「雪山大好きっ娘。2.0」 は 「雪山大好きっ娘。+」 にリニューアルしました。新しい URL は以下になります。

http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2007年6月 3日

第 21回 ジャパンカップ

6/2-3 に丹沢の大倉で行われた第21回ジャパンカップを 6/3 だけ観戦してきました。

男女総合リザルト(PDF)

会員登録の必要がありますが、ドラゴンテレビ で男子決勝の動画が見れます。

ここの会場に来るのは初めてですが、ヨーロッパの野外コンペ会場に似た構成で、正面の壁から扇状に角度のついた芝生が広がっていて、寝転んで観戦できるので楽でした。天気も、やや日差しは強かったものの、時々風も吹きぬけ、からっとしていて気持ちのいい 1日でした。

壁はパターン壁で、上部が可動し、角度を変えられるタイプ。壁は左右 2面あり、どちらも独立して可動できるようです。この施設がオープンしてから 10周年を記念した大会でもありました。

男子準決勝
昨日の予選では茂垣さんがセッターで 8名が完登し、途中にあったランジが予選通過の分かれ目になり、30名が通過しました(伝聞)。

男子準決勝

準決勝は東さん(?) がセッターで、左の壁を使って行われ、4名が完登しました。

ルートは比較的素直で、薄かぶりを中間まで上がり、壁の傾斜が変わるところでトラバースでクロス 2連発して上部に入り、そこからは甘いホールドが続く感じで、終了点の手前 4手前後が決勝への分かれ目になり、メンバーは 8名に絞られました。

アクシデント
準決勝で瀬戸選手が登っている時にアクシデントがありました。中間部のトラバースでクリップができずに登り続け、落ちた時に、可動壁のジョイント箇所(?) に後頭部の脇(?) をぶつけたようで、下まで降りた時に倒れこんでしまいました。

しばらくして起きあがったものの、ふらふらしており、結局担架とともに救急車で運ばれて行きました。その後無事戻られたとのことで一安心でした。

中間部で落ちていた選手はほとんどが壁のどこかにぶつかっており、ヒヤッとするシーンもあったので、何らかの対策は取れていたのではと思いました。

女子決勝
メンバーは大体いつものメンバー。今回は小林由佳選手が参戦していなかったので、大方の予想通り野口啓代選手が圧倒的な強さで、終了点タッチとなり優勝。今年から社会人クライマーとなった榊原佑子選手が 2位、遠藤由加選手が 3位でした。

女子決勝・野口選手
女子決勝・野口選手

超若手と言われている小田桃花選手、安田あとり選手は予選敗退、先日の日本選手権で優勝した尾上彩選手は不参加でした。

女子リザルト
1 野口 啓代
2 榊原 佑子
3 遠藤 由加
4 田中 亜貴
5 梶山 沙亜里
6 堤 きよ江
7 池田 洋子
8 上中 恵子

男子決勝
男子は壁を 2面使った長いルートで立木さんがセッター。安間佐千選手が余力を持って優勝でした。パフォーマンスかどうかはわかりませんが、2-4位までの選手が苦労した終了点手前のホールドでレストするという余裕さえ見せておりました。

男子決勝・安間選手
男子決勝・安間選手
ただ、若手メンバーの成長は著しく、決勝メンバーの 9人中 6人がユース世代という若さでした。

一番目立ったのは角田選手。最初に見たのは 2005/11 に加須で行われた日本選手権の決勝ででした。まだクライミングを始めてから 1.5年という頃でしたので、今回はその頃に比べると格段に安定したクライミングになっていました。今年、クライミングのスポーツ推薦で早稲田大学に入学されたそうです。

次は永田選手。彼を知ったのは Excalibur の DVD で独特のリズム感でボルダリングをしているシーンででした。2006/4 に Pump2 で行われた日本選手権ではまだボルダーっぽいデッド連発の登りでしたが、今回はすごくスムーズなクライミングになっていました。

