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http://yukiyama.co.jp/mountain/

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2008年12月 1日

平山ユージ トークイベント

THE NORTH FACE40周年イベント・DO MORE WITH LESS 40 YEARS OF THE NORTH FACE の一環として行われた、平山ユージさんのトークイベントに参加してきました。場所は表参道・Spiral Cafe。会社から自転車で 5分。

平山ユージ トークイベント

平山さんは、THE NORTH FACE とほぼ同級生で、3ヶ月後に 40歳となります。The North Face の生い立ちと、平山さんの生い立ちを絡めたところから話は始まりました。以下概要を箇条書きで。

  • 当初は山道具を買うつもりで登山用品店に行き、カラビナを見ていたら店員の檜谷さんに声をかけられたのがクライミングを始めるきっかけ
  • 日和田山の岩場でクライミング開始。最初は 5.10b も登れず
  • クライミングを始めて 1年半ヨセミテへ。とにかくアメリカの岩場へ行きたかった。半年滞在し、目的であった当時アメリカ最難のルートを落とす (Phenix?)
  • Camp4 の有名なボルダー・Midnight Lightning(v8) を繊細に登っているヨーロッパのクライマーを見て、ヨーロッパに行きたくなる
  • 帰国後、ヨーロッパを想定したトレーニングをし、岩場を登る。日本のルートはほぼ登り尽くしてしまったので、開拓へ
  • 1年 2ヶ月ほどバイトをしてお金を貯め仲間とヨーロッパへ
  • 想定どおりだったため高難度ルートを次々と落とし、当時ヨーロッパ最難だった Specialist をクライミングを始めて 4年半で落とす
  • 目的がなくなってしまい、しばらくぼーっとしていたが、今後はクライミングプロの道へ進むことを決意
  • そんな時、クライミングコンペの国際大会に参加してみたら 8位に入り、プロとしてアピールする場をコンペに移す。スポンサーがつく
  • 出場した 2回目の大会で、あこがれだったシュテファン・グロバッツより上位に入り、プロとしてやっていく確信を持つ
  • アメリカの大会から招待されたついでに、昔からオンサイトで登ろうと思っていた Sphinx Crack(5.13b/c)オンサイトで落とす
  • このオンサイトの発想から、当時まだフリーのラインは 2本しかなかった、El Capitan のフリールートの 1本、サラテ(Salathe) をオンサイトでトライしようと考える
  • オンサイトには失敗するものの、バックアップしてくれている仲間の力を感じることができた
  • その後、ヨーロッパに戻ってコンペ生活を送る。当時 30戦以上出た国際大会で優勝は 10戦以上8割以上は表彰台に立っている
  • コンペツアー中に、El Capitan の North America Wall がフリー化(エルニーニョ/El Niño) されたことを知り、再度オンサイトトライをする
  • そのためのトレーニングで、アメリカツアーを行うが、当時アメリカ最難ルートであったクリプトナイト(Kryptonite/5.14c) にトライし、第 2登するが、ロープに指を絡めて中指を剥離骨折。現在も治っていない
  • 帰国後、日本最難ルートとなる Flat Mountain(5.14d/15a) を 14年越しで完成させる
  • 2003年秋にエルニーニョ(El Niño) オンサイトトライ。結果的には失敗するも得られるものは多かった
  • スペインで当時のオンサイト最難度記録となる White Zombie(5.14b)オンサイトする
  • その後は再度コンペの舞台に戻るも、世界のトップレベルと互するには厳しかったため、岩場をメインの場にする
  • ここ最近はボルダーをメインに登っていた
  • 現在できることを考え、ハンス(Hans Florine) から誘いを受けていたスピードクライミングに再トライ
  • 2002年に作った記録(2:48:55)は、2007年フーバー兄弟によって塗り替えられていた(2:45:45)
  • 6月の時点ではトレーニングのつもりで行ったが、記録を出せてしまった(2:43:33)
  • そして秋の本気トライで、フーバー兄弟の記録を 8分縮める記録をたたき出した(2:37:05)
  • ハンスの年齢は 44歳で、年齢的にもこれが最後のトライになる
  • 1分記録を縮めるのに 1年かかるので、8年は塗り替えられないのでは

適当に補足
  • 今回の講演の 6割は『ユージ ザ・クライマー』で読むことができます。平山さんのより詳細を知りたい方は是非。
  • ヨーロッパに渡ってからの活躍はダッチビデオの Vol.1 / vol.2 に詳しく出ています。
  • 1996年にオンサイトした Sphinx Crack(5.13b/c) は未だにオンサイトの記録が無いどころか、トラッドルートにおけるオンサイト記録となっています。
  • ワールドカップで総合優勝したときの映像は『不朽神話』に詳しく出ています。
  • 当時アメリカ最難ルートであったクリプトナイト(Kryptonite/5.14c) の完登シーン、指を痛めたシーンは 『the professionals』で見れます。
  • Flat Mountain(5.14d/15a) の完登シーンは『Live in Japan』で見れます。
  • エルニーニョ(El Niño) のオンサイトトライは『Ledge to Ledge』で見れます。『To the Ledge』も併せて見るとよりいっそう楽しめます。

ノーズ・スピードクライミングの時のギア。クイックドローがずいぶん多い気がします。
ノーズ・スピードクライミングの時のギア。クイックドローがずいぶん多い気がします

DO MORE WITH LESS 40 YEARS OF THE NORTH FACE の会場
DO MORE WITH LESS 40 YEARS OF THE NORTH FACE の会場

エルニーニョトライ時の装備
エルニーニョトライ時の装備

講演慣れしていることもあるでしょうが、話が非常にうまく、あっという間の 1.5時間でした。Q&A のコーナーで今後の目標について聞かれていましたが、あっと驚くようなことをしますので皆さん期待していてくださいとのことでした。

関連エントリー
「不朽神話」-IMMORTAL KOMBAT YUJI HIRAYAMA (2003/10/26)
the professionals (2003/10/26)
LEDGE TO LEDGE "Live at el nino" (2004/6/30)
TO THE LEDGE (2004/7/8)
Alpinist 8 (2004/8/25)
Pata Negra 8c オンサイト (2007/6/28)
平山ユージ Official Blog「STONE RIDER」 (2007/11/5)
平山ユージさん、Nose のスピード記録更新 (2008/10/13)



2008年12月 2日

[DVD]To The Limit

To The Limit

昨日の平山さん繋がりで DVD を 1枚紹介。ドイツで去年発売された物で、ドイツ語版に関しては去年このブログでも取り上げましたが、今回紹介するのは、最近発売になった英語版。英語の字幕がついてやっと会話の中身がわかるようになりました。

フーバー兄弟による、ヨセミテ・El Capitan・ノーズのスピードアッセントのトライシーンを映画仕立てで記録した物。平山 + ハンスペアが 2002年に作った記録を破るまでの道程が記録されています。

内容詳細は去年書いたこちらのエントリーを参照して下さい。



ドイツ語版との最大の違いは英語の字幕が入っている点。ドイツ語版では、彼らの会話は全く理解できなかったのですが、映像だけでも迫力は十分伝わってきていたので満足していました。しかしながら、英語の字幕が付くことによって会話の中身が理解でき、この DVD のもう一つの側面がよくわかるようになりました。それは濃い-ほどの兄弟愛とそこから生まれてくる嫉妬心。

これまでの彼らの業績はたいていが兄弟で行っていることですが、フリーソロや単独での記録ではアレックスの方が秀でており、その結果、メディアやスポンサーはアレックスに注目することになります。その点に対する兄のトーマスの嫉妬が恐ろしいほどに DVD の中で炸裂しています。「アレックスは・・・。アレックスは・・・。アレックスは・・・。」

会話の内容がわかることによって、この DVD に対する見方ががらっと変わり、より深い意味を持つことに気がつきました。映像だけではなくコメントも重要です。



ドイツ語版では、2007年の記録を作ったトライに関しては全く取り上げていなかったのですが、これには断片的ながらも特典映像に収録されています。逆に、ドイツ語版に入っていた SUNTO の広告映像は入っておりません。

めったに見れないビッグウォールでのスピードクライミングの映像。しかも映画仕立てでカメラ 4台を使った圧巻の映像を皆さんも是非。

オンラインでの購入はこちらからどうぞ
To The Limit (ピラニア ネットストア)

To the Limit Trailer

関連エントリー
フーバー兄弟 Yosemite・Nose のスピード記録更新 (2007/11/13)
Am Limit (2007/11/14)



第 22回 海外登山女性懇談会

第 22回 海外登山女性懇談会

12/2 に国立オリンピックセンターで行われた、日山協主催の『第 22回 海外登山女性懇談会』に参加してきました。

今回のゲストはチーム 84 の山岸亮子さんと東京YCC の坂口紀子さん。進行役としてライターの柏澄子さんが担当されました。

第 22回 海外登山女性懇談会

山岸さん、坂口さんがスライドを利用して各々 30分ほど講演したのち、柏さんも交えて簡単にディスカッション、参加者との Q&A を行いました。



今回のテーマは子育てをしながらの海外クライミング

山岸家のみずほちゃんはまだ 4歳ですが、これまでの山岸家のクライミングにはほとんど同行しています。

子連れクライミングに行く際に気をつけている点として、

- アプローチが平坦で危険性が少ない(懸垂等がいらない)
- 岩場の基部が比較的平坦で遊べる
- クライマーが少ない(迷惑をかけないように)
- 伝染病の危険性が低い
- 治安が良い国を選んで行っている

という点を挙げていました。また、国内ではこれまで訪れていなかったマイナーエリアで、いいルートとの出会いが多々あったそうです。

それに対して坂口さんは、お子さんは親に預けることが多く、子連れで行った海外クライミングは 2-3回、シャモニとヨセミテのみでした。ただ一緒にクライミングはせず(できず)、キャンプを楽しむ程度だったそうです。フリーではなく、アルパインクライミングがメインだとそういう傾向になりそうですね。



恥ずかしながら、坂口さんに関してはよく知らなかったのですが、1995年から毎年海外クライミングに行かれており、最初はシャモニ周辺の一般ルートから始まって、ミディ南壁、ドリュなどのバリエーションにも行かれています。またヨセミテでではエルキャプ、ハーフドームでのビッグウォール、パタゴニア・セロトーレ、アラスカ・ムースズトゥース、ハンティントン西壁、ハンター北壁などなどと凄い経歴。女性でハンター北壁登っている人は皆無なのでは?

