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2010年3月 2日

Joshua Tree メモ 1

2/26
成田からロスへ飛ぶ。ロス到着は昼。ジョシュアツリー(Joshua Tree) まではロスから車で 3時間ほど。散々脅かされたロス市内の運転はそれほど怖いものではなく、さくっとハイウェイに乗れ、10号線を西へ。

"ジョシュアツリー" という単語は紛らわしく、"ジョシュアツリーの岩場" の西側の入口にある街の名前が本来のジョシュアツリー、岩場は正確にはジョシュアツリー国立公園になる。

ジョシュアツリーの街の山道具屋で不足しているギアやトポ、ガス缶を買い、隣街の 29 Palms のスーパーで食料と水の買出しをする。

夜は岩場へのアプローチが楽な Hidden Valley のキャンプ場で泊。典型的なアメリカのキャンプサイト。2週間分の申し込みを済ませる。キャンプ場は結構混んでいて、あいているサイトは皆無。

今日は完全に移動だけ。キャンプ場に着く頃はすでに 7時過ぎで真っ暗。星が綺麗に見えた。



2/27
夜半から風が強く吹き始め、朝方から。昼まで断続的に降り続け、一時キャンプ場がになり、テントの周りがになり焦る。

雨がやんでからは、日差しが強く、風も強かったため、岩はすぐに乾き、午後には登れる状態になったので、登りに行く。砂漠っぽくて素晴らしい。

まずはトポの地図を片手に、キャンプ場周辺をウロウロと散歩。Hudson RockPatagonia Pile などを見るも、いまいち登れそうなルートも無いので、キャンプ場に戻り、近くの Old Woman の岩で遊ぶ。

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キャンプ場

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キャンプ場

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Old Woman の岩場

Double Cross(5.7+ / OS)
簡単だけどとにかく長いハンドクラック。30m。終了点あり。

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Double Cross

Sexy Grandma(5.9 / OS)
すぐ脇のフェイスルート。スラブの感覚にまだ慣れていないので、悪く感じる。終了点あり。

Orphan(5.9 / OS)
ハンドからだんだん広くなり、最後はチムニー。終了点はないので、裏のルートの終了点を使って懸垂下降。

フリクションは全体的に良好。午後からも断続的に雨がパラパラと降っており、今日は終日天候不順。



2/28
昨日とは打って変わって快晴。ただ、風が強い。

今日は Echo Rock エリアへ。キャンプ場からは歩いて 10分ほど。

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Echo Rock

Touch & Go(5.9 / OS)
クラシック課題。ハンドクラックのテストピース。出だしのフィンガーがやや怖い。終了点はないため、裏から登って回収。

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Touch & Go

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Stichter Quits(5.7+ / OS)
スラブのクラシック課題。スラブを上がってからダイク沿いに登る。ヨセミテ・Halfdome の Snake Dike を思い出した。35m にボルト 4本。終了点あり。60m ロープではロワーダウンできないのでバックロープを引いて登る必要あり。

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Stichter Quits

Heart & Soul(5.10a / OS)
スラブとクラックの課題。面白いが、相変わらずスラブが怖い。クラックに移ってからは快適。終了点あり。

Pope's Crack(5.9 / OS)
ハンドクラックが気持ちいいルート。終了点は変な位置にある。人気ルートなのか順番待ちだった。

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Pope's Crack

m&m's plain(5.9 / OS)
当初は脇の m&m's Peanut(5.10a) に取り付くも、途中で行き詰まったため、脇に逃げてしまった。終了点あり。10a が登れなかった orz

帰りはキャンプ場を目指して帰ったつもりが、大いに迷い、10分で着くところを 1時間半近くさまよう派目に。方向確認はきちんとしよう。

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3/1
今日は穏やかな晴れ模様。風も無く過ごしやすかった。今日はWonderland North エリアの Hidden Dome へ。岩山の頂上にあるため、アプローチにでかいボルダーがゴロゴロしており、ルーファイが意外と大変。

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はるか遠くに雪山がちらり

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Hidden Dome。真ん中のクラックが Too Secret to Find

Calgary Stampede(5.8 / OS)
アップ。クラックだけどほとんどフェイス。終了点はないため、となりのルートを登って回収。

Tucson Bound(5.8 / OS)
完全にフェイス。上部でかなりランナウト。終了点あり。

Too Secret to Find(5.10b / OS)
今日のハイライト。岩塔の真ん中をスパッと走るクラック。脇のフェイスを使えるので見た目ほどは難しくないものの、30m と長いので充実する。終了点あり。

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Too Secret to Find

The Screaming Poodle(5.10c / x)
クラックとフェイス。核心はフェイス。核心のバランシーなムーブがこなせなかった orz 終了点あり。

最近は巨大に見える満月が非常に綺麗で何だか癒される。



3/2
今日も昨日と同様に穏やかな晴れ間が広がるクライミング日和。今日は Geology Tour Roadエリアの Star Wars Rock へ。

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左の奥が Star Wars Rock
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Star Wars Rock

Thumbs Down Left(5.9 / OS)
アップのつもりで取り付くも、出だしのワイドからガツンと来る。後半のハンドクラックはムーブもあって素晴らしい。