他、中原・小西の岡山組も 2位の堀選手もどんどん洗練されてきています。

渡辺選手は持久力が増した感じで、伊東選手は強さが加わった感じでした。

男子リザルト
1 安間 佐千
2 堀 創
3 角田 大樹
4 渡辺 数馬
5 伊東 秀和
6 中原 栄
7 永田 乃由季
8 小西 大介
9 柴田 朋広


参考情報(一部)
女子
★japancup決勝★ (啓代の住みか )
男子
さち(ロスキャニな日々・・・)
創、2位に (hotiman'sblog)
じゃ~ぱんかつぷ (ローストビーフ)
りぃどじゃぱんかっぷれぽ (数馬BLOG)
ジャパンカップ結果報告! (itohide.com)
ジャパンカップ (sakae's blog ②)
ジャパンカップ決勝(小西大介一皮むいてやるぜ!!!)
第21回リード・ジャパンカップ 県立山岳スポーツセンター開設10周年記念大会 (クライミング&日々の覚え)



2007年6月11日

ROCK&SNOW 2007夏号 No.36

(2007/6/6 山と渓谷社)


RS Journal 沖縄の岩場を考える
先号の沖縄エリアの紹介方法に問題があり、JFA の Web まで使って騒いでいたにもかかわらず、たった 4ページでおしまい。ちょっとひどすぎます。沖縄のエリア問題だけに集約して大丈夫だろうという判断なのでしょうか?

スタイルの問題はクライマーの中での問題なので置いておくにしても、もっと載せるべきものはあったのではないでしょうか。何でもかんでも ”海外の雑誌が良い” とは言い切れませんが、読者からの手紙がそれなりにあったのであれば、海外の雑誌よろしく、載せるべきでしょう。これだと、議論が広がる余地が皆無になってしまいます。

Clibming MagazineROCK&ICE のように、専用の Web で Forum を作る必要性も感じます。JFA の一方的なページだけでは限界があるでしょう。2ch や mixi にもフォーラムはありますが・・・。


Feature Article クラック・クライミング・スペシャル
表紙にも “TRAD” と書いてあるので、ものすごく期待したのですが、十一面岩末端壁の情報 ”だけ” しか載っておらず、がっかりだよ!!

しかも、歴史的背景の記述や写真は素晴らしいのですが、ルートの内容をあそこまで書いてしまったら、オンサイトトライではなくなってしまうのではないでしょうか。”TRAD” と書くのだったらもうちょっと配慮してほしかった。だんだん、掲載内容がスケールダウンしている、”世界の岩場から” のイギリスの方がよっぽど TRAD です。

エリアにしても、最低でも名張、三倉は掲載しないと、いつまでたっても関東中心の雑誌から脱却できないままです。他にも石垣や大堂、不動など載せるべきエリアはたくさんあるのに。

先日、使用中止の勧告が出ていて、カムデバイスの一覧表から除外されていたエイリアンですが、使用中止勧告は取り下げになったようです。詳細は下記リンク先を参照してください。エイリアンは 15本近く持っているので、冷や冷やしました。

CCHエイリアン使用上の注意 (LOSTARROW News)


クライミングシューズ全12モデル
最近はほとんど登っていなかったので、クライミングシューズへの関心が薄れていたのですが、いつの間にかいろいろ出ていますね。

ROCK&ICE の最新号(161) にも同様のシューズのインプレが出ていますが、評価が全然違うので、比較しながら見ると面白い。アメリカ人と日本人の体形の差が出ているようです。それらを踏まえて、その後の、新井さんの ”クライミングシューズ解体新書” を読むと足に対する理解が深まります。

そろそろ本気で登らねばと思い、本気靴を引っ張り出してみたら、穴が開いていたので、これらの靴のどれかに買い替える予定です。


新連載 Dig It 第1回 九州編
掲載すべきルートがなくなったことにより、前号より休載してしまった杉野さんの “Old But Gold” が、条件を緩和して、”Dig It” という企画で、今号より復帰しました。

“Old But Gold” では、最後の方はルートというよりは、開拓した人物に焦点が当たっていたのですが、今回の企画では、またルートが中心となっています。”マスターズルーフ” いいですね。このルーフクラックは非常にそそられます。これは九州ツアーを組まねば。

People インタビュー シュテファン・グロヴァッツ
先日来日していたシュテファン・グロヴァッツのインタビュー。クライミング関連サイトの巡回を怠っていたせいもあり、渋谷と六甲のモンベルルームで行われた彼の講演会を逃してしまいました。惜しいことをしました。

