「雪山大好きっ娘。2.0」 は 「雪山大好きっ娘。+」 にリニューアルしました。新しい URL は以下になります。

http://yukiyama.co.jp/mountain/

前の月:2008年4月

次の月:2008年6月

 

2008年5月 1日

剱岳で不明の男性 遺体で発見

剱岳で不明の男性 遺体で発見 (NHK 富山のニュース)

4月26日から北アルプスの剱岳に1人で登山にでかけたまま行方がわからなくなっていた48歳の男性が、1日昼前、山の谷筋で遺体で見つかり、警察では、尾根から滑り落ちたのではないかと見ています。 遺体でみつかったのは、栃木県宇都宮市の会社員、藪内淳志さん(48)です。

藪内さんとは山で一度、ジムや岩場で数回会うだけでしたが、明るく気さくな性格と関西弁が非常に印象的な方でした。

故人のご冥福をお祈りいたします。



2008年5月 2日

イライラ聖火登頂待ち エベレスト登山、警備で足止め

イライラ聖火登頂待ち エベレスト登山、警備で足止め - 国際 (asahi.com)

例年、チベット側、ネパール側の二つのルートから登山隊が挑むが、中国は今春、聖火登頂のためにチベット側で聖火以外の登山隊を閉め出した。その直後に騒乱でチベットには入れなくなり、ネパール側には例年より10隊近く多い約40隊が集結。ネパールは中国の要請を受け、「ネパールと中国の関係を害する旗や横断幕の持ち込み禁止」「デジタルカメラやビデオ、衛星電話の使用を制限」などを登山規制に盛り込んだ。入山路にチェックポイントを設け、各隊の荷物検査を強化。BCにはネパール軍兵士、警官が常駐して登山隊を監視している。

さらに、5月10日まで第2キャンプ(C2、6500メートル)から上部の登山活動を禁止。C2に武装兵士を配置し、発砲も辞さない構えだ。

原因は政治的ではありますが、他人の国で "登るな" と言われたら登れないですね。

ネパールにおける登山申請の詳細を知らないのですが、法的な根拠のある契約書を交わしているのでしょうか。条項次第では登山活動の規制を受けるというのは問題になるのではないでしょうか。

チベットでのトラブル発生が 3月だったことは別にしても、聖火が中国側から登ることは去年の段階でわかっていたことなので、ネパール政府の対応がイマイチです。

入山料等の観光収入だけで成り立ってる国なので、今後の収入を左右してくる問題でもあるはずです。いまだ政情が不安定なネパールに対して、正論ぶったことを書いてること自体がおかしいのかもしれませんが・・・。

関連リンク
聖火エベレスト登頂隊、国の威信かけ追い込み訓練 (asahi.com)
三浦雄一郎さん、チベット側からのエベレスト登頂を断念 ネパール側へ変更 (AFPBB News)
チベット側からのチョモランマ清掃登山 中国政府が不許可に (livedoor ニュース)
三浦雄一郎さんが野口健さんと合流 (MSN産経ニュース)



北京オリンピックの聖火リレーにあわせて各地で活発に行われている Free Tibet の活動ですが、実際の Tibet問題の話はどこか棚上げされた感があります。

日本のマスコミは、中国なしでは成り立たない企業群がスポンサーなので、取り上げる問題は各地での聖火リレーにおけるトラブルのみ。しかもアジる方向性でしか取り上げないので火に油。

日本政府の対応も右へ倣えで、政党問わずほぼ同じ。

そんなんだからか、ネットでの反応は脊髄反射的な反中国的な書き込みばかり。冷静な分析をしている情報を探すのに一苦労。

不買運動やデモをしている極一部の中国人に特に問題があるとは思えず(むしろ当然の反応)、やっぱり中国政府の対応に問題あり。最近はどこの政治も現実の早さに追いついていない。



2008年5月 3日

エベレスト山頂からの360度パノラマ

引き続きエベレストネタ。

Mount Everest-360 degree panorama view from Top

エベレスト山頂からの 360度のパノラマ画像を見ることができます。ライブカメラではなく、画像をつないで 360度のパノラマ画像を作っています。

エベレスト山頂からの 360度のパノラマ画像

This fullscreen panorama was published in connection with the 50 year anniversary in May 2003, for the first who reached the top of Everest

2003年 5月に撮られた写真が元になっているようです。

他にも、数百のパノラマ写真を見ることができます。クライミング系の写真はどれも酔いそうです。難点はサーバーが重いこと。



2008年5月 4日

ブラインドサイト

ついでなので、もう 1つエベレストネタ。

(2007/12/21 ジェネオン エンタテインメント DVD)


チベットの盲学校の生徒が、盲人として初めてエベレストに登ったエリック・ヴァイエンマイヤーと共に、エベレストのそばにある、ラクパリ峰(7000m) への登頂を目指すドキュメンタリー。

事前準備から、トレーニング風景、登山過程すべてを追っているものの、五体満足者の上から目線、先進国のエゴが強く感じられ、純粋には楽しめなかった。

途中で発生する盲学校教師と山岳ガイド感での諍いも見苦しいし、収録する必要はあったの? 結局、登頂はできず、気まずさは解消できないまま終わってしまう。

今回の登山の目的が "友情と連帯" であり、撤退の理由も "友情と連帯" であった。エリックを含めて、ガイドの目的は生徒達を登頂させることであり、登山の目的は登頂である。その点が、盲学校の教師が掲げる "友情と連帯" とのずれである。"友情と連帯" が目的であるなら、わざわざ危険を冒して登山などしなくてもいいのではと思ってしまうし、"友情と連帯" は登山の過程で 十分育まれるモノだと思う。