Light Sabre(5.10b / OS)
前半のフィンガーが核心。グレードの割にはやっぱり難しい。

Cedric's Deep Sea Fish Market(5.10d / OS)
今日のメイン。甘くて浅いシンハンドとタイトハンドのクラック。得意系だけど、これで 10d か・・・。

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疲れが溜まってきていたので、今日は早めに上がる。今日登ったクラックはどれもクラックらしい良課題でどれもお薦め。

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関連リンク
[climbing] joshua tree 日々の記録 part 1 (煙と馬鹿と俺)



2010年3月 3日

[観光]メキシコ

メキシコ料理を食べるならメキシコで食べた方が美味しいよね」という安直な理由でレストの日はメキシコに行くことに決定。

ジョシュアツリーからメキシコ国境までは200km弱。前日に国境付近のサンディエゴまで移動し適当なモーテルで泊。

翌日、車でメキシコ入り。当初は国境の駐車場に車を停め、徒歩で国境付近のメキシコの街・ティファナに入る予定だったのですが、ハイウェイを降り忘れ、そのまま入りました。国境はあっけないくらいノーチェック。観光目的で72時間以内の滞在であれば、特にビザ等はいらないとのこと。アメリカからカナダに入るのよりもゆるい。

メキシコに入ると、標識はスペイン語で全くわからず。しかも交差点はサークル制でさらによくわからず。スピードの表示はマイルからキロになってわかりやすいのですが。適当に流されるまま走るも、このまま運転を続けるのは危ない気もしたので、目に付いたショッピングセンターの駐車場に駐車。歩いて観光することに。

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特に目的も無く、市場を冷やかしたりしながら昼まで市内をぶらぶらと散歩。

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市場で生のサボテンをかじるがあまり美味しくない。オクラときゅうりを足して2で割った味。

市内は、建物や車の老朽化は目立つものの、アメリカの地方都市と雰囲気で大差はない感じ。ただ、店を覗いたり、通行人を眺めていると、やっぱり経済的には大変そうではありました。

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昼は散歩中に目星を付けていたメキシカンシーフードのお店へ。チェーン店のようで、観光客やグループでのお客さんがチラホラと入っていました。

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メニューを見てもさっぱりわからないので、適当にオーダー。エビを中心としたボリューム満点な料理がどっちゃり出てきて大満足。トルティーヤに巻いて適当に辛いソースをかけて、がぶっと一気に食べました。こういうメキシコ料理もあるんだな。とりあえず巻いとけばオーケーみたい。

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「メキシコ料理を食べる」という目的は果たしたので、あとは帰るだけ。入国は楽でしたが、出国が一苦労。ゲート手前から大渋滞で、出るまでに1時間30分ほどかかりました。

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皆さん商魂たくましくというか、生計を立てる手段なのでしょうが、渋滞の車の間を縫うようにして販売していた、押し売りの人たちがすごかった。足が無い人やケガをしている人を使い、同情を誘って寄付を募る車椅子の方たちもいました。インドと変わらないなぁ。強引な窓拭き集団もいたのですが、こちらは違法(?)のようで、警官が来たら、全員走って逃げてしまいました。

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入国審査はサクッと終わり、アメリカに入ってからは特に渋滞も無く、ジョシュアの街に戻り、買出しをしてからテントに帰幕。短時間でしたが、なかなかに面白い旅でした。



2010年3月 7日

Joshua Tree メモ 2

3/4
今日はキャンプ場周辺の岩場へ。

Outhouse Rock
キャンプ場から歩いて 3分。ほぼ目の前。

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Wise Crack(5.9 / OS)
アップ。ワイド部分が意外と面白かった。裏のルートの終了点を使うもロープがスタック。

Strawberry Jam(5.9 / OS)
アップ。途中のテラスからの出だしが少し悪い。終了点無し。

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Straight Flush(5.8 / OS)
これといった特徴なし。裏のルートの終了点使用。

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スタックしたロープを回収するために登る。

Intersection Rock
キャンプ場の入口にある目立つ岩。

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Intersection Rock 左が Left Ski Track

Left Ski Track(5.11a / 2RP)
今日のメイン。この岩で一番目立つライン。40m。終了点無し。5.3のルートを登って回収するのが無難。

出だしが核心で、ムーブを探ってるうちに滑って落ちた。勿体無い。少し休んでから 2便目を出して無事RP。核心を越えた上部は簡単なハンドクラックが延々と続き、クラックの楽しさを堪能しながら登れるものの、とにかく長い。

Jungle(5.9 / OS)
終了点の回収のために登るも、このルートの終了点が無いので、これまた回収に一苦労。さらに別のルートを登って回収。

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Intersection Rock南から



3/5
今日は Hemingway Areaへ。

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当初は Hemingway Buttress へ行くも、混んでいたので、裏の Lost Horse に回る。が、こちらも混んでいたので、再度 Hemingway Buttress に戻り、あいてるルートに取り付く。

このエリアはどのルートも 30mを越えるため、基本的にリード&フォローで登り、何箇所かある懸垂ポイントから懸垂下降。

White Lightning(5.7 / Follow)
特にこれといった特徴なし。途中ででかいチムニーに入る。終了点無し。

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Overseer(5.9 / OS)
アップ。上部のクラックが、露出感もあって面白い。終了点無し。

