまくり、3便かかりました。

真理ちゃん @小ハングルート
真理ちゃん @小ハングルート

洞窟ハングルート
こちらは素直な垂壁カチルートで登りやすかった。体感グレードは D6-、OS。ワンポイントだけムーブに工夫が必要です。このラインは短かったので、右下にある洞窟から SDスタート & 一番下の段はスタンスとして使わないという限定を付けてやってみたら半グレード上がる感じでした。が、落ちるとグランドなのでご注意ください。

亀ちゃん @洞窟ハングルート
亀ちゃん @洞窟ハングルート

帰りも時間がかかりそうだったので、15時に撤収しました。今回はメンバー全員が運転できたので、運転は非常に楽でした。



 
 
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