特に 2007年は春にアラスカ・ハンティントン西壁、夏・シャモニ・レム針峰群、秋・フォンテーヌブロー、冬・シャモニ・アルジェンエール周辺でのアイスクライミングと本当にカタギの会社員ですかと疑いたくなるように海外に行かれていますが、来年は勤続 20年だそうです。会社の昼休みにトレーニングをされているそうで、時間の使い方が上手いんだろうなぁと思います。



その後のディスカッションでは、山岸さんの旦那さんも交えて、みずほちゃんが走り回る中、アットホームな雰囲気でほのぼのと行われました。柏さんがうまく場をまとめていました。

第 22回 海外登山女性懇談会



講演会の後は、近くの居酒屋で飲み。坂口さんとお話ししたかったのですが、山岸みずほの乱に破れ、断念。残念。



ここ最近は子連れクライマーも増えているようで、各地で似たような集まりも多々見受けられます。家族でクライミングを楽しめるというのは、社会にクライミングを根付かせていく上では必要なことですし、これまでクライマーの三大北壁(就職、結婚、子供) とされていた壁の難度も下がっていくのではないでしょうか。

関連情報
海外登山女性懇談会 (旅の空)



2008年12月 3日

[漫画]岳 8巻 - 石塚真一

(2008/12/3 小学館)
岳 8巻 - 石塚真一

ストーリーが安定してきて、三歩の使うフレーズも決まってきた。

「良く頑張った。」

どんな状況でもこの言葉。この言葉によってみんな救われる。

根の部分も変わらない。

「いつも・・・・・・山?・・・・・・」
「そう。いっつも山。」
「荷物は・・・これだけ?」
「まだあるよ。 (中略) オジさん寝てんのは、オレの別荘。」
「不便じゃ・・・・・・ないの?・・・・・・」
「なんで?」
「・・・・・・何も・・・・・・ないじゃない・・・・・・」
山があるからねえ。」
「街にあるモノが・・・・・・ないじゃない・・・・・・」
「それでいいんだよ。街にあるモノは街にあるから。」
「山が・・・好きなんだ・・・・・・」
「うん、大好き。」

現場と趣味で山に登っている人では感じ方が違うのかも知れませんが、これが理想。

関連エントリー
岳 -みんなの山- (2003/12/12)
岳 ~みんなの山~ 1巻 (2005/5/17)
『岳』 2巻 (2006/10/25)
岳 3巻 (2007/1/18)
岳 5巻 (2007/10/30)
岳 6巻 (2008/1/30)
[漫画]岳 ~ みんなの山 ~ 7巻 - 石塚真一 (2008/7/2)

(2007/1/25)
マンガ大賞2008、『岳』が受賞 (2008/3/28)



2008年12月 4日

[DVD]GiaNizm 2

(2008/11/30 GiaNizm Project)

おぉ、やっと来たという感じ。

クライミングの映像作品に関して、ここ最近は海外メーカーに押され気味でしたが、まだまだ日本も元気なことを証明するような若さあふれる 1枚に仕上がっています。

村岡達哉、濱田健介さんを中心に滋賀のボルダラーが国内外の課題を登りまくる怒濤の 80分

収録課題は国内外のボルダー 50課題。前作同様、今作でもその量に圧倒されます。登場するエリアは塩原、鳳来、豊田、三峰などのメジャーなエリアから愛媛、鳥取、福井、奈良といったマイナーエリアまで 11エリア。さらに今回はボルダーの聖地・ビショップ(Bishop) での映像も収録されています。

課題もほとんどが段以上で、カタルシス(五段-) を筆頭にクレイジークレイドル(五段)、超岩魚(四段)、ハイドラ(四段+)、花夜叉(四段)、夜陰(四段) など高難度課題がずらっと並び、ビショップの Mandala(v12) まで入っています。

前作はホームビデオで撮りためた映像を、とにかく詰め込んだ感が強かったですが、今作では、画質が上がったばかりでなく、編集面もしっかり作り込まれており、市販品と比べても遜色ありません。それどころか、市販品ではやらないようなマルチ画面やピクチャーインピクチャーが有効に使われていて、見ていて面白い。

これで 2000円はお買い得!!

収録課題リスト(ピラニア ネットストア)

オンラインでの購入はこちらからどうぞ
GiaNizm 2 (ピラニア ネットストア)

GiaNizm2 ~予告Bishop編~

GiaNizm2 予告編2

関連情報
GiaNizm

関連エントリー
GiaNizm (2007/7/13)



2008年12月 5日

『笑っていいとも』に平山ユージさん出演

笑っていいとも

フジテレビ系列でやっている、タモリさん司会のお昼の番組『笑っていいとも』に平山ユージさんが出演されました。

他愛もないコーナーでしたが、最初のパフォーマンスは一般の人にもクライマーの凄さが分かるパフォーマンスで良かったのではないでしょうか。

見逃された方は日曜日 10:00 ~ の増刊号をどうぞ。

関連情報
いいとも収録 (平山ユージ Official Blog「STONE RIDER」)



竹内洋岳「14プロジェクト」報告会

12/5東京体育館で行われた、竹内洋岳さんの報告会を聞いてきました。久しぶりに竹内さんにお会いしました。

竹内洋岳「14プロジェクト」報告会

司会、進行役は柏澄子さん。今夏の遠征に同行された平出和也さんも同席されました。

日本人初の8千㍍峰14座を目指す竹内洋岳(たけうちひろたか)は、今夏、パキスタンのガッシャーブルムⅡ峰とブロードピークの登頂に成功、10・11座目を達成しました。昨年ガッシャーブルムⅡ峰で雪崩に遭い300㍍滑落。奇跡的に一命をとりとめ、今年復活を果たしました。今回はカメラマンの平出和也が同行、カラコルムの美しい映像を上映します。



最初に、去年のガッシャブルムII、今年の遠征(ガッシャブルム、ブロードピーク) のダイジェスト映像を 10分ほど見てから報告会はスタートしました。

雪崩の時の話、平出さんがスカルドに駆けつけた話、日本でのリハビリ、そして今年の遠征へと話は進み、最後にこれから先の登山についてを話し、Q&A でしめました。

雪崩に関してはかなり詳細に覚えているそうで、エアレスキューの専門家が近くにいた、ムシャラフ大統領が動いて軍のヘリが出動した、平出君や加藤君が来てくれたなど、かなりの偶然が重なって、また登山に戻れる身体で日本に戻れたと話されていました。

日本でのリハビリは基本的に何もせず、体調の管理のみ。ただ、やっぱり自分の力で山を下りれなかったことが気持ち悪く、どんな状況であってもベースキャンプまでは行く予定だったそうです。

ガッシャブルムII で事故現場に戻っても寂しさしか感じなかったし、その場にはいたくなかった。平出さんも、現場ではカメラを回しにくかったとおっしゃってました。

今回ビデオのカメラマンとして同行された平出さんですが、自分を撮るのが好きでカメラを回しているので、今回は完全に竹内さんを撮ることに専念し、完全に黙って撮影していることが辛かったとおっしゃっていました。

竹内さんは今やっている 14座プロジェクトはあくまでもこれまでやってきた登山の流れの中にあり、14座を目標に登ってきたわけではないし、これからも特にこだわるつもりはない。しかしながら、やるからには残りの 3座はここ 3-4年で登り、それぞれラインを考えて登られるとのことでした。



竹内さんにお会いするのは久しぶりでしたが、元気そうで何よりでした。出てくる発言もよく練られており、ハッとさせられることもたびたびでした。

今週は講演を 3回ほど聞きましたが、一番いい講演でした。

参考情報
ありがとうございました! (登山家・竹内洋岳 公式ブログ)
竹内洋岳さん報告会 (旅の空)

ガッシャブルムII

ブロードピーク



2008年12月 6日

クライミングニュース(2008/12/5)

# 写真はあとで。

トピックス
■ 高所
11/? 松本CMC隊、テンカンポチェ北東壁(6500m) から登頂
11/25 イギリスペア、Kang Nachugo(6735m) をアルパインスタイルで初登
■ アルパイン
11/26-28 アメリカペア、カナディアンロッキーの Mt. Chephren にある The Wild Thing をフリー化
■ フリー
11/9 石渡健、名寄見晴岩にある吉田和正初登のハードラック・トゥー・ミー(5.14a) を第 4登
11月 アメリカトリオ、UK グリッドストーンで記録ラッシュ
11/29 ダニエル・ウッズ、クリス・シャーマ初登のフエコ・Diabolique(8B) を第 5登
11/29 尾川智子、御嶽・虫(三段) を女性初登
■ コンペ
11/22 Five Ten カップ
11/22-23 安間佐千、European Youth Cup 2008 で優勝



■ 高所
◇ 11/?
松本CMC隊、テンカンポチェ北東壁から登頂
帰国しました (LOVE YOUR LIFE.)
本日、ニューデリー経由で帰国しました。
目的であったテンカンポチェ峰北東壁を登ることができました。
応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

隊長であった岡田康さんのブログに目的のテンカンポチェ(Tengkang Poche / 6500m) に無事登頂できたことが書かれています。詳細に関しては特別サイトで今後レポートされるとのことです。

テンカンポチェ峰遠征日記



◇ 11/25
Kang Nachugo 6,735m - First Ascent (UKC News)
Joe Puryear and David Gottlieb have made the first ascent of Kang Nachugo (6,735m) in the Himalya.

Joe PuryearDavid Gottlieb のイギリスペアはネパール・ローワリンヒマラヤ(Rolwaling Himal) の Kang Nachugo(6735m) をアルパインスタイルで初登しました。

当初は南面にある 1800m の壁からトライするものの、山頂直下 400m で悪天のために撤退し、再度西陵からアタックし、5日間をかけて登頂に成功しました。

参考情報
Climb Nepal(イギリスペアのブログ)






■ アルパイン
◇ 11/26-28
Canada's Wild Thing Gets Free Ascent (Climbing Magazin)
Jon Simms and Jon Walsh have completed a rare ascent of The Wild Thing on the east face of Mt. Chephren in the Canadian Rockies, making the probable first free ascent of the route.