Prepackaged(5.10a / Follow)
核心にワンムーブあり。終了点無し。

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Scary Poodles(5.11b / x)
小川山のイムジン河を少し傾けた感じ。途中がプアプロで核心は突っ込めず。短い中にムーブが凝縮されていて、最後まで飽きさせず面白い。とりあえずムーブは解決したので帰るまでに RP しなくては。終了点無し。

このエリアは午後になると日陰になるのですが、日陰になった途端、みんなどこかへ行ってしまいました。



3/6
今日は Real Hidden Valleyエリアへ。アプローチが楽。

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The Thin Wall
アップ。簡単なルートが揃っているからか、講習会をやっていました。

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Peculiar Taste Buds(5.8 / OS)
特に無し。終了点無し。

No Calculators Allowed(5.10a / FL)
特に無し。終了点あり。

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The Sentinel
このエリアで一番でかい岩塊。星付きの高難度ルートが揃っている。

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Illusion Dweller(5.10a/b / OS)
今日のメイン。五つ星が付いたクラック。30m超で適度にムーブもあって面白い。しかも最後の最後のハング越えが核心でダメ押し。

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終了点はあるけど、60mロープではロワーダウンが大変。バックロープを引いてくか、フォローするのがベスト。

Sports Challenge Rock
近くの岩場へ移動してもう1本。

Clean and Jerk(5.10c / OS)
四つ星課題。ヒールフックのボルダームーブから始まり、後半は薄かぶりのハンドクラックが続いて楽しい。終了点無し。脇から歩いて回収。

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パートナーさんがお疲れ気味だったので、精を付けに下界へ。ハンバーガー屋でたらふく食べて戻りました。バンズがやや残念でしたが、とにかくパテがうまい。満足満足。

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3/7
寒い、天気悪い。朝の気温は 6度。断続的に雨がぱらつく。テントサイトのすぐ裏の岩場、The blob のルートをとりあえずアップで登る。

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?? (5.7 / OS)
簡単すぎる。

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すぐ脇にあった残置で懸垂した頃から雨が本降りになってきたので、今日はやめ。明日はレストなので、さっさとレストに切り替えました。

関連エントリー
Joshua Tree メモ 1 (2010/3/2)

参考リンク
[climbing] joshua tree 日々の記録 part 2 (煙と馬鹿と俺)



2010年3月 8日

[観光]グランドキャニオン

3/7
今回のレストでは、ラスベガスに行く予定でしたが、はからずも天候の関係で少し早いレストになったので、遠出をすることに。

目的地はグランドキャニオン。アリゾナの地図は買ってあったので、大体の見当をつけて出発。

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ジョシュア南のゲートから出たことがなかったので、I-10 に向かって豪雨の中、南へ車を走らせる。ゲートまで 50km近くあり、ジョシュアの広大さを実感する。23区入るんじゃない? クライミングの岩場はジョシュアのほんの一部であって、本当に狭いエリア。

I-10 に出てからはアリゾナの州都・フェニックスに向かってひたすら東進。300kmくらい? 天気は豪雨だったり、快晴だったりと忙しい変わりよう。虹もバンバン見え、1年分くらいの虹を見た感じ。天気の影響か、フェニックス近郊で多重衝突事故の現場を通過。気を付けねば。

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I-10 を東進

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フェニックスからフラッグスタッフに向かって今度は I-17 を北上。これまた 300kmくらい。後半は山道のワインディングロード。しかも雪まで降り出し、まさかの雪道で完全に想定外。タイヤはノーマルなので慎重に走ることに。

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I-17を北上

フラッグスタッフの街は完全に雪の中。ここからグランドキャニオン方面に伸びるショートカットもあるのですが、路面状況が不明だったため、I-40 を少し西に走ってから、64号線を北上することに。天候は粉雪がチラホラ舞うさむ~い状況。

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64号線を北上

グランドキャニオンまで行ってしまうと泊まる場所を探すのが大変そうだったので、30kmほど手前のヴァジェという街にあるローカルなモーテルに泊。

ただ、今日の嵐の影響で Wi-Fi が使えないとのこと。どうやら有線でネットを引いてるわけではない模様。携帯も圏外で完全に陸の孤島。ただ、Amazon の Kindle だけは何故かネットに繋げたので、メールのチェック。

ニュースによると、今日の天気は記録的な荒天だったようで、各地で被害があったようでした。



3/8
翌朝、雪はやんだものの、宿を出るときはどんよりとした空模様で、相変わらずの寒さ。ただ、走るに従って晴れ間も見え出し、グランドキャニオンに着く頃には青空が広がりました。

公園入口から適当に走ってたどり着いた Yavapai のビジターセンター駐車場に車を停め、ビューポイントへ。公園内は無料のシャトルバスが何種類か巡回しているようでしたが、よくわからなかったので歩いて行くことに。