関連情報
keep climbing-シュテファン・グロヴァッツ'sスライドショー (旅の空)
シュテファン・グロバッツ (毎日が究極の選択【ずっとやりたかったことを、やろう】)
シュテファン・グロバッツスライドショウinモンベル【嫁日記】 (登攀工作員日記)
シュテファン・グロバッツ (益荒男(ますらお)のひとりごと)


Ultimate Wall 極難壁 鳳来ハイカラ岩
見ごたえのある写真が多いです。最近はデジタル加工してある写真がほとんどのようで、クライマーの周りだけ彩度が違う写真を結構見かけます。何とも言えない、いい雰囲気に仕上がっています。

新ルートに関しては小山田さんの Blog にちらほら出ておりました。5.14台のルートをサクサク落としていく Blog は読んでいる方としても爽快でした。小山田さんの Blog の写真にも独特の加工が入っていますね。

このサイトも Lomo カメラ風にしてみようかな。


他にはローツェネタが 2つ、横山さん・馬目さんのスコットランドネタが目を引いた感じでしょうか。RS職人は黒田さん。一回講習会を受けてみたい方です。そーいえば、石原さんが北海道の人になっていました。


このサイト内の関連記事
ROCK&SNOW 35号 その後 (2007/4/26)
ROCK&SNOW No.035 2007 春号 (2007/3/6)
ROCK&SNOW No.034 2006 冬号 (2006/12/12)
ROCK&SNOW No.032 2006 夏号 (2006/6/7)


いつの間にか、山と渓谷の Web がリニューアルしていました。インプレスに買収された影響大な更新で、Top Page の Flash はともかく、全体として見やすく、使いやすくなっています。



2007年6月12日

SD カードアダプター

SD カードアダプター

普段は一眼レフタイプのデジカメとコンパクトデジカメを併用しているのですが、一眼レフタイプのデジカメのメディアは CF(コンパクトフラッシュ) です。

一眼レフタイプだと、RAWデータで保存する場合、データ量が多くなり、1枚のファイルサイズが 10M を超えることも珍しくありません。1G の CF カードを使っていても 100枚程度しか撮れません。

そのため、大容量の CF カードが必要になるのですが、ある程度まで値段は下がっているのですが、1G 4000円くらいから下がってきません。

ので、知人に教えてもらって知ったのですが、CF型の SDメモリーカードアダプターを買ってみました。

現在は、デジカメのほとんどが SD カードなため、非常に安価で入手でき、アキバの安い店だと、2G で 2000円、8G が 8000円程度で買えます。非常にリーズナブル。



2007年6月13日

イタリアへ出発

成田空港

知人が、短期のクライミングツアーでイタリアに行くとのことで、気分転換をしたかったこともあり、お邪魔させていただきました。

目的地はイタリア・アルコ(Arco)。毎年、9月の第2週末にアルコロックマスター(Arco Rock Master) が行われることでも有名な場所で、平山ユージさんも 1991年、2001年に優勝しています。

個人的な目的は "買い物" と "リハビリ"。

買物は CLIMBUBU のムルシエラゴ(MURCIELAGO) を見ること、あわよくば入手を狙っていきました。

また、最近は開拓作業が中心で全く登れておらず、純粋なクライミング技術は落ちる一方。フェースの手登りは昨年の 11月に備中で登って以来だったので、少しでも感覚が戻ればとのことでリハビリです。

ということで 13日の午後に、JAL のミラノ(Milano) 直行便で成田を出発し、現地時間・13日・夕方にミラノ到着。行きの機内では久しぶりにまとまった時間が取れたので、梅田さんの新刊の出版に合わせてこれまでの著作を 4冊まとめ読み。耳では zard の全CD を聴き直し。

ホテルは空港近くのホテルを予約済みだったので、空港からホテルに電話してバスで迎えに来てもらう。普通に携帯(FOMA 904i シリーズ) が通じたのでびっくり。

ホテルはバスで 10分程のこぎれいなアパート。夕飯も近くのレストランまで送迎してもらい、ピザをがっつり食べ、ビールを飲んで、ホテルに戻ってすぐに就寝。



2007年6月14日

ミラノ



イタリアのミラノに来ています。



目的は・・・買い物かなぁ。



予想以上に蒸し暑く、ただいま猛烈な雷雨。



2007年6月15日

買い物1



類似品はあったものの、目的のブツは入手できず。残念。



値段的には日本より3万近く安い。



2007年6月17日

買い物2



狙っていたカラビナを入手。



これまでの軽量カラビナはCampのNano Wire、Black DiamondのOzの28gが最軽量だったのですが、今回のDMMのPHANTOMはそれらを大幅に更新して、25.5gという軽さです。