Jon SimmsJon Walsh のアメリカペアはカナディアン・ロッキーにある Mt. Chephren の東壁にあるルート The Wild Thing(5.10 A3 WI4 1300m) をフリー化し(M7 WI5) 44時間で登頂し、ベースに戻りました。

このルートは 1987年に 3日をかけて登られています。めったに登られることがない山で、今回の登頂が第 5登になるそうです。

The Wild Thing - pitch 1

今年のカナダの氷の状態はいいそうで、既に記録が多数出ているようです。

参考情報
Dec 1, 2008 - Rockies Ice Season Update (Gripped)
今期ロッキーのアイス事情 (いちにちいって)



■ フリー
◇ 11/9
石渡健、名寄見晴岩にある吉田和正初登のハードラック・トゥー・ミー(5.14a) を第 4登

本人から伺いました。おめでとう!! 吉田和正、小山田大、千葉隆さんに続く第 4登だそうです。かつて長らく国内最難だったルートで、現在までの再登者はまだ 4名です。

彼とはアイスクライミング・ジャパンカップで北海道を訪れた際に知り合ったのですが、非常にひょうひょうとした登りが特徴的です。今年の冬もお会いするのを楽しみにしております。



◇ 11月
Americans Rampage on British Grit (Climbing Magazine)
Americans Alex Honnold and Kevin Jorgeson have astonished British climbers with rapid repeats of some of the testiest routes on "God's own rock," the English gritstone.

10月から UK ツアー中のアメリカトリオのアレックス・ホノルド(Alex Honnold)ケビン・ジョージソン(Kevin Jorgeson)マット・シーゲル(Matt Segal) がツアーを終えて帰国しました。彼らの UK での成果は以下。

The New Statesman (E8 7a Jorgeson RP)
The Parthian Shot (E9 6c Jorgeson E9 のグランドアップでの初登)
The Promise (E10 7a Jorgeson and Honnold 第 2登、第 3登)
Gaia (E8 6c Honnold フラッシュ、Jorgeson and Matt ヘッドポイント)
Meshuga (E9 6c Honnold and Jorgeson フリーソロ)
The Groove (E10 7b Jorgeson バリエーションで第 2登)
Masters Edge (E7 6b Honnold オンサイト)

圧巻です。これらの結果より、彼らの全員が Eグレードに対しては疑問を呈しています。

The Promise, Kevin Jorgeson and Alex Honnold

The Promise from UKClimbing.com TV on Vimeo.

Kevin Jorgeson Ground Up on Parthian Shot E9

Parthian Shot from UKClimbing.com TV on Vimeo.

Team America climb End of the Affair (E8)

The End of the Affair from UKClimbing.com TV on Vimeo.

参考情報
ケビンのレポート (PDF形式)
E Grade Talk: Jens Larssen and James Pearson (UKC News)
Wednesday, 12 November 2008 (James Pearson のブログ)

関連エントリー
クライミングニュース - Alex Honnold repeats The Promise: Who is he? (2008/11/5)
クライミングニュース - Alex Honnold flashes Gaia E8 6c (2008/11/15)



◇ 11/2?
DW in Hueco (8a.nu)
Daniel Woods, the bouldering #1, has been on a short family trip to Hueco. The conditions, too warm, were far from ideal, but this didn't stop him from grabbing the 5th ascent of Chris Sharma's Diabolique, 8B, flashing Le Retour de Goupil, 8A+, as well as sending a bunch of 8A+'s and 8A's.

家族旅行でフエコ(Hueco) を訪れていたダニエル・ウッズ(Daniel Woods) は暑いという悪条件の中であるにもかかわらず、クリス・シャーマ(Chris Sharma) 初登の Diabolique(F8B)第 5登しました。他にも F8A 台のルート 6本を立て続けに落としています。



◇ 11/29
虫(三段)完登!! (尾川智子のはーとふるぼるだりんぐ)
ずっとイメトレした。
何度も何度もビデオを見直した。

ずーっと考えてたこの瞬間。

右足をさげずに、左肘を縦にあげ、真上に体を押し上げていく。

いつもはここで遠い地面をみていた。
高くて怖くておびえていた。

でも今は、全く地面など見えない。

岩に体が乗り上げていく、この瞬間に集中している自分。

どんどん右手がかえって右足がリップに乗っかっていく!

登れた!登れたんだ!

みんなの声援がどんどん耳に入ってくる。

拍手が聞こえる。

「おめでとう!」

(中略)

「あ〜ようやく登れた...」

一年かかった。

肩の荷がようやくおりた...。

尾川智子さんが、御嶽にある、虫(三段) を登りました。女性初登のようです。おめでとうございます。

御嶽 虫



■ コンペ
◇ 11/22
Five Ten カップ
11/22 に Pump 2号店にて Five Ten カップが行われました。今年の注目はなんと言っても小林由佳、野口啓代、Alex Johnson の女性 3選手が男子オープンで参加したことでしょう。

最終的には野口選手が 7位という結果でしたが、圧巻なのはルートの予選では男子を押さえて単独 1位で通過しました(小林選手も 3位)。世界レベルの選手は何か違いますね。

最終リザルト(PDF形式)

参考情報
★FIVETENCUP★ (★NOGUCHI AKIYO★)



◇ 11/22 - 23
European Youth Cup 2008
スロベニア・クラニ(Kranj) で行われた、European Youth Cup 2008 で、安間佐千選手が優勝しました。おめでとうございます。

詳細はこちらのエントリーを参照して下さい。



関連エントリー
クライミングニュース(2008/11/25)
クライミングニュース(2008/11/15)
クライミングニュース(2008/11/5)
クライミングニュース(2008/10/25)
クライミングニュース(2008/10/15)
クライミングニュース(2008/10/5)



[雑誌]ROCK & SNOW 2008 冬号 No.42

[雑誌]ROCK & SNOW 2008 冬号 No.42

いつもの DVD レビューの記事に加え、小島ちゃんにヘルプしてもらい、クリス・シャーマの記事の翻訳をしました。翻訳というか日本語ムズイ。他ヘルプ少々。

今回紹介した DVD は『THE SHARP END』、『SWEDISH MEETBALLS』、『PERFECTO』、『KOH TAO』、『Echo Wall』、『GiaNizm 2』の 6枚。オススメは『PERFECTO』と『GiaNizm 2』。『THE SHARP END』と『Echo Wall』は期待はずれ。残りの 2枚はローカルならではの味が出ています。

今号は濃い。読み応えがあります。スキーアルピニズムに関する記事は久しぶりかな。

フリー、ボルダリング、本ちゃんなどなどクライミングも多様化、細分化が進むにつれ、横の繋がりが薄くなっている昨今。ぜひそんな壁なんぞは取っ払って、普段は読まないような記事にも目を通して欲しいなぁ。きっと何かを感じられるはず。



メインの特集は "最難"。

ここ最近はグレードのインフレが起きていて、もはや世界的には 5.15(9a+) 以上じゃないと最難と呼べなくなっている状況です。

5.15 以上のルートに関しても 1ピッチ(50m) では難度を出せないからか、80m といった長大なルートになる傾向があります。そういった意味ではドイツの CORONA が実質 10m で 5.15a というのは凄い。

ルートの長さに関しては今後の議論の的になりそうな感じです。トップアウトしていないルートってどうやって降りてるのでしょう?

また、スポートルートだけではなく、できればトラッドやミックス、アルパインもやって欲しかった。過去にヤマケイでやっていた記憶が・・・。まぁ時間も人も足りない感じだったので、そこまで手が回らなかったのでしょう。



アルパインはカランカ、カメットの記録はもちろん、山野井さんのカラフシンの記録もなかなかです。

ワスカランの記録は乾いた壁とはいえエイドが中心だからなぁ。この記事を訳すのだったら、コンラッドアンカーのメルーやマルコ・プレゼリのマカルー、アメリカ隊のカンテガ北壁の方が面白かったのでは。南米のニュースがここ最近は少なかったからというのもあるのかもしれません。



大ヤスリ岩に開拓されたルート(YGGDRASILL/ユグドシラル 5.12) は、小ヤスリの蒼天攀路とあわせて、来年の夏は是非登りに行きたい。来年の目標決まり。



他、屋久島の記録、三崎海岸の写真、スキーアルピニズム、砂漠の岩旅など読み応えのある記事が多い号になっています。



どーでもいいおまけ
1.
ピオレドール・アジアのメルーの韓国隊の写真ですが、どー見てもデイジーチェーンをアンカーに使っています。いやはや何とも。

2.
レオ・ホールディングの御嶽での写真の後ろにピンボケで写っている水着のお姉さんが気になる。9月ってそんなに暑かったっけ?



関連エントリー
[雑誌]ROCK&SNOW 041 (2008/9/6)
Rock&Snow 40 (2008/6/6)
ROCK&SNOW No.39 (2008/3/10)
ROCK&SNOW No.038 2007 冬号 (2007/12/6)
ROCK & SNOW 2007秋号 No.37 (2007/9/6)



二子山・西岳・中央稜

会社の人と二子山・西岳・中央稜に行ってきました。結果的には正規ルートの一本右のラインを登ったようですが、快適でした。



ほとんど初心者に近い形の方がパートナーだったため、全ピッチ自分がリードしました。

取付は合っていたと思うのですが、2ピッチ目から藪に突っ込んでしまい、ルーファイミス。テラスを大きく左にトラバースしたところ、上にボルトのラインが続いていたので、そこを登る。

60m 弱登ると左に見覚えのあるクラックが。どうやら正規のラインの右側を登ってしまったようですが、快適なフェイスでした。5.10a くらいです。パートナーのことも考慮して、ボルトも使いましたが、オールナチュプロで行けます。