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針葉樹林、雪、青空のコントラストが綺麗

Yavapai のビューポイントまではお土産屋さんから徒歩で10分ほど。ちゃんと駐車場もありましたorz 展望台のヘリまで歩いて行くと、突然視界が開けて例の雄大な景色が広がります。もうまさにアメリカという感じで、何の言葉も発せず。

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ジョシュアからはるばる 8時間以上掛けて来ましたが、その甲斐は十分ある雄大さでした。ビューポイント脇のビジターセンターではレンジャーの方がグランドキャニオンについて熱く語っていました。

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帰りも来た道を歩いて戻り、駐車場周辺のお土産屋さんを物色してからジョシュアへ向かって出発。

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アリゾナ土産は香辛料が充実

帰りは雪の影響もあるだろうし、山道を通るのは避けようとのことで、I-40 まで戻ってからは、東へは向かわず、西へ進みました。せっかくだからラスベガスにも寄ろうということになり、途中からは北東へ。

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基本的に荒野の中をひた走っているので、渋滞はまず無いのですが、ワンポイント、途中のフーバーダムだけは大渋滞。道が1本しか無いにもかかわらず、観光客でごった返す場所を横切る際に制限速度が大幅に落ちるのが原因。現在はバイパスを工事中のようでした。

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ラスベガスが近づくにつれ、ホテルの看板に "CASINO" の文字が目立つようになりました。中心街をさらっと車で流し、適当なお店でご飯を食べて帰ろうと思い、ラスベガスのダウンタウンの出口で降りるも、道路標識に誘導されるまま、いつの間にかフリーウェイに戻っていました??? 自分でも何が何だかわからない。

引き返す気力もなかったので、そのままジョシュアへ戻ることにして、今度は荒野の 95号線をひたすら南下。

ネバダ州からカリフォルニア州に入った途端に道が悪くなる。財政的な問題なのかな。

途中のマックの無料Wi-Fi を使って事務作業をしていたため、ジョシュアの街に着く頃はすっかり夜。閉店間際のスーパーで買い物をしてからキャンプ場に戻りました。

2日間で1500km近く走る旅でしたが、前回のメキシコに続き、今回も充実しました。



おまけ
海外のスーパーに行くと日本ではあまり目にしない食材や野菜を多々見かけます。いつもは手にすることはないのですが、今回は Twitterで盛り上がったこともあり、幾つか買ってみました。

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左からサボテン、カボチャ、アーティチョーク

サボテンはとげを取ってから千切り。生で醤油をつけて食べてみましたが、好きな味ではない。キュウリとオクラを足して 2で割った感じ。

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次にカボチャ。こちらは銀杏切りでスライス。

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半分に割るとこんな感じ

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バターで炒めてみましたが、日本のカボチャのようなほくほくした食感と甘さはなく、メロンのようなぬるっとした食感と甘さでした。

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結局、カボチャも千切りにして、サボテン、タマネギ、マッシュルーム、キャベツ、ハムを混ぜ、野菜炒めと野菜スープで食べました。

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最後にアーティチョーク。ゆでてマヨネーズ付けるだけというお手軽さのはずが、ゆで時間が足りなかったのか、いまいちな感じになってしまいました。

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2010年3月14日

[記録]Joshua Tree メモ 3

3/9
夜半から急激に冷え込み、寒くて何度も目を覚ます。今回はぺらぺらの夏用シュラフを持ってきてしまい、毎晩震えながら寝る始末で、完全に判断ミス。

あまりの寒さで、明け方にテントから出てみると吹雪!! 東の空には青空がちらちらと伺えるので、じきに回復するとは思うものの、とにかく寒い。

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午前中は、レスト中にできなかった洗濯をしに下界へ下りることに決定。ジョシュアの街へ出てコインランドリーへ。岩場周辺とは違い、下界は、日差しが肌に突き刺さりそうなくらいにいい天気。距離にして 20kmくらいなんですが。

洗濯の合間に、近くの Coyote Corner と Nomad Venture で買物。どちらもキャンプ用品やクライミングギアを扱っているものの、前者は土産屋、後者は山道具屋で商品の種類は全く違います。

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ついでに同じ並びの Cross Road Cafe で昼ご飯。もちろん頼んだのはハンバーガー。アメリカにしては珍しく、バンズがしっかりしており、全粒粉を使ったバンズは、これまたアメリカでは珍しい肉以外の食材が豊富なパテに負けておらず、バランスのいいハンバーガーでした。

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Jerry's Quarry
今日は有名なイクイノクス(Equinox / 5.12c) のある、Jerry's Quarry の岩場へ。

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日本出発時はこれをターゲットにする予定だったのですが、とても手が届く感じではなかったので、今回は鑑賞するだけ。とにかく文句なしに格好いいライン。また来ないとなぁ。

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Ali Shuffle (5.10b/ 2RP)
近くの岩で一番目立つライン。かぶったハンドから始まり、ワイドになり、最後はだめ押しのチムニーで 40m。アップのつもりで登りましたが、出だしから結構厳しく、ワイドセクションも予想以上に難しく、チムニーではズボンをずたぼろにされ、埃っぽい中で奮闘すること 20分、登り切ったときはヘロヘロながらも、かなり充実したクライミングとなりました。終了点なし。脇から歩いて下りました。