純粋に生徒達の頑張りだけに焦点を当てた方が良かったのではと思ってしまう。

それにしても、映像にある、チベットでの盲目者に対する差別は想像以上だった。チベットはまだまだ文明的には未発達だと言うことでしょう。

DVD は盲目の方でも楽しめるように、実際のナレーション以外に、音声案内の音声が入っており、演歌の合いの手ではありませんが、随所に状況を説明するナレーションが入ります。もちろんオフにすることも可能です。


映画自体は、昨年都内で公開された。結局見に行く機会を作れず、とりあえず DVD だけ買ったまま積んであったモノ。まだまだ見てない DVD が十数枚ある・・・。GW中に見れるかな。



2008年5月 5日

北の国から・・・。

玉田さん

北海道に行った際にはいつも泊めていただいていた。毎年足繁く北海道に通っていたのも、彼に会いたかったからだったかもしれない。一回り以上年上なのに "彼" というのは失礼かな。

2年前に千代志別でグランドフォールして骨盤骨折し、札幌で 2週間入院した時は、毎日顔を出して下さり、感謝しても仕切れないくらいお世話になった。

元々は 15年以上前の文部省登山研修会で同じ班になったのがきっかけだった。北海道の数々のクライマーとのつながりができるきっかけでもあった。


故人のご冥福をお祈りいたします。

非常に残念でならないし、全くもって意味不明。

立て続けの訃報でさすがにきつい。人生がこんなに辛いと感じたのは初めてかもしれない。しばらくダウナー。

散る桜 残る桜も 散る桜

訃報 (がんばれ、私。)
再び身体論 (CRAFT)
桜はまだ咲いているのに (massy's climbing blog)



北海道は異常なほど暑かった。札幌郊外の石山緑地の巨石の間をぶらぶら。ここいいですね。

石山緑地



2008年5月10日

新井裕己メモ 1

Laboratorism
http://www.laboratorism.com/contents/
スポンサーシップ (Laboratorism)

YouTube
http://www.youtube.com/user/steepest0918
http://www.youtube.com/user/laboratorism

laboratorismのブックマーク (はてなブックマーク)

2003/7
滝沢第三スラブ(上) (上毛新聞)
滝沢第三スラブ(下) (上毛新聞)

2007/4
「雪崩は起こるもの」、雪山登山の心得=東大スキー山岳部の新井裕己監督(上) (livedoor News)
「雪崩は起こるもの」、雪山登山の心得=東大スキー山岳部の新井裕己監督(下) (livedoor News)

山スキー
2000/5/3:富士山・測候所からお釜滑降。登り返し、馬の背鞍部から南面の大斜面を滑降。([yamaski:08393]:2000年5月9日 大沢崩れ初滑降の記録(内輪ML向けオリジナル))
2000/5/4:富士山・3550mの小御岳流し最上部から小御岳流しを滑降。([yamaski:08393]:2000年5月9日 大沢崩れ初滑降の記録(内輪ML向けオリジナル))
200/5/5:富士山・富士宮口から登頂。5合目から見て正面の沢を滑降。([yamaski:08393]:2000年5月9日 大沢崩れ初滑降の記録(内輪ML向けオリジナル))
2000/5/6:富士山・大沢崩れ ([yamaski:08393]:2000年5月9日 大沢崩れ初滑降の記録(内輪ML向けオリジナル))

大沢崩れを滑る。滑れるかわからないが、行ってみる。駄目なら登り返すか、死ぬ以外にはないのだろうな。
---
頼りないアイゼンの前爪とシングルアックスでは、かなり厳しいトラバースになりそうだ。さらに悪いことに、氷の下は腐れザラメ。氷面全体が崩れないとも限らない。
落ちたら助からない。そんなことは大沢崩れに入った瞬間から分かり切ったことだ。
ただ幸運なことは、死体を降り積もる落石が覆い隠し、富士山を墓標にできることだろう。遺体捜索も絶対不可能な場所だ。

そう思えば、気が楽になる。
---
水を飲み干す。終わった。また死ななかった。死に場所を探す人生の旅を、まだ終わらせてくれないようだ。

2000/5/27:北ア・白馬岳2号雪渓 ([yamaski:01456] 白馬岳 2 号雪渓)
2001/3/3-4:北ア・十石山 ([yamaski:02180] 3/3 、 4  十石山)
2001/3/8-2?:アラスカ・Valdez ([yamaski:02315] Valdez の感想)
2001/4/14-15:白馬岳/主稜+山頂よりスキー滑降 ([yamaski:02433] 白馬岳主稜登攀・滑降)
2001/4/28:北ア・杓子岳北東ルンゼ ([yamaski:02562] 杓子岳北東ルンゼ)
滑りで人を魅了することができるスキーヤーになりたいと思う。