あとは正規ラインを登って稜線へ。一応、西岳山頂まで行ってから下山しました。

上部では風が強かったものの、終日いい天気、完全貸し切りで快適でした。

二子山・西岳・中央稜

二子山・西岳・中央稜

二子山・西岳・中央稜

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2008年12月 7日

Ice Extreme Kuni 改装作業 12/7

Ice Extreme Kuni 改装作業 12/7

今日は Ice Extreme Kuni での改装作業。

ベースの部分に関しては、後は鉄柱にホールドを付けられるようなパネルの取り付け作業のみ。

昨日今日で、ルーフ部分のホールド設置は高所作業車を使用してほぼ完成しました。

今日は、12/20-21 に行われる、マイタケカップのルートセットと試登。石原さんのルートは相変わらずえぐい。

久しぶりにアックスで登りましたが、怖い怖い。しかも身体が全然できてない状態なので、ほとんど登れず。

施設的にはまだまだ改修する必要がありますが、壁に関しては大体終了かな。



2008年12月12日

師走

チョリース。

m081212-1.jpg

公私ともにまさに師走と言った、まじ っぱねぇ忙しさでタヒりそうなため、更新はかなり不定期になると思いまうぃっしゅ。



2008年 11月 アクセス解析

2008年 11月 アクセス解析

2008年 11月のアクセス解析の結果を紹介。アクセス解析には Google Analytics を使用しています。



アクセス数(括弧内は先月)
セッション : 27896(29374)
UU : 9139(9867)
PV : 40931(42049)

全体的に微減ですが、統計日数が 11月は 30日なので誤差の範囲。のでほぼ横ばい。



検索キーワード Top 10
("雪山大好きっ娘" など、このサイトを表す単語は除いてあります。)
1. 井上祐人
2. freefan
3. カランカ北壁
4. むかし道 ボルダー
5. インナーダウン
6. 孤高の人
7. 山野井通信
8. 新井裕己
9. クライミング専門ブログサイト
10.山野井泰史

おおむね変わりませんが、freefan は発行されたばかりだからでしょうか。むかし道のボルダーインナーダウンは季節のネタ。孤高の人山野井さん関連は一般からの流入かな。



アクセス数が多かったページ Top 10
  1. [雑誌]クライミングJOY No.1 (2008/11/1)
  2. 山岳スキーヤーの新井裕己さん、北アで死亡 (2008/4/28)
  3. ヒマラヤ・クーラカンリ登山隊の日本人3人が遭難、死亡 (2008/10/2)
  4. [本]サバイバル! - 人はズルなしで生きられるのか - 服部文祥 (2008/11/16)
  5. 狭山スキー場 11/24 (2008/11/24)
  6. [本]『アルピニスト・ジェントルマン』宣言 ヨーロッパ:正統な山の登り方 - アルピニスとし (2008/10/29)
  7. 妙義山(表妙義) 縦走 (2008/11/02)
  8. 山野井泰史 講演会 「グリーンランドのクライミング報告」 (2007/11/15)
  9. [漫画]孤高の人 3巻 - 坂本眞一 (2008/9/20)
  10. クライミングニュース(2008/11/5) (2008/11/5)

トップはなんと『Climbing Joy』。じわじわとですが売れているようです。やはり世間的には初心者が増えているのか、それとも雑誌のまとめ方が良かったのか。

4位の『サバイバル』も売れてます。この本は誰にでもお勧めできるいい本です。

ちなみに 1年前(2007年 11月) の Top10 は以下のようになっていました。山野井さん関連の記事が強かったようで、半分が山野井さんです。

1. 山野井泰史 講演会 「グリーンランドのクライミング報告」 (2007/11/15)
2. 山野井泰史 講演会 「グリーンランドのクライミング報告」 (2007/10/23)
3. 孤高の人 第1登 校舎登攀 (2007/11/01)
4. マルコ・プレゼリ講演会 「灰とダイヤモンド」 (2007/11/07)
5. キズパワーパッド (2004/4/27)
6. 競う ライバル物語 山に生きる登山家夫婦の絆 (2004/4/5) (2007/10/25)
7. ILLOIHA (2007/10/29)
8. 城ヶ崎:3日目・シーサイド (2007/11/25)
9. 山野井泰史 講演会 「グリーンランドのクライミング報告」 (2007/11/12)
10. Am Limit



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関連エントリー
2007年 11月アクセス解析 (2007/12/4)
2007年 12月アクセス解析 (2007/12/4)
2008年 1月アクセス解析 (2008/2/6)
2008年 2月のアクセス解析 (2008/3/5)
2008年 5月のアクセス解析 (2008/6/3)
2008年 6月のアクセス解析 (2008/7/8)
2008年 7月 アクセス解析 (2008/8/18)
2008年 8月 アクセス解析 (2008/9/9)
2008年 9月 アクセス解析 (2008/10/4)



2008年12月13日

草津国際 & Ice Extreme Kuni 改装作業 12/13

使わなくなったスキー板を知人から譲ってもらったので、スキー場へ行ってきました。

ATOMIC SUGAR DUDDY
ATOMIC SUGAR DUDDY + DIAMIR FREERIDE

Ice Extreme での作業もあるため、近場でスキー場を探したところ、草津国際スキー場が車で 20分の距離にあったので、朝一で行って 3時間ほど滑り、午後から作業に入りました。

m081213-1.jpg
ガラガラでした

スキー場はオープンしたてで、滑れるゲレンデも現在はまだ 2面のみではっきり言ってつまらない状況です。が、あくまでもトレーニングが目的なので個人的には問題なし。

これまではセンターが 70cm の板を使っていたので、いきなり 99cm になって、その違いにびっくりしました。とはいえ、大して滑れるわけではないので道具が良くなったところで、滑りに大差はなく、やや安定したかなぁという程度。

悪い点はわかっているのですが、それをどうやって直していくかが今後の課題。現状の技術力では山で滑っても面白くないからなぁ。

アボガドバーガー
アボガドバーガー

これも今回の目的の一つ。ハンバーガーマニアとしては外せません。スキー場でこのレベルは驚きでしたが、バンズが残念。惜しい。



午後からは Ice Extreme に移動して、ルートセットと試登、来週のコンペの準備をしていました。



2008年12月14日

草津国際 & Ice Extreme Kuni 改装作業 12/14

今日も昨日と同じメニュー。午前中に草津国際スキー場で 3時間滑って、午後からは Ice Extreme での作業。

今日の草津国際は朝からずーっと粉雪が舞っていました。



今日もトレーニングモードで悪い癖を直すべく滑り込んでいました。

悪い癖は "後傾" と "曲がるときにエッジを立てすぎる" という 2点。試行錯誤色々やってみるがあまりうまくいかない。

クライミングの場合は、テンションかけずにフリーで登れれば、ムーブの綺麗さはどうであれ、登ったことになりますが、スキーの場合はちょっと違ってきます。

スキーもとりあえず下まで降りれればそれでいいのかもしれませんが、それだと極端な話、斜滑降 - キックターンの連続だけでどこでも降りれてしまいます(もちろん例外もあります)。某さんに言わせるとそれは降りただけであって滑ってはいないとのこと。納得。

また、滑るにしても、色々考え出すと奥が深く、スキーに関しては不明な点が多く、まだまだこれから勉強 & 実践していかねばといったところです。早く誰か師匠を見つけないと行き詰まりそうな感じです。

駐車場
駐車場

今日はパンプキンミートバーガー
今日はパンプキンミートバーガー アボガドバーガーよりオススメ



m081214-4.jpg

午後からは昨日に引き続き、ルートセット、試登、設備の整備作業。今回はルートセットのほとんどを石原 & 足立夫妻がやってくださったので、当方は整備の方に回れました。ありがとうございました。

今週末はコンペです。おっと、まだ告知していなかった。また後ほど。



2008年12月15日

第 4回 舞茸カップ 要項

今回で 4回目となる舞茸カップを今週末に Ice Extreme Kuni で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。



12月 20日(土)
9:00 ~ 11:30 ルートセット、会場整備
12:00 ~ 17:00 コンペ予選 (トップロープ方式)

コンペ終了後、会場にてパーティ & DVD鑑賞会

21日(日)
9:00 ~ 12:00 コンペ予選(トップロープ方式)
13:00 ~ 14:30 コンペ決勝(トップロープ方式、一部リード)
14:30 ~ 15:00 表彰式

- 表彰式の後はルートを開放いたします。気が済むまでお楽しみください。
- 土曜、日曜どちらか 1日だけの参加も可能ですが、土曜のみ参加の場合は商品や賞は付きません。

- 予選は 7本のセッション トップロープ方式。制限時間なし(ジャッジの判断で終了あり)
- 決勝はオンサイト・トップロープ方式(一部リード)です。

競技方法
- 予選は 1ルート 何トライでも可能です
- 予選の順位は、完登者数によってポイントに変換して決めます
- 決勝は時間内でのトライ数は自由にします

参加資格
Ice EXtreme Kuni の申し込み資格に準じます。
(会員登録が必要です)

装備
Ice EXtreme Kuni の必要なものに準じます。
トップロープは用意します。
安全のため、長袖、長ズボン、グローブ、ヘルメットは必ず着用ください。

宿泊場所は確保いたします。各自寝袋をご用意ください。

参加費
コンペ参加 2000円 (登録料別・翌日使用可)
夜宴会参加費、温泉付 1500円
宿泊費、朝食付 1500円

申し込み、問い合わせ:
電話:0279-80-8080 / 03-5991-4638

申し込みの際はお名前、連絡先電話番号、参加日程、宿泊の有無をお伝えください。



Ice Extreme Kuni Web Site
http://www2.big.or.jp/~arix/

Ice Extreme Kuni Blog Site
http://blogs.yahoo.co.jp/iceextreme2007



関連エントリー
裏道情報 (2007/11/18)
Ice Extreme Kuni 第 1回舞茸コンペ (2007/7/26)



2008年12月16日

クライミングニュース(2008/12/15)

トピックス
■ アルパイン
11月 ジョスネ・ベネシアトゥ、カナダでアイス & ミックス三昧
■ フリー
11/30 アメリカのアレックス・プッチョ、4本目の V12 に成功
12/8 アメリカのリン・ヒル、フエコで V11/12 の課題に成功
12/12 野口啓代、城山のリキッドフィンガー(5.13d) を完登
12月 クリス・シャーマ & ラモン・ジュリアン at スペイン
■ その他
12/6 ROCK & SNOW 042 発売



■ アルパイン
◇ 11月
Josune Bereziartu Ticks Hard Canadian Ice
In November she visited Canada with her husband, Rikar Otegi, to serve on the Banff Film Festival jury, and she ticked several hard ice and mixed climbs, including Nemesis (VI WI6), Killer Pillar (IV WI5+), and Phyllis Diller (M11).