サイズ的にはやや小振りですが、DMM独特の加工が表面にされており、質感はいい感じ。



少しでも軽くしたい人には最適です。



とりあえず10枚ほど購入。



買い物3



MAMMUTのロープが安い。



60mのシングルロープが70ユーロから揃っています。TAX FREEを使えば、さらに14%オフ。



ゴワゴワしていて、日本では余り評判の良くない、ROCAのロープも安い。



ショップオリジナルの安いロープバッグとセットで。



2007年6月18日

買い物4



海外に行った時に必ず買うのが、現地の雑誌やトポ類。



今回も色々と大量購入。ヨーロッパ一帯の雑誌が買えました。



横山さんなどの日本人の情報も結構出ています。



日本では余り取り上げられていませんが、3月に単独で、アラスカのフォーレイカに単独で登った栗秋正利さんが、alp(イタリアの雑誌)の最新号の表紙を飾っています。



奈良さん、バックナンバーは見あたりませんでした。



2007年6月19日

買い物5



もはや道具うんぬんの話ではないとわかってはいるのですが、道具に頼ってしまうところが弱さなんでしょうね。



2本で456ユーロ。日本の半額。



2007年6月20日

買い物6



靴は色々履いてみた結果、BOREAREのMUTANTが足にしっくりきたので購入。



評判の高い、SPORTIVAのSOLUTIONは足にあわなかったので断念。



2007年6月21日

帰国

m070620-1.jpg

買い物ツアーから帰国しました。

クライミングも一応していました。レポート等詳細はまた後ほど。


2007年6月26日

Bouldering World Cup @Fiera di Primiero

6/22-23 にイタリアのフィエラデプリミエロ(Fiera di Primiero) で行われたボルダリングのワールドカップ第 6戦で、松島暁人選手、野口啓代選手それぞれが 3位に入賞しました。

男子リザルト (IFSC)
女子リザルト (IFSC)

松島選手は第 2戦のオーストリア大会で 3位、5戦のスイス大会で 2位入賞に続く連続入賞で、現在のボルダリングの世界ランキングは 4位

野口選手は初参戦の第 2戦・ブルガリア大会でいきなりの 2位、第 5戦のスイス大会で 2位入賞に続く連続入賞で、現在のボルダリングの世界ランキングは 5位です。

男子入賞者
男子入賞者 (Photo by www.newspower.it)

男子リザルト
1. Dmitry Sharafutdinov (RUS)
2. Gabriele Moroni (ITA)
3. Akito Matsushima (JPN)
4. Kilian Fischhuber (AUT)
5. Mykhaylo Shalagin (UKR)
6. Guillaume Glairon Mondet (FRA)
7. Christian Core (ITA)
8. Stefano Ghidini (ITA)

女子リザルト
1. Natalija Gros (SLO)
2. Olga Shalagina (UKR)
3. Akiyo Noguchi (JPN)
4. Nataliya Perlova (UKR)
5. Juliette Danion (FRA)
6. Chloé Graftiaux (BEL)
7. Silvie Rajfova (CZE)
8. Sandrine Levet (FRA)

他の日本人選手の成績は、渡辺数馬選手が 18位、岡野寛選手が 23位、鈴木友希選手が 47位でした。

野口啓代選手
野口啓代選手 (Photo by www.newspower.it)

松島暁人選手
松島暁人選手 (Photo by www.newspower.it)

渡辺数馬選手
渡辺数馬選手 (Photo by www.newspower.it)

他の写真一覧は IFSC のサイトで確認できます。

松島選手も野口選手もいつ優勝してもおかしくない位置にいますね。渡辺選手もリード、ボルダーともに順位が上がってきており、B-session 日本チャンプですし十分期待できます。次回の 9月のスペイン大会が楽しみです。