しかし、山で他人の滑りを見る機会は非常に少ないし、ビデオ撮影でもしない限り、人にそれを伝える手段がない。

だが、山スキーヤーは、雪面にその行為の跡を残すことができる。

滑る瞬間を共有できる人は極々少なくても、シュプールは少なくとも何日かは、行為の痕跡を雪面に記憶してくれる。

それは記録であり、証明であり、芸術である。

山で滑ることは、突き詰めれば自己満足にしか過ぎないし、それが持つ快楽・スリルの虜であることは否定はしない。しかも、命を削るような行為が性に合っているのだから救いようがない。

ただ、その行為が他人に何かを伝えられるのならば、それはそれで悪くない話だと思う。

「あんなところ滑ったアホがいる」
そんなシュプールを描きたい。

それは記録であり、証明であり、芸術であるから。

命の削りカスはこんなにも美しいのだ。

2001/4/29:杓子岳天狗菱ルンゼ ([yamaski:02563] 杓子岳天狗菱ルンゼ)
美しさに狂気を感じることもあれば、狂気に美を感じることもある。天狗菱ルンゼは、そこを滑るというだけで、狂気を感じさせるルートだろう。スケールは標高差300mほどで、小ぢんまりとしているが、世界中どこに出しても恥ずかしくない、狂気の美を表現できるだろう。

とはいうものの、やっている本人には、それほど危ないことをやっている感覚はないのだ。一般的な感覚との比較で狂気は計られるのであって、本人は自分の上限を押し上げようと努力しているだけのことである。結果、そこに美が生まれればそれは幸いであるが、美のために、狂気の ために動く主義ではない。

2001/4/29:北ア・杓子岳東壁 ([yamaski:02564] 杓子岳東壁)
2001/5/14:富士山御鉢クリフジャンプ ([yamaski:02645] 富士山御鉢クリフジャンプ)
2001/5/19:富士山吉田大沢 ([yamaski:02697] 富士山吉田大沢)
2001/11/23-25:北ア・立山 ([yamaski:03057] 立山巡礼)
2001/12/21-27:北ア・槍ヶ岳北鎌尾根 ([yamaski:03165] 北鎌年末一番乗り)

2002/1/13:北ア・焼岳 ([yamaski:03279] 1/13焼岳)
2002/1/26:上越・放山 ([yamaski:03386] 放山と雪崩講習)
2002/2/2-3:北ア・十石山 ([yamaski:03422] 2/2-3十石山)
2002/2/24:上越・上州武尊 ([yamaski:03524] 2/24上州武尊・剣ヶ峰)
2002/3/2:上越・谷川岳・一ノ倉沢・三スラ下部 ([yamaski:03589] 近況報告)
2002/3/3:上越・谷川岳・西黒沢本谷 ([yamaski:03589] 近況報告)
2002/3/4:北ア・白馬八方尾根ガラガラ沢のひとつ東の沢 ([yamaski:03589] 近況報告)
2002/3/8:上越・シャルマン火打・放山 ([yamaski:03589] 近況報告)
2002/3/10:上越・谷川岳マチガ沢 ([yamaski:03589] 近況報告)
ちなみに、山スキーでギャラリーの度肝を抜くのはスピード、クリフジャンプ、雪崩、大転倒くらいでしょうか。

2002/3/16-17:北ア・小蓮華山直登ルンゼ ([yamaski:03641] 3/16・17 小蓮華山直登ルンゼ・杓子尾根)
2002/4/11:北ア・鹿島槍ヶ岳北壁正面ルンゼ「Doze in heaven」 ([yamaski:03821] 速報・鹿島槍北壁正面ルンゼ)
2002/4/15:北ア・天狗岳北壁 ([yamaski:03849] 天狗岳北壁)
2002/4/24:北ア・北穂高岳コブ尾根 ([yamaski:03931] 4/23・24奥穂高岳コブ尾根・扇沢連絡ルンゼ初滑降(?)とオマケ)
2002/5/3:南ア・北岳大樺沢右俣 ([yamaski:04030] 5/2~5北岳大樺沢右俣)
2002/11/21-24:北ア・奥大日岳東面 / 北ア・浄土山北東面 ([yamaski:04356] Re: 立山滑り)
2002/12/15:上越・火打岳 ([yamaski:04427] 12/15 火打岳未遂)
2002/12/27:北海道・富良野岳 ([yamaski:04455] 最近の北海道・ファット衝動買い・奥大日)
2002/12/28:北海道・愛山渓・沼ノ平 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2002/12/29:北海道・愛山渓・沼ノ平 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2002/12/30:北海道・永山岳北尾根 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2002/12/31:北海道・愛別岳・白川尾根 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)

2003/1/1:北海道・当麻岳 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2003/1/2:北海道・永山岳北尾根 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2003/1/3:北海道・永山岳北尾根 ([yamaski:04474] 愛山渓年末年始)
2003/1/8:北海道・羊蹄山墓地ノ沢コース ([yamaski:04482] ニセコひらふ・東山・羊蹄山(墓地ノ沢コース))
2003/1/9:北海道・チセヌプリ・ニトヌプリ ([yamaski:04490] チセ・ニト・余市岳・尻別岳)
2003/1/10:北海道・余市岳 ([yamaski:04490] チセ・ニト・余市岳・尻別岳)
2003/1/11:北海道・尻別岳 ([yamaski:04490] チセ・ニト・余市岳・尻別岳)
2003/1/14:北海道・三段山 ([yamaski:04507] 三段山・美瑛富士)
2003/1/15:北海道・美瑛富士 ([yamaski:04507] 三段山・美瑛富士)
2003/1/17:北海道・富良野岳・ジャイアント尾根 ([yamaski:04513] 旭岳スキー場・富良野岳ジャイアント尾根)
2003/1/20:北海道・ニペソツ山東壁「Bum's Life」 ([yamaski:04523] ニペソツ山東壁オンサイト滑降(厳冬期単独ワンデイ登頂))
「山はそこにある。誰かが滑って初めてそれはラインになるんだ。」