2004年に来日したときは、鳳来・ステロイドパフォーマンス(5.13c) オンサイト、城山・ロジカルプログレッション(5.14b/c?) レッドポイントなどの成果を残していった世界最強のスペインの女性フリークライマー・ジョスネ・ベネシアトゥ(Josune Bereziartu) がカナダの Banff Film Festival に招かれた際に、Nemesis(WI6) や Killer Pillar(WI5+) など周辺のアイス & ミックスルートを数本登りました。

Josune Bereziartu

彼らは、ここ最近ではヨーロッパでもアルパインのルートを中心に登っていたようです。Nemesis を登っている女性は結構いますが、M11 のミックスルートを登っている女性は少ないと思われます。それにしても 11月から Nemesis が登れるというのは、今のカナダは相当状態がいいですね。



■ フリー
◇ 11/30
Alex Puccio Climbs Her Fourth 8A+/V12 (UKC News)
19-year-old Alex Puccio from Boulder, Colorado has climbed her fourth V12 (Font 8A+) with an ascent of A Maze of Death at the Bardini Boulders, Buttermilk, California.

アメリカのアレックス・プッチョ(Alex Puccio / 19) はアメリカ・バターミルク(Buttermilk) にあるボルダー課題・A Maze of Death(V12) を登りました。彼女にとって 4本目の V12 であり、全て今年登っています。

Alex Puccio @A Maze of Death(V12)
Alex Puccio @A Maze of Death(V12)

関連エントリー
クライミングニュース(2008/10/25) - アレックス・プッチョ、5日間で v12 x 2、v11 x 1 を完登



◇ 12/8
Lynn Hill Cranks V11/12, Onsights 8a (UKC News)
47 year old Lynn Hill completed Chablanke a V11/12 (font 8A/+) boulder problem at Hueco Tanks, Texas a couple of days ago.

リン・ヒル(Lynn Hill / 47) がアメリカ・フエコ(Hueco) にあるボルダー課題・Chablanke(V11/12) を登りました。女性のボルダー最高グレードが V12 であることを考えると、凄い成果です。

また、先月にはアメリカ・Red River GorgeGolden Boy(5.13b) という課題をオンサイトしています。47歳でもまだまだ彼女の凄さは健在です。ちなみにかつて来日したときは、太刀岡のカリスマ(5.13a) をオンサイトしています。




◇ 12/12
8b by Akiyo Noguchi (19) (8a.nu)
Akiyo Noguchi, #2 in the Boulder World Cup 2008 and the Combined WC winner, has done Liquid finger, 8b (+) in Joyama.

野口啓代さん(19) が城山・リキッドフィンガー(5.13d) を登りました。9回目のトライだそうです。おめでとうございます。女性としては初登になると思われます。

参考情報
りきふぃん(~ω~)完登 (★NOGUCHI AKIYO★)
伊豆 城山 "ロジカルプログレッション"、"リキッドフィンガー" (JFA 初登/再登情報)



◇ 12月
Hot Action on Spanish Crags (Climbing.com)
The world's strongest climbers have lit up the crags of northeastern Spain this week, with Chris Sharma and Ramón Julián Puigblanque both in superb form.

コンペシーズンが終了し、ヨーロッパのクライマーが去年同様、スペインに集結しているようですが、クリス・シャーマ(Chris Sharma)ラモン・ジュリアン(Ramón Julián Puigblanqu) が早速成果を出しています。

クリス・シャーマ
12/6 Paper Mullat (5.14a/b) オンサイト
12/7 Humildes pa Casa (5.14b) オンサイト
12/7 Selecció Natural Extension (5.14d) 初登

Chris Sharma @Humildes pa Casa (5.14b)
Chris Sharma @Humildes pa Casa (5.14b)

ラモン・ジュリアン
12/5 Sant Miquel del Fai にて 5.14b の課題を初登
12/8 Llamps i Trons(5.14c) 初登
12/8 Open Your Mind(5.14c) の直登バージョンを初登
12/8 5.15a の新ルート
12/8 Koala Mental(5.14b) 再登
12/9 La Novena Enmienda(5.14d/15a) とその 2ピッチ目の Fabelita(5.14d) を再登

となっています。これからコンペシーズンが始まる来年 3月までは同様の記録が怒濤のように流れてくると思われます。

参考情報
Catalunya Report - F8c onsight, F9a new route (UKC News)



■ その他
◇ 12/6
Rock&Snow 041
12/6 に Rock&Snow 042 が発売になりました。今号は総合的に読み応えのある仕上がりになっています。

[雑誌]ROCK & SNOW 2008 冬号 No.42

詳細に関してはこちらのエントリーを参照して下さい。



関連エントリー
クライミングニュース(2008/12/5)
クライミングニュース(2008/11/25)
クライミングニュース(2008/11/15)
クライミングニュース(2008/11/5)
クライミングニュース(2008/10/25)
クライミングニュース(2008/10/15)



2008年12月17日

[DVD]On Sight

(2008/11 Posing Productions)
On Sight

今年、最後の最後に UK から最高の 1枚が届きました。ややマニアックな面もありますが、個人的には今年リリースされた DVD では一番。

Posing Productions としては『PSYCHE』、『SET IN STONE』に続く、今年 3枚目。前 2作がイマイチというか期待はずれだっただけに、この作品にも余り期待はしていなかったのですが、いい意味で期待を外してくれました。



UK 草野さんも健在で何よりです。

あとで。

On Sight Trailer

オンラインでの購入はこちらからどうぞ
On Sight (ピラニア ネットストア)



2008年12月18日

[本]かんたんフリークライミング - 中根穂高

(2008/11/17 東京新聞出版局)
かんたんフリークライミング - 中根穂高

TVでキムタクにクライミングをコーチした男、クライミングマスター・ジャック中根が伝授!

これで、美しく登ることができる―。

最近のクライミングパートナーは初心者。技術やムーブについて色々と聞かれるのですが、いざ答える時に、体では分かっているものの、実際言葉にする段階でつまづくことが多く、どもってしまいます。

そんなことより、最近は初心に返って技術書を読み直したり、初心者向けの本をよく読んでいます。この本もその一環で読みました。



あとで。

誤字脱字が多いのがやや気になりました。



2008年12月19日

クリス・シャーマ、9b(5.15b) の課題を初登

Sharma: Possible 5.15b in Spain (Climbing.com)
Chris Sharma has completed a project at Siurana, Spain, that he believes could be as hard as 9b (5.15b). Golpe de Estado is a direct version of Estado Critico (5.14c/d), linking a 5.14d start into 5.14c climbing with a poor rest in between.

クリス・シャーマ(Chris Sharma) がスペイン・シウラナ(Siurana) の岩場で、これまでプロジェクトであった Estado Critico (5.14c/d) の直上ラインを初登し、Golpe de Estado としました。

本人はグレードには言及していないものの、9b(5.15b) はあるのではないかとのことです。クリスにとっては、9月に初登したアメリカ・クラークマウンテンの Jumbo Love に続き、今年 2本目の 9b(5.15b) となります。

Chris Sharma @Golpe de Estado
Chris Sharma @Golpe de Estado

ちなみに、このラインの映像は、今年発売になった DOSAGE V で見ることができます。また、Big Up Productions の Web でも見れます。

Golpe_De_Estado (Big Up Productions)

参考情報
New 9b by Sharma! (8a.nu)
Chris Sharma frees Golpe De Estado at Siurana (Planetmountain.com)
VIDEO: Chris Sharma on Golpe De Estado 9b? (UKC News)
And Chris Sharma sent it.. (daila ojeda / 彼女のブログ)

関連エントリー
クライミングニュース(2008/9/15) - Sharma Redpoints Clark Mountain Project
[DVD] DOSAGE V (2008/8/13)



2008年12月21日

第 4回 舞茸カップ

第 4回舞茸カップを 12/20-21 に Ice Extreme で行いました。

いつものメンバーで、少人数ながらもワイワイと楽しく進行いたしました。

去年のサンタから、今年は格下げでトナカイに。来年はソリか?

格下げでトナカイ

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こんな格好でもまぁ何とか登れます

土曜日だけの参加でしたが、山岸さんはやっぱり強かったです。ちょっと格が違う感じでした。

m081221-3.jpg

夜はおでんパーティ。気づいたら 7時間近く飲んでました・・・。

夜はおでんパーティ



今年は、外なのにまさかのコタツが登場。コタツでまったりしながらみんなで観戦していました。

まさかのコタツ登場

まさかのコタツ登場

男子優勝は横川さんでした。毎年皆さん上手くなってます。

男子優勝の横川さん
男子優勝の横川さん

あとで。

関連情報
舞茸カップの画像 (クライマー「H」の研究室)



2008年12月22日

Slack Line

Slack Line

"Slack Line(スラックライン)"。日本語にすると "綱渡り"。海外では、専門のメーカーがあるくらい、一大スポーツとして定着しており、ヨセミテの Camp4 に行くと、いつも誰かしらやっています。

ロクスノ最新号に広告が出ていたので、知っている方もいるとは思いますが、日本でもカモシカスポーツが Slack Line のキットを入荷して販売しています。ちなみに今号のトレーニングの南裏さんの記事にも出ています。

このキットを早速購入し、今回はコンペ会場の隅に Slack Line を張って遊んでみました。海外のクライミング DVD に入っているディーン・ポッターらの映像だと、いとも簡単にやっているのですが、実際にやると非常に難しい。コンペの参加者もトライしていましたが、さくっとできた人はいませんでした。

そんな中、大前さんがストックを持って執拗にトライしていた結果、帰り際にはだいぶ歩けるようになっていました。すごい!!