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時間もあまりなかったので、今日の自分はこれ 1本のみで終了。



3/10
今日は Wonderland of Rocksエリアへ。このエリアは本当に素晴らしかった!! Wonderlandという名前を裏切らないくらい無数の岩場が点在しており、歩いているだけで楽しい。

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当初は奥の方にある Bighorn Dome に行く予定だったのですが、途中で美味しそうなクラックを見てしまうと、とても我慢ができず、途中でつまみ食い。

Lenticular Dome
Mental Physics(5.7+ / OS)
岩塊の真ん中をずばっと走る格好いいライン。40mほどを気持ちよく登らせてもらいました。終了点あり。

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さて、今日の目的地である Bighorn Dome ですが、トポの地図を頼りに、奥地をうろうろと探し回るも、全く見当たらない。似たような岩塊ばかりで、判別不能。1時間近くさまようも、らちがあかないので今日はやめて別のルートを登ることに。

The Red Oberisk
来る途中で見かけた面白そうな岩。

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ルート名不明(5.10b / FL)
奇妙な穴が開いた特徴のあるフェイスというかスラブライン。微妙なスタンスにどきどき。終了点あり。

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The Red Oberisk (5.10a FL)
ボルト 3本と短いライン。これは見た目よりも簡単でした。終了点あり。

The Weenie
Weenie Roast(5.11a / x)
岩峰の真ん中にずーんと走るかぶったワイドクラック。存在感に惹かれたのでトライしましたが、オンサイトではムーブを解明できず、核心で力尽きました。

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Foolproof Tower
High Strung(5.9 / OS)
来る途中で見かけた岩に走る、遠目にもわかるくらい綺麗に走る 30mのクラック。クラックだけで登るとかなり充実します。終了点あり。

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今日、このエリアでは、散策中のおじさんに会ったのみでした。

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疲れがたまっていたので、夜は下界に下りてモーテルに宿泊。

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3/11
下界で朝食を食べ、29 Palms の入口付近にあるビジターセンターに寄ってから岩場へ。

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今日は Split Rocks エリアへ。

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この割れた岩が Split Rocks の目印

Future Games Rock
ルートがまとまっているため、行ってみた岩場。ただし、北面を向いているため、著しく寒い。

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Continuum (5.8+ ? OS)
壁の真ん中を貫いているライン。3つ☆。終了点なし。

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The Bendix Claws (5.11a / X)
スラブから始まり、途切れ途切れのフィンガークラックを繋いだ課題。出だしのスラブから難しい。クラックの箇所もストレニュアスで全くレストできないボルダームーブが続き、とても 11a という感じではない。何とか上には抜けたものの、とにかく難しかった。終了点なし。

昼になっても全然気温が上がらず、寒くなってきたので、日当たりの良い、キャンプ場そばの岩場へ移動。

The Old Woman
Dogleg (5.8 / Follow)
グレードの割に難しい。長いので充実する。終了点なし。裏のルートの終了点を使って懸垂下降。

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3/12
パートナーさんがマルチのルートに行きたいとの希望で、Wonderland of RocksAstro Dome へ。

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North Astro Dome
Figures on a Landscape (5.10b / 3P)
全部で 3ピッチのルート。トポを見ると 5つ☆。

1P目(5.10b / OS)
ランナウトするスラブ。アップもなしに取り付いたのでしびれた。グランドアップで開拓されているからか、ボルトの位置がたいてい核心の後。常にランナウト気味で、突っ込むのにかなりの勇気が必要でした。絶妙なライン取りに感嘆。

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2P目(5.10a / Follow)
フレーク気味のホールドを拾っていくフェイス。ホールドはでかいものの、もろい上にかなりランナウト。20mにボルト 1本。パートナーさんは途中でスタンスが崩壊し、7-8mほどロングフォールしてました。

3P目(5.9 / OS)
薄かぶりの短いハンドクラックを登って North Astro Dome の頂上へ。

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頂上からの景色がもう最高。見渡す限り岩岩岩で、ため息しか出ない。

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天気も良く、ほどよい気温が心地よかったので、しばしぼーっとして過ごす。

裏にある 5.4ほどのルートをクライムダウンし、岩沿いに歩いて取付に戻りました。

近くの岩でクラックをもう一本。

Foolproof Tower
Yogi The Overbear Direct(5.10c / OS)
出だしの浅いフィンガークラックが核心。ちょっと緊張するも、足が信用できたのでさくっと登れました。終了点なし。隣のルートの終了点を利用して懸垂下降。

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その後は、岩場を移動して、パートナーさんがまだ RP してないルートへ。さくっと RP して成長を感じておりました。

今日は帰国前最後の夜と言うことで焚き火を。下界で買ってきた薪を使ったのですが、これでもかというくらいに火がつかなく、ずたぼろになった化繊のズボンを投入して無理矢理燃やした感じになりましたが、2週間の思い出にふけりながら火を眺めていました。あー全然登れなかったなぁ。

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3/13
最終日。夜にはロスにいないといけないので近場へ。トポを眺めていると、近くにまだ行っていない岩場があり、Steve Canyon へ。

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The Orc(5.10a / OS)
ハンドクラックのいい課題。終了点なし。脇から回って回収。