2006/1/25:上越・西頚城・権現岳「RIP」 ([yamaski:07437] 西頚城・権現岳「RIP」初滑降)
僕が権現岳のある能生を訪れるようになり、それに伴って雪崩の啓蒙活動に関係するようになったのは、ある女性の影響によるものだ。 モンペ姿の彼女は、5年に渡って注ぎ込んだエネルギーをひとつの形に結実させた直後、これまたその以前に彼女がエネルギーを注ぎ込 んだ山の中で、スキー中に亡くなった。あまりにドラマチック過ぎる人生の幕引きだった。

それ以後も何人もの仲間が雪崩に埋まって命を落としている。

僕にできることは、山を滑ることでその山に意味を持たせることかもしれない。願わくば、それが記憶に残る作品にまで昇華させられるなら、滑り手としてこんなにうれしいことはない。

激流のような人生を送った彼女と、激流のような雪崩に命を失った権現岳の下に眠る人々へ、このラインを捧げたい。

2006/2/28:北ア・不帰岳2峰中央 ([yamaski:07556] 不帰2峰中央の北寄り)
2006/3/?-?:アラスカ・Valdez

2007/1/10:北ア・五竜岳一ノ瀬髪南北 ([yamaski:08306] 新時代到来?)
2007/1/12:北ア・白馬八方尾根大岩シュート・大抜 ([yamaski:08306] 新時代到来?)
2007/1/13:北ア・白馬乗鞍 ([yamaski:08306] 新時代到来?)
2007/1/14:北ア・白馬八方尾根大岩シュート・大抜・大抜南 ([yamaski:08306] 新時代到来?)
2007/1/16:北ア・不帰岳2峰中央 ([yamaski:08306] 新時代到来?)
2007/1/30:北ア・不帰岳1峰北面「Non-diploma」 ([yamaski:08363] 不帰ノ嶮1峰北面)
2007/2/4:稗田山北壁「Out of boundary」 ([yamaski:08384] 稗田山北壁)
僕が今のスタイルを確立したのは、富士山大沢崩れをオンサイトで滑降したときでした。それからというもの、崩壊地に対する興味が心のどこかにあるのです。 作家幸田文の随筆集「崩れ」とのシンクロニシティなのかも知れませんが、彼女と同じように、崩壊地を訪れたいという気持ちは常に持ち続けてきました

2007/2/14 - 3/1?:カナダ ([yamaski:08603] カナダ)
2007/3/17-23:北ア・立山 ([yamaski:08605] 3月立山)
2007/12/23: 北ア・八方尾根・大抜、無名沢 (Laboratorism)
2007/12/26:北ア・八方尾根無名沢 (Laboratorism)

2008/1/2:北ア・遠見尾根・一ノ瀬髪 (Laboratorism)
2008/1/11:上越・清八ノ頭 (Laboratorism)
リフトからさっき滑った清八ノ頭のラインが見える。

完璧。
会心のライン。
美しい。

斜面の難易度や、雪の良さなんかどうでもいいんだ。
真っ白なキャンバスに1回限りのラインを描く。

思い通りのラインを描けたとき、山は自分の一部になる。
そんな気がする。

そのために滑ってるんだと思う。

清八ノ頭は2000mぽっちのどうでもいい山かもしれないけど、一生記憶に残る山になった。

  明日の雪で消えちゃうのがもったいないくらいだけど、それもまたスキーの儚さ。

2008/1/15:上越・苗場山東面 (Laboratorism)/([yamaski:09103] 1/15 苗場山東面)
2008/1/28:飯士山西面「Iiji Slider」 (Laboratorism)/([yamaski:09139] 飯士山西面)
「ラインに芸術性を求めている」と発言してきた。

そそり立つ絶壁は美しい。
白い正三角形も美しい。
狭く細いルンゼも美しい。

そして、作られた滑り台のような地形が、自然の中に現れる奇跡も美しいと思う。

そういうところを滑ることに意義を見いだしている自分は、新しい土地でぐるりと山を見回す瞬間に、ある種の興奮を覚えさえする。

2008/2/9:八海山西壁「Vice-decision」 (Laboratorism)/([yamaski:09176] 八海山西壁)
2008/2/11:大毛無山 (Laboratorism)
2008/2/18:鍋倉山 (Laboratorism)
2008/2/22:乙妻山北東斜面 (Laboratorism)
2008/3/1:霊仙寺山 (Laboratorism)
2008/3/8:戸隠・1888mピーク北東面 (Laboratorism)/([yamaski:09283] 戸隠・1888mピーク北東面)
2008/3/30:妙高・神奈山北面 (Laboratorism)/([yamaski:09352] 妙高・神奈山北面)
2008/4/4:八方尾根・無名沢 (Laboratorism)
2008/4/6:天狗原~唐松沢~横前倉山 (Laboratorism)
2008/4/7:北ア・白馬大雪渓 (Laboratorism)/([yamaski:09389] 白馬大雪渓状況)
2008/4/9:北ア・白馬鑓中央ルンゼ (Laboratorism)/([yamaski:09419] 白馬鑓中央ルンゼ)
2008/4/12:北ア・八方尾根・無名沢 (Laboratorism)
2008/4/22:北ア・五竜岳B沢 (Laboratorism)/([yamaski:09454] 五竜岳B沢)