関連情報
WC in フィエラ (★暁人ブロローグ②★)
あっぶね〜!! (★暁人ブロローグ②★)
WC終了。 (★暁人ブロローグ②★)

やばいぞ (数馬BLOG)
ふぃえら (数馬BLOG)

☆WCフィエラ☆ (啓代の住みか)
☆WCフィエラ準決☆ (啓代の住みか)
☆WCフィエラ決勝☆ (啓代の住みか)

BWC report part 1 (BLOCBLOG)

松島、野口、今度はW銅メダル ボルダリングWC第6戦 (JFA)
World Cup Boulder 2007, a Fiera di Primiero vincono Sharafutdinov e Gros (PLANETMOUNTAIN.COM) イタリア語
Zlato za Natalijo Gros (Bouldering World Cup) (alpikor.org) ポーランド語?



2007年6月27日

邦人男性、米ヨセミテ国立公園で90m滑落し死亡

ハーフドーム・一般道頂上直下(下から)
ハーフドーム・一般道頂上直下(下から)

邦人男性、米ヨセミテ国立公園で90m滑落し死亡 (asahi.com)
YOSEMITE NATIONAL PARK Deadly trek up Half Dome (SF Gate)

記事によりますと、6/16 にヨセミテ(Yosemite) ・ハーフドーム(Halfdome) の一般登山道の頂上直下で、アメリカ在住の日本人の方が足を滑らせて亡くなられたそうです。故人のご冥福をお祈りいたします。

ハーフドーム・一般道頂上直下(上から)
ハーフドーム・一般道頂上直下(上から)

ハーフドームの一般道は 3年前に Snake Dike を登った時に下降路として使いましたが、ワイヤーが張り巡らされているのでそれほどの危険は感じませんでした。剱岳のカニのヨコバイや槍ヶ岳の頂上直下の方が危険性を感じました。ただ、人が多かったりすると、すれ違いなど、また違った危険が出てくるとは思いますが。

過去に一番危険だと思ったのは、韓国の仁寿峰(インスボン) のすぐ脇にある白雲台(ペグンデー)。一般道がワイヤーによって整備されている岩山なのですが、繁忙期の富士山並に登山客が多いというのと、登山道から外れて歩いている人がかなりいるので、遠目で見ていてもひやひやしました。

白雲台(ペグンデー)
白雲台(ペグンデー)


関連情報
Tourist fall / Half Dome (SuperTopo Climber’s Forum )



2007年6月28日

Pata Negra 8c オンサイト

少し前の情報ですが、6/9 に平山ユージさんが、スペインの Rodellar で Pata Negra(8c/5.14b) のオンサイトに成功されました。平山さん自身、2004年の White Zonbie に続き、2本目の 8c(5.14b) のオンサイトになります。

Pata Negra 8c オンサイト (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL WEBSITE)

このルートは 2005年に Tomas Mrazek、 2006年に Patxi Usobiaga もオンサイトしています。また、2本の 8c オンサイトは Ramon Julian Puigblanque、Patxi Usobiaga に続いて 3人目になります。

これまでに 8c をオンサイトしているクライマーは以下の 4人になります。やっぱり全部スペインですね。ニュースソースは全て英語です。

Yuji Hirayama
2004/10/5 White Zombie (Baltzola / Spain)
2007/6/9 Pata Negra (Rodellar / Spain)

Ramón Julián Puigblanque
2006/6/2 Suma (Cuenca / Spain)
2006/9/11 Iron man r2 (Rodellar / Spain)

Patxi Usobiaga
2005/10/24 Gaua (Lezain / Spain)
2006/10/10 Pata Negra (Rodellar / Spain)

Tomas Mrazek
2005/8/5 Pata Negra (Rodellar / Spain)

検索していたら、各種言語でひっかかったので、何の役に立つかわかりませんが、紹介しておきます。

英語 今回の大元のニュースソース
Second 8c on sight for Yuji Hirayama

イタリア語
Yuji Hirayama a vista su Pata Negra 8c, a Rodellar

フランス語
Second on sight 8c for Yuji Hirayama

スペイン語
Yuji Hirayama, nuevo 8c a vista en Rodellar

中国語
YUJI HIRAYAMA 的第二条8c(5.14b)on sight

?語
2nd 8c on-sight by Hirayama

関連情報
White Zonbie オンサイトの時の情報。
9Aの完登 そしてついに 8Cオンサイトに成功 (YUJI HIRAYAMA OFFICIAL WEBSITE)
White Zonbie オンサイト時の動画 (Video Beal Exclusivity)