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The Troll(5.11c / X)
確認したいことがあったので、トップロープを張って、スラビーなフェイスルートを登ってみました。ボルダームーブの連続で面白かった。

Sidewinder(5.10b / Follow)
パートナーさんのフォローで。トポに☆四つついているだけあって面白い。ただかなりラインは蛇行するので、プロテクションに注意。

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Fist Full of Crystals(5.10d / x)
ランナウト状態で核心に突っ込むのでムーブを解決できず。本当に難しかった。orz トップアウトできず、脇のチムニーから回って回収。

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なんだかしまらない感じで終わったものの、これにて 2週間のジョシュアツリーでのクライミングは終了。11台を 1本もオンサイトできずに厳しさを痛感しましたが、花崗岩の楽しさも強く実感できました。また来よう。

それにしても、2週間、ほぼ毎日違う岩場に行っていたのに、まだまだ行ってない場所があると言うことに驚き。どんだけ広いんだ?

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夜はロスへ。@shimizurodさんが仕事でロスに来ていることを Twitterで知ったので、連絡を取りあい合流。夕飯のお店からホテルまで予約していただき、感謝感謝。しかも食事にはゲストでスーさん(名塚さんの奥さん) も登場してびっくり。初対面でしたが、噂通りの凄い人でした。

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2010年3月22日

[記録]草津白根山

地元の方を交えて、今年も草津白根山に行ってきました。今年はスキーではなく歩きでのんびり雪山ハイク。

当初は 21日に入って渋峠を往復し、夜は芳ヶ平ヒュッテに宿泊、翌日のんびり下山する予定だったのですが、21日の天候が大荒れだったこともあり、日帰りに変更して歩いてきました。

草津白根ロープウェイで山頂駅まで上がり、スキー客で賑わうスキー場を尻目にオフピステへ。

圧雪された林道を、冬季閉鎖されている志賀草津道路まで、逢ノ峰をぐるっと廻る感じで出ると目の前に白根山が大きく見える。

白根山の麓ではカイトスキーをしているパーティが数名。初めて見ましたが、ハーネスのような物を付けてカイトと体を接続し、うまく操縦していました。山頂付近にも数名のスキーヤーが散見できました。

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今回は湯釜見学が目的なので山頂は目指さず、火口湖のヘリへ。斜面を登っているときはそれほどの風ではありませんでしたが、火口湖が視界に入った途端に強風。寒いこともあり、写真だけ撮ってさっさと撤退。

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振り返ると逢ノ峰

芳ヶ平に向かって斜面をトラバース気味に進む。雪は全体的に少なく、随所で岩が露出しており、雪面を選ばないとスキーでは厳しい。うっすらとトレースがあるのでトレースに沿って小屋を目指す。

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途中で噴煙が吹き出していたのでちょっと寄り道。蒸気は上がっているものの、お湯は沸いておらず、ただ硫黄臭いだけ。

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芳ヶ平小屋で名物のパスタと生ビールをいただく。相変わらずのおいしさ。今まで言った小屋で一番好きな山小屋かもしれない。今度はやっぱり泊まりで来たい。

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1.5時間ほど小屋でのんびりしてから草津スキー場を目指して登山道を下山。上のスキー場のゲートが16:30で閉まってしまうので、それまでに降りないと車が回収できなくなってしまいます。

スキーのトレースをツボ足でガシガシと下り、途中での常布の滝を覗いて1.5時間ほどで草津スキー場に到着。

草津で温泉に入ってから帰宅しました。

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GPSロガーでのログ



2010年3月23日

[記録]城ヶ崎・なが根

今日は@kawa_bozzさんと城ヶ崎・なが根でシュリンプ。

前回は隣のノートンを触った際に出血してしまい、肝心のシュリンプにはトライできなかったので、今回が初めてのトライ。

中間部の一番かぶっている箇所は濡れていたもののとりあえず触ってみる。

中間部の甘いシンハンドセクションが最初の核心。何度か核心の練習をしているうちに、ジャムは決められるようになってくるものの、傾斜がきついこともあり、足の処理に悩む。

3便目のトライで何とか中間部のムーブは決まり、最後の核心まで行けたものの、そこから先はプロテクションが取れないこともあり、ムーブは解決しないまま、この日は突っ込めず、トップアウトできないまま終了しました。

また来シーズンかな。

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2010年3月26日

[観光] 三宅島

昨年12月発売のロクスノに掲載されていた三宅島のクラックが気になっていたので、@kametiyuを誘って三宅島に行ってきました。

三宅島に行くにはフェリーか飛行機のみ。フェリーも条件が悪いと接岸できないことがあり、ほとんどが条件付き。

3/24
22:20に東京の竹芝桟橋を出発し、翌朝の5時に三宅島に到着。今回は阿古港(錆ヶ浜) に到着。予約をしてた宿(薄木荘) の主人が車で迎えに来てくれ、さくっと宿へ。天気はあいにくの雨。