ACML
1996/7/30-8/11:1996年-TUSACの夏合宿報告
1996/12/13-15:八ヶ岳/広河原沢/右俣・左俣
1996/12/26-30:南岳西尾根~槍ヶ岳

裏目は裏目なりに (Laboratorism)
やっぱり山のレベルって「ビビリ度」なんでしょうね。
だから初登攀や初滑降はえらいんであって、2人目以降はビビリ度は低くなるもんですから。

そういう意味では最近では八海山「Vice-decision」、もろビビリました。心折れた。
苗場山東壁やらIiji Sliderは全くビビってません。行けるのわかってるもん。

というわけで、やっぱりオンサイト以上の、オブザベ無しの行き当たりばったりってのが一番ビビリます。当たり前ですが。あー心がひりつくわあ。

そういうのってなかなか評価されるものではないけど、個人的にはそういう感覚、一番大切にしたいところです。

PJML は未チェック。



2008年5月11日

北京五輪の聖火、エベレスト登頂に成功

北京五輪の聖火、エベレスト登頂に成功 (CNN.co.jp)

エベレスト・ベースキャンプ──北京五輪の聖火は8日午前3時、アタック隊が世界最高峰エベレスト(チョモランマ、標高8848メートル)登頂を開始し、午前9時15分頃に山頂に到達した。五輪聖火がエベレストに上ったのは史上初。

今さらではありますが、おめでとーございます。(棒読み)

エベレスト周辺は完全封鎖、Fixロープバリバリ、大人数でのサポートというガチな体制で臨んでいたので、失敗はまずあり得ない状況だったのですが、聖火を出すのが山頂直下であるなら、エベレスト山頂にヘリが着陸する時代ですから、山頂直下までヘリで行っても良かったのでは。

もしくは、中国 "人" の凄さを見せつけるという意味だったら、単独無酸素アルパインスタイルでベースキャンプから 1Day で山頂往復程度はやって欲しかったところです。

Olympic Torch in Mt. Qomolangma ( Everest )

関連エントリー
イライラ聖火登頂待ち エベレスト登山、警備で足止め (2008/5/2)



2008年5月12日

ライオンの冬

(2008/3/31 沢木冬吾著 角川書店)

ライオンの冬

本屋で、表紙に山の写真が使われているのを見かけて、中身もろくに確認せずにジャケ買い。

東北山中という設定だったので、岩手山か岩木山かなと思って読了後に写真をよく見たら、氷河のクレパスらしき跡があるし、日本じゃないなぁと思って検索かけたら、全く同じ写真が一発で見つかってしまったYo!!

USA, Washington, Mount Rainier, sunset, aerial view (Getty Images)

画像販売サイトを利用って、こんな安直な作りでいいんですか、角川書店様。せめて東北の山にして欲しかった。



ストーリーは第二次世界大戦時のフィリピンでの内乱を発端とした、冬の東北山中でのゲリラ戦を扱ったハードボイルド小説。

それなりに楽しめたが、前半部のフィリピン人の人間関係がわかりにくかった。後半の銃撃戦の描画もホワイトアウトやミッドナイトイーグルに比べるとやや劣る。

わかりにくい設定はもっとはしょって、銃撃戦の描写にもっと重きを置いても良かったのでは。戦時中の戦闘技術 + 狩猟用のライフル、とらばさみといった前近代的な武器 vs 最新のゲリラ戦術を持った傭兵との戦闘シーンはそれなりに興奮するモノがあります。マスターキートンを思い出しました。

いずれにしても著者が銃器にものすごく詳しいということはよくわかりました。

関連エントリー
ミッドナイトイーグル (2007/11/27)



2008年5月14日

登ってわかる富士山の魅力

(2008/5/1 伊藤フミヒロ著 祥伝社)


最近は新書ブームということもあって、山の本もちらほらと見受けられるようになりました。

著者はヤマケイ元編集長。『ほら!富士山。』、『富士山かんたん』など富士山関連の本をすでに何冊かリリース済み。

ガイドブックに近い本ですが、著者の体験をベースに、ヤマケイの記事を集めて作った感じになっているので、非常に読みやすく、面白い記事も多いのでガイドブック臭さはありません。反面、新書の制限からかカラー写真が全く無いのが残念。

個人的には過去に富士山で働いていたこともあり、真新しい知識は皆無でしたが、8章・富士山異色登山紀行は新鮮でした。著者がパラグライダーで山頂からフライトするまでの過程を書いた紀行文。命に関わるだけあって、試行錯誤の過程が凄い。山頂直下からのフライトの瞬間はドキドキできます。



富士山登頂のコツは、著者も書いているとおり「ゆっくり登る」こと。季節、登山口に限らずこれに尽きます。トレーニングや過去に何度も富士山に登っているという方以外は、とにかくゆっくり登ることを心がけてみてください。かなり楽に登れるはずです。