ちなみに、世界で最初に 8c(5.14b) のオンサイトをしたのは平山さんですが、8b+(5.14a) のオンサイトは、2年前にアフガニスタンで死亡騒動に巻き込まれたスイス人の Elie Chevieux で、1995年にフランスの Calanques にある Massey Fergusson というルートで成功し、同年にはスペインの Cuenca にある Maldita Maria というルートもオンサイトしています。

その後、1996年にオーストラリア人の Garth Miller がフランスの Volx にある Zovirax en La Empire des Sens というルートをオンサイトしています。

そして 1999年に平山さんがフランスの Castillion にある Motal Kombat というルートをオンサイトして 3人目となっています。当初は 8c だったのですが、のちに 8b+ にダウングレードされています。

ちなみに、女性初の 8b+ オンサイトは 2006年の Josune Bereziartu による、スペイン・Montsant での Hidrofobia になります。女性による 8c のオンサイトはまだいません。

Bereziartu first woman to on-sight 8b+! (Planet Mountain)



2007年6月29日

山に色を塗る

下記のニュースによると、6/6 にフランスのモンブラン(Mont Blanc) の山頂を赤く染めようとしたデンマークの芸術家・マルコ・エバリスティ(Marco Evaristti)という人が逮捕されたそうです。罪状は、"モンブランの環境を破壊した罪"。

「モンブラン桃色国家計画」、デンマークの芸術家が逮捕 (AFPBB News)

彼が過去に赤く染めた氷山
彼が過去に赤く染めた氷山

モンブランの山頂を染めて「桃色国家」を樹立したかったとのことですが、彼の Blog を見ると、ガイドを使ってまで登っているようです。

桃色国家と聞くと、余り良いイメージがありませんが、Pink Stateという Web まで立ち上げており、本人はいたって真面目だったようです。芸術って理解できないと、全く意味不明です。

関連情報
「モンブラン桃色国家計画」で逮捕の芸術家、直前に小作品残す (AFPBB News)


さて、このニュースを見て、真っ先に思い出したのが、年初に中国から入ってきた以下のニュース。

中国雲南省:乱開発の禿山にペンキを大量噴霧して「緑化」 (大紀元時報)
ペンキで緑化の動機は「風水」、林業局は責任放棄 (中国情報局)

こちらは、緑のペンキを山に直接塗ってしまったというもの。モンブランが未遂で終わったのに対し、こちらはすでに終了。しかも、実行犯は "富民県林業局" となっており、行政サイドの行為だったようです。

しかも、モンブランでの塗料は "ラズベリーを主原料とした生物分解性の染料" と、ある程度環境を配慮した塗料を使っていたのに対し、こちらは毒性のある "油性ペンキ" を使っており、環境への配慮はまったくない模様です。

ペンキで
ペンキで "緑化" された山

記事によると、中国では過去にも国家レベルで同様なことをやっているようで、自然に対する根本的な考え方が違うんでしょう。

モンブランの時が "芸術" が理由だったのに対し、こちらは "風水"。これもまたまったく理解できないと、意味不明。中国における風水の位置づけもよくわからないですが、日本でも少し前は風水ブームがあったことを考えると、似てるのかもしれません。

関連情報
ペンキ山に行ってきた (@nifty:デイリーポータルZ)


日本を考えてみた場合、ここまで大掛かりではないにしろ、山に入れば、一般登山道では道迷い防止のペンキマークを結構見ます。目的・規模は違いますが、どうなんでしょう。

数年前に、日本各地のバリエーションルート(谷川岳・一ノ倉沢/幽ノ沢、槍ヶ岳北鎌尾根、北岳バットレス四尾根等) で赤ペンキが塗られるという事件(?) が問題になりましたが、その後は沈静化したようです。一般道はともかく、バリエーションルートに関しては何もいらないと思います。

ただ、この点を極論していくと、残置の問題、チョークの問題、ボルトの問題、ルート名表記の問題にまで広がってしまうんですけどね。



 
 
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