宿で朝食を食べてから荷物の整理。ゆっくりと休んでから、宿の主人が岩場まで案内してくれるというので小雨が降る中、岩場へと向かう。

57年の溶岩流の噴火跡を歩く。黒々ゴツゴツの溶岩が、普段目にすることもないので、不謹慎かもしれないが新鮮。溶岩の上を歩くこと数分で突然目の前に砂浜と壁がどーんと広がる。右端の滝が不思議な感じ。

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岩質は城ヶ崎と同じ玄武岩、雰囲気も同じ。ただ下地は砂浜なので城ヶ崎よりも居心地がいい。

やや興奮しながら、ロクスノのコピーと Webからプリントアウトしたトポを片手に壁とにらめっこしつつルートの同定に励む。初めての岩場はやっぱり楽しい。

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やっぱりここぞと言うラインにはすでにルートが完成しているが、まだまだまだまだラインを引く余地はある。

見た目は脆そうだけど、岩は全体的にしっかりしている。ただし、所々に引っかかっている雰囲気の巨大な浮石が気になるところ。

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雨は降っているが、壁の給水力が凄いのか、下部はサラッとしていてほとんど濡れていない。どうやら乾くのも早そう。

波が高く、黒潮ウォールへは行けませんでしたが、1時間ほど PO壁を眺めてから宿に戻る。雨は降ったり止んだりでイマイチな天気。

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宿に戻ってから今後の予定を思案するも、雨が降っており、おまけに風も吹き出したので、今日のクライミングはあきらめ、観光モードに切り替える。

宿の主人から車を借りれたので、阿古港の観光協会で観光マップをもらって、近くのホテルの食堂で昼を食べつつ、観光計画を立てる。

阿古港にある沖倉商店が三宅島のクライミング情報に詳しいということを Twitterで知ったので沖倉商店に伺う。お店で @okikuraさんから三宅島の情報をいただくと共に、錆ヶ浜のボルダートポもいただく。

車で島を一周。神着(かみつき) にある島唯一のケーキ屋さん「フェニックス」でスイーツを食べつつ、置いてあった村の会報に目を通す。特に議事会の議事録が村が抱えている問題点をリアルに浮き彫りにしていて、読んでいて地方自治や観光のあり方について考えさせられた。

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さらに少し走って三宅島酒造。昔は芋焼酎を作っていたが、現在はサツマイモの収穫量が少なかったり、廃棄物の問題もあって、麦に変わったとのこと。三宅島名物の雄山一という焼酎。ただ、サツマイモを東京に持って行き、焼酎にしてもらい、芋焼酎もまた作っているのこと。

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近くで作っている牛乳煎餅も買って食べてみる。昔どこかで食べたことがある味。2000年の噴火の際には、牛の処理が大変だった話を伺う。そのため、現在は三宅島の家畜はゼロとのこと。

神着の、伊豆諸島最大の茅葺きの民家は雨が強かったため、簡単に写真だけ撮って退散。篤姫が寄ったことがあるらしい。本当?

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釜の尻海岸のボルダーも見る予定でしたが、いつの間にか走り過ぎていました。

そのまま、坪田の高濃度地区を通過し出発点の阿古地区へ。三宅島一周は約 30km、のんびり走って 1時間ほど。

雨が弱くなってきたので、錆ヶ浜ボルダーも覗いてみる。こじんまりと一箇所にまとまっている。相変わらず風は強いまま。

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夜は宿に戻ってご飯。大重丸ほどではないものの、魚尽くしでボリュームたっぷり。

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シイラのフライ、鯛の刺身、鯛のカマ焼き

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サツマイモを練りこんだ餅

夕方から風雨ともに強くなり、まるで台風。夜半まで建物が揺れるほどの風が吹き荒れていました。



3/25
日付が変わっても相変わらずの雨。風は収まっただけましかな。午前中は旅館で読書。昼になって食事を取りに外出。が、阿古港周辺の食堂はほとんどが 14時でランチは終了。旅館を出たのが遅れたこともあって、ほとんどの食堂が閉鎖気味。

閉店ぎりぎりで飛び込んだ味の味覚館でざるうどんを食べつつ、今後の予定を話しあうも特に案は無し。店のおやじさんが頑張っていていいお店です。店を出てから、昨日に続きフェニックスへ。ケーキを食べながら、コーヒーを飲みつつ結局読書な一日を過ごす。

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夜は相も変わらず豪勢。

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カツオの刺身、メジナの煮つけ、明日葉とイカのかき揚げ、亀の手の味噌汁

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ムロアジのくさや



2010年3月29日

[記録] 三宅島

3/26
ようやく晴れました。しかしながら風が強い一日でした。

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通常のアプローチも波が高く、砂浜に降りる箇所では、波が引いた隙を見て駆け抜けるというスーパーマリオ状態。

壁は昨日まで大雨が降っていたにも関わらず、比較的乾いていましたが、それでもやはりクラックは染み出しがひどく、乾いていそうなラインを選んで登ることになりました。

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MIYAKE INTRODUCTION(5.9 / OS)
この壁で一番最初に登られたルート。ところどころ染み出してはいるものの、フリクションは問題無し。長さもあって気持ちいい。砂っぽさもなく快適なライン。