富士山には 100回以上登っていますが、この本でも紹介されている、2004年に再興された最古の登山道である村山口からはまだ登ってないんですよね。久しぶりに富士山行ってみようかな。

おまけ
p115
夜間登山をするのならヘッドランプが必要です。これもLCD(液晶)を使ったコンパクトで明るく、長持ちするものが出ています。

LED(発光ダイオード) の間違いですよねwww。

p43
富士山のミニチュアを近所に作ってそこで疑似登山をした、なんちゃって富士講もたくさんありました。

諸処の理由で富士山に参れないために、代わりに富士塚に参拝する富士講の方達のことを指していると思うのですが、江戸時代の富士山は女人禁制であり、富士山に登りたくても登れない人達も多くおり、決して "なんちゃって" ではなく、れっきとした富士講です。


関連エントリー
雪崩の掟 (2008/2/5)
富士山 2日目 : 富士山火口壁サミットフォール (2005/5/15)



2008年5月15日

富士山を汚すのは誰か

(2008/5/10 野口健著 角川書店)


最近出た富士山関連の親書をもう 1冊。"アルピニスト" という肩書きは相変わらず納得できないが、これはいい本。

エベレストおよび富士山でのゴミ拾い、環境問題について、著者のこれまでの経緯、経験を書いた本。一登山者から山の上でゴミを拾うようになるまでが事細かに書かれています。

ごみと人間の意識についていろいろ書いていますが、何度も出てくるフレーズ

p15
ごみというのは、不法投棄のような一部のケースを除けば、悪意があって捨てるのではない。意識がないから、捨ててしまうのだ。

これはどうなの?

自分自身を振り返った場合、昔から「ゴミはゴミ箱へ」と小学校でも親からもさんざん言われて来た。常識というか最低限のマナーじゃないの? それとも昔は違ったのかな、時代の問題? って著者と 3歳しか違わないし、育った環境の違い?

もちろん、8000m峰の初登頂時代においては、登頂アタックは死に限りなく近い行為であり、登頂第一でゴミは二の次だし、公害が各地で問題になり始めていたとはいえ、当時はまだ "環境問題" という言葉自体が存在していなかっただろう。

そこから時代が進み欧米の登山隊を始め、ゴミをゴミとして意識する隊が増え始め、彼が清掃登山を始めると共に、シェルパ達ですらもゴミを意識するようになり、現在、ゴミを残していくのは韓国、中国の隊だとのこと。

極地法 = ゴミが多い、アルパインスタイル = ゴミが少ないという見方も面白い。そのため、日本隊の残すゴミは多かったようである。



"富士山がゴミだらけで汚い" というのは海外の登山家の間でも有名だったらしく、そこでエベレストから日本に目を転じ、富士山でも同様の活動を始めた。

手段を問わず、スポンサーや政治家を使い、現状では目につく範囲のゴミはおおかた無くなっているという。

p86
世間に何かを訴えるには、自分たちの心のなかだけでやっていてもしょうがない。何かを変えたいのであれば、そのメッセージをきちんと人に届かせなくてはならない。どんなにすばらしい考えも、正しい方法も、人に伝わらなくては単なる自己満足になってしまう。

p157
理想論はかっこいい。だが、生きていくことは理想論だけではどうにもならない。いま、現実のなかで何ができるか、そのバランスの問題として考えていかないことには、環境問題というのは具体的に進んでいかない。

理屈はわかっていても、誰かが率先して動かないことには何も始まらない。やり方はかなり強引だったりもするけど、結果的には比較的うまくいっている。彼の PR 能力は非常に高く、うまい。

現状の富士山をより良くするためには、ただゴミを拾うだけでは、現状維持にしかならず、根本的な問題解決にはならない。

ここからさらに 1歩踏み込んで行くとなると、入山者数を減らさざるを得ず、観光収入で生計を立てている地元経済に多大な影響が出る。この点をどのように解決するかが今後の最重要課題になってくるだろう。

関連リンク
野口健公式WEBサイト

関連エントリー
落ちこぼれてエベレスト (2004/7/19)
登ってわかる富士山の魅力 (2008/5/14)



2008年5月17日

尾川智子のボルダリングBasic

(2008/5/15 尾川智子 スキージャーナル)

尾川智子のボルダリングBasic

DVD が付いて \1890 というのはお買い得。クライミング初心者をターゲットとしたボルダリングに特化した本。

サブタイトルが "クライミングで美しい身体を手に入れる!" とあるように、女性をメインターゲットに据えた本になっています。

"Get the beautiful body"、"Talk about eating habit & beauty" と完全に女性向けの章もあり、これまでのクライミングの入門書とは一線を画しています。

現在、"完登する" というクライミング本来の目的ではなく、"フィットネス" だけが目的で、インドアジムのみで完結するクライミングをしている方も多数いるようですし、時代のニーズに合っている本でしょう。

アーケやタンデュといったホールディング、フラッギングやランジといったムーブの小難しい話も全く出てこないというのも女性向けなのかもしれません。

尾川さん自身の話は、"About Tomoko & Climbing"、"The top climber's talk" で平山さんとの対談が少しあるだけ。個人的には、普段 Blog に書いているような尾川節たっぷりの本の方が読んでみたい気もしますが、それはそれでビジネス本としても十分成り立つ気もします。

関連リンク
尾川智子のはーとふるぼるだりんぐ

関連エントリー
クイズ$ミリオネア (2004/12/13)
ボルダリング1stブック フリークライミングの基本 (2006/5/9)



2008年5月18日

Belgrade Climbing World Cup 2008 中止

IFSC - International Federation of Sport Climbing: news

Upon the report of the Chief Routesetter who is at present in Belgrad, IFSC is not able to guarantee the quality of the competition, therefore it is necessary to cancel the Event.