YouTube の映像なんかも見ながらみんなで研究したのですが、未だにコツが分かりません。歩けるようになるまではかなり時間がかかりそうです。

Slacklining in Yosemity



2008年12月23日

白馬八方尾根スキー場

山スキーで、八方尾根経由で唐松岳に行こうと思い、朝一のゴンドラで上がるも、真っ白でほとんど視界がない状態。

白馬八方尾根スキー場

風はなかったため、行けたとも思いますが、突っ込むモチベーションも皆無でしたので、すぐにゲレンデスキーに変更。

ときおり晴れ間も見えました
ときおり晴れ間も見えました

5時間ほど続けで滑り、足がパンパンになったところで終了。相変わらず良くわからないまま試行錯誤で滑っており、完全にトレーニングモード。

帰りは、まだ営業中だったピラニアに寄り、閉店まで登ってから帰宅しました。普段ジムに行く時間が全く取れないので、うまく時間を使わないと登れなくなってしまいそうです。



2008年12月24日

[DVD]Committed vol.2

(2008/11 Hot Aches Productions / DVD)
Committed vol.2

今年最後に紹介する DVD は『Committed vol.1』の続編である『Committed vol.2』。今年のクライミング界を象徴するかのような 1枚。



今年のクラッグ界隈は、

1. コンペクライマーによるスペインでの高難度ルート祭
2. クリス・シャルマによる 2本の 5.15b(Jumbo Love/Golpe de Estado)
3. 去年に引き続き UK トラッド旋風
4. スポートクライマーによるトラッドルートの再登

という流れでした。

1 は今シーズンもすでに始まっており、パチ、ラモン、トーマス、アダムらによる高難度 RP・オンサイト祭になっています。

2 は、一体いつまで成長を続けるのかといったクリス神による偉業。

3 は去年までの流れを引き継ぎ、DVD という形で UKトラッドモノの DVD が大量にリリースされました。今年はさらにグレードも E12 と一歩上がり、James PearsonThe Walk of LifeDave Macleod による Echo Wall の 2本が初登されました。

新しい流れは 4。Eグレードが世間で話題になるにつれ、スポートクライマーの間には、Eグレードに対して非常に懐疑的な流れがありました。

そんなおり、今年の 10月に、アレックス・ホノルド(Alex Honnold)、ケビン・ジョージソン(Kevin Jorgeson)、マット・シーゲル(Matt Segal) のアメリカトリオが UK の高難度トラッド(Hard Trad) ルートを立て続けに再登し、インフレ傾向にある Eグレードに対して「甘過ぎでは?」という疑問を投げかけたところ、待ってましたとばかりに、Eグレードに対する厳しいタイトルの記事がネット上に増えました。



今年の傾向である 3 と 4 を中心に扱ったこの DVD の目玉は James Peason による The Walk of Life(E12) の初登シーン。

The Walk of Life は、海岸というか満潮時は海という場所から取り付く逆層のスラブ課題。長さは 50m 程か? とにかく見ていて怖いし、想像するだけで精神的に参りそうな課題です。しかも 1度落ちてます!!

James Pearson

これはぜひ、日本のスラブマスター・室井さんにトライしに行ってもらいところです。

参考情報
(PIRABLOG)



もう一つの目玉は Steve McClure による Rhapsody(E11)第 3登シーン。登ってるシーンはまぁそれなりなのですが、Steve が登ったラインに対して、初登した Dave MacLeod からクレームが入りました。

Rhapsody には限定があって、Steve が登った、最後の一手で左のアレートに行くラインは E10 だとのこと。Steve は今さらそんなこと言われても・・・といった感じです。似たようなことは世界共通ですね。

Rhapsody is an elimination (8a.nu Forum Topic)



他には、James Pearson による The Groove の初登シーン、Dave MacLeod のミックスクライミングなどが収録されています。

それにしても James Peason は、The Promise(E10) を初登してから一気に来ましたね。

Committed Volume 2 - Climbing Film Trailer

オンラインでの購入はこちらからどうぞ
Committed vol.2 (ピラニア ネットストア)

関連エントリー
Committed (2007/11/8)

クライミングニュース - James Pearson、E12 のスラブ課題を初登(2008/10/5)
クライミングニュース - Echo Wall first ascent(2008/8/25)



2008年12月27日

大谷不動

12/27 に、アイスクライミングをしに大谷不動に行ってきました。全然凍っておらず、一番手前のぼろぼろの氷をとりあえず登っただけで終わりました。

2泊するつもりで重荷を担いでスキーで行ったのですが、他には登れるところがなかったので、そのまま暗くなった道を引き返してきました。5時間歩いて、登ったのはたった 30分。疲れました。

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そのうち。



2008年12月29日

北ア・錫杖岳・3ルンゼ

氷を求めて 27日の夜に菅平から新穂高温泉に移動。

3ルンゼなら氷があると思い 12/28-29 で錫杖岳に入りました。

結果的に全く氷はなく、完全に冬壁のドラツーでした。それはそれで楽しめましたが・・・。3ルンゼの氷は、最上部の雪田からの融雪水が凍っているようで、状態は 3月が一番いいみたいです。

年末だったので、誰かいるかなと思いきや誰もおらず、28日はひたすらラッセル。登るつもりで行くも、錫杖岩舎までで 5時間、そこから 3ルンゼ取付までも 2時間のラッセルで時間を使い果たし、登る時間を取れずに、28日はそのまま新穂高温泉に引き返しました。

29日に再度アプローチし、高知アルパインクラブ(?) のパーティと前後する形で登りました。

本当に良く歩いた 3日間で、冬山は技術以前に体力だということを強く実感しました。

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そのうち。



2008年12月30日

クライミングニュース(2008/12/25)

トピックス
■ アルパイン
12/1-9 パタゴニア・Cerro Torre に 6チーム・21人が登頂
■ フリー
12/6 E10 のテストピース、The Promise 再登される
12/17 クリス・シャーマ、9b(5.15b) の課題を初登
12月頭 アレックス・ホノルド、El Capitan・El Nino をフリーアッセント
12/19 スティービー・ハストン、52歳で 8c+(5.14c) のルートを RP
■ その他
12月 JFA からのお知らせ 2点



■ アルパイン
◇ 12月
Cerro Torre: Todo Natural (Climbing.com)
Six teams climbed the upper west face of Cerro Torre in the first nine days of December, doubling the number of previous ascents.

12/1 - 9 の間に、パタゴニアの Cerro Torre6チーム・21人が登頂しました。

ほとんどが西壁のラインから登っています。ノルウェーの Ole LiedTrym Atle Saeland は南東稜の corkscrew route から南面をトラバースして西壁に抜けて登頂。スイスの Walter Hungerbühler は西壁初のソロで登頂。他の 3パーティもこのラインから登頂しています。西壁からでは女性初(ドイツの Doerte Pietron) の登頂も記録されています。

m081230-1.jpg

1970年に、Cesar Maestri によるボルト連打で問題になった南東稜の Compressor Route からも 1チームが登頂しています。このことに対して、Rolando Garibotti は「Compressor Route からでは Cerro Torre を登ったことにはならない」と批判しています。それにしても、過酷な状況に置かれている 40年近く前のボルトって大丈夫なんでしょうか。



■ フリー
◇ 12/6
Brit Grit Boys Fight Back (Climbing.com)
Pete Robins and Ben Bransby have made ground-up ascents of James Pearson's gritstone test-piece, The Promise (E10 7a), near Sheffield, England.

UK の Pete RobinsBen Bransby が James Pearson が初登し、E10 のテストピースとなっている The Promise(E10 7a) をそれぞれ第 3、第 4登しました。

m081230-2.jpg

彼らは、10月に来たアメリカトリオに刺激を受けてのトライだったようです。ちなみに第 2登したアメリカのケビン・ジョージスン(Kevin Jorgeson) によると、グレードは E8 くらいが妥当だろうとしています。



◇ 12/17
Sharma: Possible 5.15b in Spain (Climbing.com)
Chris Sharma has completed a project at Siurana, Spain, that he believes could be as hard as 9b (5.15b). Golpe de Estado is a direct version of Estado Critico (5.14c/d), linking a 5.14d start into 5.14c climbing with a poor rest in between.

クリス・シャーマ(Chris Sharma) がスペイン・シウラナ(Siurana) の岩場で、これまでプロジェクトであった Estado Critico (5.14c/d) の直上ラインを初登し、Golpe de Estado としました。グレード的に 5.15b はあるだろうとしています。

クリス・シャーマ(Chris Sharma)

詳細はこちらのエントリーを参照して下さい。



◇ 12月頭
Alex Honnold Free Big Wall Then Hard Sport (UKC News)
In early December, first was an ascent of the Huber's 1998 route on El Cap, El Nino (VI 5.13c, 29 pitches) over five days

10月に UK でメジャーなトラッドルートを総なめにしたアレックス・ホノルド(Alex Honnold) が、アメリカに戻り、12月頭に、ヨセミテ・El CapitanEl Nino(VI 5.13c、29ピッチ)5日間かけて、コンラッド・アンカー(Conrad Anker)、Ivo Ninov をビレイヤーにしてフリーで完登しました。第 8登だそうです。オンサイトトライだったようですが、2フォール(?) で抜けたそうです。

m081230-4.jpg

それにしても 12月の El Cap って過去に山野井さんも登っていますが、フリーでは相当寒い気がします。



◇ 12/19
Stevie Haston 8c+ at 52 (UKC News)
It seems that Stevie did his first 8c+ yesterday, a route called "Descent en Enfer" at the Grotte de Sabart in Ariege (Pyrenees, France).