波が高かったこともあり、ビレイヤーが波をかぶりそうでした。もちろんここより奥のルートは行くのも危ない状態なのでこの日は全く近寄りませんでした。

積木くずし(5.10a / OS)
途中が浮石かもしれないとのことでしたが、その辺はだましだましで登りました。

オスプレー(5.10c / RP)
出だしのムーブが面白く、最後まできの抜けないルートで、このエリアでは一押し。まだ全体的に砂砂ですが、クライマーが増えればそのへんも解消されるでしょう。

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海苔弁(5.11a / RP)
出だしのボルダームーブに散々悩みました。わかってしまえば、あとはさくっと登れますが、後半にもワンポイントあって楽しい。上部はまだ砂砂なので注意が必要。

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他のルートはまだ濡れていたので、新しいルートを開拓すべく、オスプレーの右のラインに取りついてみる。見た目は簡単そうなのですが、出だしから難しい。しかもプロテクションが全然取れず、最初からランナウトをしいられました。結局この日はトップアウトできず、ルートの掃除だけして終了。

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奥は御蔵島

夜は阿古港にある温泉、ふるさとの湯で入浴しました。綺麗な夕日を見ながら入浴でき、贅沢な時間を過ごせます。

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あおりイカの冷凍スライス、焼いたトビウオ、山芋のコロッケ

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味噌汁にはかんぱちの頭がどーんと



3/27
今日はすっかり波も穏やかになり、過ごしやすい一日でした。ただ朝晩はまだ寒い。

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アカコッコ(5.10a / OS)
初期に開拓されたルート。出だしがつるつるでちょっと怖いですが、ハンドジャム一本の素直なルートで登りやすい。

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イタチ返し(5.11a)
アカコッコ右のクラックにラインが引けそうだったのでトライ。ハング超えが見た目以上にきつい。フィンガージャムはバチ効きながらも、沖縄の具志頭並に核心がガビガビで指が痛くなります。指の残置にご注意。

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スーパーTsuchiyaの名物・のり弁


V字クッキー(5.11b R)
昨日トップアウトできなかった課題に再度トライ。今日はスムーズにトップアウトできました。上部はクラックで抜けたかったものの、無理だったのでやや右のフェイスにラインを取りました。

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スダジイ探し(5.10a R)
トップロープでラインを掃除してからトライ。出だしの 8mくらいはプロテクションが取れないので注意。途中にもろい箇所があるのでさらに注意。最後はオスプレーに合流。

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3/28
朝の気温が低かったので、午前中は近くのアカコッコ館に見学へ。常駐のレンジャーさんがつきっきりで三宅島の噴火の歴史や自然環境に関する丁寧な案内をしてくれます。これで 200円は安い。

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築穴パン(5.9)
アップでアカコッコ左のクラックにラインを設定しました。このエリアで一番簡単なライン。ハンドジャムの素直なルート。

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三宅島の名物・築穴パン


今日は波も低かったので午後から奥の黒潮ウォールへ行きました。アカコッコのすぐ先で、波が高かったり、潮が満ちてると直接は渡れない箇所があるのですが、一段上がればへつれます。

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この洞窟の奥が黒潮ウォール

まずは黒潮ウォールを散策。ルートが引かれているのはまだ右端のみ。そのすぐ先はちょっとした洞窟になっており、かぶったラインを数本引けそう。今日は染み出しが激しい状態でした。さらにその先の壁にも短いラインは引けそうですが、終了点をどうするかという問題点が残りそうでした。

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黒潮ウォール右

牛乳煎餅 良い煎餅 (5.10b)
黒潮一番と思って取り付いたら別のラインでした。出だしのフィンガークラック周辺は脆いので注意。

黒潮一番(5.10a FL)
砂っぽさも無く、すっきりしていてオススメルート。ちょっとしたハング越えが楽しい。

隣のオーストンヤマガラは出だしが濡れていたので、その隣のクラックにラインを設定しようとトライするも、砂が激しく、とりあえずこの日は掃除のみ。

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カラスバトマントル(5.10a)
最後に PO壁に戻り、亀ちゃんが MIYAKE INTRODUCTION の脇のクラックにラインを 1本設定。途中の岩に開いた穴が目印。最後まで左のクラックで登れます。途中のテラス、鳥の糞がスゴイ。

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カサゴの刺身と煮付け、シイラのフライ



3/29
あっという間に最終日。黒潮ウォールで、昨日掃除したラインを登ることに決めて出発。

モイヤーモイヤー(5.10a)
結局オーストンヤマガラは乾かなかったので、その隣のクラックを掃除しながら登りました。フェイスも使えるので見た目よりは簡単。

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スナーウォーズ(5.10d)
昨日掃除したライン。それでもまだ砂砂でしたが、登れました。ムーブが面白いのでオススメ。

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ここでタイムリミットの昼になってしまったので撤収。

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宿に戻って荷物を整理し、港まで送ってもらい、沖倉商店に挨拶をしてから帰京しました。

薄木荘と沖倉商店はクライミングに対して非常に理解していただいているとともに、地元に対してもアピールしてくださっているので、もし三宅島に行かれる際は是非立ち寄られることをおすすめします。

楽しい日々が過ごせたとともに、まだまだ開拓の余地がある場所なのでまた行きたいと思います。

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