2008/5/17 - 18 にセルビア・ベオグラードで開催予定だった、ボルダリングWC の第 3戦が準備不足のために中止になったようです。

日本からは、松島暁人、杉田雅俊、渡辺数馬、野口啓代の 4選手が参加予定で現地に行かれていたようですが、WC がキャンセルになっただけでなく、現地のエージェントにも逃げられ、フライトの変更もできず、散々だったようです。

全員が Blog に書いていますので、詳細はそちらを参照してください。いつの間にか、専業クライマーの人の Blog がほとんどアメブロになってますね。業界的にはあれなんですが・・・。

史上最悪。 (★暁人ブロローグ③★)
まじでドタキャン (すーぱー数馬BLOG)
意味わからんし。 (おびの前腕極太日記)
WCキャンセル!!! (★NOGUCHI AKIYO★)

次の 5/30-31 にスイス・グリンデンワルドで行われる WC にも全員参戦予定だそうですので、がんばって欲しいところです。



2008年5月19日

崩れ

(幸田文著 講談社文庫)


新井さんの記録を少し調べたときに、稗田山北壁 「Out of boundary」 を滑ったときの記録に以下のような文章があった。

僕が今のスタイルを確立したのは、富士山大沢崩れをオンサイトで滑降したときでした。それからというもの、崩壊地に対する興味が心のどこかにあるのです。作家幸田文の随筆集「崩れ」とのシンクロニシティなのかも知れませんが、彼女と同じように、崩壊地を訪れたいという気持ちは常に持ち続けてきました。

その時から引っかかっていたので読んでみました。

作家である幸田文が北は北海道・有珠山、南は鹿児島県・桜島まで、各地の崩壊地を訪ねたルポをまとめたモノ。エッセイという形を取ってはいるものの、そこは文学者、自然に対峙したときの人間の心の内面まで、幸田文独特の文体でしっかり描かれています。

自然災害とはいえ、過去に崩れによって被害を受けた人々がその災害について語りたがるだろうか。聞く方としても、その辺を考慮してためらってしまうだろう。

しかし彼女は違った。

p73
土の崩れは、まざまざと人を崩しているものだった。それが書けるだろうか。書けば今日のその人の状態、いまのその人の思いを、固定させてしまうことになるのだ。そこに遠慮があった。土さえおさまれば、元の間柄や付合も戻るだろうし、好意は素直に好意として受取られ、気まずかった思いも消えるかもしれないのである。それを固定してよかろうか。その遠慮が、重苦しかった。

と後ろめたい気持ちを持ちつつも取材を重ねていった。

彼女が取材を始めたのは 72歳を超えてからである。彼女の年齢的なところも取材のしやすさに繋がったとはいえ、かなりのハードワークだったようで、たびたび案内の方に背負われて山を下りている。先が長くないことを意識してまでも各地を回るモチベーションは凄いとしかいいようがない。

彼女の自然に対する見方は独特で、ハッとさせられることしばしばでした。

p13
川だって可哀想だ。好んで暴れるわけではないのに、災害が残って、人に嫌われ疎んじられ、もてあまされる。

幸田文の本を読むのは初めてだったのですが、彼女独特の日本語の使い方にすっかりやられました。全集を買ってしまいそうだ。

関連リンク
富士砂防VTR
サイエンス チャンネル | シリーズ紹介 (NHK)

日本土石流

崩壊地を行く・稗田山





2008年5月26日

2 Japanese climbers remain overdue

2 Japanese climbers remain overdue: Alaska News (adn.com)

The National Park Service searched Mount McKinley without success Saturday for two missing climbers who were two days overdue from an attempt on one of the mountain's more challenging routes.

たぶん、Aさん、Bさんですね・・・。

参考情報
登山の邦人2人が消息絶つ (共同通信)
邦人クライマー2名、カシンリッジで行方不明か (月山で2時間もたない男とはつきあうな!)

Search Continues on the Cassin Ridge (Alpinist)



行方不明:黒部峡谷入山の男性、下山せず--県警が捜索 /富山 (毎日jp(毎日新聞)
先月29日に長野県側から黒部峡谷を目指して入山した東京都文京区の無職、石川友康さん(39)が予定を過ぎても下山せず、石川さんが所属する山岳会が9日、上市署に捜索願を出した。県警山岳警備隊や県警ヘリが一帯を捜索したが日没までに見つからなかった。県警は10日朝から捜索を再開する。

石川さんは、谷川岳・烏帽子奥壁大氷柱第 2登、北ア・鹿島槍ヶ岳・氷のリボン単独初登、カネコロンなど、難易度の高いアイスを登られている方で、一度お会いしたいと思っていた方でした。



2008年5月27日

白砂山

山の中で 1人でボーっとしたかったので、前から行ってみたかった新潟・群馬県境にある白砂山へ行ってきました。

野反湖駐車場(7:30) - 白砂山山頂(12:30/13:30) - 八間山(16:30) - 野反湖駐車場(18:00)

天気は快晴。平日にもかかわらず、駐車場には車が数台。山の中では誰にも会わなかったので、釣り人か?