52歳Stevie Haston がフランス・PyreneesDescent en Enfer(8c+/5.14c) を登りました。この年齢でこのグレードは記録だそうです。

彼は、かつて世界最難だったミックスルート "The empire strikes back(M10+/M11)" を開拓初登し、Mauro "Bubu" Bole と最難論争をしたことで有名です。このルートはマルチのルートなのですが、最近は温暖化でまったく凍らないそうです。

Stevie Haston



■ その他
◇ 12月
JFA からのお知らせ 2点
12/22 城ヶ崎 浮山橋駐車場が有料化

ゲルニカやスコーピオンがある城ヶ崎・浮山橋の岩場を使うときの駐車場が有料化(300円) されました。利用される方はご注意下さい。詳細はこちらのチラシ(PDF形式) を参照して下さい。

ちなみに、あの駐車場が明確に書いてあるトポってあるのでしょうか? 去年行ったときは、別荘地に入るところでかなり躊躇しました。



12/26 東吾野の岩場が使用禁止に
長期にわたる無断使用により利用禁止となりました。お出かけにならないよう、お願いします。。また地主の方の意向により、HP、ブログ等で、この岩場に関する情報を掲載されている方は、削除するようお願いします。

とのことです。当方は行ったことがないのでどのような岩場なのかは不明です。



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2008年12月31日

山の本 2008

今年読んだ山の本は約 20冊(漫画・雑誌は含まず)。そのうち、今年出版された物は 10冊程度。

特に良かったのは 2冊。

還るべき場所』 - 笹本稜平

サバイバル! - 人はズルなしで生きられるのか』 - 服部文祥

フィクション、ノンフィクションでそれぞれでいい本が出ました。笹本稜平さん服部文祥さん、いずれの著作にも外れがありません。おすすめです。



他に今年紹介した本は以下。

雪煙 『雪煙』 - こすが 聖絵

2007/2/14 に八甲田山系・前嶽の北側斜面で起きた雪崩に巻き込まれ、この事故で夫を亡くした妻の聖絵さんが書かれた本。
白夜の大岩壁に挑む―クライマー山野井夫妻 『白夜の大岩壁に挑む―クライマー山野井夫妻』

山野井泰史・妙子夫妻と木本哲さんが 2007年におこなったグリーンランド・ミルネ島・オルカでのビッグウォールクライミングについて書かれた本。2007年 BSデジタルで放送された映像を本に起こしたモノです。
雪崩の掟 『雪崩の掟』 - 若林隆三

雪崩学の学術的、体系的な本というよりは、過去の雪崩の分析および著者のコメントをまとめた本。 富士山特有の雪崩である雪代(スラッシュ雪崩) に1/3 以上を割いています。その他に、2006年に岳沢ヒュッテを吹き飛ばした雪崩、ヘルマン・ブールの死や大日岳雪庇崩落事故を雪庇の観点から分析しています。極度の低体温症患者に対する全身マッサージの危険性にも詳しく触れています。
ライオンの冬 『ライオンの冬』 - 沢木冬吾

第二次世界大戦時のフィリピンでの内乱を発端とした、冬の東北山中でのゲリラ戦を扱ったハードボイルド小説。
登ってわかる 富士山の魅力 (祥伝社新書112) (祥伝社新書112) (祥伝社新書 112) 『登ってわかる富士山の魅力』 - 伊藤フミヒロ

著者はヤマケイ元編集長。ガイドブックに近い本ですが、著者の体験をベースに、ヤマケイの記事を集めて作った感じになっているので、非常に読みやすく、面白い記事も多いのでガイドブック臭さはありません。反面、新書の制限からかカラー写真が全く無いのが残念。
富士山を汚すのは誰か    ――清掃登山と環境問題 (角川oneテーマ21 A 82) 『富士山を汚すのは誰か』 - 野口健

エベレストおよび富士山でのゴミ拾い、環境問題について、著者のこれまでの経緯、経験を書いた本。一登山者から山の上でゴミを拾うようになるまでが事細かに書かれています。
尾川智子のボルダリングBasic―クライミングで美しい身体を手に入れる! (SJセレクトムック No. 68) 『尾川智子のボルダリングBasic』 - 尾川智子

クライミング初心者をターゲットとしたボルダリングに特化した本。サブタイトルが "クライミングで美しい身体を手に入れる!" とあるように、女性をメインターゲットに据えた本になっています。"Get the beautiful body"、"Talk about eating habit & beauty" と完全に女性向けの章もあり、これまでのクライミングの入門書とは一線を画しています。
崩れ (講談社文庫) 『崩れ』 - 幸田文

作家である幸田文が北は北海道・有珠山、南は鹿児島県・桜島まで、各地の崩壊地を訪ねたルポをまとめた本。4月に亡くなった新井さんがシンクロニシティを感じたとおっしゃっていたので読んでみた本です。
ドキュメント山の突然死 『ドキュメント 山の突然死』 - 柏澄子

落石、雪崩、滑落、道迷いといった山での遭難原因のトップに入りそうな要因の事故は扱われておらず、今まで見過ごされてきたような心臓麻痺や心筋梗塞を原因とした遭難事故を詳細に分析した本。

これまでなかったタイプの遭難本で各メディアで話題になりました。そのせいか、「遭難関連の記事は柏さん」という構図ができつつあります。
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す 『地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す』 - ビョルン・ロンボルグ

"環境問題"、"温暖化対策"、"CO2削減" など、余り深く考えないで使っている単語の背景にまで踏み込んで、資料を提示しながら検証した本。世の中がメディアによっていかに惑わされているかがよくわかります。
天空の祝宴 天空の祝宴 - 堂場瞬一

ヨセミテで墜死した友人の死の謎を解くために、事故現場である、ヨセミテの「ザ・ウォール」にトライするクライマーのお話。「ザ・ウォール」というのは架空のルートです。

根となるストーリー自体はちゃんとしているのに、クライミングに関する描画がイマイチでちょっと残念でした。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』 - 大倉崇裕

山と渓谷で連載されていた 3本の短編(生還、誤解、捜索) に、書き下ろし 1本(英雄) を足して 1冊の本にしたもの。

山岳捜査官・釜谷亮二と原田昌幸が山で起きた不審な事故の真相に迫るミステリー短編集。
遭難 (双葉文庫 ま 3-9 松本清張映画化作品集 3) 『遭難』 - 松本清張

過去に映画化された松本清張の短編作品をまとめたシリーズの 3冊目。タイトル作品の『遭難』自体は 140ページと短いものの、そのぶん非常に凝縮された作品になっています。

「山男に悪人はいない」という通説に対する疑念から書かれた作品。
天空への回廊 (光文社文庫) 『天空への回廊』 - 笹本稜平

エベレストに墜落した物体を巡り、国際テロ組織とそれを防ぐためにアメリカ政府に依頼されたクライマーの対決を描いたサスペンス小説。エベレストを舞台に強すぎるクライマーたちが駆け回ります。『還るべき場所』の笹本さんの著作。オススメです。
『アルピニスト・ジェントルマン』宣言 ヨーロッパ:正統な山の登り方 『アルピニスト・ジェントルマン』宣言 ヨーロッパ:正統な山の登り方 - アルピニスとし

色んな意味で盛り上がった本。ヨーロッパに赴任している著者のクライミング体験が綴られています。
凍える海―極寒を24ヶ月間生き抜いた男たち (ヴィレッジブックス N ア 3-1) 『凍える海』 - ヴァレリアン・アルバーノフ

1913年、ロシア北方、北極付近のカラ海で浮氷に閉じ込められ、1年以上身動きが取れなくなった船から脱出し、生還するまでのサバイバルを描いた本。強烈でした。
かんたんフリークライミング 『かんたんフリークライミング』 - 中根穂高

すいません、まだレビューしていませんでした。

初心者向けにムーブを中心にフリークライミングについてわかりやすく解説した本。あくまでもジムまでで、これだけでジムの外に出るのは難しいかな。著者には是非次のステップの本も書いてもらいところです。編集は柏澄子さん。



今年読んだ本は 420冊ほど。そう考えると山の本は 5% にも達していません。まだ過去に出版されている数々の古典を読んでいないため、来年は古典も読んでいき、1割くらいは山の本にしたいと思っています。

今年も 500冊を目指しましたが達成できず。買った本は余裕で 500冊超えてるんだけどなぁ。11月に Nintendo DSi を買ってしまい、読書の時間をだいぶ取られてしまったのが敗因。



クライミング DVD 2008

今年紹介した DVD の一覧です。

ブラインドサイト 小さな登山者たち デラックス版 『ブラインドサイト』
チベットの盲学校の生徒が、盲人として初めてエベレストに登ったエリック・ヴァイエンマイヤーと共に、エベレストのそばにある、ラクパリ峰(7000m) への登頂を目指すドキュメンタリー。
『dai's video diaries vol.1』
小山田大さんの 2007年の活動を、ドイツ人の映像作家・Hannes Huch(ハネス・フッヒ) が映像でまとめた 1枚。

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『HARD XS』
イギリスの今のクライミングを凝縮した 1枚。あの不朽の名作『Hard Grit』の続編だと思われますが、中身は全く別物。ある意味越えてます。

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DOSAGE V
DOSAGEシリーズの最新作。話題性のある課題は Beth Rodden の MELTDOWN(5.14c のクラック) だけですが、他のクライマーもそれぞれ個性を発揮して相変わらずレベルの高い作品になっています。

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『PERFECTO』
アメリカのイーサン・プリングル(Ethan Pringle) を中心に据え、DWS を全面的にフューチャーした作品。

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『UNREAL』
カリブ海にあるイギリス領ヴァージン諸島でのボルダリングを扱った作品。青い海と白い岩、コントラストと雰囲気が最高。まさにリゾートクライミング。

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WADI RUM EXPEDITION
ヨルダン王国南部にある砂漠の渓谷地帯でのクライミングトリップを収めた作品。砂漠がいい味出しています。

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『Spray』
カリフォルニア北部の岩場を転々とするトリップを追いかけた作品。小粒ながらもいい課題が揃っています。

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K2:CLIMBING THE SAVAGE MOUNTAIN
イスラマバードのアプローチから始まり、キャラバン、ベースキャンプの設置、各キャンプの設営、ルート工作を含めてK2 登頂に至るまでの全行程を 40分に凝縮した一枚。

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『momentum video magazine vol.3』
季刊でリリースされているシリーズの第 3弾。毎回毎回、これでもかという量で圧倒しているシリーズ。ボルダリングをメインに、ルートはもちろん、ベースジャンプまで収録されていて、全く節操ない 1枚。

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『THE SHARP END』
話題の大作ではあったものの、がっかりさせられた 1枚。編集しすぎ・・・。

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ALIVE<奇跡の生還者達>エピソード5 二重遭難~壮絶 アラスカの雪崩~ 『ALIVE<奇跡の生還者達>エピソード5 二重遭難~壮絶 アラスカの雪崩~』
アラスカ・Mt Johnson の Elevator Shaft の初登を狙ったパーティの遭難を描いた作品。日本語の吹き替えにがっかり。
『To The Limit』
フーバー兄弟による、ヨセミテ・El Capitan・ノーズのスピードアッセントのトライシーンを映画仕立てで記録した物。平山 + ハンスペアが 2002年に作った記録を破るまでの道程が記録されています。

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『GiaNizm 2』
村岡達哉、濱田健介さんを中心に滋賀のボルダラーが国内外の課題を登りまくる怒濤の 1枚。

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『On Sight』
すいません、まだレビュー書いていませんでした。オンサイトのドキドキ感を上手く描いた 1枚。

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『Committed vol.2』
James Peason による The Walk of Life(E12) の初登シーンを中心に UK の最先端の Hard Trad を扱った 1枚。