白砂山登山口
白砂山登山口

野反湖
野反湖

飲んだくれの日々が続いていたこともあって、歩き出してすぐに吐いた。おかげで体がだいぶ軽くなったが、やたら汗が出るし、足は上がらないし、息ばかり上がって、山頂直下の急登では完全にばてて止まってしまった。

稜線からの白砂山
稜線からの白砂山

1時間歩いて 30分休憩というのんびりペースで行ったものの、景色を楽しむ余裕は全くなく、ただただ苦しかっただけの山行。2か月以上何もしないとこんな感じなのかな。完全に体がなまってしまいました。

白砂山山頂
白砂山山頂

佐武流山方面
佐武流山方面

残雪は随所にあるものの、アイゼンの必要性は特に感じなかったが、残雪が夏道を隠している個所が多数あり、気を付けないと迷うと思う。

夏道は雪の下
夏道は雪の下

八間山からの白砂山
八間山からの白砂山(一番奥) こう見ると結構歩いたなぁ。 

帰りはプチリニューアルした京塚温泉に寄り、地元の方からコシアブラを戴いて帰りました。

縦の世界に少し嫌気がさしているので、今年は横の活動に専念します。



2008年5月28日

Web Designing 6月号

(2008/5/18 毎日コミュニケーションズ)


まさかここでこの雑誌を紹介することになるとは。

"ツクルヒト" というコーナーで 6ページにわたって、尾川智子さんが特集されています。何でこのコーナーに登場しているのか、記事を読んでも結局はさぱーり理解できませんでした。これまでは建築家などの、リアルに物を作っているクリエーターが特集されています。

最後の "登ることで何かを伝えたい" というコメントの "何かを伝えたい" とフレーズとクリエイターと共通していると言うことなのでしょうか。

尾川さんの Blog によると、スポーツ系以外の雑誌にも多数掲載されているようです。興味のある型は書店で手に取られてみてはいかがでしょうか。

金縛り (尾川智子のはーとふるぼるだりんぐ)

蛇足
Web デザイナー向けの雑誌には、山渓・岳人のように、Web Creators(ウェブクリ) と Web Dsigning の 2種類があります。いずれも定期購読していますが、個人的にはウェブクリの方が読める記事が多く、好みです。



2008年5月29日

大野崇 写真展「Massif du Mont-Blanc」

FUJIFILM SQUARE

六本木の東京ミッドタウンにある FUJIFILM SQUARE で開催されていた、大野崇 写真展「Massif du Mont-Blanc」が、会社からチャリで 10分弱の場所だったので、帰りに寄って見てきました。

FUJIFILM SQUARE 自体初めてだったのですが、それほど広い場所ではなく、大野さんの写真が 20枚程度、所狭しと飾られていました。

写真展と言うよりは、先日発売された大野さんの写真集『モン・ブラン山群―大野崇写真集』の発表会的な意味合いが強かったのではと思います。

根がクライマーなので、風景写真にはそれほど興味はなく、やっぱり目を引くのは壁の写真。今回の写真展で言えばグランドジョラス北壁の写真でした。

今月の山渓でも大野さんが書かれていますが、
モン・ブラン山群は、フランス、スイス、イタリアの三国にまたがる全長 35キロ、幅 12キロと比較的狭い山域です。日本の北アルプスと比較すると、白馬岳北部の朝日岳から針木岳までの、後立山連峰ほどの広さにしか過ぎません。

というサイズに意外性を感じました。モン・ブラン山群ってヨーロッパアルプスのほんの一部なんですね。

会場は予想以上に多くの人がいらっしゃりびっくりでした。六本木という場所のせいでしょうか。

関連情報
大野崇 写真展「Massif du Mont-Blanc」 (La Vie d'un Guide)

帰りは渋谷を回ってひぐらし観て帰りました。3次元に幻滅。もう 2次元しか愛せない。



2008年5月30日

岳人 6月号

(2008/5/15 東京新聞出版局)


酩酊状態で読んでましたが、P20 の剱の写真を見たとたん目が覚めました。この写真は反則。

写真のキャプション
剱岳(八峰) に魅せられたクライマーにとっては「この写真はやばすぎる」らしい。

の通り、この写真はやばい。半切や全紙サイズで欲しくなる。

第一特集にある「北アルプスの秘密」は岳人らしい渋い特集。穂高の池巡りも、黒部から鹿島槍のラインの検証、締めの和田城志さんの文章も素晴らしい。


後はクロニクル、上田さんの備忘録、ケリー・コーズのカラコルム、石岡さんの鉄塔などなど。

縫道石の記録が出てますが、やっぱりグレーゾーンみたい。過去に行ったときは、カムが使える箇所が多かったので、特に残置を使うこともなく(残置自体少ないですが)、快適にカムのみでオールフリーで抜けれました。新たにボルトを打つ必要はない気がしています。この辺はスタイルの問題になってくるのかな。



 
 
ページトップへ
counter

前の月:2008年4月

次の月:2008年6月

Homepage へ


 
c 2003-2008, You Enokido