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これまでは、ただクライミング DVD が好きで、勝手に書いていただけなのですが、ロクスノに声をかけていただき、今年から DVD レビューの連載を持たせていただき、非常にいい経験となっています。

ロクスノに書いていてブログではまだの作品に関しては、来年書きたいと思います。

関連エントリー
クライミングオタが非オタの彼女にクライミング世界を軽く紹介するための10本 (2008/7/29)



クライミングニュース 2008

今年の 8/25 から 10日おきに始めたクライミングニュースですが、そこで紹介した記事の一覧になります。ジャンルごとにタイトルを抜き出してみました。



■ 高所
7/7-17 Karakoram Successes Obscured by K2 Disaster
7/17 Koreans Climb Meru Big Wall
7/29-8/1 the two men completed a new route on the southwest wall of Gasherbrum I
7/31 竹内洋岳 8000m峰 11座目、ブロード・ピーク登頂
7/31-8/1 Beka Brakai Chhok summit by Moro and Barmasse
8/1 Spaniards Summit G4, Make Fifth Ascent
8/2-3 スペインチーム、パキスタンの未踏峰を初登
8/25 Muztagh Update: Miskovic Rescued, Kozjek Still Missing
8/28 Long-awaited Second Ascent in the Tien Shan
7月-8月 ー山野井通信ー
9/17 マルコ・プレゼリら、マカルー II峰に西面から初登
10/1 中国・クーラカンリ登山隊の日本人3人が遭難、死亡
10/5 スロベニアの Miha Valic、チョー・オユーで亡くなる
10/5 平出和也、谷口けいペア、カメット南東壁 "Samurai Direct"(M5+ AI5+ 1800m) 初登
GIRI GIRI BOYS インドヒマラヤ・ナンダデビ山群カランカ北壁初登
10/10(?) コンラッド・アンカー、メルー北西壁、新ルートからの登頂断念
10/12 栗城史多、マナスル単独無酸素登頂
10/2? アメリカチーム、カンテガ北壁新ルートから登頂
10/2? 横山・佐藤ペア、カンテガ北壁新ルートからの登頂断念
10/28 フランスチーム、ヌプチェに南面新ルートから登頂
11/9(?) スティーブ・ハウス、マカルー西壁を断念
11/17 ガチャピン、ネパール・ヤラピーク登頂
11/? 松本CMC隊、テンカンポチェ北東壁(6500m) から登頂
11/25 イギリスペア、Kang Nachugo(6735m) をアルパインスタイルで初登

■ アルパイン
7/23-8/9 Silvia Vidal big wall climbing on Huascaran North, Peru
8/21 Lama and Verhoeven create Desperation of the Northface, Sagwand, Zillertal Alps
8/24 Update: Avalanche Takes Eight on Mont Blanc du Tacul
6/25-8/25 All the Alpine 4,000m
8/29-30 Swiss Redpoint Eiger's Hardest Free Climb
9/2 Alex Huber on Fire: Free Solo and New 5.14s
9/15 Belgians Climb New Bugaboos Free Route
? 明星山南壁 ジェイド JADE 9P 5.11a
9/17 レーニア山のスピード登頂記録が 3回塗り替えられる
9/21-30 アメリカペア、四姑娘山の南西稜を初登
9/29 イタリアペア、モンブラン山群で新ルート開拓
9月"Alps Project" でアルプスのクラシック峰からスキー滑降
9/25 - 10/5 フランスペア、Western Alps の 8つの北壁を継続登攀
11/26-28 アメリカペア、カナディアンロッキーの Mt. Chephren にある The Wild Thing をフリー化
11月 ジョスネ・ベネシアトゥ、カナダでアイス & ミックス三昧
12/1-9 パタゴニア・Cerro Torre に 6チーム・21人が登頂

■ フリー
7/21 Patxi Usobiaga has onsighted Home Sweet Home, 8c+ at Pierrot Beach
7/26 Czech Teenager Redpoints Seven-pitch 5.14
7/28 Echo Wall first ascent
7/30 Ramon Julian Puigblanque has done Realization
7/31 Shawn Diamond has climbed The Never Ending Story, Font 8B+
8/6 "FreeBASE": Dean Potter on the Eiger Nordwand
8/13 Ethan Pringle、Cobra Crack(5.14b/c) を第 3登
8/14-15 トーマス・フーバー、チマグランデの 2つの峰からベースジャンプ
8/26 Multi-Pitch 5.14 Action in the Alps
Erbesfield-Raboutou: 5.14a at Age 45
8/末 Rolando Larcher、マルモラーダに新ルート開拓
9/1 Another 8c+ from thirteen year old Flaugergues
> 9/6 Honnold Free-Solos Half Dome's NW Face
9/11 Sharma Redpoints Clark Mountain Project
9/12 Segal Strikes at the Cobra
9/13-19 イギリスペア、ベネゼエラのビッグウォールで新ルート開拓
9/19 吉田和正、コブラクラック断念
9/20 小山田大、Black Mamba 第 2登
9/20 松島暁人 Memento 第 5登
9/23 Joe Kinder Climbs Kryptonite (5.14d)
9/23 ポール・ロビンソン、ボルダーで驚異的な記録
9/26 Tyler Landman、クリス・シャーマ初登の課題を第 2登
9/28 小山田大、"Pain makes me stronger every day!" を第 3登?
9/28? Dave MacLeod、50m のボルダー課題を初登
9/29 James Pearson、E12 のスラブ課題を初登
10/1? Skyler Weeks、2.6m のランジ課題を初登
10/3 Toni Lamprecht、スペイン・マジョルカ島で DWS の新ルート開拓
10/5? Katie Brown、ヨセミテ・Half Dome のレギュラールートをオンサイト
10/6-10 ベルギーペア、ヨセミテ・El Capitan に新ルート開拓
10/11 Ethan Pringle、China Doll(5.14a) を第 2登
10/12 平山ユージ、Nose のスピード記録更新
10/12 萩原亜咲、ブラックホークタウン(v11)、女性初登
10/16-20 アレックス・プッチョ、5日間で v12 x 2、v11 x 1 を完登
10/22(?) アダム・オンドラ、Hotel Supramonte(5.13d/400m) をオンサイト
10/24 パチ・ウソビアガ、Action Direct(5.14d) を再登
10/28 ダニエル・ウッズ、The Fly(5.14d) を再登
10/28・11/2 The Promise(E10) 相次いで再登される
10/? 飯山・遠藤ペア、屋久島・障子岳南西壁に新ルート開拓
10/? 世界最難のランジルート、再登される
11/12 アレックス・オノルド、Gaia(E8/6c) をフラッシュ
?/? ディーン・ポッター、ヨセミテ・ロストラム・Alien Roof(5.12d) をフリーソロ
11/9 石渡健、名寄見晴岩にある吉田和正初登のハードラック・トゥー・ミー(5.14a) を第 4登
11/17 アダム・オンドラ、オーストリア・Schleier Wasserfall・Open Air(5.14d) を第 2登
11月 アメリカトリオ、UK グリッドストーンで記録ラッシュ
11/29 ダニエル・ウッズ、クリス・シャーマ初登のフエコ・Diabolique(8B) を第 5登
11/29 尾川智子、御嶽・虫(三段) を女性初登
11/30 アメリカのアレックス・プッチョ、4本目の V12 に成功
12/6 E10 のテストピース、The Promise 再登される
12/8 アメリカのリン・ヒル、フエコで V11/12 の課題に成功
12月頭 アレックス・ホノルド、El Capitan・El Nino をフリーアッセント
12/12 野口啓代、城山のリキッドフィンガー(5.13d) を完登
12月 クリス・シャーマ & ラモン・ジュリアン at スペイン
12/17 クリス・シャーマ、9b(5.15b) の課題を初登
12/19 スティービー・ハストン、52歳で 8c+(5.14c) のルートを RP

■ コンペ
8/8-9 Sharma, Puccio win SLC Comp
8/13 Bornholm Deepwater Climbing Festival
8/15-17 第11回 JOCジュニアオリンピックカップ
8/28-31 世界ユース選手権 速報 女子は2つの金メダル!!
9/6-7 Arco Rockmaster 2008
9/12-13 Climbing Worldcup Bern 2008
9/13 Austria Cup
9/19-20 Climbing Worldcup Imst 2008
9/26-27 Climbing World Cup Puurs 2008
9/27-28 TreX-Games 2008
10/3-5 チャレンジ!おおいた国体
10/31-11/1 第7回アジアユース選手権2008
10/31-11/2 Bouldering World Cup Moscow 2008
11/15-16 Climbing Worldcup Kranj 2008 で、野口啓代選手 3位
11/22 Five Ten カップ
11/22-23 安間佐千、European Youth Cup 2008 で優勝

■ 他
7/28 Yuji Hirayama - The Nose, big walls and bouldering
8/15 Publishing Follies
9/6 Rock&Snow 041
9/17 山野井泰史、熊に襲われ重傷
9月 Tin Shed
9月 Masters of stone VI
10/5 エベレスト上空からスカイダイビング成功
10/8 ヨセミテ・カリービレッジに岩雪崩直撃
10/10- AAC International Climbing Editors Summit
10/16 Alpinist誌休刊
10/30-31 JFA 北川の岩場において支点整備作業
10/31 クライミング Joy 創刊
11/7 日本のカランカチーム、第三回ピオレドールアジアを受賞
11/10 フランケンユーラの闇
11/10 Alpinist 売りに出される
11/12 高難度のトラッドルート一覧
12/6 ROCK & SNOW 042 発売
12月 JFA からのお知らせ 2点



やっぱりフリー関連の記事が多いです。

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良いお年を!!

今年は辛いことが本当に多い年でした。

そのため、かなり長いあいだ、隠遁生活を送っていましたが、引きこもっていても何も変わらず、自分の場合は動かないと駄目だということがよく分かり、クライミングは 11月からまた再開しました。もうちょっと頑張ってみようと思っています。



今年も 1年間、このブログを訪れてくれた皆さん、コメントを頂いた皆さんには大変感謝しております。勉強になりました。

色々とやろうと思っていたことはほとんどできていない状態ですが、せめて来年はもう少し読むに堪える文章を書いていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。


来年はいい年になることを祈って、皆様、良いお年をお迎え下さい。





 
 
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